JP2020119750A - 調光器および調光システム - Google Patents

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【課題】内部部品の温度上昇を抑制した調光器を提供する。【解決手段】ケース2の内部には、発熱部品51などの複数の回路部品が搭載された調光回路基板50が配設される。調光回路基板50は背面側のヒートシンク3の位置に対応して配設される。例えば、1つのヒートシンク3に対して2つの調光回路基板50が配設される。発熱部品51から発生した熱をヒートシンク3へ熱伝導し、ヒートシンク3から外気へ熱伝達することで、調光回路基板50の温度を低減させる。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、調光器および調光システムに関する。
スタジオや舞台などで用いられるスポットライトなどの照明器具の光度調整は調光器によって行われる。従来の調光器は、専用に設けられた調光盤室に設置した調光盤に照明器具の容量や出力に応じた数量の調光器を搭載し、照明器具を設置する場所まで調光器の出力線を延長して集中型の調光システムを構成していた。
しかし近年は、調光盤室のスペース削減などの観点から、制御部と調光部をケースに収納し、電源と制御信号を与えることで調光システムを構成する分散型の調光器が開発されている。
このような分散型の調光器においては、照明器具の近傍で使用されるため、照明器具から発生する熱を受け、調光器内部の温度が上昇してしまう虞がある。
特開2017−112124号公報
本発明が解決しようとする課題は、内部部品の温度上昇を抑制した調光器を提供することである。
実施形態の調光器によれば、上面もしくは上面と接する面の少なくとも二面にそれぞれ孔を備えたケースと、二面の孔のいずれか一方から他方に通り抜ける空気の流路上に配設される遮断器と、を有する。
実施形態によれば、調光器の内部部品の温度上昇を抑制することが期待できる。
第一の実施形態にかかる調光器の平面図である。 第一の実施形態にかかる調光器を図1に示すA方向から見た状態を示す側面図である。 第一の実施形態にかかる調光器を図1に示すB方向から見た状態を示す側面図である。 図2に示す調光器において正面パネルを取外した状態を示す側面図である。 第二の実施形態にかかる調光器の正面パネルを取外し図1に示すA方向から見た状態を示す側面図である。 第三の実施形態にかかる調光器の正面パネルを取外し図1に示すA方向から見た状態を示す側面図である。 第四の実施形態にかかる調光器の正面パネルを取外し図1に示すA方向から見た状態を示す側面図である。 第一第の実施形態にかかる調光器を照明器具と共に用いる照明システムの構造図である。
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1〜3に調光器1の外観を示す。調光器1は、スタジオや舞台などで点灯して用いられる例えばスポットライトといった照明装置を調光する際に用いられる調光器である。調光器1はケース2を備えている。本実施形態においてケース2は金属製の直方体形状をしており、上面10、正面20、側面30、下面40の各面を有している。しかし、ケース2はこの形態に限定されるものではなく、例えば樹脂性であっても良いし、多角柱形状でも良い。なお以下では、調光器1を上面10が上となるように水平面に静置した状態で方向を定義することとする。例えば、上方向は水平面から上面10に向かう方向、下方向は上方向と反対側の方向、水平方向は水平面に略平行な方向を示す。
ケース2の上部の上面10には、上面孔11が設けられている。上面孔11より、外部から調光器1に空気を取り込むことや、調光器1から外部に空気を放出することが行なわれる。本実施形態においては、上面孔11はケース2の端部側に設けられており、側面30の近傍に設けられているが、この形態に限定されるものではない。例えば、ケース2の中央部に上面孔11を設けても良い。
また、上面孔11の寸法は人間の指がケース内に入らない寸法の孔で構成されていることが好ましい。さらに、調光器1を例えばスタジオや舞台などで用いる場合は、紙吹雪などの演出部材が舞う空間に配設されるため、上面孔11は演出部材が入り込まない寸法の孔で構成されていることがなお好ましい。本実施形態においては直径約4mmの円形状の孔が約7mm間隔で複数設けられ、7個×21個の矩形配列をなしているがこの形態に限定されるものではない。例えば、人間の指が入らない寸法の矩形状の上面孔11を1つ以上設け、演出部材が入り込まない寸法の網目が設けられた図示しない保護部材で上面孔11を覆うような形態でも良い。
またケース2の上面10には、吊り下げ金具取付部12と落下防止ワイヤ取付部13が配設されている。ケース2の吊り下げ金具取付部12に取付けた例えばクランプといった吊り下げ金具をポール状の固定具に引っ掛け、調光器1を吊り下げることが可能となる。また、落下防止ワイヤ取付部13には落下防止ワイヤ14が取付けられ、補助的に落下防止ワイヤ14をポール状の固定具に通しておくことで、吊り下げた状態から調光器1が落下するリスクを低減することができる。本実施形態においては、上面10の長手方向の両端側に1つずつ吊り下げ金具取付部12と落下防止ワイヤ取付部13が配設されており、どちらの端部側においても落下防止ワイヤ取付部13の方が上面10の中央から離間する側に配設されている。
ケース2の正面20側には正面プレート26a、26bが取り付けられている。本実施形態では、正面プレートを26aと26bの2つに分割しているが、2つを合わせて1枚の正面プレートとしても良い。遮断器21はケース2の正面プレート26aからレバー部がケース2の外部へ突出するように配設されている。また、出力コネクタ22、調光信号入力コネクタ23、調光信号出力コネクタ24、操作部25はケース2の正面プレート26a、26bに取付けられている。
遮断器21は例えば配線用遮断器である。遮断器21は後述する電源コネクタ4と接続されるように配線された状態でケース2の内部に設けられた図示しない支持部材に固定され、レバー部が正面プレート26aから外部へ突出するように配設されている。遮断器21は高温環境下で使用した場合、本来遮断されるべき電流値よりも低い電流値で遮断される可能性があるため、周囲温度が低い場所に配設されることが望ましい。本実施形態においては、遮断器21の上方向に上面孔11、水平方向に後述する側面孔31が配設されており、上面孔11と側面孔31を通り抜ける空気の流路上に遮断器21を配設している。そのため、遮断器21周囲の空気が対流し、遮断器21の周囲温度の低下が期待できる。ただし、上面孔11と側面孔31を通り抜ける空気の流路上に遮断器21が配設されていれば良く、上面孔11や遮断器21の配置は本実施形態に限定されるものではない。例えば、上面孔11は遮断器21より側面孔31とは離間する方向に設けられても良い。
出力コネクタ22はケース2の外部より照明器具と接続され、調光器1から照明器具に調光電力を供給する。出力コネクタ22は正面プレート26aに例えばネジを用いて取付けられる。本実施形態においては、出力コネクタ22はケース2の中央部に8個配設されている。
調光信号入力コネクタ23aはケース2の外部より図示しない外部の入力機構と接続され、外部から調光信号を調光器1に入力する。調光信号入力コネクタ23aは正面プレート26bに例えばネジを用いて取付けられる。この外部から入力される調光信号は、例えばLANケーブルを介して入力されたり、RDM規格やDMX規格の信号がケーブルを介して入力されたりする。本実施形態では、LANもしくはRDM規格の信号入力用の調光信号入力コネクタ23とDMX規格の調光信号入力用の調光信号入力コネクタ23の2種類の調光信号入力コネクタ23を配設しており、複数の入力方式に対応することが可能だが、この形態に限定されるものではなく、例えばDMX規格の調光信号しか入力されない場合は、調光信号入力コネクタ23はDMX規格の調光信号用のみが配設される形態でも良い。
また、調光信号入力コネクタ23aはケース2の内部で入力制御部23bと接続される。入力制御部23bはケース2の上面10とは対向する下面に例えばネジを用いて取付けられる。この入力制御部23bはRDM規格の入力を受け付けるRDM入力部であったり、入力信号を制御する制御回路であったり、ノイズフィルタであったりする。ノイズフィルタを配設する場合は、ノイズフィルタは制御回路と遮断器21に接続されるように配線される。
調光信号出力コネクタ24は、調光信号がDMX規格であって、かつ複数台の調光器1を用いて連結調光制御を行う場合に用いられる。調光信号出力コネクタ24は正面プレート26bに例えばネジを用いて取付けられ、入力制御部23bと接続されるように配線される。N台目(Nは自然数)の調光器1の調光信号出力コネクタ24と、N+1台目(Nは自然数)の調光器1の調光信号入力コネクタ23を接続することで、連結した調光制御を行うことが可能となる。
操作部制御基板25bと一体に形成されている操作部25aでは状態の設定や表示が行われる。操作部25aが正面プレート26bから外部に露出し、かつ操作部制御基板25bがケース2の内部に位置するように、操作部制御基板25bが正面プレート26bに例えばネジを用いて取付けられる。本実施形態においては、操作部25aには7セグメントの表示機が3台配設されており、その周囲に状態設定を行なうボタンが4点配設されており、操作部25aでDMXアドレスの設定や、外部の調光信号を使用しない手元調光を行なうことが可能となっている。
外部から電源や信号が入力される遮断器21、調光信号入力コネクタ23aはケース2の端部に配設されることが望ましいが、調光信号入力コネクタ23aと接続される入力制御部23bに発熱部品が搭載される虞があるため、熱の観点から遮断機21と調光信号入力コネクタ23aは同じ側の端部に存在しないことが望ましい。さらに、調光信号出力コネクタ24も入力制御部23bに接続される点、操作部制御基板25bにおいても発熱部品が搭載される虞がある点を鑑みると、調光信号入力コネクタ23a、入力制御部23b、調光信号出力コネクタ24、操作部25a、操作部制御基板25bは熱の観点から遮断器21とは同じ側に存在しないことが望ましい。本実施形態においては、正面20側から見て、左側端部に遮断器を配設しているが、遮断器を右側端部に配設するように左右を入れ替えた形態で配設しても良い。
ケース2の水平方向に位置する側面30には、側面孔31が設けられている。側面孔31より、外部から調光器1に空気を取り込むことや、調光器1から外部に空気を放出することが行なわれる。本実施形態においては、側面孔31は側面30の上方向に設けられており、側面孔31より下部に電源となる商用電源を調光器1に入力する電源コネクタ4が配設され、電源コネクタ4には電源用配線5が接続される形態となっているが、この形態に限定されるものではない。例えば、側面30にて側面孔31の上方向に電源コネクタ4が配設される形態でも良い。
また、側面孔31の寸法は人間の指がケース内に入らない寸法の孔で構成されていることが好ましい。さらに、調光器1を例えばスタジオや舞台などで用いる場合は、紙吹雪などの演出部材が舞う空間に配設されるため、側面孔31は演出部材が入り込まない寸法の孔で構成されていることがなお好ましい。本実施形態においては直径約4mmの円形状の孔が約7mm間隔で複数設けられ、9個×15個の矩形配列をなしているがこの形態に限定されるものではない。例えば、人間の指が入らない寸法の矩形状の側面孔31を1つ以上設け、演出部材が入り込まない寸法の網目が設けられた図示しない保護部材で側面孔31を覆うような形態でも良い。
図1や図4に示すようにケース2の内部には、発熱部品51などの複数の回路部品が搭載された調光回路基板50が配設される。調光回路基板50は背面側のヒートシンク3の位置に対応して配設され、本実施形態では1つのヒートシンク3に対して2つの調光回路基板50が配設されている。例えば、発熱部品51から発生した熱をヒートシンク3へ熱伝導し、ヒートシンク3から外気へ熱伝達することで、調光回路基板50の温度を低減させる。そのため、ヒートシンク3と調光回路基板50は、ケース2の背面がその間に挟まれる状態で取付けられたり、ケース2の背面に設けた穴部を介して取付けられたりする。また、このヒートシンク3と調光回路基板50の取付では間に熱界面材料を挟んで取付けられても良い。
また、図4に示すように調光回路基板50に配設される発熱部品51は、遮断器21とは離間する箇所に配設されていることが望ましい。先述の通り、遮断器21は高温環境下で使用した場合に不具合が生じる可能性があるため、発熱部品51から空気を介して遮断器21へ伝達熱が伝わりにくい、または発熱部品51から遮断器21へ輻射熱が伝わりにくい構造とすることが望ましい形態となる。本実施形態では、正面20側から見たときに遮断器21と調光回路基板50が重ならず、遮断器21から側方にずれた位置に調光回路基板50が配設される構造となっている。このような構造とすることで、遮断機21と調光回路基板50の発熱部品51は離間して配設されるため、遮断器21は発熱部品51からの伝達熱や輻射熱の影響は受けにくくなる。しかし遮断器21と調光回路基板50の位置関係は本実施形態に限定されるものではなく、例えば、正面20側から見たときに遮断器21と調光回路基板50の一部が重なる構造となっていても、遮断器21と調光回路基板50の発熱部品51が重ならず離間する位置関係であれば、遮断器21は発熱部品51からの伝達熱や輻射熱の影響は受けにくくなるため、このような形態でも良い。
また図1に示すように、調光器1のケース2の正面20と対向する方向には、正面20と対向する方向の背面全体を覆うカバー6が配設されている。カバー6はヒートシンク3での空気の流れを完全に阻害しないように構成されることが望ましい。本実施形態においては、カバー6はヒートシンク3が配設されている部分は覆わないように穴が設けられた構造となっているが、空気の流れを完全に阻害しないのであれば、ヒートシンク3のフィンと平行な面や、ヒートシンク3の設置面と平行な面を覆っても良い。
図5に第二の実施形態の調光器1を示す。調光回路基板50と遮断器21の間に仕切り部60を配設している。仕切り部60は断熱部材で形成されることが望ましい。この仕切り部60により調光回路基板50の発熱部品51からの伝達熱や輻射熱が遮断器21側へ伝わりにくい構造となり、遮断器21とその周囲温度の上昇を抑制することができる。
次に、調光器1を実際に使用する際の動きについて説明する。スタジオや舞台などで例えばスポットライトといった照明装置を調光器1と共に使用する際は、図8に示すようにポール100に吊り下げた調光器1の下に照明器具102を設置し配線を行い、この状態で点灯し調光するシステムが構成される。ポール100は天井から吊り下げられる吊下げ式のポールであったり、2台の固定具の間を橋渡しするように配設されるポールであったりする。
調光器1をポール100に吊り下げる際は、ケース2の上面10の吊り下げ金具取付部12に取付けた例えばクランプといった吊り下げ金具101をポールに引っ掛け吊り下げる。また補助的に、ケース2の上面10の落下防止ワイヤ取付部13に取付けた落下防止ワイヤ14をポールに通しておくことで、吊り下げた状態から調光器1が落下するリスクを低減することができる。
照明器具102は例えばハロゲン電球を用いたスポットライトであり、点灯時には熱が発生する。そのため、照明器具102の上に配設されている調光器1は、この発生した熱を受けて温度が上昇し、調光器1の内部に配設されている耐熱温度が低い部品にて不具合が生じる可能性が高まる。なお本明細書では、部品の耐熱温度とは、各部品で推奨されている使用可能温度領域の上限値の温度とする。この耐熱温度が低いということは使用可能温度の上限値が低いため、低い温度で正常な動作を示さなくなるということを示す。
本実施形態においては、調光器1の遮断器21が最も耐熱温度が低い部品であり、自然に形成される空気の流路上に遮断器21を配設し、自然空冷により遮断器21とその周囲の温度を下げている。具体的には、調光器1のケース2の上面10に設けられた上面孔11と、上面10と接する側面30に設けられた側面孔31とを形成し、この上面孔11と側面孔31を通る空気の流路上に遮断器21を配設し自然空冷を行なっている。
本実施形態においては、図4に示すように、上面10に上面孔11を、側面30に側面孔31を配設し、この2つの孔を通る空気の流路70が形成される。この流路上に、調光器1に用いられる部品で最も耐熱温度が低い遮断器21を配設することで、遮断器21を自然空冷で冷却することが可能となる。また空気の流路70によって遮断器21周囲の空気を外部に押し出す流れが生じるため、遮断器21周囲の温まった空気が滞留せず、遮断器21とその周囲の温度上昇を抑制することができる。なお、本実施形態においての空気の流路70は図4に示した流れに限定されるものではなく、例えば空気の流路70の反対方向の流れであっても良い。
また空気の流路上に遮断器21と発熱部材51が存在した場合、発熱部材51から発生した熱をそのまま遮断器21へ渡し、温度が上昇してしまう虞がある。そのため、空気の流路上には発熱する部材が存在しない構造であることが望ましい。さらに、空気の流路上に配線などの流れを遮る部材が存在した場合、空気の流れが滞ってしまい、ケース2の外部へ空気を放出されず部品の温度が上昇してしまう虞がある。そのため本実施形態では、最も耐熱温度が低い遮断器21を上面孔11の下に配設し、遮断器21より側面30または側面孔31とは離間する方向に調光回路基板50の発熱部品51が存在する構成としている。この構成とすることで、空気の流路70の外に発熱部品51が存在し、空気の流路70によって発熱部品51の熱が遮断器21に伝わることを防ぐことができる。この構成とすることで、発熱部品51を空気の流路70外に配設することができるとともに、調光回路基板50の配線も空気の流路70の外側に配設することができるため、調光回路基板50の配線が空気の流れを遮ることがなく効率が良い。
本実施形態においては、上面10と上面10に接する側面30にそれぞれ孔を配設しておりこの形態が好ましい形態ではあるが、この形態に限定されるものではない。上面10もしくは上面10と接する面の少なくとも二面に孔が設けられれば良いため、上面10と上面10と接する面である正面20、正面20に対向する背面、側面30、側面30と対向する面、のうちの少なくとも二面に孔が設けられれば良い。例えば、上面10と正面20の二面や、上面10と正面20と側面30の三面に孔が設けられても良い。
また第二の実施形態では、図5に示すようにケース2の内部に仕切り部60を配設する。このときケース2の内部に配設される部品において、耐熱温度が低い部品とその他の部品を区分けするように仕切り部60を配設することが望ましい。またケース2の内部にて、耐熱温度が低い部品をケース2の片方の側に配設し、その他の部品を耐熱温度が低い部品を配設した片方の側とは反対方向に寄せるように配設し、仕切り部60を配設するためのスペースを設けるような部品配置としても良い。本実施形態においては、調光回路基板50を反対方向に寄せるように配設する際は、ヒートシンク3からはみ出る、もしくはヒートシンク3から外れた位置にならないようにヒートシンク3も反対方向に寄せるように配設しても良い。
本実施形態において、仕切り部60を配設した場合、調光回路基板50の方向へ空気が流れることを抑制し空気の流路70が限定されるため、遮断器21周囲の空気を効率的に外部へ放出することが可能となる。また、調光回路基板50の発熱部材51から発生した熱が遮断器21に到達する経路の大半を遮ることができるため、遮断器21とその周囲の温度上昇を抑えることができる。
さらに第三の実施形態では、図6に示すようにケース2の上面と対向する下面に板厚部90を配設する。調光器1の下部に照明装置を設置し点灯した際に、最初に熱が届く調光器1のケース2の下面を厚くすることにより、調光器1が熱を受けてもケース2の内部の温度上昇を抑制する効果が期待できる。第三の実施形態では、最も耐熱性の低い遮断器21に直下の下面に板厚部90を配設しているが、部分的ではなくケース2の下面全体が他の面より板厚となる構造でも良い。また板厚部90は金属で構成されていても良いが、熱伝導率が低い部材や熱容量が大きい部材が望ましい。
さらに第四の実施形態では、図7に示すようにケース2の上面と対向する下面に空気層を設ける。具体的には、ケース2の下面に下方に突出する支柱91を複数本配設し、この支柱に下面板92を取付け、このケース2と下面板92との間に空気層を設ける。この部分に空気層を設けることにより、調光器1の下部で照明装置を点灯した際に熱が調光器1に伝わりにくい構造とすることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 調光器
2 ケース
3 ヒートシンク
10 上面
11 上面孔
20 正面
21 遮断器
30 側面
31 側面孔
50 調光回路基板
51 発熱部材


Claims (3)

  1. 上面もしくは前記上面と接する面の少なくとも二面にそれぞれ孔を備えるケースと;
    前記二面の孔のいずれか一方から他方に通り抜ける空気の流路上に配設される遮断器と;
    を備えた調光器。
  2. 前記ケース内に発熱部品をさらに有し、この発熱部品は前記空気の流路外に配設されていることを特徴とした請求項1記載の調光器。
  3. 照明装置と;
    前記照明装置の上部に配設され、前期照明装置を調光する請求項1または2記載の調光器と;
    を具備したことを特徴とする照明システム。


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