JP2020119719A - スイッチ及び操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工程の複雑化を防止可能な光学接点を用いたスイッチ及び操作装置を提供する。【解決手段】光学接点23と、揺動する可動部材27と、外部からの押圧を受けて、可動部材27を押圧する押圧部材21と、光学接点23に電気的に接続する光学接点端子24とを備え、押圧部材21による押圧に伴う可動部材27の揺動にて光学接点23の光を遮蔽/透過することにより、回路を開閉するスイッチ2、及びそのようなスイッチ2を備える操作装置1として適用される。スイッチ2の光学接点23は、表面実装チップとして形成されており、光学接点端子24上に表面実装されている。【選択図】図5

Description

本発明は、光学接点の光を遮蔽/透過することで回路を開閉するスイッチ、及びそのようなスイッチを用いた操作装置に関する。
コンピュータ等の電子機器への入力装置として、マイクロスイッチ等のスイッチを備えたマウス等の操作装置が普及している。特に、昨今では、eスポーツと呼ばれるコンピュータゲームに使用するマウスに対して様々な特性が求められている。例えば、特許文献1には、マウスのスイッチとして適用可能なマイクロスイッチが開示されている。特許文献1に開示されているマイクロスイッチは、基板上にLED及びPTが取り付けられており、LEDから発せられ、PTが受光する光を、光透過柱を上下させて遮光することにより、スイッチとして機能する。このようなLED及びPT等の光学接点を用いたスイッチが注目されている。
中国特許出願公開第106849929号明細書
しかしながら、光学接点を用いたスイッチは、アキシャル部品として形成されたLED及びPTを基板に取り付けて製造されているため、組立工程が複雑化する可能性があるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、製造工程の複雑化を防止することが可能なスイッチの提供を主たる目的とする。
また、本発明は、そのようなスイッチを用いた操作装置の提供を他の目的とする。
上記課題を解決するために、本願記載のスイッチは、光学接点と、第1端側を揺動支点として第2端側が揺動する可動部材と、外部からの押圧を受けて、前記可動部材を押圧する押圧部材と、前記光学接点に電気的に接続する光学接点端子とを備え、前記押圧部材による押圧に伴う前記可動部材の揺動にて前記光学接点の光を遮蔽/透過することにより、回路を開閉するスイッチであって、前記光学接点は、表面実装チップとして形成されており、前記光学接点端子上に表面実装されていることを特徴とする。
また、前記スイッチにおいて、前記光学接点端子は、前記光学接点を表面実装すべく載置する凹部が形成されていることを特徴とする。
また、前記スイッチにおいて、前記光学接点は、複数の光学接点端子の間を渡すように載置されていることを特徴とする。
また、前記スイッチにおいて、前記光学接点端子は、外部からの押圧を受けて第1位置から第2位置へ移動する前記押圧部材が、第1位置に位置する場合に、押圧されていない前記可動部材の第2端側が当たる第1当接部位を有することを特徴とする。
また、前記スイッチにおいて、前記光学接点端子は、外部からの押圧を受けて第1位置から第2位置へ移動する前記押圧部材が、第2位置に位置する場合に、押圧された前記可動部材の第2端側が当たる第2当接部位を有することを特徴とする。
更に、本願記載の操作装置は、外部からの押下操作を受け付ける押下操作部と、前記押下操作部が受け付けた押下操作を外部からの押圧として伝達される前記スイッチとを備え、前記スイッチが備える前記光学接点の光の遮蔽/透過に基づく信号を出力することを特徴とする。
本願記載のスイッチ及び操作装置は、製造工程の複雑化を防止する。
本発明に係るスイッチ及び操作装置は、光学接点端子上に、表面実装チップとして形成された光学接点が表面実装されている。これにより、製造工程が複雑化することを防止する等、優れた効果を奏する。
本願記載の操作装置の外観の一例を示す概略斜視図である。 本願記載のスイッチの外観の一例を示す概略斜視図である。 本願記載のスイッチの一例を示す概略分解斜視図である。 本願記載のスイッチの断面の一例を示す概略断面図である。 本願記載のスイッチが備える光学接点及び光学接点端子の一例を示す概略斜視図である。 本願記載のスイッチが備える光学接点及び光学接点端子の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。 本願記載のスイッチが備える光学接点及び光学接点端子の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。 本願記載のスイッチの内部構造の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。 本願記載のスイッチの内部構造の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。
<適用例>
本願記載の操作装置は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)の操作に用いられるマウス等の操作装置として用いられる。また、本願記載のスイッチは、操作装置を含む様々な電子機器等の装置にマイクロスイッチとして用いられる。以下では、図面を参照しながら図面に例示された操作装置1及びスイッチ2について説明する。
<操作装置1>
まず、操作装置1について説明する。図1は、本願記載の操作装置1の外観の一例を示す概略斜視図である。図1は、本願記載の操作装置1を、パソコン等の電子機器の操作に用いるマウスに適用した例を示している。操作装置1は、操作者の指にて押下する操作を受け付けるマウスボタン等の押下操作部10、操作者の指にて回動する操作を受け付けるマウスホイール等の回動操作部11を備えている。なお、回動操作部11は、回動操作だけでなく、押下操作も受け付けるように構成されており、押下操作部10としても機能する。また、操作装置1には、パソコン等の外部の機器に電気信号を出力する信号線12が接続されている。なお、操作装置1は、信号線12を用いた有線通信に限らず、無線通信等の様々な通信方法により電気信号を出力することが可能である。
操作装置1の内部には、各押下操作部10及び回動操作部11毎に、後述するスイッチ2が収容されており、押下操作部10に対して押下操作をした場合、押下操作部10の内部の部位が、対応するスイッチ2を押圧する。スイッチ2は、押圧状況に基づく信号を信号線12から外部のパソコン等の電子機器へ出力する。
即ち、本願記載の操作装置1は、外部からの押下操作を受け付ける押下操作部10と、回動操作等の操作を受け付ける回動操作部11とを備え、更に内部にスイッチ2を備えている。そして、操作装置1は、押下操作部10及び/又は回動操作部11が受け付けた押下操作を外部からの押圧としてスイッチ2に伝達し、スイッチ2の動作に基づく信号を外部の電子機器へ出力する。
<スイッチ2>
次に、本願記載のスイッチ2について説明する。図2は、本願記載のスイッチ2の外観の一例を示す概略斜視図である。なお、本願明細書において、スイッチ2の方向については、図2に向かって左手前側を前、右奥側を後、上方を上、下方を下として表現するが、説明の便宜上の方向であり、スイッチ2の組込方向を限定するものではない。前述のようにスイッチ2は、操作装置1等の電子機器の内部にマイクロスイッチとして収容され、操作装置1の押下操作部10等の部位が受け付けた押下操作を外部からの押圧として受け付ける。
スイッチ2は、略直方体状をなす筐体20を備えている。筐体20は、下部のベース20a及び上部のカバー20bにて形成されている。筐体20の上面には、正面視で中央から左寄りの位置に、押圧部材21が挿通される長方形状の挿通孔200が開設されている。挿通孔200に挿通されている押圧部材21は、筐体20の外部からの押圧を受けて上方の第1位置から下方の第2位置までの範囲で上下に移動する部材であり、筐体20の上面からは、押圧部材21の上端が突出している。
更に、筐体20の下面からは、スイッチ2を基板等の外部の部材に固定する1本の接続端子22と、筐体20内に収容された後述する光学接点23(図3等参照)から延伸された4本の光学接点端子24とが突出している。接続端子22は、スイッチ2下面の左端側から下方へ突出している。光学接点端子24としては、スイッチ2下面の中央近傍から右端側にかけて、第1光学接点端子240、第2光学接点端子241、第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243が、この順に並んでいる。
このように形成されたスイッチ2では、操作装置1が受け付けた外部からの押下操作が、筐体20の外部からの押圧として押圧部材21に伝達される。押圧部材21は、外部からの押圧を受けて上側の第1位置から下側の第2位置へ移動し、外部からの押圧が解除されると下側の第2位置から上側の第1位置へ移動する。
次にスイッチ2の内部構造について説明する。図3は、本願記載のスイッチ2の一例を示す概略分解斜視図である。図4は、本願記載のスイッチ2の断面の一例を示す概略断面図である。図5は、本願記載のスイッチ2が備える光学接点23及び光学接点端子24の一例を示す概略斜視図である。図4は、図2に示すA−B線分を含む垂直面で切断した断面を前方からの視点で示している。なお、図4中で、破線の円で囲ったスイッチ2の内部構造の一部については、拡大して示している。図5は、光学接点23及び光学接点端子24を前方右斜め上からの視点で示している。
スイッチ2の筐体20内には、電気回路を開閉する接点機構を収容する接点室としての領域が確保されている。接点室の上面には、筐体20の外側から貫通する挿通孔200が開設されており、挿通孔200には、押圧部材21が挿通されている。
接点室内に収容された接点機構について説明する。筐体20の接点室内には、接点機構として、前述の光学接点23の他、第1係止片25、第2係止片26、可動部材27が収容されている。光学接点23は、接点室内の右下側に発光チップ230及び受光チップ231として左右に並べて配設されている。第1係止片25は、接点室内の左下側に配設されており、第2係止片26は、接点室内の中央下側に配設されている。第1係止片25及び第2係止片26並びに筐体20下方の接続端子22は、一体成型されている。可動部材27は、接点室内を左右に延びるようにして配設されており、第1係止片25及び第2係止片26にて係止されている。
光学接点23は、光を発する発光チップ230と、発光チップ230から発せられた光を受光する受光チップ231とを備えている。光学接点23の発光チップ230は、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等の発光素子230aを用いた表面実装チップとして形成されている。光学接点23の受光チップ231は、PD(Photo Diode :フォトダイオード)、PT(Photo Transistor:フォトトランジスタ)等の受光素子231aを用いた表面実装チップとして形成されている。発光チップ230は、扁平な直方体状をなし、側面の一部が扁平な半円状に突出し、突出した部位に発光素子230aが組み込まれている。受光チップ231は、扁平な直方体状をなし、側面の一部が扁平な半円状に突出し、突出した部位に受光素子231aが組み込まれている。発光チップ230から発せられた光を、受光チップ231が受光するように、発光チップ230の発光素子230aと、受光チップ231の受光素子231aとは向かい合う位置に対向するように配設されている。
光学接点23の発光チップ230は、光学接点端子24のうち左側に配設された第1光学接点端子240及び第2光学接点端子241の間を渡すようにして、第1光学接点端子240及び第2光学接点端子241上に表面実装されている。光学接点23の受光チップ231は、光学接点端子24のうち右側に配設された第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243の間を渡すようにして、第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243上に表面実装されている。
図6A及び図6Bは、本願記載のスイッチ2が備える光学接点23及び光学接点端子24の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。図6Aは、第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243上に実装された光学接点23の受光チップ231の実装箇所を拡大して示す概略斜視図であり、図6Bは、左方からの視点で示す概略側面図である。なお、図6A及び図6Bは、作図の都合上、上方向が図に向かって左側となるように図示している。第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243には、受光チップ231を載置するための凹部24aが形成されており、受光チップ231は、第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243の凹部24aに載置された状態で表面実装されている。発光チップ230を表面実装する第1光学接点端子240及び第2光学接点端子241も同様であり、発光チップ230を載置した状態で表面実装するための凹部24aが形成されている。光学接点端子24に凹部24aを形成し、凹部24aに光学接点23を載置して表面実装することにより、表面実装の際の位置決めを容易にし、載置部分における前後方向の厚みを薄くすることが可能となる。
図3、図4及び図5に戻って光学接点端子24について更に説明する。第4光学接点端子243の上部は、上方へ延伸し、左方へ向けて腕状に屈曲しており、第1光学接点端子240及び第2光学接点端子241の上方付近まで突出し、突出部分は、前方に折り曲げられ、可動部材27の右端側の可動当接部270が当たる第1当接部位243aとなっている。第1光学接点端子240の上部は、上方へ突出し、突出部分は、前方へ折り曲げられ、可動部材27の可動当接部270が当たる第2当接部位240aとなっている。可動部材27は、右端側の可動当接部270が、第1当接部位243a及び第2当接部位240aの間に入り込むように配設されている。そして、可動部材27は、押圧部材21により押圧されていない場合に、第1当接部位243aに対して下方から当接し、押圧された場合に、第2当接部位240aに対して上方から当接する。
第1光学接点端子240及び第2光学接点端子241を通じて発光チップ230に通電することにより、発光チップ230の発光素子230aが発光する。受光チップ231の受光素子231aは、光を検出した場合に通電状況が変化するため、受光による通電状況の変化に基づくオン信号を第3光学接点端子242及び第4光学接点端子243から出力する。
可動部材27は、接点室内において、左右方向に延びる板状をなすSUS等の金属製の部材である。可動部材27の左端側は、第1係止片25に係止され揺動支点271として機能する固定端となっている。可動部材27の右端側は、第1当接部位243a及び第2当接部位240aの間で自由端として移動する可動当接部270である。また、可動部材27の右端側は可動当接部270から下方へ向けて屈曲した略長方形状をなす遮光片272となっている。遮光片272は、法線方向が左右方向となるように形成されており、光学接点23の光が透過する略長方形状の透過窓273が開設されている。遮光片272は、光学接点23の発光チップ230の右方で、かつ光学接点23の受光チップ231の左方の位置に、発光チップ230及び受光チップ231から離隔した状態で、発光チップ230及び受光チップ231の間に入り込むように位置している。なお、可動部材27には、中央付近が打ち抜かれ円弧状に折り曲げられた復帰バネとして機能する付勢部274が形成されており、付勢部274の先端は、接点室内の中央近傍に形成された第2係止片26に係止されている。付勢部274は、押圧部材21の押圧に抗する反力を生じさせる。
このように構成された接点機構は、押圧部材21が外部からの押圧を受けて下方へ移動し、可動部材27を押下する。可動部材27が押下されることにより、可動部材27の自由端である右端側の可動当接部270が下がり、可動当接部270が第1光学接点端子240の第2当接部位240aに当たる。金属製の可動部材27の可動当接部270が、金属製の第1光学接点端子240の第2当接部位240aに衝突するようにして当たることにより、金属音が発生する。使用者は、可動部材27が光学接点端子24に当たることにより発生する金属音をクリック音として認識する。また、可動部材27の右端側が下がることにより、可動部材27の遮光片272が下がり、光学接点23の光が可動部材27の遮光片272に開設された透過窓273を透過し、回路が閉じるオン状態となって、オン信号を外部の電子機器へ出力する。
押圧部材21の押圧が解除されると、付勢部274の反力により可動部材27は上側へ付勢される。可動部材27が上側に付勢されることにより、押圧部材21が上方へ移動する。また、付勢部274により可動部材27が上側へ付勢されることにより、可動部材27の右端側に位置する可動当接部270が上がり、第4光学接点端子243の第1当接部位243aに当たる。また、可動部材27の右端側が上がることにより、可動部材27の遮光片272が上がり、光学接点23の光が遮光片272に遮断され、回路が開くオフ状態となる。
光学接点23、光学接点端子24及び可動部材27による回路の開閉について更に説明する。図7A及び図7Bは、本願記載のスイッチ2の内部構造の一例の一部を拡大して示す概略拡大図である。図7A及び図7Bは、可動部材27の遮光片272の近傍を拡大して示す概略斜視図であり、図7Aは、押圧部材21が第1位置に位置し、押圧部材21による押圧が解除されて回路が開いたオフ状態を示しており、図7Bは、押圧部材21が第2位置に位置し、押圧部材21が押圧して回路が閉じたオン状態を示している。
押圧部材21の押圧が解除されている場合、図7Aに示すように、可動部材27の遮光片272は上がっており、遮光片272の透過窓273は、発光チップ230の発光素子230aから受光チップ231の受光素子231aへ通じる光路から外れている。従って、発光チップ230の発光素子230aから発せられた光は、可動部材27の遮光片272に遮られるため、受光チップ231の受光素子231aに到達することはなく、回路は開かれたオフ状態となる。
押圧部材21が押圧された場合、図7Bに示すように、可動部材27の遮光片272は下がり、発光チップ230の発光素子230aから受光チップ231の受光素子231aへ通じる光路は、遮光片272に開設された透過窓273を通るようになる。従って、発光チップ230の発光素子230aから発せられた光は、可動部材27の遮光片272に開設された透過窓273を通過して、受光チップ231の受光素子231aに到達し、回路が閉じられたオン状態となる。
以上のような構成の本願記載のスイッチ2の製造に際しては、例えば、一枚の導電性金属板を、打ち抜き加工等のプレス成型をすることにより、1本の接続端子22及び4本の光学接点端子24の原型に打ち抜く。更に、打ち抜いた接続端子22及び光学接点端子24の原型に対し、フランジ加工等のプレス成型をすることにより、接続端子22及び光学接点端子24を成型する。そして、光学接点端子24上に光学接点23を表面実装し、押圧部材21及び可動部材27を含めてモールドし、筐体20内に収容することにより、スイッチ2を形成する。そして、形成されたスイッチ2を組み込み、操作装置1が完成する。
以上のように、本願記載のスイッチ2は、表面実装チップとして形成された光学接点23を、光学接点端子24に表面実装するので、製造工程が複雑化することを防止することが可能であり、これによるコストダウンを見込むことが可能である等、優れた効果を奏する。また、本願記載のスイッチ2は、表面実装チップとして実装することにより、小型化することが容易となる。また、光学接点端子24に、光学接点23を表面実装する場合、スイッチ2の製造者が、光学接点23の形成から表面実装、更にモールドによるスイッチ2の形成までの工程を管理することができる。従って、スイッチ2の製造者が、センサとなる光学接点23及び動作機構を一体的に品質管理し、動作特性のばらつきを抑制して品質を安定化することが可能である。なお、動作特性のばらつき抑制による品質の安定化は、出力の高速化を見込むことができる。このような安定した品質のスイッチ2は、eスポーツ用のマウス等の操作装置1に最適である。
また、本願記載のスイッチ2は、光学接点端子24に、光学接点23を実装するための凹部24aが形成されているため、表面実装の際の位置決めが容易であり、また、実装時のサイズを小型化することが可能である。
更に、本願記載のスイッチ2は、マウスの押下操作部10に対する押下操作に伴い、金属製の可動部材27が、金属製の光学接点端子24に当たって金属音を発生させる。これにより、使用者は、発生した金属音を心地よいクリック音として認識することができる。
更に、本願記載のスイッチ2は、可動部材27の右端側に位置する可動当接部270が、光学接点端子24の第1当接部位243a及び第2当接部位240aの間で動作する。これにより、可動部材27の可動当接部270の動作範囲を制限し、例えば、可動部材27の反り返りを抑制し、動作を安定化することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明は、以上説明したそれぞれの実施形態に限定されるものではなく、他の様々な形態に展開することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の技術範囲は、請求の範囲によって説明するものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、前記実施形態では、光学接点23として、一方の回路から発した光を他方の回路で受光する透過型の光学接点23の形態を示したが、本発明はこれに限るものではなく、反射型の光学接点23を用いる等、様々な形態に展開することが可能である。
1 操作装置
2 スイッチ
20 筐体
21 押圧部材
22 接続端子
23 光学接点
230 発光チップ
230a 発光素子
231 受光チップ
231a 受光素子
24 光学接点端子
24a 凹部
240 第1光学接点端子
240a 第2当接部位
241 第2光学接点端子
242 第3光学接点端子
243 第4光学接点端子
243a 第1当接部位
27 可動部材
270 可動当接部
271 揺動支点
272 遮光片
273 透過窓

Claims (6)

  1. 光学接点と、第1端側を揺動支点として第2端側が揺動する可動部材と、外部からの押圧を受けて、前記可動部材を押圧する押圧部材と、前記光学接点に電気的に接続する光学接点端子とを備え、前記押圧部材による押圧に伴う前記可動部材の揺動にて前記光学接点の光を遮蔽/透過することにより、回路を開閉するスイッチであって、
    前記光学接点は、
    表面実装チップとして形成されており、
    前記光学接点端子上に表面実装されている
    ことを特徴とするスイッチ。
  2. 請求項1に記載のスイッチであって、
    前記光学接点端子は、
    前記光学接点を表面実装すべく載置する凹部が形成されている
    ことを特徴とするスイッチ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスイッチであって、
    前記光学接点は、複数の光学接点端子の間を渡すように載置されている
    ことを特徴とするスイッチ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスイッチであって、
    前記光学接点端子は、
    外部からの押圧を受けて第1位置から第2位置へ移動する前記押圧部材が、第1位置に位置する場合に、押圧されていない前記可動部材の第2端側が当たる第1当接部位を有する
    ことを特徴とするスイッチ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスイッチであって、
    前記光学接点端子は、
    外部からの押圧を受けて第1位置から第2位置へ移動する前記押圧部材が、第2位置に位置する場合に、押圧された前記可動部材の第2端側が当たる第2当接部位を有する
    ことを特徴とするスイッチ。
  6. 外部からの押下操作を受け付ける押下操作部と、
    前記押下操作部が受け付けた押下操作を外部からの押圧として伝達される請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスイッチと
    を備え、
    前記スイッチが備える前記光学接点の光の遮蔽/透過に基づく信号を出力する
    ことを特徴とする操作装置。
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