JP2020119149A - 無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データ送受信量を可能な限り減少させ、無線機の電池寿命を大幅に伸ばすことができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信装置10は、少なくとも加速度センサ107を備える無線通信装置10であって、加速度センサ107が測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段106と、周波数スペクトルを送信する送信手段101とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法に関し、例えば、橋梁などの振動する構造物に固定設置されたセンサを内蔵した無線機と情報を蓄積、管理する機器からなるネットワークにおける、無線機に適用できる。
従来、振動する構造物(例えば、橋梁)に種々のセンサを設置し、構造物の健全性を測定する試みが数多くなされてきた(特許文献1参照)。例えば、加速度センサによる固有周波数の測定である。固有周波数とは、各構造物の長さ、太さ、重量などから定まる一定の周波数のことであり、衝撃を加えると特に固有周波数における振動が卓越して発生する。
構造物が劣化すると固有周波数が変化することが知られており、目視や他の方法による劣化検出よりも劣化の予兆を捉えることができると考えられている。
ところで、従来のセンサシステムでは、加速度センサが出力する加速度値を全て保存していた。振動の周波数を求めるためには加速度値をフーリエ変換する必要があり、多くの計算能力を必要としたためである。フーリエ変換の原理から、計測したい最大周波数の2倍以上の周波数(頻度)でデータを取得する必要があり、取得するデータ量は多くなる。従って、センサとデータ保存用の機器(多くの場合はパソコン)をケーブルで按続し、データを取得することが一般的であった。
一方で、構造物が存在する場所は屋外であり、多くの場合アクセスが容易ではない。橋梁であれば川の上であり、機器を設置できるのは車の走行がない裏側になる。このような場所にケーブルで接続する多くの機器を持ち込むのは困難である。また、センサ機器やデータ保存用の機器の動作には電源が必要となることも多いが、このような場所では電源の確保も困難である。
再表2017/064854号公報
近年の通信技術の発達により、小型の無線機とセンサ機器を電池で動作させることが可能となりつつある。
しかしながら、構造物の監視という特性上、無線機は電池駆動であっても年単位での動作が求められる。センサ値の取得は可能でも、大量のデータ送受信は消費電力が大きく困難である。
また、データを保存する機器の消費電カは大きく、多くの場合電源が必要となる。構造物の周辺では簡単に電源を確保し、風雨に耐えられる場所がないこともあり、設置コストが増加する原因となる。
そのため、データ送受信量を可能な限り減少させ、無線機の電池寿命を大幅に伸ばすことができる無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法が望まれている。
第1の本発明は、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置であって、(1)前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、(2)前記周波数スペクトルを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の無線通信プログラムは、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に搭載されるコンピュータを、(1)前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、(2)前記周波数スペクトルを送信する送信手段として機能させることを特徴とする。
第3の本発明は、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に使用する無線通信方法であって、データ演算手段及び送信手段を備え、(1)前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得し、(2)前記送信手段は、前記周波数スペクトルを送信することを特徴とする。
本発明によれば、データ送受信量を可能な限り減少させ、無線機の電池寿命を大幅に伸ばすことができる。
実施形態に係る無線機の内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係るデータ計測システムの全体構成を示す全体構成図である。 実施形態に係る無線機の特徴動作(データ演算)について示すフローチャートである。 実施形態に係る周波数スペクトルのピーク及び高さの一例を示す説明図である。 実施形態に係る周波数スペクトル(不要なピークを含む)の一例を示す説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明に係る無線通信装置、無線通信プログラム、及び無線通信方法の主たる実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)実施形態の構成
[全体構成]
図2は、実施形態に係るデータ計測システムの全体構成を示す全体構成図である。
図2において、実施形態に係るデータ計測システムは、無線機10(10−1〜10−n)、親機20、及びデータ保存装置30を有する。
図1において、各無線機10と親機20との間のネットワークはセンサネットワークSNである。一般的に、センサネットワークSNの通信方式は、特定小電力無線方式などに代表される低速な無線通信方式を適用することができる。例えば、IEEE802.11a/b/g/nなどに代表される無線ネットワーク規格、若しくは、IEEE802.15.4、Bluetooth(登録商標)などの無線通信方式であっても構わない。センサネットワークSNは、基幹ネットワークNTに比べ低速な通信方式である。
親機20、及びデータ保存装置30の間のネットワークは基幹ネットワークNTである。基幹ネットワークNTは、例えば、Internet又はEthernet(登録商標)である。基幹ネットワークNTは、無線回線であってもよいし、有線回線であってもよい。
データ計測システム1は、データ保存装置30が、親機20を介して、各無線機10のセンサデータを収集するシステムである。データ計測システム1は、主として、各無線機10、親機20及びデータ保存装置30を有して構成される。
[無線機]
無線機10は、主にセンサ、データ演算手段、及び通信手段を有する。無線機10は、1種類のセンサのみを有するようにしてもよいし、複数種類のセンサを有するようにしてもよい(この実施形態では、少なくとも加速度センサを備えるものとする)。また、同じ種類のセンサを複数個有するようにしてもよい。各センサが周期的にセンシングする周期(計測周期)は、センサの種類やシステム運用に応じて決めることができる。
無線機10は、内蔵しているセンサがセンシングしたセンサデータを、演算処理し、演算処理後のデータを親機20に送信する。なお、この実施形態において、無線機10は、例えば、橋梁等の構造物に固定する形で設置されているものとする。
[親機20]
親機20は、センサネットワークSNと、基幹ネットワークNTとの間でデータを中継する機能を有する。親機20は、各無線機10からデータを受信すると、各無線機10のデータを含む情報をデータ保存装置30に送信する。これにより、センサデータをデータ保存装置30に与えることができる。
[データ保存装置]
データ保存装置30は、親機20を介して、各無線機10からセンサデータを含む情報を収集し、各データを保存(蓄積管理)する。なお、変形例として、親機20及びデータ保存装置30の装置が一体化した構成としても良い。
[無線機の内部構成]
図1は、実施形態に係る無線機10の内部構成を示す内部構成図である。
図1において、無線機10は、送信手段101、受信手段102、データ転送手段103、データ受信手段104、データパケット生成手段105、データ演算手段106、及び加速度センサ107を有する。
本実施形態に係る無線機は、その各部をハードウェアによって構成しても良く、また、一部の構成についてはソフトウェア的に構成しても良い。
送信手段101は、後述するデータパケット生成手段105で生成されたパケットを親機20(又は他の無線機10)へ送信するものである。
受信手段102は、親機20(又は他の無線機10)が送信したパケットを受信するものである。
データ転送手段103は、受信したパケットが自分宛ではなかったとき、又は自身がデータを発生したときに転送先を決定するものである。
データ受信手段104は、自分宛のパケットを処理するものである。例えば、データ受信手段104は、親機20からセンシングデータの送信を指示する旨のパケットを受信した場合、加速度センサ107による測定制御を行う。
データパケット生成手段105は、データ演算手段106で処理されたデータをパケット化(パケットに分割)する機能部である。
データ演算手段106は、加速度センサ107が計測したデータに対して、所定の演算処理を行うものである。処理後のデータは、データパケット生成手段105に供給される。データ演算手段106の詳細は動作の項で述べる。
加速度センサ107は、橋梁等の構造物にかかる計測対象物理量をセンシングするものである。また、加速度センサの他に、温度センサ、湿度センサ、振動センサ、赤外線イメージセンサ等、様々な種類のセンサを用いても良い。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態のデータ計測システム1の動作を、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態ではデータ計測システム1を構成する各無線機10のデータ演算の処理について特徴が存在するので、以下では、無線機10のデータ演算の処理を中心に説明を行う。
[無線機の特徴動作]
図3は、実施形態に係る無線機10の特徴動作(データ演算)について示すフローチャートである。
データ演算手段106は、加速度センサ107が計測した一定の時間の加速度データを保存し、その後、保存したデータに対してフーリエ変換を行い、(ある時刻における)周波数スペクトルを得る(S101)。
データ演算手段106は、上述のステップS101の処理を繰り返し、得られた周波数スペクトルを時間的に平均化する(S102)。上述のステップS101の処理を繰り返す回数は事前に指定するか、又は周波数スペクトルに変化がなくなったときに取得を終了する構成としても良い。
データ演算手段106は、上述のステップS102の処理で得られた周波数スペクトルから、ピーク値を取り出す(S103)。また、データ演算手段106は、そのピークの高さも併せて出力する。
ここで、周波数スペクトルのピークとは、前後のデータよりも数値が大きいものである。また、ピークの高さは、ピークから周波数を、(1)より高いピーク、又は(2)周波数スペクトルの終端まで、前後に移動させて算出する。例えば、移動後の点と元のピークとの間におけるスペクトルの最小値を求める。最小値の算出候補は、スペクトルの終端、又は途中の谷のいずれかが基準となる。データ演算手段106は、2つの最小値のうち、大きい方とピークとの差を高さとする。
図4は、実施形態に係る周波数スペクトルのピーク及び高さの一例を示す説明図である。
各ピーク(P1〜P3)から下に伸びている矢印がそれぞれの高さ(H1〜H3)を示す。例えば、ピークP2の高さH2は、より高いピークであるP3まで移動させたと仮定すると、途中の谷である基準S2が基準となる。そうすると、ピークP2の高さH2は、ピークP2から基準S2を差し引いた値(矢印部分)がその高さとなる。
一方、ピークP1は、より高いピークが存在しないため、周波数スペクトルの終端まで、前後に移動させて算出することになる。即ち、ピークP1の高さH1は、ピークP1から終端(基準S1)を差し引いた値(矢印部分)がその高さとなる。
データ演算手段106は、上述のステップS103の処理で、得られたピーク値と高さから、不要なピークを除去する(S104)。
ここで、フーリエ変換の結果得られるスペクトルにはサイドロープと呼ばれる離散化に伴って発生した細かいピークが多数存在するのが一般的である。図5は、実施形態に係る周波数スペクトル(不要なピークを含む)の一例を示す説明図である。
図5において、例えば、矢印Aで示した小さな凹凸がサイドロープである。このようなピークは実際(無限に長い時間、非常に高周期でサンプリングした場合)には存在しない上に、ピークの分析においてはノイズとなる無意味な情報であるため、削除する。削除方法としては、種々様々な方法を適用できるが、例えば、周辺のピークとの高さの比率が一定値以下の場合にはサイドロープであると判断して削除する方法などが考えられる。
データ演算手段106は、過去(前回)のS104の処理の結果(又はステップS103の処理の結果)を保持しており、その過去の結果と今回の結果が異なるか否か判定し(S105)、異なる場合のみ演算したデータ(ピーク情報)を出力する(S106)。過去と現在のデータの差異は、例えば、顕著な差異(所定値分のズレ)がある場合のみ、異なると判定する。
ここで、上述のステップS101〜S106の処理の或る時点でデータを出力(親機20に送信)する場合、以下のような動作例となる。
第1の動作例として、無線機10は、上述のステップS102の処理により得られた周波数スペクトルを送信する。この場合、加速度センサ107の動作周波数の半分が最大周波数、上述のステップS101の処理で用いたデータ数の半分が周波数スペクトルサンプル数(周波数0〜最大周波数を区切るデータ数)となる。
第2の動作例として、無線機10は、上述のステップS103の処理により得られたピーク値とその高さを送信する。
第3の動作例として、無線機10は、上述のステップS104の処理により得られた不要なピークを除去した後の残ったピーク値とその高さを送信する。
第4の動作例として、無線機10は、上述のステップS105及びS106の処理により得られた出力を送信する。
まとめると、第4の動作例(最適な構成例)が最も送信するデータ量が減少し、第4の動作例に近づくほど、送信されるデータ量が減少することになる。なお、最もデータ減少量が少ない第1の動作例でも、従来(そのままセンシングデータを送信する)に比べれば有利な効果を奏する。
[データ保存装置の特徴動作]
データ保存装置30では、親機20を介して、無線機10から送信されたパケットを受信し、毎回複数のピーク値とその高さが収集される。異常を検知するためには、データ保存装置30はそれぞれのピークが以前のどのピークに対応するのかを求める必要がある。
次に、データ保存装置30は、ピークデータの中から多くの測定時にピークが得られているデータを固有周波数として抽出する。
次に、データ保存装置30は、抽出したピークデータの周波数の変化を検知し、異常か否かを判定する。ピーク周波数は、劣化以外に、温度などによって変化することが知られており、劣化以外の原因も加味してピーク周波数が変化しているか否かを判定する必要がある。
また、データ保存装置30は、複数の無線機10からデータを受信している場合には、無線機10毎に結果を求めることになる。複数の無線機10が同一の構造物に取り付けられている場合には、無線機10毎の結果を統合し判断することで、より正確な判断が可能となる。
(A−3)実施形態の効果
本実施形態によれば、無線機10がデータ演算手段106を備え、データ送信前に、データ保存装置30の処理で不要なデータを削除することにより、送信データ量を減らすことが可能となる。つまり、構造物に設置した無線機10の電池寿命を延ばすことができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態では、上述のステップS101の処理において、データ演算手段106は、加速度データ値の最小値、最大値を求め、振動の有無を検出しても良い。データ演算手段106は、振動がないと判断した場合には、フーリエ変換以降の動作を行わず、データを破棄する。これは、振動がない場合には固有周波数における振動が見られないか、微少で検知できないため、以降の計算、通信などが無駄になるためである。また、これらに要する電力も無駄となる。無駄を削減することで無線機10の電池寿命を延ばすことができる。
(B−2)データ保存装置30の機能(ピーク周波数が変化しているか否かを判定し、異常を検知する機能)は、無線機10又は親機20が備えていても良い。
1…データ計測システム、10…無線機、20…親機、30…データ保存装置、101…送信手段、102…受信手段、103…データ転送手段、104…データ受信手段、105…データパケット生成手段、106…データ演算手段、107…加速度センサ、NT…基幹ネットワーク、SN…センサネットワーク。
第1の本発明は、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置であって、(1)前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、(2)前記周波数スペクトルを送信する送信手段とを備え、(3)前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データから、最大値及び最小値を求めることで、振動の有無を判断し、振動がないと判断した場合には、前記所定の演算を行わずデータを破棄することを特徴とする。
第2の本発明の無線通信プログラムは、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に搭載されるコンピュータを、(1)前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、(2)前記周波数スペクトルを送信する送信手段として機能させ、(3)前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データから、最大値及び最小値を求めることで、振動の有無を判断し、振動がないと判断した場合には、前記所定の演算を行わずデータを破棄することを特徴とする。
第3の本発明は、少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に使用する無線通信方法であって、データ演算手段及び送信手段を備え、(1)前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得し、(2)前記送信手段は、前記周波数スペクトルを送信し、(3)前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データから、最大値及び最小値を求めることで、振動の有無を判断し、振動がないと判断した場合には、前記所定の演算を行わずデータを破棄することを特徴とする。

Claims (8)

  1. 少なくとも加速度センサを備える無線通信装置であって、
    前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、
    前記周波数スペクトルを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記データ演算手段は、前記周波数スペクトルからピーク周波数と高さを算出し、
    前記送信手段は、少なくとも1以上のピーク周波数と高さを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記データ演算手段は、前記周波数スペクトルから周辺のピークとの高さの比率を用いて、不要なピークを除去し、
    前記送信手段は、前記不要なピークを除去後の、少なくとも1以上のピーク周波数と高さを送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記データ演算手段は、過去のピーク周波数を保持し、過去のデータと今回算出されたデータとの間に顕著な差異が存在するか否か判定し、
    前記送信手段は、前記データ演算手段により、過去のデータと今回算出されたデータとの間に顕著な差異が存在する場合のみ、ピーク周波数と高さを送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の無線通信装置。
  5. 前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データから、最大値及び最小値を求めることで、振動の有無を判断し、振動がないと判断した場合には、前記所定の演算を行わずデータを破棄することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 前記データ演算手段は、他の無線通信装置から受信した前記周波数スペクトル又はピーク周波数とその高さを保存し、保存した複数のデータから同一のピークを検出し、得られた同一ピークから異常値を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に搭載されるコンピュータを、
    前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得するデータ演算手段と、
    前記周波数スペクトルを送信する送信手段と
    して機能させることを特徴とする無線通信プログラム。
  8. 少なくとも加速度センサを備える無線通信装置に使用する無線通信方法であって、
    データ演算手段及び送信手段を備え、
    前記データ演算手段は、前記加速度センサが測定した一定時間の加速度データに対して、フーリエ変換を含む所定の演算を行い、周波数スペクトルを取得し、
    前記送信手段は、前記周波数スペクトルを送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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