JP2020071651A - 異常点検システムおよび異常点検方法 - Google Patents

異常点検システムおよび異常点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】点検対象設備の異常を検知することができる、異常点検システムを提供すること。【解決手段】点検対象設備2から測定される物理量に基づいて点検対象設備の状態を判定する異常点検システム1は、点検対象設備の物理量を測定し、測定した物理量を解析することにより点検対象設備の状態に関して第1判定結果を作成する複数の無線子局10と、各無線子機と通信可能に設けられ、各無線子機からの第1判定結果を解析することにより、点検対象設備の状態に関する第2判定結果を出力するデータ収集装置30とを備え、データ収集装置は、各無線子機のうち異常を示す第1判定結果が取得された判定対象無線子局について、判定対象無線子局の所定範囲内に配置される他の所定の無線子局から取得された他の第1判定結果と判定対象装置から取得された第1判定結果とを照合することにより、第2判定結果を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、異常点検システムおよび異常点検方法に関する。
発電プラント、化学プラント、鉄鋼プラントなどの現場では、作業員が設備の稼動音を聞いて正常かどうかを判断することがある。しかし、異音を聞き分けることができるためには、経験が必要である。さらに、広い現場をあちこち歩き回って耳で点検するため、作業員の負荷も大きい。しかも近年では、熟練作業員の高齢化が進み、新たな作業員の確保も難しい。そこで、特許文献1に記載のように、監視対象物の音響データをマイクロフォンで検出し、監視対象物から離れた場所の監視処理装置へ無線伝送するシステムが提案されている。
特開2009−273113号公報
特許文献1に記載の従来技術では、監視処理装置は、現場の監視装置から受信した音響データから周波数スペクトルを算出し、ニューラルネットワークモデルにより監視対象物の異常発生を検知する(特許文献1 段落0066)。しかし、発電所やプラントなどの現場設備では、マイクロフォンが監視対象物以外の周囲の音まで検出してしまうため、監視対象物で生じる異音のみを検知する事は難しい。
また、プラントの現場設備にいわゆる後付けでセンサ装置を設置する場合、有線の電源を得ることが難しい。したがって、センサ装置は内蔵電池を動力源として作動するため、消費電力の大きい処理を実行すると、すぐに電池が切れてしまい、電池交換の頻度が高くなり、使い勝手が低い。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、消費電力を低減しつつ、点検対象設備の異常を検知することができる異常点検システムおよび異常点検方法を提供することにある。
本発明の一つの観点に従う異常点検システムは、点検対象設備の物理量を測定し、測定した物理量を解析することにより点検対象設備の状態に関して第1判定結果を作成する複数のセンサ装置と、各センサ装置と通信可能に設けられ、各センサ装置からの第1判定結果を解析することにより、点検対象設備の状態に関する第2判定結果を出力するデータ収集装置とを備え、データ収集装置は、各センサ装置のうち異常を示す第1判定結果が取得された判定対象センサ装置について、判定対象センサ装置の所定範囲内に配置される他の所定のセンサ装置から取得された他の第1判定結果と判定対象装置から取得された第1判定結果とを照合することにより、第2判定結果を出力する。
本発明によれば、センサ装置の第1判定結果が異常を示す場合には、データ収集装置が他の所定のセンサ装置からの第1判定結果と照合するため、点検対象設備の異常の検知精度を向上させることができる。
点検対象設備および無線子局の配置図。 第1実施例に係る異常点検システムの全体説明図。 第1実施例に係る異常点検システムの全体の処理を示すフローチャート。 第1実施例に係る無線子局の処理を示すフローチャート。 無線子局の解析部の処理を示すフローチャート。 無線親局の処理を示すフローチャート。 データ収集装置の処理を示すフローチャート。 データ収集装置の異常検知部の処理を示すフローチャート。 点検対象設備の検知可能範囲の説明図。 第2実施例に係る異常点検システムの全体説明図。 第2実施例に係る異常点検システムの全体の処理を示すフローチャート。 第2実施例に係る無線子局の処理を示すフローチャート。 判定対象無線子局の第2処理および無線親局の第2処理を示すフローチャート。 データ収集装置の第2処理を示すフローチャート。 データのフォーマット例。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態では、以下に詳述するように、プラントなどの現場設備で発生する音(稼働音)データを収集し、収集した音データを解析し、現場設備の状態を判定する。
なお、以下の説明では、現場に配置された複数の無線子局(センサ装置)のうち、判定対象の無線子局のことを「判定対象無線子局」と呼ぶ場合がある。「他の所定の無線子局」は、各無線子局の内の判定対象無線子局以外の無線子局であり、判定対象無線子局から所定範囲内に設置される無線子局である。「第1判定結果」は、判定対象無線子局が作成した第1判定結果である。「他の第1判定結果」は、他の所定の無線子局が作成した第1判定結果である。
本実施形態では、後述のように、無線子局10にマイク11を設け、一定時間ごとにマイク11を起動させ、点検対象設備2の稼動音を収集させる。無線子局10は、収集した稼動音データを解析し、点検対象設備2の状態を示す第1判定結果として、データ収集装置30へ向けて送信する。データ収集装置30は、第1判定結果が異常である場合には、他の所定の無線子局10から取得された他の第1判定結果と照合する。他の所定の無線子局10の他の第1判定結果も異常を示す場合には、判定対象無線子局からの第1判定結果は、点検対象設備2の周囲の環境の音(以下、環境音)による誤検出と判断することができる。これにより、点検対象設備2の周囲で一時的に発生するノイズ等の環境音による影響を低減することができるため、点検対象設備2の異常の検知精度を向上させることができる。
図1〜図9,図15を用いて第1実施例を説明する。図1は、点検対象設備2および無線子局10の配置図である。本実施例の異常点検システム1は、例えば、発電プラント、化学プラント、鉄鋼プラント、機械加工プラント等のプラントに適用される。
プラントには、例えば、モータ、ポンプ、コンプレッサ、タービン、ボイラ、プレスマシン、切断機、射出成形機等の音を発生させる設備2(1),2(2)が設けられている(特に区別しない場合には、設備2と示す場合がある)。それら音を発生させる設備2の少なくとも一部は、異常点検システム1による監視対象(点検対象)となる。以下、監視対象の設備2を点検対象設備2と呼ぶ。
点検対象設備2(1),2(2)の近傍には、「センサ装置」としての無線子局10(1),10(2)(特に区別しない場合には無線子局10と示す場合がある)がそれぞれ設けられる。無線子局10(1)は、点検対象設備2(1)を監視する。無線子局10(2)は、点検対象設備2(2)を監視する。各無線子局10は、点検対象設備2に接触して設けられてもよいし、点検対象設備2から離れて設けられてもよい。無線子局10は、一つの点検対象設備2に複数設けられてもよい。
図2は、第1実施例に係る異常点検システム1の全体説明図である。異常点検システム1は、複数の無線子局10と、無線親局20と、データ収集装置30とを有する。
無線子局10は、点検対象設備2の「物理量」または「第1の物理量」としての稼働音を測定する装置である。無線子局10は、測定した稼働音を解析することにより、点検対象設備2の状態に関する第1判定結果を作成する。無線子局10は、例えば、「音センサ」の一例としてのマイク11と、解析部12と、無線通信部13と、電源部14とを備える。ここでは、センサ機能と無線通信機能とを一体化した無線子局10を示すが、それぞれ別々に構成されたセンサ機能と無線通信機能とを接続することにより無線子局10を形成してもよい。
マイク11は、点検対象設備2の発する稼働音を収集し、電気信号として出力する。マイク11の出力する電気信号は、解析部12へ入力される。解析部12は、マイク11の収集した稼働音を解析して、点検対象設備2の状態に関する第1判定結果を作成する。解析部12は、第1判定結果を無線通信部13へ送る。
無線通信部13は、無線親局20を介して、データ収集装置30と無線通信可能に接続される。無線通信部13は、無線親局20の無線通信部21と無線通信することにより、解析部12で生成された第1判定結果のパケットをデータ収集装置30へ送信する。第1判定結果のパケット(図15で後述)は、無線通信経路L1に示すように無線親局20に送信され、さらに無線通信経路L2に示すように無線親局20からデータ収集装置30へ送信される。なお、近接する各無線子局10間では、各無線子局10に設けられる無線通信部13同士が通信することで、いわゆるバケツリレー方式でパケットを転送することもできる。
図15は、第1判定結果を含むパケットD1の構成例を示す。パケットD1は、第1判定結果(図中、稼働音データ判定結果)を格納する。パケットD1に宛先等を格納したヘッダ等が加えられて、無線親局20へ送信される。
図2に戻り、電源部14は、マイク11,解析部12および無線通信部13へ内蔵電池の電力を供給する。内蔵電池の種類は問わない。電源部14は、後述する給電制御部22から無線通信部13を介して制御信号を受信する。これにより、電源部14は、電力の供給を開始または停止させる。
無線親局20は、複数の無線子局10と無線通信し、各無線子局10からのパケット(第1判定結果)をデータ収集装置30へ送信する。無線親局20は、無線通信部21と、給電制御部22とを有する。なお、無線親局20の機能をデータ収集装置30が備えてもよい。この場合には、無線子局10は、データ収集装置30と直接無線通信することができる。
無線通信部21は、無線子局10の無線通信部13と、データ収集装置30の無線通信部31とに無線通信可能に接続される。給電制御部22は、所定のタイミングで無線子局10を起動または停止させる制御信号を無線子局10の電源部14へ送信する機能である。所定のタイミングは、一定の周期でもよいし、あるいは不定でもよい。さらには、所定のタイミングは、ユーザが設定してもよい。
データ収集装置30は、各無線子局10と通信可能に設けられる。データ収集装置30は、各無線子局10から受信した第1判定結果を解析することにより、点検対象設備2の状態に関する第2判定結果を出力する。データ収集装置30は、例えば、マイクロプロセッサ、主記憶装置、補助記憶装置、入出力回路、通信回路、ユーザインターフェース装置(いずれも不図示)等を備えるコンピュータとして構成されてもよい。
データ収集装置30は、無線通信部31と、位置記憶部32と、データ化部33と、異常検知部34と、出力部35とを備える。無線通信部31は、無線親局20と通信する機能である。無線通信部31は、無線通信部21から受信したパケットをデータ化部33へ送る。位置記憶部32は、プラント内に配置された各無線子局10の位置情報を記憶する機能である。位置記憶部32は、各無線子局10の位置情報をデータ化部33へ送る。
データ化部33は、各無線子局10から受信した第1判定結果のパケットから第1判定結果を取り出す機能である。また、データ化部33は、第1判定結果と、各無線子局の位置情報とを紐づけて整理する機能である。データ化部33は、第1判定結果と位置情報とを異常検知部34へ送る。
異常検知部34は、各無線子局10から受信した第1判定結果を解析し、点検対象設備2の状態に関する第2判定結果を作成する機能である。異常検知部34は、作成した第2判定結果を出力部35へ送る。
出力部35は、第2判定結果を、例えば、ディスプレイ、プリンタ、音声合成装置等へ出力させる機能である。出力部35は、異常検知部34による第2判定結果を電子メールのような電子的手段を通じて、作業員(管理者を含む)へ通知してもよい。あるいは、出力部35は、プラント制御システム等のような他の装置に対して、異常検知部34による第2判定結果を通知してもよい。
図3は、第1実施例に係る異常点検システム1の全体の処理を示すフローチャートである。無線親局20の給電制御部22は、所定のタイミングが到来したか監視しており(S1)、所定のタイミングが到来すると(S1:YES)、各無線子局10の稼働を開始させる(S2)。
各無線子局10側の処理へ移動する(S10)。図4は、第1実施例に係る各無線子局10の処理を示すフローチャートである。マイク11は、電源部14から電力が供給されることで起動する(S11)。マイク11は、点検対象設備2の稼働音を収集する(S12)。マイク11により収集されて電気信号に変換された稼働音データは、解析部12へ入力される(S13)。図5にて後述する解析部12の処理(S100)が終了後、無線通信部13は、解析部12の処理にて解析した第1判定結果を含むパケットを、無線通信部13へ送る(S14)。
図5は、無線子局10の解析部12の処理(S100)を示すフローチャートである。解析部12は、例えば、マイク11から入力された稼働音のデータを解析する(S101)。解析方法は、例えば、予め設定された所定の周波数毎の音の強度を抽出し、正常時から外れた異音が発生しているか否かを判定することが挙げられる。
解析部12は、点検対象設備2にて異音が発生しているか否かを確認する(S103)。点検対象設備2にて異音が発生していると(S103:YES)、解析部12は、点検対象設備で異常が発生していると判定する(第1判定結果)(S104)。点検対象設備2の稼働音が正常であると(S103:NO)、解析部12は、点検対象設備2が正常であると判定する(第1判定結果)(S105)。
図3に戻り、異常点検システム1の処理は、無線親局20の処理(S20)に移動する。図6は、無線親局20の処理を示すフローチャートである。無線親局20は、各無線子局10から第1判定結果を含むパケットを受信すると(S21)、その第1判定結果を含むパケットをデータ収集装置30へ転送する(S22)。第1判定結果を含むパケットのヘッダには、最終目的地であるデータ収集装置30を特定するネットワークアドレスまたは識別情報が含まれているため、無線子局10から送信された第1判定結果のパケットは、途中で他の装置を経由した場合でも、データ収集装置30へ到達する。
図3に戻り、異常点検システム1の処理は、データ収集装置30の処理(S30)に移動する。図7は、データ収集装置30の処理を示すフローチャートである。無線通信部31は、無線親局20を介して各無線子局10から第1判定結果を含むパケットを受信する(S31)。データ化部33は、無線通信部31にて受信したパケットから第1判定結果を取り出して、第1判定結果と位置情報とを紐付ける(S32)。
データ収集装置30の処理は、異常検知部34の処理に移動する(S300)。図8は、データ収集装置30の異常検知部34の処理を示すフローチャートである。異常検知部34は、各無線子局10の第1判定結果が異常を示しているか確認する(S301)。異常検知部34は、ある無線子局10の第1判定結果が異常を示していると確認すると(S301:YES)、その無線子局10を判定対象無線子局10とする(S302)。
異常検知部34は、判定対象無線子局10の位置情報から、他の所定の無線子局を確認する(S303)。他の所定の無線子局は、各無線子局10のうち判定対象無線子局10の検知可能範囲に重なり合う検知可能範囲を有する無線子局10であって、判定対象無線子局10との距離が所定距離内である無線子局10である。たとえば、図9に示すように、無線子局10(1)の検知可能範囲3(1)と、無線子局10(2)の検知可能範囲3(2)とは、重なり合う。無線子局10(1)が判定対象無線子局10である場合において、他の所定の無線子局は、無線子局10(2)とすることができる。
異常検知部34は、他の所定の無線子局10の他の第1判定結果を照合する(S304)。異常検知部34は、異常を示している他の第1判定結果を有する他の所定の無線子局10が所定数以内である場合(S304:YES)には、点検対象設備2に異常が発生していると判定する(第2判定結果)。すなわち、他の所定の無線子局における他の第1判定結果が正常を示している場合には、異常検知部34は、点検対象設備2に異常が発生していると判定する(第2判定結果)。
ここで、「所定数」とは、例えば0である。すなわち、一つの無線子局10だけが異常を検知しており、他の所定の無線子局10のいずれもが異常を検知していない場合には、異常を検知した無線子局10の判断が正しいものと推定する。点検対象設備2の周囲で生じた一時的な強い異音により、その周辺の複数の無線子局10が異常を検知することが考えられるため、複数の無線子局10で異常が検知された場合には、むしろ正常であると判定する。ただし、所定数を1以上の値に設定してもよい。この場合、データ収集装置30は、マイク11で検知された音信号の強弱も考慮することにより、無線子局10での異常判定が正常であるか否かを判定すればよい。
異常検知部34は、無線子局10の第1判定結果が正常を示していると確認する場合(S301:NO)には、判定対象無線子局10が測定した異音が環境音であると判断する。また、異常を示している他の所定の無線子局10が所定数を超えている場合(S304:NO)には、異音が環境音であると判断する。これにより、データ収集装置30は、点検対象設備2が正常であると判定する(第2判定結果)(S306)。すなわち、他の所定の無線子局における他の第1判定結果が異常を示している場合には、異常検知部34は、点検対象設備2が正常であると判定する(第2判定結果)。
図3に戻り、出力部35は、異常検知部34にて作成された第2判定結果を出力部35で出力する(S3)。第2判定結果の出力先は、例えば、データ収集装置30に接続されたユーザインターフェース装置(ディスプレイ、プリンタ等)、プラント管理システム等の他の装置、の少なくともいずれか一つである。無線親局20は、各無線子局10に停止信号を送信し、各無線子局10を停止させる(S4)。
このように構成される本実施例によれば、データ収集装置30は、判定対象無線子局10の第1判定結果について、点検対象設備2の異音であるか否かの判断をすることが可能である。したがって、異常点検システム1は、点検対象設備2の異常の判定精度を向上させることができる。この結果、点検対象設備2を監視する作業員の負担を抑制することができる。また、本実施例の異常点検システム1では、環境音が発生する場所にも無線子局10を設置する事ができ、無線子局10を設置する自由度の向上が期待できる。
無線子局10は、点検対象設備2に異常が発生しているか否かの第1判定結果をデータ収集装置30へと送信することが可能である。したがって、稼働音のデータを収集装置30へ送信することと比較して、無線子局10は、無線通信するのに要する電力エネルギを少なくすることができる。これにより、電源部14の内蔵電池の消耗を抑制することができる。この結果、無線子局10の電池交換頻度を少なくし、長期間にわたって点検対象設備2を監視することができる。本実施例の異常点検システム1では、電池交換の頻度を少なくできるため、異常点検システム1の運用コストを低減できるばかりか、使い勝手が向上する。
図10〜図15を用いて第2実施例を説明する。第2実施例は、第1実施例の変形例に該当するため、第1実施例との相違を中心に説明する。図10は、第2実施例に係る異常点検システム1Aの全体説明図である。異常点検システム1Aは、無線子局10Aと、無線親局20と、データ収集装置30Aとを有する。なお、無線子局10Aおよびデータ収集装置30Aは、第1実施例における無線子局10およびデータ収集装置30と相違する。
無線子局10Aは、点検対象設備2の「第1物理量」としての稼働音を測定し、測定した稼働音を解析することにより、点検対象設備の状態に関する第1判定結果を作成する装置である。また、無線子局10Aは、点検対象設備2の「第2物理量」としての振動および温度を測定し、振動データおよび温度分布データ(以下、特に区別しない場合には、「振動温度データ」と示す場合がある)を保存する装置である。
無線子局10Aは、稼働音を測定するマイク11と、解析部12と、加速度(振動)センサ15と、データ収集部16と、「温度センサ」としてのIR(赤外線)センサ17と、データ収集部18と、無線通信部13Aと、電源部14Aとを有する。加速度センサ15およびIRセンサ17は、「第2センサ」の一例である。なお、無線通信部13Aおよび電源部14Aは、第1実施例における無線通信部13および電源部14と相違する。
加速度センサ15は、点検対象設備2の発する振動を収集し、電気信号として出力する。加速度センサ15の出力する電気信号は、データ収集部16へ入力される。データ収集部16は、加速度センサ15で測定した振動データを保存する機能である。また、データ収集部16は、後述する異常検知部34Aから要求された場合、振動データを無線通信部13Aに送信する。
IRセンサ17は、点検対象設備2の発する温度を収集し、電気信号として出力する。IRセンサ17の出力する電気信号は、データ収集部18へ入力される。データ収集部18は、IRセンサ17で測定した温度分布データを保存する機能である。また、データ収集部18は、後述する異常検知部34Aから要求された場合、温度分布データを無線通信部13Aへ送信する。なお、「温度センサ」は、IRセンサに限らず、例えば、サーミスタ、熱電対、白金側温抵抗体(Pt100)等が挙げられる。
無線通信部13Aは、解析部12で生成された第1判定結果を含むパケットをデータ収集装置30Aへ送信する機能である。また、無線通信部13Aは、データ収集部16で保存された振動データを含むパケットをデータ収集装置30Aへ送信する機能である。また、無線通信部13Aは、データ収集部18で保存された温度分布データを含むパケットをデータ収集装置30Aへ送信する機能である。
図15は、パケットD2,D3,D4の構成例を示す。パケットD2は、加速度センサで測定した振動データを格納する。パケットD3は、IRセンサで測定した温度分布データを格納する。パケットD2、D3に宛先等を格納したヘッダ等が加えられて、無線親局20へ送信される。なお、送信するパケットは、パケットD2の振動データと、パケットD3の温度分布データとをまとめたパケットD4としてもよい。
図10に戻り、電源部14Aは、マイク11、解析部12、無線通信部13A、加速度センサ15、データ収集部16、IR(赤外線)センサ17およびデータ収集部18へ内蔵電池の電力を供給する。内蔵電池の種類は問わない。電源部14Aは、給電制御部22から無線通信部13Aを介して制御信号を受信することで、電力の供給を開始または停止する。
データ収集装置30Aは、各無線子局10Aと通信可能に設けられる。また、データ収集装置30Aは、各無線子局10Aから受信した第1判定結果を解析することにより、点検対象設備2の状態に関する第2判定結果を作成する機能である。また、データ収集装置30Aは、第2判定結果が異常を示す場合に、判定対象無線子局10Aの振動温度データを解析することで、第3判定結果を出力する機能である。データ収集装置30Aは、例えば、マイクロプロセッサ、主記憶装置、補助記憶装置、入出力回路、通信回路、ユーザインターフェース装置(いずれも不図示)等を備えるコンピュータとして構成されてもよい。
データ収集装置30Aは、無線通信部31と、位置記憶部32と、データ化部33Aと、異常検知部34Aと、出力部35とを有する。なお、データ化部33Aおよび異常検知部34Aは、第1実施例におけるデータ化部33および異常検知部34と相違する。
データ化部33Aは、各無線子局10Aから受信した第1判定結果のパケットから第1判定結果を取り出す機能である。まら、データ化部33Aは、第1判定結果と、各無線子局10Aの位置情報とを紐付ける機能である。また、データ化部33Aは、各無線子局10Aから受信した振動データおよび温度分布データのパケットから振動温度データを取り出して復元する機能である。データ化部33Aは、第1判定結果と、振動温度データとを異常検知部34Aに送信する。
異常検知部34Aは、無線子局10Aから受信した第1判定結果を解析し、点検対象設備2の状態に関する第2判定結果を作成する機能である。また、異常検知部34Aは、第2判定結果が異常を示す場合に、判定対象無線子局10Aの振動温度データを解析することで、第3判定結果を作成する機能である。異常検知部34Aは、無線通信部31を介してデータ収集部16,18と通信することができる。異常検知部34Aは、出力部35へ第3判定結果を送信する。
図11は、第2実施例に係る異常点検システム1Aの全体の処理を示すフローチャートである。図11の無線子局10Aの処理におけるステップS1,S2,S20,S30は、図4の説明にて述べた無線子局10の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
無線子局10Aが起動した(S2)後に、異常点検システム1Aの処理は、無線子局10Aの処理に移動する(S10A)。図12は、第2実施例に係る無線子局10Aの処理を示すフローチャートである。図12の無線子局10Aの処理におけるステップS13,S100,S14は、図4にて説明した無線子局10の処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。
マイク11,加速度センサ15およびIRセンサ17は、電源部14Aが入ることで起動する(S11A)。マイク11は、点検対象設備2の稼働音を収集する。また、加速度センサ15は、点検対象設備2の振動を収集する。また、IRセンサ17は、点検対象設備2の温度を収集する(S12A)。加速度センサ15により収集されて電気信号に変換された振動データは、データ収集部16で保存される。また、IRセンサ17により収集されて電気信号に変換された温度分布データは、データ収集部18で保存される(S15)。
図11に戻り、無線親局20の処理S20およびデータ収集装置30Aの処理S30を行うことで、データ収集装置30Aは、点検対象設備2の異常を判定する(第2判定結果)。第2判定結果が異常を示す場合(S5:YES)には、異常検知部34Aは、無線通信部31を介して、判定対象無線子局10Aのデータ収集部16,18へと振動温度データの要求をする(S6)。第2判定結果が正常を示す場合(S5:NO)には、無線親局20は、各無線子局10Aを停止させる(S4)。
異常点検システム1Aの処理は、判定対象無線子局10の第2処理へと移動する(S40)。図13は、判定対象無線子局10Aの第2処理および無線親局20の第2処理を示すフローチャートである。判定対象無線子局10Aは、データ収集装置30Aから送信された振動温度データの要求信号を受信する(S41)。データ収集部16,18は、無線通信部13へ振動温度データを含むパケットを送る(S42)。
異常点検システム1Aの処理は、無線親局20の処理に移動する(S50)。無線親局20は、判定対象無線子局10Aから振動温度データを含むパケットを取得する(S51)。無線親局20は、振動温度データを含むパケットをデータ収集装置30Aへ転送する(S52)。振動温度データを含むパケットのヘッダには、最終目的地であるデータ収集装置30Aを特定するネットワークアドレスまたは識別情報が含まれているため、判定対象無線子局10Aから送信された振動温度データのパケットは、途中で他の装置を経由した場合でも、データ収集装置30Aへ到達する。
図11に戻り、異常点検システム1Aの処理は、データ収集装置30Aの第2処理へと移動する(S60)。図14は、データ収集装置30Aの第2処理を示すフローチャートである。無線通信部31は、無線親局20から振動温度データを含むパケットを受信する(S61)。データ化部は、受信したパケットから振動温度データを取り出して復元する(S62)。
異常検知部34Aは、振動温度データを解析する(S63)。解析方法は、例えば、判定対象無線子局10Aが測定した振動データと、正常時における振動データとを照合する。これにより、解析方法は、正常時から外れる異常な振動が点検対象設備2で発生しているか否かを判定することが挙げられる。また、解析方法は、例えば、判定対象無線子局10Aが測定した温度分布データと、正常時における温度分布データとを照合する。これにより、解析方法は、正常時の温度から外れる異常な温度が点検対象設備2で発生しているか否かを判定することが挙げられる。
異常検知部34Aは、点検対象設備2で異常が発生しているか否かを確認する(S64)。振動温度データの解析結果が異常を示す場合(S64:YES)には、異常検知部34Aは、点検対象設備2に異常が発生していると判定する(第3判定結果)(S65)。また、振動温度データの解析結果が正常値を示した場合(S64:NO)には、異常検知部34Aは、無線子局10にて測定された異音が環境音であると判断する。これにより、異常検知部34Aは、点検対象設備2が正常であると判定する(第3判定結果)(S66)。出力部35は、その第3判定結果を出力する(S67)。図11に戻り、無線親局20は、各無線子局10Aに停止信号を送信し、各無線子局10Aを停止させる(S4)。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに本実施例における異常点検システム1Aは、稼働音データ、振動データおよび温度分布データ等の複数の物理量を用いて、第3判定結果を作成する。これにより、異常点検システム1Aは、点検対象設備2の異常を検知する精度をさらに向上させることができる。
なお、データ収集装置30は、いわゆるクラウドサービスまたはオンプレミスのいずれでも実現できる。クラウドサービスの場合、ネットワーク上のデータ収集装置30は、各地のプラントに分散されたセンサネットワークシステム(無線子局10と無線親局20の構成)を監視することができる。オンプレミスで運用する場合、データ収集装置30は、センサネットワークシステムと同じプラント内に設置される。異音点検システムをクラウドサービスとして実現する場合、異なる事業者により運営される複数のプラントの設備状態を管理することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。上述の実施形態において、添付図面に図示した構成例に限定されない。本発明の目的を達成する範囲内で、実施形態の構成や処理方法は適宜変更することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
1,1A 異常点検システム
2(1),2(2),2,2A 点検対象設備
10(1),10(2),10,10A 無線子機
20 無線親機
30,30A データ収集装置

Claims (7)

  1. 点検対象設備から測定される物理量に基づいて前記点検対象設備の状態を判定する異常点検システムであって、
    前記点検対象設備の物理量を測定し、前記測定した物理量を解析することにより前記点検対象設備の状態に関して第1判定結果を作成する複数のセンサ装置と、
    前記各センサ装置と通信可能に設けられ、前記各センサ装置からの前記第1判定結果を解析することにより、前記点検対象設備の状態に関する第2判定結果を出力するデータ収集装置とを備え、
    前記データ収集装置は、前記各センサ装置のうち異常を示す第1判定結果が取得された判定対象センサ装置について、前記判定対象センサ装置の所定範囲内に配置される他の所定のセンサ装置から取得された他の第1判定結果と前記判定対象センサ装置から取得された前記第1判定結果とを照合することにより、前記第2判定結果を出力する、
    異常点検システム。
  2. 前記他の所定のセンサ装置は、前記各センサ装置のうち前記判定対象センサ装置の検知可能範囲に重なり合う検知可能範囲を有するセンサ装置であって、前記判定対象センサ装置との距離が所定距離内であるセンサ装置である、
    請求項1に記載の異常点検システム。
  3. 前記各センサ装置は、第1の物理量を測定する第1センサと、前記第1の物理量とは異なる第2の物理量を測定する少なくとも1つの第2センサとを有し、
    前記各センサ装置は、前記第1センサが測定した第1の物理量を解析することにより前記点検対象設備の状態に関する第1判定結果を前記データ収集装置へ送信し、
    前記データ収集装置は、前記各センサ装置のうち異常を示す第1判定結果が取得された判定対象センサ装置について、前記判定対象センサ装置の所定範囲内に配置される他の所定のセンサ装置から取得された他の第1判定結果と前記判定対象センサ装置から取得された前記第1判定結果とを照合し、
    前記データ収集装置は、前記判定対象センサ装置から取得された前記第1判定結果と前記他の所定のセンサ装置から取得された前記他の第1判定結果との照合結果に基づいて、前記第1判定結果を肯定した場合には、前記判定対象センサ装置の有する第2センサから、前記第2の物理量に関するデータを取得する、
    請求項1に記載の異常点検システム。
  4. 前記第1センサは、音センサであり、
    前記第2センサは、加速度センサまたは温度センサの少なくともいずれか一つである、
    請求項3に記載の異常点検システム。
  5. 前記各センサ装置は、内蔵電池により動作する、
    請求項1に記載の異常点検システム。
  6. 前記各センサ装置は、無線親局を介して、前記データ収集装置と無線通信可能に接続される、
    請求項1に記載の異常点検システム。
  7. 点検対象設備から測定される物理量に基づいて前記点検対象設備の状態を判定する異常点検方法であって、
    前記点検対象設備の物理量を測定し、前記測定した物理量を解析する複数のセンサ装置から、前記点検対象設備の状態についての第1判定結果をデータ収集装置へ送信させ、
    前記データ収集装置は、前記各センサ装置のうち異常を示す第1判定結果が取得された判定対象センサ装置について、前記判定対象センサ装置の所定範囲内に配置される他の所定のセンサ装置から取得された他の第1判定結果と前記判定対象センサ装置から取得された前記第1判定結果とを照合することにより、第2判定結果を出力する、異常点検方法。
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