JP2020119109A - 課題収集評価方法、解決案収集評価方法、課題収集評価のためのサーバ、解決案収集評価のためのサーバ、並びに、課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ - Google Patents
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Abstract
Description
[1]
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第一テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第一テスト開始の指示に応じて、少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データをネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題を含む課題データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題データを送信した第一テストの各受験者の識別子と関連付けて前記課題データを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を第一テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、課題を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データをネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、課題データ中の課題に対する第一テストの受験者による評価を含む課題評価データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて前記課題評価データを課題評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、各課題を含む課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む課題収集評価方法。
[2]
課題入力のための第一書式データは、第一テスト情報記憶部に格納されている課題の入力条件と共に送信される[1]に記載の課題収集評価方法。
[3]
前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性の少なくとも一つを含む[1]又は[2]に記載の課題収集評価方法。
[4]
前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む[1]〜[3]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[5]
前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む[4]に記載の課題収集評価方法。
[6]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む[1]〜[5]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[7]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、ネットワークを介して試験管理者端末から受信するステップと、
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第二テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第二テスト開始の指示に応じて、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データをネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案を含む解決案データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記解決案データを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を第二テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、解決案を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データをネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて前記解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、各解決案を含む解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む解決案収集評価方法。
[8]
解決案入力のための第二書式データは、第二テスト情報記憶部に格納されている解決案の入力条件と共に送信される[7]に記載の解決案収集評価方法。
[9]
前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性の少なくとも一つを含む[7]又は[8]に記載の解決案収集評価方法。
[10]
前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む[7]〜[9]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[11]
前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む[10]に記載の解決案収集評価方法。
[12]
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む[7]〜[11]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[13]
課題データ記憶部には、[1]〜[6]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データが格納されている[7]〜[12]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[14]
サーバが、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む[1]〜[6]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[15]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第一テストの受験者の識別子に基づき、第一テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む[14]に記載の課題収集評価方法。
[16]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである[14]又は[15]に記載の課題収集評価方法。
[17]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである[14]又は[15]に記載の課題収集評価方法。
[18]
サーバが、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む[7]〜[13]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[19]
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第二テストの受験者の識別子に基づき、第二テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む[18]に記載の解決案収集評価方法。
[20]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである[18]又は[19]に記載の解決案収集評価方法。
[21]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである[18]又は[19]に記載の解決案収集評価方法。
[22]
課題データ記憶部に、[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データを格納しており、且つ、課題評価データ記憶部に、[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題評価データを格納しているサーバが、利用権限のある端末からネットワークを介して、課題及びその解決案についての検索要求を受信するステップと、
サーバが、課題データ記憶部、課題評価データ記憶部、解決案データ記憶部及び解決案評価データ記憶部の少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果をネットワークを介して前記利用権限のある端末に送信するステップと、
を更に含む[7]〜[13]、[18]〜[21]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[23]
検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む[22]に記載の解決案収集評価方法。
[24]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、課題評価部、及び、課題評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題収集評価のためのサーバ。
[25]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
複数の課題を含む課題データを記憶するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、解決案抽出部、解決案評価部、及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
解決案収集評価のためのサーバ。
[26]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、解決案抽出部、課題評価部、解決案評価部、課題評価抽出部及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
また、データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
また、解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データを送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
また、評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[27]
前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ。
[28]
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[29]
課題評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、課題データ記憶部に格納されている各課題から当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[30]
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[31]
解決案評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、解決案データ記憶部に格納されている各解決案から当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[32]
前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[33]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[34]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[35]
前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ。
[36]
前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[37]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[38]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[39]
前記制御部は、利用権限のある端末からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部が受信すると、前記記憶部を検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末に送信することができる検索部を更に有する[26]、[28]〜[34]、[36]〜[38]の何れか一項に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[40]
検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む[39]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[41]
[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
[42]
[41]に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[43]
[7]〜[13]、[18]〜[23]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
[44]
[43]に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
図1に本実施形態に係る課題収集評価方法を行うためのオンライン試験システムの全体構成を示す。本システムは、サーバ11と、1番目からn番目までの複数の受験者端末12と、試験管理者端末13と、サーバ管理者端末15とを備え、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15は、インターネット、専用回線又は公衆網といったコンピュータネットワーク14を通じてサーバ11と相互通信可能に接続されている。サーバ管理者端末15は必ずしもサーバ11と独立した端末として必要ではなく、サーバ管理者端末15の機能はサーバ11が担うこともできる。本システムは、コンピュータネットワーク14を通じてサーバ11と相互通信可能に接続されている利用者端末16を備えることもできる。
コンピュータネットワーク14は限定的ではないが、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)など有線ネットワークとすることができ、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)を用いたWLAN(Wireless Local Area Network)などの無線ネットワークとすることができる。又は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネット(Internet)、又は、いわゆる無線LANアクセスポイント(Wireless LAN Access Point)としての役割を果たす基地局(図示せず)などを介すものであってもよい。
記憶装置202は各種データ、オペレーティングシステム(OS)、ネットワークアプリケーション(例:サーバ11側のウェブサーバソフトウェア、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15のブラウザ)及び各種の演算処理を実行するためのプログラム等を記憶する装置、回路等のことを指し、例えば、主に半導体メモリが用いられる一次記憶装置、主にハードディスクドライブや半導体ディスクが用いられる二次記憶装置(補助記憶装置)、主にCD−ROMドライブ等のリムーバブルメディアドライブが用いられるオフラインストレージ、テープライブラリ等、公知の記憶装置等を用いることができる。より具体的には、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ZIPドライブ、テープストレージ等の磁気記録媒体を用いる磁気記憶装置の他に、レジスタ、キャッシュメモリ、ROM、RAM、フラッシュメモリ(例えばUSBメモリやソリッドステートドライブ)、半導体ディスク(例えばRAMディスク、仮想ディスク)などの半導体メモリを利用する記憶回路又は記憶装置や、CD、DVD等の光学記録媒体、MO等の光磁気ディスクを利用する光学記憶装置、その他紙テープやパンチカード等を利用する記憶装置、PRAM(phase change RAM、相変化メモリ)と呼ばれる相変化記録技術を用いた記憶装置、ホログラフィックメモリ、3次元光メモリを用いた記憶装置、電荷の蓄積を分子レベルで行い情報を記憶する分子メモリを用いた記憶装置等を採用することができる。
出力装置203はデータ又は命令の出力を実現する装置、回路等のインターフェースであり、LCDや有機EL等のディスプレイの他、プリンター、スピーカ等を採用可能である。
入力装置204はデータ又は命令を演算装置201に与えるためのインターフェースであり、キーボード、テンキー、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル、リーダー(OCR)、入力画面、マイク等の音声入力インターフェース等を採用可能である。
通信装置205は装置外部とのデータの送受信を実現する装置、回路であり、例えばLANポート、モデム、無線LAN、ルーター等のネットワークに接続するためのインターフェースである。演算装置201の処理結果や記憶装置202に記憶する情報をコンピュータネットワーク14を介して送受信することが可能である。
乱数発生装置206は乱数を提供することができる装置である。
タイマー207は時間を計測及び通知することができる装置である。
サーバ11の機能ブロック図の一例を図4に示す。サーバ11は送受信部310と、制御部320と、記憶部340とを備える。
サーバ11の記憶部340には、第一テスト受験者アカウントファイル341a、第二テスト受験者アカウントファイル341b、第一テスト情報ファイル342a、第一テスト課題データファイル343a、第一テスト課題評価データファイル344a、第一テスト受験者評価データファイル345a、第二テスト情報ファイル342b、第二テスト解決案データファイル343b、第二テスト解決案評価データファイル344b、第二テスト受験者評価データファイル345b、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a、第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b、試験管理者アカウントファイル348、サーバ管理者アカウントファイル349、ライブラリ利用者アカウントファイル350、及びテスト管理ファイル351を格納可能である。これらのファイルはデータの種類に応じて個別に用意してもよいし、複数種類のファイルをまとめて一つのファイルに格納してもよい。
第一テスト受験者アカウントファイル341aには第一テストを受験する各受験者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。受験者アカウントファイルに含まれる一人の受験者のアカウント情報が記憶されたテーブルの例を図36に示す。当該テーブルには受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の当該団体内でのID、氏名、氏名の送り仮名、メールアドレス、部署名、生年月日、郵便番号、住所、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては未受験、第一テスト受験中、第一テスト受験終了などの試験の進捗状況に関する情報が挙げられる。
第一テスト情報ファイル342aには、第一テストの試験条件に関する情報を検索可能な状態で保存することができる。第一テスト情報ファイル中の試験条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を図37に示す。第一テストID、第一テストの収集開始日時、第一テストの収集終了日時、第一テストの課題入力条件、第一テスト課題回答制限時間、第一テストの評価開始日時、第一テストの評価終了日時、第一テストの課題評価入力条件、第一テスト評価回答制限時間、第一テスト課題評価軸1〜n(nは1以上の整数)等の試験条件を記憶させることができる。この他、1つの課題当たりの評価人数を記憶させてもよい。当該人数は多い方が多くの評価者からの評価を集めることができるので客観性が高くなることから、複数であることが好ましく、5人以上であることがより好ましく、10人以上であることが更により好ましいが、試験時間や受験者数を考慮して現実的な人数(例えば5〜20人の範囲)を設定すればよい。
第一テスト課題データファイル343aには第一テスト受験者が送信した課題データを検索可能な状態で保存することができる。第一テスト課題データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図38に示す。当該テーブルには、課題データの識別子である課題ID、当該課題データを送信した受験者の識別子である受験者ID(受験番号)、第一テストの固有の識別子である第一テストID、課題の内容、当該課題に対する評価であるスコア等を記憶させることができる。
第一テスト課題評価データファイル344aには、第一テストの受験者が回答した各課題に対する評価者(例えば受験者)の評価を含む課題評価データを検索可能な状態で保存することができる。第一テスト課題評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図39に示す。当該テーブルには、当該課題評価データの識別子である課題評価ID、評価対象となる課題データの識別子である課題ID、評価者の受験者ID、第一テストの固有の識別子である第一テストID、及び課題に対する評価者による評価値を記憶させることができる。評価値は○×形式や、good又はbadのような二択式でもよいし、所定の範囲内の点数で表現してもよい。評価値は先述した評価軸毎に保存することができる。
第一テスト受験者評価データファイル345aには第一テストの各受験者に対する評価の結果を検索可能な状態で保存することができる。第一テスト受験者評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図40に示す。当該テーブルには、評価対象となる受験者の識別子である受験者ID、第一テストの固有の識別子である第一テストID、及び受験者に対する評価軸毎の評価を示すスコアを格納することができる。評価軸としては先述した課題の評価軸を少なくとも一つ採用することができる。
第二テスト受験者アカウントファイル341bには第二テストを受験する各受験者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。第二テストを受験する受験者は、第一テスト受験者と同一でもよいし、異なっていてもよい。第二テスト受験者アカウントファイルに含まれる一人の受験者のアカウント情報が記憶されたテーブルの例を図42に示す。当該テーブルには受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の当該団体内でのID、氏名、氏名の送り仮名、メールアドレス、部署名、生年月日、郵便番号、住所、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては未受験、第二テスト受験中、第二テスト受験終了などの試験の進捗状況に関する情報が挙げられる。第一テスト受験者の母集団と第二テスト受験者の母集団が重複する場合には、第一テスト受験者アカウントファイルと第一テスト受験者アカウントファイルは統合して一つの受験者アカウントファイルを用意してもよい。
第二テスト情報ファイル342bには、第二テストの試験条件に関する情報を検索可能な状態で保存することができる。第二テスト情報ファイル中の試験条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を図43に示す。第二テストID、第二テストの収集開始日時、第二テストの収集終了日時、第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題、第二テスト解決案回答制限時間、第二テストの評価開始日時、第二テストの評価終了日時、第二テスト評価回答制限時間、第二テスト課題評価軸1〜n(nは1以上の整数)等の試験条件を記憶させることができる。第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題は、第一テストとは完全には連結せずに実施する場合(例えば、第一テストでの上位課題を参考に、第二テスト受験者が理解しやすいよう文言を整えるなど)、具体的な課題の文字列データとして保存しておくことができ、又は、別テーブルに課題IDと具体的な課題の文字列のセットとして保存しておいてもよい。第二テストを第一テストと連結して実施する場合(例えば、第一テストでの上位課題10個などを自動的に採用する場合や、試験管理者が選定したものを編集せずそのまま使う場合)は、第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題の欄には、第一テストの課題IDを記憶させることができる。
第二テスト解決案データファイル343bには第二テスト受験者が送信した解決案データを検索可能な状態で保存することができる。第二テスト解決案データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図44に示す。当該テーブルには、解決案データの識別子である解決案ID、当該解決案データを送信した受験者の識別子である受験者ID(受験番号)、第二テストの固有の識別子である第二テストID、解決案の内容、当該解決案に対する評価であるスコア、実際に解決案を試した時の結果等を記憶させることができる。
第二テスト解決案評価データファイル344bには、第二テストの受験者が回答した各解決案に対する評価者(例えば受験者)の評価を含む解決案評価データを検索可能な状態で保存することができる。第二テスト解決案評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図45に示す。当該テーブルには、当該解決案評価データの識別子である解決案評価ID、評価対象となる解決案データの識別子である解決案ID、評価者の受験者ID、第二テストの固有の識別子である第二テストID、及び解決案に対する評価者による評価値等を記憶させることができる。評価値は○×形式やgood又はbadのような択一式でもよいし、所定の範囲内の点数で表現してもよい。評価値は先述した評価軸毎に保存することができる。
第二テスト受験者評価データファイル345bには第二テストの各受験者に対する評価の結果を検索可能な状態で保存することができる。第二テスト受験者評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を図46に示す。当該テーブルには、解決案評価対象となる受験者の識別子である受験者ID、第二テストの固有の識別子である第二テストID、及び受験者に対する評価軸毎の評価を示すスコアを格納することができる。評価軸としては先述した解決案の評価軸を少なくとも一つ採用することができる。
第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aには、受験者による相互評価を実施する課題評価セッションの進捗に関する情報を保存することができる。第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aに含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を図41に示す。評価者の受験者ID、当該受験者IDの受験者が評価すべき課題ID、必要評価数、評価済み数等を記憶させることができる。
第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bには、受験者による相互評価を実施する解決案評価セッションの進捗に関する情報を保存することができる。第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bに含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を図47に示す。評価者の受験者ID、当該受験者IDの受験者が評価すべき解決案ID、必要評価数、評価済み数等を記憶させることができる。
試験管理者アカウントファイル348には試験管理者、例えば受験者が所属する企業等の団体のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。試験管理者アカウントファイル中の試験管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を図48に示す。試験管理者が企業等の団体の場合、当該テーブルには団体ID、団体名、団体名の送り仮名、団体の郵便番号及び住所、担当部署名、担当者の送り仮名、電話番号及びメールアドレス、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては「閉鎖済みアカウント」などの試験管理者アカウントの存続に関する情報が挙げられる。
サーバ管理者アカウントファイル349にはサーバ管理者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。サーバ管理者アカウントファイル中の管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を図49に示す。当該テーブルにはサーバ管理者ID、パスワード、アカウント作成日時、権限レベルなどを記憶させることができる。
ライブラリ利用者アカウントファイル350にはライブラリ利用者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。ライブラリ利用者アカウントファイル中の利用者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を図50に示す。当該テーブルには利用者ID、利用者氏名、ログインID、パスワード、利用権限などを記憶させることができる。
第一書式データファイル346aには、課題入力のための少なくとも一つの記述式課題入力部を含む第一書式データを保存することができる。先述したように記述式課題入力部があることで、記述の自由度が高まるので、実際に業務上や生活上で認識している課題を、選択肢等に制限されずに、受験者が認識しているままに自由な語彙を用いて記述することができるという利点が得られる。第一書式データは、少なくとも一つの記述式課題入力部に加えて、少なくとも一つの選択式課題入力部を含んでもよい。選択式課題入力部を設けることで、統計データを作成しやすくなるという利点が得られる。図7に、課題入力のための第一書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
第二書式データファイル346bには、解決案入力のための少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む第二書式データを保存することができる。先述したように記述式解決案入力部があることで、記述の自由度が高まるので、選択肢等に制限されずに、受験者が思いついたままに自由な語彙を用いて解決案を記述することができるという利点が得られる。第二書式データは、少なくとも一つの記述式解決案入力部に加えて、少なくとも一つの選択式解決案入力部を含んでもよい。選択式解決案入力部を設けることで、統計データを作成しやすくなるという利点が得られる。図8に、解決案入力のための第二書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
第三書式データファイル346cには、課題評価入力のための少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む第三書式データを保存することができる。評価の入力を選択式で行うことで、課題に対する評価軸毎のスコアを統計学的手法に基づき作成しやすくなるという利点が得られる。good又はbadの二択式、“全く賛同できない”、“賛同できない”、“どちらでもない”、“賛同する”及び“強く賛同する”から選択する五択式といったカテゴリー選択式でもよいし、0点〜10点といった所定の範囲内の点数を選択させる方式でもよい。図9に、課題評価入力のための第三書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
第四書式データファイル346dには、解決案評価入力のための少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む第四書式データを保存することができる。評価の入力を選択式で行うことで、解決案に対する評価軸毎のスコアを統計学的手法に基づき作成しやすくなるという利点が得られる。good又はbadの二択式、“全く賛同できない”、“賛同できない”、“どちらでもない”、“賛同する”及び“強く賛同する”から選択する五択式といったカテゴリー選択式でもよいし、0点〜10点といった所定の範囲内の点数を選択させる方式でもよい。図10に、解決案評価入力のための第四書式データに基づいての画面の例を示す。
サーバ11は送受信部310を通じて、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15とコンピュータネットワーク14を介して種々のデータのやり取りを行うことができる。
例えば、送受信部310は、
試験管理者端末13から第一テスト開始の指示を受信することができ、
第一書式データファイル346aに記憶されている課題入力のための第一の書式データを表示可能な形態で第一テストの複数の受験者端末12のそれぞれに送信することができ、
第一テストの受験者が入力した課題を含む課題データを各受験者端末12から受信することができ、
第一テストの各受験者が評価すべき課題を含む課題データ及び課題評価入力のための第三の書式データを表示可能な形態で対応する第一テストの受験者端末12に送信することができ、
課題に対する第一テストの受験者による評価を含む課題評価データを各受験者端末12から受信することができ、
課題評価集計データを表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
第一テスト課題データファイル343aに格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、試験管理者端末13から受信することができ、
試験管理者端末13から第二テスト開始の指示を受信することができ、
少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データ及び前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二の書式データを表示可能な形態で第二テストの複数の受験者端末12のそれぞれに送信することができ、
第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末12から受信することができ、
第二テストの各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データ及び解決案評価入力のための第四の書式データを表示可能な形態で対応する第二テストの受験者端末12に送信することができ、
解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末12から受信することができ、
解決案評価集計データを表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
サーバ11の制御部320は、認証処理部321、データ登録部322、課題入力用書式抽出部323a、解決案入力用書式抽出部323b、制限時間判断部324、評価者決定部325、課題抽出部326、解決案抽出部327、課題評価部328、解決案評価部329、課題評価抽出部330、解決案評価抽出部331、受験者評価部332、受験者評価抽出部333、評価数判断部334及び検索部335を有しており、各部はそれぞれプログラムに基づいて所期の演算を行うことができる。
認証処理部321は、受験者端末12からのアクセス要求に基づいて、受験者ID及びパスワードを認証することができる。例えば、受験者端末12からのアクセス要求は、図5に示すような受験者端末12のトップページの画面上に表示されている受験者ID及びパスワードを入力し、画面上のログインボタンをクリックすることで実行することができる。受験者の受験者ID及びパスワードはサーバ管理者から予め付与されたものを使用することができる。認証処理は、認証処理部321が、受験者アカウントファイル341a(又は341b)を参照して、入力された受験者ID及びパスワードが、受験者アカウントファイル341a(又は341b)内に記憶されているデータと一致するか否かを判別することで行うことができる。入力された受験者ID及びパスワードが記憶されているデータと一致する場合には、受験者用ページの画面データ(例えば図6に示すメニュー画面)を送受信部310から当該受験者端末12に送信することができる。一致しない場合には、エラーメッセージを送信することができる。
データ登録部322は、受験者の登録を行うことができる。例えば、前記手順によって受験者が所属する企業等の試験管理者が試験管理者端末13を利用してログインすると、試験管理者端末13には図11に示すような試験管理者画面が表示される。試験管理者が、「受験者一括追加」又は「受験者個別追加」のボタンをクリックすると、図示しないが、試験管理者端末13には受験者のアカウント情報を入力する画面が表示され、当該画面上で、受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の受験者アカウントファイル341a(又は341b)に保存すべき所定の受験者アカウント情報を入力することができる。入力終了後、当該画面上で「保存」又は「確定」等の所定のボタンをクリックすることで、受験者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。別法として、試験管理者が、「CSV upload一括」又は「CSV upload個別」のボタンをクリックすると、試験管理者端末13等に保存されているファイルを選択する画面が表示されるので、受験者アカウント情報が記憶されている所望のファイルを選択して「送信」等の所定のボタンをクリックすることで、受験者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた受験者のアカウント情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部322は受信した情報を受験者アカウントファイル341a(又は341b)に保存することができる。第一テスト受験者及び第二テスト受験者の登録は別々に実施できるようにしてもよいし、一括して実施できるようにしてもよい。
課題入力用書式抽出部323aは、試験管理者端末13から送信される第一テストの課題収集セッション開始の指示を送受信部310が受信すると、第一書式データファイル346aに格納されている第一書式データを、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で各受験者端末12に一斉に送信することができる。この際、課題入力用書式抽出部323aは、第一テスト情報ファイル342a内の第一テストの課題入力条件等の所定のテスト情報を第一書式データと共に表示可能な形態で送信することができる。また、課題入力用書式抽出部323aは、制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に第一書式データを表示可能な形態で個別に送信することができる。この際、同様に、課題入力用書式抽出部323aは、第一テスト情報ファイル342a内の第一テストの課題入力条件等の所定のテスト情報も併せて送信することができる。更に、課題入力用書式抽出部323aは、試験管理者端末13から送信される課題収集セッション開始の指示を受信すると、第一テスト受験者アカウントファイル341a等においてステータスを課題収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存することができる。
解決案入力用書式抽出部323bは、試験管理者端末13から送信される第二テストの解決案収集セッション開始の指示を送受信部310が受信すると、第二テスト情報ファイル342bに格納されている第二テストの解決案入力条件及び解決案を検討すべき課題等の所定のテスト情報を、第二書式データファイル346bに格納されている第二書式データと共に、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で各受験者端末12に一斉に送信することができる。また、解決案入力用書式抽出部323bは、制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に、第二テスト情報ファイル342b内の第二テストの解決案入力条件及び解決案を検討すべき課題等の所定のテスト情報を第二書式データと共に表示可能な形態で個別に送信することができる。更に、解決案入力用書式抽出部323bは、試験管理者端末13から送信される解決案収集セッション開始の指示を受信すると、第二テスト受験者アカウントファイル341b等においてステータスを解決案収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存することができる。
制限時間判断部324は、例えば第一テストの課題収集(第二テストの解決案収集)において、受験者端末12から送信された課題データ(解決案データ)を送受信部310で受信した時点が、サーバ11に内蔵されたタイマー207を利用し、第一テスト情報ファイル342a(第二テスト情報ファイル342b)に記憶されている第一テストID(第二テストID)、第一テストの収集開始日時(第二テストの収集開始日時)、第一テストの収集終了日時(第二テストの収集終了日時)、及び第一テスト課題回答制限時間(第二テスト解決案回答制限時間)などの時間情報に基づいて、制限時間内にあるか否かを判断することができる。
どの受験者がどのアイデアを評価するかの決定は、評価者決定部325が各課題ID(解決案ID)に対して、受験者全員分の受験者IDの中から乱数を利用して受験者IDを評価に必要な人数分だけ割り当てることで行うことができる。各課題(解決案)を評価すべき受験者が決定されると、評価者決定部325は、課題ID(解決案ID)と評価者たる受験者の受験者IDとを関連付けて記憶部340における第一テスト課題評価データファイル344a(第二テスト解決案評価データファイル344b)等に保存することができる。また、評価者決定部325は、評価者たる受験者による各課題(解決案)に対する評価の進捗状況を管理するための第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に、評価者たる受験者毎に、受験者ID、評価すべき課題ID(解決案ID)、必要評価数、及び評価済み数などを関連付けて保存することができる。
最大配分数=(課題(解決案)の総数)×(一つの課題(解決案)に対する評価人数)/(全受験者数)
一つの課題(解決案)に対して評価すべき受験者の人数は、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に記憶されている「一つの課題に対する評価人数(一つの解決案に対する評価人数)」に従うことができる。
課題抽出部326は、評価者決定部325による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を、第一テスト課題データファイル343aに記憶されている課題IDと評価者たる受験者の受験者IDに応じて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第三書式データファイル346cに格納されている第三書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信することができる。課題を含む課題データの送信は各受験者が評価すべき分すべてを一斉に送信してもよく、分割して送信してもよい。
解決案抽出部327は、評価者決定部325による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を、第二テスト解決案データファイル343bに記憶されている解決案IDと評価者たる受験者の受験者IDに応じて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第四書式データファイル346dに格納されている第四書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信することができる。解決案を含む解決案データの送信は各受験者が評価すべき分すべてを一斉に送信してもよく、分割して送信してもよい。
サーバ11の評価数判断部334は、評価者たる受験者から一つの課題(解決案)に対する評価をサーバ11が受信すると、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に、当該評価を送信した受験者の受験者IDと関連付けて評価済み数を一つ増やす。評価数判断部334は評価済み数と必要評価数を比較することで、当該受験者の課題評価セッション(解決案評価セッション)の進捗状況を把握可能である。課題データ(解決案データ)を分割して各受験者に送信する場合、評価数判断部334は、当該受験者が前記決定に従った必要評価数に達したか否かを判断し、必要評価数に達していないと判断した場合には、評価数判断部334は課題抽出部326(解決案抽出部327)に対して、未評価分の課題(解決案)データを、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第三書式データ(第四書式データ)と共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信するよう指示することができる。評価数判断部334は、ある受験者の評価済み数が必要評価数に達したと判断した場合、課題評価セッション(解決案評価セッション)終了画面及び/又は課題評価セッション(解決案評価セッション)が終了したとの進捗情報を送受信部310から当該受験者の受験者端末12及び試験管理者端末13に送信することができる。この際、課題評価セッション(解決案評価セッション)が終了した旨を記録するために、評価数判断部334は第一テスト受験者アカウントファイル341a(第二テスト受験者アカウントファイル341b)等におけるステータスを「課題評価セッション(解決案評価セッション)終了」に変更することができる。
課題評価部328は、第一テスト課題評価データファイル344aに格納されている各課題評価及び課題IDに基づいて課題データ中の課題ID毎に課題に対する評価を集計することができる。例えば、各課題に対する評価を「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の五択として評価させた場合、Strongly disagree=0、Disagree=1、Neutral=2、Agree=3、Strongly agree=4のように評価に応じて予め定めた点数を与え、単純な算術平均値を当該課題に対するスコアとすることができる。他の計算方法を採用することもできる。当該スコア計算は評価軸毎に行うことができる。課題評価部328は、集計した点数を第一テスト課題データファイル343aの「評価軸1に対する初期スコア」、「評価軸2に対する初期スコア」、・・・、「評価軸nに対する初期スコア」に課題ID毎に格納することができる。
課題評価抽出部330は、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。図18に、試験管理者端末13で表示される課題評価集計データの一例を示す。ここでは、課題評価集計データは、課題毎に当該課題を提案した受験者の氏名、評価軸毎のスコア、総合スコア、及び課題の内容を表示可能な一覧表として提供されている。この他にも、課題評価集計データは種々の統計学的手法で出力することが可能である。例えば、課題評価抽出部330は、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。第一テストで収集した各課題を二つの評価軸に対するスコアに基づき二次元座標系にプロットした散布図の例を図19に示す。
解決案評価部329は、第二テスト解決案評価データファイル344bに格納されている各解決案評価及び解決案IDに基づいて解決案データ中の解決案ID毎に解決案に対する評価を集計することができる。例えば、各解決案に対する評価を「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の五択として評価させた場合、Strongly disagree=0、Disagree=1、Neutral=2、Agree=3、Strongly agree=4のように評価に応じて予め定めた点数を与え、単純な算術平均値を当該解決案に対するスコアとすることができる。他の計算方法を採用することもできる。当該スコア計算は評価軸毎に行うことができる。解決案評価部329は、集計した点数を第二テスト解決案データファイル343bの「評価軸1に対する初期スコア」、「評価軸2に対する初期スコア」、・・・、「評価軸nに対する初期スコア」に解決案ID毎に格納することができる。
解決案評価抽出部331は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。図21に、試験管理者端末13で表示される解決案評価集計データの一例を示す。この他にも、解決案評価集計データは種々の統計学的手法で出力することが可能である。例えば、解決案評価抽出部331は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。第二テストで収集した各解決案を二つの評価軸に対するスコアに基づき二次元座標系にプロットした散布図の例を図22に示す。
受験者評価部332は、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている課題ID(解決案ID)毎に課題(解決案)に付与された初期スコア及びその課題(解決案)に対応する受験者IDに基づき、受験者ID毎の初期の獲得スコア(例:合計スコア又は最大スコア)を算出し、当該スコアを受験者IDと関連付けて第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)に、例えば「評価軸1に対する初期スコア」等として、格納することができる。
weight=1+sin{(1−2×(k−1)/(N−1))×pi/2}
このように重み付けることで、受験者ID毎に重み付け係数を付与することができる。この場合、最上位の受験者による評価は2倍、最下位の受験者による評価は0倍となる。
(重み付け平均値)=(重み付け合計)÷(重み合計)
重み合計=Σ(weight)
重み付け合計=Σ(weight×0〜4の整数)
ここで、重み合計というのは、課題(解決案)毎に、当該課題(解決案)を評価した受験者に付与された重み付け係数の合計である。重み付け合計というのは、当該課題(解決案)を評価した受験者に付与された重み付け係数に当該受験者による評価値を掛け算した値の合計である。
受験者評価抽出部333は、第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)に格納された各受験者に対する評価軸毎のスコアを含む受験者評価データを受験者IDに基づいて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
検索部335は、利用権限のある端末(利用者端末16)からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部310が受信すると、第一テスト課題データファイル343a、第一テスト課題評価データファイル344a、第二テスト解決案データファイル343b及び第二テスト解決案評価データファイル344bの少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末(利用者端末16)に送信することができる。検索結果は更に、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含むことができる。検索要求は、例えば、キーワード、検索式、及び予め用意されたプルダウンメニューからのカテゴリー選択等の検索条件の一つを用いて行うことができ、又はこれらの二つ以上を組み合わせて行うことができる。検索結果の並び替え条件(特定の評価軸のスコアの高い順、提案日時の近い順など)を、プルダウンメニュー等により選択できるようにしてもよい。利用権限のある端末(利用者端末16)としては、サーバ管理者端末15及び/又は試験管理者端末13が挙げられるが、利用権限が与えられればそれ以外の利用者端末16であってもよい。図24の左側に、利用者端末16で表示される検索条件を入力するための画面の一例を示す。また、図24の右側に、利用者端末16で表示される検索結果の画面の一例を示す。
受験者端末12も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。受験者端末12の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば書式データ、課題データ、課題評価データ、解決案データ及び解決案評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。受験者端末12は入力装置204により、ログイン情報の入力、課題の入力、解決案の入力、他の受験者の課題(解決案)に対する評価の入力等を行うことができる。受験者端末12は出力装置203により、ログイン画面、テスト画面(試験条件、自分が入力した課題(解決案)及び他人が提示した課題(解決案)を含む)及び評価結果等を表示させることができる。受験者端末12は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、テスト画面、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、及び受験者評価データを受信することが可能であり、サーバ11にログイン情報、課題データ、解決案データ、課題評価データ及び解決案評価データを送信することが可能である。
試験管理者端末13も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。試験管理者端末13の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば受験者アカウントデータ、試験のステータス(進捗)に関するデータ、試験条件データ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ及び受験者評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。試験管理者端末13は入力装置204により、受験者アカウントデータの入力、ログインデータの入力、試験開始の指示等を行うことができる。試験管理者端末13は出力装置203により、受験者アカウントデータ、ログイン画面、試験条件、受験者が提示した課題、受験者が提示した解決案、及び評価結果等を表示させることができる。試験管理者端末13は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、受験者アカウントデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、受験者評価データ、試験の進捗データを受信することが可能であり、サーバ11に試験条件データ(試験開始指示を含む)、受験者アカウントデータ及びログインデータを送信することが可能である。
サーバ管理者端末15も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。サーバ管理者端末15の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ、試験のステータス(進捗)に関するデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、及び受験者評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。サーバ管理者端末15は入力装置204により、サーバ管理者アカウントデータの入力、試験管理者アカウントデータの入力、ログインデータの入力、試験条件の入力等を行うことができる。サーバ管理者端末15は出力装置203により、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、ログイン画面、受験者が提示した課題、受験者が提示した解決案、及び評価結果等を表示させることができる。サーバ管理者端末15は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、受験者評価データ、試験の進捗データを受信することが可能であり、サーバ11にサーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ及びログインデータを送信することが可能である。
利用者端末16も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。利用者端末16の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば検索式やキーワード等の検索条件のデータ、課題データ、課題評価データ、解決案データ及び解決案評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。利用者端末16は入力装置204により、ログイン情報の入力、課題及びその解決案を検索するための検索条件の入力等を行うことができる。利用者端末16は出力装置203により、ログイン画面、検索条件の入力画面、課題及びその解決案等を表示させることができる。利用者端末16は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、検索条件の入力画面、検索結果のデータ(例:課題データ、解決案データ、課題評価データ、及び解決案評価データ)を受信することが可能であり、サーバ11にログイン情報、課題及びその解決案を検索するための検索条件のデータを送信することが可能である。
次に、上述のシステムによるオンライン試験方法の手順についてフローチャートを参照しながら例示的に説明する。
2−1−1 試験条件の設定から課題収集セッション開始まで
図27には試験管理者がサーバへアクセスして受験者登録及び試験条件入力を行うところから、課題収集セッションのテスト画面が受験者端末に表示されるまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。試験管理者が試験管理者端末13から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面を試験管理者端末13に送信する(S101A)。次いで、試験管理者が試験管理者端末13にID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S102A)、サーバ11の認証処理部321は、入力された管理者ID及びパスワードが、試験管理者アカウントファイル348内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S103A)、一致する場合には、試験管理者用の管理画面を試験管理者端末13に送信し(S104A)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S105A)。
図28には課題収集セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題入力のためのテスト画面が受験者端末12で表示された後、受験者が当該画面上でインストラクションに従って課題を入力し、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から課題データがサーバ11に送信される(S113A)。サーバ11が課題データを受信すると、課題データを制限時間内に受信したか否かが制限時間判断部324によって判断される(S114A)。
図29には課題評価セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題収集セッションが終了した後、試験管理者は図11に示すような管理画面上で「課題評価セッション開始」のボタンをクリックすると、課題評価セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S201A)。サーバ11の評価者決定部325は、課題評価セッション開始の指示を受信すると、サーバ11に内蔵された乱数発生装置206により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を決定する(S202A)。
図30には課題評価セッションの終了後、サーバ11によって各課題のスコアリングを行い、その結果を試験管理者に送信するまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題評価セッションが終了した後、試験管理者は試験管理者端末13からスコア計算開始の指示を、例えば試験管理者が図11に示すような管理画面上で「スコア計算開始」のボタンをクリックすることにより、サーバ11に送信する(S301A)。なお、「スコア計算開始」のボタンは課題評価セッション終了後に試験管理者の管理画面上に現れるようにしてもよい。次いで、当該指示をサーバ11が受信すると、サーバ11の課題評価部328は、第一テスト課題評価データファイル344aに格納されている各課題の評価軸毎の評価値及び課題IDに基づいて各課題データ中の課題ID毎に課題のスコアを評価軸毎に算出する(S302A)。当該スコアは、第一テスト課題データファイル343aに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。次いで、受験者評価部332は、課題ID毎に付与されたスコアに基づいて、受験者ID毎の課題提案力に関するスコアを評価軸毎に算出する(S303A)。当該スコアは、第一テスト受験者評価データファイル345aに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
2−2−1 試験条件の設定から解決案収集セッション開始まで
図31には試験管理者がサーバへアクセスして受験者登録及び試験条件入力を行うところから、解決案収集セッションのテスト画面が受験者端末に表示されるまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。試験管理者が試験管理者端末13から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面を試験管理者端末13に送信する(S101B)。次いで、試験管理者が試験管理者端末13にID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S102B)、サーバ11の認証処理部321は、入力された管理者ID及びパスワードが、試験管理者アカウントファイル348内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S103B)、一致する場合には、試験管理者用の管理画面を試験管理者端末13に送信し(S104B)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S105B)。
図32には解決案収集セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案入力のためのテスト画面が受験者端末12で表示された後、受験者が当該画面上でインストラクションに従って解決案を入力し、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から解決案データがサーバ11に送信される(S113B)。サーバ11が解決案データを受信すると、解決案データを制限時間内に受信したか否かが制限時間判断部324によって判断される(S114B)。
図33には解決案評価セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案収集セッションが終了した後、試験管理者は図14に示すような管理画面上で「解決案評価セッション開始」のボタンをクリックすると、解決案評価セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S201B)。サーバ11の評価者決定部325は、解決案評価セッション開始の指示を受信すると、サーバ11に内蔵された乱数発生装置206により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を決定する(S202B)。
図34には解決案評価セッションの終了後、サーバ11によって各解決案のスコアリングを行い、その結果を試験管理者に送信するまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案評価セッションが終了した後、試験管理者は試験管理者端末13からスコア計算開始の指示を、例えば試験管理者が図14に示すような管理画面上で「スコア計算開始」のボタンをクリックすることにより、サーバ11に送信する(S301B)。なお、「スコア計算開始」のボタンは解決案評価セッション終了後に試験管理者の管理画面上に現れるようにしてもよい。次いで、当該指示をサーバ11が受信すると、サーバ11の解決案評価部329は、第二テスト解決案評価データファイル344bに格納されている各解決案の評価軸毎の評価値及び解決案IDに基づいて各解決案データ中の解決案ID毎に解決案のスコアを評価軸毎に算出する(S302B)。当該スコアは、第二テスト解決案データファイル343bに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してもよい。次いで、受験者評価部332は、解決案ID毎に付与されたスコアに基づいて、受験者ID毎の解決力に関するスコアを評価軸毎に算出する(S303B)。当該スコアは、第二テスト受験者評価データファイル345bに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
次に、上述のシステムによる課題及びその解決手段のオンラインでの検索手順についてフローチャートを参照しながら例示的に説明する。
12 受験者端末
13 試験管理者端末
14 コンピュータネットワーク
15 サーバ管理者端末
16 利用者端末
205 通信装置
200 コンピュータ
201 演算装置
202 記憶装置
203 出力装置
204 入力装置
205 通信装置
206 乱数発生装置
207 タイマー
310 送受信部
320 制御部
321 認証処理部
322 データ登録部
323a 課題入力用書式抽出部
323b 解決案入力用書式抽出部
324 制限時間判断部
325 評価者決定部
326 課題抽出部
327 解決案抽出部
328 課題評価部
329 解決案評価部
330 課題評価抽出部
331 解決案評価抽出部
332 受験者評価部
333 受験者評価抽出部
334 評価数判断部
335 検索部
340 記憶部
341a 第一テスト受験者アカウントファイル
341b 第二テスト受験者アカウントファイル
342a 第一テスト情報ファイル
342b 第二テスト情報ファイル
343a 第一テスト課題データファイル
343b 第二テスト解決案データファイル
344a 第一テスト課題評価データファイル
344b 第二テスト解決案評価データファイル
345a 第一テスト受験者評価データファイル
345b 第二テスト受験者評価データファイル
346a 第一書式データファイル
346b 第二書式データファイル
346c 第三書式データファイル
346d 第四書式データファイル
347a 第一テスト課題評価進捗管理ファイル
347b 第二テスト解決案評価進捗管理ファイル
348 試験管理者アカウントファイル
349 サーバ管理者アカウントファイル
350 ライブラリ利用者アカウントファイル
351 テスト管理ファイル
360 辞書データファイル
Claims (44)
- サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第一テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第一テスト開始の指示に応じて、少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データをネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題を含む課題データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題データを送信した第一テストの各受験者の識別子と関連付けて前記課題データを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を第一テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、課題を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データをネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、課題データ中の課題に対する第一テストの受験者による評価を含む課題評価データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて前記課題評価データを課題評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、各課題を含む課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む課題収集評価方法。 - 課題入力のための第一書式データは、第一テスト情報記憶部に格納されている課題の入力条件と共に送信される請求項1に記載の課題収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性の少なくとも一つを含む請求項1又は2に記載の課題収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む請求項1〜3の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む請求項4に記載の課題収集評価方法。
- サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む請求項1〜5の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
- サーバが、課題データ記憶部に格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、ネットワークを介して試験管理者端末から受信するステップと、
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第二テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第二テスト開始の指示に応じて、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データをネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案を含む解決案データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記解決案データを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を第二テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、解決案を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データをネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて前記解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、各解決案を含む解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む解決案収集評価方法。 - 解決案入力のための第二書式データは、第二テスト情報記憶部に格納されている解決案の入力条件と共に送信される請求項7に記載の解決案収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性の少なくとも一つを含む請求項7又は8に記載の解決案収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む請求項7〜9の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
- 前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む請求項10に記載の解決案収集評価方法。
- サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む請求項7〜11の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
- 課題データ記憶部には、請求項1〜6の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データが格納されている請求項7〜12の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
- サーバが、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む請求項1〜6の何れか一項に記載の課題収集評価方法。 - サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第一テストの受験者の識別子に基づき、第一テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む請求項14に記載の課題収集評価方法。 - 第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである請求項14又は15に記載の課題収集評価方法。
- 第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである請求項14又は15に記載の課題収集評価方法。
- サーバが、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む請求項7〜13の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。 - サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第二テストの受験者の識別子に基づき、第二テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む請求項18に記載の解決案収集評価方法。 - 第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである請求項18又は19に記載の解決案収集評価方法。
- 第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである請求項18又は19に記載の解決案収集評価方法。
- 課題データ記憶部に、請求項1〜6、14〜17の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データを格納しており、且つ、課題評価データ記憶部に、請求項1〜6、14〜17の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題評価データを格納しているサーバが、利用権限のある端末からネットワークを介して、課題及びその解決案についての検索要求を受信するステップと、
サーバが、課題データ記憶部、課題評価データ記憶部、解決案データ記憶部及び解決案評価データ記憶部の少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果をネットワークを介して前記利用権限のある端末に送信するステップと、
を更に含む請求項7〜13、18〜21の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。 - 検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む請求項22に記載の解決案収集評価方法。
- 送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、課題評価部、及び、課題評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題収集評価のためのサーバ。 - 送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
複数の課題を含む課題データを記憶するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、解決案抽出部、解決案評価部、及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
解決案収集評価のためのサーバ。 - 送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、解決案抽出部、課題評価部、解決案評価部、課題評価抽出部及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
また、データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
また、解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データを送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
また、評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。 - 前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ。 - 課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 課題評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、課題データ記憶部に格納されている各課題から当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 解決案評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、解決案データ記憶部に格納されている各解決案から当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。 - 第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ。 - 前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。 - 第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 前記制御部は、利用権限のある端末からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部が受信すると、前記記憶部を検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末に送信することができる検索部を更に有する請求項26、28〜34、36〜38の何れか一項に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む請求項39に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
- 請求項1〜6、14〜17の何れか一項に記載の課題収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項41に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項7〜13、18〜23の何れか一項に記載の解決案収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項43に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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