JP2020118500A - ガス遮断装置 - Google Patents

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圭祐 中田
照恵 猪子
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照恵 猪子
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和希 塩田
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崇 大和久
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創太 土屋
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Takanobu Sato
孝信 佐藤
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秀明 久米村
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Abstract

【課題】 無線機能を内蔵した場合でも、無線用の操作及び表示のための操作手段及び表示手段を別途設ける必要のないガス遮断装置を提供すること。【解決手段】 ガス遮断装置は、ガスの通路を開閉する遮断弁6、ガスの流れを計測する流量計測手段1、流量値を積算する流量積算手段2、異常検出する異常検出手段3、遮断弁6の閉弁を指示する遮断判定手段4、積算流量や異常表示を表示する表示手段5、閉弁状態を開弁するための操作を行う復帰操作手段8、閉弁してガスを遮断するための操作を行う遮断操作手段7、復帰操作手段8と遮断操作手段7の操作信号を判別する信号判別手段9、からなるメータ部20と、外部との無線通信を行う無線通信部10とを備え、信号判別手段9は、復帰操作手段8及び/又は遮断操作手段7の所定の操作に基づいてメータ部20もしくは無線通信部10のどちらへの操作信号かを判別する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線機を内蔵したガスメータにおける無線機の起動及び停止などの各種操作に関するものである。
従来、この種のガス遮断装置は、メータと、メータに取り付けられる無線子機で構成されており、無線子機は、設定操作とそれに伴う表示を行う操作部と表示部とを有している(例えば、特許文献1参照)。
また、スイッチ操作によって各種設定データを変更するガス遮断装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−358589号公報 特許第4659400号公報
しかしながら、無線子機の機能をメータに内蔵すると、無線通信部の操作のための操作手段、及び表示のための表示手段を設ける必要が有り、構成部品が増えてメータが大きくなるため、部品コストと運搬コストが増大する課題があった。
また、従来の無線機では、リードスイッチを磁石で操作して、LEDの点灯パターンにより、操作結果及び無線機の状態を表現しているため、無線機の取り扱いに不慣れな作業者には操作及び点灯パターンの判別が難しかった。また、無線通信部の状態表示にLEDを用いるため、消費電流が増えてしまう課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ガス遮断装置が従来から備えている復帰操作手段及び遮断操作手段を利用して無線機を操作することで、メータの大型化及び消費電流の増加を防止し、無線の操作を簡易に行えるガス遮断装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的なガス遮断装置は、ガスの通路を開閉する遮断弁と、ガスの流れを計測する流量計測手段と、前記流量計測手段が計測する流量値を積算する流量積算手段と、前記流量計測手段が計測した流量値に基づき異常検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の検出した異常や遮断操作手段による強制遮断入力を受け遮断弁の閉弁を指示する遮断判定手段と、前記流量積算手段の積算流量や前記異常検出手段が検出した異常表示を表示する表示手段と、前記遮断弁の閉弁状態を開弁するための操作を行う復帰操作手段と、前記遮断弁を閉弁してガスを遮断するための操作を行う遮断操作手段と、前記復帰操作手段と前記遮断操作手段の操作に伴う操作信号の判別を行う信号判別手段からなるメータ部と、外部との無線通信を行う無線通信部と、を備え、前記信号判別手段は、前記操作信号が前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段の所定の操作に基づく信号である場合、前記操作信号を前記無線通信部への操作信号と判別することを特徴とするものである。これにより、無線機を内蔵したガス遮断装置の構成部品が増えて、ガス遮断装置が大きくなることを防ぐことが可能となる。
本発明のガス遮断装置は、無線部の操作・表示のための操作手段、表示手段を別途設ける必要がなく、メータが大きくならないため、部品コストや運搬コストを抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置のブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の無線通信部操作の状態遷移図である。 図3は、本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の無線通信部操作概略フローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置のブロック図である。 図5は、本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置の無線通信部操作概略フローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の無線通信部操作の状態遷移図である。 図7は、本発明の実施の形態3におけるガス遮断装置の表示部のイメージ図である。
第1の発明は、ガスの通路を開閉する遮断弁と、ガスの流れを計測する流量計測手段と、前記流量計測手段が計測する流量値を積算する流量積算手段と、前記流量計測手段が計測した流量値に基づき異常検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の検出した異常や遮断操作手段による強制遮断入力を受け遮断弁の閉弁を指示する遮断判定手段と、前記流量積算手段の積算流量や前記異常検出手段が検出した異常表示を表示する表示手段と、前記遮断弁の閉弁状態を開弁するための操作を行う復帰操作手段と、前記遮断弁を閉弁してガスを遮断するための操作を行う遮断操作手段と、前記復帰操作手段と前記遮断操作手段の操作に伴う操作信号の判別を行う信号判別手段からなるメータ部と、外部との無線通信を行う無線通信部と、を備え、前記信号判別手段は、前記操作信号が前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段の所定の操作に基づく信号である場合、前記操作信号を前記無線通信部への操作信号と判別することを特徴とするもので、これにより、ガスメータの構成部品が増えて大きくなることを防ぎ、部品コストや運搬コストの増大を抑制することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記メータ部が操作可能な状態において、前記信号判別手段で、前記操作信号を前記無線通信部への操作信号と判別した場合、前記無線通信部の操作が可能、かつ前記メータ部が操作不可になる第1の状態となることを特徴とするもので、これにより、前記無線通信部のみが操作可能な状態とすることができ、誤操作を防止することができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、前記第1の状態における前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段による第2の操作により、前記無線通信部の所定の動作を選択する第2の状態になり、前記第2の状態における前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段による第3の操作により、前記第2の操作による選択を決定することを特徴とするもので、これにより、前記無線通信部の操作に不慣れな作業員でも容易に操作することができる。
第4の発明は、特に第2または3の発明において、前記第1の状態、及び/又は前記第2の状態において、前記復帰操作手段、及び前記遮断操作手段の操作が所定時間無ければ前記メータ部が操作可能な状態に戻ることを特徴とするもので、これにより、無線部の操作が可能な状態で放置されてしまうことを防ぐことができる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明において、前記表示手段は、前記復帰操作手段、及び前記遮断操作手段の操作に伴う前記無線通信部の操作状態を表示することを特徴とするものであり、これにより、不慣れな作業員でも、前記無線通信部の操作を容易に行うことができる。
第6の発明は、特に第1〜5のいずれか1つの発明において、前記信号判別手段は、前記メータ部が所定の状態の場合は、無線通信部への操作として判別しないようするもので、これにより、不必要な時に前記無線通信部の操作をしてしまうことを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図1に示すように、ガス遮断装置は、流量計測手段1、流量積算手段2、異常検出手段3、遮断判定手段4、表示手段5、遮断弁6、遮断操作手段7、復帰操作手段8、信号判別手段9から構成されるメータ部20と、無線通信部10から構成され、以下その役割を説明する。なお、図1において、ガス遮断装置は、メータ部20と無線通信部10とを一体化して内蔵した構成になっている。
流量計測手段1は、ガス管(図示せず)に流れるガスの流量を計測して流量信号Aを算出する。流量計測手段1の流量信号Aは、例えば、膜式における計量膜の往復運動から得られた流量パルス信号や超音波による伝搬時間によって計測及び算出される。
流量積算手段2は、流量信号Aを受け、流量積算を行い、積算信号Bを出力する。異常検出手段3は、流量信号Aを受け、例えば、流量信号Aが所定流量値以上であった場合に異常信号Cを出力する。遮断判定手段4は、異常信号Cを受け、遮断弁6を遮断する閉弁信号Dおよび異常表示信号Fを出力する。
表示手段5は、積算信号Bと異常表示信号Fを受け、流量積算値の表示及び異常表示を行う。遮断操作手段7は、例えばプッシュスイッチ又は非接触型のリードスイッチ等により構成され、強制的に遮断するときに操作されて、遮断操作信号Eを出力する。復帰操作手段8は、例えばプッシュスイッチ又は非接触型のリードスイッチ等により構成され、復帰操作信号Gを出力する。
信号判別手段9は、遮断操作信号Eと復帰操作信号Gを受け、メータ部20もしくは無線通信部10のどちらに対する操作信号か判別する。そして、メータ部20への操作信号と判別されると、遮断操作信号Eaと復帰操作信号Gaを出力し、無線通信部10への信号と判別されると、遮断操作信号Ebと復帰操作信号Gbを出力する。
信号判別手段9が、メータ部20への出力と判別した場合、遮断操作信号Eaは遮断判定手段4に送られ、遮断判定手段4にて閉弁信号Dが出力されて、遮断弁6が閉弁する。この状態はガスが遮断され、使用できない状態である(以降「遮断状態」と呼ぶ)。また、遮断弁6が復帰操作信号Gaを受けると開弁する。この状態は遮断が解除され、ガスが使用できる状態である(以降「通常状態」と呼ぶ)。即ち、信号判別手段9が、受け付けた遮断操作信号E又は復帰操作信号Gをメータ部20への出力と判別した場合、遮断操作手段7と復帰操作手段8は、ガス遮断装置の「遮断状態」と「通常状態」におけるメータ部20の操作を行うことができる手段となる。
一方、信号判別手段9が、受け付けた遮断操作信号E又は復帰操作信号Gを無線通信部10への操作信号と判別した場合、遮断操作信号Ebと復帰操作信号Gbは無線通信部10へと送られ、無線通信部10を操作することができる。
なお、ガス遮断装置が所定の状態(例えば、遮断状態)の場合は、無線通信部10への出力と判別しない処理を行ってもよい。
以下では、図1と図2を用いて、無線通信部10の操作について説明する。
図2は、本実施の形態における無線通信部の操作の実施例を示す状態遷移図である。通常の状態12とは、ガス遮断装置の状態が「遮断状態」と「通常状態」の何れかであり、メータ部20を操作できる状態とする。
信号判別手段9が、通常の状態12において、遮断操作手段7への所定の操作による遮断操作信号E及び/又は復帰操作手段8への所定の操作による復帰操作信号Gを受ける、という「第1の操作a」が行われると、ガス遮断装置は、無線通信部10の操作が可能な状態(第1の状態13)に切替わる。そして、この第1の状態13における遮断操作手段7への操作による遮断操作信号Eと復帰操作手段8への操作による復帰操作信号Gは、無線通信部10への信号として判別される。
次に、信号判別手段9が、第1の状態13において、遮断操作手段7への所定の操作による遮断操作信号E及び/又は復帰操作手段8への所定の操作による復帰操作信号Gを受ける、という「第2の操作b」が行われると、ガス遮断装置は、無線通信部10の操作対象である複数の機能の内、実行対象の機能を選択する操作が可能な状態(第2の状態15)に切替わる。
次に、信号判別手段9が、第2の状態15において、遮断操作手段7への所定の操作による遮断操作信号E及び/又は復帰操作手段8への所定の操作による復帰操作信号Gを受ける、という「第3の操作c」が行われると、ガス遮断装置は、「第2の操作b」によって選択した実行対象の機能を実行する状態(第3の状態17)に切替わる。
なお、第1の操作a、第2の操作b、第3の操作cは、遮断操作手段7及び/又は復帰操作手段8の操作で実現するが、例えば、個別の長押し操作や両手段の組み合わせ操作等であってもよい。
なお、第1の状態13、第2の状態15、第3の状態17では、メータ部20の操作は不可の状態としている。
図3は本実施の形態における無線通信部10の操作に伴う概略フローチャートであり、図3を用いて、処理S1から処理S7について動作の概略を説明する。
処理S1は、通常の状態12であり、ガス遮断装置としての操作が可能な状態(図示せず)である。
処理S2にて、第1の操作aを待ち、第1の操作aが無ければ通常の状態12を継続する(S1)。第1の操作aが成立すると、ガス遮断装置は第1の状態13に切り替わる(S3)。例えば、通常状態のガス遮断装置において、復帰操作手段を所定時間長押しした後、所定の時間以内に遮断操作手段を操作することで、実行対象の機能を選択する操作が可能な状態となる。
処理S4にて、第2の操作bを待ち、第2の操作bが無ければ第1の状態13を継続する(S3)。第2の操作bが成立すると、ガス遮断装置は第2の状態15に切り替わる(S5)。例えば、復帰操作手段を操作するたびに、無線通信部の起動や休止、および接続機器の検索などを選択できる。
処理S6にて、第3の操作cを待ち、第3の操作cが無ければ第2の状態15を継続する(S5)。第3の操作cが成立すると、ガス遮断装置は第3の状態17に切り替わる(S7)。例えば、無線通信部の機能を選択した後、所定の時間以内に遮断操作手段を操作することで、選択した機能を実行する。
以降は処理S1から処理S7が繰り返される。
以上のように本実施の形態に係るガス遮断装置においては、遮断操作手段7と復帰操作手段8を用いて、第1の操作aで無線通信部10の操作が可能な状態(第1の状態13)に切り替わり、続いて第2の操作bで、無線通信部10の実行対象の機能を選択が可能な状態(第2の状態15)に切り替わり、続いて第3の操作cで選択した実行対象の機能を実行する状態(第3の状態17)に切り替わり、実行対象の機能を実行した後、通常の状態12に移行することで無線通信部10の操作を容易に実現することができる。これにより、操作方法を知らない第三者による不用意な設定変更を防ぎつつ、作業者には簡単な操作方法を提供することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置のブロック図を示すものである。図4において、実施の形態1と異なるのは、無線機操作状態制限手段11を設けた点であり、以下、無線機操作状態制限手段11の役割を説明する。
無線機操作状態制限手段11は、第1の状態13及び第2の状態15において、遮断操作手段7への所定の操作に伴う遮断操作信号Ebと復帰操作手段8への所定の操作に伴う復帰操作信号Gbを受けなかったとき、無線機操作制限信号Iを出力する。無線機操作制限信号Iを受けた無線通信部10は、遮断操作信号Ebと復帰操作信号Gbの受付を中止する。
図5は、実施の形態2の無線通信部10の操作に伴う概略フローチャートであり、図5を用いて、処理S1から処理S9について動作の概略を説明する。
処理S1は通常の状態であり、ガス遮断装置としての操作が可能な状態(図示せず)である。
処理S2にて、第1の操作aを待ち、第1の操作aが無ければ通常の状態12を継続する(S1)。第1の操作aが成立すると、ガス遮断装置は第1の状態13に切り替わる(S3)。
処理4にて、第2の操作bを待ち、第2の操作bが無ければ処理S8で第2の操作bの制限時間を確認する。処理S8にて、制限時間を超えていなければガス遮断装置は第1の状態13を継続し(S3)、制限時間を超えていれば、ガス遮断装置は通常の状態12に切り替わる(S1)。第2の操作bが成立すると、ガス遮断装置は第2の状態15に切り替わる(S5)。
処理6にて、第3の操作cを待ち、第3の操作cが無ければ処理S9で第3の操作cの制限時間を確認する。処理S9にて、制限時間を超えていなければガス遮断装置は第2の状態15を継続し、制限時間を超えていれば、ガス遮断装置は通常の状態12に切り替わる。第3の操作cが成立すると、ガス遮断装置は第3の状態17に切り替わる(S7)。
以上のように本実施の形態に係るガス遮断装置においては、第1の状態13及び第2の状態15において、第2の操作bもしくは第3の操作cが無ければ、制限時間によって通常の状態12に切り替わり、無線通信部10の操作が可能な状態で作業員が現場を離れることを防ぐことができる。これにより、無線通信部10の操作が可能な状態で、市場に放置されることがなく、第三者による不用意な設定変更を防止することができる。
(実施の形態3)
図6は、本実施の形態における無線通信部の操作の実施例を示す状態遷移図であり、図6において、第1の実施の形態と異なるのは、第1の状態表示14と第2の状態表示16と第3の状態表示18を設けた点である。
図7は、本実施の形態におけるガスメータの表示部のイメージを示すものである。
図7において、例えば液晶により構成された表示手段5は、ガスの使用量を表示する指針値表示部31と、ガスメータの異常状態を、例えばアルファベットなどで表示する事象表示部32と、ガスメータの特に重要な動作状態を表示するインジケータ表示部A33と、インジケータ表示部B34とから構成されている。インジケータ表示部A33は、例えば、ガスメータにおける口火の有無といった動作状態や機能制限の有無といった設定状態を表示するものである。またインジケータ表示B34は、例えば、無線通信部10の起動や休止といった動作状態を表示するものである。
以下、第1の状態表示14と第2の状態表示16と第3の状態表示18の役割を図1、図4、図6および図7を用いて説明する。
実施の形態1および実施の形態2と同様に、メータ部20は表示手段5を備えている。表示手段5は、積算信号Bと異常表示信号Fを受け、指針値表示部31に流量積算値の表示を行い、事象表示部32に異常表示を行う。本実施の形態3において、表示手段5は、無線通信部10の「第1の操作a」による「第1の状態13」と「第2の操作b」による「第2の状態15」、そして「第3の操作c」による「第3の状態17」の各操作に応じて、「第1の状態表示14」、「第2の状態表示16」、「第3の状態表示18」の所定の表示をする。
第1の状態表示14は、例えば、指針値表示部31を用いて実行対象の機能を表示し、インジケータ表示部A33を用いて、メータの動作状態および設定状態ではなく、無線通信部10の操作が可能であることを表示してもよい。なお、前記実行対象の機能の表示は、例えば、数字やアルファベットで表示してもよい。
また、第2の状態表示16は、例えば、指針値表示部31を用いて、選択中の実行対象の機能を表示してもよい。なお、例えばインジケータ表示部A33を用いて、無線通信部10の操作の制限時間の経過を点灯、点滅、及び消灯などのうちの一又は複数の組み合わせで表示したり、事象表示部32を用いて、制限時間が経過して操作が可能である期間が終了したことを表示してもよい。
また、第3の状態表示18は、例えば、インジケータ表示部A33を用いて第3の操作cで選択した機能が実行中であることを表示し、事象表示部32を用いて第3の操作cで選択した機能の実行結果を表示しても良い。
また、表示手段5は、無線通信部状態信号Hを受け、例えばインジケータ表示部B34を用いて、無線通信部10が実行対象の機能を実行した後の動作状態を表示したり、インジケータ表示部A33を用いて、無線通信部10の送受信の動作を表示してもよい。
なお、図7では表示内容を固定した表示部を示したが、例えば、ドット方式の液晶表示を用いることも可能で、動作内容に対して文字及び符号を組み合わせて表示することで、より詳細かつ具体的に表現することができ、視認性及び操作性をより向上することができる。
以上のように本実施の形態においては、第1の操作a〜第3の操作cの具体的な内容をメータ部20の表示手段5に表示し、作業者の現場における作業のサポートをすることができる。これにより、無線通信部10の設定を効率よく行うことができ、また、作業者による無線通信部10の設定ミスを抑制することができる。
また、本実施の形態3では、表示手段5の表示媒体は限定するものではないが、例えば、ドット形式の液晶等を用いれば、より詳細状態を表示することができ、作業者に対してより分かり易い表示ができ、無線通信部10の起動等の作業性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は、ガスメータの既存の復帰操作手段および遮断装置手段を用いて段階的に無線通信部の操作および表示ができ、無線通信部専用の操作手段および表示手段を設ける必要がなく、無線機を内蔵する水道メータやその他の機器の無線機側の各種操作等の用途にも適用できる。
1 流量計測手段
2 流量積算手段
3 異常検出手段
4 遮断判定手段
5 表示手段
6 遮断弁
7 遮断操作手段
8 復帰操作手段
9 信号判別手段
10 無線通信部
11 無線機操作状態制限手段
12 通常の状態
13 第1の状態
14 第1の状態表示
15 第2の状態
16 第2の状態表示
17 第3の状態
18 第3の状態表示
20 メータ部
a 第1の操作
b 第2の操作
c 第3の操作

Claims (6)

  1. ガスの通路を開閉する遮断弁と、
    ガスの流れを計測する流量計測手段と、
    前記流量計測手段が計測する流量値を積算する流量積算手段と、
    前記流量計測手段が計測した流量値に基づき異常検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の検出した異常や遮断操作手段による強制遮断入力を受け遮断弁の閉弁を指示する遮断判定手段と、
    前記流量積算手段の積算流量や前記異常検出手段が検出した異常表示を表示する表示手段と、
    前記遮断弁の閉弁状態を開弁するための操作を行う復帰操作手段と、
    前記遮断弁を閉弁してガスを遮断するための操作を行う遮断操作手段と、
    前記復帰操作手段と前記遮断操作手段の操作に伴う操作信号の判別を行う信号判別手段からなるメータ部と、
    外部との無線通信を行う無線通信部と、を備え、
    前記信号判別手段は、前記操作信号が前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段の所定の操作に基づく信号である場合、前記操作信号を前記無線通信部への操作信号と判別することを特徴とするガス遮断装置。
  2. 前記メータ部が操作可能な状態において、前記信号判別手段で、前記操作信号を前記無線通信部への操作信号と判別した場合、前記無線通信部の操作が可能、かつ前記メータ部が操作不可になる第1の状態となることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断装置。
  3. 前記第1の状態における前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段による第2の操作により、前記無線通信部の所定の動作を選択する第2の状態になり、前記第2の状態における前記復帰操作手段、及び/又は前記遮断操作手段による第3の操作により、前記第2の操作による選択を決定することを特徴とする請求項2に記載のガス遮断装置。
  4. 前記第1の状態、及び/又は前記第2の状態において、前記復帰操作手段、及び前記遮断操作手段の操作が所定時間無ければ前記メータ部が操作可能な状態に戻ることを特徴とする請求項2または3に記載のガス遮断装置。
  5. 前記表示手段は、前記復帰操作手段、及び前記遮断操作手段の操作に伴う前記無線通信部の操作状態を表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス遮断装置。
  6. 前記信号判別手段は、前記メータ部が所定の状態の場合は、無線通信部への操作として判別しないようすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガス遮断装置。
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