JP2020116128A - テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】足置きの近傍領域を有効に利用し得る構成を有したテーブルを提供する。【解決手段】天板1を主脚2により支持させてなるハイテーブルAであり、着座者Mの足を置くことが可能な足置き部4と、足置き部4よりも天板1の中央部に近い位置に配設され内部に物品を収納可能な収納空間spを有した物品収納部5とを備えている。物品収納部5は、床面Fに対して起立し収納空間spを囲む周壁51と、足置き部4に隣接して配設され周壁51により形成された開口部Jを開閉し得る蓋板52とを備えたものとした。【選択図】図9

Description

本発明は、オフィス等において好適に用いられるテーブルに関する。
従来から、天板の高さが比較的高い位置に設定されているハイテーブルが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この種のハイテーブルでは、座の位置が高く設定された専用の椅子(ハイチェア)が使用されることが多い。従来のハイテーブルには、ハイチェアに着座した着座者の快適な利用に供するために、天板よりも下の領域における床面よりも上の位置に、着座者の足を置くための足置き部を設けたものもある。
ところが、従来のハイテーブルは、足置き部の近傍領域、より具体的に言えば、足置き部よりも下の領域や、着座者から見て足置き部よりも奥方の領域などが有効に活用されておらず、デッドスペース化してしまっているのが実態であった。
なお、以上の事情は、必ずしも、天板の高さが比較的高い位置に設定されているハイテーブルに限られるものではなく、一般的なテーブルにおいても同様である。
特開2018−079076号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、足置き部の近傍領域を有効に利用し得る構成を有したテーブルを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に係る発明は、天板を複数の脚により支持させてなるテーブルであって、着座者の足を置くことが可能な足置き部と、少なくとも一部が前記足置き部よりも前記天板の中央部に近い位置に配設され内部に物品を収納可能な収納空間を有した物品収納部とを備えたものであり、前記物品収納部が、床面に対して起立し前記収納空間を囲む周壁と、前記足置き部に隣接して配設され前記周壁により形成された開口部を開閉し得る蓋板とを備えているテーブルである。
請求項2に係る発明は、前記天板の上面が、床面から800mm〜1050mmの高さに設定されたものである請求項1記載のテーブルである。
請求項3に係る発明は、前記足置き部、前記周壁、及び、前記足置き部に対面する床面部分により囲まれており椅子の脚羽根が侵入し得る脚羽根進入領域が形成されている請求項1又は2記載のテーブルである。
請求項4に係る発明は、前記蓋板の上面が、前記足置き部の上面と略面一に設定されている請求項1、2又は3記載のテーブルである。
請求項5に係る発明は、前記物品収納部が、前記収納空間の下側を覆う底壁を備えている請求項1、2、3又は4記載のテーブルである。
請求項6に係る発明は、前記天板と床面との間に介設され内部に配線を連通させ得る連通空間を有した配線支柱を備えている請求項1、2、3、4又は5記載のテーブルである。
請求項7に係る発明は、前記複数の脚が、少なくとも前後方向又は左右方向に対をなす脚を含んでなるものであり、前記対をなす脚の下部間が、板状をなす脚連結パネルにより繋がれているものであり、前記脚連結パネルの一部が、前記周壁を構成するものである請求項1、2、3、4、5又は6記載のテーブルである。
請求項8に係る発明は、天板を複数の脚により支持させてなるテーブルであって、着座者の足を置くことが可能な足置き部と、少なくとも一部が前記足置き部よりも前記天板の中央部に近い位置に配設され内部に物品を収納可能な収納空間を有した物品収納部とを備えたものであり、前記物品収納部が、前記足置き部に隣接して配設された天壁と、この天壁の下に位置し床面に対してスライド移動可能に収容された引き出しとを備えているテーブルである。
以上説明したように本発明によれば、足置き部の近傍領域を有効に利用し得る構成すなわち足置き部の近傍領域に物品収納部を有したテーブルを提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における背面図。 同実施形態における平面図。 同実施形態における底面図。 同実施形態における左側面図。 同実施形態における右側面図。 同実施形態における斜視図。 図4におけるX−X線断面図。 図4におけるX−X線断面図。 同実施形態における斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜11を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、オフィスにおいて使用されるテーブルたるハイテーブルAに適用したものである。
ハイテーブルAは、天板1の高さを、一般的なテーブルの天板高さよりも高い位置に設定したものである。すなわち、ハイテーブルAは、天板1の上面が床面Fから800mm〜1050mmの高さに位置するように設定されている。この実施形態では、天板1の上面の位置が床面Fから約1000mmの高さに設定されたものとなっている。(なお、一般的なテーブルにおける天板の上面の位置は、床面から670mm〜720mmに設定されている。)
ハイテーブルAの使用者は、床面Fに対して自立した状態で天板1の上面を使用したり、ハイテーブルAに対応させて座c2の位置を高く設定した椅子たるハイチェアCに着座した状態で天板1の上面を使用したりできるようになっている。
なお、図9、及び、図10に示すように、ハイチェアCは、先端部にキャスタcaを配してなる脚羽根c11、及び、当該脚羽根c11の中心部に立設され上下方向に比較的長尺をなす脚支柱c12を有した脚c1と、脚c1に支持された座c2及び背凭れc3とを備えたものである。
ハイテーブルAは、天板1を、複数の脚たる四本の主脚2、及び、一本のサイド脚3により支持させてなるものである。ハイテーブルAは、ハイチェアCに着座する着座者Mの足を置くことが可能な足置き部4と、少なくとも一部が足置き部4よりも天板1の中央部に近い位置に配設され内部に物品Nを収納可能な収納空間spを有した物品収納部5と、天板1と床面Fとの間に介設され内部に配線を連通させ得る連通空間rtを有した配線支柱6とを備えたものである。
以下、このハイテーブルAの各構成について説明する。
<天板1>
天板1は、図1〜11に示すように、その上面が、床面Fから800mm〜1050mmの高さに設定され得るものである。天板1は、平面視において矩形状をなすメイン天板Dと、メイン天板Dの一端から外方に延出したサイド天板Eとを備えたものである。この実施形態では、メイン天板Dは、第一天板11と、第一天板11よりも小さな寸法すなわち第一天板11の略半分の幅寸法に設定された第二天板12とによって構成されている。第一天板11と第二天板12との突き合わせ端部の下面には、当該第一天板11と第二天板12とを水平に連結するための天板支持プレート13が取り付けられている。
第一天板11、第二天板12、及び、サイド天板Eの各下面には、各天板11、12、Eを水平姿勢に保持するための複数の支持ビーム14が適宜の箇所に添設されている。天板1は、天板支持プレート13や支持ビーム14に支持されることにより、当該天板1を構成する第一天板11の上面、第二天板12の上面、及び、サイド天板Eの上面が、略面一になるように設定されている。
メイン天板Dの前後方向中間部には、配線を導入又は導出するための連通孔11a、12aが設けられている。連通孔11a、12aの下には、メイン天板Dよりも下方に離間させて配線の一部や電源タップの本体部分等を載置し得る載置台11b、12bが設けられている。
<脚(主脚2・サイド脚3)>
複数の脚である四本の主脚2は、図1〜3、及び、図5〜11に示すように、床面Fに対して立設された柱状をなすものである。主脚2は、主としてメイン天板Dを支持するものである。主脚2の上端部は、ブラケットBを介してメイン天板Dにおける四ケ所の角部の下面に取り付けられている。
主脚2は、上下方向に延びた四角柱状をなす主脚本体21と、主脚本体21の下端部に螺合進退可能に取り付けられたアジャスタ22とを備えてなる。
前後に対をなす主脚2の下部間には、床面Fに対して起立した姿勢をなす脚連結パネルPが設けられている。換言すれば、対をなす前後の主脚2における下部間は、脚連結パネルPにより繋がれている。前後方向に対をなす主脚2は、左右の二箇所に配されている。
脚である一本のサイド脚3は、主としてサイド天板Eを支持するものである。サイド脚3の上端部は、ブラケットBを介してサイド天板Eにおける下面に取り付けられている。サイド脚3は、上下方向に延びた四角柱状をなすサイド脚本体31と、サイド脚本体31の下端部に螺合進退可能に取り付けられたアジャスタ32とを備えてなる。
<足置き部4>
足置き部4は、主としてハイチェアCに着座した着座者の足が載せ置かれる部位をなす。足置き部4は、図1〜3、図5、及び、図8〜11に示すように、メイン天板Dの下に設けられた略水平板状をなしたものである。足置き部4は、床面Fから離れた位置すなわち床面Fよりも上に設けられている。足置き部4は、床面Fから約280mmの高さに配設されている。
足置き部4は、メイン天板Dにおける前後の使用端縁Deに沿うように天板1の下に配設されている。足置き部4の外方端縁4eは、側面視においてメイン天板Dにおける前後の使用端縁Deよりも内側(すなわちメイン天板Dの中央部側)に位置するように設定されている。
足置き部4は、物品収納部5を構成する周壁51と、周壁51における前周壁部51a及び後周壁部51bの上に前後方向に長手をなすように架設された支持プレートGの先端部と、前後の主脚2の下部間を繋ぐ脚連結パネルPの前部分及び後部分に支持されて略水平の姿勢が保持されている。
足置き部4は、物品収納部5から外方すなわち前方向及び後方向に向けて片持ち的に延出した形態をなしている。なお、この実施形態では、足置き部4は、複数すなわち三枚の略水平な足置き板41を左右方向に並設することにより構成されている。
<物品収納部5>
物品収納部5は、図1〜3、及び、図5〜11に示すように、内部に設けた収納空間spに種々の物品Nを収容し得るように構成されている。物品収納部5は、床面Fに対して起立し収納空間spを略矩形状に囲む周壁51と、足置き部4に隣接して配設され周壁51により形成された開口部Jを開閉し得る蓋板52と、周壁51よりも内側すなわち周壁51により囲繞された範囲内に配設され収納空間spの下側を覆う底壁53とを備えている。
換言すれば、物品収納部5は、物品Nが収納される収納空間spの上を覆う構成要素である蓋板52と、収納空間spの外周を覆う構成要素である周壁51と、収納空間spの下を覆う構成要素である底壁53とを有しているものである。
周壁51は、壁状をなす前周壁部51a及び後周壁部51bと、前周壁部51a及び後周壁部51bの側端部間に配された壁状をなす左右の側周壁部51cとを備えている。前周壁部51a及び後周壁部51bは、それぞれ複数すなわち三枚の周壁形成板51d、51eを左右方向に並設することにより構成されている。
左右の側周壁部51cは、脚連結パネルPの中間部により構成されている。換言すれば、一対の主脚2間を繋ぐ脚連結パネルPの一部が、物品収納部5の周壁51を構成したものとなっている。つまり、主脚2の強度を向上させるための脚連結パネルPの一部が、物品収納部5の周壁51を兼ねたものとなっている。
蓋板52は、周壁51により形成された開口部Jを閉塞し得る略水平板状のものである。この実施形態では、複数すなわち六枚の蓋板52により開口部Jを開閉できるように構成されている。六枚の蓋板52は、それぞれ別個独立に開閉できるようになっている。各蓋板52には、使用者が手を掛けて開閉作業を行い易くするための手掛け部52bが設けられている。この実施形態における手掛け部52bは、蓋板52の一端部に形成された切欠部分により構成されている。
なお、手掛け部52bは、種々のものを適用することができるものであり、切欠部分に限られるものではない。例えば、手掛け部52bが、蓋板52に穿設した孔であってもよいし、蓋板52に取り付けられる部品(例えば、手掛け部分を有した部品等。)であってもよい。
蓋板52は、その周縁部が周壁51の上端縁、脚連結パネルPの上端部、及び、周壁51に架設された支持プレートGに支持され得るものとなっている。蓋板52は、開口部Jを閉塞した状態において当該蓋板52の上面が、足置き部4の上面と略面一になるように位置設定されている。つまり、蓋板52の上面は、足置き部4の上面と略面一をなしているため、着座者Mの足置き面としても有効に機能し得るものとなっている。換言すれば、蓋板52は、収納空間spを開閉する機能を発揮するだけでなく足置き部4の奥方に連設された延長足置き機能も発揮し得るものとなっている。
足置き部4の上面と物品収納部5における蓋板52の上面には、床面Fと同様の図示しないシート状の表皮材が貼り設けられるようになっている。
なお、支持プレートGは、図8、及び、図11に示すように、比較的短寸をなす支持プレート支持脚Hにより床面F上に上下方向に微調整可能に支持されている。支持プレート支持脚Hは、支持プレート支持脚本体h1と、支持プレート支持脚本体h1の下端部に螺合進退可能に取り付けられたアジャスタh2とを備えている。
底壁53は、周壁51内の床面F上に載置されるものである。底壁53は、収納空間spに収納された物品Nの下に敷かれるものである。底壁53は、略水平な板状をなす底壁本体53aと、底壁本体53aの底面に下方に向けて突設された複数すなわち三つの短寸脚53bとを備えたものである。三つの短寸脚53bは左右方向に延びる態様をなし底壁本体53aに対して前後方向に一定の間隔をあけて配設されている。隣接する短寸脚53b間の離間空間は、配線を連通させるための配線連通路53cとして使用し得るようになっている。
この実施形態では、周壁51内に複数の底壁53すなわち三枚の底壁53が所定の間隔をあけて床面F上に配されている。換言すれば、隣接する底壁53間には、配線を通過させることができるように床面Fと収納空間spとの間を連通し得る開口Kが形成されている。なお、開口Kには、床面Fに対して起立する支持プレート支持脚Hの下端部や、配線支柱6の下端部が配設され得るものとなっている。
ハイテーブルAは、図9、及び、図10に示すように、足置き部4、周壁51、及び、足置き部4の下面に対面する床面F部分により略コ字状に囲まれハイチェアCの脚羽根c11が侵入し得る脚羽根進入領域snが形成されている。
この実施形態では、脚羽根進入領域snは、足置き部4、周壁51における前周壁部51a又は後周壁部51b、足置き部4の下面に対面する床面F部分、及び、左右に配された脚連結パネルPにより、五面が囲まれてなる空間により構成されている。換言すれば、物品収納部5の一端部すなわち前部に設けられた脚羽根進入領域snは前方にのみ開放されたものとなっており、物品収納部5の他端部すなわち後部に設けられた脚羽根進入領域snは後方にのみ開放されたものとなっている。
<配線支柱6>
配線支柱6は、図1〜11に示すように、メイン天板Dにおける前後方向中央部と床面Fとの間に介在している。配線支柱6は、電源用配線や情報用配線等の種々の配線を床面F側から天板1側に導くためのものである。また、配線支柱6は、天板1を支持する補助脚的な役割又は共振抑制の役割を担い得るものである。配線支柱6は、略矩形筒状をなし内部に配線を連通させ得る連通空間rtが形成された配線支柱本体61と、配線支柱本体61の下端部に螺合進退可能に取り付けられたアジャスタ62とを備えたものである。
配線支柱本体61の上端部及び下端部には、配線を配線支柱本体61内に導入し易くするとともに配線支柱本体61内の配線を外部に導出し易くするための切欠部krが設けられている。
以上説明したように、本実施形態に係るハイテーブルAは、天板1を複数の脚である主脚2とサイド脚3により支持させてなるものである。そして、ハイテーブルAは、着座者Mの足を置くことが可能な足置き部4と、足置き部4よりも奥方すなわち天板1の中央部に近い位置に配設され内部に物品Nを収納可能な収納空間spを有した物品収納部5とを備えたものである。物品収納部5は、床面Fに対して起立し収納空間spを囲む周壁51と、足置き部4に隣接して配設され周壁51により形成された開口部Jを開閉し得る蓋板52とを備えている。このため、足置き部4の近傍領域を物品収納部5として有効に利用し得る構成を有したハイテーブルAを提供することできる。
すなわち、足置き部4に近い位置に、種々の物品Nを収容し得る物品収納部5を設けているため、種々の物品Nを、使用者の近い位置に配置させることができるものとなっている。
換言すれば、本件の発明者は、従来のテーブルにおいては使用者に近い位置であるにもかかわらずデッドスペース化していた箇所を有効利用できる方途を見い出すことに成功した。すなわち、本実施形態におけるハイテーブルAでは、物品収納部5を設けることにより足置き部4の近傍を有効利用できるようにしている。このため、物品収納部5の収納空間spに、種々の物品Nを汚れたり損傷したりし難い状態で収容させることができるものとなっている。
つまり、従来は、オフィス内において、使用頻度が少ない割に比較的執務者の近くに配置しなければならないような物品Nを保管させる場所を創出し難かったという問題があった。しかしながら、本実施形態におけるハイテーブルAであれば、天板1の下に位置する物品収納部5に比較的大容量の物品Nを収納することができるため、物品Nを保管させる場所の創出が好適に実現され利便性に極めて優れたものとなる。
また、蓋板52は、足置き部4に隣接して配設され周壁51により形成された開口部Jを開閉し得るものとなっている。このため、物品収納部5の収納空間spに配置された物品Nの出し入れも容易に実行することができるものとなっている。
一例として例えば、物品Nが、使用者の手荷物や被服や身の回り品である場合には、必要になった時に、天板1の下に位置する物品収納部5にアクセスして手荷物等を簡単に取り出すことができるものとなっている。
他の例として例えば、物品Nが、地震等の災害時に用いられる防災用品(例えば、ヘルメットや懐中電灯や非常用飲食料品等)である場合には、災害発生時に天板1の下の下肢空間に一時的に避難した流れから、そのまま、退避した箇所の直下に位置している物品収納部5に収容された防災用品に速やかにアクセスすることができるものとなっている。
天板1の上面が、床面Fから800mm〜1050mmの高さに設定されたものである。換言すれば、ハイテーブルAにおいて物品収納部5を設けたものとなっている。このため、足置き部4と床面Fとの間に一定の空間が形成され易いものとなり、当該足置き部4の近傍に位置させた物品収納部5が物品Nを収容し得る好適な高さ寸法を得易いものとなっている。
足置き部4、周壁51、及び、足置き部4に対面する床面F部分により囲まれており椅子であるハイチェアCの脚羽根c11が侵入し得る脚羽根進入領域snが形成されている。このため、ハイチェアCの脚羽根c11を脚羽根進入領域snに進入させて、ハイチェアCをハイテーブルAに接近させることができるようになっている。
蓋板52の上面が、足置き部4の上面と略面一に設定されている。このため、蓋板52は、足置き部4の奥方に位置し延長足置き部分としても機能し得る好適なものとなる。すなわち、蓋板52の上面が足置き部4の上面と略面一に設定されているため、着座者Mの足を足置き部4よりも奥方に気兼ねなく伸ばすことができるものとなり、着座者Mの快適な使用に供し得るものとなっている。
物品収納部5が、収納空間spの下側を覆う底壁53を備えている。このため、収納空間spに収容された物品Nの下敷きとして有効に機能し得るとともに、床面F上に這わされた配線類と物品Nとの接触も好適に回避し得るものとなっている。
天板1と床面Fとの間に介設され内部に配線を連通させ得る連通空間rtを有した配線支柱6を備えている。このため、配線を床面F側から天板1側に好適に導くことができるのみならず、天板1を支持し得る補助脚的な機能を好適に発揮し得るものとなっている。
前後方向に対をなす主脚2を備えており、対をなす主脚2の下部間が、脚連結パネルPにより繋がれている。そして、脚連結パネルPの一部が、周壁51における側周壁部51cを構成するものとなっている。このため、対をなす前後の主脚2が脚連結パネルPにより補強され、対をなす主脚2が床面Fに対して安定的に起立し得るものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
テーブルは、天板の位置が比較的高く設定されたハイテーブルに限られるものではない。すなわち、テーブルは、天板が一般的な高さに設定されたものであってもよい。
テーブルの天板は、種々の形状のものを採用することができる。例えば、テーブルは、矩形状の天板のみを有したものであってもよく、サイド天板やサイド脚を有したものでなくてもよいのはもちろんのことである。
足置き部は、板状の部材により構成されたものに限られない。例えば、単数又は複数の棒状ないしフレーム状の部材を用いて着座者の足を置くことができるように構成されたものであってもよい。
物品収納部は、少なくとも一部が足置き部よりも奥方すなわち天板の中央部に近い位置に配されていればよい。例えば、天板の一側縁のみを使用端縁に設定したテーブルであれば、反使用端縁と略同じ位置まで物品収納部を延設させてもよい。
物品収納部の蓋板は、開口部を完全に閉塞するものには限られず、部分的に閉塞し得るものであればよい。また、蓋板として透明の板材を適用することにより、収納空間を視認可能に構成してもよい。
蓋板の上面は、足置き部の上面と略面一に設定されているものでなくてもよい。すなわち、蓋板における上面の高さ位置と足置き部における上面の位置とが異なっているものであってもよい。より具体的に言えば、蓋板の上面の高さ位置が足置き部の上面よりも高い位置に設定されているものであってもよいし、蓋板の上面の高さ位置が足置き部の上面よりも低い位置に設定されているものであってもよい。
また、蓋板は、平板状のものでなくてもよく、全体的又は部分的に曲面状の部分や凹凸状の部分を配してなるものであってもよいのはもちろんのことである。
物品収納部は、底壁を備えていないものであってもよい。
物品収納部に収容される物品は収納空間に入り得るものであればどのようなものであってもよい。例えば、着座者の手荷物や被服や身の回り品であってもよいし、災害時に用いられる防災用品(例えば、ヘルメットや懐中電灯や非常用飲食料品等)であってもよい。
配線支柱は、テーブルにおける必須の構成ではないことは言うまでもない。また、配線を好適な外観を維持しつつ床面側から天板側に導くために、配線支柱とは異なる構成を採用してもよいのはもちろんのことである。
物品収納部が、内部に物品を収容し得る収納空間を有した引き出しを備えたものであってもよい。すなわち、物品収納部が、足置き部に隣接して配設された天壁と、この天壁の下に位置し床面に対して水平方向に移動可能に収容された引き出しとを備えているものであってもよい。天壁は、物品収納部における収納空間の上を覆い得る構成要素をなすものである。引き出しは、物品収納部における収納空間を形成し得るとともに当該収納空間の外周及び下を覆う構成要素をなすものである。このように、物品収納部が、引き出しを備えたものであっても、所期の目的を達成し得るものとなる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…天板
2…主脚
4…足置き部
5…物品収納部
A…ハイテーブル(テーブル)
N…物品
sp…収納空間

Claims (8)

  1. 天板を複数の脚により支持させてなるテーブルであって、
    着座者の足を置くことが可能な足置き部と、少なくとも一部が前記足置き部よりも前記天板の中央部に近い位置に配設され内部に物品を収納可能な収納空間を有した物品収納部とを備えたものであり、
    前記物品収納部が、床面に対して起立し前記収納空間を囲む周壁と、前記足置き部に隣接して配設され前記周壁により形成された開口部を開閉し得る蓋板とを備えているテーブル。
  2. 前記天板の上面が、床面から800mm〜1050mmの高さに設定されたものである請求項1記載のテーブル。
  3. 前記足置き部、前記周壁、及び、前記足置き部に対面する床面部分により囲まれており椅子の脚羽根が侵入し得る脚羽根進入領域が形成されている請求項1又は2記載のテーブル。
  4. 前記蓋板の上面が、前記足置き部の上面と略面一に設定されている請求項1、2又は3記載のテーブル。
  5. 前記物品収納部が、前記収納空間の下側を覆う底壁を備えている請求項1、2、3又は4記載のテーブル。
  6. 前記天板と床面との間に介設され内部に配線を連通させ得る連通空間を有した配線支柱を備えている請求項1、2、3、4又は5記載のテーブル。
  7. 前記複数の脚が、少なくとも前後方向又は左右方向に対をなす脚を含んでなるものであり、
    前記対をなす脚の下部間が、板状をなす脚連結パネルにより繋がれているものであり、
    前記脚連結パネルの一部が、前記周壁を構成するものである請求項1、2、3、4、5又は6記載のテーブル。
  8. 天板を複数の脚により支持させてなるテーブルであって、
    着座者の足を置くことが可能な足置き部と、少なくとも一部が前記足置き部よりも前記天板の中央部に近い位置に配設され内部に物品を収納可能な収納空間を有した物品収納部とを備えたものであり、
    前記物品収納部が、前記足置き部に隣接して配設された天壁と、この天壁の下に位置し床面に対してスライド移動可能に収容された引き出しとを備えているテーブル。
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