JP2020113474A - 防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆電線の外観不良や電線の切れ、被覆の皺による防水機能の低下を防ぐことができる防水構造を提供する。【解決手段】防水構造において、被取付部の取付け穴に挿通される被覆電線15の周囲を覆う絶縁性の弾性部材により形成されたシール部25と、シール部25の一端部をオーバーラップして被覆電線15の端末部を覆う弾性部材より剛性が高い絶縁樹脂により形成されたハウジング13とを備える。シール部25のうちハウジング13によりオーバーラップされた部分である環状薄肉部31の外径が、それ以外の部分である環状厚肉部33の外径より小さくされる。【選択図】図2

Description

本発明は、防水構造に関する。
被取付部の取付け穴と、この取付け穴に挿通される被覆電線との間の防水性を確保するための防水構造が知られている。特許文献1には、このような防水構造を有するコネクタが開示される。このコネクタは、被覆電線の被覆を一体に覆う絶縁性の弾性材料により形成されるシール部と、被覆電線の端末部におけるシール部の周囲を一体に覆う弾性材料より剛性が高い絶縁樹脂により形成されるハウジングと、を備える。弾性材料により形成されるシール部は、被覆電線の被覆に一次成形される。絶縁樹脂により形成されるハウジングは、シール部を覆って二次成形される。このコネクタでは、一次成形されるシール部に、弾性材料を用いることにより、防水機能を付与しつつ、電線屈曲時の応力緩和を図っている。
このように、従来のコネクタにおける防水構造は、筒状の弾性材料が、被覆電線の電線被覆(以下、単に「被覆」と言う。)の外周に密着して設けられる。この弾性材料には、水密性を確保するためのエラストマーなどが好適に用いられる。
特開2014−7112号公報
しかしながら、従来の防水構造は、被覆、エラストマー、ハウジング材の線膨張係数の違いにより、ハウジングによりオーバーラップされた部分のエラストマーが、ハウジングの外側へ押し出されることがある。このため、従来の防水構造では、外観不良や電線の切れ、皺による防水機能の低下が発生する虞があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、被覆電線の外観不良や電線の切れ、被覆の皺による防水機能の低下を防ぐことができる防水構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 被取付部の取付け穴に挿通される被覆電線の周囲を覆う絶縁性の弾性部材により形成されたシール部と、少なくとも前記シール部の一端部をオーバーラップして前記被覆電線の端末部を覆う前記弾性部材より剛性が高い絶縁樹脂により形成されたハウジングとを備え、前記シール部のうち前記ハウジングによりオーバーラップされた部分の外径が、それ以外の部分の外径より小さくされたことを特徴とする防水構造。
上記(1)の構成の防水構造によれば、シール部は、オーバーラップされた部分が、環状薄肉部となり、それ以外の部分が、環状厚肉部となる。これにより、シール部は、環状薄肉部と環状厚肉部との内外径が同一であった従来の防水構造に比べ、環状薄肉部(オーバーラップされた部分)での肉厚(量)が環状厚肉部に対して減り、熱膨張時、ハウジングの外部へ押し出される量が軽減される。また、シール部は、ハウジングの環状溝部(オーバーラップしている部分)から延出した環状厚肉部が環状溝部内の環状薄肉部よりも大外径となるため、熱収縮時、環状溝部へ進入できなくなる。これらの作用により、本構成の防水構造では、熱膨張と熱収縮の差によるシール部の変位(残留した変形)が抑制される。その結果、シール部に接している被覆は、変形が小さくなり、外観不良や防水機能の低下が抑制されることになる。また、シール部は、ハウジングの外部へ延出した部分が環状厚肉部となるので、この環状厚肉部の剛性が高まり、これによっても環状厚肉部の形状変化が抑制される。
(2) 前記シール部の少なくとも前記オーバーラップされた部分が、前記ハウジングに向かって外径が徐々に縮径するテーパー面を有することを特徴とする上記(1)に記載の防水構造。
上記(2)の構成の防水構造によれば、シール部の環状薄肉部の体積は、ハウジングに向かって徐々に小さくなる。換言すれば、環状薄肉部は、ハウジングから離反する方向に向かって体積が徐々に大きくなる。環状薄肉部は、上記した作用により押し出される際に、押し出し方向側の体積が大きいことにより、剛性が高まる。これにより、環状薄肉部は、押し出し量が軽減される。また、本構成の防水構造は、熱収縮した際、被覆と共にシール部がハウジングに接近する方向に引き寄せられる。環状薄肉部は、この引き寄せ方向の変位により、ハウジングの環状溝部に進入しようとする。この際、環状薄肉部は、ハウジングの内周壁に、進入方向に向かって縮径するテーパー面で接しているので、ハウジングからの反力により被覆を押圧する。これにより、ハウジングと環状薄肉部、及び環状薄肉部と被覆との境界では、ハウジングからの反力により密着力が高まる。これらの作用により、本構成の防水構造は、熱膨張と熱収縮の差によるシール部の変位が抑制される。その結果、シール部に接している被覆は、変形が小さくなり、外観不良や防水機能の低下が抑制される。
(3) 前記被覆電線の端末部には、被覆が除去された前記被覆電線の導体に端子が導通接続され、前記端子は、前記導体との接続部が前記ハウジングに覆われるとともに、前記接続部と反対側が前記ハウジングの外部に突出していることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の防水構造。
上記(3)の構成の防水構造によれば、被覆電線の端末部における被覆が除去され、露出した導体に端子が導通接続される。この端子と導体との接続部は、二次成形されるハウジングにより覆われる。接続部を覆ったハウジングからは、端子の電気接触部が突出する。本構成の防水構造によれば、上記した作用により、被覆の外観不良や防水機能の低下を抑制しながら、被覆電線を貫通した被取付部の貫通側に、ハウジングに支持された端子の電気接触部を、直接設けることができる。
(4) 前記被覆電線の端末部には、被覆が除去された前記被覆電線の導体に端子が導通接続され、前記ハウジングは、前記端子と前記導体との接続部を除く前記被覆電線の周囲を覆うことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の防水構造。
上記(4)の構成の防水構造によれば、被覆電線の端末部における被覆が除去され、露出した導体に端子が導通接続される。ハウジングは、端子と導体との接続部を除く被覆電線の周囲を覆う。つまり、ハウジングは、被覆電線の端末部に導通接続された端子から離間した被覆電線の途中に設けられる。本構成の防水構造によれば、上記した作用により、被覆の外観不良や防水機能の低下を抑制しながら、端末部に端子が導通接続された被覆電線を被取付部に水密構造で貫通させることができる。
本発明に係る防水構造によれば、被覆電線の外観不良や電線の切れ、被覆の皺による防水機能の低下を防ぐことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
(a)は本発明の第1実施形態に係る防水構造を備えたコネクタの斜視図、(b)は(a)のハウジングを省略した斜視図である。 (a)は図1に示したコネクタの縦断面図、(b)は(a)のシール部における要部拡大図である。 従来の防水構造における作用を説明する図であり、(a)は熱膨張時の挙動を説明する模式図、(b)は熱収縮時の挙動を説明する模式図である。 熱膨張及び熱収縮により被覆に変形の生じた防水構造の模式図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る防水構造を備えたコネクタの斜視図、(b)は(a)のハウジングを省略した斜視図である。 (a)は図5に示したコネクタの平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)は変形例に係るシール部の縦断面図、(b)は他の変形例に係るシール部の縦断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1の(a)は本発明の第1実施形態に係る防水構造を備えたコネクタ11の斜視図、(b)は(a)のハウジング13を省略した斜視図である。
本第1実施形態に係る防水構造は、図1の(a)に示すように、被覆電線15の導体17に端子19が接続され、その接続部分である被覆電線15の端末部と端子19の一部分とが絶縁性の樹脂成形品にて覆われた所謂オーバーモールドコネクタに適用される。
コネクタ11は、導体17が被覆21によって覆われる被覆電線15の端末部に端子19が導通接続されている。被覆電線15は、被取付部(図示略)の取付け穴に挿通される。なお、被覆電線15は、導体17が被覆21のみによって覆われる被覆電線15の他、導体17を覆う内部絶縁被覆の外側が金属製編組等のシールド部材によって覆われ、更にその外側が外被によって覆われるシールド電線であってもよい。
端子19は、被覆電線15の端末部に露出された導体17に接続固定される。端子19と導体17との接続構造は、圧着構造、圧接構造、溶接構造、ロー付構造等のいずれであってもよい。また、本実施形態において、端子19は、電気接触部23がオスタブ型である平型端子を例示するが、端子19は、丸形端子、Y形端子等の他、箱状電気接触部を有するメス端子であってもよい。
本第1実施形態に係る防水構造は、被覆電線15の外周に熱可塑性エラストマー等の絶縁性の弾性部材をシール部25として一次成形した後、シール部25と端末部の端子19の一部分とを熱可塑性樹脂等の絶縁樹脂によりハウジング13として二次成形したコネクタ11として構成される。
コネクタ11は、被覆電線15の端末部における導体17に、端子19が導通接続される。端子19は、導体17との接続部27がハウジング13に覆われる。ハウジング13は、接続部27と反対側の電気接触部23を外部に突出させる。
ハウジング13は、シール部25を形成する弾性材料より剛性が高い絶縁樹脂により形成される。ハウジング13は、被覆電線15の端末部におけるシール部25の一部と、端子19の接続部27とを一体に覆う。ハウジング13は、少なくともシール部25の一端部をオーバーラップして覆う。ハウジング13は、被覆電線15に沿う方向の略中央部分に、半径方向外側に張り出すフランジ部29を有する。フランジ部29は、取付け穴を有した被取付部に対する当接部となる。フランジ部29よりも端子側のハウジング13の外周には、周溝45が形成される。周溝45には、環状の弾性シール部材(図示略)が装着される。
図1の(b)に示すように、一次成形されるシール部25は、環状薄肉部31と環状厚肉部33とが連続する段部付きの筒状となって被覆21の外周に密着する。環状厚肉部33は、シール部25の一部としても作用するのに加え、バリ切りの被当接部としての役割も有する。
射出成形機を使用した二次成形では、ハウジング13の成形時、金型のキャビティに溶融樹脂を圧入する際、溶融樹脂の漏出によるバリの発生を抑制する必要がある。環状厚肉部33は、このための被当接部となる。バリ切りは、被覆電線15を挟む山脈状の複数の尖った先端形状部を有する。そのため、被覆電線15の外周にハウジング13を直接形成する場合では、被覆電線15を金型に配置する際に、被覆21を傷つけてしまう虞がある。本第1実施形態の防水構造では、一次成形により成形済の環状厚肉部33の外周に、二次成形の金型に設けられたバリ切りが接触するので、被覆電線15の被覆21をバリ切りにより傷つけることがない。
図2の(a)は図1に示したコネクタ11の縦断面図、図2の(b)は図2の(a)のシール部25における要部拡大図である。
本第1実施形態に係る防水構造は、シール部25のうちハウジング13によりオーバーラップされた部分の外径が、それ以外の部分の外径より小さく形成される。即ち、シール部25は、オーバーラップされた部分が、環状薄肉部31となり、それ以外の部分が、環状厚肉部33となる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本第1実施形態に係る防水構造の作用を説明する前に、従来の防水構造における作用を図3及び図4を参照して説明する。
図3の(a)に示すように、取付け穴と、この取付け穴に挿通される被覆電線との間を防水する防水構造は、筒状の弾性部材が、被覆21の外周に密着して設けられる。この弾性部材が、水密性を確保するためのシール部125となる。弾性部材の材質の一例としては、エラストマーを挙げることができる。シール部125は、被覆21の外周に、一次成形されることにより設けられる。このシール部125の外周には、更に、ハウジング113が密着して二次成形される。ハウジング113の材質は、シール部125よりも剛性が高い例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)などからなる。つまり、被覆電線15からハウジング113までの間には、中心側より、被覆電線15の導体17、被覆21、シール部125、ハウジング113が、半径方向外側に向かって積層して設けられる。ここで、筒状のシール部125は、軸線に沿う方向の一端部が閉塞され他端部が開放されたハウジング113の環状溝部35(図3参照)に設けられる。このため、シール部125は、他端部(図3中、右側端部)がハウジング113から外部へ延出する。
車両に搭載されるこの種の防水構造は、大きな温度変化に晒される。この温度変化は、例えば−40℃から120℃程となる。上記の各構造部を形成する部材の線膨張係数は、−40℃から120℃程の範囲では、最も大きい導体17(銅合金やアルミ合金)から、被覆21(架橋ポリエチレン)、シール部25(エラストマー)、ハウジング13(PBT)の順で小さい。
従来の防水構造は、このような異なる線膨張係数の部材が積層構造で密着していることにより、温度変化によって外観や防水性能を低下させる挙動を示すことがある。上記した積層構造において、各部が、膨張、収縮を繰り返すとき、外観や防水性能に直接的な影響のない導体17を除外して考えると、被覆21の動き(変位)が、他の部材より最も大きい部位となる。
図3は従来の防水構造における作用を説明する図であり、図3の(a)は熱膨張時の挙動を説明する模式図、図3の(b)は熱収縮時の挙動を説明する模式図、図4は熱膨張及び熱収縮により被覆21に変形の生じた防水構造の模式図である。
積層構造内のシール部125は、温度変化で被覆21との界面が被覆21の変動に追従する。一方、積層構造内のシール部125は、熱膨張、熱収縮の繰り返しにより、界面以外の肉厚方向の体積が、図3の(a)に示すように、シール部125をオーバーラップしている部分である環状溝部35からハウジング13の外部へ膨出部37として押し出される。このため、シール部125に接していて他の部材よりも変位が大きい被覆21は、図3の(b)に示すように、熱収縮した変位後に膨出部37が元の位置に戻りにくい。このため、図4に示すように、シール部125の伸縮が繰り返されると、被覆21には、皺や変形が発生する。その結果、従来の防水構造は、被覆21の変形に伴う外観不良や防水機能の低下を生じさせる虞があった。
そこで、本第1実施形態の防水構造では、シール部25のうちハウジング13によりオーバーラップされた部分(環状薄肉部31)の外径を、それ以外の部分(環状厚肉部33)の外径よりも小さくしている。換言すれば、環状厚肉部33は、環状薄肉部31よりも半径方向の肉厚が厚い。
これにより、本第1実施形態に係るシール部25は、環状薄肉部31と環状厚肉部33との内外径が同一であった従来の防水構造のシール部125に比べ、環状溝部35での肉厚(量)が環状厚肉部33に対して減り、熱膨張時、ハウジング13の外部へ押し出される膨出部37の量が軽減される。
また、シール部25は、ハウジング13の環状溝部35から延出した環状厚肉部33が環状溝部内の環状薄肉部31よりも大外径となるため、熱収縮時、環状溝部35へ進入できなくなる。
これらの作用により、本第1実施形態の防水構造では、熱膨張と熱収縮の差によるシール部25の変位(残留した変形)が抑制される。その結果、シール部25に接している被覆21は、変形が小さくなり、外観不良や防水機能の低下が抑制されることになる。
また、シール部25は、ハウジング13の外部へ延出した部分が環状厚肉部33となるので、この環状厚肉部33の剛性が高まり、これによっても環状厚肉部33の形状変化が抑制される。
また、本第1実施形態の防水構造では、被覆電線15の端末部における被覆21が除去され、露出した導体17に端子19が導通接続される。この端子19と導体17との接続部27は、二次成形されるハウジング13により覆われる。接続部27を覆ったハウジング13からは、端子19の電気接触部23が突出する。ハウジング13は、外周に形成された周溝45に、環状の弾性シール部材(図示略)が装着される。弾性シール部材は、ハウジング13と、被取付部の取付け穴との間を水密にシールする。従って、本第1実施形態の防水構造では、上記した作用により、被覆21の外観不良や防水機能の低下を抑制しながら、被覆電線15を貫通した被取付部の貫通側に、ハウジング13に支持され端子19の電気接触部23を、直接設けることができる。
更に、本第1実施形態の防水構造では、ハウジング13の外部に、シール部25が環状厚肉部33となって延出するので、この環状厚肉部33を、金型のバリ切り部が接する部分として用いることができる。これにより、本第1実施形態の防水構造は、二次成形の際に、被覆電線15の被覆21をバリ切りにより傷つけることを防止できる。
また、この環状厚肉部33は、ハウジング13の後端から導出された被覆電線15が屈曲した時の被覆電線15に作用する応力を緩和することもできる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る防水構造の第2実施形態を説明する。
図5の(a)は本発明の第2実施形態に係る防水構造を備えたコネクタ39の斜視図、図5の(b)は図5の(a)のハウジング41を省略した斜視図である。なお、本第2実施形態において上記第1実施形態で示した部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
本第2実施形態に係る防水構造では、被覆電線15の端末部に、被覆21が除去された被覆電線15の導体17に端子19が導通接続される。ハウジング41は、端子19と導体17との接続部27を除く被覆電線15の周囲を覆う。
コネクタ39は、それぞれの導体17に端子19を導通接続した複数(本実施形態では2本)の被覆電線15に対して設けられる。ハウジング41は、2本の被覆電線15の間隙部を一体に覆う。つまり、この間隙は、ハウジング41を成形する絶縁樹脂により二次成形された連結部43となる。ハウジング41は、被覆電線15に沿う方向の略中央部分に、半径方向外側に張り出すフランジ部29を有する。フランジ部29は、取付け穴を有した被取付部に対しての当接部となる。
図6の(a)は図5に示したコネクタ39の平面図、図6の(b)は図6の(a)のA−A断面図である。
本第2実施形態に係るコネクタ39は、フランジ部29よりも端子側のハウジング41の外周に、周溝45が形成される。周溝45には、被取付部の内周壁に密接する環状の弾性シール部材47が装着される。弾性シール部材47は、ハウジング41と、被取付部の内周壁との間を水密にシールする。また、ハウジング41には、シール部25と反対側の端面に、環状溝部49が形成される。この環状溝部49には、弾性部材からなる第二シール部51が設けられる。第二シール部51は、シール部25と同様に一次成形により成形することができる。この第二シール部51は、シール部25と反対側のハウジング41の端面において、被覆21とハウジング41との間を水密にシールする。
この第2実施形態に係る防水構造では、被覆電線15の端末部における被覆21が除去され、露出した導体17に端子19が導通接続される。ハウジング41は、端子19と導体17との接続部27を除く被覆電線15の周囲を覆う。つまり、ハウジング41は、被覆電線15の端末部に導通接続された端子19から離間した被覆電線15の途中に設けられる。ハウジング41は、外周の周溝45に、環状の弾性シール部材47が装着される。弾性シール部材47は、ハウジング41と、被取付部の取付け穴との間を水密にシールする。従って、本第2実施形態の防水構造では、上記した作用により、被覆21の外観不良や防水機能の低下を抑制しながら、端末部に端子19が導通接続された被覆電線15を被取付部に水密構造で貫通させることができる。
[変形例]
次に、上記した第1、第2実施形態に係る防水構造の変形例を説明する。
図7の(a)は変形例に係るシール部53の縦断面図、図7の(b)は他の変形例に係るシール部55の縦断面図である。
変形例に係る防水構造は、図7の(a),(b)に示すように、シール部53,55の少なくともオーバーラップされた部分が、ハウジング13に向かって外径が徐々に縮径するテーパー面57を有する。
テーパー面57は、図7の(a)に示すように、凸曲面とすることができる。また、テーパー面57は、図7の(b)に示すように、平坦な傾斜面であってもよい。この他、図示は省略するが、テーパー面57は、凹曲面とすることもできる。
この変形例に係る防水構造では、シール部53,55が、テーパー面57を有することで、環状厚肉部59に接続する環状薄肉部61の体積が、ハウジング13に向かって徐々に小さくなる。換言すれば、環状薄肉部61は、ハウジング13から離反する方向に向かって体積が徐々に大きくなる。環状薄肉部61は、上記した作用により押し出される際に、押し出し方向側の体積が大きいことにより、剛性が高まる。これにより、環状薄肉部61は、熱膨張時、ハウジング13の外部へ押し出される押し出し量が軽減される。
また、上記変形例に係る防水構造は、熱収縮した際、被覆21と共にシール部25がハウジング13に接近する方向に引き寄せられる。環状薄肉部61は、この引き寄せ方向の変位により、ハウジング13の環状溝部35に進入しようとする。この際、環状薄肉部61は、ハウジング13の内周壁に、進入方向に向かって縮径するテーパー面57で接しているので、ハウジング13からの反力により被覆21を押圧する。これにより、ハウジング13と環状薄肉部61の境界、及び環状薄肉部61と被覆21との境界では、ハウジング13からの反力により密着力が高まる。
これらの作用により、上記変形例に係る防水構造は、熱膨張と熱収縮の差によるシール部25の変位が抑制される。その結果、シール部25に接している被覆21は、変形が小さくなり、外観不良や防水機能の低下が抑制される。
従って、上記した上記各実施形態に係る防水構造によれば、被覆電線15の外観不良や電線の切れ、被覆21の皺による防水機能の低下を防ぐことができる。
ここで、上述した本発明に係る防水構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 被取付部の取付け穴に挿通される被覆電線(15)の周囲を覆う絶縁性の弾性部材により形成されたシール部(25)と、少なくとも前記シール部(25)の一端部をオーバーラップして前記被覆電線(15)の端末部を覆う前記弾性部材より剛性が高い絶縁樹脂により形成されたハウジング(13)とを備え、
前記シール部(25)のうち前記ハウジング(13)によりオーバーラップされた部分(環状薄肉部31)の外径が、それ以外の部分(環状厚肉部33)の外径より小さくされたことを特徴とする防水構造。
[2] 前記シール部(25)の少なくとも前記オーバーラップされた部分(環状薄肉部31)が、前記ハウジング(13)に向かって外径が徐々に縮径するテーパー面(57)を有することを特徴とする上記[1]に記載の防水構造。
[3] 前記被覆電線(15)の端末部には、被覆(21)が除去された前記被覆電線(15)の導体(17)に端子(19)が導通接続され、
前記端子(19)は、前記導体(17)との接続部(27)が前記ハウジング(13)に覆われるとともに、前記接続部(27)と反対側が前記ハウジング(13)の外部に突出していることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の防水構造。
[4] 前記被覆電線(15)の端末部には、被覆(21)が除去された前記被覆電線(15)の導体(17)に端子(19)が導通接続され、
前記ハウジング(13)は、前記端子(19)と前記導体(17)との接続部(27)を除く前記被覆電線(15)の周囲を覆うことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の防水構造。
11…コネクタ
13…ハウジング
15…被覆電線
17…導体
19…端子
21…被覆
25…シール部
27…接続部
31…環状薄肉部(オーバーラップされた部分)
33…環状厚肉部(それ以外の部分)
57…テーパー面

Claims (4)

  1. 被取付部の取付け穴に挿通される被覆電線の周囲を覆う絶縁性の弾性部材により形成されたシール部と、少なくとも前記シール部の一端部をオーバーラップして前記被覆電線の端末部を覆う前記弾性部材より剛性が高い絶縁樹脂により形成されたハウジングとを備え、
    前記シール部のうち前記ハウジングによりオーバーラップされた部分の外径が、それ以外の部分の外径より小さくされたことを特徴とする防水構造。
  2. 前記シール部の少なくとも前記オーバーラップされた部分が、前記ハウジングに向かって外径が徐々に縮径するテーパー面を有することを特徴とする請求項1に記載の防水構造。
  3. 前記被覆電線の端末部には、被覆が除去された前記被覆電線の導体に端子が導通接続され、
    前記端子は、前記導体との接続部が前記ハウジングに覆われるとともに、前記接続部と反対側が前記ハウジングの外部に突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水構造。
  4. 前記被覆電線の端末部には、被覆が除去された前記被覆電線の導体に端子が導通接続され、
    前記ハウジングは、前記端子と前記導体との接続部を除く前記被覆電線の周囲を覆うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水構造。
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