JP2020112879A - インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム - Google Patents

インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020112879A
JP2020112879A JP2019001356A JP2019001356A JP2020112879A JP 2020112879 A JP2020112879 A JP 2020112879A JP 2019001356 A JP2019001356 A JP 2019001356A JP 2019001356 A JP2019001356 A JP 2019001356A JP 2020112879 A JP2020112879 A JP 2020112879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
impedance
impedance reduction
unit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019001356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6901509B2 (ja
Inventor
憲史 近藤
Norifumi Kondo
憲史 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2019001356A priority Critical patent/JP6901509B2/ja
Publication of JP2020112879A publication Critical patent/JP2020112879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6901509B2 publication Critical patent/JP6901509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常により、負荷において生じる二次的な異常の発生確率を一層低減し得るインピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラムを提供する。【解決手段】インピーダンス低減装置(電源モジュール101)は、入力電圧を調整し出力する電圧調整部106からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する判定部103と、判定に係る判定結果が、出力電圧の値が閾値を超えた旨である場合に、電圧調整部106の後段とグランドとの間のインピーダンスを減らすインピーダンス低減部(FET制御部141)と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電源からの出力異常の影響を抑える方法に関する。
複数の電源モジュールを並列接続することにより冗長性を持たせた電源の場合、電流の逆流防止の観点から、一般的に、各電源モジュールからの出力部にオアリング素子が挿入される(特許文献1参照)。
図1は、冗長構成を有する電源の一般的な例である電源100の構成を表す概念図である。
図1に表す電源100は、並列接続された二台の電源モジュールにより冗長構成を持たせたものである。電源100は、例えば、サーバ用の電源である。
図1に表すように、電源100は、電源モジュール101a及び101bを備える。
電源モジュール101a及び101bの各々(各電源モジュール)には共通の入力電圧である電圧Vinが入力される。各電源モジュールは、等しい出力電圧である電圧Voutを負荷201へ出力することが想定されている。電源100において、電源モジュール101a及び101bのうちの一方からの出力が停止されても、他方からの出力が維持される場合には、負荷201への電圧Voutの供給は継続される。
図2は、図1に表す各電源モジュールの例である電源モジュール101の構成を表す概念図である。
電源モジュール101は、電圧制御部103と、電圧調整部106と、電圧検出部111と、オアリング素子120と、コンデンサ126と、FET制御部131と、電流検出部146とを備える。ここで、FETは、Field Effect Transistorの略である。
オアリング素子120は、ダイオード121と、FET116とを備える。
電圧検出部111は、電圧調整部106からの出力電圧である電圧Vを検出し、電圧Vを表す信号S2を電圧制御部103へ送付する。
電圧制御部103は、信号S2が表す電圧Vを、電圧Vについての設定値である電圧Vs1に近づける制御信号である信号S1を電圧調整部106へ逐次送付する。当該信号S1としては、出力値を設定値に近づけるために一般的に用いられる周知の制御信号を用いることができる。
電圧制御部103は、また、電圧検出部111から送付された信号S2が表す電圧Vが、閾値V1を超えたかについての判定を行う。閾値V1は、電圧Vが閾値V1を超えた場合は、電圧Vが高すぎる異常が生じたとして電源モジュール101が出力電圧である電圧Voutの負荷201への供給を停止する趣旨で、予め定められた電圧Vについての閾値である。電圧Voutの負荷201への供給を停止する理由は、出力電圧が高すぎる異常が生じた場合に負荷201で損傷等が発生するのをできるだけ抑えるためである。
電圧制御部103は、電圧Vが閾値V1を超えたことを判定した場合は、電圧調整部106へ送付する信号S1を、電圧調整部106に出力を停止させる内容にする。
電圧調整部106は、例えば、DC−DCコンバータ又はAC−DCコンバータである。ここで、DCは、Direct Currentの略である。また、ACは、Alternating Currentの略である。
電圧調整部106がDC−DCコンバータである場合には、入力電圧である電圧Vinは直流電圧である。電圧調整部106がAC−DCコンバータである場合には、電圧Vinは交流電圧である。電圧調整部106からの出力電圧である電圧Vは直流電圧である。
電圧調整部106は、例えば、その出力電圧である電圧Vを変更するための可変抵抗を備えている。その場合、電圧調整部106は、信号S1に従い、前記可変抵抗の抵抗値を変えることにより、電圧Vの値を調整する。
電圧調整部106は、また、例えば、出力を停止させるためのスイッチを備えている。その場合、電圧調整部106は、電圧制御部103から送付された信号S1が出力の停止を指示する内容である場合には、当該スイッチをオフにして、出力を停止する。
電流検出部146は、オアリング素子120からの出力電流の電流値Ioutを検出する。電流検出部146は、電流値Ioutを表す信号である信号S7をFET制御部131へ送付する。
FET制御部131は、電流検出部146から送付された信号S7が表す電流値Ioutが閾値Ithを超えているかについての判定を行う。FET制御部131は、電流値Ioutが閾値Ithを超えていることを判定した場合は、FET116のゲートに送付する信号S4を、ソース−ドレイン間を導通させるレベル(以下、「オンレベル」という。)にする。FET制御部131は、電流値Ioutが閾値Ith以下であることを判定した場合は、FET116のゲートに送付する信号S4を、ソース−ドレイン間を絶縁させるレベル(以下、「オフレベル」という。)にする。当該動作は、電源モジュールにおいてFETを備えるオアリング素子に対して行う一般的な制御である。
FET116は、FET制御部131から送付される信号S4がオンレベルの間は、ソース−ドレイン間を導通させる。FET116は、信号S4がオフレベルの間は、ソース−ドレイン間を絶縁させる。
ダイオード121は、FET116に付随してオアリング素子120に含まれるボディダイオードであっても構わない。
コンデンサ126は、電圧調整部106からの出力に含まれるノイズの除去や、当該出力の平滑化のために挿入されている。
特開2015−192301号公報
図3は、図2に表す電源モジュール101において、電圧Vが上昇する異常が生じた場合の、電源モジュール101からの出力電圧である電圧Voutの時間変化を表すイメージ図である。図3では、時刻t1で、電圧Vが上昇する異常が生じた結果として電圧Voutの上昇が始まった場合を想定している。
なお、電圧Voutは、電圧Vから、電圧調整部106の出力端子から電源モジュール101の出力端子までの間の電流経路における電圧降下分を減じた値である。当該電圧降下分が無視できる場合には、電圧Voutは電圧Vに等しい。FET制御部131によるFET116のオン/オフは前記電圧降下分の低減及びそれにともなう消費電力及び発熱の低減を目的とするものであるので、前記電圧降下分は通常は無視し得る。
電圧制御部103は時刻t2で電圧Vが閾値V1(図3の電圧V2に対応する電圧Vについての閾値)を超えたことを判定し、電圧調整部106へ送付する信号S1を、出力を停止させる内容にする。電圧調整部106は、信号S1の当該内容を受けて、出力を停止する。これにより、電圧Voutは、時刻t2で、電圧V2に到達した後に減少する。
時刻t2において、電圧Voutは電圧V2に到達する。電圧V2は、一般的に、電圧Voutについての設定値(定格電圧)である設定値Vs2の110%乃至130%程度(典型的には120%)になるように設定される。
時刻t2において、図2に表すコンデンサ126には電圧V2に応じた電荷が蓄えられている。そのため、時刻t2以降も、コンデンサ126からダイオード121を通じて負荷201へ電流が供給される。当該電流は、徐々に減少しゼロに近づくが、時刻t1と時刻t3の期間では、電圧Voutは、定格電圧である設定値Vs2を超える。
そして、負荷201が備える構成によっては、電圧Voutが電圧V2に到達することは許容できても、時刻t1と時刻t3の間の電圧Voutが設定値Vs2を超える期間の長さが許容できない場合がある。出力電圧が設定値を超える異常により負荷201において生じる二次的な異常を抑えるためには、出力電圧が設定値を超えている期間をできるだけ短くすべきである。
本発明は、電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常により、負荷において生じる二次的な異常の発生確率を一層低減し得るインピーダンス低減装置等の提供を目的とする。
本発明のインピーダンス低減装置は、入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する判定部と、前記判定に係る判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを減らすインピーダンス低減部とを備える。
本発明のインピーダンス低減装置等は、電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常により、負荷において生じる二次的な異常の発生確率を一層低減し得る。
冗長構成を有する電源の一般的な構成例を表す概念図である。 図1に表す各電源モジュールの構成例を表す概念図である。 図2に表す電源モジュールにおける出力電圧の時間変化を表すイメージ図である。 本実施形態の電源モジュールの構成例を表す概念図である。 本実施形態の電圧制御部が、出力が上昇する異常が生じた場合に行う処理の処理フロー例を表す概念図である。 本実施形態の電源モジュールにおいて異常が生じた場合の出力電圧の時間変化を表すイメージ図(その1)である。 本実施形態の電源モジュールにおいて異常が生じた場合の出力電圧の時間変化を表すイメージ図(その2)である。 実施形態のインピーダンス低減装置の最小限の構成を表すブロック図である。
本実施形態の電源の構成は図1に表す電源100であるが、本実施形態の各電源100が備える各電源モジュールの構成は図2に表すものと異なる。
図4は、本実施形態の電源モジュールの例である電源モジュール101の構成を表す概念図である。
図4に表す電源モジュール101の説明は、以下の説明を除き、図2に表す電源モジュール101の説明と同じである。以下、図4に表す電源モジュール101における図2に表す電源モジュール101と異なる部分について説明する。なお、以下の説明と背景技術の項における説明とが異なる場合は、以下の説明を優先する。
図4に表す電源モジュール101は、図2に表す電源モジュール101が備える構成に加えて、FET制御部141とFET136とを備える。
電圧制御部103は、電圧Vが閾値V1を超えたことを判定した場合は、次の二つの動作を行う。
その動作は、一つには、電圧調整部106へ送付する信号S1を、電圧調整部106に出力を停止させる内容にするものである。
上記動作は、二つには、FET制御部131へ送付する信号S3を、FET116のソース−ドレイン間の絶縁を指示する内容にするものである。
電圧制御部103は、また、電圧Vが閾値V1を超えたことを判定した場合は、FET制御部141へ送付する信号S5を、FET制御部141に、FET136のゲートに送付する信号S6をオフレベルからオンレベルに切り替えさせる内容にする。ここで、FET制御部141は信号S5が上記内容でない場合にはFET136のゲートに送付する信号S6をオフレベルにすることを前提とする。
FET制御部131は、電圧制御部103から送付された信号S3が、信号S4をオフレベルにさせる内容である場合には、信号S7が表す電流値Ioutに関係なく、信号S4をオフレベルにする。
FET制御部141は、電圧制御部103から送付された信号S5が上記内容の場合は、FET136のゲートに送付する信号S6をオフレベルからオンレベルに切り替える。
FET136は、FET制御部141からゲートに送付される信号S6がオフレベルの間は、ソース−ドレイン間を絶縁させる。FET136は、また、信号S6がオンレベルの間は、ソース−ドレイン間を導通させる。
図5は、図4に表す電圧制御部103が行う、電圧Vが上昇する異常が生じた場合の処理の処理フロー例を表す概念図である。
電圧制御部103は、例えば、外部からの開始情報の入力により、図5に表す処理を開始する。
そして、電圧制御部103は、S101の処理として、電圧調整部106からの出力電圧である電圧Vが閾値V1を超えたかについての判定を行う。ここで、閾値V1は、電圧Vが閾値V1を超えた場合に電圧Vが上昇する異常が生じたものとする趣旨で予め定められた電圧Vについての閾値である。
電圧制御部103は、S101の処理による判定結果がyesの場合は、S102乃至S104の処理を行う。
一方、電圧制御部103は、S101の処理による判定結果がnoの場合は、S101の処理を再度行う。
電圧制御部103は、S102の処理を行う場合は、同処理として、電圧調整部106へ送付する信号S1を、出力を停止させる内容にする。電圧調整部106は、信号S1の当該内容を受けて出力を停止する。
電圧制御部103は、S103の処理を行う場合は、同処理として、FET制御部131へ送付する信号S3を、信号S4をオフレベルにさせる内容にする。FET制御部131は、信号S3の当該内容を受けて、信号S4をオフレベルにする。FET制御部131は、信号S4が既にオフレベルの場合はオフレベルを維持する。
電圧制御部103は、S104の処理を行う場合は、同処理として、FET制御部141へ送付する信号S5を、信号S6をオンレベルにさせる内容にする。FET制御部141は、信号S5の当該内容を受けて、信号S6をオンレベルにする。ここで、FET制御部141は、信号S5が信号S6をオンレベルにさせる旨でない場合には、信号S6をオフレベルにすることを前提とする。
電圧制御部103は、S102乃至S104の処理が終了した場合には、図5に表す処理を終了する。
電圧制御部103は、例えば、プロセッサやコンピュータを備えており、それらの動作により図5に表す処理を実行する。図5に表す処理をコンピュータが実行する場合、当該コンピュータは、図5に表す処理を、図示しない記憶部が保持するプログラムにより実行しても構わない。
図6は、図4に表す電源モジュール101において、電圧Vが高くなる異常が生じた場合の、出力電圧である電圧Voutの時間変化を表すイメージ図である。
図6では、図3に表す場合と同様に、時刻t1で、電圧Vが上昇する異常が生じた結果として電圧Voutの上昇が始まる場合を想定している。
なお、電圧Voutは、電圧Vから、電圧調整部106の出力端子から電源モジュール101の出力端子までの間の電流経路における電圧降下分を減じた値である。当該電圧降下分が無視できる場合には、電圧Voutは電圧Vに等しい。FET制御部131によるFET116のオン/オフは前記電圧降下分の低減及びそれにともなう消費電力及び発熱の低減を目的とするものであるので、前記電圧降下分は通常は無視し得る。
電圧制御部103は、図3に表す場合と同様に、時刻t2で電圧Vが閾値V1(図6の電圧V2に対応する電圧Vについての閾値)を超えたことを判定し、電圧調整部106へ送付する信号S1を、出力を停止させる内容にする。電圧調整部106は、信号S1の当該内容を受けて、出力を停止する。
電圧制御部103は、また、時刻t2で、FET制御部131に送付する信号S3を、信号S4をオフレベルにさせる内容にする。FET制御部131は、信号S3の当該内容を受けて、信号S4をオフレベルにする。そして、FET116は、ソース−ドレイン間を絶縁させる。
電圧制御部103は、また、時刻t2で、FET制御部141に送付する信号S5を、信号S6をオンレベルにさせる内容にする。FET制御部141は、信号S5の当該内容を受けて、信号S6をオンレベルにする。そして、FET136は、ソース−ドレイン間を導通させる。
時刻t2において、コンデンサ126には電圧V2に相当する電荷が蓄えられている。
時刻t2において、FET116のソース−ドレイン間は絶縁される。そのため、オアリング素子120における電流経路はダイオード121になる。ダイオード121の順方向の抵抗はFET116のオン状態でのソース−ドレイン間の抵抗より大きい。そのため、ダイオード121の順方向の抵抗により、前記電荷によりオアリング素子120を流れる電流は制限される。
そして、前記電荷は、時刻t2以降、ソース−ドレイン間を導通させたFET136を介してグランドへ速やかに流れる。そのため、電圧Voutは、時刻t2以降、図3に表す電圧Voutと比較して急速に低下する。
なお、図4において信号S3が存在しないことを想定した場合も、前記電荷は、時刻t2以降、ソース−ドレイン間を導通させたFET136を介してグランドへ流れる。そのため、電圧Voutは、時刻t2以降、図3に表す電圧Voutと比較すると急速に低下する。図4に表す信号S3が存在する場合は、存在しない場合と比較して、時刻t2以降の電圧Voutの低下速度を一層向上させることができる。
図6に表す場合において、電圧Voutがその設定値Vs2を超えている期間は時刻t1と時刻t4との間の期間である。図6に表す時刻t3は、図3に表すものと同じである。図2に表す電源モジュール101において、電圧Voutがその設定値Vs2を超えている期間は時刻t1と時刻t3との間である。図6において電圧Voutがその設定値Vs2を超えている期間はその期間より短い。このように、図4に表す電源モジュール101は、電圧Voutがその設定値Vs2を超えている期間を短縮することが可能である。
図7は、電圧Voutについての上限をさらに下げて電圧V3とした場合の、電圧Voutの時間変化を表すイメージ図である。図7に表す場合においては、電圧Voutが設定値である電圧Vsを超えている期間は、時刻t1と時刻t5との間であり、図6に表す場合と比較してさらに短い。
なお、図4に表す電源モジュール101においてコンデンサ126が存在しない場合においても、電源モジュール101における、電圧調整部106において出力を停止する部分の後段における寄生容量が存在する。そのため、当該寄生容量に蓄えられた電荷により電源モジュールの出力電圧が設定値を超えた状態が維持されることが想定され得る。本実施形態の電源モジュールは、そのような場合でも、その出力電圧が設定値を上回る期間を短縮し得る。
また、電源モジュールの出力電圧が設定値を超えた場合に、図4に表す電圧調整部106における出力停止回路や、FET制御部131における信号S3の検出部分が故障している場合も想定され得る。本実施形態の電源モジュールは、そのような場合でも、その出力電圧が設定値を上回る期間を短縮し得る。
なお、図4に表すFET136は、他のスイッチング素子でも構わない。
また、FET136のグランドに接続されていない方の端子が接続される位置は、電圧調整部106の出力の停止を行い得る部分より後段であれば任意である。当該位置は、電圧調整部106又は電流検出部146の内部であっても構わない。
また、電圧検出部111は、オアリング素子120の後段に位置し、電圧Voutの値を検出しても構わない。その場合、電圧検出部111に関する上記説明において、電圧Vは電圧Voutと読み替える。
[効果]
本実施形態の電源モジュールは、出力が上昇する異常が生じた場合に、電圧調整部の後段を接地する。これにより、出力電圧は、当該接地がない場合と比較して、急速に減衰する。そのため、前記電源モジュールは、出力が設定値を超える期間を短縮することができる。そのため、前記電源モジュールは、負荷において、前記異常を原因として生じる二次的な異常の発生確率を一層低減できる。
なお、実施形態の電源装置とは直接には関係ない技術であるが、前記電源装置により得られる効果と同様な効果が期待される技術として、以下のものが想定され得る。しかしながら、以下の各技術は、以下に説明する課題を抱えている。
そのような技術として、一つには、電源モジュール内部に、ツェナーダイオードによるクランプ回路を設けることで、所定の電圧以上は出力しないようにする方法が考えられる。しかしながら、ツェナーダイオードは一般的にその電圧精度にばらつきが大きい。そのため、同方法は、許容される出力電圧の範囲が狭い場合には、有効とはいえない。一方、実施形態の電源モジュールは、許容される出力電圧の範囲が狭い場合にも適用可能である。
また、電圧調整部の後段が過電圧になっても、負荷には過電圧が出力されないように安定化を行う電源回路を搭載する方法も考えられる。しかしながら、この方法は、所定の実装エリアを必要とする。そのため、当該方法は、そのような実装エリアが確保できない場合には採用できない。一方、実施形態の電源モジュールが備えるFET(図4に表すFET136に相当)及びFET制御部(図4に表すFET制御部141に相当)は、上記実装エリアと比較して狭いエリアに実装できる。そのため、実施形態の電源モジュールは、上記課題を解消し得る。
以上の説明では、電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常が生じた場合に、電圧調整部の後段がFETにより直接接地される場合を説明した。しかしながら、前記後段は、抵抗等の所定のインピーダンスを有する物を介して接地されても構わない。実施形態の電源モジュールは、電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常が生じた場合に、前記後段とグランドとのインピーダンスを低減するインピーダンス低減装置を備えればよい。なお、前記グランドは、必ずしも地球の地面である必要はなく、電気機器のいわゆる接地に用いられ得る程度の大きさを有する非絶縁体である。当該非絶縁体は、例えば、宇宙船内で用いられる場合は、宇宙船の本体であっても構わない。
図8は、実施形態のインピーダンス低減装置の最小限の構成であるインピーダンス低減装置101xの構成を表すブロック図である。
インピーダンス低減装置101xは、判定部103xとインピーダンス低減部141xとを備える。
判定部103xは、入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する。
インピーダンス低減部141xは、前記判定に係る判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを減らす。
インピーダンス低減装置101xは、電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えた異常が発生した場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを減らす。当該インピーダンスの低減により、前記後段に存在する電荷は速やかにグランドに流れるため、前記後段の電圧レベルは速やかに減少する。
そのため、インピーダンス低減装置101xは、前記後段における電圧レベルが設定値を超えている期間を短縮する。前記異常により前記後段に接続された負荷において生じる二次的な異常を抑えるためには、前記期間はできるだけ短い方が好ましい。
従い、インピーダンス低減装置101xは、電圧調整部からの出力電圧が上昇する異常により、負荷において生じる二次的な異常の発生確率を一層低減し得る。
そのため、インピーダンス低減装置101xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
ここで、インピーダンス低減装置101xは、例えば、図4に表す電圧制御部103と、FET制御部141と、FET136との組合せである。
また、判定部103xは、例えば、図4に表す電圧制御部103である。
また、インピーダンス低減部141xは、例えば、図4に表すFET制御部141とFET136との組合せである。
また、前記電圧調整部は、例えば、図4に表す電圧調整部106である。
また、前記出力電圧は、例えば、図4に表す電圧Vである。
また、前記閾値は、例えば、図5のS101の処理に表す閾値V1である。
また、前記後段は、例えば、図4に表す電圧調整部106の後段である。
なお、前記グランドは、必ずしも地球の地面である必要はなく、電気機器のいわゆる接地に用いられ得る程度の大きさを有する非絶縁体である。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記1)
入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する判定部と、
前記判定に係る判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減するインピーダンス低減部と、
を備える、インピーダンス低減装置。
(付記2)
前記インピーダンス低減部は、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記後段を、直接又は有限のインピーダンスを有する物を介して接地する、付記1に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記3)
前記インピーダンスを有する物が抵抗を有する物である、付記1に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記4)
前記インピーダンス低減部が、前記後段と前記グランドとの間に設置されたスイッチを備え、前記低減が、前記スイッチが前記後段と前記グランドと直接又は第二のインピーダンスを有する物を介して導通させることにより行われる、付記1乃至付記3のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記5)
前記スイッチにおける二端子間の導通と絶縁とを切り替えるスイッチ制御部をさらに備える、付記4に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記6)
前記スイッチが電界効果トランジスタを備える、付記4又は付記5に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記7)
前記出力電圧の出力を停止する停止部をさらに備え、前記停止部は、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記停止を行う、付記1乃至付記6のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記8)
前記後段に、ダイオードと第二電界効果トランジスタとを並列に接続させたものが直列に接続されており、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に前記第二電界効果トランジスタがソース−ドレイン間を絶縁させる、付記1乃至付記7のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記9)
前記ダイオードと前記第二電界効果トランジスタとを並列に接続させたものがオアリング素子である、付記8に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記10)
前記後段の電流レベルを検出する電流検出部と、前記電流レベル及び前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合の有無により前記第二電界効果トランジスタのソース−ドレイン間の絶縁と導通とを切り替える第二スイッチ制御部をさらに備える、付記8又は付記9に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記11)
前記第二スイッチ制御部は、前記電流レベルが所定の電流閾値を超えた場合に、前記第二電界効果トランジスタのソース−ドレイン間を導通させる、付記10に記載されたインピーダンス低減装置。
(付記12)
付記1乃至付記11のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置と、前記電圧調整部とを備える、電源装置。
(付記13)
付記12に記載された電源装置を、複数台、並列に接続させた電源。
(付記14)
入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する処理と、
前記判定に係る判定結果が、前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減する処理と
を実行するインピーダンス低減処理装置。
(付記15)
入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定し、
前記判定に係る判定結果が、前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減する、
インピーダンス低減方法。
(付記16)
入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する処理と、
前記判定に係る判定結果が、前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減する処理と
をコンピュータに実行させるインピーダンス低減処理プログラム。
100 電源
101、101a、101b 電源モジュール
101x インピーダンス低減装置
103 電圧制御部
103x 判定部
106 電圧調整部
111 電圧検出部
116、136 FET
120 オアリング素子
121 ダイオード
131、141 FET制御部
141x インピーダンス低減部
146 電流検出部
201 負荷

Claims (10)

  1. 入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する判定部と、
    前記判定に係る判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減するインピーダンス低減部と、
    を備える、インピーダンス低減装置。
  2. 前記インピーダンス低減部は、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記後段を、直接又は有限のインピーダンスを有する物を介して接地する、請求項1に記載されたインピーダンス低減装置。
  3. 前記インピーダンス低減部が、前記後段と前記グランドとの間に設置されたスイッチを備え、前記低減が、前記スイッチが前記後段と前記グランドと直接又は第二のインピーダンスを有する物を介して導通させることにより行われる、請求項1又は請求項2に記載されたインピーダンス低減装置。
  4. 前記スイッチにおける二端子間の導通と絶縁とを切り替えるスイッチ制御部をさらに備える、請求項3に記載されたインピーダンス低減装置。
  5. 前記出力電圧の出力を停止する停止部をさらに備え、前記停止部は、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記停止を行う、請求項1乃至請求項4のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置。
  6. 前記後段に、ダイオードと第二電界効果トランジスタとを並列に接続させたものが直列に接続されており、前記判定結果が前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に前記第二電界効果トランジスタがソース−ドレイン間を絶縁させる、請求項1乃至請求項5のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のうちのいずれか一に記載されたインピーダンス低減装置と、前記電圧調整部とを備える、電源装置。
  8. 請求項7に記載された電源装置を、複数台、並列に接続させた電源。
  9. 入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定し、
    前記判定に係る判定結果が、前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減する、
    インピーダンス低減方法。
  10. 入力電圧を調整し出力する電圧調整部からの出力電圧が閾値を超えたか否かを判定する処理と、
    前記判定に係る判定結果が、前記出力電圧の値が前記閾値を超えた旨である場合に、前記電圧調整部の後段とグランドとの間のインピーダンスを低減する処理と
    をコンピュータに実行させるインピーダンス低減処理プログラム。
JP2019001356A 2019-01-08 2019-01-08 インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム Active JP6901509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001356A JP6901509B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001356A JP6901509B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020112879A true JP2020112879A (ja) 2020-07-27
JP6901509B2 JP6901509B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=71665943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019001356A Active JP6901509B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6901509B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194431A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Rohm Co Ltd 安定化電源回路
JP2006034047A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Oki Power Tech Co Ltd 電源装置
JP2007219861A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Ricoh Co Ltd ボルテージレギュレータ
WO2007097012A1 (ja) * 2006-02-27 2007-08-30 Fujitsu Limited 電源装置及びその制御方法
JP2009273243A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Ricoh Co Ltd 電源制御装置、それを用いた画像処理装置、電源制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2015192301A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 日本電気株式会社 電源供給装置および電源供給方法
JP2018026901A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 トヨタ自動車株式会社 電源システム
JP2018113740A (ja) * 2017-01-09 2018-07-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載用電源装置の故障検出装置及び車載用電源装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194431A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Rohm Co Ltd 安定化電源回路
JP2006034047A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Oki Power Tech Co Ltd 電源装置
JP2007219861A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Ricoh Co Ltd ボルテージレギュレータ
WO2007097012A1 (ja) * 2006-02-27 2007-08-30 Fujitsu Limited 電源装置及びその制御方法
JP2009273243A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Ricoh Co Ltd 電源制御装置、それを用いた画像処理装置、電源制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2015192301A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 日本電気株式会社 電源供給装置および電源供給方法
JP2018026901A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 トヨタ自動車株式会社 電源システム
JP2018113740A (ja) * 2017-01-09 2018-07-19 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載用電源装置の故障検出装置及び車載用電源装置
US20190353715A1 (en) * 2017-01-09 2019-11-21 Autonetworks Technologies, Ltd. Failure detection device for onboard power supply device, and onboard power supply device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6901509B2 (ja) 2021-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8971002B1 (en) System and method of providing isolated power to gate driving circuits in solid state fault current limiters
US11043837B2 (en) Input power supply selection circuit
JP6183460B2 (ja) インバータ装置
JP6895647B2 (ja) アーク検出回路、開閉器システム、パワーコンディショナシステム及びアーク検出方法
US9755454B1 (en) Methods and apparatus for providing redundant power supply protection with power zones for electronic devices
US11031777B2 (en) Clamping operation and apparatus for surge protection
CN111090325B (zh) 一种基于存储系统的热备电切换系统
US20190131867A1 (en) Power converter
TWI578664B (zh) 備用電源控制電路及使用其之備用電源供應系統
JP2020112879A (ja) インピーダンス低減装置、電源装置、電源、インピーダンス低減方法及びインピーダンス低減処理プログラム
JP2022016749A (ja) スイッチング装置および電力変換装置
JP2005236731A (ja) 過電流保護回路及び半導体装置
CN109873399B (zh) 一种电源保护电路及电源保护装置
JP4851183B2 (ja) 過電流検出機能を備えたコンデンサ入力型整流回路及びそれを用いたインバータ装置
CN112311079B (zh) 冗余电源供应装置及其异常保护控制方法
WO2014141634A1 (ja) 負荷制御装置
JP6753348B2 (ja) スイッチング素子の駆動回路
JP6908366B2 (ja) 電源回路および電源制御方法
JP6757112B2 (ja) 電力変換装置および電力変換装置の状態判定方法
JP2019154214A (ja) 過電流保護回路、過電流保護システム、過電流保護回路による過電流保護方法及びプログラム
CN112968465B (zh) 一种基于电压瞬时监测的换流器交流并网转离网无缝切换控制方法
JP6828969B1 (ja) 電源装置、情報処理システム、電源装置による判定方法及びプログラム
KR100927090B1 (ko) 스너버 회로
US20240106323A1 (en) Systems and methods for active discharge for inverter for electric vehicle
JP5003035B2 (ja) Pol電源回路の保護回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6901509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150