JP2019154214A - 過電流保護回路、過電流保護システム、過電流保護回路による過電流保護方法及びプログラム - Google Patents

過電流保護回路、過電流保護システム、過電流保護回路による過電流保護方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置において過電流を検出し電力の供給を停止した後、過電流の原因を除去しない状態で装置が再度起動した場合にも、装置に過電流を流さない過電流保護回路を提供する。【解決手段】過電流保護回路は、電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチと、前記経路に流れる電流を検出する検出部と、前記検出部が検出した電流が過電流であるか否かを判定する判定部と、前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給する制御信号生成装置と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は過電流保護回路、過電流保護システム、過電流保護回路による過電流保護方法及びプログラムに関する。
電力が供給される装置において、例えば、その電力を受ける入力端子がグラウンド端子に短絡した場合、その装置に定格を超える過電流が流れる可能性がある。そのため、電力が供給される装置の中には、その過電流を抑制する過電流保護回路を備えるものがある。
特許文献1には、関連する技術として、過電流保護回路に関する技術が開示されている。
特開2017−046570号公報
ところで、特許文献1に記載の過電流保護回路では、過電流を検出する回路が動作して、入力端子に電力を供給する電源をオフ状態にしたうえで、制御部に供給している電源もオフ状態になった場合、過電流検出がリセットされる。そのため、過電流の原因が除去されていない状態で再度入力端子に電力を供給する電源がオン状態になった場合、再び過電流が検出されるまでの間に装置に電流が流れてしまう。
そこで、装置において過電流を検出し電力の供給を停止した後、過電流の原因を除去しない状態で装置が再度起動した場合にも、装置に過電流を流さない技術が求められている。
本発明の各態様は、上記の課題を解決することのできる過電流保護回路、過電流保護システム、過電流保護回路による過電流保護方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、過電流保護回路は、電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチと、前記経路に流れる電流を検出する検出部と、前記検出部が検出した電流が過電流であるか否かを判定する判定部と、前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給する制御信号生成装置と、を備える。
本発明の別の態様によれば、過電流保護システムは、上記の過電流保護回路と、過電流保護回路を介して電力が供給される装置と、を備える。
本発明の別の態様によれば、過電流保護回路による過電流保護方法は、電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチを備える過電流保護回路による過電流保護方法であって、前記経路に流れる電流を検出することと、検出した電流が過電流であるか否かを判定することと、検出した電流が過電流であると判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、検出した電流が過電流であると判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給することと、を含む。
本発明の別の態様によれば、プログラムは、電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチを備える過電流保護回路のコンピュータに、前記経路に流れる電流を検出することと、検出した電流が過電流であるか否かを判定することと、検出した電流が過電流であると判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、検出した電流が過電流であると判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給することと、を実行させる。
本発明の各態様によれば、装置において過電流を検出し電力の供給を停止した後、過電流の原因が除去されていない状態で装置が再度起動した場合にも、装置に過電流は流れない。
本発明の一実施形態による過電流保護システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による過電流保護システムの処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による過電流保護システムの動作シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態による過電流保護回路30の最小構成を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態による過電流保護システム1は、図1に示すように、AC(Alternative Current)−DC(Direct Current)コンバータ10、DC−DCコンバータ20、過電流保護回路30を備える。
AC−DCコンバータ10は、入力端子IN1、出力端子OUT1を備える。DC−DCコンバータ20は、入力端子IN2、出力端子OUT2を備える。過電流保護回路30は、入力端子IN3、出力端子OUT3を備える。入力端子IN1は、例えば、図1に示すように、過電流保護システム1の外部に設けられた第1設備2(例えば、電力系統など)に接続される。出力端子OUT1は、入力端子IN3に接続される。出力端子OUT3は、入力端子IN2に接続される。出力端子OUT2は、例えば、図1に示すように、過電流保護システム1の外部に設けられる第2設備3(例えば、工場やプラントなど)に接続される。
過電流保護システム1において、AC−DCコンバータ10は、過電流保護回路30を介してDC−DCコンバータ20に電力を供給する。過電流保護システム1は、DC−DCコンバータ20の電源端子がグラウンドに短絡するなど、何らかの原因によってDC−DCコンバータ20に大電流が流れた場合に、過電流保護回路30が、AC−DCコンバータ10からDC−DCコンバータ20へ供給する電力を遮断するシステムである。
AC−DCコンバータ10は、外部から受けた交流電力を直流電力に変換し、変換後の直流電力を出力する。具体的には、AC−DCコンバータ10は、第1設備2から入力端子IN1を介して交流電力を受ける。AC−DCコンバータ10は、受けた交流電力を直流電力に変換する。AC−DCコンバータ10は、変換後の直流電力を出力端子OUT1から入力端子IN3に出力する。
DC−DCコンバータ20は、外部から受けた直流電力を後段回路に必要な直流電力に変換し、変換後の直流電力を後段回路に出力する。具体的には、DC−DCコンバータ20は、過電流保護回路30から入力端子IN2を介して直流電力を受けた場合、受けた直流電力を第2設備3に必要な直流電力に変換する。DC−DCコンバータ20は、変換後の直流電力を第2設備3に出力する。
過電流保護回路30は、入力端子IN3で受けた直流電力を出力端子OUT3から出力する。また、過電流保護回路30は、受けた直流電力によって予め定めたしきい値電流を超える電流を検出した場合、出力端子OUT3からの直流電力の出力を遮断する。
具体的には、過電流保護回路30は、図1に示すように、第1トランジスタ301(第1のスイッチの一例)、LDO(Low Drop−Out)レギュレータ302、第2トランジスタ303(第2のスイッチの一例、制御信号生成装置の一例)、コンパレータ304(制御信号生成装置の一例)、制御装置305(判定部の一例、制御部の一例、制御信号生成装置の一例)、第3トランジスタ306(断線手段の一例)、負荷307、第1電圧源308、第2電圧源309、ヒューズF1(制御信号生成装置の一例)、電流検出抵抗R1(検出部の一例)、プルアップ抵抗R2、プルダウン抵抗R3を備える。
第1トランジスタ301、第2トランジスタ303、第3トランジスタ306のそれぞれは、ドレイン端子、ゲート端子、ソース端子を備える。LDOレギュレータ302は、入力端子、出力端子を備える。コンパレータ304は、プラス入力端子、マイナス入力端子、出力端子を備える。制御装置305は、第1入力端子、第2入力端子、第1出力端子、第2出力端子を備える。負荷307、第1電圧源308、第2電圧源309、ヒューズF1、電流検出抵抗R1、プルアップ抵抗R2、プルダウン抵抗R3のそれぞれは、第1端子、第2端子を備える。
第1トランジスタ301のドレイン端子は、LDOレギュレータ302の入力端子に接続される。第1トランジスタ301のゲート端子は、第2トランジスタ303のソース端子、プルダウン抵抗R3の第1端子のそれぞれに接続される。第1トランジスタ301のソース端子は、制御装置305の第1入力端子、電流検出抵抗R1の第1端子のそれぞれに接続される。LDOレギュレータ302の出力端子は、ヒューズF1の第1端子に接続される。第2トランジスタ303のドレイン端子は、コンパレータ304の出力端子、プルアップ抵抗R2の第1端子のそれぞれに接続される。第2トランジスタ303のゲート端子は、制御装置305の第1出力端子に接続される。コンパレータ304のプラス入力端子は、第3トランジスタ306のドレイン端子、ヒューズF1の第2端子のそれぞれに接続される。コンパレータ304のマイナス入力端子は、第1電圧源308の第1端子に接続される。制御装置305の第2入力端子は、電流検出抵抗R1の第2端子に接続される。制御装置305の第2出力端子は、第3トランジスタ306のゲート端子に接続される。第3トランジスタ306のソース端子は、負荷307の第1端子に接続される。負荷307の第2端子、第1電圧源308の第2端子、第2電圧源309の第1端子、プルダウン抵抗R3の第2端子のそれぞれは、グラウンドに接続される。第2電圧源309の第2端子は、プルアップ抵抗R2の第2端子に接続される。
なお、第1トランジスタ301のドレイン端子、及び、LDOレギュレータ302の入力端子は、過電流保護回路30の入力端子IN3に接続されている。また、制御装置305の第2入力端子、及び、電流検出抵抗R1の第2端子は、過電流保護回路30の出力端子OUT3に接続されている。
第1トランジスタ301は、制御装置305による第2トランジスタ303を介したゲート端子に対する電圧制御に応じて、オン状態(すなわち、導通状態)またはオフ状態(すなわち、遮断状態)になる。具体的には、第1トランジスタ301は、ゲート端子の電圧がHighレベルに制御される場合に、オン状態になる。また、第1トランジスタ301は、ゲート端子の電圧がLowレベルに制御される場合に、オフ状態になる。
第1トランジスタ301は、オン状態の場合、ドレイン端子(すなわち、入力端子IN3)で受けた電力をソース端子から出力する。その結果、電流検出抵抗R1を介して出力端子OUT3からその電力が出力される。また、第1トランジスタ301は、オフ状態の場合、入力端子IN3で電力を受けても、受けなくても、ソース端子から電力を出力しない。
第1トランジスタ301は、例えば、MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)である。
LDOレギュレータ302は、入力端子から入力する直流電圧から低損失で所定の電圧値の直流電圧を生成する。LDOレギュレータ302は、生成した直流電圧を、ヒューズF1を介して、コンパレータ304のプラス入力端子、及び、第3トランジスタ306のドレイン端子に出力する。
なお、LDOレギュレータ302は、最終的に第1トランジスタ301をオン状態にするための電力源としての役割を果たすものである。しかしながら、LDOレギュレータ302は、コンパレータ304のプラス入力端子に電圧を供給したうえで、過電流が検出された場合にヒューズF1を断線(すなわち、溶断)させることができればよい。そのため、LDOレギュレータ302の外形及び電流容量は、過電流が検出された場合にヒューズF1が直ちに断線する程度に小さくてよい。
第2トランジスタ303は、制御装置305によるゲート端子に対する電圧制御に応じて、オン状態(すなわち、導通状態)またはオフ状態(すなわち、遮断状態)になり、第1トランジスタ301のゲート端子に、電圧を出力する。具体的には、第2トランジスタ303は、制御装置305によってゲート端子の電圧がHighレベルに制御される場合、オン状態になり、コンパレータ304の出力端子の電圧に応じた電圧(すなわち、コンパレータ304の出力端子の電圧が、HighレベルであればHighレベルの電圧、LowレベルであればLowレベルの電圧)を、第1トランジスタ301のゲート端子に出力する。また、第2トランジスタ303は、制御装置305によってゲート端子の電圧がLowレベルに制御される場合、オフ状態になり、第1トランジスタ301のゲート端子の電圧は、プルダウン抵抗R3によってLowレベルの電圧になる。
第2トランジスタ303は、例えば、MOSFETである。
第1電圧源308は、第1端子から電圧Vref(基準電圧の一例)を出力し、コンパレータ304のマイナス端子の電圧を決定する。なお、電圧Vrefの電圧値は、LDOレギュレータ302の出力電圧の電圧値に比べて低い値である。
コンパレータ304は、プラス入力端子の電圧とマイナス入力端子の電圧Vrefとの大小関係に応じた電圧を、出力端子から出力する。具体的には、例えば、プラス入力端子の電圧がマイナス入力端子の電圧Vrefよりも高い場合、コンパレータ304は、Highレベルの電圧を、出力端子から第2トランジスタ303のドレイン端子へ出力する。また、例えば、プラス入力端子の電圧がマイナス入力端子の電圧Vrefよりも低い場合、コンパレータ304は、Lowレベルの電圧を、出力端子から第2トランジスタ303のドレイン端子へ出力する。つまり、コンパレータ304は、ヒューズF1が切れているときに、Lowレベルの電圧を出力する。
制御装置305は、電流検出抵抗R1に流れる電流に基づいて、第2トランジスタ303を介して第1トランジスタ301のゲート端子の電圧を制御する。具体的には、制御装置305は、第1入力端子で電流検出抵抗R1の第1端子の電圧を受ける。制御装置305は、第2入力端子で電流検出抵抗R1の第2端子の電圧を受ける。そして、制御装置305は、第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧を特定する。
制御装置305は、特定した差電圧が所定のしきい値電圧を超えた場合、第2トランジスタ303のゲート端子にLowレベルの電圧を出力する。また、制御装置305は、特定した差電圧が所定のしきい値電圧を超えない場合、第2トランジスタ303のゲート端子にHighレベルの電圧を出力する。ここでの所定のしきい値電圧とは、電流検出抵抗R1に過電流が流れたか否かを判定するために用いる電圧である。つまり、電流検出抵抗R1に過電流が流れた場合、第2トランジスタ303のソース端子からLowレベルの電圧が出力されるため、第1トランジスタ301は、オフ状態になる。
また、制御装置305は、特定した第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧が所定のしきい値電圧を超えた場合、すなわち、電流検出抵抗R1に過電流が流れた場合、電流検出抵抗R1に過電流が流れたことを報知する過電流検出信号を出力する。具体的には、制御装置305は、電流検出抵抗R1に過電流が流れた場合、Highレベルの電圧を示す過電流検出信号を、第2出力端子から第3トランジスタ306のゲート端子に出力する。また、制御装置305は、電流検出抵抗R1に過電流が流れていない場合、Lowレベルの電圧を示す過電流検出信号を、第2出力端子から第3トランジスタ306のゲート端子に出力する。
なお、電流検出抵抗R1の第1端子の電圧と電流検出抵抗R1の第2端子の電圧との差電圧は、電流検出抵抗R1に流れる電流に比例する。そのため、制御装置305が特定した第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧は、電流検出抵抗R1に流れる電流と一対一で対応している。したがって、制御装置305が第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧を特定することは、電流検出抵抗R1に流れる電流を特定したことに等しい。
また、制御装置305は、電流検出抵抗R1に流れる電流の絶対値を特定する場合には、例えば、電流検出抵抗R1の抵抗値を予め記憶しておき、特定した第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧を電流検出抵抗R1の抵抗値で除算すればよい。
また、制御装置305は、電流検出抵抗R1に流れる電流の絶対値を特定する場合には、例えば、第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧と、流検出抵抗R1に流れる電流との対応関係を示すデータテーブルを予め記憶し、第1入力端子で受けた電圧と第2入力端子で受けた電圧との差電圧を特定した場合に、特定した差電圧に対応する電流値を、記憶しているデータテーブルにおいて特定するものであってもよい。
第3トランジスタ306は、制御装置305によるゲート端子に対する電圧制御に応じて、オン状態(すなわち、導通状態)またはオフ状態(すなわち、遮断状態)になる。具体的には、第3トランジスタ306は、ゲート端子で、制御装置305が出力する過電流検出信号を受ける。第3トランジスタ306は、受けた過電流検出信号がHighレベルの電圧を示す信号である場合、オン状態になる。また、第3トランジスタ306は、受けた過電流検出信号がLowレベルの電圧を示す信号である場合、オフ状態になる。
第3トランジスタ306は、オン状態になると、ヒューズF1を断線させる。具体的には、第3トランジスタ306がオン状態になると、LDOレギュレータ302からヒューズF1を介してグラウンドへ電流の流れる経路ができる。そのため、LDOレギュレータ302から、ヒューズF1、第3トランジスタ306を介して、負荷307のグラウンドへと電流が流れる。その電流の電流値は、ヒューズF1を断線させる電流値を超える。そのため、第3トランジスタ306がオン状態になると、ヒューズF1は断線する。
第3トランジスタ306は、例えば、MOSFETである。
負荷307は、第3トランジスタ306がオン状態になった場合に、ヒューズF1に流れる電流の電流値を決定する。負荷307としては、第3トランジスタ306がオン状態になった場合に、ヒューズF1を断線させる電流がヒューズF1に流れるような負荷が選択される。負荷307は、例えば、チップ抵抗である。
第2電圧源309は、第2端子から電圧VRLを出力する。電圧VRLの電圧値としては、コンパレータ304の出力電圧が安定し、第1トランジスタ301がオン状態になる電圧値が選択される。
ヒューズF1は、所定の電流以上の電流が流れた場合に断線する。具体的には、ヒューズF1は、第3トランジスタ306がオン状態になった場合に、大電流が流れるため断線する。
電流検出抵抗R1には、DC−DCコンバータ20に流れ込む電流と同一の電流が流れる。電流検出抵抗R1の第1端子と第2端子との間の差電圧は、DC−DCコンバータ20に流れ込む電流に比例した電圧となる。
プルアップ抵抗R2は、コンパレータ304がHighレベルの電圧を出力する状態になった場合に、コンパレータ304の出力端子の電圧を第1トランジスタが安定した電圧を維持するための抵抗である。なお、コンパレータ304の一例としては、一般的なオープンドレインまたはオープンコレクタのコンパレータであり、出力にプルアップ抵抗を接続して、第2電圧源309の第2端子に接続するものである。ただし、コンパレータ304の別の例としては、例えば、演算増幅器のような差動増幅器であってもよい。コンパレータ304が演算増幅器のような差動増幅器である場合には、プルアップ抵抗R2及び第2電圧源309は備えず、演算増幅器のような差動増幅器の低インピーダンスである出力端子から第2トランジスタ303のドレイン端子に電圧を与えるものであってもよい。
次に、本発明の一実施形態による過電流保護システム1の処理について図2、図3を用いて説明する。
なお、ヒューズF1が断線しておらず、かつ、第1トランジスタ301がオン状態であり、過電流保護回路30が過電流を検出しておらず、かつ、AC−DCコンバータ10から過電流保護回路30を介してDC−DCコンバータ20へ電力が供給されている状態を通常状態と呼ぶ。また、過電流保護回路30が過電流を検出した場合を異常状態と呼ぶ。ここでは、通常状態から異常状態になり、過電流保護回路30がAC−DCコンバータ10からDC−DCコンバータ20への電力の供給を遮断する過電流保護システム1の処理について説明する。
通常状態において、AC−DCコンバータ10の出力端子OUT1から過電流保護回路30の入力端子IN3に電力が供給されると、LDOレギュレータ302の出力電圧は、ヒューズF1を介してコンパレータ304のプラス入力端子に出力される。また、第1電圧源308の出力電圧Vefは、コンパレータ304のマイナス入力端子に出力される。コンパレータ304は、プラス入力端子の電圧がマイナス入力端子の電圧Vrefよりも高いため、Highレベルの電圧を第2トランジスタ303のドレイン端子に出力する。
また、通常状態において、制御装置305は、第1入力端子で受ける電圧と第2入力端子で受ける電圧との差電圧が所定のしきい値電圧を超えないため、Highレベルの電圧を、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子に出力する。第2トランジスタ303は、ゲート端子でHighレベルの電圧を受けてオン状態になる。第2トランジスタ303は、コンパレータ304から出力されたHighレベルの電圧を、ソース端子から第1トランジスタ301のゲート端子に出力する。第1トランジスタ301は、オン状態になり、過電流保護回路30の入力端子IN3に入力された電力をソース端子から出力する。そのソース端子から出力された電力は、過電流保護回路30の出力端子OUT3から出力される。
また、通常状態において、制御装置305は、Lowレベルの電圧を示す過電流検出信号を、第2出力端子から第3トランジスタ306のゲート端子へ出力する。第3トランジスタ306は、ゲート端子でLowレベルの電圧を受け、オフ状態になる。したがって、LDOレギュレータ302からヒューズF1を介してグラウンドへ電流の流れる経路はできない。そのため、ヒューズF1は断線しない。
ここで、例えば、DC−DCコンバータ20において、電源電圧(すなわち、入力端子IN2)とグラウンドとが短絡する不具合が発生したとする。この場合、AC−DCコンバータ10から第1トランジスタ301、過電流検出抵抗R1を介して、DC−DCコンバータ20へ大きな電流が流れる。
このとき、過電流検出抵抗R1は、DC−DCコンバータ20へ流れ込む電流に応じた、第1入力端子の電圧と第2入力端子の電圧を出力する(ステップS1)。制御装置305は、第1入力端子の電圧と第2入力端子の電圧との間の差電圧が所定のしきい値電圧を超えたか否かを判定する。ここでの例では、制御装置305の第1入力端子の電圧と制御装置305の第2入力端子の電圧との間の差電圧は、通常状態における制御装置305の第1入力端子の電圧と制御装置305の第2入力端子の電圧との間の差電圧に比べて大きくなる(ステップS2、図3(a)におけるタイミングt1)。制御装置305は、第1入力端子の電圧と第2入力端子の電圧との間の差電圧が所定のしきい値電圧を超えたと判定する。制御装置305は、第1入力端子の電圧と第2入力端子の電圧との間の差電圧が所定のしきい値電圧を超えたと判定した場合、Highレベルの電圧を示す過電流検出信号を、第2出力端子から第3トランジスタ306のゲート端子へ出力する(ステップS3、図3(b)におけるタイミングt2)。そして、制御装置305は、Highレベルの電圧を示す過電流検出信号を、第2出力端子から第3トランジスタ306のゲート端子へ出力するのと並行して、Lowレベルの電圧を、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子へ出力する(ステップS4)。
第2トランジスタ303は、ゲート端子でLowレベルの電圧を受けると、オフ状態となり、ソース端子の電圧、すなわち、第1トランジスタ301のゲート端子の電圧は、プルダウン抵抗R3により、Lowレベルの電圧になる。
第1トランジスタ301は、ゲート端子の電圧がLowレベルの電圧になると、オフ状態になる(ステップS5)。
第3トランジスタ306は、ゲート端子でHighレベルの電圧を示す過電流検出信号を受けると、オン状態になる(ステップS6)。第3トランジスタ306がオン状態になると、LDOレギュレータ302から、ヒューズF1、第3トランジスタ306を介して、負荷307へと電流が流れる。このとき、ヒューズF1に流れる電流の電流値は、ヒューズF1が断線する電流値である。そのため、第3トランジスタ306がオン状態になると、ヒューズF1は、断線する(ステップS7)。ヒューズF1が断線すると、ヒューズF1の第2端子における電圧は、Lowレベルの電圧になる(図3(c)におけるタイミングt3)。
コンパレータ304は、ヒューズF1の第2端子における電圧、すなわち、コンパレータ304のプラス入力端子の電圧がLowレベルの電圧になると(図3(d)におけるタイミングt4)、プラス入力端子の電圧がマイナス入力端子の電圧Vrefに比べて低くなるため、Lowレベルの電圧を、出力端子から第2トランジスタ303のドレイン端子に出力する。
コンパレータ304がLowレベルの電圧を、出力端子から第2トランジスタ303のドレイン端子に出力する場合には、制御装置305が第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子へHighレベルの電圧を出力する場合、及び、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子へLowレベルの電圧を出力する場合(図3(e)におけるタイミングt5)の何れにおいても、第2トランジスタ303のソース端子の電圧、すなわち、第1トランジスタ301のゲート端子の電圧は、Lowレベルの電圧になる(図3(f)におけるタイミングt6)。
第1トランジスタ301は、ゲート端子の電圧がLowレベルの電圧である場合、オフ状態になる。したがって、例えば、過電流保護システム1が異常状態となったことに伴いリセットされ、制御装置305がHighレベルの電圧を、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子に出力し、Lowレベルの電圧を示す過電流検出信号を第3トランジスタ306のゲート端子に出力して、異常状態が解除される場合であっても、ヒューズF1が断線するため、再度異常状態を検出することはない。そのため、過電流保護システム1は、異常状態となったことに伴いリセットされ、制御装置305がHighレベルの電圧を、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子に出力し、Lowレベルの電圧を示す過電流検出信号を第3トランジスタ306のゲート端子に出力して、異常状態がされる場合であっても、異常状態の検出と異常状態の解除を繰り返すことはない。その結果、DC−DCコンバータ20の入力端子の電圧は、図3(g)に示すように変化する。なお、AC−DCコンバータ10の出力端子の電圧が、例えば、図3(h)に示すようにLowレベルの電圧からHighレベルの電圧に変化した場合(図3(h)におけるタイミングt7)、図3(e)に示すように、第2トランジスタ303のゲート端子の電圧がLowレベルの電圧からHighレベルの電圧に変化する(図3(e)におけるタイミングt8)。
なお、ステップS5の処理において、第1トランジスタ301がオフ状態になると、AC−DCコンバータ10とDC−DCコンバータ20との間が電気的に切断され、AC−DCコンバータ10からDC−DCコンバータ20への電力の供給は遮断される。DC−DCコンバータ20への電力の供給が遮断されると、DC−DCコンバータ20はオフ状態となる。また、DC−DCコンバータ20への電力の供給が遮断されると、過電流検出抵抗R1には電流が流れないため、制御装置305は、Highレベルの電圧を、第1出力端子から第2トランジスタ303のゲート端子に出力し、Lowレベルの電圧を示す過電流検出信号を第3トランジスタ306のゲート端子に出力する。その結果、異常状態は解除されるが、異常状態の検出と異常状態の解除を繰り返すことはない。
以上、本発明の一実施形態による過電流保護システム1について説明した。
本発明の一実施形態による過電流保護システム1では、制御装置305は、過電流を検出した場合に、第3トランジスタ306をオン状態に制御することによって、ヒューズF1に電流を流してヒューズF1を断線させる。ヒューズF1が断線することにより、コンパレータ304の出力する信号は、第1トランジスタ301をオフ状態に制御する信号となる。
このようにすれば、過電流保護システム1において第2トランジスタ303がオン状態であってもオフ状態であっても、第1トランジスタ301はオフ状態になる。したがって、過電流保護システム1において過電流の原因を除去しない状態で過電流保護システム1が再度起動した場合にも、過電流保護システム1には過電流が流れない。
図4は、本発明の実施形態による過電流保護回路30の最小構成を示す図である。
過電流保護回路30は、図4に示すように、第1のスイッチ101、検出部102、判定部103、制御信号生成装置104を備える。
第1のスイッチ101は、電力を供給する経路に直列に設けられる。検出部102は、経路に流れる電流を検出する。判定部103は、検出部102が検出した電流が過電流であるか否かを判定する。制御信号生成装置104は、検出部102が検出した電流が過電流であると判定部103が判定するまでの間、第1のスイッチ101を閉状態にする制御信号を第1のスイッチ101に供給し、検出部102が検出した電流が過電流であると判定部103が判定した以降、第1のスイッチ101を開状態にする制御信号を第1のスイッチ101に供給する。なお、検出部102が検出した電流が過電流であると判定部103が判定した以降とは、検出部102が検出した電流が過電流であると判定部103が最初に判定した以降のことである。そのため、その後、検出部102が検出した電流が過電流であると判定部103が再度判定した場合であっても、制御信号生成装置104は、第1のスイッチ101を開状態にする制御信号を第1のスイッチ101に供給し続ける。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本発明の実施形態における記憶部、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述の制御装置305、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図5は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図5に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述の制御装置305、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1・・・過電流保護システム
2・・・第1設備
3・・・第2設備
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・AC−DCコンバータ
20・・・DC−DCコンバータ
30・・・過電流保護回路
105、304・・・コンパレータ
301・・・第1トランジスタ
302・・・LDOレギュレータ
303・・・第2トランジスタ
305・・・制御装置
306・・・第3トランジスタ
307・・・負荷
308・・・第1電圧源
309・・・第2電圧源
F1・・・ヒューズ
R1・・・過電流検出抵抗
R2・・・プルアップ抵抗

Claims (7)

  1. 電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチと、
    前記経路に流れる電流を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した電流が過電流であるか否かを判定する判定部と、
    前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、前記検出部が検出した電流が過電流であると前記判定部が判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給する制御信号生成装置と、
    を備える過電流保護回路。
  2. 前記制御信号生成装置は、
    第1の端子及び第2の端子を有し、前記第1のスイッチを開状態または閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給する第2のスイッチと、
    第3の端子、第4の端子及び第5の端子を有するコンパレータであって、前記第3の端子に基準電圧が印加され、前記第4の端子における電圧が前記第3の端子に印加された前記基準電圧よりも高い場合に、前記第1のスイッチを閉状態に制御可能な信号を前記第5の端子から前記第1の端子へ出力し、前記第4の端子における電圧が前記第3の端子に印加された前記基準電圧よりも低い場合に、前記第1のスイッチを開状態に制御可能な信号を前記第5の端子から前記第1の端子へ出力するコンパレータと、
    前記第4の端子に前記基準電圧よりも高い電圧を供給する経路を断線させる断線手段と、
    前記判定部が検出した前記電流が過電流でないと判定した場合に、前記第1の端子と前記第2の端子との間を閉状態に制御し、かつ、前記断線手段が前記経路を断線しないように前記断線手段を制御し、前記判定部が検出した前記電流が過電流であると判定した場合に、前記第1の端子と前記第2の端子との間を開状態に制御し、かつ、前記断線手段が前記経路を断線するように前記断線手段を制御する制御部と、
    を備える請求項1に記載の過電流保護回路。
  3. 第6の端子及び第7の端子を有し、前記第6の端子が前記第4の端子に接続され、前記第7の端子に前記基準電圧よりも高い電圧が印加されるヒューズ、
    を備え、
    前記断線手段は、
    動作する状態になることによって前記ヒューズを断線させることのできる断線手段であり、
    前記制御部は、
    前記判定部が検出した前記電流が過電流でないと判定した場合に、前記第1の端子と前記第2の端子との間を閉状態に制御し、かつ、前記断線手段を動作しない状態に制御し、前記判定部が検出した前記電流が過電流であると判定した場合に、前記第1の端子と前記第2の端子との間を開状態に制御し、かつ、前記断線手段を動作する状態に制御する、
    請求項2に記載の過電流保護回路。
  4. 前記断線手段は、
    開状態または閉状態となる第3のスイッチと、
    前記第3のスイッチに接続された負荷と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第3のスイッチを開状態または閉状態に制御することによって、前記ヒューズを断線させるか否かを制御する、
    請求項3に記載の過電流保護回路。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の過電流保護回路と、
    過電流保護回路を介して電力が供給される装置と、
    を備える過電流保護システム。
  6. 電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチを備える過電流保護回路による過電流保護方法であって、
    前記経路に流れる電流を検出することと、
    検出した電流が過電流であるか否かを判定することと、
    検出した電流が過電流であると判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、検出した電流が過電流であると判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給することと、
    を含む過電流保護回路による過電流保護方法。
  7. 電力を供給する経路に直列に設けられる第1のスイッチを備える過電流保護回路のコンピュータに、
    前記経路に流れる電流を検出することと、
    検出した電流が過電流であるか否かを判定することと、
    検出した電流が過電流であると判定するまでの間、前記第1のスイッチを閉状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給し、検出した電流が過電流であると判定した以降、前記第1のスイッチを開状態にする制御信号を前記第1のスイッチに供給することと、
    を実行させるプログラム。
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