JP2020112693A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤担持体の周辺に堆積した現像剤に起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体、現像装置、電圧印加装置、機外温湿度検出部、現像温度検出部、振動検出部、計時部及び制御部を備える。前記制御部は、機外温湿度検出部によって検出された当該画像形成装置の外部の温度及び湿度並びに現像温度検出部によって検出された現像装置の内部の温度が所定値以下で、且つ計時部によって計測された現像装置の非駆動時間が所定時間以上である場合に、計時部によって計測された振動非検出時間及び当該振動非検出時間における累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間を決定し、当該印加時間の間、電圧印加装置によって現像バイアスを現像装置の現像剤担持体に印加させて現像装置を動作させる現像バイアス印加駆動モードを実行可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置では、像担持体である感光体ドラムの表面に形成した静電潜像を現像装置で現像することで、後に用紙に転写されるトナー像を形成する装置が広く利用されている。現像装置は、均一な画像を継続して形成するために、現像ローラーや現像ローラーにトナーを供給するローラーなどの現像剤担持体の表面に担持される現像剤の層厚を規制する規制ブレードを備える。このような画像形成装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1で開示された従来の画像形成装置は、感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラーと対向して配置され、当該現像ローラーにトナーを供給する搬送ローラーと、当該搬送ローラーと対向して配置され、搬送ローラーの表面の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、を備える。そして、この画像形成装置は、非現像動作時に、現像ローラー及び搬送ローラーを通常とは逆方向に回転させることで、現像に使用されずに層厚規制部材上に堆積したトナーを回収することができる。これにより、層厚規制部材上に堆積したトナーが、感光体ドラムの表面のトナーの非供給領域、すなわち白紙部分に飛翔して用紙に色点(汚れ)が生じることを抑制することが可能である。
特開2017−191218号公報
低温低湿環境下で長時間、現像装置が駆動しなかった場合、現像ローラーの表面のトナーの層厚が過多になり易い。このため、層厚規制部材上により多くのトナーが堆積し、さらにトナーに逆帯電(弱帯電)トナーが混在する場合、特許文献1で開示された従来の画像形成装置では、層厚規制部材上に堆積したトナーを十分に回収することができない虞があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、現像剤担持体の表面に担持される現像剤の層厚を規制する規制ブレードの周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、像担持体と、現像装置と、電圧印加装置と、機外温湿度検出部と、現像温度検出部と、振動検出部と、計時部と、制御部と、を備える。像担持体は、静電潜像を担持する。現像装置は、現像剤担持体と、規制ブレードと、を有する。現像剤担持体は、磁性キャリアとトナーとを含む現像剤を担持する。規制ブレードは、現像剤担持体の表面に担持される現像剤の層厚を規制する。現像装置は、像担持体にトナーを供給して静電潜像を現像する。電圧印加装置は、現像剤担持体に現像バイアスを印加する。機外温湿度検出部は、当該画像形成装置の外部の温度及び湿度を検出する。現像温度検出部は、現像装置の内部の温度を検出する。振動検出部は、当該画像形成装置の振動を検出する。計時部は、現像装置の非駆動時間及び振動検出部による前回の振動検出からの振動非検出時間を計測する。制御部は、像担持体、現像装置及び電圧印加装置の動作を制御する。さらに、制御部は、機外温湿度検出部によって検出された当該画像形成装置の外部の温度及び湿度並びに現像温度検出部によって検出された現像装置の内部の温度が所定値以下で、且つ計時部によって計測された現像装置の非駆動時間が所定時間以上である場合に、計時部によって計測された振動非検出時間及び当該振動非検出時間における累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間を決定し、当該印加時間の間、電圧印加装置によって現像バイアスを現像剤担持体に印加させて現像装置を動作させる現像バイアス印加駆動モードを実行可能である。
本発明の構成によれば、低温低湿環境下で長時間、現像装置が駆動しなかった場合に、規制ブレードの周辺に堆積したトナーを像担持体に飛翔させ、回収することができる。さらに、トナーの堆積が解消され得る振動が現像装置に生じていない時間と、その間の累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間が決定される。したがって、規制ブレードの周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を、効率良く抑制することが可能である。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画像形成部周辺を示す断面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の現像バイアス印加駆動モードの実行要否判断処理の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の現像バイアス印加駆動モードのタイミングチャートである。 実施例及び比較例の画像形成装置の色点の発生に係る評価結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
図1は、画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図2は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図3は、画像形成装置1の画像形成部20周辺を示す断面図である。本実施形態の画像形成装置1の一例としては、中間転写ベルト31を用いてトナー像を用紙Pに転写するタンデム方式のカラープリンターである。画像形成装置1は、例えばプリント(印刷)、スキャン(画像読取)、ファクシミリ送信等の機能を備えたいわゆる複合機であっても良い。
画像形成装置1は、図1及び図2に示すようにその本体2に、給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部30、定着部7、用紙排出部8、制御部9及び記憶部10を含む。
給紙部3は、複数枚の用紙Pを収容し、印刷時に用紙Pを1枚ずつ分離して送り出す。用紙搬送部4は、給紙部3から送り出された用紙Pを二次転写部33及び定着部7へと搬送し、さらに定着後の用紙Pを用紙排出口4aから用紙排出部8に排出する。両面印刷が行われる場合、用紙搬送部4は、第一面の定着後の用紙Pを分岐部4bによって反転搬送部4cに振り分け、用紙Pを再度、二次転写部33及び定着部7へと搬送する。露光部5は、画像データに基づき制御されたレーザー光を画像形成部20に向かって照射する。
画像形成部20には、イエロー用の画像形成部20Y、マゼンタ用の画像形成部20M、シアン用の画像形成部20C及びブラック用の画像形成部20Bの4台が設けられる。なお、以下の説明において、特に限定する必要がある場合を除き、各色を表す「Y」、「M」、「C」、「B」の識別記号は省略することがある。
画像形成部20は、図3に示すように所定の方向(図3における時計回り)に回転可能に支持された像担持体である感光体ドラム21を備える。画像形成部20は、さらに感光体ドラム21の周囲に、その回転方向に沿って帯電部22、現像装置40及びドラムクリーニング部23を備える。なお、現像装置40とドラムクリーニング部23との間に一次転写部32が配置される。
転写部30は、中間転写ベルト31、一次転写部32Y、32M、32C、32B、二次転写部33及び中間転写クリーニング部34を備える。中間転写ベルト31は、図2に示すように所定の方向(図2における反時計回り)に回転可能に支持され、4台の画像形成部20それぞれで形成されたトナー像が順次一次転写される中間転写体である。4台の画像形成部20は、中間転写ベルト31の回転方向上流側から下流側に向けて一列に並んだいわゆるタンデム方式にして配置される。
帯電部22は、例えば帯電ローラーによって感光体ドラム21の表面を所定電位に帯電させる。そして、露光部5から照射されたレーザー光によって感光体ドラム21の表面に原稿画像の静電潜像が形成される。すなわち、像担持体である感光体ドラム21は、静電潜像を担持する。現像装置40は、この静電潜像にトナーを供給して現像し、トナー像を形成する。4台の画像形成部20それぞれは、異なる色のトナー像を形成する。
トナー像は、各色の画像形成部20Y、20M、20C、20Bの上方に配置された一次転写部32Y、32M、32C、32Bで中間転写ベルト31の表面に一次転写される。そして、中間転写ベルト31の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が連続して中間転写ベルト31に転写されることにより、中間転写ベルト31の表面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。ドラムクリーニング部23は、一次転写後に感光体ドラム21の表面に残留するトナーを除去してクリーニングする。
中間転写ベルト31の表面のカラートナー像は、用紙搬送部4によって同期をとって送られてきた用紙Pに、二次転写部33に形成される二次転写ニップ部で転写される。中間転写クリーニング部34は、二次転写後に中間転写ベルト31の表面に残留するトナーを除去してクリーニングする。
定着部7は、トナー像が転写された用紙Pを加熱、加圧してトナー像を用紙Pに定着させる。
制御部9は、不図示のCPU、画像処理部、その他の電子回路及び電子部品を含む。CPUは、記憶部10に記憶された制御用のプログラムやデータに基づき、画像形成装置1に設けられた各構成要素の動作を制御して画像形成装置1の機能に係る処理を行う。給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部30及び定着部7それぞれは、制御部9から個別に指令を受け、それら構成要素が連動して用紙Pへの印刷を実行する。また、制御部9は、計時部11、並びに後述する現像温度検出部51、機外温湿度検出部52及び振動検出部53それぞれから出力値を得ることができる。
記憶部10は、例えば不図示のプログラムROM(Read Only Memory)、データROMなどといった不揮発性の記憶装置と、RAM(Random Access Memory)のような揮発性の記憶装置との組み合わせで構成される。
計時部11は、時間情報の取得や時間の計測が可能である。例えば、計時部11は、現像装置40の非駆動時間を計測することができる。また例えば、計時部11は、後述する振動検出部53による前回の振動検出からの振動非検出時間を計測することができる。
続いて、画像形成部20の現像装置40とその周辺の構成について、図2及び図3を用いて説明する。なお、各色の現像装置40は基本的な構造が同じであるので、各色を表す識別記号は省略する。
現像装置40は、図2及び図3に示すように現像容器41、仕切り部42、攪拌搬送室43、供給搬送室44、攪拌搬送部材45、供給搬送部材46、トナー供給ローラー47、現像ローラー48、規制ブレード49及び現像温度検出部51を備える。
現像容器41は、像担持体である感光体ドラム21に供給する現像剤として、例えばトナー及び磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する。現像容器41は、例えば合成樹脂の成型品で構成される。現像容器41は、軸線方向(図3の紙面奥行き方向)に延びる細長い形状であり、その長手方向を水平にして配置される。
仕切り部42は、現像容器41の内部の下部に設けられる。仕切り部42は、現像容器41の下部の横方向(図3の左右横方向)の略中央部に設けられ、軸線方向及び上下方向に延びる。仕切り部42は、現像容器41の内部を横方向において区分する。仕切り部42は、軸線方向(図3の紙面奥行き方向)の両端部それぞれに配置された現像剤連通口を備える。
攪拌搬送室43及び供給搬送室44は、現像容器41の内部に設けられる。攪拌搬送室43及び供給搬送室44は、現像容器41の内部が仕切り部42によって区分されることで形成される。供給搬送室44は、現像容器41の、トナー供給ローラー47の配置領域の下方に隣接して配置される。攪拌搬送室43は、現像容器41の、供給搬送室44よりもトナー供給ローラー47から離隔した領域に配置される。
攪拌搬送室43には、不図示のトナー補給口及びトナー濃度センサーが設けられる。トナー濃度センサーとしては、例えば現像容器41の内部の現像剤中の磁性キャリアに対するトナーの割合を検出する透磁率センサーが用いられる。攪拌搬送室43は、トナー濃度センサーの検出結果に基づき、トナー補給口からトナーの補給を受ける。
攪拌搬送部材45は、攪拌搬送室43の内部に配置される。攪拌搬送部材45は、軸線方向の両端間にわたって設けられた回転軸の外周面に軸線方向に沿って螺旋状に延びる搬送羽根を設けた構成である。攪拌搬送部材45は、水平方向に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。攪拌搬送部材45は、その軸線回りに回転することで、回転軸線方向に沿って現像剤を攪拌しながら搬送する。
供給搬送部材46は、供給搬送室44の内部に配置される。供給搬送部材46は、軸線方向の両端間にわたって設けられた回転軸の外周面に軸線方向に沿って螺旋状に延びる搬送羽根を設けた構成である。供給搬送部材46は、水平方向に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。供給搬送部材46は、その軸線回りに回転することで、回転軸線方向に沿って現像剤を攪拌しながら搬送する。
攪拌搬送部材45及び供給搬送部材46の回転により、現像剤は、仕切り部42の軸線方向両端に設けられた現像剤連通口を通って、攪拌搬送室43と、供給搬送室44との間を循環する。攪拌搬送室43及び供給搬送室44において、外部から補給されたトナー(正帯電トナー)が磁性キャリアと混合されて攪拌され、帯電される。
トナー供給ローラー47は、現像容器41の内部の、供給搬送部材46の上方に配置される。トナー供給ローラー47は、水平方向に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。トナー供給ローラー47は、図3において反時計回りに回転する円筒状の非磁性のトナー供給スリーブと、トナー供給スリーブに内包される複数の磁極を有する固定マグネット体と、を有する。
トナー供給ローラー47は、磁性キャリアとトナーとを含む現像剤を担持する現像剤担持体である。トナー供給ローラー47は、現像ローラー48と対向して配置される。トナー供給ローラー47は、現像ローラー48との対向領域において、現像剤のうちトナーのみを現像ローラー48に供給する。
現像ローラー48は、現像容器41の内部の、トナー供給ローラー47の上方に配置される。現像ローラー48は、その周面が所定の隙間を隔ててトナー供給ローラー47の周面と対向する。現像ローラー48は、水平方向に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。現像ローラー48は、図3において反時計回りに回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラー側磁極と、を有する。現像ローラー側磁極は、対向する固定マグネット体の磁極(主極)と異極性である。
現像ローラー48は、感光体ドラム21と対向して配置される。現像ローラー48は、感光体ドラム21との対向領域において、トナーを感光体ドラム21に供給する。
規制ブレード49は、トナー供給ローラー47に近接して対向し、その先端とトナー供給ローラー47の表面との間に所定の間隔を設けて配置される。規制ブレード49は、トナー供給ローラー47と現像ローラー48との対向領域の、トナー供給ローラー47の回転方向上流側に配置される。規制ブレード49は、トナー供給ローラー47の軸線方向(図3の紙面奥行き方向)の全域にわたって延びる。規制ブレード49は、現像剤担持体であるトナー供給ローラー47の表面に担持される現像剤の層厚を規制する。
現像ローラー48には、直流電圧(以下、SlvDCと呼ぶ)及び交流電圧(以下、SlvACと呼ぶ)が印加される。トナー供給ローラー47には、直流電圧(以下、MagDCと呼ぶ)及び交流電圧(以下、MagACと呼ぶ)が印加される。これらの直流電圧及び交流電圧は、不図示の現像電圧電源及び電圧制御回路を含む電圧印加装置12(図2参照)から現像ローラー48及びトナー供給ローラー47に印加される。すなわち、電圧印加装置12は、現像ローラー48及びトナー供給ローラー47それぞれに現像バイアスを印加する。
現像剤は、攪拌搬送室43及び供給搬送室44において攪拌搬送部材45及び供給搬送部材46により攪拌、循環されて帯電され、供給搬送部材46によってトナー供給ローラー47に渡される。トナー供給ローラー47の表面では、不図示の磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、規制ブレード49によって層厚が規制された後、トナー供給ローラー47と現像ローラー48との対向領域に搬送される。そして、トナー供給ローラー47に印加されるMagDCと、現像ローラー48に印加されるSlvDCと、の電位差ΔV及び磁界によって現像剤のうちトナーのみが現像ローラー48に渡り、現像ローラー48の表面にトナー層が形成される。
現像ローラー48の表面のトナー層の厚さは、現像剤の抵抗や、トナー供給ローラー47と現像ローラー48との回転速度差等によって変化するが、電位差ΔVによっても制御することができる。現像ローラー48の表面のトナー層は、電位差ΔVを大きくすると厚くなり、電位差ΔVを小さくすると薄くなる。現像時における電位差ΔVの範囲は、一般的に100V〜350V程度が適切である。
トナー供給ローラー47の表面の磁気ブラシとの接触によって現像ローラー48の表面に形成されたトナー層は、現像ローラー48の回転によって感光体ドラム21と現像ローラー48との対向領域に搬送される。SlvDC及びSlvACが現像ローラー48に印加されているため、現像ローラー48の表面のトナーは、感光体ドラム21との間の電位差によって飛翔し、感光体ドラム21の表面の静電潜像を現像する。
現像に使用されずに残ったトナーは再度、現像ローラー48とトナー供給ローラー47との対向領域に搬送される。そして、現像に使用されなかったトナーは、磁気ブラシによって現像ローラー48から引き剥がされ、現像容器41の内部に落下する。
現像温度検出部51は、現像容器41に配置される。現像温度検出部51は、現像装置40の内部の温度を検出する。
また、画像形成装置1は、機外温湿度検出部52及び振動検出部53を備える。
機外温湿度検出部52は、例えば画像形成装置1の内部の定着部7等の放熱の影響を受け難い位置に配置される。 機外温湿度検出部52は、画像形成装置1の外部(周辺環境)の温度及び湿度(相対湿度)を検出する。
振動検出部53は、画像形成装置1の内部に配置される。振動検出部53は、例えば圧電型の加速度ピックアップで構成される。例えば不図示の給紙カセットの出し入れや、外装カバーの開閉などといった画像形成装置1で生じる振動の強弱に応じて、加速度ピックアップの出力信号が変化する。これにより、振動検出部53は、画像形成装置1の振動を検出することができる。
そして、画像形成装置1では、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を抑制するために、現像バイアス印加駆動モードという運転モードを有する。現像バイアス印加駆動モードは、例えば画像形成装置1の電源投入時や、電力を供給する構成要素を限定して省電力化を図ったスリープモードからの復帰時等に実行可能である。
現像バイアス印加駆動モードは、機外温湿度検出部52によって検出された画像形成装置1の外部の温度及び湿度、並びに現像温度検出部51によって検出された現像装置40の内部の温度と、計時部11によって計測された現像装置40の非駆動時間と、に基づき、その必要性が判定される。具体的には、画像形成装置1の外部の温度及び湿度、並びに現像装置40の内部の温度が所定値以下で、且つ現像装置40の非駆動時間が所定時間以上である場合に、現像バイアス印加駆動モードが必要であると判定される。すなわち、低温低湿環境下で長時間、現像装置40が駆動しなかった場合に、現像バイアス印加駆動モードが必要であると判定される。
現像バイアス印加駆動モードでは、計時部11によって計測された振動検出部53に係る振動非検出時間及び当該振動非検出時間における累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間を決定する。そして、現像バイアス印加駆動モードでは、当該印加時間の間、電圧印加装置12によって現像バイアスを現像ローラー48及びトナー供給ローラー47それぞれに印加させて現像装置40を動作させる。
現像バイアスの印加時間は、画像形成装置1、すなわち現像装置40に振動が生じていない時間(振動非検出時間)が長いほど、規制ブレード49の周辺に付着したトナーが振動によって落下することなく堆積していくことが考慮され、決定される。さらに、現像バイアスの印加時間は、当該振動非検出時間において、累積印字率が高くなるほど、規制ブレード49の周辺に堆積するトナーが増加することが考慮され、決定される。
図4は、画像形成装置1の現像バイアス印加駆動モードの実行要否判断処理の例を示すフローチャートである。現像バイアス印加駆動モードの実行の要否に係る判断処理について、図4の処理フローを参照しつつ説明する。
画像形成装置1の制御部9は、現像バイアス印加駆動モードを開始する場合に、電源投入時であるか否かを判定する(図4のステップ#101)。電源投入時ではない場合(ステップ#101のNo)、制御部9は、スリープモードからの復帰時であるか否かを判定する(ステップ#102)。電源投入時、スリープモードからの復帰時のいずれでもない場合(ステップ#102のNo)、図4に示す処理フローが終了される。
電源投入時である場合(ステップ#101のYes)、またはスリープモードからの復帰時である場合(ステップ#102のYes)、制御部9は、画像形成装置1の外部の温度(機外温度)15℃以下、且つ画像形成装置1の外部の湿度(機外湿度)20%以下であるか否かを判定する(ステップ#103)。画像形成装置1の外部の温度及び湿度(相対湿度)は、機外温湿度検出部52によって検出される。画像形成装置1の外部の温度が15℃以下、且つ画像形成装置1の外部の湿度が20%以下ではない場合(ステップ#103のNo)、図4に示す処理フローが終了される。
画像形成装置1の外部の温度が15℃以下、且つ画像形成装置1の外部の湿度が20%以下である場合(ステップ#103のYes)、制御部9は、現像装置40の内部の温度が20℃以下であるか否かを判定する(ステップ#104)。現像装置40の内部の温度は、現像温度検出部51によって検出される。現像装置40の内部の温度が20℃以下ではない場合(ステップ#104のNo)、図4に示す処理フローが終了される。
現像装置40の内部の温度が20℃以下である場合(ステップ#104のYes)、制御部9は、現像装置40の非駆動時間が12時間以上であるか否かを判定する(ステップ#105)。現像装置40の非駆動時間は、計時部11によって計測される。現像装置40の非駆動時間が12時間以上ではない場合(ステップ#105のNo)、図4に示す処理フローが終了される。
現像装置40の非駆動時間が12時間以上である場合(ステップ#105のYes)、制御部9は、現像バイアス印加駆動モードを実行する(ステップ#106)。
このようにして、現像バイアス印加駆動モードの実行が必要であると判定されると、制御部9は、続いて現像バイアスの印加時間を決定する。現像バイアスの印加時間は、計時部11によって計測された振動非検出時間及び当該振動非検出時間における累積印字率に基づき決定される。この現像バイアスの印加時間の一例を、表1に示す。
Figure 2020112693
表1に示すとおり、例えば振動非検出時間は、6時間以下、6時間超から12時間未満、12時間以上で区分される。また例えば、累積印字率は、1%以下、1%超から10%未満、10%以上で区分される。振動非検出時間が6時間以下、且つ累積印字率が1%以下の場合に、現像バイアスの印加時間は最も短くなる(例えば20秒)。続いて、振動非検出時間が増加するにつれて、また累積印字率が増加するにつれて、現像バイアスの印加時間は長くなる。そして、振動非検出時間が12時間以上、且つ累積印字率が10%以上の場合に、現像バイアスの印加時間は最も長くなる(例えば40秒)。
現像バイアス印加駆動モードでは、このようにして決定された現像バイアスの印加時間の間、電圧印加装置12によって現像バイアスを現像ローラー48及びトナー供給ローラー47それぞれに印加させて現像装置40を動作させる。
上記の構成によれば、低温低湿環境下で長時間、現像装置40が駆動しなかった場合に、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーを感光体ドラム21に飛翔させ、回収することができる。さらに、トナーの堆積が解消され得る振動が現像装置40に生じていない時間と、その間の累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間が決定される。したがって、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を、効率良く抑制することが可能である。
なお、振動検出部53は、現像装置40に配置されることが好ましい。この構成によれば、現像装置40で生じる振動を検出することができる。これにより、現像装置40に係る振動非検出時間を適正に計測することができ、より効果的な現像バイアスの印加時間を決定することが可能になる。
画像形成装置1は、現像バイアス印加駆動モードにおいて現像装置40を動作させるとき、例えば実際の用紙Pへの印刷動作に合わせて、現像バイアスを現像ローラー48及びトナー供給ローラー47それぞれに印加する。このとき、電圧印加装置12は、表2に一例として示した設定値で、現像バイアスを現像ローラー48及びトナー供給ローラー47それぞれに印加する。
Figure 2020112693
例えば電圧印加装置12は、表2に示す第1現像バイアスをトナー供給ローラー47に印加するとともに、表2に示す第2現像バイアスを現像ローラー48に印加する。表2の「MagDC」、「MagVpp」及び「MagDuty」は、トナー供給ローラー47に印加される第1現像バイアスに係る直流電圧、交流電圧のピークツーピーク値及びデューティ比である。表2の「SlvDC」、「SlvVpp」及び「SlvDuty」は、現像ローラー48に印加される第2現像バイアスに係る直流電圧、交流電圧のピークツーピーク値及びデューティ比である。「周波数」は、交流電圧の周波数である。
現像バイアスは、第1現像バイアスと第2現像バイアスとの電圧差として、例えば表2に示す第1電圧差、第2電圧差及び第3電圧差を含む。第1電圧差、第2電圧差、第3電圧差の順に、第1現像バイアスと第2現像バイアスとの電圧差は低くなる。
そして、制御部9は、現像バイアス印加駆動モードの実行時に、第1現像バイアスと第2現像バイアスとの電圧差を連続的に変化させる。図5は、画像形成装置1の現像バイアス印加駆動モードのタイミングチャートである。
具体的には、例えば図5に示すように、制御部9は、現像バイアス印加駆動モードの実行時に、第1現像バイアスと第2現像バイアスとの電圧差を第1電圧差と、第1電圧差よりも低い第2電圧差とに交互に変化させる。例えば、第1電圧差による現像バイアスの印加時間(例えば1200ミリ秒)は、第2電圧差による現像バイアスの印加時間(例えば300ミリ秒)よりも長い。
現像バイアスが第1電圧差であるとき、実際の印刷動作における用紙Pへの画像形成時に相当し、トナー供給ローラー47から現像ローラー48へのトナー飛翔が促進される。これにより、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーを、感光体ドラム21に飛翔させ、回収することができる。
現像バイアスが第2電圧差であるとき、実際の複数枚の用紙Pへの印刷動作における用紙Pと用紙Pとの間(紙間)に相当し、現像ローラー48からトナー供給ローラー47へのトナー剥離が促進される。これにより、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーを、現像装置40のさらに内部へと回収することができる。
さらに、制御部9は、現像バイアスの印加時間の終了直前に、第1現像バイアスと第2現像バイアスとの電圧差を第3電圧差とする。例えば、第3電圧差による現像バイアスの印加時間(例えば300ミリ秒)は、第1電圧差による現像バイアスの印加時間(例えば1200ミリ秒)よりも短く、第2電圧差による現像バイアスの印加時間(例えば300ミリ秒)と同じである。
現像バイアスが第3電圧差であるとき、実際の印刷動作の終了直前に相当し、より一層効果的に、現像ローラー48からトナー供給ローラー47へのトナー剥離が促進される。これにより、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーを、現像バイアスの印加時間の最終段階で、きれいに現像装置40のさらに内部へと回収することができる。
次に、現像バイアス印加駆動モードを実行する実施例の画像形成装置1と、現像バイアス印加駆動モードを実行しない比較例の画像形成装置と、の評価実験について説明する。
評価実験では、実施例の画像形成装置1及び比較例の画像形成装置それぞれにおいて、印字率20%の画像に関して1000枚の耐久印刷を実行した後に、双方の画像形成装置を低温低湿環境下で12時間以上放置した。続いて、実施例の画像形成装置1では現像バイアス印加駆動モードを実行し、比較例の画像形成装置では現像バイアス印加駆動モードを実行することなく、白紙を20枚出力した。そして、これら20枚ずつの白紙上の色点(汚れ)の個数を評価した。図6は、実施例及び比較例の画像形成装置の色点の発生に係る評価結果を示すグラフである。
図6によれば、比較例の画像形成装置の場合、20枚の白紙に37個の色点が確認された。一方、実施例の画像形成装置1の場合、20枚の白紙に5個の色点が確認された。これにより、実施例の画像形成装置1では、現像バイアス印加駆動モードを実行することで、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーに起因する用紙の色点(汚れ)の発生を、効率良く抑制できていることが分かる。
本実施形態の現像装置40は、感光体ドラム21とトナー供給ローラー47との間に配置され、トナー供給ローラー47との対向領域においてトナー供給ローラー47から供給されたトナーを担持して感光体ドラム21に供給する現像ローラー48を備える。この構成の現像装置40において、上記のとおり現像バイアス印加駆動モードを実行することで、規制ブレード49の周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を、効率良く抑制することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態の現像装置40は、像担持体である感光体ドラム21と、トナー及び磁性キャリアを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体であるトナー供給ローラー47との間に、トナーのみを担持する現像ローラー48を備え、現像ローラー48から感光体ドラム21にトナーが供給される構成であるが、このような構成に限定されるわけではない。現像装置は、二成分現像剤を担持する現像剤担持体から直接、像担持体である感光体ドラムにトナーのみが供給される構成であっても良い。
このような現像装置の構成においても、上記実施形態と同様に、低温低湿環境下で長時間、現像装置が駆動しなかった場合に、規制ブレードの周辺に堆積したトナーを感光体ドラムに飛翔させ、回収することができる。さらに、トナーの堆積が解消され得る振動が現像装置に生じていない時間と、その間の累積印字率に基づいて現像バイアスの印加時間が決定される。したがって、規制ブレードの周辺に堆積したトナーに起因する用紙の白紙部分の色点(汚れ)の発生を、効率良く抑制することが可能である。
さらに、この構成の場合、現像バイアスは、第1バイアス値と、第1バイアス値よりも低い第2バイアス値と、を含むことが好ましい。そして、制御部は、現像バイアス印加駆動モードの実行時に、電圧印加装置によって第1バイアス値と、第2バイアス値との現像バイアスを交互に現像剤担持体に印加させることが好ましい。この構成によれば、例えば現像バイアスが第1バイアス値であるとき、現像剤担持体から感光体ドラムへのトナー飛翔が促進される。これにより、規制ブレードの周辺に堆積したトナーを、感光体ドラムに飛翔させ、回収することができる。さらに、例えば現像バイアスが第2バイアス値であるとき、現像剤担持体からのトナー剥離が促進される。これにより、規制ブレードの周辺に堆積したトナーを、現像装置のさらに内部へと回収することができる。
またさらに、この構成の場合、現像バイアスは、第2バイアス値よりも低い第3バイアス値をさらに含むことが好ましい。そして、制御部は、現像バイアスの印加時間の終了直前に、電圧印加装置によって第3バイアス値の現像バイアスを現像剤担持体に印加させることが好ましい。この構成によれば、現像バイアスが第3バイアス値であるとき、より一層効果的に、現像剤担持体からのトナー剥離が促進される。これにより、規制ブレードの周辺に堆積したトナーを、現像バイアスの印加時間の最終段階で、きれいに現像装置のさらに内部へと回収することができる。
また、上記実施形態では、画像形成装置1は、複数色の画像を順次重ねて形成するいわゆるタンデム型のカラー印刷用の画像形成装置であることとしたが、このような機種に限定されるわけではなく、タンデム型ではないカラー印刷用の画像形成装置やモノクロ印刷用の画像形成装置であっても良い。
本発明は、画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
9 制御部
10 記憶部
11 計時部
12 電圧印加装置
20 画像形成部
21 感光体ドラム(像担持体)
40 現像装置
41 現像容器
47 トナー供給ローラー(現像剤担持体)
48 現像ローラー
49 規制ブレード
51 現像温度検出部
52 機外温湿度検出部
53 振動検出部

Claims (8)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、
    磁性キャリアとトナーとを含む現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体の表面に担持される前記現像剤の層厚を規制する規制ブレードと、を有し、前記像担持体に前記トナーを供給して前記静電潜像を現像する現像装置と、
    前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する電圧印加装置と、
    当該画像形成装置の外部の温度及び湿度を検出する機外温湿度検出部と、
    前記現像装置の内部の温度を検出する現像温度検出部と、
    当該画像形成装置の振動を検出する振動検出部と、
    前記現像装置の非駆動時間及び前記振動検出部による前回の振動検出からの振動非検出時間を計測する計時部と、
    前記像担持体、前記現像装置及び前記電圧印加装置の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記機外温湿度検出部によって検出された当該画像形成装置の外部の温度及び湿度並びに前記現像温度検出部によって検出された前記現像装置の内部の温度が所定値以下で、且つ前記計時部によって計測された前記現像装置の前記非駆動時間が所定時間以上である場合に、前記計時部によって計測された前記振動非検出時間及び当該振動非検出時間における累積印字率に基づいて前記現像バイアスの印加時間を決定し、当該印加時間の間、前記電圧印加装置によって前記現像バイアスを前記現像剤担持体に印加させて前記現像装置を動作させる現像バイアス印加駆動モードを実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記振動検出部は、前記現像装置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像バイアスは、第1バイアス値と、前記第1バイアス値よりも低い第2バイアス値と、を含み、
    前記制御部は、前記現像バイアス印加駆動モードの実行時に、前記電圧印加装置によって前記第1バイアス値と、前記第2バイアス値との前記現像バイアスを交互に前記現像剤担持体に印加させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像バイアスは、前記第2バイアス値よりも低い第3バイアス値をさらに含み、
    前記制御部は、前記印加時間の終了直前に、前記電圧印加装置によって前記第3バイアス値の前記現像バイアスを前記現像剤担持体に印加させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置は、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に配置され、前記現像剤担持体との対向領域において前記現像剤担持体から供給された前記トナーを担持して前記像担持体に供給する現像ローラーを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記電圧印加装置は、第1現像バイアスを前記現像剤担持体に印加するとともに、第2現像バイアスを前記現像ローラーに印加し、
    前記制御部は、前記現像バイアス印加駆動モードの実行時に、前記第1現像バイアスと前記第2現像バイアスとの電圧差を連続的に変化させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記現像バイアス印加駆動モードの実行時に、前記第1現像バイアスと前記第2現像バイアスとの電圧差を第1電圧差と、前記第1電圧差よりも低い第2電圧差とに交互に変化させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1現像バイアスと前記第2現像バイアスとの電圧差は、前記第2電圧差よりも低い第3電圧差をさらに含み、
    前記制御部は、前記印加時間の終了直前に、前記第1現像バイアスと前記第2現像バイアスとの電圧差を前記第3電圧差とすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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