JP2020112053A - ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】据付初期や落水により吸込配管内に空気が混入している場合でも安定した自吸性能を得ること。【解決手段】渦巻ポンプからの圧力水を供給するためにケーシングカバーに設けられた圧力口と、圧力口に近接するガイドベーン出口との間に分離板を備えた。【選択図】図3

Description

本発明はポンプ装置に関するものである。
従来のポンプ装置として特許文献1に示すものがある。渦巻ポンプの吸込側に設けられるジェットポンプとの組合せから成るこの種のポンプは、運転中渦巻ポンプから吐出される圧力水の一部を常時ジェットポンプに供給している。また、この種のポンプを浅井戸用として使用する場合には、逆止弁を有するジェットポンプを渦巻ポンプの吸込側、すなわちポンプ装置の吸込側に直接接続し効果的に増圧作用を行うほか、自吸式ポンプとしても用いられ据付初期や落水により吸込配管内に空気が混入している状態でも揚水できる特徴がある。
特開昭60−111087号公報
前述の如く自吸式ポンプとしても用いられるため、据付初期や落水により吸込配管内に空気が混入している場合でも安定した自吸性能を有するポンプ装置が望まれている。
本発明は、安定した自吸性能を有するポンプ装置を提供することを目的とする。
課題を解決するために、渦巻ポンプからの圧力水を供給するためにケーシングカバーに設けられたジェットポンプへ圧力水を供給する圧力口と、圧力口に近接するガイドベーン出口との間に分離板を備えることで、羽根車の回転により吸上げられた吸込側の空気と呼び水とが混合された気水混合液が直接圧力口に流入し圧力水と一緒にジェットポンプに供給されるのを防ぐことを特徴とする。
本発明により、安定した自吸性能を有するポンプ装置を提供することができる。
本発明の一実施例に係るポンプ装置の縦断面図である。 本発明の一実施例に係り、外かくカバーを外したポンプ装置の斜視図である。 本発明の一実施例に係り、外かくカバーを外したポンプ装置の吸込み側にジェットポンプを直接接続した斜視図である。 本発明の一実施例に係り、ポンプ装置の吸込側にジェットポンプを直接接続した断面図である。 本発明の一実施例に係り、ケーシングカバーを取外した正面図である。 本発明の一実施例に係り、分離板取付け状態で正面から見た部分断面図である。 本発明の一実施例に係り、分離板取付け状態で平面(上方)から見た断面図である。 本発明の一実施例に係り、分離板取付け状態で側面(左側)から見た部分断面図である。 本発明の一実施例に係り、ケーシングカバーに分離板を形成した斜視図である。
以下、本発明の一実施例であるポンプ装置の構成概要を図1から図4を用いて説明する。
本実施例は、ケーシングカバー14の圧力口75と近接ガイドベーン出口13bとの間に分離板30を設けたことを特徴とする。
ポンプ装置100は、空気式圧力タンク1と、この空気式圧力タンク1の上に配置されたポンプ駆動用モータ2と、ポンプ駆動用モータ2の回転速度を変速させる速度制御装置が搭載された制御基板3と、それらを覆う外かくカバー4とが備わる。
ポンプ部は、渦巻室を兼ねたケーシング11に、ポンプ駆動用モータ2が構成され、ポンプ駆動用モータ2のシャフト2aに羽根車12が螺着される。羽根車12の外周にはガイドベーン13がねじ等でケーシング11に固定される。
ケーシング11の前面には、ケーシングカバー14が備わりケーシング11に蓋をする構成になる。ケーシングカバー14には、揚水の吸込口となる吸込みフランジ15と、ケーシング11と吸込みフランジ15とを水封する、フランジパッキン40と羽根車12とガイドベーン13によって圧力が高められた揚水の一部を吸込み側(ジェットポンプ70)に戻すための圧力フランジ16が備わる。
ケーシング11の上部にはねじ込み式の呼び水給水用栓17が備わる。この呼び水給水用栓17を外して呼び水を行う。
ポンプ装置100は、電源を入れ、ポンプ装置100が運転すると、揚水された水が吐出しフランジ5を介して吐出管から送り出され、吐出管につながる流路が閉じられると、吐出管から下流側の圧力が上がり、圧力センサー6が作動してポンプ駆動用モータ2が止まる。
図3は、浅井戸で使用する場合にジェットポンプ70をポンプ装置の吸込側に直接接続したものである。この際、図2で前述した吸込みフランジ15と、圧力フランジ16は取外す。また、ジェットボディ71には吸込配管を接続する接続部72と、ポンプ停止時に汲み上げた水の逆流を防ぐための逆止弁73が内蔵されている。
次に、浅井戸用として使用する場合に逆止弁を有するジェットポンプの吸込側に直接接続した際の増圧作用を図4、及び自吸作用について図5を用いて説明する。
ポンプ装置の吸込側に直接接続されるジェットポンプ70は、図4に示すように羽根車12とガイドベーン13によって圧力が高められた揚水の一部(以下圧力水74という)を、ケーシングカバー14に設けられた圧力口75から常時ジェットポンプ70に供給している。ジェットポンプ70に供給された圧力水74はノズル76から噴流水として高速噴射されベンチュリー77に導かれる。このときノズル76の周囲の圧力が下がるため水源側78の水も一緒にベンチュリー77の中へ吸上げられ増圧され吸込み側流路15a内も高い圧力となる。
続いて自吸作用について図5を用いて説明する。
ポンプ据付初期には、呼び水給水用栓17を外してケーシング11内に呼び水を注入した後に、羽根車12を回転させると、吸込側の空気と呼び水とが混合された気水混合液32がガイドベーン出口13a及び近接ガイドベーン出口13bから排出される。排出された気水混合液32はケーシング11内で気水分離された後に空気はケーシング吐出部11aから排気される。
また、気水分離が完了しなかった一部の水はケーシング11の下部に戻されケーシングカバー14の圧力口75を経てジェットポンプ70へ供給される圧力水74となり、再び自吸作用に用いられる。
この際、従来例のポンプ装置100では複数のガイドベーン出口13aのほか、特に圧力口75に近接した近接ガイドベーン出口13bから排出された空気を多く含む気水混合液32が圧力口75に直接流入しジェットポンプ70へ供給されるため自吸作用が低下する恐れがあった。
次に、本実施例について図6から図9を用いて説明する。
本実施例では、圧力口75に近接する近接ガイドベーン出口13bとの間に分離板30を形成することにより、圧力口75に近接する近接ガイドベーン出口13bから排出された空気を多く含む気水混合液32が圧力口75に直接流入するのを防止でき従来例のポンプ装置に比べ自吸作用が向上する。
また、図7に示すように圧力口75と近接する近接ガイドベーン出口13bとには開口部31を有し分離板30に衝突し気水分離後された水が圧力口75に流入できるようになっている。
なお、前述した分離板30はケーシングカバー14、ケーシング11、ガイドベーン13と一体でも、別体でもよい。また、図8及び図9では分離板30をケーシングカバー14側から突出させているがケーシング11側から突出しても、さらにはケーシングカバー14側とケーシング11側両方から分割して突出させてもよい。
以上、空気式圧力タンク付のポンプ装置について詳述してきたが、アキュムレータ式の圧力タンク付のポンプ装置の他、圧力タンクの無い、いわゆる非自動式ポンプでも同様の効果が得られるのはもちろんである。
1 空気式圧力タンク
2 ポンプ駆動用モータ
2a シャフト
3 制御基板
4 外かくカバー
5 吐出しフランジ
5a 吐出し流路
6 圧力センサー
11 ケーシング
11a ケーシング吐出口
12 羽根車
13 ガイドベーン
13a ガイドベーン出口
13b 近接ガイドベーン出口
14 ケーシングカバー
15 吸込みフランジ
16 圧力フランジ
17 呼び水給水用栓
30 分離板
31 開口部
32 気水混合液
70 ジェットポンプ
71 ジェットボディ
72 接続部
73 逆止弁
74 圧力水
75 圧力口
75a 増圧された水
76 ノズル
77 ベンチュリー
78 吸込口

Claims (3)

  1. ケーシングと、ケーシングカバーと、ガイドベーンとを有し、ジェットポンプに圧力水を供給するケーシングカバー圧力口と、ケーシング内の空気を排気する吐出口とを備えるポンプ装置において、前記吐出口は上方向に位置し、ガイドベーンは複数のガイドベーン出口を有し、前記複数のガイドベーン出口のうち、前記ケーシングカバー圧力口と近くに位置するガイドベーン出口を近接ガイドベーン出口とし、前記ケーシングカバー圧力口と前記近接ガイドベーン出口との間に分離板を備えることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記近接ガイドベーン出口は、前記圧力口よりも上方向に位置する。
  3. 前記圧力口と前記近接ガイドベーン出口との間に開口部を有する。
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