JP2020111249A - 車載装置、及び車載システム - Google Patents

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冬樹 井上
山本 真也
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Koji Matsui
浩二 松井
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Abstract

【課題】圧力センサを用いることなく強風を報知できるようにする。【解決手段】車外にリアカメラ50Dが設置された車両2から乗員が降車し得る状況を判断する降車状況判断部90と、前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記リアカメラ50Dに付着して当該リアカメラ50Dの撮影像55に写り込んだ液滴72を認識する画像認識部92と、当該液滴72の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する強風判断部94と、前記車外で強風が吹いていると判断された場合に、当該強風を報知する報知出力制御部96と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置、及び車載システムに関する。
乗員が車両から降車する際に、車外の強風を警告する技術として特許文献1がある。特許文献1には、「サイドブレーキ102がかけられると、マイクロコントローラ128は、車両に乗車している人が降車すると判断する。このとき、車両外部に設置された圧力センサ112、114の出力からセンサ処理部120を介し、風速情報を検出する。また、撮像カメラ122、124の出力から画像処理部126を介し、障害物情報を検出する。車両外部の風速情報およびドア周辺部の障害物情報に基づき、マイクロコントローラ128は、降車時のドアを開く際に、発生し得る危険を予測し、降車しようとする人に対し、風に押されたドアが障害物等に衝突したり、風に押されたドアと車両本体との間に体を挟まれることがないようにスピーカ130から音声で警告する。」ことが記載されている。
特開2007−245812号公報
しかしながら、特許文献1では、風圧を検知するための圧力センサを車両に追加する必要があり、コストが高くなる、という問題がある。また、風圧を適切に検出可能な位置に圧力センサを配置する必要があるため、圧力センサの設置箇所の自由度が低く、車両外観にも影響を及ぼす、という問題もある。これらの問題により、圧力センサを車両に安易に設置することはできない。
本発明は、圧力センサを用いることなく強風を報知できる車載装置、及び車載システムを提供することを目的とする。
本発明は、車外にカメラが設置された車両から乗員が降車し得る状況を判断する降車状況判断部と、前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記カメラに付着して当該カメラの撮影像に写り込んだ液滴を認識する画像認識部と、前記画像認識部によって認識された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する強風判断部と、前記車外で強風が吹いていると前記強風判断部によって判断された場合に、当該強風を報知する報知出力制御部と、を備えることを特徴とする車載装置を提供する。
本発明は、上記車載装置において、前記強風判断部は、前記液滴の移動の速さに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する、ことを特徴とする。
本発明は、上記車載装置において、前記カメラに付着した液滴が、鉛直方向の下方向に移動しない場合に、車外で強風が吹いていると判断することを特徴とする。
本発明は、上記車載装置において、前記カメラに洗浄液を吐出して洗浄するカメラ洗浄システムが前記車両に設けられており、前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記洗浄液の液滴の吐出を前記カメラ洗浄システムに指示する吐出指示部を備え、前記強風判断部は、前記カメラ洗浄システムによって吐出された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断することを特徴とする。
本発明は、上記車載装置において、前記吐出指示部は、前記車両が乗員によって運転されている間に、前記洗浄液による前記カメラの洗浄を前記カメラ洗浄システムに指示することを特徴とする。
本発明は、上記車載装置において、前記強風判断部は、前記撮影像における前記液滴の移動方向に応じた報知を出力することを特徴とする。
本発明は、車両の車外に設置されたカメラを有した車載システムにおいて、前記車両から乗員が降車し得る状況を判断する降車状況判断部と、前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記カメラに付着して当該カメラの撮影像に写り込んだ液滴を認識する画像認識部と、前記画像認識部によって認識された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する強風判断部と、前記車外で強風が吹いていると前記強風判断部によって判断された場合に、当該強風を報知する報知出力制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、上記車載システムにおいて、前記カメラに洗浄液を吐出して洗浄するカメラ洗浄システムと、前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記洗浄液の液滴の吐出を前記カメラ洗浄システムに指示する吐出指示部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、上記車載システムにおいて、前記カメラを制御するカメラコントロールユニットを備え、前記カメラコントロールユニットが、前記降車状況判断部、前記画像認識部、前記強風判断部、及び前記報知出力制御部として機能することを特徴とする。
本発明によれば、圧力センサを用いることなく強風を報知できる。
本発明の実施形態に係る車載報知システムの機能的構成を示すブロック図である。 車両のドアの開閉を、カメラユニット60の設置位置とともに示す平面図である。 カメラユニットの構成を模式的に示す図であり、(A)はカメラユニットの正面図、(B)はカメラユニットの側面図である。 車両の背後に設置されたカメラユニットにおける液滴の移動を模式的に示す図であり、(A)は当該カメラユニットの正面図、(B)は当該カメラユニットの側面図である。 車載システムの動作を示すフローチャートである。 車両後方から吹き付ける風の説明図である。 強風時における液滴の挙動の説明図であり、(A)はカメラユニットの正面図、(B)はカメラユニットの側面図である。 強風時における撮影像内での液滴の挙動の説明図である。 風の風圧による液滴の挙動を模式的に示す図である。 液滴の距離X1の移動を示す図である。 液滴の移動時間の計測を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車載報知システム1の機能的構成を示すブロック図である。
車載報知システム1は、車両制御部4と、センサ部5と、HMI6と、車載カメラシステム7と、自動駐車コントロールユニット9と、カメラ洗浄システム12と、を備え、これらが車載ネットワークの一例であるCAN(controller area network)14に互いに通信可能に接続された車載システムである。
車両制御部4は、ボディ系、パワートレイン系、及びシャーシ系の各種の車載装置を、運転者の運転操作にしたがって制御することで、車両2(図2)の走行を制御する車両制御コントロールユニット20を備える。車両制御コントロールユニット20が制御する車載装置としては、例えば操舵装置やエンジン装置(動力装置)、変速機、制動装置などがある。
センサ部5は、車両2の状態を検出する各種のセンサーを有する。図1において、舵角センサー22はハンドルの操舵角を検出し、車輪回転数センサー24は車輪の回転数を検出する。アクセルセンサー26はアクセルの操作状態を検出し、車速センサー28は車両2の車速を検出する。ブレーキセンサー30はブレーキ(制動装置)の操作状態を検出し、シフトセンサー32はシフトレバーの操作状態を検出する。シートベルトセンサー34は乗員の着脱を検出し、ドア開閉センサー36は車両2が備える乗降用のドア37(図2)の開閉状態を検出する。ウォッシャータンクセンサー38は、後述するカメラ50(図2)の洗浄に使用される洗浄液の貯留状態を検出する。
HMI6は、乗員(ユーザ)とのインタフェースを提供する、いわゆるヒューマンマシンインタフェースであり、ユーザ操作を受け付ける操作部40と、各種情報を表示するディスプレイ42と、各種音声を出力するスピーカ44と、を備える。
車載カメラシステム7は、車両2の周囲を撮影するものであり、撮影部49と、カメラコントロールユニット52と、を備える。
撮影部49は、車外を撮影するカメラ50として、フロントカメラ50A、右サイドカメラ50B、左サイドカメラ50C、及びリアカメラ50Dを備える。フロントカメラ50Aは、図2に示すように、車両2の正面に設置され、当該車両2の先方を撮影する。右サイドカメラ50B、及び左サイドカメラ50Cはそれぞれ車両2の右側、及び左側に設置され、これら右側、及び左側を撮影する。リアカメラ50Dは車両2の背後に設置され、当該車両2の後方を撮影する。
自動駐車コントロールユニット9は、車両制御部4を制御して、運転者の運転操作に代わって車両2を自動運転制御し、車両2を駐車スペースに駐車する制御装置である。かかる自動駐車コントロールユニット9は、HMI6に対する運転者などのユーザのユーザ操作によって指示を受けた場合に、駐車のための自動運転制御を開始し、車両2が駐車スペースに収まったときに自動運転制御を終了する。
なお、車載報知システム1において、駐車のための自動運転制御が実行されている動作モードを、以下では、「自動駐車モード」と言う。また自動運転制御ではなく、運転者の運転操作によって車両2の走行等が操作される動作モードを「手動運転モード」と言う。
カメラ洗浄システム12は、ウォッシャータンクに貯留された洗浄液でカメラ50を洗浄するシステムであり、洗浄液を噴射するポンプを駆動するポンプ動力部56と、当該ポンプ動力部56を制御する洗浄システム制御コントロールユニット58と、を備える。
図3はカメラユニット60の構成を模式的に示す図であり、図3(A)は正面図、図3(B)は側面図である。
カメラユニット60は、上記カメラ50と、洗浄ユニット62と、を備え、車外に露出した状態で、前掲図2に示すように、車両2の正面、右側、左側、及び背後のそれぞれに設置される。
カメラ50は、CCDやCMOS等の各種の撮像素子、及び各種の電気回路を内蔵したカメラ本体64と、このカメラ本体64に内蔵された撮像素子に被写体を結像する撮影レンズユニット66と、を備える。撮影レンズユニット66は、結像光学素子である少なくとも1以上のレンズを有し、レンズの並びのうち最も被写体に近いレンズ68の表面(入射面)68Aがカメラ本体64の外部に露出した状態で設けられる。
洗浄ユニット62は、撮影レンズユニット66の洗浄面67を洗浄液で洗浄するユニットである。本実施形態において、洗浄面67は、外部に露出しているレンズ68の表面68Aである。ただし、撮影レンズユニット66がレンズ68の表面68Aの外側(被写体側)を覆うカバー部材を備える場合は、当該カバー部材の表面が洗浄面67となる。洗浄面67は、洗浄液に対して撥水性を有し、車両走行時の風圧などで洗浄液が洗浄面67の面上を移動し除去され易くなっている。
洗浄ユニット62は、洗浄液を吐出する洗浄ノズル70を有する。洗浄ノズル70の吐出口70Aは、図3(B)に示すように、撮影レンズユニット66の洗浄面67の鉛直方向Bの上方であって、洗浄面67の上端部67Aに洗浄液を付着させる位置に配置される。洗浄液は、上端部67Aに付着すると、洗浄面67の面上を自重によって鉛直方向Bの下方に向けて移動し、洗浄面67の汚れ(埃や塵など)を洗い流す。そして最終的には、洗浄液は、洗浄面67の下端部67Bから流れ落ちる。
前掲図1において、カメラコントロールユニット52は、カメラ50の撮影を制御する制御装置である。カメラコントロールユニット52は、CPUやMPUなどのプロセッサと、ROMやRAMなどのメモリデバイスと、HDDやSSD、半導体メモリなどのストレージ装置と、CAN14や各カメラ50などとの間のインターフェース回路と、時間を計時するクロック回路と、を備えたコンピュータを有した車載装置(例えばECU)であり、プロセッサがメモリデバイス又はストレージ装置に記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、図1に示す機能的構成を実現する。
カメラコントロールユニット52は、カメラ制御部80と、強風報知部82と、を備える。
カメラ制御部80は、各カメラ50の撮影を制御するものである。またカメラ制御部80は、各カメラ50の撮影信号に基づいて撮影データを生成し、CAN14を通じて車載報知システム1の各部に出力する。
強風報知部82は、車両2が停車し乗員が降車し得る状況において、車外で強風が吹いている場合に、その旨を示す警報をHMI6を通じて出力する。
詳述すると、車両2は、前掲図2に示すように、ドア37が車両前方で車体にヒンジで結合されており、当該ヒンジにより車両前方に開くように構成される。この構成において、車両後方から強風が吹いているときにドア37を乗員が開くと、ドア37が風にあおられて勢いよく開くことがある。
日本自動車連盟の実験では、風速20m/sの風にドア37があおられると、子供など力の弱い人では、そのドア37を押さえる事ができず、また風速30m/sでは、比較的力が強い大人であっても、ドア37を押さえる事ができなかったという実証結果がある。また市場環境においては、乗員は不意にドア37を開けてしまうことが考えられ、ドア37をあおる風の風速が例え20m/s以下だとしても、ドア37を押さえる準備をして慎重に開けなければ、ドア37を押さえることができないこともある。
例えば海に近い駐車場などの強風が多い場所では、勢いよくドア37が全開してしまうと、隣接車両や建造物との間隔が短い場合に、勢いよく開いたドア37で、隣接車両や建造物、及びドア37を傷つける懸念がある。また路上であっても、強風によって勢いよくドア37が開くと、後続車両や二輪車などの走行の妨げになることが懸念される。
上述の通り、本実施形態では、強風が吹いている場合、強風報知部82が警報を出力するため、乗員は、当該警報によって強風を察知し、慎重にドア37を開くことができるようになっている。
強風報知部82は、この警報出力機能を実現するために、図1に示すように、降車状況判断部90と、吐出指示部91と、画像認識部92と、強風判断部94と、設定記憶部95と、報知出力制御部96と、を備える。
降車状況判断部90は、運転者などの乗員が車両2から降車し得る状況の成立を判断する。この状況として、駐車スペースへの車両2の駐車が完了した状況が挙げられる。そこで、降車状況判断部90は、車両2の駐車の完了を判断することで、上記状況の成立を判断する。具体的には、自動駐車モードにあっては、降車状況判断部90は、自動駐車コントロールユニット9から得られる情報に基づいて駐車完了を判断する。なお、運転者の運転操作による駐車の場合は、降車状況判断部90は、パーキングポジションへのソフトレバー操作や、パーキングブレーキの作動、エンジン停止、シートベルトの締結解除などをセンサ部5の検出に基づいて検知し、駐車完了を判断することもできる。
吐出指示部91は、カメラ洗浄システム12に対して、1塊分の洗浄液の液滴72(図4)の吐出を指示する。この指示を受けて、カメラ洗浄システム12がポンプ動力部56を駆動することで、洗浄ノズル70の吐出口70Aから1塊分の液滴72が吐出され、撮影レンズユニット66の洗浄面67(レンズ68の表面68A)に付着する。そして、この液滴72がリアカメラ50Dの撮影像55(図8)に映り込むことになる。なお、洗浄面67において、吐出口70Aから吐出された液滴72が着弾する設計上(少なくとも無風状態)の位置を、以下では、通常着弾位置Dと言う。
画像認識部92は、リアカメラ50Dの撮影像55に映った物体を画像認識処理により認識するものであり、当該物体として、水滴である上記液滴72と、洗浄面67(レンズ68の表面68A)の汚れと、を認識する。
さらに詳述すると、レンズ68の表面68は撥水性を有することから、図4(A)、及び図4(B)に示すように、液滴72は、洗浄面67において正面視略円形状になる。この液滴72が洗浄面67の面上を移動する場合も、レンズ68の表面68Aと接触する液滴72の端点では、ある程度大きい接触角が維持される。このため、液滴72の移動中においても、洗浄面67における液滴72の形状は正面視略円形状に維持される。したがって、撮影像55においては、液滴72は略円形状に映り込み(例えば図8)、略円形状を維持して撮影像55の中を移動することになる。
そこで画像認識部92は、画像認識処理により、撮影像55における略円形状の移動物体を認識することで液滴72を認識する。なお、この画像認識処理には、公知、又は周知の適宜の画像処理を用いることができる。また、汚れの認識についても、適宜の画像処理を用いることができる。
前掲図1において、強風判断部94は、画像認識部92によって認識された液滴72の動きに基づいて、ドア37をあおる(すなわち車両後方から吹き付ける)強風の有無を判断する。この判断の詳細は後述する。
設定記憶部95は、強風の有無の判断に用いられる各種の設定値を記憶する。
報知出力制御部96は、強風判断部94によって車外に強風が吹いていると判断された場合に、HMI6を通じて、その旨を示す警告を出力する。
図5は、車載報知システム1の動作を示すフローチャートである。
車載報知システム1において、車載カメラシステム7が起動すると(ステップS1)、各カメラ50から撮影像55がカメラコントロールユニット52に順次に入力される(ステップS2)。その後、手動運転モードにおいて(ステップS3)、洗浄面67における液滴72の移動を妨げる埃や塵などの汚れを予め当該洗浄面67から除去するために、次の処理が実行される。
すなわち、強風報知部82の画像認識部92は、適宜のタイミングでリアカメラ50Dが汚れを認識し、この認識結果に基づいて、強風判断部94が汚れの有無を判断する(ステップS4)。リアカメラ50Dが汚れている場合には(ステップS4:No)、強風判断部94は、カメラ洗浄システム12を制御して、リアカメラ50Dの撮影レンズユニット66の洗浄面67を洗浄液で洗浄する(ステップS5)。
その後、運転者が自動駐車を利用して車両2を駐車させる場合、運転者によって自動駐車モードをオンにする操作が成され(ステップS6)、車載報知システム1は、自動駐車コントロールユニット9による自動運転制御を行う自動駐車モードに移行する(ステップS7)。自動駐車モード中は、自動駐車コントロールユニット9が自動駐車モードの中断を判断し(ステップS8)、自動駐車モードが中断された場合(ステップS8:No)、自動駐車コントロールユニット9が自動運転制御を終了することで、動作モードが手動運転モード(ステップS3)に復帰する。なお、自動駐車モードの中断は、例えば運転者が所定の操作を行ったか等に基づいて判断される。
一方、自動駐車モードが中断されることなく、自動駐車コントロールユニット9が駐車を完了した判断した場合(ステップS8:Yes、ステップS9:Yes)、降車状況判断部90によって、運転者などの乗員が車両2から降車し得る状況が成立したと判断される。そこで、車外の強風の有無をリアカメラ50Dに映った液滴72の動きに基づいて判断するために、強風報知部82は、次の処理を実行する。
すなわち、強風報知部82は、先ず、ウォッシャータンク内の洗浄液が空でないかをセンサ部5の検出結果に基づいて判断する(ステップS10)。洗浄液が空である場合(ステップS10:No)、液滴72をリアカメラ50Dに付着させることができないので、本処理を終了する。
洗浄液が空でない場合は(ステップS10:Yes)、強風報知部82は、カメラ洗浄システム12を制御しポンプ動力部56を駆動することで、洗浄ノズル70から一塊分の洗浄液の液滴72を吐出する(ステップS11)。
液滴72が吐出されたときに、車外の風が弱い(無風を含む)場合、洗浄面67の通常着弾位置Dに液滴72が着弾し、前掲図4(A)、及び図4(B)に示すように、そのまま自重によって洗浄面67に沿って下端部67Bに向かって移動する。特に、リアカメラ50Dのカメラユニット60は、撮影レンズユニット66の光軸Kを鉛直方向Bに対して斜め下方に向けて設置されており、その分、下端部67Bに向けて、より移動し易くなる。
一方、図6に示すように、車外の風が車両後方から車両2に吹き付けている場合(すなわち、ドア37をあおる風が吹いている場合)、その風の単位面積あたりの風圧Fwが非常に大きいときには着弾後の液滴72は次のように動く。すなわち、風圧Fwが液滴72の下方への移動力を打ち消すほどに強い場合、液滴72は、図7(A)、及び図7(B)に示すように、洗浄面67において、着弾直後の時点から下方に移動することなく、液滴72の移動範囲が上端側範囲Cの範囲内に留まる、という挙動を示す。
そこで、前掲図5のステップS12において、画像認識部92が着弾直後の液滴72を撮影像55の画像処理によって認識し、強風判断部94は、この着弾直後の液滴72が居る位置が上端側範囲Cの範囲内であるか(液滴72の移動範囲が上端側範囲Cの範囲内に留まっているか)を、撮影像55に基づいて判断する(ステップS12)。具体的には、強風判断部94は、図8に示すように、撮影像55において、着弾直後の液滴72の位置、及び移動範囲が、洗浄面67の上端側範囲Cに対応する上端側画像範囲Y1の範囲内であるか否かを判断する。なお、この上端側画像範囲Y1は、通常着弾位置Dから適宜のマージン分だけ下方にズラした位置を下限とした範囲として、上記設定記憶部95に予め記憶される。
着弾直後から液滴72が洗浄面67の上端側範囲Cの中を移動している場合(ステップS12:Yes)、強風判断部94は、液滴72の下方への移動力を打ち消すほどの強風が車外に吹いていると判定する(ステップS18)。この場合、報知出力制御部96が、強風が吹いている旨の警報をHMI6を通じて出力することで、強風を車両2の乗員に報知する(ステップS19)。これにより、乗員は風にあおられないようにドア37を慎重にあけることができる。
一方、着弾直後の液滴72が上端側範囲Cの中に存在しない場合(ステップS12:Yes)、液滴72が撮影像55内で認識されていることを条件に(ステップS13:Yes)、強風判断部94は、液滴72の動きの追跡(トラッキング)を開始する(ステップS14)。
ここで、ある程度の風圧の風がリアカメラ50Dに当あたっている場合には、この風圧により液滴72が、図9に矢印で示すように、上端側範囲Cよりも下側の範囲で各種の方向に移動し、ステップS14では、この移動を強風判断部94が撮影像55によって観測する。
かかる風の単位面積当たりの風圧Fwは、次式(1)で表すことができる。
Fw=0.5ρv2/g (1)
なお、ρは空気密度、vは風速、gは重力加速度である。また上式(1)において、演算記号「^」は、べき乗を示す。
例えば風速が10m/sの場合、空気密度ρを1.225kg/m^3(ただし、標準大気(1気圧)で気温が15℃のとき)、重力加速度gを9.8m/s^2とすると、式(1)は、Fw=0.5×1.225×10^2/9.8=6.25〔kgf/m^2〕と求められる。
また風圧Fwによって液滴72にかかる力Fcは、次式(2)で表すことができる。
Fc=Fw×Sc (2)
ただし、Scは、液滴72の断面積である。
前掲図4に示すように滴下された1塊の液滴72の量mを0.05cc(=0.05cm^3)とすると、水の重さは1m^3で1000kgなので、1塊分の液滴72の量mは、m=0.05×1000/(100×100×100)=0.05×10^−3〔kg〕=0.05〔g〕と求められる。
液滴72は、洗浄面67(本実施形態では、レンズ68の表面68A)に概ね側面視半球形状に付着していると見做すことができ、液滴72の断面積Scは、上記式(2)と、下記式(3)、及び式(4)を用いて表すことができる。
m=4/3×πr^3 (3)
Sc=πr^2 (4)
そして、式(4)に式(3)のr(半径)を代入すると、Sc=π×(3m/4π)^(2/3)=π×(3×0.05/4π)^(2/3)=0.164〔cm^2〕と求められる。
したがって、式(1)、及び式(2)より、液滴72に加わる力Fcは、Fc=Fw×Sc=6.25×0.164×10^−4=1.025×10^−4〔kgf〕=0.1025〔gf〕と求められる。
例えば風速が10m/sである場合、液滴72の質量の2倍の風圧Fwによる力Fcが液滴72に作用する。したがって、風速が10m/sの風であれば、その風圧Fwにより、液滴72が当該洗浄面67の上を十分に移動することになる。
そして、洗浄面67における液滴72の移動速度は、風速に概ね比例するため、この移動速度を求めることで、リアカメラ50Dに、少なくとも風速が10m/s以上の強風が吹き付けられているかを判断できる。本実施形態では、移動速度に代えて、図10に示すように、液滴72が所定の距離X1だけ移動するまでに要する移動時間t1を測定することで、強風が吹き付けられているかを判断している。
具体的には、距離X1、及び移動時間t1のそれぞれは、液滴72が移動する加速度をaとし、液滴72の質量をmとすると、運動方程式、及び等加速度直線運動の式により、下の式(6)、及び式(7)ように表される。
Fc=m×a (5)
X1=1/2×a×t1^2 (6)
したがって、式(5)、及び式(6)により、移動時間t1は次式(7)によって表される。
t1=(2×X1×m/Fc)^(1/2) (7)
この式(7)により、移動時間t1が短い(移動速度が速い)ほど、風の風圧Fwによって液滴72に加わる力Fcが強くなることが分かる。そして、式(2)により、力Fcは風の風圧Fwに比例するため、移動時間t1が短いほど、強い風圧Fwの風がリアカメラ50Dに吹き付けられていることが分かる。
なお、距離X1は、液滴72の移動速度を計測するために予め決められた設定値であり、上記設定記憶部95に記憶される。この距離X1について複数の設定値が設定されていてもよい。
前掲図5のステップS14において、強風判断部94は、液滴72のトラッキングを開始すると、先ず、図11に示すように、撮影像55において、画像認識部92により認識された液滴72の水輪の中心を、移動計測の基点位置Aとして決定する(ステップS15)。次いで、強風判断部94は、当該基点位置Aから距離X1だけ液滴72が移動するまでの移動時間t1を計測する(ステップS16)。具体的には、強風判断部94は、撮影像55において、基点位置Aを中心とし、洗浄面67での距離X1に対応する撮影像内距離Zを半径とする円99を決定する。そして、強風判断部94は、撮影像55において、液滴72の中心が基点位置Aから円99の円周上に至るまでの時間を移動時間t1として計測する。距離X1の移動を円99の円周を用いて計測するため、前掲図9に示すように、液滴72が、そのときの風向きなどに応じた各種の方向に移動しても、移動時間t1を計測できる。
そして、前掲図5のステップS18において、強風判断部94は、移動時間t1と所定の設定時間tkとを比較し、移動時間t1が設定時間tkよりも短い場合(ステップS18:Yes)、車外に強風が吹いていると判断する。そして、この場合には、報知出力制御部96が、強風が吹いている旨の警報をHMI6を通じて出力し、車両2の乗員に報知する(ステップS19)。この警報を受けて、乗員は風にあおられないようにドア37を慎重にあけることができる。
なお、ステップS13における判断の結果、洗浄ノズル70から吐出された液滴72が撮影像55から認識されない場合(ステップS13:No)、強風判断部94は、吐出から一定時間Tが経過するまで(ステップS20:No)、液滴72が画像認識部92によって認識されたか否かを判断する(ステップS13)。この結果、一定時間Tが経過しても液滴72が認識されない場合には(ステップS13:No、ステップS20:Yes)、吐出指示部91が、液滴72の吐出がN回を越えていないことを条件に(ステップS21:No)、カメラ洗浄システム12を制御して、1塊分の洗浄液の液滴72を、再度、洗浄ノズル70から吐出する(ステップS11)。液滴72がN回を越えて吐出された場合でも液滴72が認識されないときには(ステップS21:Yes)、何らかの異常が発生しているものと見做され、強風報知部82が本処理を終了する。
本実施形態によれば、次の効果を奏する。
本実施形態において、強風報知部82は、乗員が降車し得る状況になった場合に、リアカメラ50Dの洗浄面67(レンズ68の表面68A)に付着して当該リアカメラ50Dの撮影像55に写り込んだ液滴72を認識する。そして、この液滴72の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断し、強風が吹いていると判断した場合に、当該強風をHMI6を通じて報知する。
これにより、風圧を検出するための圧力センサなどのセンサ類を別途に車両2に設置することなく、車両2の撮影像55を利用して強風が吹いているか否かを判断できる。また車両2の改修や車両外観の変更も抑えられる。
本実施形態において、強風報知部82は、撮影像55において液滴72が所定の撮影像内距離Zを移動する移動時間(すなわち、移動の速さ)に基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する。これにより、撮影像55に対する演算処理だけで強風の有無を判断でき、物理量を測定するセンサを別途に設ける必要がない。
本実施形態において、強風報知部82は、リアカメラ50Dの洗浄面67に付着した液滴72が、鉛直方向Bの下方向に移動しない場合に、車外で強風が吹いていると判断する。
これにより、液滴72の自重等による移動を妨げるほどの強風を的確に判断できる。
本実施形態において、強風報知部82は、乗員が降車し得る状況になった場合に、洗浄液の液滴72の吐出をカメラ洗浄システム12に指示し、当該液滴72の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する。
したがって、カメラ洗浄システム12を用いて液滴72をリアカメラ50Dに付着させることで、液滴72の付着のための別途の機構を設ける必要がない。
本実施形態において、強風報知部82の機能を、カメラコントロールユニット52が実現するため、強風報知部82の機能を実現するための車載装置(例えばEPUなどのコンピュータ)を別途に設ける必要がない。
本実施形態において、強風報知部82は、車両が乗員によって運転されている間(手動運転モード中)に、洗浄液によるリアカメラ50Dの洗浄をカメラ洗浄システム12に指示する。これにより、リアカメラ50Dの洗浄面67(レンズ68の表面68A)の汚れが予め除去されるので、液滴72の移動に基づく強風判断の精度低下を防止できる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態において、液滴72の移動時間t1と比較する設定時間tkに複数の時間長を設定し、どの設定時間tkを移動時間t1が下回るかに基づいて、強風判断部94が強風の強さのレベルを多段階に判断してもよい。
上述した実施形態において、強風判断部94が洗浄面67における液滴72の移動方向に基づいて、車両後方から吹いている風の、より細かな風向きを判断し、その風向きに応じて、報知出力制御部96が強風を警告する内容を変更してもよい。
具体的には、車両後方から吹き付ける風の風向きは、液滴72の移動方向に概ね一致すると推測される。そして、警報出力時には、報知出力制御部96は、強風が吹いている旨とともに、その風向きも合わせて乗員に報知する。
なお、リアカメラ50Dにおける液滴72の移動に加え、フロントカメラ50A、右サイドカメラ50B、左サイドカメラ50C、及びリアカメラ50Dのそれぞれでの液滴72の移動に基づいて、車両2に対して前後左右のそれぞれでの強風の有無を強風判断部94が判断し、当該判断結果に基づいて、強風の風向きを判断することもできる。
図1に示す機能ブロックは、本願発明を理解容易にするために、構成要素を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、同図に示す構成要素は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
上述した実施形態において、強風報知部82の機能をカメラコントロールユニット52が実現する構成を例示したが、強風報知部82の機能の一部又は全部を、別のハードウェア(例えばEPUなどのコンピュータ)によって実現してもよい。
上述した実施形態において、カメラ洗浄システム12を利用してリアカメラ50Dに液滴72を付着させる構成を例示したが、水滴をリアカメラ50Dに付着させる機構を別途に設けることもできる。
上述した実施形態において、鉛直方向B、上方、及び下方等の方向、各種の数値、及び形状は、特段の断りがなされていない限り、これらの方向、及び数値の周辺の範囲、並びに近似の形状を意識的に除外するものではなく、同一の作用効果を奏し、また数値にあっては臨界的意義を逸脱しない限りにおいて、その周辺の範囲、並びに近似の形状(いわゆる、均等の範囲)を含む。
1 車載報知システム(車載システム)
2 車両
6 HMI
7 車載カメラシステム
12 カメラ洗浄システム
37 ドア
49 撮影部
50 カメラ
50D リアカメラ
52 カメラコントロールユニット(車載装置)
55 撮影像
67 洗浄面
68 レンズ
70 洗浄ノズル
70A 吐出口
72 液滴
82 強風報知部
90 降車状況判断部
91 吐出指示部
92 画像認識部
94 強風判断部
95 設定記憶部
96 報知出力制御部
D 通常着弾位置
Y1 上端側画像範囲
Z 撮影像内距離
t1 移動時間
tk 設定時間

Claims (9)

  1. 車外にカメラが設置された車両から乗員が降車し得る状況を判断する降車状況判断部と、
    前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記カメラに付着して当該カメラの撮影像に写り込んだ液滴を認識する画像認識部と、
    前記画像認識部によって認識された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する強風判断部と、
    前記車外で強風が吹いていると前記強風判断部によって判断された場合に、当該強風を報知する報知出力制御部と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記強風判断部は、
    前記液滴の移動の速さに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記カメラに付着した液滴が、鉛直方向の下方向に移動しない場合に、車外で強風が吹いていると判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記カメラに洗浄液を吐出して洗浄するカメラ洗浄システムが前記車両に設けられており、
    前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記洗浄液の液滴の吐出を前記カメラ洗浄システムに指示する吐出指示部を備え、
    前記強風判断部は、
    前記カメラ洗浄システムによって吐出された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車載装置。
  5. 前記吐出指示部は、
    前記車両が乗員によって運転されている間に、前記洗浄液による前記カメラの洗浄を前記カメラ洗浄システムに指示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車載装置。
  6. 前記強風判断部は、
    前記撮影像における前記液滴の移動方向に応じた報知を出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車載装置。
  7. 車両の車外に設置されたカメラを有した車載システムにおいて、
    前記車両から乗員が降車し得る状況を判断する降車状況判断部と、
    前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記カメラに付着して当該カメラの撮影像に写り込んだ液滴を認識する画像認識部と、
    前記画像認識部によって認識された液滴の動きに基づいて、車外で強風が吹いているか否かを判断する強風判断部と、
    前記車外で強風が吹いていると前記強風判断部によって判断された場合に、当該強風を報知する報知出力制御部と、
    を備えることを特徴とする車載システム。
  8. 前記カメラに洗浄液を吐出して洗浄するカメラ洗浄システムと、
    前記乗員が降車し得る状況になった場合に、前記洗浄液の液滴の吐出を前記カメラ洗浄システムに指示する吐出指示部と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の車載システム。
  9. 前記カメラを制御するカメラコントロールユニットを備え、
    前記カメラコントロールユニットが、前記降車状況判断部、前記画像認識部、前記強風判断部、及び前記報知出力制御部として機能する
    ことを特徴とする請求項7に記載の車載システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114043853A (zh) * 2021-11-01 2022-02-15 电子科技大学 一种用于固体表面防润湿的气层引入装置及其应用
WO2023135952A1 (ja) * 2022-01-12 2023-07-20 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム

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