JP2020109234A - 可搬式スロープ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型な踊り場装置を備える可搬式スロープを提供する。【解決手段】可搬式スロープ1は、天面31aを有する天板31を含む踊り場装置30と、第1スロープ10と、第2スロープ20とを備える。天板31は、天面31aの一部を構成する上面を有し、平面視において第1辺L1と、第1辺L1に対し角度を為す第2辺L2とを有する本体部32と、天面31aの一部を構成する上面を有し、平面視において本体部32に囲まれるように配置され、本体部32に対し天面31aに平行な面内を回転可能なターンテーブル33とを含む。第1スロープ10は、第1辺L1と第1位置P1との間に架け渡される。第2スロープ20は、第2辺L2と第1位置P1よりも高い第2位置P2との間に架け渡される。【選択図】図1

Description

本発明は、可搬式スロープ及びこれに含まれる踊り場装置に関する。
車椅子に段差を越えさせるために、しばしば可搬式スロープが使用される。一枚の平板状のスロープのみが使用される場合には、スロープを段差の正面下方から段差上へと架け渡さなければならない。しかし、段差の正面下方にスロープを設置する十分なスペースがあるとは限らない。このような事態に対応するため、例えば、特許文献1には、2枚のスロープを連結可能な踊り場装置が開示されている。この踊り場装置は、互いに重ねられた2枚の基台を有し、それぞれにスロープが取り付けられる。2枚の基台は相対回転することが可能であり、2枚の基台間の回転角度を調整することで、2枚のスロープと踊り場装置とにより形成される通路を曲げることができる。これにより、段差の正面下方に十分なスペースがなかったとしても、スロープを設置することができる。
特開2016−44430号公報
ところで、以上のような踊り場装置を使用する場合、車椅子の進路を、踊り場においてこれから進むスロープ側に向かって方向転換させる必要がある。そして、車椅子の進路の方向転換のためには、車椅子を移動させながら旋回させる必要があり、そのためには、踊り場の面積がある程度大きくなければならない。そうすると、踊り場装置自体が大型化してしまうため、そのような踊り場装置は、狭い場所での設置が難しくなり得るし、また、可搬にも適さない。
本発明は、小型な踊り場装置及びこれを備える可搬式スロープを提供することを目的とする。
第1観点に係る可搬式スロープは、天面を有する天板と、前記天板を下方から支持する脚とを含む踊り場装置と、第1スロープと、第2スロープとを備える。前記天板は、前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において第1辺と、前記第1辺に対し角度を為す第2辺とを有する本体部と、前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において前記本体部に囲まれるように配置され、前記本体部に対し前記天面に平行な面内を回転可能なターンテーブルとを含む。前記第1スロープは、前記第1辺と第1位置との間に架け渡される。前記第2スロープは、前記第2辺と前記第1位置よりも高い第2位置との間に架け渡される。
第2観点に係る可搬式スロープは、第1観点に係る可搬式スロープであって、前記第1スロープの一端は、前記本体部の前記第1辺の近傍の部位に着脱自在に連結される。前記第2スロープの一端は、前記本体部の前記第2辺の近傍の部位に着脱自在に連結される。
第3観点に係る可搬式スロープは、第1観点又は第2観点に係る可搬式スロープであって、前記本体部の前記上面と、前記ターンテーブルの前記上面とは、実質的に面一である。
第4観点に係る可搬式スロープは、第1観点から第3観点のいずれかに係る可搬式スロープであって、前記ターンテーブル及び前記本体部の少なくとも一方には、前記ターンテーブルの外周縁に沿って、上方へ突出する突出部が形成されている。
第5観点に係る可搬式スロープは、第1観点から第4観点のいずれかに係る可搬式スロープであって、前記第1辺と前記第2辺とは、実質的に直交する。
第6観点に係る可搬式スロープは、第1観点から第5観点のいずれかに係る可搬式スロープであって、前記踊り場装置は、前記本体部に対する前記ターンテーブルの回転を止めるロック状態と、前記本体部に対する前記ターンテーブルの回転を許容するアンロック状態とを切り替えるロック機構をさらに含む。
第7観点に係る可搬式スロープは、第6観点に係る可搬式スロープであって、前記ロック機構は、操作部と、前記操作部に連結され、前記操作部に対し外力が加えられたときに、前記ロック状態に対応する位置から前記アンロック状態に対応する位置に回動するレバー部材と、前記レバー部材を前記ロック状態に対応する位置に付勢する付勢部材とを含む。
第8観点に係る可搬式スロープは、第7観点に係る可搬式スロープであって、前記レバー部材は、ロック部を有する。前記ターンテーブルは、前記ロック部に引っ掛けられる複数の被ロック部が形成されている。前記複数の被ロック部は、前記ターンテーブルの回転軸周りに、前記第1辺と前記第2辺との為す前記角度の間隔を開けて配置される。
第9観点に係る踊り場装置は、第1スロープ及び第2スロープとともに使用される踊り場装置であって、天面を有する天板と、前記天板を下方から支持する脚とを備える。前記天板は、前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において第1辺と、前記第1辺に対し角度を為す第2辺とを有する本体部と、前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において前記本体部に囲まれるように配置され、前記本体部に対し前記天面に平行な面内を回転可能なターンテーブルとを含む。前記本体部の前記第1辺の近傍の部位は、前記第1スロープの一端に連結可能に構成されている。前記本体部の前記第2辺の近傍の部位は、前記第2スロープの一端に連結可能に構成されている。
本発明によれば、踊り場装置に含まれる踊り場となる天板から、第1スロープ及び第2スロープが異なる方向へと架け渡される。天板には、ターンテーブルが配置される。よって、踊り場において、車椅子の進路をターンテーブルにより方向転換することができる。この方向転換の方式によれば、大きな面積の踊り場を要しない。よって、小型な踊り場装置、及びこれを備える可搬式スロープが提供される。
本発明の一実施形態に係る可搬式スロープの平面図。 図1の可搬式スロープの正面図。 踊り場装置を上方から視た斜視図。 踊り場装置を下方から視た斜視図。 ロック機構の主要部品の斜視図。 ロック状態のロック機構の周辺の側方断面図。 アンロック状態のロック機構の周辺の側方断面図。 第1スロープと天板との連結部分の周辺の側方断面図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る可搬式スロープ及びこれに含まれる踊り場装置について説明する。
<1.可搬式スロープの全体構成>
図1に、本実施形態に係る可搬式スロープ1の平面図を示し、図2に、その正面図を示す。図1及び図2は、可搬式スロープ1が段差5の正面下方側に設置されたときの様子を示している。段差5は、これに限られないが、例えば、1段又は2段以上のステップを有する階段である。これらの図に示すように、可搬式スロープ1は、ある高さの第1位置P1と、これよりも鉛直方向に高い第2位置P2との間を結ぶ通路を形成する。この通路は、緩やかに傾斜しており、これに限られないが、典型的には、車椅子が段差5を乗り越えるのに使用される。第1位置P1は、段差5を降りてすぐの位置の側方にあり、第2位置P2は、段差5を登ってすぐの位置である。
可搬式スロープ1は、第1スロープ10と、第2スロープ20と、これらのスロープ10及び20とともに使用される踊り場装置30とを備える。踊り場装置30は、天板31を含み、この天板31の天面31aが踊り場となる(以下、踊り場にも、符号31aを付すことがある)。第1スロープ10は、踊り場31aの第1辺L1と、第1位置P1との間に架け渡され、第2スロープ20は、踊り場31aの第2辺L2と、第2位置P2との間に架け渡される。踊り場31aは、第1スロープ10により形成される斜面と、第2スロープ20により形成される斜面とを連結する水平な面であり、可搬式スロープ1により形成される通路の進路を方向転換するためのスペースとなる。本実施形態では、可搬式スロープ1により形成される通路はL字状であり、踊り場で直角に折れ曲がる。以下、可搬式スロープ1に含まれる各部の構成について順に説明する。
<2.各部の構成>
<2−1.踊り場装置>
図3は、踊り場装置30を上方から視た斜視図であり、図4は、これを下方から視た斜視図である。これらの図に示されるように、踊り場装置30は、天板31を有する他、天板を下方から支持する複数本の脚40を含む。これに限定されないが、本実施形態の天板31は、平面視において概ね正方形の板状であり、脚40は、天板31の底面31bの4つのコーナー近傍に配置されている。脚40は、各々、同じ構造を有しており、底面31bに固定された直線状の軸部41と、軸部41の下端部に取り付けられた車輪42とを有する。車輪42は、踊り場装置30の可搬性を向上させる。脚40には、使用時に踊り場装置30の位置を安定させるべく、車輪42の回転をロックするためのロック機構が取り付けられていることが好ましい。このようなロック機構の構造としては、様々知られているため、ここでは詳細な説明を省略する。
天板31は、平面視において円形の窪みが形成されている板状の本体部32と、当該窪みの中に配置される円板状のターンテーブル33とを有する。図2には、参考のため、踊り場装置30の正面からは本来視認できないターンテーブル33の位置が点線で示されている。このようにターンテーブル33は、本体部32の上面32aに埋め込まれ、図1に示すように、平面視において本体部32に囲まれるように配置される。ターンテーブル33の上面33aは、踊り場となる天面31aの一部を構成する。また、本体部32の上面32aうち、ターンテーブル33に覆われていない部分も、天面31aの一部を構成する。本実施形態では、ターンテーブル33の上面33aは、これを囲む本体部32の上面32aと、実質的に面一である。ターンテーブル33の下面33bは、本体部32に覆われている。天板31の底面31bは、本体部32の下面32bにより構成される。
ターンテーブル33は、本体部32に対し水平面内を回転可能である。ターンテーブル33は、踊り場31aにおいて車椅子の進路を方向転換するために使用される。ターンテーブル33は、その中心軸に沿って配置される回転軸34周りに回転する。図2には、参考のため、ターンテーブル33と同様に、踊り場装置30の正面からは本来視認できない回転軸34の位置が点線で示されている。回転軸34は、上下方向に延び、本体部32に埋め込まれるように固定されている。ターンテーブル33と本体部32とは、概ね同軸に配置され、回転軸34は、平面視における本体部32の中心付近に配置される。
本体部32は、平面視において概ね正方形であり、第1辺L1、第2辺L2、第3辺L3及び第4辺L4を有する。第1辺L1と第2辺L2とは、実質的に直交する。同様に、第2辺L2と第3辺L3、第3辺L3と第4辺L4、第4辺L4と第1辺L1も、互いに実質的に直交する。
第1スロープ10の一端は、本体部32の第1辺L1の近傍の部位に着脱自在に連結される。第2スロープ20の一端は、本体部32の第2辺L2の近傍の部位に着脱自在に連結される。より具体的には、本体部32の上面32aの第1辺L1の近傍の部位には、第1辺L1に沿って延びるスロット35が形成されている。このスロット35に第1スロープ10の後述する引っ掛け部16が挿入されることにより、天板31と第1スロープ10とが連結される。同様に、本体部32の上面32aの第2辺L2の近傍の部位には、第2辺L2に沿って延びるスロット36が形成されており、このスロット36に第2スロープ20の後述する引っ掛け部16が挿入されることにより、天板31と第2スロープ20とが連結される。このように、スロット35及び第1スロープ10の引っ掛け部16は、天板31と第1スロープ10との連結機構を構成し、スロット36及び第2スロープ20の引っ掛け部16は、天板31と第2スロープ20との連結機構を構成する。
なお、図3に示すように、スロット35及び36は、それぞれ本体部32において天面31aから少し窪んだ窪みの底面に配置されている。当該窪みは、第1辺L1及び第2辺L2に沿って配置されており、それぞれ第1辺L1及び第2辺L2に達している。これにより、天板31と第1スロープ10とが連結されたときに、当該窪みの深さが第1スロープ10の厚みを吸収し、踊り場31aと、第1スロープ10の上面により形成される斜面とが、概ね面一となる。同様に、天板31と第2スロープ20とが連結されたときにも、第2スロープ20の厚みが吸収され、踊り場31aと、第2スロープ20の上面により形成される斜面とが、概ね面一となる。よって、車椅子は、第1スロープ10から踊り場31aへ、さらには踊り場31aから第2スロープ20へと、滑らかに移動することができる。勿論、第2スロープ20から踊り場31aへ、さらには踊り場31aから第1スロープ10へも、滑らかに移動することができる。
本体部32の上面32aの第3辺L3の近傍の部位には、第3辺L3に沿って延びる柵37が配置されている。同様に、本体部32の上面32aの第4辺L4の近傍の部位には、第4辺L4に沿って延びる柵38が配置されている。これらの柵37及び38は、いずれも上面32aから上方に突出しており、踊り場である天面31aに載り上げた車椅子が、天面31aから落下しないための落下防止機構として機能する。
ターンテーブル33の上面33aには、ターンテーブル33の外周縁近傍において当該外周縁に沿って、上方へ突出する突出部39が形成されている。突出部39の高さは、車椅子が容易に乗り越えられる程度である。突出部39は、車椅子がこれを乗り越えるときに車椅子に伝わる振動により、車椅子に乗っている者及び車椅子を押す者の少なくとも一方に対し、車椅子がターンテーブル33に乗り上げたことを伝えることができる。このような機能に鑑みると、突出部39の高さは、数ミリ〜数センチ程度であることが好ましい。なお、本実施形態の突出部39は、全周方向に沿って途切れることなく連続的に延びているが、間欠的に延びていてもよい。
ターンテーブル33は、踊り場31aにおいて車椅子の向きを容易に変更させることができる。例えば、図1及び図2の例のように、上り斜面を形成する第1スロープ10から、踊り場31aを経て、同じく上り斜面を形成する第2スロープ20を進む場面を考える。このとき、第1スロープ10を進んできた車椅子は、まず、第1辺L1を背にして踊り場31aに乗り上げる。その後、ターンテーブル33を、第2辺L2から第1辺L1側に向かって、第1辺L1と第2辺L2とが為す角度だけ(本実施形態では、90°だけ)回転させると、車椅子の正面は第2辺L2を向く。このような操作により、車椅子を、第2スロープ20へと容易に案内することができる。このような方向転換の方式では、車椅子全体を載置することができる程度の大きさのターンテーブル33を踊り場31aに配置するだけで、踊り場31aにおいて車椅子を容易に方向転換することができる。よって、踊り場31aの面積を過度に大きくする必要がなく、踊り場装置30を小型化することができる。
通常、車椅子は、斜面を登っているときは進路に向かって、斜面を降りているときは進路に背を向けて進む。よって、第1スロープ10及び第2スロープ20がそれぞれ上り斜面であるか下り斜面であるかや、第1スロープ10及び第2スロープ20のどちらからどちらへ進むか等に応じて、踊り場31aで求められる回転方向は異なる。この点、本実施形態のターンテーブル33は、360°回転することができ、さらに2方向に回転することができる。よって、踊り場31aにおいて自在に回転方向及び回転量を調整することができ、その結果、最小の回転量で車椅子を所望の向きに向けることができる。
図4に示すとおり、天板31の本体部32の下面32bには、ターンテーブル33のためのロック機構50が取り付けられている。図5は、ロック機構50の主要部品の斜視図である。ロック機構50は、本体部32に対するターンテーブル33の回転を止めるロック状態と、当該回転を許容するアンロック状態とを切り替えることができる。図6Aは、ロック状態のロック機構50の周辺の側方断面図であり、図6Bは、アンロック状態のロック機構50の周辺の側方断面図である。ロック機構50は、踊り場31aにおいて車椅子の回転方向を適切に調整するのに役立つ。
ロック機構50は、レバー部材51を有する。レバー部材51は、棒状の部材であり、天板31の本体部32の下面32bに対し、上下に回動可能に固定されている。本実施形態では、図4に示すように、レバー部材51は、下面32bの所定の位置から、ターンテーブル33の回転軸34を基準とする径方向に、天板31の1つのコーナーに向かって延びている。レバー部材51の内端部51aには、レバー部材51を水平方向に貫通する孔511が形成されており、この孔511には、水平方向に延びる回動軸512が挿入されている。回動軸512は、本体部32の下面32bに対し、下面32bから間隔を開けて、一対の吊り部材513により安定的に固定されている。
一方、レバー部材51の外端部51bには、操作部52が連結されている。操作部52は、平面視においてV字状である。レバー部材51は、本体部32の下面32bの1つのコーナーに取り付けられている車輪42の近傍まで延び、そこから車輪42を避けるようにして、操作部52のペダル521及び522が二股に分かれている。
レバー部材51の外端部51bの近傍の所定の位置には、もう1つの操作部53が連結されている。操作部53は、図6A及び図6Bに示すように、レバー部材51から上方に延びる棒部材531を有する。棒部材321は、本体部32に形成されている貫通孔321に挿入され、これを通り抜け、棒部材321の上部は、本体部32の上面32aから上方に突出する。棒部材531の上部には、傘状のペダル532が固定されている。ペダル532の下面の面積は、貫通孔321の断面積よりも大きく、棒部材531が貫通孔321から脱落するのを防止する。また、本体部32の上面32aとペダル532の下面との間には、付勢部材55が配置されている。付勢部材55は、本実施形態ではスプリングであり、外力が加えられていない自然長の状態で、ペダル532を持ち上げるように付勢する。なお、操作部52及び53の少なくとも一方と、レバー部材51とは、一体的に構成されていてもよい。
レバー部材51の内端部51aと外端部51bの間の所定の位置には、ロック部54が固定されている。ロック部54は、図6A及び図6Bに示すように、レバー部材51から上方に延び、本体部32及びターンテーブル33にそれぞれ形成されている貫通孔322及び331に挿入される棒状の部材である。ロック部54の上部は、半球状である。ターンテーブル33に形成されている貫通孔331(又は貫通孔331を画定する部位)は、ロック部54の上部に引っ掛けられた(又はロック部54の上部が引っ掛かった)ときに、ターンテーブル33が回転不能なロック状態を形成する。なお、図3に示すように、ターンテーブル33には、その回転軸34を基準とする周方向に沿って、複数個の貫通孔331が形成されている。これらの貫通孔331は、天板31の第1辺L1と第2辺L2との為す角度(本実施形態では、90°)の間隔を開けて配列されている。そのため、ターンテーブル33が第1辺L1と第2辺L2との為す角度だけ回転する度に、ロック部54が貫通孔331に引っ掛かり、ロック状態が形成される。
以上のロック機構50は、以下のとおり機能する。図6Aに示すロック状態とは、ロック部54の上部が、ターンテーブル33のいずれかの貫通孔331に挿入された状態である。このとき、ターンテーブル33において貫通孔331を画定する面が、ロック部54の上部に当たるため、回転が阻まれる。付勢部材55は、外力が加えられていない限り、ロック部54を含め、レバー部材51をこのロック状態に対応する位置に付勢する。従って、車椅子がターンテーブル33に乗り上げたときの勢い等により、予期せずターンテーブル33が回転してしまうことがない。
ターンテーブル33を回転させたいときには、ペダル521、522及び532のいずれかに対し、足で踏む等して下向きの外力を加える。このときの外力により、付勢部材55は収縮し、付勢部材55が傘状のペダル532と、これに連結されるレバー部材51全体とを押し上げる力がキャンセルされる。これにより、レバー部材51は、図6Aに示すロック状態に対応する位置から、図6Bに示すアンロック状態に対応する位置へと、回動軸512周りを下向きに回動し、ロック部54の上部が貫通孔331から抜け落ちる。アンロック状態とは、ロック部54の上部が、ターンテーブル33のいずれの貫通孔331にも挿入されていない状態である。この状態では、ターンテーブル33の回転を阻む障害物がなく、ターンテーブル33は、回転軸34周りを回転可能となる。
踊り場31aで車椅子の向きを変更するときには、ペダル521、522及び532のいずれかに上記のとおり外力を加えた状態で、車椅子に対し所望の回転方向に向かって力を加える。その結果、車椅子とターンテーブル33の上面33aとの間の摩擦力により、ターンテーブル33が車椅子に引きずられ、車椅子とともに所望の回転方向に回転する。ターンテーブル33が回転し始めれば、ペダル521、522及び532への操作を止め、外力を解放する。これにより、付勢部材55は、自然長に復帰しようとし、傘状のペダル532と、これに連結されるレバー部材51全体とに対し、上向きの力を加える。しかし、この力は、ロック部54の真上に次の貫通孔331が回ってくるまで、ロック部54の上部に衝突するターンテーブル33の下面33bに抑え込まれ、ロック状態へと復帰することができない。一方、ロック部54の真上に次の貫通孔331が回ってくると、付勢部材55の復元力により、レバー部材51が回動軸512周りを上向きに回動し、ロック部54が持ち上げられ、貫通孔331に挿入される。こうして、再度、ロック状態に復帰する。
踊り場装置30の各部は、様々な材料から構成することができる。ただし、踊り場装置30の大部分を占める本体部32は、可搬性の観点から、軽量かつ強度の高い材質から構成することが好ましい。本体部32を構成するこのような材料としては、例えば、繊維強化プラスチックを選択することができ、特に軽量性の観点から、炭素繊維強化プラスチックを選択することが好ましい。ただし、コストの観点からは、炭素繊維強化プラスチックに、ガラス繊維強化プラスチックを混合したものを選択してもよい。一方、ターンテーブル33を構成する材料としては、特に強度の観点から、例えばステンレススチールやその他の金属を選択することができる。あるいは、ターンテーブル33を構成する材料についても、軽量性及び強度の観点から、繊維強化プラスチックを選択することができ、特に炭素繊維強化プラスチックや、炭素繊維強化プラスチックにガラス繊維強化プラスチックを混合したものを好ましく選択することができる。また、ターンテーブル33は、炭素繊維強化プラスチックと金属の両方で構成してもよい。ロック機構50を構成する材料としては、軽量性及び強度の観点から、例えばステンレススチールやアルミニウム等の金属を選択することができる。
<2−2.第1スロープ及び第2スロープ>
次に、第1スロープ10及び第2スロープ20について説明する。本実施形態では、これらのスロープ10及び20は、互いに同じ構造を有する。従って、以下では、第1スロープ10についてのみ説明する。ただし、第1スロープ10及び第2スロープ20のスロープ長さは、異なっていてもよい。
図1に示すように、第1スロープ10は、平面視において矩形状の平板部11と、平板部11の幅方向の両端部に沿って延びる一対の側壁部12及び13とを有する。平板部11は、車椅子が通過できるだけの幅を有する。平板部11の長さ方向の両端部には、幅方向に沿って延びる滑り止め14及び15が固定されている。
本実施形態の平板部11は、折り畳み式である。より具体的には、平板部11は、幅方向に隣接するように配置される一対の平板部111及び112を有する。平板部111及び112は、両者の対向面に対し概ね対称な形状を有する。平板部111及び112には、図示されないヒンジ機構等が取り付けられており、平板部111及び112は、それぞれの上面どうしが対面するように折り畳むことができる。これにより、可搬式スロープ1の不使用時には、第1スロープ10の可搬性及び収納性を向上させることができる。
図7は、第1スロープ10と天板31との連結部分の周辺の側方断面図である。同図に示すように、平板部11の長さ方向の一端の近傍には、幅方向に沿って延びる引っ掛け部16が取り付けられている。本実施形態では、引っ掛け部16は、滑り止め14の下面から下方に突出している。引っ掛け部16は、踊り場装置30の本体部32に形成されたスロット35及び36の各々と概ね同じ横断面形状を有しており、いずれのスロットにも挿入することができる。引っ掛け部16がスロット35又は36に挿入されることにより、第1スロープ10は、踊り場装置30の天板31に連結される。なお、引っ掛け部16は、平板部11の端部の下面から下方に突出するように取り付けることもできる。
平板部11並びに側壁部12及び13は、可搬性の観点から、軽量かつ強度の高い材質から構成することが好ましい。これらの部11〜13を構成するこのような材料としては、例えば、繊維強化プラスチックを選択することができ、特に軽量性の観点から、炭素繊維強化プラスチックを選択することが好ましい。ただし、コストの観点からは、炭素繊維強化プラスチックに、ガラス繊維強化プラスチックを混合したものを選択してもよい。また、平板部11の内部は、ウレタンフォーム等の発泡層や、樹脂やアルミ、紙等からなるハニカム構造を有するパネルにより形成してもよい。一方、滑り止め14及び15を構成する好ましい材料としては、例えば、ゴムを選択することができる。引っ掛け部16を構成する好ましい材料としては、例えば、ステンレススチール等の金属を選択することができる。なお、滑り止め14及び15は、上述のゴムのような可撓性を有する材料から構成することが好ましい。この場合、滑り止め14及び15が比較的容易に変形することができるため、スロープ10及び20の天板31に対する角度を調整することが可能となる。その結果、様々な高さの段差5に、可搬式スロープ1を安定的に架け渡すことができる。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
<3−1>
上記実施形態では、踊り場装置30の天面31aを概ね正方形としたが、天面31aの形状はこれに限られず、三角形や、五角形以上の多角形、扇形等とすることができる。また、このような例からも明らかなとおり、スロープ10及び20が取り付けられる第1辺L1と第2辺L2との為す角度は、90°より小さくてもよいし、90°より大きくてもよい。また、スロープ10及び20が取り付けられる第1辺L1と第2辺L2が、天面31aにおいて隣接した辺でなくてもよい。
<3−2>
上記実施形態では、天板31に2つのスロープ10及び20が連結されたが、3つ以上のスロープを連結可能としてもよい。
<3−3>
上記実施形態では、スロープ10及び20は、踊り場装置30に対し着脱自在に構成されたが、一部又は全部のスロープが取り外しできないように構成されていてもよい。この場合、例えば、スロープを天面31aに対し折り畳むことができる折り畳み式とすることができる。
<3−4>
踊り場装置30とスロープ10及び20とを連結するための構成は、上述したものに限られない。例えば、スロープ側にスロットを形成し、踊り場装置30の天板31側にこれに挿入される引っ掛け部を形成してもよい。あるいは、天板31においてスロットに代えて、同様の位置に上方に突出する突出部を形成し、上述した引っ掛け部とこの突出部とが互いに引っ掛かり合うことで、スロープが固定されるようにしてもよい。あるいは、スロープ及び踊り場装置30の一方にフックを取り付け、他方にこのフックに引っ掛けられるリング又は孔を形成してもよい。あるいは、スロープ10及び20側の滑り止め14及び15のような端部の部位を、単に天板31の第1辺L1及び第2辺L2の近傍の部位の上に載置することにより、踊り場装置30とスロープ10及び20とを連結してもよい。
<3−5>
ロック機構50の構成は、上述したものに限られない。例えば、ペダル532、521及び532の少なくとも1つを省略することができる。また、上記したような付勢部材55に代えて、回動軸512の周りに、レバー部材51をロック状態に付勢するような回転バネを取り付けてもよい。
<3−6>
上記実施形態では、車椅子がターンテーブル33に乗り上げたことを分かり易くするための突出部39が、ターンテーブル33に配置された。しかしながら、これに代えて又は加えて、本体部32の上面32a上の、ターンテーブル33の外周縁近傍において、当該外周縁に沿って、上方へ突出する突出部を形成してもよい。
1 可搬式スロープ
10 第1スロープ
20 第2スロープ
30 踊り場装置
31 天板
31a 天面
32 本体部
32a 上面
33 ターンテーブル
33a 上面
331 貫通孔(被ロック部)
39 突出部
50 ロック機構
51 レバー部材
52、53 操作部
54 ロック部
55 付勢部材
40 脚
L1 第1辺
L2 第2辺
P1 第1位置
P2 第2位置

Claims (9)

  1. 天面を有する天板と、前記天板を下方から支持する脚とを含む踊り場装置と、
    第1スロープと、
    第2スロープと
    を備え、
    前記天板は、
    前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において第1辺と、前記第1辺に対し角度を為す第2辺とを有する本体部と、
    前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において前記本体部に囲まれるように配置され、前記本体部に対し前記天面に平行な面内を回転可能なターンテーブルと
    を含み、
    前記第1スロープは、前記第1辺と第1位置との間に架け渡され、
    前記第2スロープは、前記第2辺と前記第1位置よりも高い第2位置との間に架け渡される、
    可搬式スロープ。
  2. 前記第1スロープの一端は、前記本体部の前記第1辺の近傍の部位に着脱自在に連結され、
    前記第2スロープの一端は、前記本体部の前記第2辺の近傍の部位に着脱自在に連結される、
    請求項1に記載の可搬式スロープ。
  3. 前記本体部の前記上面と、前記ターンテーブルの前記上面とは、実質的に面一である、
    請求項1又は2に記載の可搬式スロープ。
  4. 前記ターンテーブル及び前記本体部の少なくとも一方には、前記ターンテーブルの外周縁に沿って、上方へ突出する突出部が形成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の可搬式スロープ。
  5. 前記第1辺と前記第2辺とは、実質的に直交する、
    請求項1から4のいずれかに記載の可搬式スロープ。
  6. 前記踊り場装置は、
    前記本体部に対する前記ターンテーブルの回転を止めるロック状態と、前記本体部に対する前記ターンテーブルの回転を許容するアンロック状態とを切り替えるロック機構
    をさらに含む、
    請求項1から5のいずれかに記載の可搬式スロープ。
  7. 前記ロック機構は、
    操作部と、
    前記操作部に連結され、前記操作部に対し外力が加えられたときに、前記ロック状態に対応する位置から前記アンロック状態に対応する位置に回動するレバー部材と、
    前記レバー部材を前記ロック状態に対応する位置に付勢する付勢部材と
    を含む、
    請求項6に記載の可搬式スロープ。
  8. 前記レバー部材は、ロック部を有し、
    前記ターンテーブルは、前記ロック部に引っ掛けられる複数の被ロック部が形成されており、
    前記複数の被ロック部は、前記ターンテーブルの回転軸周りに、前記第1辺と前記第2辺との為す前記角度の間隔を開けて配置される、
    請求項7に記載の可搬式スロープ。
  9. 第1スロープ及び第2スロープとともに使用される踊り場装置であって、
    天面を有する天板と、
    前記天板を下方から支持する脚と
    を備え、
    前記天板は、
    前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において第1辺と、前記第1辺に対し角度を為す第2辺とを有する本体部と、
    前記天面の一部を構成する上面を有し、平面視において前記本体部に囲まれるように配置され、前記本体部に対し前記天面に平行な面内を回転可能なターンテーブルと
    を含み、
    前記本体部の前記第1辺の近傍の部位は、前記第1スロープの一端に連結可能に構成されており、
    前記本体部の前記第2辺の近傍の部位は、前記第2スロープの一端に連結可能に構成されている、
    踊り場装置。
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