JP2020108917A - 加工装置誤差補正方法及びそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】加工装置のチューニングに必要な時間と労力を削減し、チューニング効率を向上させる加工装置誤差補正方法及びシステムを提供する。【解決手段】予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定し、初期動作パラメータがクランプパラメータ及び寸法検査基準を含むステップと、加工される製品の寸法検出データを取得するステップと、検出データ、及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップと、対応するデジタル加工装置が補正パラメータファイルに基づいて補正すべき寸法を自動的に補正するように、補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信するステップと、を含む加工装置誤差補正方法及びシステム。【選択図】図2

Description

本発明は、機械加工分野に関し、具体的に加工装置誤差補正方法及びそのシステムに関する。
現在、ほとんどの産業企業の生産ワークショップは、コンピュータ数値制御工作機械(CNC:computer numerical control)によって生産し、CNCがプログラムによって制御される自動化工作機械であり、制御コード又は他のシンボル指令規定を有するプログラムを論理的に処理し、コンピュータによって復号することができて、工作機械が所定の動作を実行し、ブランクをカッターで切削して半完成品又は完成品などのワークピースに加工する。従来技術では、CNCに対するチューニング操作は、通常、検査されたワークピースの不良率が一定の範囲に達すると、技術者の技術的経験によってCNCをチューニングするか、又は技術者が所定のチューニングスキームに従ってCNCをチューニングする。しかし、技術者がワークピースの検査状況に応じて、CNCでチューニング操作を行う必要があり、人的資源が消費され、且つ現在のIoTシステムでのスマート工場の実現が不可能である。
これに鑑みて、加工装置のチューニングに必要な時間と労力を削減し、チューニング効率を向上させるように、加工装置誤差補正方法及びそのシステムを提供する。
好ましくは、デジタル加工装置誤差補正システムに応用される加工装置誤差補正方法であって、
予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定し、前記初期動作パラメータがクランプパラメータ及び寸法検査基準を含むステップと、
加工される製品の寸法検出データを取得するステップと、
該検出データ、及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、該デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップと、
対応するデジタル加工装置が該補正パラメータファイルに基づいて補正すべき寸法を自動的に補正するように、前記補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信するステップと、を含む。
好ましくは、前記補正パラメータファイルのフォーマットはデジタル加工装置によって予め設定されたカスタムパラメータ、及び該カスタムパラメータに対応する補正値である。
好ましくは、前記カスタムパラメータは、
加工装置のローカルパラメータを調整するためのローカル変数、加工装置のグローバル加工パラメータを調整するためのグローバル変数、前記補正モデルを調整するためのマクロプログラム変数、及び前記加工装置を調整するための装置システム変数の少なくとも一つから選択される。
好ましくは、該補正パラメータファイルのフォーマットはさらに補正値に対応する備考情報を含み、前記備考情報が該補正値に対応する寸法検査基準である。
好ましくは、該デジタル加工装置が上記補正パラメータファイルに基づいて補正した後に加工して生成した寸法検出データを取得し、再度取得された寸法検出データ及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、該デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップと、
対応するデジタル加工装置が該補正パラメータファイルに基づいて補正すべき寸法を自動的に補正するように、補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信するステップと、をさらに含み、
全ての寸法検出データが完全に寸法検査基準を満たすまで前記ステップを繰り返す。
好ましくは、該検出データ、及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算するステップの前に、さらに、
前記寸法検査基準の公差範囲に基づいて、安全区間、補正区間及び警報区間を設定するステップと、
前記検出データが位置する区間を判定し、前記検出データが安全区間にある場合、後のステップの実行を中止し、前記検出データが前記補正区間にある場合、後のステップを実行し、前記検出データが前記警報区間にある場合、後のステップの実行を中止して警報を出すステップとを含む。
好ましくは、所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算するステップは、
加工工程及び位置決め基準に従って限界寸法の関連を確立するステップと、
前記検出データ、検査パラメータ及び前記限界寸法の関連に基づいて限界寸法に対応する前記補正パラメータを計算するステップと、を含む。
好ましくは、前記検出データ及び前記補正パラメータを記憶するステップと、
記憶された前記検出データ及び前記補正パラメータに対して、ビッグデータ分析を行うステップと、
前記ビッグデータ分析の結果に基づいて補正モデルを修正又は改善するステップと、をさらに含む。
好ましくは、外部端末を接続するためのデータ接続ポートを提供するステップと、
接続された外部端末でマンマシンインタラクションインターフェースを生成するステップと、
前記外部端末で監視又は制御して前記加工装置誤差補正方法を完了するステップと、をさらに含む。
加工装置誤差補正システムは、
プロセッサと、
記憶媒体とを備え、
前記記憶媒体に複数の指令が記憶され、
前記指令が前記プロセッサによってロードされて上記の加工装置誤差補正方法を実行することに適する。
上記加工装置誤差補正方法及び加工装置誤差補正システムでは、予め設定された加工プログラムに従ってクランプパラメータ及び寸法検査基準などの初期動作パラメータを設定し、製品加工中の所定の検出データを取得した後、検出データを分析し、所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算し、補正パラメータを対応する加工装置に配信し、前記補正パラメータに基づいて対応する加工装置の加工パラメータを補正し、これにより、加工装置のチューニングに必要な時間と労力を削減し、チューニング効率を向上させることができる。
一つの実施例における加工装置誤差補正システムの構造図である。 一つの実施例における加工装置誤差補正方法のフローチャートである。 図2の加工装置誤差補正方法における予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定するフローチャートである。 図2の加工装置誤差補正方法における製品加工中の所定の検出データを取得するフローチャートである。 図4における前記初期動作パラメータに基づいて加工後の製品の所定のパラメータを検出し、前記所定の検出データを取得するステップのフローチャートである。 図2の加工装置誤差補正方法における検出データを分析するステップのフローチャートである。 他の実施例における加工装置誤差補正方法の追加のフローチャートである。 一つの実施例における前記寸法検査基準の公差範囲に基づいて、安全区間、補正区間及び警報区間を設定するステップを示す図である。 一つの実施例における加工工程及び位置決め基準に従って関連寸法の関連を確立するステップを示す図である。 寸法の関連に従って補正パラメータを修正することを示す図である。 カッターの異常タイプを判定することを示す図である。 一つの実施例における図2の加工装置誤差補正方法における補正パラメータファイルを生成する原理を示す図である。
以下に具体的な実施形態で上記図面を組み合わせて本発明をさらに説明する。
図1に示すように、加工装置誤差補正システム500は、プロセッサ200及び記憶媒体100を備える。
前記記憶媒体100には複数の指令が記憶されており、前記指令は前記プロセッサ200によってロードされて加工装置誤差補正方法を実行することに適する。
同時に図2〜図7を参照すると、前記加工装置誤差補正方法は前記加工装置誤差補正システム500に応用され、且つ以下のステップを含む。
S101において、予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定する。前記初期動作パラメータは、クランプパラメータ及び寸法検査基準を含む。
例えば、加工装置、例えばCNCで所定の部品を加工する場合、予め設定された加工プログラムに従って部品の寸法パラメータ、幾何公差、クランプ位置及び寸法検査基準を設定することができ、前記寸法検査基準は寸法の標準な検査パラメータである。これらの初期動作パラメータにより、後の参照及び分析が容易になる。
一つの実施形態では、予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定するステップは、具体的に以下のステップを含む。
S1011において、前記加工装置誤差補正システム500を初期化する。
S1012において、前記加工装置誤差補正システム500の前記初期動作パラメータを設定する。前記初期動作パラメータは前記記憶媒体100に書き込まれる。
S102において、製品加工中の所定の検出データを取得する。
具体的な実施形態では、該所定の検出データは加工待機中の部品の限界寸法であってもよい。当該限界寸法は工程要求に基づいて加工中に検出されて取得され、工程要求に基づいて加工が完了された後に検出されて取得される。
一つの実施形態では、製品加工中の所定の検出データを取得するステップS102は、具体的に以下のステップを含む。
S1021において、加工装置は前記予め設定された加工プログラムに従って製品を加工する。
S1022において、前記初期動作パラメータに基づいて加工後の製品の所定のパラメータを検出して、前記所定の検出データを取得する。
前記初期動作パラメータに基づいて加工後の製品の所定のパラメータを検出するステップS1022は外部装置による検出又は手動検出によって実現される。
工程の要求に基づいて、部品加工中又は部品加工完了後に、対応する部品を手動で輸送及び検査する。
例えば、検出待機中の部品を、検出精度要求を満たす検出器に輸送して寸法検出を行い、且つ取得された検出データを伝送して記録する。
具体的には、前記初期動作パラメータに基づいて、加工後の製品の所定のパラメータを検出して、前記所定の検出データを取得するステップS1022は、具体的に以下のステップを含む。
S1022aにおいて、検出データをキャッチする。例えば、具体的な実施では、検出待機中の部品を、検出精度要求を満たす検出器に輸送して寸法検出を行い、検出して得られた寸法の一部が限界寸法である。したがって、予め設定されたルールに従って、検出して得られた寸法から限界寸法をキャッチして、後の分析効率を向上させる。
S1022bにおいて、通信ネットワークを介して前記検出データを伝送する。
S103において、検出データを分析し、所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算する。
前記補正モデルは人工知能に基づいて確立された補正モデルであってもよい。実際の応用において、データの収集及び記録に基づいて、当該補正モデルを手動介入により修正し、又は機械学習により継続的に最適化する。
一つの実施形態では、検出データを分析するステップは具体的に以下のステップを含む。
S1031において、前記寸法検査基準の公差範囲に基づいて、安全区間、補正区間及び警報区間を設定する。
例えば、図8を参照すると、一つの具体的な実施例では、前記寸法検査基準の公差範囲を基準区間とする場合、
安全区間は(50%〜150)*基準区間に設定される。
補正区間は(150%〜180%)*基準区間、及び(20%〜50%)*基準区間に設定される。
警報区間は(180%〜Max%)*基準区間、及び(−50%〜Min%)*基準区間に設定される。
S1032において、前記検出データが位置する区間を判定する。
前記検出データに対応する誤差又は偏差が安全区間にある場合、後のステップの実行を中止し、即ち、装置の加工精度が工程の要求を満たし、補正する必要がなくなり、後の補正ステップの実行を中止する。
前記検出データに対応する誤差又は偏差が前記補正区間にある場合、後のステップを実行する。即ち、前記加工装置誤差補正方法を続けて実行し、加工装置の加工精度を補正する。
前記検出データが前記警報区間にある場合、後のステップの実行を中止して警報を出す。この場合、加工装置の加工精度偏差が大き過ぎると判定され、補正により、加工要求を満たす精度まで修正できないため、後の補正ステップを中止し、警報プロンプトを出す。
区間の分割により、前記検出データを前処理して、後の無効な計算を回避して、データ処理の効率を向上させる。同時に、加工装置の動作状況をリアルタイムに把握し、加工事故の発生を回避する。
具体的な実施形態では、所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算するステップは、具体的に以下のステップを含む。
S1033において、加工工程及び位置決め基準に従って限界寸法の関連を確立する。
部品の加工過程では、第一寸法と第二寸法が関連付けられ、例えば、第二寸法が前のステップで加工が完了された第一寸法を基準とする場合、第一寸法を補正すると、それに基づいて第二寸法の公差が変化する。同様に、複数の寸法が互いに関連している場合、加工工程及び位置決め基準に従ってこれらの寸法の関連を確立する必要があり、その中の一つの寸法を補正する場合、他の関連する寸法が関連付けられて修正される。
例えば、図9を参照すると、一つの部品の加工中に、寸法A1が基準寸法として用いられる。寸法B1、B2、B3、B4、B5がそれぞれ寸法A1を参考基準とし、寸法C1がB1を参考基準とし、寸法C2、C3がそれぞれB2を参考基準とし、寸法D1が寸法C1を参考基準とし、寸法D2、D3、D4がそれぞれ寸法B5を参考基準とし、寸法E1が寸法D1を参考基準とし、寸法E6がD2を参考基準とする。
それに対応して、寸法A1が補正された場合、寸法B1、B2、B3、B4、B5、C1、C2、C3、D1、D2、D3、D4、E1、E6は全て補正を行うべきである。寸法B1が補正された後、寸法C1、D1、E1は補正を行うべきである。寸法B2が補正された後、寸法C2、C3は補正を行うべきである。寸法B5が補正された後、寸法D2、D3、D4は補正を行うべきである。残りは同様である。即ち、参考基準とする寸法が補正された後、それを参考基準とする寸法は、補正パラメータの誤差を回避するために、補正を行うべきである。
図10を参照すると、寸法Aの寸法検査基準が10であり、基準面Sに対する寸法の検出データが10.05であり、それに対応する補正パラメータは−0.05である。寸法Bが寸法Aを参照基準とし、寸法Bの寸法検査基準が15であり、寸法Bの検出データが14.97であり、それ自体で+0.03を調整すべきであり、寸法Aに関連付けられた後の寸法Bに対応する補正パラメータは、+0.03+(−0.05)=−0.02である。
寸法Cが寸法Bを参照基準とし、寸法Cの寸法検査基準が14であり、寸法Cの検出データが14.02であり、それ自体で−0.02を調整すべきであり、寸法Bに関連付けられた後の寸法Cに対応する補正パラメータは、−0.02+(−0.02)=−0.04である。
寸法Dが寸法Cを参照基準とし、寸法Dの寸法検査基準が7であり、寸法Dの検出データが7.01であり、それ自体で+0.01を調整すべきであり、寸法Cに関連付けられた後の寸法Dに対応する補正パラメータは、+0.01+(−0.04)=−0.03である。
また、後後の加工の寸法の変化量、即ち対応する補正パラメータが既にそれ自体の公差範囲を超えている場合、その前の工程に対応する寸法の補正パラメータを逆に修正する。
S1034において、前記検出データ、検査パラメータ及び前記限界寸法の関連に基づいて、限界寸法に対応する前記補正パラメータを計算する。
加工過程では、加工装置のカッターの補正が高さの修正及び回転直径の修正を含む。例えば、平面を加工する時に、カッターの補正は、通常高差方向の修正である。アークコーナーを加工する過程において、カッターは、通常、オフセンター直径を修正すべきである。
カッター、例えばミーリング工具は、理想的な状態でその主軸の周りに回転し且つオフセンターせず、この時にカッターの切削直径がφ10.00mmである。実際の使用過程では、カッターの主軸がそれ自体の重力又はクランプの安定程度の影響で外部へオフセンターする。
例えば、この異常状況でカッターのオフセンターが0.20mmである場合、カッターの実際の切削直径がφ10.20mmである。この時に、カッターのオフセンターが大き過ぎるため、製品の加工待機中の側壁又は側面が過度に切削され、調整して補正する必要があり、即ちカッターの切削直径が縮小するように調整される必要がある。具体的な調整方式は、カッターの中心加工軌跡線を0.20mm縮小するようにオフセットする。
実際の使用過程では、カッターの主軸がオフセンターしないが、カッターの切削端が摩耗して切削直径が小さくなる。この時に、加工寸法を保証するために、カッターの中心加工軌跡線を調整する必要もある。具体的な調整方式は、カッターの中心加工軌跡線を、摩耗に対応する寸法で拡張してオフセットする。
一つの実施形態では、加工装置がカッターの加工軌跡を補正し、即ちカッターの所定の中心加工軌跡線に沿って所定の寸法で拡張してオフセットするか又は縮小してオフセットする場合、オフセットの所定の寸法が補正パラメータである。補正パラメータが所定の極限を超える場合、前記加工装置誤差補正システム500は警報信号を出す。例えば、補正パラメータが加工待機中のアークコーナーの円弧半径よりも大きい場合、加工待機中のアークの始点又は終点が交差せず、この時に加工装置誤差補正システム500は、警報信号を出し、異常をプロンプトする。
また、加工装置誤差補正システム500が加工装置のカッターがその中心加工軌跡線に対して拡張又は伸縮するか否かを自動的に判定するようにして、上記警報メカニズムと組み合わせて加工装置の異常の判定を支援するために、判定パラメータを導入する。
図11を参照すると、加工装置のミーリング工具に対して異常判定を行うことを例とし、前記判定パラメータ=切削方向*補正方向*補正値である。
ここで、加工方向がダウンミーリングであるカッターの場合、前記切削方向に値が1であり、補正方向が順方向として予め設定されて補正する時に値がー1であり、この時にカッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が正値になるまで拡張してオフセットし、カッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が負値になるまで収縮してオフセットする。補正方向が逆方向として予め設定されて補正する時に値が+1であり、この時にカッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が負値になるまで拡張してオフセットし、カッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が正値になるまで収縮してオフセットする。
加工方向がアップミーリングであるカッターの場合、前記切削方向に値が−1であり、補正方向が順方向として予め設定されて補正する時に値がー1であり、この時にカッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が負値になるまで拡張してオフセットし、カッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が正値になるまで収縮してオフセットする。補正方向が逆方向として予め設定されて補正する時に値が+1であり、この時にカッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が正値になるまで拡張してオフセットし、カッターの中心加工軌跡線に対応する補正値が負値になるまで収縮してオフセットする。
前記判定パラメータに基づいてミーリング工具の異常を判定する方法は、前記判定パラメータ>0の場合、カッターが収縮し、前記判定パラメータ<0の場合、カッターが拡張することである。これにより、カッターの異常の警報ルールを設定することができ、例えば、カッターの収縮が0.02mmを超えていると判定される場合、前記加工装置誤差補正システム500は、警報信号を出して対応するカッターのオフセンターを再検査し、カッターの拡張が0.05mm以上に達すると判定される場合、カッターの摩耗が深刻であることを示し、前記加工装置誤差補正システム500は警報信号を出し、カッターの交換をプロンプトする。
S1035において、加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成する。
S104において、補正パラメータを対応する加工装置に配信する。
S105において、前記補正パラメータに基づいて対応する加工装置の加工パラメータを補正することにより、加工装置が加工して取得した部品の寸法は所定の精度要求を満たす。
補正が発生するため、一つの実施形態では、上記ステップS101−S105を繰り返して、デジタル加工装置に対応する加工寸法が補正されて寸法検査基準の要求に達するか否かを確認し、同時に、補正された後に寸法検査基準の要求に達しない寸法は、さらに補正を行う。
具体的には、先ず、前記ステップS101−S105を実行した後、該デジタル加工装置が上記補正パラメータファイルに基づいて再度補正した後に加工して生成した寸法検出データを取得でき、再度取得された寸法検出データ及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、該デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成する。当該補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信し、対応するデジタル加工装置は、該補正パラメータファイルに基づいて、補正すべき寸法に対して再度に自動的に補正し、全ての寸法検出データが完全に寸法検査基準を満たすまで前記ステップを繰り返す。
図12を参照すると、具体的な実施形態では、加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップは、以下のステップを含む。
デジタル加工装置のカスタムパラメータに対応するアドレスを取得する。例えば、具体的な実施では、CNC装置を例とすると、CNC装置は通常、複数のタイプのカスタムパラメータを含み、これらのカスタムパラメータがユーザによって定義及び設定されてもよく、これにより、CNC装置に対する制御を実現する。
CNC装置を例とすると、それは次のカスタムパラメータを含み、これらのカスタムパラメータが変数としてコードで示されて所定のアドレスを指す。
ローカル変数:#1〜#33。
グローバル変数:#100〜#500。
マクロプログラム変数:#501〜#999。
#1000以上:装置システム変数。
G54加工座標系:X:#5221、Y:#5222。
G55加工座標系:X:#5241、Y:#5242。
G56加工座標系:X:#5261、Y:#5262。
P1追加の座標系: X:#7001、Y:#7002。
P2追加の座標系: X:#7021、Y:#7022。
P3追加の座標系: X:#7041、Y:#7042。
H:Z方向の補正を表し、D:XY方向の補正を表し、次のように示される。
長さ摩耗変数:H1〜H999 = #10001〜#10999。
長さ補正変数:H1〜H999 = #11001〜#11999。
半径摩耗変数:D1〜D999 = #12001〜#12999。
半径補正変数:D1〜D999 = #13001〜#13999。
これらの追加の数字記号#に対応するコードは加工装置のカスタムパラメータに対応するアドレスと見なされてもよい。
前記補正モデルに基づいて前記カスタムパラメータに対応する計算ロジックを制定し、前記計算ロジックに基づいて取得された補正パラメータを、前記カスタムパラメータに対応するアドレスに指せて補正パラメータと対応するアドレスを含む補正パラメータファイルを取得する。
前記補正パラメータファイルは加工装置で読み取り可能なフォーマットである。例えば、補正パラメータファイルは、加工装置によって予め設定されたカスタムパラメータに対応するコード及び備考情報を含む。前記カスタムパラメータは、加工装置のローカル加工パラメータを調整するためのローカル変数、加工装置のグローバル加工パラメータを調整するためのグローバル変数、前記補正モデルを調整するためのマクロプログラム変数、及び前記加工装置を調整するための装置システム変数を含む。各カスタムパラメータに対応するコードが加工装置によって予め設定されたコードであり、カスタムパラメータに対応するアドレスとして用いられる。前記計算ロジックにより取得された補正パラメータが対応するコードを指し、加工装置はコードによって対応するパラメータを読み取り、それに基づいて対応する加工パラメータを修正する。
前記備考情報は、前記補正パラメータファイルを備考して説明することに用いられる。例えば、図12を参照すると、図中のCOL1欄がコードであり、それが前記ローカル変数、グローバル変数、マクロプログラム変数、又は装置システム変数を指すことに用いられ、前記計算ロジックにより取得された補正パラメータが対応するコードを指して、加工装置で読み取り可能なフォーマットで加工装置に代入される。図中のCOL2欄が計算された補正パラメータであり、それが前記COL1における対応するコードを指す。図中のCOL3欄が備考情報であり、それが補正パラメータ又は補正パラメータに対応する基準の検査寸法を注釈することに用いられる。前記備考情報は複数のグループ含まれてもよく、解釈して説明する役割のみを果たす。それに対応して、補正パラメータファイルを例とすると、補正パラメータファイルのフォーマットがO0066(**TIAO**JI**−P2) (**B L**)であり、ここでO0066がコードであり、(**TIAO**JI**−P2)が第一備考情報であり、(**B L**)が第二備考情報である。
補正パラメータファイルを対応する加工装置に配信する。
装置が前記補正パラメータファイルを読み取り、補正パラメータを取得して対応する加工装置の加工パラメータを補正する。
本実施形態では、前記加工装置誤差補正方法は、さらに以下のステップを含む。
S106において、前記検出データ及び前記補正パラメータを記憶する。具体的な実施形態では、前記検出データ及び前記補正パラメータは、収集された複数の加工装置、及び対応する複数の製品に対応する検出データ及び補正パラメータである。
S107において、記憶された前記検出データ及び前記補正パラメータに対して、ビッグデータ分析を行う。
S108において、前記ビッグデータ分析の結果に基づいて、補正モデルを修正又は改善し、補正モデルを継続的に最適化する。
一つの実施形態では、前記加工装置誤差補正方法は、さらに以下のステップを含む。
S110において、外部端末を接続するためのデータ接続ポートを提供する。
S120において、接続された外部端末でマンマシンインタラクションインターフェースを生成する。
S130において、前記外部端末で監視又は制御して前記加工装置誤差補正方法を完了する。
具体的には、前記加工装置誤差補正システム500は様々なシナリオに適用する。例えば、前記加工装置誤差システム500は、サーバーアプリケーションモード及びスタンドアロンアプリケーションモードで動作する。以下に前記加工装置誤差補正方法と組み合わせて具体的に説明する。
前記加工装置誤差補正システム500がサーバーアプリケーションモードで動作する場合、前記加工装置誤差補正システム500はシステムサーバー、補正サーバー及びデータサーバーを備える。
前記システムサーバーは、前記プロセッサ200及び前記記憶装置100を含む。
具体的な実施では、前記システムサーバー、補正サーバー、データサーバー、前記外部端末、及び前記加工装置のコントローラはTCP/IPプロトコルに基づいて通信接続を行う。
前記システムサーバーは、前記加工装置誤差補正システム500を初期化し、前記加工装置誤差補正システム500の前記初期動作パラメータを設定することに用いられる。
同時に、前記システムサーバーは、データ接続ポートを提供し、外部端末、例えばコンピュータ又は携帯電話、タブレットコンピュータなどの移動端末を接続し、前記外部端末によってヒューマンコンピュータインタラクションを行い、例えば補正パラメータの変化を観察し、補正効果を観察し、又は補正を手動で制御する。
検出される部品は、検出精度要求を満たす検出器に輸送されて寸法検出が行われてもよく、検出して得られた寸法の一部が限界寸法である。前記加工装置誤差補正システム500は所定のルールに従って、検出された寸法から限界寸法をキャッチし、ネットワークインタフェース又は無線ネットワークを介して前記補正サーバーに伝送する。
前記補正サーバーは前記検出データを分析する。例えば、前記検出データに対応する誤差又は偏差が安全区間にある場合、後のステップの実行を中止するように制御し、即ち装置の加工精度が工程の要求を満たし、補正する必要がなく、したがって後の補正ステップの実行を中止する。前記検出データが前記警報区間にある場合、後のステップの実行を中止して警報を出す。この場合、加工装置の加工精度偏差が大き過ぎると判定され、補正により、加工要求を満たす精度まで修正することができないため、後の補正ステップを中止し、警報プロンプトを出す。前記検出データに対応する誤差又は偏差が前記補正区間にある場合、所定の補正モデルに基づいて補正計算を行い、補正パラメータファイルを生成してデータバックアップを行う。
補正パラメータファイルは通信接続により加工装置に伝送される。具体的な実施では、前記補正パラメータファイルは複数の加工装置に同時に配信する。加工装置は、前記補正パラメータファイルに基づいて加工パラメータを修正した後、次の製品を加工する。前記データサーバーは、通信接続により前記検出データ、補正パラメータファイル、及び複数の装置の補正後の加工パラメータを取得してデータを記憶し、同時に、記憶されたデータに対してビッグデータ分析を行い、前記ビックデータ分析の結果に基づいて補正モデルを修正又は改善し、これにより、補正モデルを継続的に最適化させる。
また、データサーバーは、さらに複数の装置の同じ寸法の補正を分析し、異なる装置の環境影響によって引き起こされる加工装置の違いを分析する。同時に、単一の装置の複数の寸法に対して工学的安定性分析を行う。
前記加工装置誤差補正システム500がスタンドアロンアプリケーションモードで動作する場合、様々なシナリオに適用する。
一つのシナリオでは、前記加工装置誤差補正システム500はデスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータで実行され、データ記憶もデスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータで実行される。具体的には、前記加工装置誤差補正システム500のプロセッサ200は、デスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータのプロセッサであってもよく、記憶媒体100は、デスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータの記憶ユニット、例えばハードディスクに対応する。
前記デスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータの記憶ユニットには、前記複数の指令が記憶され、前記指令はデスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータのプロセッサによってロードされて加工装置誤差補正方法を実行することに適する。
該シナリオでは、前記加工装置誤差補正方法がサーバーアプリケーションモードの場合と同じであり、前記デスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータにシステムサーバー、補正サーバー、及びデータサーバーの機能が統合されるとの違い点がある。
また、複数の加工装置がネットワークに接続される場合、コンピュータはローカルエリアネットワークに接続され、補正パラメータを対応する各処理装置に配信する。複数の加工装置がネットワークに接続されない場合、コンピュータは、ネットワークケーブルを介して各処理装置に1つずつ接続され、補正パラメータを加工装置に伝送する。
前記デスクトップコンピュータ又はノートブックコンピュータはWebサービスを開始し、ポータブルWiFiなどの便利なハードウェアを使用してWiFi環境を構築し、移動端末はこのWiFiに接続されてWebサービスにアクセスし、補正ソフトウェアを制御し、又はリアルタイムデータを観察する。
該シナリオは、ハードウェアニーズが低く、必要以上のサーバーを取り付ける必要がなく、小型工場に適する。
別のシナリオでは、前記加工装置誤差補正システム500はブラックボックスで実行され、データ記憶もブラックボックスで実行される。例えば、ブラックボックスは、Windowsを実行する体積が小さいコンピュータである。
具体的には、前記加工装置誤差補正システム500のプロセッサ200は、ブラックボックスのプロセッサであってもよく、記憶媒体100は、ブラックボックスの記憶ユニット、例えばハードディスクに対応する。
ブラックボックスにおけるソフトウェアがハードウェア(例えばCPUID、ネットワークカードID)にバインドされる必要があり、又は他のスキームを使用し、その中のソフトウェアが盗まれることを防止する。
ブラックボックスを使用する場合、一つのクライアントコンピュータを組み合わせ、例えばネットワークケーブルを介してクライアントコンピュータを接続し、又はブラックボックスに表示器を接続する必要がある。初期動作パラメータと検出データが導入された後、ブラックボックスによって補正パラメータを計算し、それに接続された加工装置に送信する。クライアントコンピュータ又は表示器から補正計算結果と加工装置への送信プロセスを直観的に観察でき、ユーザは安心して使用する。
モバイル端末が容易にアクセスするように、ブラックボックスは、WiFi機能とWebサービスを備える。ブラックボックスには、電源及び電源インジケータライトが付属している。
さらなるシナリオでは、ブラックボックスにはネットワークポートが1つだけあり、クライアントコンピュータと加工装置を同時に接続することができない。使用する時に、まずクライアントコンピュータ又は表示器とブラックボックスを接続し、次に検出データをブラックボックスに書き込んで補正計算を実行することができる。次に、接続を切断し、ブラックボックスを加工装置に接続し、ブラックボックスの所定のボタンを押し、指令をトリガーして補正パラメータを加工装置に書き込み、同時にブラックボックスの一つのインジケータライトは書き込みが成功したか否かを示す。
また、ブラックボックスに対するハードウェア配置要求を下げるように、実行に時間がかかるアルゴリズムをPCクライアントで実行する。
上記加工装置誤差補正方法及び加工装置誤差補正システム500では、予め設定された加工プログラムに従ってクランプパラメータ及び寸法検査基準などの初期動作パラメータを設定し、製品加工中の所定の検出データを取得した後、検出データを分析し、所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算し、補正パラメータを対応する加工装置に配信し、前記補正パラメータに基づいて対応する加工装置の加工パラメータを補正して、加工装置のチューニングに必要な時間と労力を削減し、チューニング効率を向上させる。
具体的には、上記加工装置誤差補正方法及び加工装置誤差補正システム500は以下の改善意義を有する。
一、コストを削減する。
1.旧装置の加工性能を高め、適切なメンテナンスで高精度の製品を加工する。
2.装置が数個の材料内で製品加工精度をデバッグできるため、コストの無駄を減少する。
3.システムがチューニング担当者を支援し、チューニングの難度が大幅に低下し、チューニングに必要な時間と人員を削減し、チューニング効率を向上させる。
二、品質が最適化される。
1.加工待機中の製品に対して、1番目及び最後のピースを1日に1回検査し、カッターが交換された後、一回検出する必要があり、検査頻度を下げる。
2.限界寸法に基づき、論理的な関係を確立し、測定点を減少する。
三、決定をインテリジェントに支援する。
1.製品の加工結果及び補正履歴データから加工カッター又は加工装置の状態を分析し、リアルタイムなメンテナンス及び予防保守を行う。
2.システムによって分析された結果により、問題を迅速にトラブルシューティングするようにエンジニアを支援する。
上述したものは本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではなく、本発明の精神と原則内で行われるいかなる変更、同等置換と改善などはいずれも本発明の保護範囲に含まれるべきである。
500 加工装置誤差補正システム
100 記憶媒体
200 プロセッサ

Claims (10)

  1. デジタル加工装置誤差補正システムに応用される加工装置誤差補正方法であって、
    予め設定された加工プログラムに従って初期動作パラメータを設定し、前記初期動作パラメータがクランプパラメータ及び寸法検査基準を含むステップと、
    加工される製品の寸法検出データを取得するステップと、
    前記検出データ、及び前記寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、該デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップと、
    対応するデジタル加工装置が前記補正パラメータファイルに基づいて補正すべき寸法を自動的に補正するように、前記補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信するステップと、
    を含むことを特徴とする加工装置誤差補正方法。
  2. 前記補正パラメータファイルのフォーマットはデジタル加工装置によって予め設定されたカスタムパラメータ、及び該カスタムパラメータに対応する補正値であることを特徴とする請求項1に記載の加工装置誤差補正方法。
  3. 前記カスタムパラメータは、
    加工装置のローカルパラメータを調整するためのローカル変数、加工装置のグローバル加工パラメータを調整するためのグローバル変数、前記補正モデルを調整するためのマクロプログラム変数、及び前記加工装置を調整するための装置システム変数の少なくとも一つから選択されることを特徴とする請求項2に記載の加工装置誤差補正方法。
  4. 該補正パラメータファイルのフォーマットはさらに補正値に対応する備考情報を含み、前記備考情報が該補正値に対応する寸法検査基準であることを特徴とする請求項2に記載の加工装置誤差補正方法。
  5. 該デジタル加工装置が上記補正パラメータファイルに基づいて補正した後に加工して生成した寸法検出データを取得し、再度取得された寸法検出データ及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算し、該デジタル加工装置で読み取り可能な補正パラメータファイルを生成するステップと、
    対応するデジタル加工装置が該補正パラメータファイルに基づいて補正すべきの寸法を自動的に補正するように、補正パラメータファイルを対応するデジタル加工装置に配信するステップと、をさらに含み、
    全ての寸法検出データが完全に寸法検査基準を満たすまで前記ステップを繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の加工装置誤差補正方法。
  6. 該検出データ、及び寸法検査基準に従って、所定の補正モデルにより対応する寸法の補正値を計算するステップの前に、さらに、
    前記寸法検査基準の公差範囲に基づいて、安全区間、補正区間及び警報区間を設定するステップと、
    前記検出データが位置する区間を判定し、前記検出データが安全区間にある場合、後のステップの実行を中止し、前記検出データが前記補正区間にある場合、後のステップを実行し、前記検出データが前記警報区間にある場合、後のステップの実行を中止して警報を出すステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の加工装置誤差補正方法。
  7. 所定の補正モデルに基づいて補正パラメータを計算するステップは、
    加工工程及び位置決め基準に従って限界寸法の関連を確立するステップと、
    前記検出データ、検査パラメータ及び前記限界寸法の関連に基づいて限界寸法に対応する前記補正パラメータを計算するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の加工装置誤差補正方法。
  8. 前記検出データ及び前記補正パラメータを記憶するステップと、
    記憶された前記検出データ及び前記補正パラメータに対して、ビッグデータ分析を行うステップと、
    前記ビッグデータ分析の結果に基づいて補正モデルを修正又は改善するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の加工装置誤差補正方法。
  9. 外部端末を接続するためのデータ接続ポートを提供するステップと、
    接続された外部端末でマンマシンインタラクションインターフェースを生成するステップと、
    前記外部端末で監視又は制御して前記加工装置誤差補正方法を完了するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の加工装置誤差補正方法。
  10. プロセッサと、
    記憶媒体とを備え、
    前記記憶媒体に複数の指令が記憶される加工装置誤差補正システムであって、
    前記指令が前記プロセッサによってロードされて請求項1−9のいずれか1項に記載の加工装置誤差補正方法を実行することを特徴とする加工装置誤差補正システム。
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