JP2020108231A - 車載電気システム - Google Patents
車載電気システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020108231A JP2020108231A JP2018243660A JP2018243660A JP2020108231A JP 2020108231 A JP2020108231 A JP 2020108231A JP 2018243660 A JP2018243660 A JP 2018243660A JP 2018243660 A JP2018243660 A JP 2018243660A JP 2020108231 A JP2020108231 A JP 2020108231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- electric
- voltage battery
- auxiliary
- acquisition unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 15
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 11
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 11
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 43
- 230000008569 process Effects 0.000 description 36
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 20
- 230000004044 response Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007659 motor function Effects 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/14—Plug-in electric vehicles
Abstract
Description
この種の車両では、モータ・ジェネレータが生成した電力に基づき充電が行われると共に、モータ・ジェネレータの力行時の電源として用いられる高圧バッテリを有するものがある。
高圧バッテリを有する車両においては、消費電力が比較的大きい電動機、例えば、車室内の温度を調整する車室温調装置(エアコン)用の電動コンプレッサ等の電源として高圧バッテリが用いられる場合がある。
図1は、本発明に係る第一実施形態としての車載電気システム1の構成例を示した回路ブロック図である。
本実施形態の車載電気システム1は、車輪の駆動源としてエンジン(E/G)50、及びMG(モータ・ジェネレータ)2を具備するHEV(Hybrid Electric Vehicle)としての車両に備えられている。
MG2は、力行時に車輪の駆動源として機能し回生時に発電機として機能する。
高圧バッテリ3には、SOC(State Of Charge:充電率)を検出するIC(Integrated Circuit)チップが搭載されている。該ICチップは、制御部10と通信可能に接続されており、これにより制御部10は高圧バッテリ3のSOCを取得可能とされている。
なお、受電方式としては、非接触型の方式に限定されず接触型の方式を採用することもできる。例えば、電力取得部4に受電用の電極を設け、車外に設けられた給電用の電極に該受電用の電極を接触させて受電を行う方式等を挙げることができる。
また、電力取得部4は、車外から受電を行う構成に限定されず、例えば太陽光発電機等の発電手段によって電力を取得する構成とすることもできる。
車両の燃料消費率や電力消費率の向上を図る上では、電力取得部4としては、エンジン50やMG2の動力等、車両内で得られる動力を入力して発電を行う構成としないことが望ましい。
補機類は、車載された各種の電装機器であり、図中では補機類の例としてISG(Integrated Starter Generator)7を示している。ISG7は、エンジントルクを電力に変換する発電機能に加え、電力をエンジンのトルクへと変換してエンジン始動に用いることができる。そのため、エンジン始動用のスタータモータと、エンジントルクを利用して発電を行うオルタネータとの両者の機能をISGに集約することができる。
図示は省略したが、補機類としては、このISG7以外にも、例えばカーナビゲーション機器やオーディオ機器等の他の電装機器も補機バッテリ6に対して接続されている。
本例では、制御部10はHEVとしての車両における動力伝達経路の切り替え制御を担うECU(Electronic Control Unit)とされ、MG2に対し力行/回生の切り替え指示を行う。
また、制御部10は、継電スイッチSWhのON/OFF切り替え制御を行うことで、高圧バッテリ3からMG2、メインDC/DCコンバータ8への給電や、回生時におけるMG2から高圧バッテリ3に対する充電についてON/OFF切り替えを行う。
検出部11は、補機バッテリ6の出力電圧値、及び出力電流値(補機バッテリ6の負荷電流値)を検出する。
ここで、補機バッテリ6の出力電圧値によっては、補機バッテリ6の充電状態を推定可能である。また、補機バッテリ6の出力電流値によっては補機バッテリ6の負荷の大きさ(補機類の消費電力の大きさ)を推定可能である。
このような高圧バッテリ3の劣化やMG2の駆動電力不足の問題は、ISG7によるエンジン50のクランキングが頻発することにより生じる可能性が高まる。
従って、高圧バッテリ3から補機系に大電力が持ち出される頻度の低減が図られるため、高圧バッテリ3の劣化抑制、及びMG2の駆動電力不足の発生防止を図ることができる。
なお、図2に示す処理は所定周期で繰り返し実行される処理とされる。
また、ここでは、電力取得部4が電力を取得可能な状態にあることを前提とする。なお、図2に示す処理は、電力取得部4が電力を取得可能な状態にあるか否かを判定し、肯定結果が得られたことを条件に開始されるものとしてもよい。
以上の点については、後述する図3、図5、図6、及び図8の処理についても同様に当て嵌まるものである。
次いで、制御部10はステップS102で、高圧バッテリ3のSOCを取得する。
補機バッテリ6の出力電流値が所定の閾値以上であり、補機バッテリ6の負荷が大きいと判定した場合、制御部10はステップS106に進み、サブDC/DCコンバータ9をONとし、メインDC/DCコンバータ8をOFFとする制御を行う。すなわち、サブDC/DCコンバータ9をON状態とすることで電力取得部4からの電力をサブDC/DCコンバータ9を介して補機系5に供給させると共に、メインDC/DCコンバータ8をOFF状態(動作停止状態)とすることで高圧バッテリ3からメインDC/DCコンバータ8を介した補機系5への電力供給を停止させる。
第一スイッチSW1がON状態とされることで、電力取得部4からの電力により高圧バッテリ3が充電される。このとき、サブDC/DCコンバータ9がOFF状態とされることで、電力取得部4から補機系5への給電は停止される。これにより、電力取得部4から高圧バッテリ3に効率良く充電を行うことができる。
ステップS109の給電停止制御を行うことで、補機バッテリ6の負荷が大きくなく、且つ高圧バッテリ3及び補機バッテリ6の双方が満充電である場合には、高圧バッテリ3、補機バッテリ6の双方が電力取得部4の電力により充電されないようにすることができる。従って、高圧バッテリ3、補機バッテリ6の双方について過充電防止を図ることができる。
図2に示した処理では、補機バッテリ6の負荷が大きいと判定した場合(S103:Y)に、高圧バッテリ3が満充電であるか否かを判定することなく、ステップS106の処理、すなわち補機系5に対し電力取得部4より給電を行う制御を実行するものとした。換言すれば、補機バッテリ6の負荷の大きさが所定の大きさ以上である場合は、高圧バッテリ3が満充電であるか否かに拘わらず、補機系5に対し電力取得部4より給電が行われるようにした。これにより、補機バッテリ6の負荷が大きい場合に対応した電力取得部4から補機系5への給電を、電力取得部4から高圧バッテリ3に対する充電よりも優先して行うことができる。
具体的に、この場合の制御部10は、ステップS101及びS102の取得処理を実行したことに応じ、ステップS501で高圧バッテリ3のSOCが閾値THe以下であるか否かを判定する。閾値THeとしては、満充電時のSOC(本例では100%)よりも小さな値を設定する。例えば、50%以下の値を設定する等が考えられる。
このステップS501の処理は、高圧バッテリ3の残量が充電を要する程度に低下しているか否かを判定することを意図したものである。
これにより、高圧バッテリ3の残量が所定残量以下に低下している場合には、補機バッテリ6の負荷の大きさに拘わらず、電力取得部4により高圧バッテリ3が充電される。
一方、補機バッテリ6が満充電であれば、制御部10はステップS109の給電停止制御を実行する。これにより、高圧バッテリ3の残量が所定残量以下に低下しておらず、且つ補機バッテリ6の負荷が大きくなく、さらに補機バッテリ6が満充電である場合には、電力取得部4から高圧バッテリ3、補機系5それぞれへの給電が停止される。
そして、制御部は、補機バッテリの負荷の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定し、負荷の大きさが所定の大きさ以上の場合は、電力取得部からの電力を第二降圧部を介して補機系に供給させる。
従って、高圧バッテリから補機系に大電力が持ち出される頻度の低減が図られるため、高圧バッテリの劣化抑制、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足の発生防止を図ることができる。
また、本実施形態では、電力取得部からの電力を第二降圧部(サブDC/DCコンバータ9)を介して補機系に供給可能に構成している。仮に、第二降圧部を設けない場合、電力取得部からの電力を補機系に供給するにあたっては、電力取得部からの電力を高圧バッテリ→第一降圧部(メインDC/DCコンバータ8)を介して補機系に供給することになる。これに対し本実施形態では、電力取得部からの電力は第二降圧部のみを介して補機系に供給可能であるため、電力取得部から補機系に対する電力供給ロスの低減を図ることができる。
従って、高圧バッテリから補機系に持ち出される電力量の低減が図られ、高圧バッテリの劣化抑制効果、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足発生防止効果を高めることができる。
従って、高圧バッテリの劣化抑制効果の向上、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足防止効果の向上を図ることができる。
従って、高圧バッテリから補機系に大電力が持ち出される頻度の低減を図りながら、電力取得部の給電先を高圧バッテリの充電状態に応じて適切に切り替えることができる。
従って、高圧バッテリから補機系に大電力が持ち出される頻度の低減を図りながら、電力取得部の給電先を高圧バッテリ及び補機バッテリの充電状態に応じて適切に切り替えることができる。
従って、接触型の受電を行う場合における各種制約を排除しながら、高圧バッテリを車外電源を利用して高効率に充電することができる。また、充電効率の向上により高圧バッテリの大容量化を図ることができる。
従って、高圧バッテリの劣化抑制、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足の発生防止を図りながら、高圧バッテリが充電不足となることの防止を図ることができる。
続いて、本発明に係る第二実施形態としての車載電気システム1Aについて説明する。
図4は、車載電気システム1Aの構成例を示した回路ブロック図である。
なお、以下の説明において、既にこれまでで説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
また、電動コンプレッサ20には、第二スイッチSW2を介して電力取得部4からの電力を供給可能とされている。なお、第二スイッチSW2には、例えば電磁継電器としてのリレーが用いられる。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力が大きい場合には、高圧バッテリ3からだけではなく電力取得部4からも電動コンプレッサ20に給電が行われ、高圧バッテリ3から電動コンプレッサ20に大電力が持ち出される頻度の低減が図られる。
従って、高圧バッテリ3の劣化抑制、及びMG2の駆動電力不足の発生防止を図ることができる。
先ず、制御部10AはステップS201で、電動コンプレッサ20の消費電流値を取得する。すなわち、検出部21が検出した電動コンプレッサ20の消費電流値を取得する。
次いで、制御部10AはステップS202で高圧バッテリ3のSOCを取得する。
該消費電流値が所定の閾値以上であり、電動コンプレッサ20の消費電力が大きいと判定した場合、制御部10AはステップS205に進み、第一スイッチSW1をOFFとし、第二スイッチSW2をONとする制御を行う。すなわち、第二スイッチSW2をON状態とすることで、電力取得部4から電動コンプレッサ20に対する給電が行われる。
このとき、第一スイッチSW1をOFF状態とすることで、電力取得部4から高圧バッテリ3に対する充電が行われないようになる。これにより、電力取得部4から電動コンプレッサ20に対する給電ロスを低減することができる。
第一スイッチSW1がON状態とされることで電力取得部4から高圧バッテリ3に対する充電が行われる。このとき、第二スイッチSW2がOFF状態とされることで、電力取得部4から高圧バッテリ3に効率良く充電を行うことができる。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力が大きい場合に対応して電力取得部4から電動コンプレッサ20に給電が行われるようにしつつ、高圧バッテリ3が満充電でなければ、電力取得部4により高圧バッテリ3を充電させることが可能とされる。
高圧バッテリ3が満充電である場合にステップS207の給電停止制御を行うことで、高圧バッテリ3の過充電防止を図ることができる。
図6において、この場合の制御部10Aは、ステップS201及びS202の取得処理を実行したことに応じ、ステップS501で高圧バッテリ3のSOCが閾値THe以下であるか否かを判定する。
ステップS501において、高圧バッテリ3のSOCが閾値THe以下であると判定した場合、制御部10AはステップS206に進み第一スイッチSW1をON、第二スイッチSW2をOFFとする制御を行う。
これにより、高圧バッテリ3の残量が所定残量以下に低下している場合には、電動コンプレッサ20の消費電力の大きさに拘わらず、電力取得部4により高圧バッテリ3が充電されるようにすることができる。
図7は、車載電気システム1Aに対し、電力取得部4から補機系5への給電を可能とするためのサブDC/DCコンバータ9を追加して構成される第二変形例としての車載電気システム1Bの構成例を示した回路ブロック図である。
図示のように車載電気システム1Bにおいては、制御部10Aに代えて制御部10Bが設けられる。また、補機バッテリ6の出力電流値及び出力電圧値を検出する検出部11が設けられる。
先ず、制御部10Bは、先に説明したステップS101、S201、S102の処理を実行することで補機バッテリ6の出力電流値と出力電圧値、電動コンプレッサ20の消費電流値、及び高圧バッテリ3のSOCを取得する。
次いで、制御部10BはステップS203で、電動コンプレッサ20の消費電力が大きいか否かを判定し、電動コンプレッサ20の消費電力が大きいと判定した場合はステップS301で第一スイッチSW1をOFF、第二スイッチSW2をON、サブDC/DCコンバータ9をOFFとする制御を行う。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力が大きい場合に対応して電力取得部4から電動コンプレッサ20に給電が行われる。
このとき、第一スイッチSW1がOFFされることで電力取得部4から高圧バッテリ3に対する充電が行われなくなり、これにより電力取得部4から電動コンプレッサ20に対する給電ロスを低減することができる。また、サブDC/DCコンバータ9がOFFされて電力取得部4から補機系5への給電が行われないことによっても、電力取得部4から電動コンプレッサ20に対する給電ロスが低減される。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力が大きくない場合において、補機バッテリ6の負荷が大きければ、電力取得部4から電動コンプレッサ20への給電が行われず(SW2=OFF)、補機系5に対し高圧バッテリ3からではなく電力取得部4から給電が行われるようになる(サブDC/DC=ON、メインDC/DC=OFF)。
これにより、補機類よりも電動コンプレッサ20の方が駆動に大電力を要する場合に対応して、電力取得部4からの電力を電動コンプレッサ20に対し補機系5よりも優先して供給することが可能とされる。
従って、電力取得部4からの電力を電動コンプレッサ20と補機系5とに供給可能な構成において、高圧バッテリ3の劣化抑制、及びMG2の駆動電力不足の発生防止を適切に図ることができる。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力、補機バッテリ6の負荷が共に大きくなく、高圧バッテリ3が満充電でない場合には、第一スイッチSW1がONとされて電力取得部4から高圧バッテリ3に対する充電が行われる。このとき、第二スイッチSW2とサブDC/DCコンバータ9をOFFとして、電力取得部4から電動コンプレッサ20、補機系5それぞれへの給電が行われないようにしていることで、電力取得部4から高圧バッテリ3に効率良く充電が行われるように図られている。
これにより、電動コンプレッサ20の消費電力、補機バッテリ6の負荷が共に大きくなく、高圧バッテリ3と補機バッテリ6のうち高圧バッテリ3のみが満充電である場合には、サブDC/DCコンバータ9がONとされて電力取得部4から補機系5への給電が行われる。すなわち、電力取得部4から補機バッテリ6に対する充電が行われる。
このとき、第二スイッチSW2をOFFとして電力取得部4から電動コンプレッサ20への給電が行われないようにしていることで、電力取得部4から補機バッテリ6に効率良く充電が行われるように図られている。また、第一スイッチSW1をOFFとすることで、高圧バッテリ3の過充電防止が図られる。
或いは、電力取得部4が取得した電力が図7に不図示とした車載電子機器等にも供給される構成においては、電力取得部4を動作停止状態とはせずに、第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、及びサブDC/DCコンバータ9をOFFする制御として行うこともできる。
高圧バッテリ3及び補機バッテリ6が満充電である場合にステップS305の給電停止制御を行うことで、高圧バッテリ3及び補機バッテリ6の過充電防止を図ることができる。
そして、制御部は、電動機の消費電力の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定し、消費電力の大きさが所定の大きさ以上の場合は、電力取得部からの電力を電動機に供給させる。
従って、高圧バッテリの劣化抑制、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足の発生防止を図ることができる。
従って、高圧バッテリの劣化抑制効果の向上、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足防止効果の向上を図ることができる。
従って、高圧バッテリから電動機に大電力が持ち出される頻度の低減を図りながら、電力取得部による給電先を高圧バッテリの充電状態に応じて適切に切り替えることができる。
従って、電力取得部からの電力を電動機と補機系とに供給可能な構成において、高圧バッテリの劣化抑制、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足の発生防止を適切に図ることができる。
従って、高圧バッテリ及び補機バッテリの過充電防止を図ることができる。
従って、接触型の受電を行う場合における各種制約を排除しながら、高圧バッテリを車外電源を利用して高効率に充電することができる。また、充電効率の向上により高圧バッテリの大容量化を図ることができる。
従って、高圧バッテリの劣化抑制、及びモータ・ジェネレータの駆動電力不足の発生防止を図ることができる。
例えば、上記では、本発明がHEVとしての車両に適用される例を挙げたが、本発明はエンジン50を備えないEVとしての車両にも好適に適用できる。
Claims (7)
- 力行時に車輪の駆動源として機能し回生時に発電機として機能するモータ・ジェネレータと、
前記モータ・ジェネレータが生成した電力に基づき充電が行われると共に、前記モータ・ジェネレータの前記力行時の電源として用いられる高圧バッテリと、
前記高圧バッテリを電源として動作する電動機と、
車両走行中における電力の取得が可能とされ取得した電力を前記高圧バッテリと前記電動機に供給可能とされた電力取得部と、
前記電力取得部からの給電について制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが所定の大きさ以上であるか否かを判定し、前記消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上の場合は、前記電力取得部からの電力を前記電動機に供給させる
車載電気システム。 - 前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上の場合は、前記高圧バッテリが満充電か否かに拘わらず、前記電力取得部からの電力を前記電動機に供給させる
請求項1に記載の車載電気システム。 - 前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上でない場合は、前記高圧バッテリが満充電であるか否かを判定し、前記高圧バッテリが満充電でなければ、前記電力取得部により前記高圧バッテリを充電させる
請求項1に記載の車載電気システム。 - 前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上でない場合に、前記高圧バッテリが満充電であれば、前記電力取得部から前記高圧バッテリ、前記電動機それぞれへの電力供給を停止させる
請求項3に記載の車載電気システム。 - 前記高圧バッテリよりも出力電圧が低圧とされた補機バッテリと、前記補機バッテリより給電される補機類とを有する補機系と、
前記電力取得部の出力電圧を降圧して前記補機系に供給可能とされた降圧部と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上であれば、前記補機バッテリの負荷の大きさに拘わらず、前記電力取得部からの電力を前記降圧部を介して前記補機系に供給させずに前記電動機に供給させる
請求項1から請求項4の何れかに記載の車載電気システム。 - 前記制御部は、
前記電動機の消費電力の大きさが前記所定の大きさ以上でなく、且つ前記補機バッテリの負荷の大きさが所定の大きさ以上でない場合に、前記高圧バッテリと前記補機バッテリの双方が満充電であれば、前記電力取得部から前記電動機、前記高圧バッテリ、前記補機系それぞれへの電力供給を停止させる
請求項5に記載の車載電気システム。 - 前記電力取得部は、電磁誘導を利用して車外より受電を行う
請求項1から請求項6の何れかに記載の車載電気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018243660A JP2020108231A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 車載電気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018243660A JP2020108231A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 車載電気システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020108231A true JP2020108231A (ja) | 2020-07-09 |
Family
ID=71449617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018243660A Pending JP2020108231A (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 車載電気システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020108231A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019678A (ja) * | 2010-06-09 | 2012-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | バッテリ充電システム |
WO2014097469A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車載太陽電池を利用する充電制御装置 |
JP2015073380A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | 日産自動車株式会社 | 非接触給電装置 |
JP2015098302A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両 |
JP2015104143A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | スズキ株式会社 | 車載機器制御装置 |
JP2016084121A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
JP2018170854A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社Subaru | 電動車両の制御装置 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018243660A patent/JP2020108231A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019678A (ja) * | 2010-06-09 | 2012-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | バッテリ充電システム |
WO2014097469A1 (ja) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車載太陽電池を利用する充電制御装置 |
JP2015073380A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | 日産自動車株式会社 | 非接触給電装置 |
JP2015098302A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両 |
JP2015104143A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | スズキ株式会社 | 車載機器制御装置 |
JP2016084121A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
JP2018170854A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社Subaru | 電動車両の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9421867B2 (en) | Electric vehicle | |
EP2950419A1 (en) | Electric power supply control device and electric power supply control method | |
CN103813928A (zh) | 电池的处理装置、车辆、电池的处理方法及电池的处理程序 | |
JP6119725B2 (ja) | 充電装置 | |
CN109677267B (zh) | 用于车辆的电池系统 | |
JP2008149894A (ja) | 車両用電源装置 | |
JP5796457B2 (ja) | バッテリシステムおよびバッテリシステムの制御方法 | |
WO2015033199A2 (en) | Vehicle and control method for vehicle | |
JP7178892B2 (ja) | 車両のバッテリ充電制御装置 | |
US20190275900A1 (en) | Electrically driven vehicle and method of controlling electrically driven vehicle | |
JP7252807B2 (ja) | 電源システム | |
JP2004320877A (ja) | 駆動装置用の電力装置およびこれを備える自動車並びに電力装置の制御方法 | |
JP2009201170A (ja) | 充電制御システム | |
US11673485B2 (en) | Method for controlling an electrical system of an electrically drivable motor vehicle having a plurality of batteries, and electrical system of an electrically drivable motor vehicle having a plurality of batteries | |
JP2022141339A (ja) | 電動車両および電動車両の充電制御方法 | |
JP2013110912A (ja) | 蓄電システム及び蓄電システムを搭載した車両の制御装置 | |
JP6131533B2 (ja) | 車両用電源制御方法及び装置 | |
JP2012050281A (ja) | 電動車両のバッテリ充電システム | |
JP2015220952A (ja) | 充電装置 | |
JP2010220392A (ja) | 充電システム | |
JP7332287B2 (ja) | 車載電気システム | |
KR20170025605A (ko) | 친환경 자동차의 전력변환 제어방법 | |
CN103843219A (zh) | 电动车辆的电源系统及其控制方法 | |
JP2008302852A (ja) | ハイブリッド自動車の制御装置 | |
JP2020108231A (ja) | 車載電気システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221110 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20221110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230808 |