JP2020107940A - 画像処理装置、色調整方法および色調整プログラム - Google Patents
画像処理装置、色調整方法および色調整プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】画像の色調整において、階調整がよく、色再現性の良い出力物を得ることを可能にする。【解決手段】画像処理装置は、色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する制御を行う制御部と、前記デバイス値を記憶する記憶部を有し、前記制御部は、前記デバイス値に基づいて、領域を設定し、設定された前記領域毎に色調整方法を変更する制御を行う。【選択図】図4
Description
この発明は、色見本をスキャナーで読み取った結果に基づき、抽出した色を使用して、プロファイルを修正し色調整を行う画像処理装置、色調整方法および色調整プログラムに関する。
画像形成装置で印刷を行う際には、一般にその装置で作成した出力プロファイルや予め装置に搭載されている出力プロファイルなどを用いて画像を印刷している。印刷物の色はユーザーの好みがあるので、所望の色を再現するために、更に、色調整を行う。所望の色となった印刷物を色見本として保存しておき、再印刷時には、その色見本に合わせて色調整を行う。
色見本に合わせる色調整は、色調整の熟練者が時間かけて行う大変な作業であった。そこで、近年、色見本をスキャナーで読み込み、その読み込み結果を用いて簡単に色見本に合わせる色調整方法が提案されている。
ところで、一般的には、スキャナーは明度の低い(シャドウ部)色(図12の色域に示される第1領域の色)、または、明度の高い(ハイライト部)色(図12の色域に示される第2領域の色)の読み取り精度が劣るため、実際には異なる色でも読み取り後は同じRGB値となり、同じ色となってしまう現象が発生する。これは、画像において、シャドウ部、または、ハイライト部が、図17に示すように、潰れてしまう現象を招き、色再現精度が劣化する。そこで、スキャナーの読み取り精度が劣る領域を判定することが重要となる。
色見本に合わせる色調整は、色調整の熟練者が時間かけて行う大変な作業であった。そこで、近年、色見本をスキャナーで読み込み、その読み込み結果を用いて簡単に色見本に合わせる色調整方法が提案されている。
ところで、一般的には、スキャナーは明度の低い(シャドウ部)色(図12の色域に示される第1領域の色)、または、明度の高い(ハイライト部)色(図12の色域に示される第2領域の色)の読み取り精度が劣るため、実際には異なる色でも読み取り後は同じRGB値となり、同じ色となってしまう現象が発生する。これは、画像において、シャドウ部、または、ハイライト部が、図17に示すように、潰れてしまう現象を招き、色再現精度が劣化する。そこで、スキャナーの読み取り精度が劣る領域を判定することが重要となる。
画像を読み取ったRGB値を使用して領域を判定する先行技術として、特許文献1では、画像を読み取り部によってRGB値で読み取り、読み取ったRGB値が予め定められた第1の範囲の値であれば、印刷色領域外と判定し、印刷領域内は色再現性を維持し、印刷色領域外の色は識別性を向上させる色調整方法が挙げられる。
また、他の先行技術である特許文献2では、画像読み取り装置のスキャナー処理部において、キャリブレーションスキャンが指示された場合に画像スキャンとは異なるキャリブレーション用LUT(ルックアップテーブル)に基づき色変換を行い、シャドウ部とハイライト部の階調が線形性を有するようにしている。
また、他の先行技術である特許文献2では、画像読み取り装置のスキャナー処理部において、キャリブレーションスキャンが指示された場合に画像スキャンとは異なるキャリブレーション用LUT(ルックアップテーブル)に基づき色変換を行い、シャドウ部とハイライト部の階調が線形性を有するようにしている。
しかし、特許文献1は、画像を読み取り部によってRGB値で読み取り、読み取ったRGB値が予め定められた第1の範囲の値であれば、印刷色領域外と判定し、印刷色領域内の色再現は維持したまま、印刷領域外の色の識別性を向上させる色調整であり、スキャナー画像読み取り部で読み取った色域で精度が劣る領域に着目して、色調整を行うことはできない。したがって、スキャナーの読み取り精度が劣る領域を読み取ったRGB値から判定し、領域毎に色調整方法を変更することにより、明度が低い(シャドウ部)色、または、明度が高い(ハイライト部)色でも、実際に異なる色は読み取り後も階調性が良く、色再現精度の良い出力物が求められている。
また、特許文献2では、スキャンキャリブレーションにより、シャドウ部とハイライト部の階調性を線形にする内容であり、スキャナー画像読み取り部で読み取った色域で精度が劣る領域に着目して、色調整を行うことはできない。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、スキャナーの読み取り情報に基づいて領域を設定し、領域毎に色調整方法を変更することを目的とする。
本発明の画像処理装置のうち、第1の形態は、色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する制御を行う制御部と、
前記デバイス値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記デバイス値に基づいて、領域を設定し、設定された前記領域毎に色調整方法を変更する制御を行うことを特徴とする。
前記デバイス値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記デバイス値に基づいて、領域を設定し、設定された前記領域毎に色調整方法を変更する制御を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、予め決められた領域設定条件に基づき、少なくとも1つの領域判定を行い、前記領域を設定することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記領域を設定するデバイス値がRGB値である。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記チャートからスキャナーで取得したRGB値から、前記RGB値が同じで前記チャートの元画像のデバイス値が異なる色を抽出し、抽出した色のRGB値の中で、R,G,B毎に最大値を抽出し、さらに、R≦最大R、且つ、G≦最大G、且つ、B≦最大BのRGB領域を第1領域とすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記チャートの元画像のデバイス値がCMYK値であり、K値が所定の閾値%以上である色を抽出することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第1領域を設定するときに、
前記チャートからスキャナーで取得したRGB値が同じで前記チャートの元画像のCMYK値が異なる色の中で、K値が異なる色は除外して抽出した色のRGB値の中で、R、G、B毎に最大値を抽出する。
前記チャートからスキャナーで取得したRGB値が同じで前記チャートの元画像のCMYK値が異なる色の中で、K値が異なる色は除外して抽出した色のRGB値の中で、R、G、B毎に最大値を抽出する。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第1領域において、色見本作成時のターゲットプロファイルから予め作成された色域モデルに基づき、色見本からスキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正し、これらの修正した色彩値を使用してプロファイルを修正することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記色域モデルは、ターゲットプロファイルの6色相(C,M,Y,R,G,B,)とKから構成する基準点から作成し、各基準点の色彩値を使用して作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記チャートからスキャナーで取得したRGB値が同じで前記チャートの元画像のデバイス値が異なる色を抽出し、前記抽出した色のRGB値の中で、R,G,B毎に最小値を抽出し、さらに、R≧最小R、且つ、G≧最小G、且つ、B≧最小BのRGB領域を第2領域とすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記チャートの元画像のデバイス値がCMYK値であり、K値=0%で、C、M、Y値各々が所定の閾値%以下である色を抽出する。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第1領域と前記第2領域には、色見本をスキャナーで読み取り取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしないことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第2領域において、色見本作成時のターゲットプロファイルから、予め作成された色域モデルに基づき、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正し、これらの修正した色彩値を使用してプロファイルを修正し、これらの修正した色彩値を使用してプロファイルを修正することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記色域モデルは、ターゲットプロファイルの6色相(C,M,Y,R,G,B,)と、白地から構成する基準点から作成し、各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第1領域と前記第2領域とに該当しない領域を第3領域とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第3領域では、色見本をスキャナーで読み取り取得したRGB値を使用したプロファイル修正を行うことを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、前記第1領域の中で、チャートのCMYK値がK値のみ(C/M/Y/K=0/0/0/K)の色は、第1領域から除外し、第4領域とすることを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、第4領域において、
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が異なるときは、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値でプロファイルを修正し、
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が同じときは、色見本作成時のターゲットプロファイルから、K値違い毎に色彩値を算出し、算出したK値違いの色彩値差の明度差ΔL*を使用して、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする。
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が異なるときは、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値でプロファイルを修正し、
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が同じときは、色見本作成時のターゲットプロファイルから、K値違い毎に色彩値を算出し、算出したK値違いの色彩値差の明度差ΔL*を使用して、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする。
他の形態の画像処理装置の本発明は、前記形態の画像処理装置の発明において、前記制御部は、ユーザーインターフェース上に色調整する画像を表示し、表示画像上に前記第1領域または前記第2領域をマーキングするための選択画面をユーザーインターフェース上に設け、ユーザーインターフェース上でマーキングした色のCMYK値の調整値を手動調整可能にする。
本発明の色調整方法は、色見本をスキャナーで読み取った結果に基づき、抽出した色を使用して、プロファイルを修正し、色調整を行う方法であって、
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得し、前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更することを特徴とする。
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得し、前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更することを特徴とする。
本発明の色調整プログラムは、色見本をスキャナーで読み取った結果に基づき、抽出した色を使用して、プロファイルを修正し、色調整を行う制御部で実行される色調整プログラムであって、
前記色調整プログラムは、前記制御部に対し、
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する工程と、
前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更する工程と、を実行させることを特徴とする。
前記色調整プログラムは、前記制御部に対し、
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する工程と、
前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更する工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、スキャナーの読み取り情報に基づいて領域を設定し、領域毎に色調整方法を変更すること、例えば、スキャナーの読み取り精度の劣る領域を設定し、領域毎に色調整方法を変更することで、階調性が良く、色再現精度の良い出力物を得ることができる。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、本実施形態の画像処理装置を含む印刷システム100の構成を示す。
印刷システム100は、プリンター2、コントローラー3、クライアントPC4、スキャナー5、画像処理装置1より構成され、各構成装置は、イントラネット等の通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続されている。
図1に、本実施形態の画像処理装置を含む印刷システム100の構成を示す。
印刷システム100は、プリンター2、コントローラー3、クライアントPC4、スキャナー5、画像処理装置1より構成され、各構成装置は、イントラネット等の通信ネットワークを介してデータ通信可能に接続されている。
コントローラー3は、クライアントPC4によって発行されたジョブに対して、色変換処理、ラスタライズ処理、スクリーニング処理等の演算処理を行い、ラスタデータを生成し、プリンター2へ送信する。なお、コントローラー3は、プリンターに内蔵されていてもよい。
プリンター2は、受信したデータの印刷処理を行い、図示しない画像形成部を備えている。
クライアントPC4は、コントローラー3に印刷指示を送る。
スキャナー5は、印刷色見本やプリンター2で出力したチャートをスキャンすることに用いる。なお、スキャナー5はプリンター3に搭載されているスキャナーを用いても、インラインに配置しているスキャナーを用いてもよい。
クライアントPC4は、コントローラー3に印刷指示を送る。
スキャナー5は、印刷色見本やプリンター2で出力したチャートをスキャンすることに用いる。なお、スキャナー5はプリンター3に搭載されているスキャナーを用いても、インラインに配置しているスキャナーを用いてもよい。
画像処理装置1は、色調整のための複数のプログラムとデータを記憶している。
画像処理装置1の制御ブロックを図2に示す。
画像処理装置1は、図2に示すように、制御部10、記憶部20、ネットワークI/F部21、表示部22、操作部23などで構成される。制御部10には、CPU11、ROM12、RAM13を備えている。
ROM12は、プログラムや動作パラメータなどが格納されており、CPU11では、ROM12に格納されたプログラムが実行され、ROM12に格納されている動作パラメータなどが読み取られる。前記プログラムには、本実施形態の色調整プログラムが含まれている。RAM13は作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
画像処理装置1の制御ブロックを図2に示す。
画像処理装置1は、図2に示すように、制御部10、記憶部20、ネットワークI/F部21、表示部22、操作部23などで構成される。制御部10には、CPU11、ROM12、RAM13を備えている。
ROM12は、プログラムや動作パラメータなどが格納されており、CPU11では、ROM12に格納されたプログラムが実行され、ROM12に格納されている動作パラメータなどが読み取られる。前記プログラムには、本実施形態の色調整プログラムが含まれている。RAM13は作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
記憶部20は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、作成又は補正したプロファイルなどを記憶する。
この実施形態では、画像処理装置1は、単独で構成されているものとして説明したが、プリンターやクライアントPCなどに搭載されているものであってもよく、本発明としては、設置個所は特に限定されるものではない。
この実施形態では、画像処理装置1は、単独で構成されているものとして説明したが、プリンターやクライアントPCなどに搭載されているものであってもよく、本発明としては、設置個所は特に限定されるものではない。
ネットワークI/F部21は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、通信ネットワーク7に接続し、クライアントPC2、コントローラー5、プリンター4、スキャナ−3とのデータ通信を可能にする。
表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどであり、各種の情報を表示する。また、表示部22はタッチパネルとして操作部の役割を兼ねてもよい。
操作部23は、マウス、キーボード、ハードスイッチなどであり、各種操作を行う。
操作部23は、マウス、キーボード、ハードスイッチなどであり、各種操作を行う。
次に、記憶部20における格納データについて図3に基づいて説明する。
記憶部20には、スキャナー画像読み込みプログラム、領域設定プログラム、領域毎の色調整演算プログラム、プレビュー画像処理プログラム、調整パラメータ表示プログラム、ポイント色調整演算プログラム、スキャンデータ、元画像データ、チャート画像データ、色変換テーブルデータが格納されている。また、画像処理装置をクライアントPCから操作できるようにしてもよい。この実施形態では、上記プログラムによって本発明の色調整プログラムが構成される。
スキャンデータは、スキャナー3で読み取られたデータである。元画像データは、色見本の画像データであり、チャート画像データは、チャートを印刷するための画像データである。
色変換テーブルデータは、色変換を行うために用意されたテーブルにおけるデータである。
記憶部20には、スキャナー画像読み込みプログラム、領域設定プログラム、領域毎の色調整演算プログラム、プレビュー画像処理プログラム、調整パラメータ表示プログラム、ポイント色調整演算プログラム、スキャンデータ、元画像データ、チャート画像データ、色変換テーブルデータが格納されている。また、画像処理装置をクライアントPCから操作できるようにしてもよい。この実施形態では、上記プログラムによって本発明の色調整プログラムが構成される。
スキャンデータは、スキャナー3で読み取られたデータである。元画像データは、色見本の画像データであり、チャート画像データは、チャートを印刷するための画像データである。
色変換テーブルデータは、色変換を行うために用意されたテーブルにおけるデータである。
次に、色調整を行うための手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
先ず、色見本をスキャナーで読み取り(ステップs1)、色見本画像のRGB値を取得する(ステップs2)。
前記スキャナーのスキャナープロファイル(RGB→L:*a*b*)を使用して、取得したRGB値から色彩値のL*a*b*に変換する(ステップs3)。
先ず、色見本をスキャナーで読み取り(ステップs1)、色見本画像のRGB値を取得する(ステップs2)。
前記スキャナーのスキャナープロファイル(RGB→L:*a*b*)を使用して、取得したRGB値から色彩値のL*a*b*に変換する(ステップs3)。
色見本の元画像のCMYK値を取得し(ステップs4)、元画像のCMYK値と、スキャナーで取得したRGB値から変換したL*a*b*値を対応づける(CMYK→L*a*b*)(ステップs5)。
色調整をする際の条件の領域を設定する(ステップs6)。領域設定は、色調整後のプリントをするプリンターでチャートを出力し、出力したチャートをスキャナーで読み込むことにより設定することができる。領域設定は、以降の添付図のフローチャートにおいて詳細に説明する。
色調整をする際の条件の領域を設定する(ステップs6)。領域設定は、色調整後のプリントをするプリンターでチャートを出力し、出力したチャートをスキャナーで読み込むことにより設定することができる。領域設定は、以降の添付図のフローチャートにおいて詳細に説明する。
設定された領域条件を読み込み(ステップs7)、更にターゲットプロファイルを取得する(ステップs8)。
予め、領域毎に決められた方法で演算を行い(ステップs9)、その結果から修正ターゲットプロファイルを作成する(ステップs10)。
修正したターゲットプロファイルとプリンタープロファイルを使用して画像を出力し、色調整後のサンプルを得て(ステップs11)、手順を終了する。
ここでは、ターゲットプロファイルを修正する方法を示したが、デバイスリンクプロファイルを修正してもかまわない。
予め、領域毎に決められた方法で演算を行い(ステップs9)、その結果から修正ターゲットプロファイルを作成する(ステップs10)。
修正したターゲットプロファイルとプリンタープロファイルを使用して画像を出力し、色調整後のサンプルを得て(ステップs11)、手順を終了する。
ここでは、ターゲットプロファイルを修正する方法を示したが、デバイスリンクプロファイルを修正してもかまわない。
領域設定として、第1領域、第2領域、第3領域を設定する手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
色見本に合わせた色調整後のプリントを行うプリンターでチャートを出力し(ステップs20)、出力したチャートをスキャナーで読み取り(ステップs21)、チャートのRGB値を取得し(ステップs22)、取得したRGB値から領域設定を行う。
ここで使用するチャートは、プリンター色域を網羅しているようなチャートが好ましい。例えば、プリンタープロファイル作成用チャートなどが挙げられる。
色見本に合わせた色調整後のプリントを行うプリンターでチャートを出力し(ステップs20)、出力したチャートをスキャナーで読み取り(ステップs21)、チャートのRGB値を取得し(ステップs22)、取得したRGB値から領域設定を行う。
ここで使用するチャートは、プリンター色域を網羅しているようなチャートが好ましい。例えば、プリンタープロファイル作成用チャートなどが挙げられる。
前記RGB値からチャート画像のCMYK値を取得し(ステップs23)、チャート画像のCMYK値と、スキャナーで取得したRGB値を対応づける(CMYK→RGB;ステップs24)。
前記対応づけした複数色の中で、 スキャナーで取得したRGB値が同じで、チャート画像のCMYK値が異なる色を抽出する(ステップs25)。
抽出した色の中でチャート画像のCMYK値の中のK値(0−100%)が閾値%以上である色を更に抽出する(ステップs26)。閾値%は、初期設定で定めておいてもよく、また、ユーザが操作部を介して変更して登録できるようにしてもよい。
前記対応づけした複数色の中で、 スキャナーで取得したRGB値が同じで、チャート画像のCMYK値が異なる色を抽出する(ステップs25)。
抽出した色の中でチャート画像のCMYK値の中のK値(0−100%)が閾値%以上である色を更に抽出する(ステップs26)。閾値%は、初期設定で定めておいてもよく、また、ユーザが操作部を介して変更して登録できるようにしてもよい。
[第1領域の設定]
K値が閾値%以上である場合(ステップs6、Yes)について説明する。
図13では、K値の閾値=80%の例を挙げている。
K値の閾値を設けることにより、シャドウ部に限定することができ、スキャナー自身の読み取り精度以外の要因でRGB値が同じでCMYK値が異なる色として、抽出されてしまった色を除去することが可能となる。
上記条件で抽出された色の中で、R,G,B各々に最大値を抽出し(ステップs27)、R≦最大R 且つ、G≦最大G 且つ、B≦最大Bの領域を第1領域とする(ステップs28)。
K値が閾値%以上である場合(ステップs6、Yes)について説明する。
図13では、K値の閾値=80%の例を挙げている。
K値の閾値を設けることにより、シャドウ部に限定することができ、スキャナー自身の読み取り精度以外の要因でRGB値が同じでCMYK値が異なる色として、抽出されてしまった色を除去することが可能となる。
上記条件で抽出された色の中で、R,G,B各々に最大値を抽出し(ステップs27)、R≦最大R 且つ、G≦最大G 且つ、B≦最大Bの領域を第1領域とする(ステップs28)。
K値が閾値%以上でない場合(ステップs26、No)、K値が閾値0%であるかを判定する(ステップs29)。K値が閾値0%である場合(ステップs29、Yes)、C、M、Y値が閾値%以下であるかを判定する(ステップs30)。
[第2領域の設定]
抽出した色の中でチャート画像のCMYK値の中のK値(0−100%)が0%であり(ステップs29、Yes)、C,M,Y値(0−100%)が閾値%以下の色を更に抽出する(ステップs30、Yes)。
抽出した色の中でチャート画像のCMYK値の中のK値(0−100%)が0%であり(ステップs29、Yes)、C,M,Y値(0−100%)が閾値%以下の色を更に抽出する(ステップs30、Yes)。
図13では、C,M,Y値の閾値=10%以下の例を挙げている。
C,M,Y値の閾値を設けることにより、ハイライト部に限定することができ、スキャナー自身の読み取り精度以外の要因でRGB値が同じでCMYK値が異なる色として、抽出されてしまった色を除去することが可能となる。
上記条件で抽出された色の中で、R,G,B毎に最小値を抽出し(ステップs31)、R≧最小R 且つ、G≧最小G 且つ、B≧最小Bの領域を第2領域とする(ステップs32)。
C,M,Y値の閾値を設けることにより、ハイライト部に限定することができ、スキャナー自身の読み取り精度以外の要因でRGB値が同じでCMYK値が異なる色として、抽出されてしまった色を除去することが可能となる。
上記条件で抽出された色の中で、R,G,B毎に最小値を抽出し(ステップs31)、R≧最小R 且つ、G≧最小G 且つ、B≧最小Bの領域を第2領域とする(ステップs32)。
[第3領域の設定]
ステップs29で、K値が閾値0%でない場合(ステップs29、No)、ステップs30でC、M、Y値が閾値%以下でない場合(ステップs30、No)、第1領域と第2領域に該当しない領域であるものとして第3領域とする(ステップs33)。
ステップs29で、K値が閾値0%でない場合(ステップs29、No)、ステップs30でC、M、Y値が閾値%以下でない場合(ステップs30、No)、第1領域と第2領域に該当しない領域であるものとして第3領域とする(ステップs33)。
次に、第1〜第3領域以外に第4領域を設定する場合について、図6のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
すなわち、第1領域の中でチャート画像がK値のみの色(C/M/Y/K=0/0/0/K)は、第4領域とする。
すなわち、第1領域の中でチャート画像がK値のみの色(C/M/Y/K=0/0/0/K)は、第4領域とする。
先ず、第1領域の中で、チャートのCMYK値がK値のみ(C/M/Y/K=0/0/0/K)であるかを判定する(ステップs40)。チャートのCMYK値がK値のみでなければ(ステップs40、No)、第1領域とする(ステップs42)。
チャートのCMYK値がK値のみであれば(ステップs40、Yes)、前記領域を第1領域から除外し、第4領域とする(ステップs41)。
チャートのCMYK値がK値のみであれば(ステップs40、Yes)、前記領域を第1領域から除外し、第4領域とする(ステップs41)。
第4領域の中で、チャート画像のK値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が異なるかを判定する(ステップs43)。前記判定がYesの場合(ステップs43、Yes)は、第4−1領域とする。一方、チャート画像のK値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が同じ場合(ステップs43、No)は、第4−2領域とする(ステップs45)。
第4領域を設定するのは、K値のみの色が、第1領域の他の色よりも、スキャナー読み取り値から算出した色彩値の精度が良いためである。
第4領域−1は、K値のみの色で、スキャナーの読み取り精度が良い色である。一方、第4領域−2は、K値のみの色で、スキャナーの読み取り精度が劣る色である。K値のみでもスキャナーの読み取り精度の違いを検出し、読み取り精度に適した色調整をするために領域を設定する。
第4領域の設定は、K値のみの色が、第1領域の他の色よりも、スキャナー読み取り値から算出した色彩値の読み取り精度が良い場合に有効な領域設定である。これに該当しないことが予めわかっているときは、第4領域の設定を省略してもよい。
第4領域を設定するのは、K値のみの色が、第1領域の他の色よりも、スキャナー読み取り値から算出した色彩値の精度が良いためである。
第4領域−1は、K値のみの色で、スキャナーの読み取り精度が良い色である。一方、第4領域−2は、K値のみの色で、スキャナーの読み取り精度が劣る色である。K値のみでもスキャナーの読み取り精度の違いを検出し、読み取り精度に適した色調整をするために領域を設定する。
第4領域の設定は、K値のみの色が、第1領域の他の色よりも、スキャナー読み取り値から算出した色彩値の読み取り精度が良い場合に有効な領域設定である。これに該当しないことが予めわかっているときは、第4領域の設定を省略してもよい。
次に、領域ごとの演算について説明する。
先に第3領域の演算について図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第3領域のとき、第3領域用の演算を行う。(第3領域の色域イメージは図13;ステップs50)。
第3領域の色は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正を行う。
先に第3領域の演算について図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第3領域のとき、第3領域用の演算を行う。(第3領域の色域イメージは図13;ステップs50)。
第3領域の色は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正を行う。
色見本をスキャナーで取得した上記色の元画像C1M1Y1K1と、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロファイルで変換したL*1 a*1 b*1を読み込む(ステップs51)。
ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像C1M1Y1K1をL*2a*2b*2に変換する(ステップs52)。上記L*1a*1b*1とL*2a*2b*2の差分を求める(ステップs53)。
ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像C1M1Y1K1をL*2a*2b*2に変換する(ステップs52)。上記L*1a*1b*1とL*2a*2b*2の差分を求める(ステップs53)。
求めた差分を用いて、ターゲットプロファイルの元画像のC1M1Y1K1に対応した色彩値L*a*b*を修正する(ステップs54)。
次に、第4領域の演算について図8のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
領域毎の演算(第1領域のとき)でシャドウ部を第4領域として演算する。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第1領域のとき、第1領域用の演算を行う。(第1領域の色域イメージは図13;ステップs60)。
第1領域は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしない(ステップs61)。
したがって、第1領域の色は、ターゲットプロファイルの該当する色CMYKの色彩値L*a*b*は修正せず、そのままとする。
領域毎の演算(第1領域のとき)でシャドウ部を第4領域として演算する。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第1領域のとき、第1領域用の演算を行う。(第1領域の色域イメージは図13;ステップs60)。
第1領域は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしない(ステップs61)。
したがって、第1領域の色は、ターゲットプロファイルの該当する色CMYKの色彩値L*a*b*は修正せず、そのままとする。
次に、第2領域の演算について図9のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
領域毎の演算(第2領域のとき)でハイライト部を演算する。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第2領域のとき、第2領域用の演算を行う。(ステップs70;第2領域の色域イメージは図12)。
第2領域は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしない(ステップs71)。
したがって、第2領域の色は、ターゲットプロファイルの該当する色CMYKの色彩値L*a*b*は修正せず、そのままとする。
領域毎の演算(第2領域のとき)でハイライト部を演算する。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第2領域のとき、第2領域用の演算を行う。(ステップs70;第2領域の色域イメージは図12)。
第2領域は、色見本からスキャナーで取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしない(ステップs71)。
したがって、第2領域の色は、ターゲットプロファイルの該当する色CMYKの色彩値L*a*b*は修正せず、そのままとする。
次に、第4領域−1の演算について図10のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
領域毎の演算(第4領域−1のとき)で元画像の色がK値のみの場合に演算する。
第4領域−1の色は、第4領域の中で元画像の色がK値のみで、スキャナープロファイルの読み取り精度が良いK値で、第1領域に囲まれた領域(シャドウ部)である(ステップs80;第4領域の色域イメージは図12)。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第4領域−1のとき、第4領域−1用の演算を行う(第4領域の色域イメージは図13)。
領域毎の演算(第4領域−1のとき)で元画像の色がK値のみの場合に演算する。
第4領域−1の色は、第4領域の中で元画像の色がK値のみで、スキャナープロファイルの読み取り精度が良いK値で、第1領域に囲まれた領域(シャドウ部)である(ステップs80;第4領域の色域イメージは図12)。
色見本をスキャナーで取得したRGB値が第4領域−1のとき、第4領域−1用の演算を行う(第4領域の色域イメージは図13)。
第4領域−1の色は、色見本からスキャナーで取得したRGB値(ステップs80)を使用したプロファイル修正を行う。
色見本をスキャナーで取得した上記色の元画像C1M1Y1K1と、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロファイルで変換したL*1a*1b*1を読み込む(ステップs81)。
ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像C1M1Y1K1をL*2a*2b*2に変換する(ステップs82)。次に、上記L*1a*1b*1とL*2a*2b*2の差分を求める(ステップs83)。
求めた差分を用いて、ターゲットプロファイルの元画像のC1M1Y1K1に対応した色彩値L*a*b*を修正する(ステップs84)。
色見本をスキャナーで取得した上記色の元画像C1M1Y1K1と、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロファイルで変換したL*1a*1b*1を読み込む(ステップs81)。
ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像C1M1Y1K1をL*2a*2b*2に変換する(ステップs82)。次に、上記L*1a*1b*1とL*2a*2b*2の差分を求める(ステップs83)。
求めた差分を用いて、ターゲットプロファイルの元画像のC1M1Y1K1に対応した色彩値L*a*b*を修正する(ステップs84)。
次に、第4領域−2の演算について図11のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部の制御によって実行することができる。
領域毎の演算(第4領域−2のとき)は元画像1の色がK値のみの場合である。
第4領域−2の色は、第4領域の中で元画像の色がK値のみで、スキャナープロプロファイルの読み取り精度が劣るK値で、第1領域に囲まれた領域(シャドウ部)である(第4領域の色域イメージは図12)。
領域毎の演算(第4領域−2のとき)は元画像1の色がK値のみの場合である。
第4領域−2の色は、第4領域の中で元画像の色がK値のみで、スキャナープロプロファイルの読み取り精度が劣るK値で、第1領域に囲まれた領域(シャドウ部)である(第4領域の色域イメージは図12)。
ターゲットプロファイルから、K値違い毎に色彩値L*a*b*を算出する。算出したK値違いの明度差ΔL*を求める。求めた明度差ΔL*使用して、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値L*a*b*を修正する。具体的には、K値違いの2つの色K1,K2のスキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値L*a*b*を上記ターゲットプロファイルから求めた明度差Δ L*になるように色彩値を修正する。
具体的には、色見本をスキャナーで取得した色が第4領域−2であり(ステップs90)、上記色の元画像1のC/M/Y/K=0/0/0/K1と、上記元画像2のC/M/Y/K=0/0/0/K2と、元画像1と元画像2に相当する画像部のスキャナー読み取り結果が同じであったRGB値からスキャナープロファイルで変換したL*sa*sb*sを読み込む(ステップs91)。
次に、ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像1と元画像2各々をL*a*b*に変換する(ステップs92)。すなわち、C/M/Y/K=0/0/0/K1→L*1a*1b*1、C/M/Y/K=0/0/0/K2→L*2a*2b*2に変換する。
次に、ターゲットプロファイルを使用して、上記元画像1と元画像2各々をL*a*b*に変換する(ステップs92)。すなわち、C/M/Y/K=0/0/0/K1→L*1a*1b*1、C/M/Y/K=0/0/0/K2→L*2a*2b*2に変換する。
上記ターゲットプロファイルから算出したK1とK2の色彩値の明度差ΔL*を求める(ステップs93)。
上記で求めた明度差ΔL*を用いて、上記スキャナープロファイルで求めたL*sa*sb*sを修正し、ターゲットプロファイルのL*a*bを修正する(ステップs94)。
次に、上記で修正したL*sa*sb*b*sを使用して、ターゲットプロファイルのL*a*b*を修正する。
上記で求めた明度差ΔL*を用いて、上記スキャナープロファイルで求めたL*sa*sb*sを修正し、ターゲットプロファイルのL*a*bを修正する(ステップs94)。
次に、上記で修正したL*sa*sb*b*sを使用して、ターゲットプロファイルのL*a*b*を修正する。
図12は、今までに説明した色域の領域設定のイメージを示すものであり、色域を第1領域、第2領域、第3領域、第4領域で区分して示されている。
この実施形態では、
第1領域:シャドウ部
第2領域:ハイライト部
第4領域:第1領域の中の元画像がK値のみ
第3領域:上記以外の領域
で示されている。
この実施形態では、
第1領域:シャドウ部
第2領域:ハイライト部
第4領域:第1領域の中の元画像がK値のみ
第3領域:上記以外の領域
で示されている。
図13は、第1領域と第4領域、及び第2領域の例を示すものであり、スキャン読み取りのRGBおよび閾値のK%、スキャナープロファイル、ターゲットプロファイル、修正したプロファイルなどが示されている。
図14は、第1領域の別の色調整方法を説明する図である。
色調整は、色域モデルを使用して修正する。
色見本作成時に使用したターゲットプロファイルから、6色相とKで構成する基準点で色域モデルを作成する。各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロプロファイルで算出した色彩値を修正する。ここでは基準点の具体例を図に示している。
色調整は、色域モデルを使用して修正する。
色見本作成時に使用したターゲットプロファイルから、6色相とKで構成する基準点で色域モデルを作成する。各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロプロファイルで算出した色彩値を修正する。ここでは基準点の具体例を図に示している。
図15は、第2領域の別の色調整方法を説明する図である。
色調整は、色域モデルを使用して修正する。
色見本作成時に使用したターゲットプロファイルから、6色相と白地で構成する基準点で色域モデルを作成する。各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロプロファイルで算出した色彩値を修正する。ここでは基準点の具体例を図に示している。
色調整は、色域モデルを使用して修正する。
色見本作成時に使用したターゲットプロファイルから、6色相と白地で構成する基準点で色域モデルを作成する。各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値からスキャナープロプロファイルで算出した色彩値を修正する。ここでは基準点の具体例を図に示している。
次に、第1領域または第2領域に対するマーキングと手動調整を行うユーザーインターフェースの操作画面200を図16に示す。
操作画面200では、画像処理装置1で修正されたプロファイルを使用して、色変換された画像のプレビュー画像211を表示する。左側は、色調整前のプレビュー画像210を示すものである。
操作画面200では、画像処理装置1で修正されたプロファイルを使用して、色変換された画像のプレビュー画像211を表示する。左側は、色調整前のプレビュー画像210を示すものである。
色調整するプレビュー画像210を表示し、第1領域または第2領域をサムネイル画像上にマーキングするための調整画面を設ける。ここでは、調整画面としてチェックボックス220、221の例を挙げている。チェックするとサムネイル画像上に該当する領域がマーキングされる。マーキングカラーは、画像上で判別しやすいように任意に設定できるようにしてもよい。マーキングカラーは、画面上でマーキングカラー230、231として表示される。
色調整を手動で更に行うときに、ポイントカラー調整を行う。
ポイントカラー調整は、スポイトツールアイコンを押下し、スポイントツールで左側のポイント色調整前の画像上で調整点を指定する。
指定した色が調整点(CMYK)として右上のエリア240に表示される。リセット釦242または全リセット釦242によって、調整点をリセットすることができる。
ポイントカラー調整は、スポイトツールアイコンを押下し、スポイントツールで左側のポイント色調整前の画像上で調整点を指定する。
指定した色が調整点(CMYK)として右上のエリア240に表示される。リセット釦242または全リセット釦242によって、調整点をリセットすることができる。
上記エリアの調整点を指定し、出力値調整エリアのCMYKの加算値に数値入力欄251で数値入力、または上下ボタン252で数値を選択し、調整後のCMYK値が数値欄253に表示される 。
ポイント色調整する色を追加したいときは、調整点エリアにある+釦243を押下する。
調整点を選択してリセット釦241を押下、または、ゴミ箱アイコン245を押下すると選択した調整点がリセットされる。全リセット釦242を押下すると全ての調整点がリセットされる
ポイント色調整する色を追加したいときは、調整点エリアにある+釦243を押下する。
調整点を選択してリセット釦241を押下、または、ゴミ箱アイコン245を押下すると選択した調整点がリセットされる。全リセット釦242を押下すると全ての調整点がリセットされる
影響範囲欄250では、ポイントカラー調整した色の周囲の色への影響範囲を設定する。これはトーンジャンプを防ぐために設定する。
右下のビュー更新釦260をクリックすると、設定した調整値での調整後の右側のプレビュー画像211を更新する。
右下のビュー更新釦260をクリックすると、設定した調整値での調整後の右側のプレビュー画像211を更新する。
すなわち、本実施形態によれば、色見本と出力したプロファイル作成用チャートをスキャナーで読み取り、前記チャートをスキャナーで読み取ったデバイス値から領域を設定し、領域毎に色調整方法を変更することにより、色見本の色の明度が低い(シャドウ部)色、または、明度が高い(ハイライト部)色でも、階調性が良く、色見本に対し色再現精度の良い出力物を得ることができる。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の説明に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは本実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像処理装置
2 プリンター
3 コントローラー
4 クライアントPC
5 スキャナー
6 通信ネットワーク
10 制御部
20 記憶部
21 ネットワークI/F部
22 表示部
23 操作部
200 操作画面
210 プレビュー画像
211 プレビュー画像
260 ビュー更新釦
2 プリンター
3 コントローラー
4 クライアントPC
5 スキャナー
6 通信ネットワーク
10 制御部
20 記憶部
21 ネットワークI/F部
22 表示部
23 操作部
200 操作画面
210 プレビュー画像
211 プレビュー画像
260 ビュー更新釦
Claims (21)
- 色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する制御を行う制御部と、
前記デバイス値を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記デバイス値に基づいて、領域を設定し、設定された前記領域毎に色調整方法を変更する制御を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御部は、予め決められた領域設定条件に基づき、少なくとも1つの領域判定を行い、前記領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記領域を設定するデバイス値がRGB値である請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記チャートからスキャナーで取得したRGB値から、前記RGB値が同じで前記チャートの元画像のデバイス値が異なる色を抽出し、抽出した色のRGB値の中で、R,G,B毎に最大値を抽出し、さらに、R≦最大R、且つ、G≦最大G、且つ、B≦最大BのRGB領域を第1領域とすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記チャートの元画像のデバイス値がCMYK値であり、K値が所定の閾値%以上である色を抽出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第1領域を設定するときに、
前記チャートからスキャナーで取得したRGB値が同じで前記チャートの元画像のCMYK値が異なる色の中で、K値が異なる色は除外して抽出した色のRGB値の中で、R、G、B毎に最大値を抽出する請求項4または5に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記第1領域において、色見本をスキャナーで読み取り取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしないことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第1領域において、色見本作成時のターゲットプロファイルから予め作成された色域モデルに基づき、色見本からスキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正し、これらの修正した色彩値を使用してプロファイルを修正することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記色域モデルは、ターゲットプロファイルの6色相(C,M,Y,R,G,B,)とKから構成する基準点から作成し、各基準点の色彩値を使用して作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記チャートからスキャナーで取得したRGB値が同じで前記チャートの元画像のデバイス値が異なる色を抽出し、前記抽出した色のRGB値の中で、R,G,B毎に最小値を抽出し、さらに、R≧最小R、且つ、G≧最小G、且つ、B≧最小BのRGB領域を第2領域とすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記チャートの元画像のデバイス値がCMYK値であり、K値=0%で、C、M、Y値各々が所定の閾値%以下である色を抽出する請求項10に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第2領域には、色見本をスキャナーで読み取り取得したRGB値を使用したプロファイル修正をしないことを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第2領域において、色見本作成時のターゲットプロファイルから、予め作成された色域モデルに基づき、色見本からスキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正し、これらの修正した色彩値を使用してプロファイルを修正することを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記色域モデルは、ターゲットプロファイルの6色相(C,M,Y,R,G,B,)と、白地から構成する基準点から作成し、各基準点の色彩値を使用して、作成した色域モデルの基準点間の相関から、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第1領域と前記第2領域とに該当しない領域を第3領域とする請求項4〜14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第3領域において、色見本をスキャナーで読み取り取得したRGB値を使用したプロファイル修正を行うことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第1領域の中で、チャートのCMYK値がK値のみ(C/M/Y/K=0/0/0/K)の色は、第1領域から除外し、第4領域とすることを特徴とする請求項15または16に記載の画像処理装置。
- 前記制御部は、前記第4領域において、
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が異なるときは、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値でプロファイルを修正し、
K値が異なり、且つ、スキャナーで取得したRGB値が同じときは、色見本作成時のターゲットプロファイルから、K値違い毎に色彩値を算出し、算出したK値違いの色彩値差の明度差ΔL*を使用して、スキャナーで取得したRGB値から算出した色彩値を修正することを特徴とする請求項17記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、ユーザーインターフェース上に色調整する画像を表示し、表示画像上に前記第1領域または前記第2領域をマーキングするための選択画面をユーザーインターフェース上に設け、ユーザーインターフェース上でマーキングした色のCMYK値の調整値を手動調整可能にする請求項4〜14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 色見本をスキャナーで読み取った結果に基づき、抽出した色を使用して、プロファイルを修正し、色調整を行う方法であって、
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得し、前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更することを特徴とする色調整方法。 - 色見本をスキャナーで読み取った結果に基づき、抽出した色を使用して、プロファイルを修正し、色調整を行う制御部で実行される色調整プログラムであって、
前記色調整プログラムは、前記制御部に対し、
色見本に合わせた画像を印刷するプリンターを使用して、チャートを印刷し、印刷されたチャートをスキャナーで読み取ったデバイス値を取得する工程と、
前記デバイス値に基づいて、色領域を設定し、設定された前記色領域毎に色調整方法を変更する工程と、を実行させることを特徴とする色調整プログラム。
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