JP2020107751A - 印刷配線板、複合印刷配線板、印刷配線板の製造方法及び複合印刷配線板の製造方法 - Google Patents

印刷配線板、複合印刷配線板、印刷配線板の製造方法及び複合印刷配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁層を介して積層された複数の導体層を有する積層板と、前記積層板を前記導体層の積層方向に貫通するように設けられたスルーホールと、を備えた印刷配線板において、従来よりも少ない工程で製造できるようにする。【解決手段】印刷配線板100の複数の導体層12には、内層の導体層をなし、スルーホール2と電気的に接続された第一信号配線12aと、第一信号配線12aとは異なる内層又は外層の導体層をなし、スルーホール2と電気的に接続された第二信号配線12bと、が含まれ、スルーホール2は、少なくとも一方の端部において、当該端部に近い方の外層の導体層12cと電気的に接続されていない。【選択図】図1

Description

本開示は、印刷配線板、複合印刷配線板、印刷配線板の製造方法及び複合印刷配線板の製造方法に関する。
絶縁層を介して積層された複数の導体層を有する積層板と、前記積層板を前記導体層の積層方向に貫通するように設けられたスルーホールと、を備える印刷配線板においては、スルーホールと電気的に接続された信号配線が印刷配線板における内層の導体層として設けられる場合、スルーホールにおける信号配線が接続された箇所から先端までの部位が、スタブと呼ばれる信号の伝送に用いられない部位となることがある。
このスタブは、信号を伝送する際に内層の信号配線へ流れるべき信号の一部を流入させ、その信号を入力側へ反射させることで、信号の挿入損失(インサーションロス)を増加させてしまう。
このような問題が生じるのを避けるには、スタブを予め除去しておく必要がある。従来は、バックドリル工法と呼ばれるドリルでスタブを削り取る方法が用いられていた。
しかし、この方法では、外層の配線形成を終えてからスタブの除去を行うことになるため、この工程の分だけ印刷配線板の製造工程が増加してしまっていた。
特許第6146174号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された印刷配線板の製造方法は、絶縁層に対する導体のアンカー効果により、スタブが除去されにくくなり、スタブが除去される頃には配線として残すべき導体もエッチングされてしまうという事態を防ぐため、エッチングを行う前に積層板の表面にマスク層を形成する必要があった。このため、スタブが存在していた側の外層となる配線は、スタブを除去し、更にマスク層を除去した後に、パターンめっき(セミアディティブ法)によって形成していた。
すなわち、従来の印刷配線板の製造方法は、マスク層に関わる工程の分だけ印刷配線板の製造工程の数が増加してしまうという課題があった。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたもので、絶縁層を介して積層された複数の導体層を有する積層板と、前記積層板を前記導体層の積層方向に貫通するように設けられたスルーホールと、を備えた印刷配線板において、従来よりも少ない工程で製造できるようにすることを目的とする。
以上の課題を解決するため、本開示に係る印刷配線板は、
絶縁層を介して積層された複数の導体層を有する積層板と、
前記積層板を前記導体層の積層方向に貫通するように設けられたスルーホールと、を備え、
複数の前記導体層には、
内層の導体層をなし、前記スルーホールと電気的に接続された第一信号配線と、
前記第一信号配線とは異なる内層又は外層の導体層をなし、前記スルーホールと電気的に接続された第二信号配線と、が含まれ、
前記スルーホールは、少なくとも一方の端部において、当該端部に近い方の外層の導体層と電気的に接続されていない。
また、本開示に係る印刷配線板の製造方法は、
絶縁層を介して積層された内層としての信号配線を含む複数の導体層を有する積層板に、前記導体層の積層方向に貫通するスルーホール下孔を形成する工程と、
少なくとも前記スルーホール下孔の内壁面に電解パネルめっきを施してスルーホールを形成することにより、前記信号配線と前記スルーホールとを電気的に接続させる工程と、
前記スルーホール内に樹脂を充填する工程と、
充填された前記樹脂における前記積層板の表面に形成されためっき層の表面からはみ出した部位を研磨により除去する工程と、
前記めっき層の表面にエッチングレジストを形成する工程と、
前記エッチングレジストにおける前記スルーホールの少なくとも一方の端部及びその周囲と対向する部位、並びに少なくとも前記一方の端部に近い方の外層の導体層を形成しない箇所と対向する部位を除去して開口を形成する工程と、
前記めっき層におけるエッチングレジストの開口から露出する部位をエッチングにより除去する工程と、
エッチングレジストを剥離する工程と、を含む。
本開示によれば、印刷配線板を従来よりも少ない工程で製造することができる。
本開示の実施形態に係る印刷配線板の断面図である。 図1の印刷配線板と従来の印刷配線板の透過特性を示すグラフである。 本開示の実施形態の変形例に係る印刷配線板の断面図である。 本開示の実施形態の変形例に係る印刷配線板の断面図である。 本開示の実施形態に係る複合印刷配線板の断面図である。 本開示の実施形態の変形例に係る複合印刷配線板の断面図である。 図1の印刷配線板を製造する際の前半の工程を表す図である。 図1の印刷配線板を製造する際の後半の工程を表す図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態について詳細に説明する。
ただし、本開示の技術的範囲は、下記実施形態や図面に例示したものに限定されるものではない。
〔印刷配線板の構成〕
まず、本実施形態に係る印刷配線板100の具体的構成について説明する。図1は本実施形態に係る印刷配線板100の断面図である。
本実施形態に係る印刷配線板100は、図1に示すように、積層板1と、スルーホール2と、を備えている。
また、本実施形態における印刷配線板100は、蓋めっき層4が形成されているが、蓋めっき層4は無くても差し支えない。
積層板1は、絶縁層11を介して積層された複数の導体層12を有する。
また、積層板1には、導体層12の積層方向に貫通するスルーホール下孔1aが形成されている。
絶縁層11は、絶縁材料(例えばガラス織布及びエポキシ樹脂等)で平板状に形成されている。
また、本実施形態における複数の絶縁層11には、第一絶縁層11aと、第二絶縁層11bと、が含まれている。
第一絶縁層11aは、後述する銅張積層板Cの絶縁層11aを構成していたものである。
第二絶縁層11bは、後述するプリプレグPが硬化することで形成されている。
以下、第一絶縁層11aと第二絶縁層11bとを区別する必要がない場合には、これらをまとめて絶縁層11と称する。
複数の導体層12は、例えば銅で形成されている。
上述したように、複数の導体層12は、絶縁層11を介して積層されているため、これらの中には、印刷配線板100における内層の導体層をなすものと、外層の導体層をなすものと、が存在することになる。
また、複数の導体層12には、第一信号配線12aと、第二信号配線12bと、が含まれている。
第一信号配線12aは、印刷配線板100における内層の導体層をなし、スルーホール2と電気的に接続されている(導通している)。
本実施形態に係る第二信号配線12bは、印刷配線板100における外層の導体層をなし、スルーホール2と電気的に接続されている。
なお、第二信号配線12bは、第一信号配線12aとは異なる内層の導体層をなすものであってもよい。
スルーホール2は、積層板1を導体層12の積層方向に貫通するように設けられている。
スルーホール2は、スルーホール下孔1aの内壁面を被覆する筒状部21を有している。
本実施形態におけるスルーホール2は、筒状部21の他に、ランド部22も有している。
本実施形態に係る筒状部21は、両端部のうち一方の端部、すなわち第二信号配線12bよりも第一信号配線12aに近い方の端部(図1における下端部)において、当該端部に近い方の外層の導体層をなす第一外層12cと電気的に接続されていない。
これは、当該端部の先端21aが、第一信号配線12aの形成された面と第一外層12cの形成された面との間に位置する(第一外層12cが接する絶縁層11の表面よりも奥まっている)ことで、第一外層12cと離間しているためである。
なお、筒状部21の両端部において各外層と電気的に接続されていないもの(図3参照)であってもよい。
本実施形態においては、先端21aと、第一外層12cが接する絶縁層11の表面との距離、すなわち筒状部21の先端21aが奥まる(スタブが除去される)ことにより生じる窪みの深さdを50μmとしている。
以下、印刷配線板100(積層板1)における第一外層12c及び窪みが存在する側の表面を第一面S、第一面Sと反対側、すなわち最も外側の絶縁層11のうち第一信号配線12aよりも第二信号配線12bに近い方の絶縁層11の表面(本実施形態の場合は第二信号配線12bが形成されている面)の表面を第二面Sと称する。
また、筒状部21の先端21aが奥まることにより生じる第一面Sの窪みを凹部1bと称する。
ランド部22は、第二面Sに、スルーホール下孔1aの開口を囲むように形成されている。
上述したように、本実施形態においては、第二信号配線12bが外層の導体層をなしているため、このランド部22において、スルーホール2と第二信号配線12bとが電気的に接続されている。すなわち、第二信号配線12bが内層の導体層である場合には、第二面Sにランド部22を形成しない。
また、本実施形態のスルーホール2は、筒状部21によって囲まれる領域に樹脂3が充填されている。
樹脂3の両端は共に、最も外側の絶縁層11の表面よりも、第一外層12cや第二信号配線12bの厚さtの分だけ突出しており、その先端は、第一外層12cや第二信号配線12bの表面と面一となっている。
蓋めっき層4は、スルーホール2のランド部22及び樹脂3の端面と、第一外層12cと、第二信号配線12bと、をそれぞれ被覆している。
なお、図1には、印刷配線板100として、積層板1が、第一,第二合わせて7層の絶縁層11を有するものを例示したが、絶縁層11は、第一信号配線12aを内層とする(挟み込む)ことが可能な少なくとも2層の絶縁層11を有するものであればよい。
もちろん、8層以上の絶縁層を有したものであってもよい。
また、図1には、最も外側の絶縁層11が、プリプレグPが硬化してできた第二絶縁層11bとなっているものを例示したが、第一絶縁層11aとなっているもの(図3参照)であってもよい。
以上説明してきた印刷配線板100によれば、スルーホール2を形成する筒状部21のスタブ、すなわち筒状部21における第一信号配線12aから第一面S側の先端21aまでの部位の長さが従来に比べて短くなるため、例えば図2に示すように、第2信号配線からスルーホール2を経由して第一信号配線12aへ信号を伝送する際の透過特性を向上させることができる。具体的には、挿入損失(インサーションロス)を低下させることができる。特に、信号の高周波成分ほど損失が少なくなる。
また、透過特性が向上することにより、スタブで反射されて第二信号配線12bへ戻ってくる信号が減少するため、反射損失(リターンロス)も低下する。
(印刷配線板の構成2)
なお、第二信号配線12bが、例えば図3に示すように、内層の導体層をなしている場合、スルーホール2の筒状部21が、両端部のうちもう一方の端部、すなわち第一信号配線12aよりも第二信号配線12bに近い方の端部(図3における上端部)において、当該もう一方の端部に近い方の外側の導体層をなす第二外層12dとも電気的に接続されていない他の印刷配線板100Aを構成するようにしてもよい。
また、上記印刷配線板100Aに、第一信号配線12aと第一外層12cとの間の絶縁層11を導体層12の積層方向に貫通し、第一信号配線12aと第一外層12cとを電気的に接続するビア5を備えるようにしてもよい。
また、第一外層12cと反対側の外層の導体層をなす第二外層12dと、第二信号配線12bと第二外層12dとの間の絶縁層11を導体層12の積層方向に貫通し、第二信号配線12bと第二外層12dとを電気的に接続する第二ビア6と、を更に備えるようにしてもよい。
なお、図3には、最も外側の絶縁層11が、第一絶縁層11aとなっているものを例示したが、第二絶縁層11bとなっているもの(図1参照)を、以上説明してきたように構成することも可能である。
(印刷配線板の構成3)
また、上記印刷配線板100の第一面Sに、例えば図4に示すように、逐次積層構造7を備えるようにしてもよい。
逐次積層構造7は、少なくとも一層の絶縁層71と、第三信号配線72と、が積層されたものとなっている。
なお、第三信号配線72は、図4(a)に示すように、絶縁層71を介して設けるようにしてもよいし、図4(b)に示すように、第一面Sの表面に直接、第一外層12cとは別に設けるようにしてもよい。その場合には、図4(b)に示したように、絶縁層71の表面に第四信号配線73を設けるようにしてもよい。
また、逐次積層構造7に、図4(a)に示したように、第三信号配線72と第一外層12cとを電気的に接続する第三ビア5Aを備えるようにしてもよい。
また、絶縁層71及び第三信号配線72は、それぞれ複数設けられていてもよい。
(複合印刷配線板の構成)
また、上記印刷配線板100を用いて、複合印刷配線板200を構成することもできる。
具体的には、例えば図5に示すように、二枚の上記印刷配線板100と、絶縁層9と、を備え、二枚の印刷配線板100が、第一面S同士を互いに対向させた状態で、絶縁層9を介して接合されている。
なお、図5に示した複合印刷配線板200も、第一面Sに第一外層12cを備えているが、図5においてはその図示を省略している。
絶縁層9は、二枚の印刷配線板100の間に介在するとともに、各印刷配線板100の接合面(第一面S)の凹部1bに入り込んでいる。
なお、上記複合印刷配線板200において、二枚の印刷配線板100のうちの少なくとも一方の印刷配線板100における第二面Sに、少なくとも一層の絶縁層71と第三信号配線72とが積層された、すなわち、図4に示したような逐次積層構造7を備えるようにしてもよい。
また、二枚の印刷配線板100の内の一方の印刷配線板は、本開示内容が適用されていないもの(例えば接合面にスルーホールのランド部が存在するもの等)であってもよい。
また、上記複合印刷配線板200に、図6に示すように、二枚の印刷配線板100が一体化された複合構造体1Bを導体層12の積層方向に貫通する第二スルーホール8を備えることで、他の複合印刷配線板200Aを構成するようにしてもよい。
〔印刷配線板の製造方法〕
次に、上記印刷配線板100の製造方法について説明する。図7は印刷配線板100を製造する際の前半の工程を表す断面図、図8は印刷配線板100を製造する際の後半の工程を表す断面図である。
本実施形態に係る印刷配線板100の製造方法は、積層工程と、下孔形成工程と、めっき工程と、樹脂充填工程と、樹脂除去工程と、第二めっき工程と、レジスト形成工程と、開口形成工程と、エッチング工程と、レジスト剥離工程と、を含む。
初めの積層工程では、図7(a)に示すように、表面の銅箔層が所定の信号配線の形状に加工された複数の銅張積層板Cと半硬化状態の絶縁材料である複数のプリプレグPとを交互に積層し、最外層に銅箔Fを更に積層する。
そして、積層された複数の銅張積層板C、複数のプリプレグP及び銅箔Fを加熱しながら加圧してプリプレグPを硬化させることにより、絶縁層11を介して積層された内層としての第一信号配線12aを含む複数の導体層12を有する加工前積層板1Aを形成する。
すなわち、銅張積層板Cの銅箔層は導体層12、銅張積層板Cの絶縁層11aは第一絶縁層11a、プリプレグPは第二絶縁層11b、銅箔Fはめっき層2Aの下地層となる。
加工前積層板1Aを形成した後は、下孔形成工程に移る。この工程では、加工前積層板1Aに、例えば図7(b)に示すように、導体層12の積層方向に貫通するスルーホール下孔1aを形成する。スルーホール下孔1aの形成は、例えばドリルやレーザを用いて行う。
スルーホール下孔1aを形成した後は、めっき工程へ移る。この工程では、図7(c)に示すように、少なくともスルーホール下孔1aの内壁面に電解パネルめっきを施してスルーホール2を形成することにより、第一信号配線12aとスルーホール2とを電気的に接続させる。
この工程で形成されるめっき層2Aのうち、スルーホール下孔1aの内壁面及び当該スルーホール下孔1aの開口の周囲に形成されたものがスルーホール2となり、他の領域に形成されためっき層2Aが各外層(第一外層12cや第二信号配線12b)となる。
スルーホール2を形成した後は、樹脂充填工程へ移る。この工程では、図7(d)に示すように、スルーホール2の筒状部21によって囲まれる空間を樹脂3で充填する。
樹脂3の充填は、例えばスクリーン印刷、又はメタルマスク印刷により行う。
樹脂3を充填した後は、樹脂除去工程へ移る。この工程では、充填された樹脂3における積層板1の表面に形成されためっき層2Aの表面からはみ出した部位3a(図7(d)に破線で示した部位)を研磨により除去する。
樹脂3の研磨は、予め形成しておいためっき層2Aの厚さtを基準にして行う。具体的には、研磨後の樹脂3の端面が、めっき層2Aの表面と面一になるようにする。
樹脂3のはみ出した部位3aを除去した後、本実施形態においては第二めっき工程に移る。この工程では、図8(a)に示すように、めっき層2Aの表面全体及び樹脂3の両端面に電解パネルめっきを施して蓋めっき層4を形成する。
蓋めっき層4を形成した後は、レジスト形成工程へ移る。レジスト形成工程では、めっき層の表面にエッチングレジストRを形成する。
エッチングレジストRの形成は、例えばドライフィルムをラミネートすることにより行う。
エッチングレジストRを形成した後は、開口形成工程へ移る。この工程では、図8(b)に示すように、第一面S側のエッチングレジストRにおけるスルーホール2の少なくとも一方の端部及びその周囲と対向する部位、並びに第一外層12cを形成しない箇所と対向する部位を除去して開口Raを形成する。
また、第二面S側のエッチングレジストRにおけるランド部22及び第二信号配線12bとなる箇所以外の領域と対向する部位を除去して開口Raを形成する。
ドライフィルム(ネガ型のレジスト)をエッチングレジストRとした場合には、除去対象の部位を露光せずに現像することにより当該部位を開口Raとする。
なお、第一面S側の、スルーホール2の端部及びその周囲と対向する部位に形成する開口Raついては、第二面Sに形成する予定のランド部22以上の径の円形となるようにする。
開口Raを形成した後は、エッチング工程へ移る。この工程では、めっき層におけるエッチングレジストRの開口Raから露出する部位をエッチングにより除去する。
本実施形態においては、アルカリエッチング液(例えばメルテックス社製エープロセス)を用いてエッチングを行う。
この工程において、サブトラクティブ法で配線を形成する際に標準的に用いられる塩化第二銅溶液や塩化第二鉄溶液を用いることも可能であるが、これらを用いると、筒状部21と第一信号配線12aとの接続部あるいはその先まで過剰にエッチングしてしまったり、製品ごとにエッチング量がばらついてしまったりする可能性がある。しかし、アルカリエッチング液を使用することで、こうした問題の発生を低減することが可能となる。
エッチングを所定時間行うと、例えば図8(c)に示すように、第一面S側では、めっき層2A及び蓋めっき層4における従来であればランド部となる部位及びその周囲が除去されるとともに、樹脂3と絶縁層11との間に凹部1bが形成される。
また、第二面S側では、ランド部22及び第二信号配線12bが形成される。
エッチングを行った後は、レジスト剥離工程へ移る。この工程では、エッチングレジストRを剥離する。
こうして、図8(d)や図1に示した本実施形態に係る印刷配線板100が製造される。
従来技術では、スタブを除去するためのエッチングを行い、マスク層を剥離した後に、マスク層が接していた絶縁層の表面に外層の配線を形成する必要があったが、以上説明してきた本実施形態に係る印刷配線板100の製造方法を用いれば、スタブを除去するエッチングを行う際に、外層の配線の形成も同時に行うことができるため、従来よりも印刷配線板100の製造工程を少なくすることができる。
また、アルカリエッチングを用いることにより、マスク層を形成することなく(アンカー効果を気にすることなく)エッチングを行うことができるため、これによっても印刷配線板100の製造工程を少なくすることができる。
その結果、印刷配線板100の製造コストを下げることができる。
(印刷配線板の製造方法2)
なお、印刷配線板100を、図3に示したビア5(第二ビア6)を有する形にする場合には、上記製造工程に下穴形成工程と、めっき工程と、が更に加わる。
印刷配線板100を製造した後の下穴形成工程では、積層板1に、第一面S(第二面S)から、第一信号配線12a(第二信号配線12b)に達するビア下穴1cを形成する。
ビア下穴1cを形成した後は、めっき工程へ移る。本実施形態におけるこの工程では、ビア下穴1cに電解フィルドめっきを施してビア5(第二ビア6)を形成することにより、第一信号配線12a(第二信号配線12b)と第一外層12c(第二外層12d)とを電気的に接続させる。
なお、ここでは、ビア5(第二ビア6)をフィルドビアとしたが、ビア5(第二ビア6)を用いてスタックビアを構成しない(直上にさらにビアを形成しない)場合には、ビア下穴1cの内壁面にのみめっきを施せばよい。
こうして、図3に示した印刷配線板100Aが製造される。
従来技術では、第一,第二信号配線12a,12bを外層とする積層板1に、ビアを形成するための絶縁層及び第二外層に相当する導体層を別工程で積層する必要があったが、ここで説明した製造方法によれば、上述したように配線の形成工程を少なくすることができるだけでなく、印刷配線板100を構成する全ての絶縁層11及び導体層12の積層を一の工程で行うことができるため、従来よりも印刷配線板100の製造工程を少なくすることができる。
(印刷配線板の製造方法3)
また、印刷配線板100を、図4に示した逐次積層構造7を有する形にする場合には、上記製造工程に積層工程と、下穴形成工程と、めっき工程と、が更に加わる。
印刷配線板100を製造した後の積層工程では、第1面Sに、少なくとも一層の絶縁層71と第三信号配線72とが積層された逐次積層構造7を形成する。
逐次積層構造7を形成した後は、下穴形成工程へ移る。この工程では、逐次積層構造7に、第三信号配線72から、第一外層12cに達する第二ビア下穴7aを形成する。
第二ビア下穴7aを形成した後は、めっき工程へ移る。この工程では、第二ビア下穴7aの少なくとも内壁面にめっきを施して第三ビア5Aを形成することにより、第一外層12cと第三信号配線72とを電気的に接続させる。
(複合印刷配線板の製造方法)
また、印刷配線板100で、図5に示した複合印刷配線板200を構成する場合には、上記印刷配線板100の製造工程に、挟み込み工程と、一体化工程と、が更に加わる。
初めの挟み込み工程では、二枚の印刷配線板100を、第一面S同士を互いに対向させた状態にし、半硬化状態のプリプレグPを挟み込む。
プリプレグPを挟み込んだ後は、一体化工程に移る。この工程では、プリプレグPを挟み込んだ二枚の印刷配線板100を加熱しながら加圧してプリプレグPを硬化させる。
これにより、プリプレグPが絶縁層9になり、二枚の印刷配線板100が一体化された複合構造体1Bを有する複合印刷配線板200が形成される。
なお、複合印刷配線板200を、図6に示した第二スルーホール8を有する形にする場合には、上記複合印刷配線板200の製造工程に、下孔形成工程と、めっき工程と、レジスト形成工程、エッチング工程と、レジスト剥離工程と、がさらに加わる。
複合印刷配線板200を形成した後の下孔形成工程では、複合構造体1Bを、導体層の積層方向に貫通する第二スルーホール下孔1dを形成する。
第二スルーホール下孔1dを形成した後は、めっき工程へ移る。この工程では、少なくとも第二スルーホール下孔1dの内壁面に電解パネルめっきを施す。
めっきを施した後は、レジスト形成工程へ移る。この工程では、複合構造体1Bの表面にエッチングレジストRを形成する。
エッチングレジストRを形成した後は、開口形成工程へ移る。この工程では、第二スルーホール8の少なくとも一方の端部及びその周囲と対向する部位、並びに複合構造体1Bにおける第二外層12dを形成しない箇所と対向する部位を除去して開口Raを形成する。
開口Raを形成した後は、エッチング工程へ移る。この工程では、めっき層におけるエッチングレジストRの開口Raから露出する部位をエッチングにより除去する。
エッチングを行った後は、レジスト剥離工程へ移る。この工程では、エッチングレジストRを剥離する。
こうして、第二スルーホール8を有する複合印刷配線板200Aが製造される。
また、複合印刷配線板200,200Aを、図4に示したような逐次積層構造7を有する形にする場合には、上記複合配線板200,200Aの製造工程に、積層工程と、下穴形成工程と、めっき工程と、が更に加わる。
複合印刷配線板200,200Aを製造した後の積層工程では、二枚の印刷配線板100のうちの少なくとも一方の印刷配線板における第二面Sに、少なくとも一層の絶縁層71と第三信号配線72とが積層された逐次積層構造7を形成する。
逐次積層構造7を形成した後は、下穴形成工程へ移る。この工程では、逐次積層構造7に、第三信号配線72から、第一外層に達する第三ビア下穴7bを形成する。
第三ビア下穴7bを形成した後は、めっき工程へ移る。この工程では、第三ビア下穴7bの少なくとも内壁面にめっきを施して第三ビア5Aを形成することにより、第一外層12cと第三信号配線72とを電気的に接続させる。
100,100A,100B 印刷配線板
1 積層板
1A 加工前積層板
1a スルーホール下孔
1b 凹部
1c ビア下穴
11 絶縁層
11a 第一絶縁層(銅張積層板の絶縁層)
11b 第二絶縁層
12 導体層
12a 第一信号配線
12b 第二信号配線
12c 第一外層
12d 第二外層
2 スルーホール
2A めっき層
21 筒状部
21a 先端
22 ランド部
3 樹脂
23a (樹脂の)はみ出した部位
3 蓋めっき層
4 ビア
5 第二ビア
5A 第三ビア
7 逐次積層構造
71 絶縁層
72 第三信号配線
73 第四信号配線
8 第二スルーホール
9 絶縁層
200 複合印刷配線板
1B 複合構造体
1d 第二スルーホール下孔
100A 第二印刷配線板
C 銅張積層板
F 銅箔
P プリプレグ
R エッチングレジスト
Ra (エッチングレジストの)開口
(印刷配線板の)第一面
(印刷配線板の)第二面
d 窪みの深さ

Claims (12)

  1. 絶縁層を介して積層された複数の導体層を有する積層板と、
    前記積層板を前記導体層の積層方向に貫通するように設けられたスルーホールと、を備え、
    複数の前記導体層には、
    内層の導体層をなし、前記スルーホールと電気的に接続された第一信号配線と、
    前記第一信号配線とは異なる内層又は外層の導体層をなし、前記スルーホールと電気的に接続された第二信号配線と、が含まれ、
    前記スルーホールは、少なくとも一方の端部において、当該端部に近い方の外層の導体層と電気的に接続されていない印刷配線板。
  2. 前記第二信号配線は、前記内層の導体層をなし、
    前記スルーホールは、
    両端部のうち一方の端部において、当該一方の端部に近い方の外層の導体層をなす第一外層と電気的に接続されておらず、
    もう一方の端部において、当該もう一方の端部に近い方の外側の導体層をなす第二外層とも電気的に接続されていない請求項1に記載の印刷配線板。
  3. 前記第一信号配線と前記外層の導体層との間の前記絶縁層を前記導体層の積層方向に貫通し、前記第一信号配線と前記外層の導体層とを電気的に接続するビアを備える請求項1又は請求項2に記載の印刷配線板。
  4. 前記第一信号配線と前記第一外層との間の前記絶縁層を前記導体層の積層方向に貫通し、前記第一信号配線と前記第一外層とを電気的に接続するビアと、
    前記第二信号配線と前記第二外層との間の前記絶縁層を前記導体層の積層方向に貫通し、前記第二信号配線と前記第二外層とを電気的に接続する第二ビアと、を備える請求項2に記載の印刷配線板。
  5. 前記一方の端部に近い方の外層の導体層が存在する側の表面に、少なくとも一層の絶縁層と第三信号配線とが積層された逐次積層構造を備える請求項1又は請求項2に記載の印刷配線板。
  6. 二枚の請求項1又は請求項2に記載の印刷配線板が、前記一方の端部に近い方の外層の導体層が存在する側の表面同士を互いに対向させた状態で接合されている複合印刷配線板。
  7. 二枚の前記印刷配線板のうちの少なくとも一方の印刷配線板における、前記一方の端部に近い方の外層の導体層が存在する側の表面とは反対側の表面に、少なくとも一層の絶縁層と第三信号配線とが積層された逐次積層構造を備える請求項6に記載の複合印刷配線板。
  8. 絶縁層を介して積層された内層としての信号配線を含む複数の導体層を有する積層板に、前記導体層の積層方向に貫通するスルーホール下孔を形成する工程と、
    少なくとも前記スルーホール下孔の内壁面に電解パネルめっきを施してスルーホールを形成することにより、前記信号配線と前記スルーホールとを電気的に接続させる工程と、
    前記スルーホール内に樹脂を充填する工程と、
    充填された前記樹脂における前記積層板の表面に形成されためっき層の表面からはみ出した部位を研磨により除去する工程と、
    前記めっき層の表面にエッチングレジストを形成する工程と、
    前記エッチングレジストにおける前記スルーホールの少なくとも一方の端部及びその周囲と対向する部位、並びに少なくとも前記一方の端部に近い方の外層の導体層を形成しない箇所と対向する部位を除去して開口を形成する工程と、
    前記めっき層におけるエッチングレジストの開口から露出する部位をエッチングにより除去する工程と、
    エッチングレジストを剥離する工程と、を含む印刷配線板の製造方法。
  9. 前記積層板に、前記一方の端部に近い方の外層の導体層が存在する側の表面から、前記第一信号配線に達するビア下穴を形成する工程と、
    前記ビア下穴の少なくとも内壁面にめっきを施してビアを形成することにより、前記信号配線と前記外層の導体層とを電気的に接続させる工程と、を含む請求項8に記載の印刷配線板の製造方法。
  10. 前記一方の端部に近い方の外層の導体層が存在する側の表面に、少なくとも一層の絶縁層と第三信号配線とが積層された逐次積層構造を形成する工程と、
    前記逐次積層構造に、前記第三信号配線から、前記外層の導体層に達する第三ビア下穴を形成する工程と、
    前記第三ビア下穴の少なくとも内壁面にめっきを施して第三ビアを形成することにより、前記外層の導体層と前記第三信号配線とを電気的に接続させる工程と、を含む請求項8に記載の印刷配線板の製造方法。
  11. 請求項8に記載の印刷配線板の製造方法により製造された二枚の印刷配線板を、一方の端部に近い方の外層の導体層をなす第一外層が存在する側の表面同士を互いに対向させた状態にし、半硬化状態のプリプレグを挟み込む工程と、
    前記プリプレグを挟み込んだ二枚の前記印刷配線板を加熱しながら加圧して前記プリプレグを硬化させることにより、二枚の前記印刷配線板が一体化された複合構造体を形成する工程と、
    前記複合構造体を、導体層の積層方向に貫通する第二スルーホール下孔を形成する工程と、
    少なくとも前記第二スルーホール下孔の内壁面に電解パネルめっきを施す工程と、
    前記複合構造体の表面にエッチングレジストを形成する工程と、
    前記第二スルーホールの少なくとも一方の端部及びその周囲と対向する部位、並びに前記複合構造体における前記一方の端部と近い方の外層の導体層をなす第二外層を形成しない箇所と対向する部位を除去して開口を形成する工程と、
    前記めっき層におけるエッチングレジストの開口から露出する部位をエッチングにより除去する工程と、
    エッチングレジストを剥離する工程と、を含む複合印刷配線板の製造方法。
  12. 二枚の前記印刷配線板のうちの少なくとも一方の印刷配線板における前記第二外層が存在する側の表面に、少なくとも一層の絶縁層と前記第三信号配線とが積層された逐次積層構造を形成する工程と、
    前記逐次積層構造に、前記第三信号配線から、前記第一外層に達する第三ビア下穴を形成する工程と、
    前記第三ビア下穴の少なくとも内壁面にめっきを施して第三ビアを形成することにより、前記第一導体と前記第三信号配線とを電気的に接続させる工程と、を含む請求項11に記載の複合印刷配線板の製造方法。
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