JP2020107221A - 盛り上がり促進システム - Google Patents

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美都子 ▲濱▼
美都子 ▲濱▼
Mitsuko Hama
藤川 直樹
Naoki Fujikawa
直樹 藤川
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Abstract

【課題】提供されるコンテンツへの着席者の満足度を高められる盛り上がり促進システムを提供する。【解決手段】本開示の一態様は、着席者に振動を与える振動体を有する支持部材と、振動体を振動させる振動付与処理を行う制御部と、を備える。制御部は、振動付与処理において、第1振幅で振動体を振動させた後、連続して、第1振幅よりも小さい第2振幅で振動体を振動させる。【選択図】図1

Description

本開示は、盛り上がり促進システムに関する。
例えば、人が着座するシートの姿勢を変えることで、快適な環境を着席者に提供する装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2018−188149号公報
上記公報の装置は、着席者のコミュニケーション環境を向上させる機能を有しているが、シートが配置されている空間に提供されるコンテンツと連動して、着席者にサービスを提供する機能は備えていない。
本開示の一局面は、提供されるコンテンツへの着席者の満足度を高められる盛り上がり促進システムを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、着席者に振動を与える振動体(2A)を有する支持部材(2)と、振動体(2A)を振動させる振動付与処理を行う制御部(3)と、を備える。制御部(3)は、振動付与処理において、第1振幅で振動体(2A)を振動させた後、連続して、第1振幅よりも小さい第2振幅で振動体(2A)を振動させる。
このような構成によれば、最初に第1振幅によって着席者の心拍数が高まっているように錯覚させ、その後第2振幅によって着席者自身の心拍数の上昇(つまり、鼓動の高鳴り)を誘導することができる。これにより、着席者にコンテンツに対する好意を抱かせ、盛り上がりを促進することができる。その結果、提供されるコンテンツへの着席者の満足度を高められる。
本開示の一態様では、振動体(2A)は、着席者の腰椎に振動を与えることが可能な位置に配置されてもよい。このような構成によれば、着席者の心拍の周波数に近い周波数で身体の共振を誘引することができる。その結果、振動体(2A)によって着席者の心拍数を誘導しやすくなる。
本開示の一態様では、制御部(3)は、着席者に提供されるコンテンツの内容に連動して振動付与処理を行ってもよい。このような構成によれば、コンテンツの刺激と振動体(2A)の振動とを連動させることができる。その結果、コンテンツに対する着席者の盛り上がりがより強く促進される。
本開示の一態様では、支持部材は、シート(2)であってもよい。このような構成によれば、移動体内において着席者への振動付与を効果的に行うことができる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるもので
はない。
図1は、実施形態における盛り上がり促進システムを示す模式的な構成図である。 図2は、振動付与処理における振動体の振動の一例を示すグラフである。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す盛り上がり促進システム1は、シート2と、制御部3と、コンテンツ出力部4とを備える。
<シート>
シート2は、振動体2Aと、シートクッション2Bと、シートバック2Cとを有する。シートクッション2Bは、着席者Uの臀部等を支持するための部位である。シートバック2Cは、着席者Uの背部を支持するための部位である。
振動体2Aは、シートバック2Cを介して着席者に振動を与える。振動体2Aは、後述する制御部3からの入力に基づいて振動を行う。本実施形態では、振動体2Aは、シートバック2Cに埋め込まれている。
具体的には、振動体2Aは、シート2に着席した着席者Uの腰椎に振動を与えることが可能な位置に配置されている。振動を与える腰椎としては、特に第三腰椎が好ましい。第三腰椎は、腰椎を構成する5つの背骨のうち、上から三つ目の骨である。腰椎に振動を与えることが可能な位置とは、例えば、シートバック2Cの幅方向中央部分のうち、腰椎に対しシートバック2Cの厚み方向において重なる領域である。
腰椎の共振周波数は約500Hzである。一方、心拍の周波数は20Hzから600Hzである。そのため、振動体2Aによって着席者Uの腰椎を共振させることで、着席者Uに自身の鼓動が高まったかのような錯覚を与えることができる。
シート2は、施設又は移動体において、コンテンツ出力部4によってコンテンツが提供される空間に配置される。特に、シート2が1つの地点に固定されない移動可能な空間(つまりモビリティ空間)を有する移動体内に配置されることで、移動体の外部の景観と連動した盛り上がり促進が可能となる。
<制御部>
制御部3は、振動体2Aを振動させる振動付与処理を行う。制御部3は、振動付与処理において、図2に示すように、第1振幅A1で振動体2Aを振動させる第1動作と、第1振幅A1よりも小さい第2振幅A2で振動体2Aを振動させる第2動作とを行う。
第2動作は、第1動作が一定の第1時間T1継続して行われた後、第1動作と連続して、第2時間T2継続して行われる。つまり、制御部3は、第1振幅A1で振動体2Aの振動を開始し、第1時間T1経過後、振動体2Aの振幅を第2振幅A2まで減少させる。
第1動作は、着席者Uに自身の鼓動の高鳴りを錯覚させる。第1振幅A1は、着席者Uの腰椎を共振させることができ、かつ着席者Uに不快感を与えない(例えば痛みを与えない)大きさに設定される。
第2動作は、第1動作における錯覚状態から、着席者Uを実際に鼓動が高鳴っている盛り上がり状態に誘導する。第2振幅A2は、着席者Uが自身の鼓動(つまり心拍)を感じられる大きさに設定される。
第1動作における振動体2Aの周波数と、第2動作における振動体2Aの周波数とは、異なっていてもよいが、同じであるとよい。これにより、着席者Uの盛り上がり状態への移行がスムースに行なえる。第1動作及び第2動作における振動体2Aの周波数は、腰椎を共振させる周波数(例えば500Hz)である。
また、第1時間T1と第2時間T2とは、異なっていてもよいし、同じであってもよい。第1時間T1及び第2時間T2は、それぞれ、例えば3秒以上10秒以下とすることができる。
制御部3は、着席者Uに提供されるコンテンツの内容に連動して振動付与処理を行う。例えば、コンテンツにおいて着席者Uの心拍数を高めるような要素が登場したとき、制御部3は、振動付与処理を実行する(つまり、第1動作を開始する)。
例えば、着席者Uに驚きを与える映像がコンテンツ内で登場したとき、制御部3が振動付与処理を実行することで、着席者Uの心拍数を映像に合わせて高めることができる。その結果、着席者Uにコンテンツに対して盛り上がりを感じたと解釈させることができる。
<コンテンツ出力部>
コンテンツ出力部4は、映像、音響等を含むコンテンツをシート2が配置された空間に出力する。
ここで、「コンテンツ」には、スポーツ、ボードゲーム、ビデオゲーム等の観戦イベント、演劇、演奏等の鑑賞イベント、実写又は仮想の映像、音楽などが含まれる。したがって、コンテンツ出力部4は、着席者Uが鑑賞するコンテンツの一部(例えば、スポーツの試合における演出用の画像、音響等)のみを出力してもよい。
特に、盛り上がり促進システム1は、着席者Uの行動によって内容が変化する双方向性のあるコンテンツに効果的に適用できる。このような双方向性のコンテンツの例として、仮想現実(VR:Virtual Reality)空間又は拡張現実(AR:Augmented Reality)空間と、仮想現実空間又は拡張現実空間に配置される仮想人物のキャラクタとを含むコンテンツが挙げられる。
コンテンツ出力部4は、例えば、シート2が配置された空間に設けられた表示部から画像を出力する。このような表示部として、着席者Uが装着するウェアラブルデバイスを用いることで、コンテンツへの満足度を高めることができる。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)最初に第1振幅A1によって着席者Uの心拍数が高まっているように錯覚させ、その後第2振幅A2によって着席者U自身の心拍数の上昇(つまり、鼓動の高鳴り)を誘導することができる。これにより、着席者Uにコンテンツに対する好意を抱かせ、盛り上がりを促進することができる。その結果、提供されるコンテンツへの着席者の満足度を高められる。
(1b)振動体2Aが腰椎に振動を与えることで、着席者Uの心拍の周波数に近い周波
数で身体の共振を誘引することができる。その結果、振動体2Aによって着席者Uの心拍数を誘導しやすくなる。
(1c)コンテンツの内容に連動して振動付与処理が行われることで、コンテンツの刺激と振動体2Aの振動とを連動させることができる。その結果、コンテンツに対する着席者の盛り上がりがより強く促進される。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の盛り上がり促進システム1において、振動によって着席者Uに心拍数の上昇を錯覚させることができれば、振動体2Aは必ずしも腰椎に振動を与えることが可能な位置に配置されなくてもよい。
(2b)上記実施形態の盛り上がり促進システム1において、制御部3は、必ずしも着席者Uに提供されるコンテンツの内容に連動して振動付与処理を行う必要はない。例えば、制御部3は、オペレータの指示に基づいて振動付与処理を行ってもよい。また、盛り上がり促進システム1は、必ずしもコンテンツ出力部4を備えなくてもよい。
(2c)上記実施形態の盛り上がり促進システム1において、制御部3は、振動以外の刺激を着席者Uに付与してもよい。
(2d)上記実施形態の盛り上がり促進システム1は、着席者の体を支持する支持部材として、必ずしもシート2を備えなくてもよい。つまり、振動体は、着席者の体の一部を支持する非シート形状の支持部材に取り付けられてもよい。
(2e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…盛り上がり促進システム、2…シート、2A…振動体、2B…シートクッション、
2C…シートバック、3…制御部、4…コンテンツ出力部。

Claims (4)

  1. 着席者に振動を与える振動体を有する支持部材と、
    前記振動体を振動させる振動付与処理を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記振動付与処理において、第1振幅で前記振動体を振動させた後、連続して、前記第1振幅よりも小さい第2振幅で前記振動体を振動させる、盛り上がり促進システム。
  2. 請求項1に記載の盛り上がり促進システムであって、
    前記振動体は、前記着席者の腰椎に振動を与えることが可能な位置に配置される、盛り上がり促進システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の盛り上がり促進システムであって、
    前記制御部は、前記着席者に提供されるコンテンツの内容に連動して前記振動付与処理を行う、盛り上がり促進システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の盛り上がり促進システムであって、
    前記支持部材は、シートである、盛り上がり促進システム。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000061149A (ja) * 1998-08-25 2000-02-29 Namco Ltd 体感型遊戯装置
JP2012136134A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Denso Corp 車両用制御装置

Patent Citations (2)

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