JP2018183561A - マッサージ機 - Google Patents

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Nichimu Inada
二千武 稲田
裕大 石藤
Yuta Ishifuji
裕大 石藤
優 松井
Masaru Matsui
優 松井
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Abstract

【課題】使用者の身体の硬い部位(凝った箇所)に対して、効果的でかつ重点的なマッサージを行うことができるマッサージ機を提供する。【解決手段】使用者にマッサージを行うマッサージ部と、使用者の各身体部位に対する身体の硬さを直接的又は間接的に検出するセンサと、前記センサの検出結果に基づいて、前記マッサージ部のマッサージ動作を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記センサにより所定値以上の身体の硬さを検出した使用者の身体部位に対して、前記マッサージ動作の回数を増す制御と前記マッサージ動作の強度を増す制御と前記マッサージ動作の手技を変更する制御とのうち少なくともいずれかの制御を行う。【選択図】 図5

Description

本発明は、使用者にマッサージを実行するマッサージ機に関し、特に映像、音声、音楽、香り等を提供しながらマッサージを実行するマッサージ機に関する。
椅子型やマットレス型等のマッサージ機が広く知られている。例えば椅子型のマッサージ機は、座部や背凭れ部等を有し、マッサージを実行するための施療子が背凭れ部等に設けられた構造となっている。そして、内蔵する複数のモータの駆動の組み合わせにより、施療子に複数の動作(例えば揉み動作、叩き動作、施療部位の変更等)を選択的に行わせることが可能となっている。このような複数の動作が可能なマッサージ機はコントローラを有し、このコントローラを用いて使用者が操作することで、施療子の動きや圧力を加える動作の所定の組み合わせに対応したマッサージコース(例えばリラクゼーションコース、ストレス解消コース、プロフェッショナルコース等)を選択している。
一方、映像及び音声を提供することができるチェアシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このチェアシステムでは、複数の映像と、各映像に対応する音楽及びマッサージ機の動作とが予め記憶されている。そして、使用者は、例えば或るときには「のどかな田園風景」の映像を見るとともに、「心も安らぐ音楽」を聴きながら、マッサージ機に「安らかな振動」を実行させることで、精神をリラックス状態にしている。また、別の或るときには「朝焼け」の映像を見るとともに、「エネルギッシュな音楽」を聴きながら、マッサージ機に「強くエネルギッシュな振動」を実行させることで、精神をリフレッシュ状態にしている。
特開平9−313611号公報
しかしながら、上述したようなチェアシステムで、使用者が精神をリラックス状態にしたいときに、「のどかな田園風景」の映像を見るとともに、「心も安らぐ音楽」を聴きながら、マッサージ機に「安らかな振動」を実行させることになるが、充分な時間のマッサージを受ける前に使用者が飽きを感じてしまうという問題点があった。
一方、従来のマッサージ機で、使用者が映画を見ながら、マッサージ機にマッサージコース「リラクゼーションコース」を実行させると、映画の場面に結びつかない(沿わない)マッサージ内容が実行されることがあり、マッサージ効果が薄れたり映画を楽しめなかったりすることがあった。
そこで、本発明は、上述した如き課題に鑑みてなされたものであり、映像等が次々と連続的に提供されながら、映像等と同調したマッサージ内容を受けることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係るマッサージ機は、1種以上の感覚情報を提供する感覚情報提供手段と、揉み玉、エアセル及び押し棒からなる群から選択される1種以上の施療子を有するマッサージユニットと、前記施療子の動作速度、動作距離、動作時間間隔及び/又は動作位置を含むマッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力する制御部と、次々と連続的に提供される前記感覚情報中の一区切りとなる場面の各内容と、場面の各内容に結びつけられた前記マッサージ内容とをそれぞれ対応付けた少なくとも1種以上のバーチャルリアリティコースを記憶するための記憶部とを備えるマッサージ機であって、前記制御部は、選択されたバーチャルリアリティコースに基づいて、前記感覚情報中の各場面が提供されるタイミングに、対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力することを特徴とする。
このような本発明に係るマッサージ機によれば、場面の内容とマッサージ内容とを対応付けたバーチャルリアリティコースを記憶するので、そのバーチャルリアリティコースに基づいて例えば映画を見ている際に「のどかな田園風景」の場面になったときには、「のどかな田園風景」の場面に結びつけられたマッサージ内容「安らかな振動」が実行され、「朝焼け」の場面になったときには、「朝焼け」の場面に結びつけられたマッサージ内容「強くエネルギッシュな振動」が実行されることになるので、不適切なマッサージ内容によって映画を楽しむことを妨害されず、場面に同調したマッサージ内容が実行されるため、より映画を楽しむことができる。
上記発明においては、前記感覚情報は、映像、音声及び音楽からなる群から選択される1種以上からなり、前記映像は、複数の静止画及び動画からなる群から選択される1種以上からなり、前記音声は、ナレーション又は朗読を含む人間の声、動物の鳴き声、川の音、波の音、風の音及び風鈴の音からなる群から選択される1種以上からなり、前記音楽は、クラシック音楽、ポップス、レゲエ、童謡、民謡、ジャズ、ロック、土着音楽、アフリカ系音楽、雅楽及びハワイアン音楽からなる群から選択される1種以上からなることが好ましい。
上記発明においては、前記映像は、前記マッサージ内容を含むマッサージを受けている映像であることが好ましい。このような本発明に係るマッサージ機によれば、例えば「マッサージ師によりマッサージを受けている映像」とマッサージ機によるマッサージ内容とを対応付けることで、使用者はマッサージを受けている映像に同調したマッサージを受けることができ、あたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。
上記発明においては、前記音声は、前記マッサージ内容を報知することが好ましい。このような本発明に係るマッサージ機によれば、例えば「マッサージ師がマッサージするマッサージ内容」とマッサージ機によるマッサージ内容とを対応付けることで、使用者はマッサージ師によるマッサージ内容の音声に同調したマッサージを受けることができ、あたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。
上記発明においては、前記制御部は、前記映像又は前記音声に対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を出力することが好ましい。このような本発明に係るマッサージ機によれば、例えば「マッサージ師によりマッサージを受けている映像」や「マッサージ師によるマッサージ内容の音声」とマッサージ機のマッサージ内容とを対応付けることで、使用者は映像や音声に同調したマッサージを受けることができ、あたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。
上記発明においては、前記映像における前記一区切りとなる場面とは、物語における起承転結の各部分、1枚の静止画又は映画における1シーンであり、前記物語は、紙芝居、影絵、人形浄瑠璃及び童話からなる群から選択される1種以上からなり、前記音楽における前記一区切りとなる場面とは、イントロ、Aメロ、Bメロ、間奏、アウトロの各部分であることが好ましい。
上記発明においては、前記感覚情報提供手段は、前記映像を表示する頭部搭載型のディスプレイ装置であることが好ましい。
上記発明においては、前記感覚情報提供手段は、前記音声又は前記音楽を出力するスピーカであることが好ましい。
上記発明においては、複数種類の香りの中から少なくとも1種類の香りを放出することが可能な香り放出器を備え、前記バーチャルリアリティコースは、次々と連続的に提供される前記感覚情報中の場面の各内容と、場面の各内容に結びつけられた種類の香りとがそれぞれ対応付けられたものであり、前記制御部は、選択されたバーチャルリアリティコースに基づいて前記感覚情報中の各場面が提供されるタイミングに、対応付けられた種類の香りを前記香り放出器に放出させることが好ましい。
このような本発明に係るマッサージ機によれば、例えば映画を見ている際に「のどかな田園風景」の場面になったときには、「のどかな田園風景」の場面に結びつけられた香りが放出され、「朝焼け」の場面になったときには、「朝焼け」の場面に結びつけられた香りが放出されることになるので、場面に同調した香りが放出されるため、より映画を楽しむことができる。
また、本発明に係るマッサージ機は、複数種類の香りの中から少なくとも1種類の香りを放出することが可能な香り放出器と、揉み玉、エアセル及び押し棒からなる群から選択される1種以上の施療子を有するマッサージユニットと、前記施療子の動作速度、動作距離、動作時間間隔及び/又は動作位置を含むマッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力する制御部とを備えるマッサージ機であって、放出される前記香りの種類及び/又は強度と、前記香りの種類及び/又は強度に結びつけられた前記マッサージ内容とをそれぞれ対応付けた少なくとも1種以上のバーチャルリアリティコースを記憶するための記憶部を備え、前記制御部は、選択された前記バーチャルリアリティコースに基づいて前記香りが放出される際に、対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を出力することを特徴とする。
このような本発明に係るマッサージ機によれば、例えばアロマディフューザ等の香り放出器を備えるので、例えば「ローズマリー」の香りが放出されたときには、「ローズマリー」の香りに結びつけられたマッサージ内容「安らかな振動」が実行され、「ユーカリ」の香りが放出されたときには、「ユーカリ」の香りに結びつけられたマッサージ内容「強くエネルギッシュな振動」が実行されることになるので、香りによる効果とマッサージによる効果との相乗効果を得ることができる。
上記発明においては、前記香りは、ベルガモット、マンダリン、セージ、タイム、ローレル、金木犀、パチュリ、グレープフルーツ臭、バニラ臭、コーヒー臭、紅茶臭、ワイン臭、ローズマリー、ローズウッド、ペパーミント、ミント、ユーカリ、ココア臭又はチョコレート臭であることが好ましい。
上記発明においては、前記バーチャルリアリティコースは、臨場感コース、食欲増加コース、食欲減少コース、リラクゼーションコース、リフレッシュコース又は集中力アップコースであることが好ましい。
本発明に係るマッサージ機によれば、使用者は映像、音声、音楽、香り等と同調したマッサージ内容を受けることができ、高いマッサージ効果を得ることができる。
本発明の実施形態1に係るマッサージ機の主構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係るマッサージ機の構成を示すブロック図である。 2眼タイプのゴーグルの構成を示す斜視図である。 リラクゼーションコースについて説明するための図である。 臨場感コースについて説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るマッサージ機の構成を示すブロック図である。 リフレッシュコースについて説明するための図である。 頭部搭載型ディスプレイ装置で表示される映像を説明するための図である。 映像又は前記音声に対応付けられたマッサージコースについて説明するための図である。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るマッサージ機の主構成を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態1に係るマッサージ機100の構成を示すブロック図である。マッサージ機100は、座部や背凭れ部やフットレストや肘掛け部等を備える椅子本体20と、モータや施療子31等を備えるマッサージユニット30と、マッサージユニット30を制御するマッサージユニット制御部(制御部)40と、マッサージ動作に係る各種操作入力を受付けるコントローラ(制御部)10とから主として構成されている。さらに実施形態1に係るマッサージ機100には、頭部搭載型ディスプレイ装置(感覚情報提供手段)50と、背凭れ部の上方部等に内蔵されたスピーカ(感覚情報提供手段)60と、アロマディ
フューザ(香り放出器)70とが備えられている。
頭部搭載型ディスプレイ装置50は、例えば2眼タイプのゴーグルであり、使用者の頭部に装着される。図3の(a)は、2眼タイプのゴーグルの構成を示す斜視図であり、図3の(b)は、フタが開けられた際のゴーグルを示す斜視図である。このような頭部搭載型ディスプレイ装置50を装着した使用者は、立体的に画像を観察することができる。また、頭部搭載型ディスプレイ装置50の表示素子として、スマートフォン51がゴーグル中に装着されるように構成されていてもよい。そして、スマートフォン51とマッサージ機100の販売元のサーバとが接続可能となっており、後述するバーチャルリアリティコース(以下、「VRコース」ともいう)がスマートフォン51にダウンロードされるように構成されていてもよい。
香り放出器の一例であるアロマディフューザ70は、背凭れ部の側部等に配置される箱形状の筐体を有し、その筐体内に香りが放出されるもの、例えばアロマオイルやアロマキャンドルやお香や香水等が配置され、複数種類の香りが放出されるように構成されている。例えば、アロマディフューザ70には、ベルガモット、マンダリン、セージ、タイム、ローレル、金木犀、パチュリ、グレープフルーツ臭、バニラ臭、コーヒー臭、紅茶臭、ワイン臭、ローズマリー、ローズウッド、ペパーミント、ミント、ユーカリ、ココア臭、チョコレート臭等の香りが配置される。
そして、アロマディフューザ70は、コントローラ10によって選択された種類の香りを選択された強度(単位体積当たりの濃度)で放出するように構成されている。
マッサージユニット30は、例えば背凭れ部等に内蔵されたものであり、モータによって駆動される施療子31を備えるとともに、この施療子31の動作位置(上下位置、幅位置)と、施療子31の動作速度及び変位量とを変更することができるように構成されている。実施形態1に係るマッサージ機100には、施療子31として揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等が備えられている。
マッサージユニット制御部40は、CPUやメモリ等から構成されたものであり、マッサージ実行の際、コントローラ10の制御手段11cから指示信号を受取り、その指示信号に基づいて制御信号を出力してモータ等を作動させ、施療子31等によるマッサージを実行する。
このようなマッサージユニット制御部40に指示信号を出力するためのコントローラ10は、CPUやメモリ(記憶部14)等から構成されたものであり、コントローラ10にはディスプレイ12(表示部兼入力手段)及び複数の操作スイッチ13(入力手段)が設けられるとともに、椅子本体20側部のスタンド(図示せず)に着脱自在に配置される構成となっている。そして、コントローラ10は、マッサージユニット制御部40や頭部搭載型ディスプレイ装置50やスピーカ60やアロマディフューザ70と信号線により有線又は無線(例えばBluetooth(登録商標))接続されている。
コントローラ10に設けられた記憶部14は、VRコースに係るデータが格納されるように構成されており、頭部搭載型ディスプレイ装置50に装着されるスマートフォン51等でダウンロードされた複数のVRコースを記憶している。実施形態1に係るVRコースは、マッサージ機100の販売元等によって作成されたプログラムであり、視覚情報や聴覚情報や嗅覚情報と組み合わせて、具体的には映像と音楽と音声と香りとマッサージ内容とを組み合わせて所定の手順で実行させるためのものとなっている。上記映像としては、例えば静止画や動画等が挙げられ、上記音楽としては、例えばクラシック音楽、ポップス、レゲエ、童謡、民謡、ジャズ、ロック、土着音楽、アフリカ系音楽、雅楽、ハワイアン音
楽等が挙げられ、上記音声としては、ナレーション又は朗読を含む人間の声、動物の鳴き声、川の音、波の音、風の音、風鈴の音等が挙げられる。そして、このようなVRコースとして、下記表1に示すように例えば目的に応じて食欲増加コース、食欲減少コース、リラクゼーションコース、リフレッシュコース、集中力アップコース、臨場感コース等が用意されている。
Figure 2018183561
なお、ベルガモットに含まれるリモネンは、消化を促したり、胃腸を整える働きに加えて、食欲増進作用を促し、ベルガモットに含まれる酢酸リナリルは、抗うつ作用があり、精神的なストレスによる食欲不振に効果が期待される。
また、金木犀の香りは、食欲が亢進されるオレキシンの発現量を抑制させる作用がみられる。
さらに、チョコレート臭に含まれるフェニルアルデヒド、ジメチルピラジン、フェニルメチルヘキサナール等は、中枢神経系に作用して集中度を向上させる作用が認められている。
ここで、実施形態1に係るVRコースの一例であるリラクゼーションコースについて説明する。図4は、リラクゼーションコースについて説明するための図である。リラクゼーションコースでは、頭部搭載型ディスプレイ装置50に、時間t0〜時間t1に画像A(森の静止画等)が表示され、時間t1〜時間t2に画像B(山の静止画等)が表示され、時間t2〜時間t3に画像C(マッサージされている人の動画等)が表示され、時間t3〜時間t4に画像D(植物の静止画等)が表示される。
また、スピーカ60から、時間t0〜時間t4にクラシック音楽が流れる。なお、クラシック音楽は、脳やホルモンの活性化、自律神経のバランスを整える作用がある。また、「サビ」の部分に入る直前にドーパミンが非常に高い確率で活性化される。
さらに、アロマディフューザ70から、時間t0〜時間t1に香りA(紅茶臭等)が放出され、時間t1〜時間t2に香りB(グァテマラのコーヒ−臭等)が放出され、時間t2〜時間t3に香りC(ワイン臭等)が放出され、時間t3〜時間t4に香りD(ブルーマウンテンのコーヒー臭等)が放出される。つまり、画像Aが表示されたときには、画像Aに結びつけられた香りAが放出され、画像Bが表示されたときには、画像Bに結びつけられた香りBが放出され、画像Cが表示されたときには、画像Cに結びつけられた香りCが放出され、画像Dが表示されたときには、画像Dに結びつけられた香りDが放出される。なお、コーヒー臭は、脳にα波が出現すると報告されており、特にグァテマラやブルーマウンテンのコーヒー臭はリラックス効果が高い。
そして、時間t1〜時間t2にマッサージ内容Bが実行され、時間t2〜時間t3にマッサージ内容Cが実行される。マッサージ内容Bは、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が非常に遅く(ゆっくりしたリズム)、動作距離が非常に短いものとなり、さらに遠心コースとなっている。また、マッサージ内容Cは、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が遅く、動作距離が短いものとなり、さらに遠心コースとなっている。つまり、画像Bが表示されたときには、画像Bに結びつけられたマッサージ内容Bが実行され、画像Cが表示されたときには、画像Cに結びつけられたマッサージ内容Cが実行される。
なお、「遠心コース」とは、古代中国で生まれた「あんま」の考えを取り入れたマッサージの技法で、心臓から体の末端へ向けて血流を促す。全身の血行を促進し、末端まで血液を巡らせ、リラックスさせる。また、リラクゼーションコースでは、心兪、肝兪、天柱、風池等のツボに刺激を与えることが好ましい。
すなわち、例えば時間t1〜時間t2では、画像B(山の静止画等)が表示されたときには、画像B(山の静止画等)に結びつけられた香りB(グァテマラのコーヒ−臭等)が放出され、クラシック音楽が流れ、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が非常に遅く(ゆっくりしたリズム)、動作距離が非常に短いものとなり、さらに遠心コースとなるマッサージ内容Bが実行され、よりリラクゼーション効果が得られることになる。
また、図5は、臨場感コースについて説明するための図である。
臨場感コースでは、頭部搭載型ディスプレイ装置50に、映像として例えば戦争映画(動画)が表示され、例えば時間t0〜時間t1’にシーンA’が表示され、時間t1’〜時間t2’にシーンB’が表示され、時間t2’〜時間t3’にシーンC’(銃撃シーン等)が表示される。
また、スピーカ60から、時間t0〜時間t1’に音声A’(セリフ等)が流れ、時間t1’〜時間t2’に音声B’(セリフ等)が流れ、時間t2’〜時間t3’に音声C’(セリフ等)が流れる。
さらに、アロマディフューザ70から、時間t0〜時間t1’に香りA’が放出され、時間t1’〜時間t2’に香りB’が放出され、時間t2’〜時間t3’に香りC’が放出される。つまり、シーンA’が表示されたときには、シーンA’に結びつけられた香りA’が放出され、シーンB’が表示されたときには、シーンB’に結びつけられた香りB’が放出され、シーンC’(銃撃シーン等)が表示されたときには、シーンC’に結びつけられた香りC’(煙等の香り等)が放出される。
そして、時間t0〜時間t1’にマッサージ内容A’が実行され、時間t1’〜時間t2’にマッサージ内容B’が実行され、時間t2’〜時間t3’にマッサージ内容C’が実行される。マッサージ内容A’は、揉み玉31aの動作速度が非常に遅く、動作距離が非常に短いものとなっている。マッサージ内容B’は、エアセル31bの動作速度が遅く、動作距離が短いものとなっている。マッサージ内容C’は、押し棒31cの動作速度が非常に速く、動作距離が非常に長いものとなっている。つまり、シーンA’が表示されたときには、シーンA’に結びつけられたマッサージ内容A’が実行され、シーンB’が表示されたときには、シーンB’に結びつけられたマッサージ内容B’が実行され、シーンC’ (銃撃シーン等)が表示されたときには、シーンC’に結びつけられたマッサージ内容C’が実行される。
すなわち、例えば時間t2’〜時間t3’では、シーンC’(銃撃シーン等)が表示されたときには、シーンC’(銃撃シーン等)に結びつけられた香りC’(煙等の香り等)が放出され、押し棒31c等の動作速度が非常に速く、動作距離が非常に長いものとなるマッサージ内容C’が実行され、より臨場感が味わえることになる。
次に、VRコースを実行させるために操作されるコントローラ10の構成について説明する。コントローラ10は、選択可能なVRコースや各種情報等をディスプレイ12に画像として表示する表示制御手段11aと、操作スイッチ13やディスプレイ12に表示された画像に基づいての操作を含む使用者からの各種操作入力を受付ける受付手段11bと、マッサージユニット制御部40に指示信号を出力する制御手段11cと、頭部搭載型ディスプレイ装置50に指示信号を出力する制御手段11dと、スピーカ60に指示信号を出力する制御手段11eと、アロマディフューザ70に指示信号を出力する制御手段11fとを有する。
受付手段11bは、選択されたVRコースが実行されるように、制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとに制御開始の指示信号を出力する制御を行うものである。例えば使用者がディスプレイ12に表示されたリラクゼーションコースを選択すると、受付手段11bは制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとの全ての制御手段にリラクゼーションコース開始の指示信号を同時(開始時間t0)に出力する。つまり、制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとにおける開始時間t0を一致させる(図4参照)。
これにより、リラクゼーションコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11dは、画像Aを表示させ、開始時間t0の時間t1後に画像Bを表示させ、開始時間t0の時間t2後に画像Cを表示させ、開始時間t0の時間t3後に画像Dを表示させ、開始時間t0の時間t4後に画像Dを表示させることを停止する。また、リラクゼーションコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11eは、クラシック音楽を流させ、開始時間t0の時間t4後にクラシック音楽を流させることを停止する。さらに、リラクゼーションコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11fは、香りAを放出させ、開始時間t0の時間t1後に香りBを放出させ、開始時間t0の時間t2後に香りCを放出させ、開始時間t0の時間t3後に香りDを放出させ、開始時間t0の時間t4後に香りDを放出させることを停止する。そして、リラクゼーションコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11cは、開始時間t0の時間t1後にマッサージ内容Bを実行させ、開始時間t0の時間t2後にマッサージ内容Cを実行させ、開始時間t0の時間t3後にマッサージ内容Cを実行させることを停止する。
また、使用者がディスプレイ12に表示された臨場感コースを選択すると、受付手段11bは制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとの全ての制御手段に臨場感コース開始の指示信号を同時(開始時間t0)に出力する。つまり、制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとにおける開始時間t0を一致させる(図5参照)。これにより、臨場感コース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11cと制御手段11dと制御手段11eと制御手段11fとは、開始時間t0から所定時間t1’、t2’、t3’後に所定の操作を実行していく。
図8は、頭部搭載型ディスプレイ装置50で表示される映像を説明するための図である。図9は、映像又は前記音声に対応付けられたマッサージコースについて説明するための図である。なお、図9は図4とほとんど同様の構成であり、図4における音楽が、音楽と音声の両方を含んでいる構成である。
画像C(マッサージされている人の動画等)の映像と同調したマッサージ内容Cについて説明する。図8,9に示すとおり、画像Cの映像はマッサージ内容を含むマッサージを受けている映像である。図8は人がベッドにうつ伏せとなり、マッサージ師に背中をマッサージされている映像である。マッサージ内容Cは、画像Cのマッサージを受けている映像と同様のマッサージを受けている部位やマッサージ動作(例えば揉み動作、叩き動作)やマッサージ時間等である。この様にすることで、使用者は頭部搭載型ディスプレイ装置50に、マッサージを受けている映像が表示され、マッサージを受けている映像と同調した同じマッサージ部位や同じマッサージ動作や同じマッサージ時間等の同じマッサージ内容を受けることで、使用者はあたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。上述では人がベッドにうつ伏せとなり、マッサージ師に背中をマッサージされている映像を例に挙げたが、これに限定されない。例えば、マッサージを受けている人型のアイコンの映像でもよい。
音声と同調したマッサージ内容Cについて説明する。
図8,9に示すとおり、音声はマッサージ内容を報知する。例えば、マッサージ師がマッサージしている部位やマッサージ動作(例えば揉み動作、叩き動作)等のマッサージ内容を報知する音声である。マッサージ内容Cは、上述した音声と同様のマッサージしている部位やマッサージ動作やマッサージ時間である。この様にすることで、使用者はマッサージ内容の音声と同調した同じマッサージ部位や同じマッサージ動作や同じマッサージ時間等の同じマッサージ内容を受けることで、使用者はあたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。
映像と音声に対応付けられたマッサージコースについて説明する。
図9に示すとおり、映像(画像A〜D)と音声及び音楽は、各時間t0〜t4に対応した内容である。例えば、頭部搭載型ディスプレイ装置50で表示される映像は、時間t0〜時間t1に画像A(マッサージ師が肩に対して揉み動作を行っている映像)、時間t1〜時間t2に画像B(マッサージ師が背中に対して叩き動作を行っている映像)、時間t2〜時間t3に画像C(マッサージ師が脹脛に対して押圧動作を行っている映像)、時間t3〜時間t4に画像D(マッサージ師が右腕に対して押圧動作を行っている映像)であり、スピーカ60から流れる音楽と音声は、時間t0〜時間t2にクラシック音楽、時間t2〜時間t3にマッサージ内容の音声(例えば、マッサージ部位やマッサージ動作等を行う内容)、時間t3〜時間t4にクラシック音楽である。さらに、アロマディフューザ70から、時間t0〜時間t1に香りA(紅茶臭等)が放出され、時間t1〜時間t2に香りB(グァテマラのコーヒ−臭等)が放出され、時間t2〜時間t3に香りC(ワイン臭等)が放出され、時間t3〜時間t4に香りD(ブルーマウンテンのコーヒー臭等)が放出される。つまり、画像Aが表示されたときには、画像Aに結びつけられた香りAが放出され、画像Bが表示されたときには、画像Bに結びつけられた香りBが放出され、画像Cが表示されたときには、画像Cに結びつけられた香りCが放出され、画像Dが表示されたときには、画像Dに結びつけられた香りDが放出される。
そして、時間t0〜時間t1でマッサージ内容Aが実行され、時間t1〜時間t2でマッサージ内容Bが実行され、時間t2〜時間t3にマッサージ内容Cが実行され、時間t3〜時間t4にマッサージ内容Dが実行される。マッサージ内容Aは、マッサージ師が肩に対して揉み動作を行っている映像である画像Aに対応付けられた使用者の肩に対して揉み玉31aで揉み動作を行う内容である。マッサージ内容Bは、マッサージ師が背中に対して叩き動作を行っている映像である画像Bに対応付けられた使用者の背中に対して揉み玉31aで叩き動作を行う内容である。マッサージ内容Cは、マッサージ師が脹脛に対して押圧動作を行っている映像である画像Cに対応付けられた使用者の脹脛に対してエアセル31bで押圧動作を行う内容である。マッサージ内容Dは、マッサージ師が右腕に対して押圧動作を行っている映像である画像Dに対応付けられた使用者の右腕に対してエアセル31bで押圧動作を行う内容である。上述した内容に限定されなく、例えば、複数人のマッサージ師が同時に背中に対して揉み動作と脹脛に対して押圧動作を行っている映像であれば、それに対応付けられたマッサージ内容は使用者の背中に対して揉み玉31aで揉み動作を行い、使用者の脹脛に対してエアセル31bで押圧動作を行う内容である。また、マッサージ部位やマッサージ動作等の音声であれば、音声と同様のマッサージ部位やマッサージ動作を、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31cで行う。つまり、画像Cが表示されたときには、画像Cに対応付けられたマッサージ内容Cが実行され、マッサージ部位やマッサージ動作等の音声が流れたときには、音声に対応付けられたマッサージ内容Cが実行される。この様にすることで、使用者は映像や音声に同調したマッサージを受けることができ、あたかもマッサージ師にマッサージされている感覚となり、高いマッサージ効果を得ることができる。
以上のように実施形態1に係るマッサージ機100によれば、使用者は映像、音声、音楽、香り等と同調したマッサージ内容を受けることができ、高いマッサージ効果を得ることができる。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2に係るマッサージ機200の構成を示すブロック図である。なお、上述したマッサージ機100と同様の構成要素については、同じ符号を付している。
マッサージ機200は、座部や背凭れ部やフットレストや肘掛け部等を備える椅子本体20と、モータや施療子31等を備えるマッサージユニット30と、マッサージユニット30を制御するマッサージユニット制御部40と、マッサージ動作に係る各種操作入力を受付けるコントローラ10とから主として構成されている。さらに実施形態2に係るマッサージ機200には、背凭れ部の上方部等に内蔵されたスピーカ(感覚情報提供手段)60と、アロマディフューザ(香り放出器)70とが備えられている。
コントローラ10に設けられた記憶部14は、VRコースに係るデータが格納されるように構成されており、複数のVRコースを予め記憶している。実施形態2に係るVRコースは、マッサージ機200の販売元等によって作成されたプログラムであり、ベルガモットやマンダリン等の香りと、川の音、波の音等の音声と、マッサージ内容とを組み合わせて所定の手順で実行させるためのものとなっている。そして、このようなVRコースとして、例えば目的に応じて食欲増加コース、食欲減少コース、リラクゼーションコース、リフレッシュコース、集中力アップコース等が用意されている。
ここで、実施形態2に係るVRコースの一例であるリフレッシュコースについて説明する。図7は、リフレッシュコースについて説明するための図である。
リフレッシュコースでは、アロマディフューザ70から、時間t0〜時間t1’’に香りA’’(ローズウッド等)が強度A’’で放出され、時間t1’’〜時間t2’’に香りB’’ (ローズウッド等)が強度B’’で放出され、時間t2’’〜時間t3’’に香りC’’(ローズウッド等)が強度C’’で放出され、時間t3’’〜時間t4’’に香りD’’(ローズウッド等)が強度D’’で放出される。
なお、ローズウッドに含まれるリナロールは、心を活性化させる作用や鎮静作用があることから、リフレッシュやリラックスに効果がある。
また、スピーカ60から、時間t0〜時間t1’’に音声A’’が流れ、時間t1’’〜時間t2’’に音声B’’が流れ、時間t2’’〜時間t3’’に音声C’’が流れ、時間t3’’〜時間t4’’に音声D’’が流れる。つまり、香りA’’が強度A’’で放出されたときには、香りA’’に結びつけられた音声A’’が流れ、香りB’’が強度B’’で放出されたときには、香りB’’に結びつけられた音声B’’が流れ、香りC’’が強度C’’で放出されたときには、香りC’’に結びつけられた音声C’’が流れ、香りD’’が強度D’’で放出されたときには、香りD’’に結びつけられた音声D’’が流れる。
実施形態2では、上記音声として「1/fゆらぎ」現象を備えた音を流すようにすることが好ましい。この「1/fゆらぎ」とは、そのパワースペクトルが周波数fに反比例することから名付けられたもので、一言でいうと、生物に対し精神的な安らぎを与えてくれる可能性のある変動(波)現象とされ、身の回りにごく自然に存在して、そよ風、川のせせらぎ等に含まれ、実施形態2では、上記音声としてそよ風の音、川のせせらぎの音を流す。
そして、時間t1’’〜時間t2’’にマッサージ内容B’’が実行され、時間t2’’〜時間t3’’にマッサージ内容C’’が実行される。マッサージ内容B’’は、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が速く、動作距離が長いものとなり、さらに求心コースとなっている。また、マッサージ内容C’’は、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が非常に速く(早めのリズム)、動作距離が非常に長いものとなり、さらに求心コースとなっている。つまり、香りB’’が強度B’’で放出されたときには、香りB’’に結びつけられたマッサージ内容B’’が実行され、香りC’’が強度C’’で放出されたときには、香りC’’に結びつけられたマッサージ内容C’’が実行される。
なお、「求心コース」とは、古代ヨーロッパで生まれた「マッサージ」の考えを取り入れた技法で、体の末端から心臓へ向けて血流を促す。戻りにくい末端の血液を心臓に送り返し、疲労回復を促し、新陳代謝を高めて体をリフレッシュさせる。また、リフレッシュコースでは、心兪、脾兪、腎兪等のツボに刺激を与えることが好ましい。
すなわち、例えば時間t2’’〜時間t3’’では、香りC’’(ローズウッド等)が強度C’’で放出されたときには、香りC’’(ローズウッド等)に結びつけられた揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度が非常に速く(早めのリズム)、動作距離が非常に長いものとなり、さらに求心コースとなるマッサージ内容C’’が実行され、よりリフレッシュ効果が得られることになる。
次に、VRコースを実行させるために操作されるコントローラ10の構成について説明する。コントローラ10は、選択可能なVRコースや各種情報等をディスプレイ12に画像として表示する表示制御手段11aと、操作スイッチ13やディスプレイ12に表示された画像に基づいての操作を含む使用者からの各種操作入力を受付ける受付手段11bと、マッサージユニット制御部40に指示信号を出力する制御手段11cと、スピーカ60に指示信号を出力する制御手段11eと、アロマディフューザ70に指示信号を出力する制御手段11fとを有する。
受付手段11bは、選択されたVRコースが実行されるように、制御手段11cと制御手段11eと制御手段11fとに制御開始の指示信号を出力する制御を行うものである。例えば使用者がディスプレイ12に表示されたリフレッシュコースを選択すると、受付手段11bは制御手段11cと制御手段11eと制御手段11fとの全ての制御手段にリフレッシュコース開始の指示信号を同時(開始時間t0)に出力する。つまり、制御手段11cと制御手段11eと制御手段11fとにおける開始時間t0を一致させる(図7参照)。
これにより、リフレッシュコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11fは、香りA’’を強度A’’で放出させ、開始時間t0の時間t1’’後に香りB’’を強度B’’で放出させ、開始時間t0の時間t2’’後に香りC’’を強度C’’で放出させ、開始時間t0の時間t3’’後に香りD’’を強度D’’で放出させ、開始時間t0の時間t4’’後に香りD’’を放出させることを停止する。また、リフレッシュコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11eは、音声A’’を流させ、開始時間t0の時間t1後に音声B’’を流させ、開始時間t0の時間t2後に音声C’’を流させ、開始時間t0の時間t3後に音声D’’を流させ、開始時間t0の時間t4後に音声D’’を流させることを停止する。そして、リフレッシュコース開始の指示信号が開始時間t0に入力された制御手段11cは、開始時間t0の時間t1’’後にマッサージ内容B’’を実行させ、開始時間t0の時間t2’’後にマッサージ内容C’’を実行させ、開始時間t0の時間t3’’後にマッサージ内容C’’を実行させることを停止する。
以上のように実施形態2に係るマッサージ機200によれば、使用者は香り、音声等と同調したマッサージ内容を受けることができ、高いマッサージ効果を得ることができる。
(実施形態3)
実施形態1に係るマッサージ機100においては、揉み玉31a、エアセル31b、押し棒31c等の動作速度及び動作距離が調整される場合について述べたが、これに限定されるものではなく、音楽の音の大きさも調整されるように構成してもよい。
(実施形態4)
実施形態1に係るマッサージ機100においては、頭部搭載型ディスプレイ装置50に画像が表示される場合について述べたが、これに限定されるものではなく、ディスプレイ12に表示されるように構成してもよい
(実施形態5)
実施形態2に係るマッサージ機200においては、受付手段11bは制御手段11cと制御手段11eと制御手段11fとの全ての制御手段にリフレッシュコース開始の指示信号を同時(開始時間t0)に出力する場合について述べたが、これに限定されるものではなく、従来のマッサージコース中に香りを放出させるタイミングを組み込むことで香り等と同調したマッサージ内容を受けることができるように構成してもよい。
本発明に係るマッサージ機は、映像、音声、音楽、香り等を提供しながらマッサージを実行するマッサージ機等として有用である。
10 コントローラ(制御部)
11a 表示制御手段
14 記憶部
30 マッサージユニット
40 マッサージユニット制御部(制御部)
50 頭部搭載型ディスプレイ装置(感覚情報提供手段)
60 スピーカ(感覚情報提供手段)
70 アロマディフューザ(香り放出器)
100 マッサージ機

Claims (12)

  1. 1種以上の感覚情報を提供する感覚情報提供手段と、
    揉み玉、エアセル及び押し棒からなる群から選択される1種以上の施療子を有するマッサージユニットと、
    前記施療子の動作速度、動作距離、動作時間間隔及び/又は動作位置を含むマッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力する制御部と、
    次々と連続的に提供される前記感覚情報中の一区切りとなる場面の各内容と、場面の各内容に結びつけられた前記マッサージ内容とをそれぞれ対応付けた少なくとも1種以上のバーチャルリアリティコースを記憶するための記憶部とを備えるマッサージ機であって、
    前記制御部は、選択されたバーチャルリアリティコースに基づいて、前記感覚情報中の各場面が提供されるタイミングに、対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力することを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記感覚情報は、映像、音声及び音楽からなる群から選択される1種以上からなり、
    前記映像は、複数の静止画及び動画からなる群から選択される1種以上からなり、
    前記音声は、ナレーション又は朗読を含む人間の声、動物の鳴き声、川の音、波の音、風の音及び風鈴の音からなる群から選択される1種以上からなり、
    前記音楽は、クラシック音楽、ポップス、レゲエ、童謡、民謡、ジャズ、ロック、土着音楽、アフリカ系音楽、雅楽及びハワイアン音楽からなる群から選択される1種以上からなることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記映像は、前記マッサージ内容を含むマッサージを受けている映像であることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記音声は、前記マッサージ内容を報知することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマッサージ機。
  5. 前記制御部は、前記映像又は前記音声に対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を出力することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  6. 前記映像における前記一区切りとなる場面とは、物語における起承転結の各部分、1枚の静止画又は映画における1シーンであり、
    前記物語は、紙芝居、影絵、人形浄瑠璃及び童話からなる群から選択される1種以上からなり、
    前記音楽における前記一区切りとなる場面とは、イントロ、Aメロ、Bメロ、間奏、アウトロの各部分であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマッサージ機。
  7. 前記感覚情報提供手段は、前記映像を表示する頭部搭載型のディスプレイ装置であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  8. 前記感覚情報提供手段は、前記音声又は前記音楽を出力するスピーカであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  9. 複数種類の香りの中から少なくとも1種類の香りを放出することが可能な香り放出器を備え、
    前記バーチャルリアリティコースは、次々と連続的に提供される前記感覚情報中の場面の各内容と、場面の各内容に結びつけられた種類の香りとがそれぞれ対応付けられたものであり、
    前記制御部は、選択されたバーチャルリアリティコースに基づいて前記感覚情報中の各場面が提供されるタイミングに、対応付けられた種類の香りを前記香り放出器に放出させることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のマッサージ機。
  10. 複数種類の香りの中から少なくとも1種類の香りを放出することが可能な香り放出器と、
    揉み玉、エアセル及び押し棒からなる群から選択される1種以上の施療子を有するマッサージユニットと、
    前記施療子の動作速度、動作距離、動作時間間隔及び/又は動作位置を含むマッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を前記マッサージユニットに出力する制御部とを備えるマッサージ機であって、
    放出される前記香りの種類及び/又は強度と、前記香りの種類及び/又は強度に結びつけられた前記マッサージ内容とをそれぞれ対応付けた少なくとも1種以上のバーチャルリアリティコースを記憶するための記憶部を備え、
    前記制御部は、選択された前記バーチャルリアリティコースに基づいて前記香りが放出される際に、対応付けられた前記マッサージ内容を示すマッサージユニット制御信号を出力することを特徴とするマッサージ機。
  11. 前記香りは、ベルガモット、マンダリン、セージ、タイム、ローレル、金木犀、パチュリ、グレープフルーツ臭、バニラ臭、コーヒー臭、紅茶臭、ワイン臭、ローズマリー、ローズウッド、ペパーミント、ミント、ユーカリ、ココア臭又はチョコレート臭であることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のマッサージ機。
  12. 前記バーチャルリアリティコースは、臨場感コース、食欲増加コース、食欲減少コース、リラクゼーションコース、リフレッシュコース又は集中力アップコースであることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載のマッサージ機。
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