JP2020105961A - 縦軸ロータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、低風速でも回転効率の高い縦軸ロータと、その縦長ブレードを提供することを目的としている。【解決手段】 発電機に連結されている縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの各主部が固定され、各主部の上下部に、先端を縦主軸方向へ弧曲する上下内向弧曲部が連続して形成され、該縦長ブレードの弦長は全体が同長とされ、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなるものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、回転性能に優れ、強風や強い水流にもブレードが破損しにくい、風水力用の縦軸ロータ及びその縦長ブレードに関する。
縦長ブレードを備える風力発電装置は、例えば特許文献1に記載されている。その縦長ブレードは、単に平板を曲げただけのもので、縦軸周りに複数枚が固定されているものである。
特開2012−002069号
特許文献1に記載の縦長ブレードは、板状のものであり、かつ回転時におけるその内面は、上下の全長に亘って、一定の迎角とされている。
そのため、縦長ブレードの上部と下部を通過する気流は、コアンダ効果によって、縦長ブレードの中心方向へ集まろうとして、回転に資する力が無駄になる。
本発明は、このような欠点を改善し、軽量で高速回転をする風水力用の縦軸ロータ及びその縦長ブレードを提供することを目的としている。
本発明は前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
(1) 発電機に連結されている縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に、先端を縦主軸方向へ弧曲する上下内向弧曲部が連続して形成され、該縦長ブレードの弦長は全体が同長とされ、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータ。
(2) 前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に連続して形成された上下の内向弧曲部の先端部は、縦主軸に固定された取着部材に固定され、前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータ。
(3) 前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に連続して形成された上下の内向弧曲部の先端部は、縦主軸に固定された取着部材に固定され、主部の下部に連続して形成された下内向弧曲部の先端部は、発電機を支持する支柱の外周に配置される環状取着部材に一体に固定され、前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータ。
(4) 複数の支柱と複数の横枠体とで立体に組まれた支持枠体の内部の基盤に発電機が配置される態様において、発電機に立設された縦主軸に、複数のロータが多層状に配設され、各ロータにおける縦長ブレードの主部は、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に固定され、該主部の上下に縦主軸方向へ弧曲する弧曲部が形成され、該各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくして、その端部を縦主軸に固定された上下の取着部材に固定してなる縦軸ロータ。
(5) 縦主軸の周囲に、複数の揚力型の縦長ブレードを、取付部材を介して固定する縦軸ロータにおいて、縦長ブレードは、正面で主部の上下部に、軸方向に向いて弧曲する上下の内向弧曲部を形成し、その各内向弧曲部の先端面は垂直とし、弦長は全体に同長とされ、縦主軸方向を向く左側面は、略魚形の端面が顕示され、かつ上下の内向弧曲部における前縁が、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータの縦長ブレード。
(6) 前記縦長ブレードにおける上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成されている前記(5)に記載の縦軸ロータの縦長ブレード。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の発明においては、縦軸ロータにおける、各縦長ブレードの主部の上下に、内向弧曲部が一連で形成されているので、ブレードに屈曲変形が生じにくく、強風によっても歪みが生じにくく破損しにくい。主部が回転時の遠心部に当たり、上下方向へ通過しようとする気流によって上下内向弧曲部の回転効率が高まる。
特に縦長ブレードにおける、上下内向弧曲部において前縁が、主部との境界から各内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大きくしてあるので、回転に伴って、上下の内向弧曲部の表面に沿って通過する気流は、縦主軸の近くにおいて、上または下方向に通過する気流は、上下内向弧曲部の大きな迎角部分を通過して内側方向へ入り込むコアンダ効果による高速気流により、回転方向への反作用として回転速度を高めるので、縦長ブレード全体の回転速度を高める効果が生じる。
一般的には、回転時の遠心部分よりも、縦主軸に近い部分のブレードの速度は遅いが、本発明においては、縦主軸に近い部分の回転速度が高くなるので、ブレード全体の回転速度が高くなり発電効率が高まる。
前記(2)に記載の発明においては、前記縦長ブレードの上下の内向弧曲部の先端部が、縦主軸に固定されている取着部材に固定されるので、縦長ブレードの長さが長い時にも、全体が安定して回転する。
前記(3)に記載の発明における縦軸ロータの縦長ブレードが長い時には、発電機の上方に縦主軸を長く突設しなければならない。その場合には縦主軸の径を太くすると、発電機にかかる負担が大となるので、縦主軸の長さを短くして、縦長ブレードの下端部分を、発電機の位置よりも下位の支柱部分にしたもので、支柱の周囲に配置する環状取着部材に、下内向弧曲部の下端部を固定することによって、複数の縦長ブレードを一体化して、ぐらつきをなくすことが出来る。
上下の内向弧曲部の前縁は、主部との境界から、上下の内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大としてあるので、上下の内向弧曲部では、その表面に沿ってコアンダ効果により高速となって、内側方向へ向いて通過することになり、その反作用で高速回転し、ブレード全体の速度を高速化させる。
前記(4)に記載の発明における縦軸ロータは、支持枠体に支持された縦主軸に、多層状に固定されているので、縦長ブレードの枚数が少なくても総体として受風面積が広いので、低速風の中でも高速回転をする。上下の層において、各
内向弧曲部の表面に沿って通過する気流は、それぞれ内向きに通過するので、通過した高速気流が上下のロータの間において干渉をすることがない。
前記(5)に記載の発明において、縦長ブレードは、主部の上下部に縦主軸方向へ弧曲する内向弧曲部が連続して形成されているので、強い風力が、どの方向からかかっても、捩じれや変形が生じにくく破損しにくい。
また内向弧曲部は、主部との境界部分から、内向弧曲部の先端へかけて、前縁が迎角を次第に大きくされているので、回転に伴って、内向弧曲部の表面を通過する気流は、コアンダ効果により高速化されて内側方向へ通過し、その反作用としてブレードは回転方向へ高速で回転するので、総体として縦長ブレードの回転速度が高まる。
前記(6)に記載の発明における縦軸ロータの縦長ブレードは、上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成されているので、縦長ブレードの下部が、支柱上の発電機の位置よりも下方になるような時には、支柱の周囲に配置する環状取着部材に下内向弧曲部の下端部を固定することにより、複数の縦長ブレードの一体化をすることができる。
本発明の風力用の縦軸ロータの実施例1の正面図である。 図1の平面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの正面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3における右側面図である。 図3における左側面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの背面図である。 図7におけるVIII−VIII線断面図である。 図7におけるIX−IX線断面図である。 本発明の縦軸ロータの縦長ブレードの実施例2の正面図である。 本発明の縦軸ロータの実施例3の正面図である。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1において、縦軸ロータ1は、支柱2上に固定された発電機3を貫通して、回転可能に立設された縦主軸4に、複数(図では3枚)の揚力型の縦長ブレード5が配設されている。
各縦長ブレード5は、ほぼ垂直な主部5Aの上下部から、縦主軸4の方向へ長く弧曲する上内向弧曲部5Bと、下内向弧曲部5Cとから形成され、上内向弧曲部5Bは、縦主軸4の上端部に固定された取着部材6に固定され、主部5Aの左側面5G(内面)中間部を、縦主軸4に固定された中間取着部材7における、放射方向へ突出する支持腕7Aの先端部に固定されている。
下内向弧曲部5Cの先端部は、支柱2に接触しないように、外面に配置された環状取着材8に固定されている。
支柱2の下部には、図示しない蓄電池が納められ、縦軸ロータ1及び太陽光発電パネル11で発電された電気を蓄電するようになっている。
符号9は制御盤、10は街灯、12は通信用アンテナであり、電線の引かれていない山間地や海浜、小島等に配設することにより、携帯電話などの基地局の役割を果たすことができる。
縦長ブレード5は、図3以下に詳細に示す。右側面5Fは、図5に示すように、弦長は上下に同じ長さであり、主部5Aの横断面は図4に示すように、前縁5Dと後縁5Eは、縦主軸4を中心として回転する回転円弧T上になるように形成されている。
縦長ブレード5の上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hは、図3に示すように垂直であり、従って縦長ブレード5の左側面5G(回転時の内側面)は、図6に示すように、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hが現れている。
この先端面5Hにおける、後縁5Eと前縁5Dを結ぶ迎角線Kは、水平に対して外向きに広がって迎角を示しており、この角度はブレードの厚さによって変化する。従って、この縦長ブレード5が回転すると、表面に沿って通過するコアンダ効果により、高速となって通過する流体は後縁5Eで内側に入り、縦長ブレード5を効率良く回転させる。
すなわち縦主軸4に近い部分は、遠心部における主部5Aよりも、回転速度は遅いのであるが、本願発明においては、上下の内向弧曲部5B、5Cは、主部5Aよりも大きな迎角を持って、内側に流体を通過させることによって高速回転し、全体の回転速度を高めることが確認された。
図7は、図3における縦長ブレード5の背面図である。この図で明かなように、外見上では正面と変わらないが、図8、図9に断面を示すように、縦主軸4に近づくに従って、前縁5Dが外側へ傾斜して迎角を大きくしている。
ここにおいて、上下の内向弧曲部5B、5Cにおける左側面5Gは、水平線よりも内側へ入らないものとされる。
上下の内向弧曲部5B、5Cにおける内側基準線Sに対して、右側面5Gを通過する流体は、右側面の膨出が高いので、通過する流体のコアンダ効果による高速流は内側に入り、反作用で、縦長ブレード5は、回転方向に回転効率が高まる。
図10は、本願発明縦軸ロータの実施例2を示す正面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。図10における右側の縦長ブレード5が正面を示し、左側の縦長ブレード5は背面を示している。
この実施例2では、縦主軸4の長さが短いので、上部の取着部材6は、縦主軸4の上端に固定されていない。縦主軸4に固定された円盤状の中間取着部材7から放射方向へ突出する支持腕7Aの先端が、縦長ブレード5の主部5Aの内側面に固定されて、縦長ブレード5全体を支持している。
縦長ブレード5の横断面は、前例と同じく、上下の内向弧曲部5B、5Cの前縁は、主部5Aよりも大な迎角を持っている。
これによって、回転に伴い、上下の内向弧曲部5B、5Cの内外側面に沿って通過する気流は、縦主軸4に近い位置で、上方向または下方向へ、コアンダ効果により高速化されて内側向きに通過し、その反作用として、縦軸ロータ1は低速風においても、効率良く回転する。
図11は、本発明の縦軸ロータ1の実施例3の正面図である。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。この実施例3においては、支持枠体13における縦主軸4に縦軸ロータ1を多層状に装着したものである。
この縦主軸4は、主部4Aは太管とし、上端と下端は細軸4B、4Bとして、細軸4Bの部分をベアリング16、16で支持する。
これによって、縦主軸4の撓みが抑止され、主部4Aは管体なので軽量であり、細軸4B部分は細いので、縦長ブレード5の回転時の遠心部と比較して回転速度が遅く、ベアリング16の負担を小とする。
支持枠体13は、複数(図では4本)の支柱14、14と複数(図では4個)の、平面視方形の横枠体15、15とで立体に組まれている。上下の横枠体15は、方形の外枠の内側に複数の支持杆15Bを介して中央部に、縦主軸4を支持するベアリング16が支持されている。中間の横枠体15は、支持杆15Bを介して中央部に固定されるガイド15Cは、太管の主部4Aが貫通し、接触しない貫通孔が形成されている。
支持枠体13の下部において、横枠体15と支柱14と基盤Gとの間に、揺れ留めの筋交17が配設され、また中間の横枠体15と支柱14の間にも筋交17Aが配設されている。これによって、支持枠体13の経方向の歪みやロータ1の回転に伴う揺れが生じにくくなる。
支持枠体13の中央部の基盤G上に、免震台18を介して発電機19が配設されている。発電機19の上に立設された縦主軸4は、前記各横枠体15におけるベアリング16、16によって回転可能に支持されている。
ベアリング16の支持には、任意の免震部材20を介在させることができる。
前記縦軸ロータ1は、図3の縦長ブレード5と比較して、上下の内向弧曲部5B、5Cの長さが同じに形成されている。
従って、縦主軸4に固定される上下の取着部材6、6は同じ態様のものを使用して、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部が固定されている。
この縦長ブレード5においても、主部5Aとの境界から、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部へかけての前縁5Dは、迎角を次第に大きくしてある。そのため、回転時において、上下の内向弧曲部5B、5Cを通過する気流は、後縁5Eを内側方向へ通過し、その反作用で縦長ブレード5は前縁方向に高速で回転する。
縦長ブレード5は、図面では左右1対のものが描かれているが、3枚とすることもできる。なおこの発明は、水力発電装置にも適用することができる。
この発明にかかる縦軸ロータ及び縦長ブレードは、低風速でも、効率のよい回転をするので、風力発電装置に使用して、高い効果をあげることができ、また水力発電装置に効率良く利用することができる。
1.縦軸ロータ
2.支柱
3.発電機
4.縦主軸
4A.主部
4B.細軸
5.縦長ブレード
5A.主部
5B.上内向弧曲部
5C.下内向弧曲部
5D.前縁(正面)
5E.後縁(背面)
5F.右側面
5G.左側面
5H.先端面
6.取着部材
7.中間取着部材
8.環状取着部材
9.制御盤
10.街灯
11.太陽光発電器
12.アンテナ
13.支持枠体
14.支柱
15.横枠体
15A.外枠
15B.支持杆
16.ベアリング
17、17A.筋交
18.免震台
19.発電機
20.免震部材
G.基盤
K.迎角
S.内側基準面線
T.回転円弧
本発明は、回転性能に優れ、強風や強い水流にもブレードが破損しにくい、風水力用の縦軸ロータ及びその縦長ブレードに関する。
縦長ブレードを備える風力発電装置は、例えば特許文献1に記載されている。その縦長ブレードは、単に平板を曲げただけのもので、縦軸周りに複数枚が固定されているものである。
特開2012−002069号
特許文献1に記載の縦長ブレードは、板状のものであり、かつ回転時におけるその内面は、上下の全長に亘って、一定の迎角とされている。
そのため、縦長ブレードの上部と下部を通過する気流は、コアンダ効果によって、縦長ブレードの中心方向へ集まろうとして、回転に資する力が無駄になる。
本発明は、このような欠点を改善し、軽量で高速回転をする風水力用の縦軸ロータ及びその縦長ブレードを提供することを目的としている。
本発明は前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
(1) 発電機に立設されている縦主軸に固定された、1個の中間取着部材から放射方向へ突出する水平で複数の支持腕の先端に、それぞれ揚力型の縦長ブレードの主部の内側面が固定され、各主部の上下部に、先端を縦主軸方向へ弧曲する内向弧曲部がそれぞれ連続して形成され、該縦長ブレードの弦長は全体が同長とされ、
上下の内向弧曲部における前縁端と後縁端とを直線で結ぶ迎角は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、それぞれ縦主軸に近づくに従って、主部の内側基準面線に対して迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータ。
(2)前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸の基部に固定された、1個の中間取着部材の放射方向へ突出する水平で複数の支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードのそれぞれの主部内側面が固定され、
各主部の上下部に連続して形成された内向弧曲部における上部の内向弧曲部の先端部は、縦主軸の上部に固定された取着部材に固定され、前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、それぞれ主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、それぞれ縦主軸に近づくに従って、主部の内側基準面線に対して、上下の内向弧曲部における前縁端と後縁端とを直線で結ぶ迎角を次第に大きくしてなることを特徴とする縦軸ロータ。
(3)前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸に固定された、1個の中間取着部材の放射方向へ突出する水平で複数の支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上部に連続して形成される上内向弧曲部の先端部は、縦主軸の上部にそれぞれに固定された取着部材に固定され、
主部の下部に連続して形成された下内向弧曲部の先端部は、発電機を支持する支柱の外周に水平に配置される環状取着部材に一体に固定され、
前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、縦主軸に近づくに従って、主部の内側基準面線に対して迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータ。
(4)発電機に立設されている縦主軸に固定された、1個の中間取着部材の放射方向へ突出する水平で複数の支持腕の先端に、それぞれ揚力型の縦長ブレードの主部の内側面が固定され、各主部の上下部に、それぞれ連続して形成された、先端を縦主軸方向へ弧曲する上下の内向弧曲部における前縁端と後縁端とを直線で結ぶ迎角は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、それぞれ縦主軸に近づくに従って、主部の内側基準面線に対して迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータにおいて、前記発電機は、複数の支柱と複数の横枠体とで立体に組まれた支持枠体の内部の基盤に配置され、その発電機に立設された縦主軸の上端部は上部横枠体に支持され、複数のロータが多層状に配設され、各上下のロータの間に配設された横枠体においてその部分の縱主軸が支持され、上下の横枠体の間における縦軸ロータの、各上下の内向弧曲部の先端は、それぞれ縱主軸に固定された取着部材に固定してなる縦軸ロータ。
(5)縦主軸の周囲に、複数の揚力型の縦長ブレードを、取付部材を介して固定する縦軸ロータにおいて、縦長ブレードは、正面で主部の上下部に、軸方向に向いて弧曲する上下の内向弧曲部を形成し、その各内向弧曲部の先端面は垂直としかつ弦方向を水平向きとし、弦長は全体に同長とされ、縦主軸方向を向く左側面は、略魚形の端面が顕示され、かつ上下の内向弧曲部における前縁が、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、主部の内側基準面線に対して、先端部において6.3°の範囲で迎角を次第に大きくしてなる縦軸ロータの縦長ブレード。
(6)前記縦長ブレードにおける上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成され、その先端部は、発電機を支持する支柱の周囲に無接触で水平に配設される環状取付材に固定するようにしてなる前記(5)に記載の縦軸ロータの縦長ブレード。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の発明においては、縦軸ロータにおける、各縦長ブレードの主部の上下に、内向弧曲部が一連で形成されているので、ブレードに屈曲変形が生じにくく、強風によっても歪みが生じにくく破損しにくい。主部が回転時の遠心部に当たり、上下方向へ通過しようとする気流によって上下内向弧曲部の回転効率が高まる。
特に縦長ブレードにおける、上下内向弧曲部において前縁が、主部との境界から各内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大きくしてあるので、回転に伴って、上下の内向弧曲部の表面に沿って通過する気流は、縦主軸の近くにおいて、上または下方向に通過する気流は、上下内向弧曲部の大きな迎角部分を通過して内側方向へ入り込むコアンダ効果による高速気流により、回転方向への反作用として回転速度を高めるので、縦長ブレード全体の回転速度を高める効果が生じる。
一般的には、回転時の遠心部分よりも、縦主軸に近い部分のブレードの速度は遅いが、本発明においては、縦主軸に近い部分の回転速度が高くなるので、ブレード全体の回転速度が高くなり発電効率が高まる。
前記(2)に記載の発明においては、縦主軸の基部に固定された1個の中間取付部材により、前記縦長ブレードの主部の内側面が固定されているので、中間取付部より上の縦主軸の長さを短くすることが出来、縦長ブレードの長さが長い時にも、全体が安定して回転する。
前記(3)に記載の発明における縦軸ロータの縦長ブレードが長い時には、発電機の上方に縦主軸を長く突設しなければならない。その場合には縦主軸の径を太くすると、発電機にかかる負担が大となるので、縦主軸の長さを短くして、縦長ブレードの下端部分を、発電機の位置よりも下位の支柱部分にしたもので、支柱の周囲に配置する環状取着部材に、下内向弧曲部の下端部を固定することによって、複数の縦長ブレードを一体化して、ぐらつきをなくすことが出来る。
上下の内向弧曲部の前縁は、主部との境界から、上下の内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大としてあるので、上下の内向弧曲部では、その表面に沿ってコアンダ効果により高速となって、内側方向へ向いて通過することになり、その反作用で高速回転し、ブレード全体の速度を高速化させる。
前記(4)に記載の発明における縦軸ロータは、支持枠体に支持された縦主軸に、多層状に固定されているので、縦長ブレードの枚数が少なくても総体として受風面積が広いので、低速風の中でも高速回転をする。上下の層において、各
内向弧曲部の表面に沿って通過する気流は、それぞれ内向きに通過するので、通過した高速気流が上下のロータの間において干渉をすることがない。
前記(5)に記載の発明において、縦長ブレードは、主部の上下部に縦主軸方向へ弧曲する内向弧曲部が連続して形成されているので、強い風力が、どの方向からかかっても、捩じれや変形が生じにくく破損しにくい。
また内向弧曲部は、主部との境界部分から、内向弧曲部の先端へかけて、前縁が迎角を次第に大きくされているので、回転に伴って、内向弧曲部の表面を通過する気流は、コアンダ効果により高速化されて内側方向へ通過し、その反作用としてブレードは回転方向へ高速で回転するので、総体として縦長ブレードの回転速度が高まる。
前記(6)に記載の発明における縦軸ロータの縦長ブレードは、上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成されているので、縦長ブレードの下部が、支柱上の発電機の位置よりも下方になるような時には、支柱の周囲に配置する環状取着部材に下内向弧曲部の下端部を固定することにより、複数の縦長ブレードの一体化をすることができる。
本発明の風力用の縦軸ロータの実施例1の正面図である。 図1の平面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの正面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3における右側面図である。 図3における左側面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの背面図である。 図7におけるVIII−VIII線断面図である。 図7におけるIX−IX線断面図である。 本発明の縦軸ロータの縦長ブレードの実施例2の正面図である。 本発明の縦軸ロータの実施例3の正面図である。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1において、縦軸ロータ1は、支柱2上に固定された発電機3を貫通して、回転可能に立設された縦主軸4に、複数(図では3枚)の揚力型の縦長ブレード5が配設されている。
各縦長ブレード5は、ほぼ垂直な主部5Aの上下部から、縦主軸4の方向へ長く弧曲する上内向弧曲部5Bと、下内向弧曲部5Cとから形成され、上内向弧曲部5Bは、縦主軸4の上端部に固定された取着部材6に固定され、主部5Aの左側面5G(内面)中間部を、縦主軸4に固定された中間取着部材7における、放射方向へ突出する支持腕7Aの先端部に固定されている。
下内向弧曲部5Cの先端部は、支柱2に接触しないように、外面に配置された環状取着部材8に固定されている。
支柱2の下部には、図示しない蓄電池が納められ、縦軸ロータ1及び太陽光発電パネル11で発電された電気を蓄電するようになっている。
符号9は制御盤、10は街灯、12は通信用アンテナであり、電線の引かれていない山間地や海浜、小島等に配設することにより、携帯電話などの基地局の役割を果たすことができる。
縦長ブレード5は、図3以下に詳細に示す。右側面5Fは、図5に示すように、弦長は上下に同じ長さであり、主部5Aの横断面は図4に示すように、前縁5Dと後縁5Eは、縦主軸4を中心として回転する回転円弧T上になるように形成されている。
縦長ブレード5の上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hは、図3に示すように垂直であり、従って縦長ブレード5の左側面5G(回転時の内側面)は、図6に示すように、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hが現れている。
この先端面5Hにおける、後縁5Eと前縁5Dを結ぶ迎角線Kは、水平に対して外向きに広がって迎角を示しており、この角度はブレードの厚さによって変化する。従って、この縦長ブレード5が回転すると、表面に沿って通過するコアンダ効果により、高速となって通過する流体は後縁5Eで内側に入り、縦長ブレード5を効率良く回転させる。
すなわち縦主軸4に近い部分は、遠心部における主部5Aよりも、回転速度は遅いのであるが、本願発明においては、上下の内向弧曲部5B、5Cは、主部5Aよりも大きな迎角を持って、内側に流体を通過させることによって高速回転し、全体の回転速度を高めることが確認された。
図7は、図3における縦長ブレード5の背面図である。この図で明かなように、外見上では正面と変わらないが、図8、図9に断面を示すように、縦主軸4に近づくに従って、前縁5Dが外側へ傾斜して迎角を大きくしている。
ここにおいて、上下の内向弧曲部5B、5Cにおける左側面5Gは、水平線よりも内側へ入らないものとされる。
上下の内向弧曲部5B、5Cにおける内側基準線Sに対して、右側面5Gを通過する流体は、右側面の膨出が高いので、通過する流体のコアンダ効果による高速流は内側に入り、反作用で、縦長ブレード5は、回転方向に回転効率が高まる。
図10は、本願発明縦軸ロータの実施例2を示す正面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。図10における右側の縦長ブレード5が正面を示し、左側の縦長ブレード5は背面を示している。
この実施例2では、縦主軸4の長さが短いので、上部の取着部材6は、縦主軸4の上端に固定されていない。縦主軸4に固定された円盤状の中間取着部材7から放射方向へ突出する支持腕7Aの先端が、縦長ブレード5の主部5Aの内側面に固定されて、縦長ブレード5全体を支持している。
縦長ブレード5の横断面は、前例と同じく、上下の内向弧曲部5B、5Cの前縁は、主部5Aよりも大な迎角を持っている。
これによって、回転に伴い、上下の内向弧曲部5B、5Cの内外側面に沿って通過する気流は、縦主軸4に近い位置で、上方向または下方向へ、コアンダ効果により高速化されて内側向きに通過し、その反作用として、縦軸ロータ1は低速風においても、効率良く回転する。
図11は、本発明の縦軸ロータ1の実施例3の正面図である。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。この実施例3においては、支持枠体13における縦主軸4に縦軸ロータ1を多層状に装着したものである。
この縦主軸4は、主部4Aは太管とし、上端と下端は細軸4B、4Bとして、細軸4Bの部分をベアリング16、16で支持する。
これによって、縦主軸4の撓みが抑止され、主部4Aは管体なので軽量であり、細軸4B部分は細いので、縦長ブレード5の回転時の遠心部と比較して回転速度が遅く、ベアリング16の負担を小とする。
支持枠体13は、複数(図では4本)の支柱14、14と複数(図では4個)の、平面視方形の横枠体15、15とで立体に組まれている。上下の横枠体15は、方形の外枠の内側に複数の支持杆15Bを介して中央部に、縦主軸4を支持するベアリング16が支持されている。中間の横枠体15は、支持杆15Bを介して中央部に固定されるガイド15Cは、太管の主部4Aが貫通し、接触しない貫通孔が形成されている。
支持枠体13の下部において、横枠体15と支柱14と基盤Gとの間に、揺れ留めの筋交17が配設され、また中間の横枠体15と支柱14の間にも筋交17Aが配設されている。これによって、支持枠体13の経方向の歪みやロータ1の回転に伴う揺れが生じにくくなる。
支持枠体13の中央部の基盤G上に、免震台18を介して発電機19が配設されている。発電機19の上に立設された縦主軸4は、前記各横枠体15におけるベアリング16、16によって回転可能に支持されている。
ベアリング16の支持には、任意の免震部材20を介在させることができる。
前記縦軸ロータ1は、図3の縦長ブレード5と比較して、上下の内向弧曲部5B、5Cの長さが同じに形成されている。
従って、縦主軸4に固定される上下の取着部材6、6は同じ態様のものを使用して、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部が固定されている。
この縦長ブレード5においても、主部5Aとの境界から、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部へかけての前縁5Dは、迎角を次第に大きくしてある。そのため、回転時において、上下の内向弧曲部5B、5Cを通過する気流は、後縁5Eを内側方向へ通過し、その反作用で縦長ブレード5は前縁方向に高速で回転する。
縦長ブレード5は、図面では左右1対のものが描かれているが、3枚とすることもできる。なおこの発明は、水力発電装置にも適用することができる。
この発明にかかる縦軸ロータ及び縦長ブレードは、低風速でも、効率のよい回転をするので、風力発電装置に使用して、高い効果をあげることができ、また水力発電装置に効率良く利用することができる。
1.縦軸ロータ
2.支柱
3.発電機
4.縦主軸
4A.主部
4B.細軸
5.縦長ブレード
5A.主部
5B.上内向弧曲部
5C.下内向弧曲部
5D.前縁(正面)
5E.後縁(背面)
5F.右側面
5G.左側面
5H.先端面
6.取着部材
7.中間取着部材
8.環状取着部材
9.制御盤
10.街灯
11.太陽光発電器
12.アンテナ
13.支持枠体
14.支柱
15.横枠体
15A.外枠
15B.支持杆
16.ベアリング
17、17A.筋交
18.免震台
19.発電機
20.免震部材
G.基盤
K.迎角
S.内側基準面線
T.回転円弧
本発明は、回転性能に優れ、強風や強い水流にもブレードが破損しにくい、風水力用の縦軸ロータに関する。
縦長ブレードを備える風力発電装置は、例えば特許文献1に記載されている。その縦長ブレードは、単に平板を曲げただけのもので、縦軸周りに複数枚が固定されているものである。
特開2012−002069号
特許文献1に記載の縦長ブレードは、板状のものであり、かつ回転時におけるその内面は、上下の全長に亘って、一定の迎角とされている。
そのため、縦長ブレードの上部と下部を通過する気流は、コアンダ効果によって、縦長ブレードの中心方向へ集まろうとして、回転に資する力が無駄になる。
本発明は、このような欠点を改善し、軽量で高速回転をする風水力用の縦軸ロータを提供することを目的としている。
本発明は前記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
(1) 支柱上に配設された発電機の上部に立設される縦主軸の周囲に、複数の揚力型の縦長ブレードを配設するロータであって、前記縱主軸に固定された1個の中間取付部材の放射方向へ突出する水平で複数の支持腕の各先端に、それぞれ揚力型の縦長ブレードの各主部が、その横断面におけるその前縁と後縁が、縦主軸を中心とするその回転円弧上に位置するように固定され、前記各揚力型の縦長ブレードの主部の上部に連続して形成される上内向弧曲部の先端部は、前記縦主軸の上部に固定された取付部材に、その垂直の先端面の前縁が、後縁よりも上向きに傾斜するように固定され、前記各揚力型の縦長ブレードの主部の下部に連続して形成される各下内向弧曲部の先端部は、前記支柱の外周面に水平に配設される環状取付部材に、その垂直の先端面の前縁が、後縁よりも下向きに傾斜するように取付けられてなることを特徴とする縦軸ロータ。
(2) 前記1個の中間取付部材は前記縱主軸の表出している基部に水平に固定されて、その放射線方向へ突出する各支持腕の先端部に、前記各揚力型の縦長ブレードの各主部の内側面が固定され該中間取付部材より下方となる各下内向弧曲部の先端部分の位置に合わせて、前記環状取付部材が、前記支柱の周囲に無接触で水平に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の縦軸ロータ。
(3) 前記各揚力型縦長ブレードにおける上下の内向弧曲部の先端面は垂直とし、かつ弦長方向を水平方向に向けて、その先端面における前縁を、後縁よりも6度の範囲で外向きに傾斜させてなることを特徴とする請求項1または2に記載の縦軸ロータ。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
前記(1)に記載の発明においては、縦軸ロータにおける、各縦長ブレードの主部の上下に、内向弧曲部が一連で形成されているので、ブレードに屈曲変形が生じにくく、強風によっても歪みが生じにくく破損しにくい。主部が回転時の遠心部に当たり、上下方向へ通過しようとする気流によって上下内向弧曲部の回転効率が高まる。
特に縦長ブレードにおける、上下内向弧曲部において前縁が、主部との境界から各内向弧曲部の端部へかけて、迎角を次第に大きくしてあるので、回転に伴って、上下の内向弧曲部の表面に沿って通過する気流は、縦主軸の近くにおいて、上または下方向に通過する気流は、上下内向弧曲部の大きな迎角部分を通過して内側方向へ入り込むコアンダ効果による高速気流により、回転方向への反作用として回転速度を高めるので、縦長ブレード全体の回転速度を高める効果が生じる。
一般的には、回転時の遠心部分よりも、縦主軸に近い部分のブレードの速度は遅いが、本発明においては、縦主軸に近い部分の回転速度が高くなるので、ブレード全体の回転速度が高くなり発電効率が高まる。
また、縦長ブレードは、上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成されているので、縦長ブレードの下部が、支柱上の発電機の位置よりも下方になるような時には、支柱の周囲に無接触で配置する環状取着部材に下内向弧曲部の下端部を固定することにより、縦長主軸を高くすることなく、縦長のブレードを配設することができる。
前記(2)に記載の発明においては、縦主軸の基部に固定された1個の中間取付部材から放射線方向に突出する支持腕の各先端に、各揚力型縦長ブレードの各主部の内側面が固定されるので、中間取付部より上の縦主軸の長さを短くすることが出来、縦長ブレードの長さが長い時にも、全体が安定して回転する。
前記(3)に記載の発明においては、前記各揚力型縦長ブレードにおける上下の内向弧曲部の先端面は垂直とし、かつ弦方向を水平方向に向けて、その前縁端部を、後縁端部よりも6度の範囲で外向きに傾斜させているので、縱主軸にブレードを堅固に取付けることができ、遠心部の主部よりも回転周速の遅くなる縱主軸に近い部分で、ブレードの速度を上げることができる。
本発明の風力用の縦軸ロータの実施例1の正面図である。 図1の平面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの正面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3における縦長ブレードの右側面図である。 図3における縦長ブレードの左側面図である。 本発明の縦軸ロータにおける縦長ブレードの背面図である。 図7におけるVIII−VIII線断面図である。 図7におけるIX−IX線断面図である。 本発明の縦軸ロータの縦長ブレードの実施例2の正面図である。 本発明の縦軸ロータの実施例3の正面図である。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1において、縦軸ロータ1は、支柱2上に固定された発電機3を貫通して、回転可能に立設された縦主軸4に、複数(図では3枚)の揚力型の縦長ブレード5が配設されている。
各縦長ブレード5は、ほぼ垂直な主部5Aの上下部から、縦主軸4の方向へ長く弧曲する上内向弧曲部5Bと、下内向弧曲部5Cとから形成され、上内向弧曲部5Bは、縦主軸4の上端部に固定された取着部材6に固定され、主部5Aの左側面5G(内面)中間部を、縦主軸4に固定された中間取着部材7における、放射方向へ突出する支持腕7Aの先端部に固定されている。
下内向弧曲部5Cの先端部は、支柱2に接触しないように、外面に配置された環状取着部材8に固定されている。
支柱2の下部には、図示しない蓄電池が納められ、縦軸ロータ1及び太陽光発電パネル11で発電された電気を蓄電するようになっている。
符号9は制御盤、10は街灯、12は通信用アンテナであり、電線の引かれていない山間地や海浜、小島等に配設することにより、携帯電話などの基地局の役割を果たすことができる。
縦長ブレード5は、図3以下に詳細に示す。右側面5Fは、図5に示すように、弦長は上下に同じ長さであり、主部5Aの横断面は図4に示すように、前縁5Dと後縁5Eは、縦主軸4を中心として回転する回転円弧T上になるように形成されている。
縦長ブレード5の上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hは、図3に示すように垂直であり、従って縦長ブレード5の左側面5G(回転時の内側面)は、図6に示すように、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端面5Hが現れている。
この先端面5Hにおける、後縁5Eと前縁5Dを結ぶ迎角線Kは、水平に対して外向きに広がって迎角を示しており、この角度はブレードの厚さによって変化する。従って、この縦長ブレード5が回転すると、表面に沿って通過するコアンダ効果により、高速となって通過する流体は後縁5Eで内側に入り、縦長ブレード5を効率良く回転させる。
すなわち縦主軸4に近い部分は、遠心部における主部5Aよりも、回転速度は遅いのであるが、本願発明においては、上下の内向弧曲部5B、5Cは、主部5Aよりも大きな迎角を持って、内側に流体を通過させることによって高速回転し、全体の回転速度を高めることが確認された。
図7は、図3における縦長ブレード5の背面図である。この図で明かなように、外見上では正面と変わらないが、図8、図9に断面を示すように、縦主軸4に近づくに従って、前縁5Dが外側へ傾斜して迎角を大きくしている。
ここにおいて、上下の内向弧曲部5B、5Cにおける左側面5Gは、水平線よりも内側へ入らないものとされる。
上下の内向弧曲部5B、5Cにおける内側基準線Sに対して、右側面5Gを通過する流体は、右側面の膨出が高いので、通過する流体のコアンダ効果による高速流は内側に入り、反作用で、縦長ブレード5は、回転方向に回転効率が高まる。
図10は、本願発明縦軸ロータの実施例2を示す正面図である。前例と同じ部材には、同じ符号を付して説明を省略する。図10における右側の縦長ブレード5が正面を示し、左側の縦長ブレード5は背面を示している。
この実施例2では、縦主軸4の長さが短いので、上部の取着部材6は、縦主軸4の上端に固定されていない。縦主軸4に固定された円盤状の中間取着部材7から放射方向へ突出する支持腕7Aの先端が、縦長ブレード5の主部5Aの内側面に固定されて、縦長ブレード5全体を支持している。
縦長ブレード5の横断面は、前例と同じく、上下の内向弧曲部5B、5Cの前縁は、主部5Aよりも大な迎角を持っている。
これによって、回転に伴い、上下の内向弧曲部5B、5Cの内外側面に沿って通過する気流は、縦主軸4に近い位置で、上方向または下方向へ、コアンダ効果により高速化されて内側向きに通過し、その反作用として、縦軸ロータ1は低速風においても、効率良く回転する。
図11は、本発明の縦軸ロータ1の実施例3の正面図である。前例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。この実施例3においては、支持枠体13における縦主軸4に縦軸ロータ1を多層状に装着したものである。
この縦主軸4は、主部4Aは太管とし、上端と下端は細軸4B、4Bとして、細軸4Bの部分をベアリング16、16で支持する。
これによって、縦主軸4の撓みが抑止され、主部4Aは管体なので軽量であり、細軸4B部分は細いので、縦長ブレード5の回転時の遠心部と比較して回転速度が遅く、ベアリング16の負担を小とする。
支持枠体13は、複数(図では4本)の支柱14、14と複数(図では4個)の、平面視方形の横枠体15、15とで立体に組まれている。上下の横枠体15は、方形の外枠の内側に複数の支持杆15Bを介して中央部に、縦主軸4を支持するベアリング16が支持されている。中間の横枠体15は、支持杆15Bを介して中央部に固定されるガイド15Cは、太管の主部4Aが貫通し、接触しない貫通孔が形成されている。
支持枠体13の下部において、横枠体15と支柱14と基盤Gとの間に、揺れ留めの筋交17が配設され、また中間の横枠体15と支柱14の間にも筋交17Aが配設されている。これによって、支持枠体13の経方向の歪みやロータ1の回転に伴う揺れが生じにくくなる。
支持枠体13の中央部の基盤G上に、免震台18を介して発電機19が配設されている。発電機19の上に立設された縦主軸4は、前記各横枠体15におけるベアリング16、16によって回転可能に支持されている。
ベアリング16の支持には、任意の免震部材20を介在させることができる。
前記縦軸ロータ1は、図3の縦長ブレード5と比較して、上下の内向弧曲部5B、5Cの長さが同じに形成されている。
従って、縦主軸4に固定される上下の取着部材6、6は同じ態様のものを使用して、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部が固定されている。
この縦長ブレード5においても、主部5Aとの境界から、上下の内向弧曲部5B、5Cの先端部へかけての前縁5Dは、迎角を次第に大きくしてある。そのため、回転時において、上下の内向弧曲部5B、5Cを通過する気流は、後縁5Eを内側方向へ通過し、その反作用で縦長ブレード5は前縁方向に高速で回転する。
縦長ブレード5は、図面では左右1対のものが描かれているが、3枚とすることもできる。なおこの発明は、水力発電装置にも適用することができる。
この発明にかかる縦軸ロータ及び縦長ブレードは、低風速でも、効率のよい回転をするので、風力発電装置に使用して、高い効果をあげることができ、また水力発電装置に効率良く利用することができる。
1.縦軸ロータ
2.支柱
3.発電機
4.縦主軸
4A.主部
4B.細軸
5.縦長ブレード
5A.主部
5B.上内向弧曲部
5C.下内向弧曲部
5D.前縁(正面)
5E.後縁(背面)
5F.右側面
5G.左側面
5H.先端面
6.取着部材
7.中間取着部材
8.環状取着部材
9.制御盤
10.街灯
11.太陽光発電器
12.アンテナ
13.支持枠体
14.支柱
15.横枠体
15A.外枠
15B.支持杆
16.ベアリング
17、17A.筋交
18.免震台
19.発電機
20.免震部材
G.基盤
K.迎角
S.内側基準面線
T.回転円弧

Claims (7)

  1. 発電機に立設されている縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に、先端を縦主軸方向へ弧曲する上下内向弧曲部が連続して形成され、該縦長ブレードの弦長は全体が同長とされ、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなることを特徴とする縦軸ロータ。
  2. 前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に連続して形成された上下の内向弧曲部の先端部は、縦主軸に固定された取着部材に固定され、前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなることを特徴とする縦軸ロータ。
  3. 前記発電機が支柱上に固定され、その上に縦主軸が立設された態様において、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に、複数の揚力型の縦長ブレードの主部が固定され、各主部の上下部に連続して形成された上下の内向弧曲部の先端部は、縦主軸に固定された取着部材に固定され、主部の下部に連続して形成された下内向弧曲部の先端部は、発電機を支持する支柱の外周に配置される環状取着部材に一体に固定され、前記各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくしてなることを特徴とする縦軸ロータ。
  4. 複数の支柱と複数の横枠体とで立体に組まれた支持枠体の内部の基盤に発電機が配置される態様において、発電機に立設された縦主軸に、複数のロータが多層状に配設され、各ロータにおける縦長ブレードの主部は、縦主軸に固定された、中間取着部材の放射方向へ突出する支持腕の先端に固定され、該主部の上下に縦主軸方向へ弧曲する弧曲部が形成され、該各縦長ブレードの弦長は同長とし、上下の内向弧曲部における前縁は、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、縦主軸に近づくに従って迎角を次第に大きくして、その端部を縦主軸に固定された上下の取着部材に固定してなることを特徴とする縦軸ロータ。
  5. 縦主軸の周囲に、複数の揚力型の縦長ブレードを、取付部材を介して固定する縦軸ロータにおいて、縦長ブレードは、正面で主部の上下部に、軸方向に向いて弧曲する上下の内向弧曲部を形成し、その各内向弧曲部の先端面は垂直とし、弦長は全体に同長とされ、縦主軸方向を向く左側面は、略魚形の端面が顕示され、かつ上下の内向弧曲部における前縁が、主部との境界から上下の内向弧曲部の先端部へかけて、迎角を次第に大きくしてなることを特徴とする縦軸ロータの縦長ブレード。
  6. 前記縦長ブレードにおける上下の内向弧曲部のうち、下内向弧曲部の下端部は、上内向弧曲部よりも短く形成されていることを特徴とする請求項5に記載の縦軸ロータの縦長ブレード。
  7. 前記縦主軸は、主部は太管体とし、上下端部を細軸とし、細軸部分を支持枠体の上下の横枠体におけるベアリングで支持することを特徴とする請求項5または6に記載の縦軸ロータの縦長ブレード。
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