JP2020105737A - ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの端縁の破損を防止できるブラインドを提供する。【解決手段】ブラインド10は、折り畳み可能な襞付きスクリーン11と一対のフレーム21・21を備える。スクリーン11は、その一端部をヘッドボックスBhが支持している。スクリーン11は、六角形の外周を形成した複数の管状部材11tを一方向に連設している。又、スクリーン11は、室内Ri側及び室外Ro側に向けて屈曲した複数の襞Ptを連続して形成している。スクリーン11は、その背面側に形成し、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン11の全長に亘り形成した切り欠き部11dを有する。一対のフレーム21・21は、開口部Apの縁部に固定している。フレーム21は、その一部が切り欠き部11dと挿通自在に係合している。【選択図】図2

Description

本発明は、ブラインドに関する。特に、窓ガラス又は室内空間の仕切りなどによって形成される開口部から通過する光又は熱エネルギーを効果的に遮断するブラインドの構造に関する。
六角形の外周を形成した複数の管状部材を一方向に連設し、長さ方向に伸縮自在であり、襞(プリーツ)を形成したスクリーンを備えたブラインドが知られている。前述したスクリーンは、その形状が蜂の巣に類似していることから、例えば、ハニカムスクリーンと呼ばれている。
ハニカムスクリーンは、引き延ばしたときに、遮光性能が優れると共に、管状部材の内部に空気層を有するので、断熱性能が優れているという特徴がある。
例えば、窓ガラスなどの開口部の縁部とハニカムスクリーンの端縁の間の隙間を覆うことで、この隙間から光又は熱エネルギーが通過すること防止したブラインドが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
欧州特許出願公開第2395194号明細書
図17は、従来技術によるブラインドの構成を示す斜視分解組立図である。図18は、従来技術によるブラインドの構成を示す斜視図である。なお、本願の図17と図18は、特許文献1の図1と図2に相当している。
図17又は図18を参照すると、従来技術によるブラインド9は、伸縮自在な襞付きスクリーン(以下、プリーツスクリーンという)91と、T形の断面を形成した一つ以上のキー手段となる縦長のフレーム92と、を備えている。
図17を参照すると、フレーム92は、ウエッブ92wとフランジ92fを有している。ウエッブ92wとフランジ92fは、略直交している。フランジ92fは、ウエッブ92wと反対側に平坦面を形成している。
図17又は図18を参照すると、プリーツスクリーン91は、六角形の外周を形成した複数の管状部材91tを一方向に連設している。伸縮自在なプリーツスクリーン91を創り出すために、複数の管状部材91tは、一方の天面と他の管状部材91tの底面を互いに結合している。
図17又は図18を参照すると、プリーツスクリーン91を最下端の位置に延ばしたときには、プリーツスクリーン91は、開口部Ap又は窓ガラスWpを略完全に覆う拡張幅を有している。プリーツスクリーン91を拡張したときに、開口部Apを区画する枠板Fwの天面部(図示せず)から枠板Fwの底部Fbの拡張幅を覆うために、プリーツスクリーン91は、単位の管状部材91tを多数含まねばならない、ということもできる。
図17又は図18を参照して、プリーツスクリーン91を下げたときには、管状部材91tは、室外側に向うプリーツスクリーン91の第1面91aと室内側に向うプリーツスクリーン91の第2面91bが対向した状態になるように、規定している。
図17又は図18を参照すると、説明のために、プリーツスクリーン91は、一方の端面のみを図示している。プリーツスクリーン91は、他方の端縁も形成している。そして、プリーツスクリーン91は、スロット91sを両端縁に形成することが好ましい。
図17又は図18を参照すると、スロット91sは、図示しない適切なパンチ金型によって、例えば、2cmの深さに切り込みできる。パンチ金型は、管状部材91tの一方の端縁から打ち抜いている。
又、図17又は図18を参照すると、プリーツスクリーン91は、最下端部にボトムレールRbを備えている。又、プリーツスクリーン91は、図示しない天面部に取り付けできるトップレール(図示せず)を備えている。
図18を参照すると、フレーム92の組立状態では、フレーム92は、例えば、接着手段により、枠板Fwの垂直部Fvに取り付けられている。この接合手段は、ねじ又は釘を使うことができる。
図18を参照すると、フレーム92のウエッブ92wは、二重壁面を形成したプリーツスクリーン91の端縁からスロット91sに対向した状態で突出している。プリーツスクリーン91の対向する両端縁は、同じ方法で配列されている。この方法は、窓ガラスWpの前面に垂直方向に昇降できるように、ウエッブ92wによって、案内されることを可能にしている。そして、遮光が必要な場合には、窓ガラスWpを覆うことができる。
図18を参照すると、プリーツスクリーン91を拡げた状態では、枠板Fwのウエッブ92wは可視できない。ウエッブ92wは、スロット91sの内部に係合している。又、ウエッブ92wは、第1面91aと第2面91bの間に隠されている。これにより、ウエッブ92wは、入射光を遮蔽できる。又、ウエッブ92wは、枠板Fwを介して放出される不適合な反射光を遮蔽できる。枠板Fwとプリーツスクリーン91の端縁との隙間は、十分小さい。
図17又は図18を参照すると、特許文献1によるブラインド9は、管状部材91tの一方の天面と他の管状部材91tの底面を連結した六角形状のハニカム断面を有する管状部材91tを連設したプリーツスクリーン91を備えている。プリーツスクリーン91は、窓ガラスWpなどの開口部Apを遮蔽可能としている。
又、図17又は図18を参照すると、特許文献1によるブラインド9は、T形の断面を形成した一つ以上のキー手段となる縦長のフレーム92を備えている。フレーム92は、開口部Apを形成する枠板Fwに取り付けている。そして、フレーム92は、枠板Fwとプリーツスクリーン91の少なくとも一方の端縁との間の隙間を通過する光を遮蔽できる。
図17又は図18を参照すると、特許文献1によるブラインド9は、プリーツスクリーン91の端縁から内部に向って切り欠いたスロット91sを有している。スロット91sは、フレーム92のウエッブ92wと係合している。
図17又は図18を参照すると、特許文献1によるブラインド9は、プリーツスクリーン91を下降させて開口部を覆うことで開口部から光が通過することを防止しできる、という特徴を有している。又、フレーム92は、プリーツスクリーン91の室内側から見えないため、特許文献1によるブラインド9は、意匠性に優れるという特徴を有している。
しかしながら、特許文献1によるブラインド9は、プリーツスクリーン91の端縁から内部に向って切り欠いたスロット91sを形成しているので、キー手段となるフレーム92からプリーツスクリーン91の端縁に負荷が作用し、プリーツスクリーン91が破損し易くなるという課題があった。
又、特許文献1によるブラインド9は、プリーツスクリーン91が風に煽られるなどにより、スロット91sから枠板Fwのウエッブ92wが相対的に外れてしまった場合には、スロット91sとウエッブ92wを元の係合状態に復元することが難しいという課題もあった。
更に、特許文献1によるブラインド9は、管状部材91tの一方の天面と他の管状部材91tの底面を接着することにより、複数の管状部材91tを連設しているので、管状部材91tの端縁から内部に向ってスロット91sを切り欠くと、接着部分が剥がれ易くなり、プリーツスクリーン91が破損し易くなるという課題もあった。
スクリーンの端縁と開口部との間からの光漏れや熱の流出入を防止でき、かつ、スクリーンの端縁の破損を防止できるブラインドが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、スクリーンの端縁と開口部との間からの光漏れや熱の流出入を防止でき、かつ、スクリーンの端縁の破損を防止できるブラインドを提供することを目的とする。
本発明者は、スクリーンの背面側には、襞を跨ぐようにスクリーン全長にわたって切り欠き部を形成し、切り欠き部にフレームの一部を挿通させることで、スクリーンの端縁と開口部との間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーンの端縁の破損を防止できることができると考え、これに基づいて、以下のような新たなブラインドを発明するに至った。
(1)本発明によるブラインドは、開口部に固定した支持部材、及び、前記支持部材が一端部を支持すると共に、開口部の前後方向に向けて屈曲した複数の襞を連続して形成することで、折り畳み可能なスクリーンを備えるブラインドであって、前記開口部の縁部に固定したフレームを更に備え、前記スクリーンは、その背面側に形成し、複数の前記襞を跨いた状態で、スクリーンの全長に亘り形成した切り欠き部を有し、前記フレームは、その一部が前記切り欠き部と挿通自在に係合している。
(2)前記フレームは、前記開口部の縁部に固定したベース部と、手前側に向って突出した支持片と、前記ベース部と前記支持片を繋ぐ繋ぎ片と、を有し、前記支持片は、前記切り欠き部と挿通自在に係合していることが好ましい。
(3)前記支持片の先端部と前記切り欠き部は、互いに係合し、前記スクリーンが所定量以上前方又は後方に向けて移動することを規制する規制手段を有していることが好ましい。
(4)前記切り欠き部は、前記襞の頂点から前記スクリーンの中心に向かって所定幅で切り欠いた第1挿通部と、前記第1挿通部よりも前記スクリーンの中心寄りに形成すると共に、前記第1挿通部より幅広の第2挿通部と、を有し、前記支持片は、膨大部を先端部に有し、前記第2挿通部と前記膨大部は、互いに係合する前記規制手段を構成していることが好ましい。
(5)前記フレームは、前記スクリーンの長手方向に沿って、前記支持片の位置を調整可能とする位置調整手段を前記繋ぎ片に有していてもよい。
(6)前記スクリーンは、六角形の外周を形成した複数の管状部材を一方向に連設してなり、前記スクリーンは、後方に向う第1面と前方に向う第2面を有し、前記切り欠き部は、前記第1面に形成していることが好ましい。
本発明によるブラインドは、スクリーンの背面側には、襞を跨ぐようにスクリーンの全長にわたって切り欠き部を形成し、切り欠き部にフレームの一部を挿通させることで、スクリーンの端縁と開口部との間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーンの端縁の破損を防止できる。
本発明の第1実施形態によるブラインドの全体構成を示す正面図である。 第1実施形態によるブラインドの全体構成を示す右側面図である。 第1実施形態によるブラインドの全体構成を示す背面図であり、スクリーンを下降した状態図である。 第1実施形態によるブラインドの全体構成を示す正面図であり、スクリーンを上昇した状態図である。 第1実施形態によるブラインドの一部を拡大した斜視図であり、図5(A)は、ブラインドに備わるフレームの上部と支持部材となるヘッドボックスが係合する前の状態図、図5(A)は、フレームの上部とヘッドボックスが係合した状態図である。 第1実施形態によるブラインドの要部を拡大した斜視分解組立図である。 切欠き部を接合部まで切り欠いた図6Aの変形例であり、支持片と切欠き部とが係合した状態を示す縦断面図である。 第1実施形態によるブラインドの要部を拡大した平面図であり、図7(A)は、スクリーンを上昇してスクリーンを厚さ方向に拡大した状態図、図7(B)は、スクリーンを下降してスクリーンを厚さ方向に縮小した状態図である。 第1実施形態によるブラインドの要部を拡大した断面図であり、図8(A)は、図7(A)のA−A矢視断面図、図8(B)は、図7(B)のC−C矢視断面図である。 第1実施形態によるブラインドの要部を拡大した断面図であり、図9(A)は、図7(A)のB−B矢視断面図、図9(B)は、図7(B)のD−D矢視断面図である。 本発明の第2実施形態によるブラインドの要部を拡大した斜視分解組立図である。 第2実施形態によるブラインドの要部を拡大した平面図であり、図11(A)は、スクリーンを上昇してスクリーンを厚さ方向に拡大した状態図、図11(B)は、スクリーンを下降してスクリーンを厚さ方向に縮小した状態図である。 本発明の第3実施形態によるブラインドの要部を拡大した平面図であり、図12(A)は、スクリーンを上昇してスクリーンを厚さ方向に拡大した状態図、図12(B)は、スクリーンを下降してスクリーンを厚さ方向に縮小した状態図である。 本発明の第4実施形態によるブラインドの要部を拡大した平面図であり、図13(A)は、スクリーンを上昇してスクリーンを厚さ方向に拡大した状態図、図13(B)は、スクリーンを下降してスクリーンを厚さ方向に縮小した状態図である。 本発明の第5実施形態によるブラインドの要部を拡大した平面図であり、図14(A)は、開口部の縁部とスクリーンの端縁との隙間が小さい状態図、図14(B)は、開口部の縁部とスクリーンの端縁との隙間が大きい状態図である。 本発明の第6実施形態によるブラインドの要部を拡大した斜視分解組立図である。 第6実施形態によるブラインドの全体構成を示す右側面図である。 従来技術によるブラインドの構成を示す斜視分解組立図である。 従来技術によるブラインドの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(ブラインドの構成)
(全体構成)
最初に、本発明の第1実施形態によるブラインドの全体構成を説明する。なお、従来技術で付した符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じにするので、以下、説明を省略することがある。
図1から図4を参照すると、本発明の第1実施形態によるブラインド10は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(ハニカムスクリーン)11と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム21・21と、を備えている。
図2又は図5、図6A及び図6Bを参照すると、スクリーン11は、六角形の外周を形成した複数の管状部材11tを一方向に連設している。伸縮自在なスクリーン11を創り出すために、複数の管状部材11tは、一方の天面と他の管状部材11tの底面を互いに結合している。一方の管状部材11tの天面と他の管状部材11tの底面は、例えば、接着により接合されている。
図2を参照すると、矩形の開口部Apには、窓ガラスWpが嵌め込まれている。窓ガラスWpは、室内Ri側と室外Ro側を仕切っている。スクリーン11は、窓ガラスWpと対向するように、室内Ri側に配置している。そして、スクリーン11は、室内Ri側及び室外Ro側(開口部Apの前後方向)に向けて屈曲した複数の襞Ptを連続して形成している。
図5から図9を参照すると、フレーム21は、ベース部211、繋ぎ片212、及び、支持片213を有している。ベース部211は、ねじ部材Scなどを用いて(図7参照)、開口部Apの縁部に固定できる。支持片213は、室内Ri側に向って突出している。繋ぎ片212は、ベース部211と支持片213を繋いでいる。実施の形態では、繋ぎ片212は、ベース部211の端部から起立している。支持片213は、繋ぎ片212の先端部からベース部211と反対方向に連続して突出している。フレーム21は、繋ぎ片212の上端部付近に支持片213が形成されない切欠き空間を有し、支持片213の上方に形成される切欠き空間にヘッドボックスBh端部を配置する。
図1から図4を参照すると、スクリーン11は、その一端部を支持部材となるヘッドボックスBhが支持している。又、スクリーン11は、その他端部にボトムレールRbを取り付けている。スクリーン11を拡げると、開口部Apを閉鎖できる(図1参照)。ヘッドボックスBhに向って、スクリーン11を折り畳むと、開口部Apを開放できる(図4参照)。
図1を参照すると、一対のフレーム21・21は、スクリーン11の端縁と開口部Apの縁部との隙間Gpを閉鎖している。又、図5を参照すると、一対のフレーム21・21は、ヘッドボックスBhの端面と開口部Apの縁部との隙間を閉鎖している。これにより、スクリーン11を拡げた状態では(図1から図3参照)、ブラインド10は、窓ガラスWpなどの開口部Apから通過する光又は熱エネルギーを効果的に遮断できる。
図6A又は図7を参照すると、スクリーン11は、その背面側に複数の切り欠き部11dを有している。これらの切り欠き部11dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン11の全長に亘り形成している。一方、フレーム21は、その支持片213が複数の切り欠き部11dと挿通自在に係合している(図7参照)。
図1から図9を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、スクリーン11の背面側には、襞Ptを跨ぐようにスクリーン11の全長に亘って複数の切り欠き部11dを形成している。そして、これらの切り欠き部11dにフレーム21の一部(支持片213)を挿通させることで、スクリーン11の端縁と開口部Apとの間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーン11の端縁の破損を防止できる。
又、図1から図9を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、スクリーン11が風や急激な開閉操作などによって煽られても、室内Ri側に外れたスクリーン11を室外Ro側に戻すだけで、フレーム21の一部(支持片213)を切り欠き部11dに挿通する状態に戻すことができる。
図6A又は図7を参照すると、切り欠き部11dは、第1挿通部11iと規制手段となる第2挿通部11jを有している。第1挿通部11iは、襞Ptの頂点からスクリーン11の中心に向かって所定幅で切り欠いている。第2挿通部11jは、第1挿通部11iよりもスクリーン11の中心寄りに形成すると共に、第1挿通部11iより幅広に形成している。なお、図6Bに示すように、切り欠き部11dは、襞Ptの頂点からスクリーン11の中心に向かって上下の管状部材11t、11t同士の接合部の手前又は接合部にかかる程度まで切り欠いてもよく、フレーム21の支持片213の端部が接合部まで係合することで、スクリーン11の背面側とフレーム21間の隙間が極小化又は閉塞され、熱エネルギーの遮断性能を更に高めることができる。
一方、図6A又は図7を参照すると、支持片213は、規制手段となる膨大部21eを先端部に形成している。図7を参照して、第2挿通部11jと膨大部21eが互いに係合することで、スクリーン11が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制できる。
(ヘッドボックスの構成)
次に、支持部材となるヘッドボックスBhの構成を説明する。図1から図4を参照すると、ブラインド10は、C形チャンネル状のヘッドボックスBhを上部に取り付けている。ヘッドボックスBhは、一組の昇降コードCr・Crを介して、ボトムレールRbを吊り下げている。
図2を参照すると、一組の昇降コードCr・Crは、複数の管状部材11tの内部を挿通しており、一組の昇降コードCr・Crは、スクリーン11の外面が見えない構成になっている。このように、ブラインド10は、美観に優れている。
図1から図4を参照すると、ヘッドボックスBhは、操作コードChを介して、スクリーン11を昇降するためのメカニズムを内部に配置している。ブラケットBrを用いて、ヘッドボックスBhを二点以上支持すると共に、ブラケットBrを開口部の上面に固定することで、ブラインド9を窓ガラスWpの内側に配置できる(図2参照)。
図1又は図2及び図4を参照すると、ヘッドボックスBhは、一組の巻取ドラムDr・Dr、回転軸Sr、及び、操作ユニットUdを内部に配置している。操作ユニットUdは、回転軸Srを介して、巻取ドラムDrを回転することで、スクリーン11を昇降自在に開閉できる。
図1又は図2及び図4を参照すると、回転軸Srは、操作ユニットUdと連動して回転できる。巻取ドラムDrは、回転軸Srから回転を伝動される。又、巻取ドラムDrは、スクリーン11を昇降させる昇降コードCrを巻取り又は巻解き自在に係留している。操作ユニットUdは、回転軸Sr側から伝動される昇降コードCrの巻解き方向の回転を阻止可能なクラッチ(図示せず)を内部に備えている。
図1又は図2及び図4を参照すると、巻取ドラムDrの中心部には、回転軸Srが固定又は嵌合している。又、回転軸Srは、その一方の端部を操作ユニットUdに連結している。操作ユニットUdは、図示しないプーリを回転軸Srと反対側に取り付けている。
図1又は図4を参照すると、図示しないプーリには、操作コードChを巻き掛けしている。操作ユニットUdは、図示しないプーリを介して、操作コードChの操作による回転を回転軸Srに伝動できるが、回転軸Srからの回転が阻止されるように構成している。
図1又は図2及び図4を参照して、回転軸Srが一方の方向に連続して回転するように、操作コードChを操作すると、巻取ドラムDrが昇降コードCrを巻き取ることで、ヘッドボックスBhに向って、スクリーン11を折り畳むことができる(図4参照)。
一方、図1又は図2及び図4を参照して、回転軸Srが一方の方向に所定角度範囲で回転するように、操作コードChを操作すると、操作ユニットUdの内部のクラッチが外れる。そして、回転軸Srに対して他方の方向への回転を許容されると、複数の管状部材11t及びボトムレールRbの自重で、昇降コードCrが巻取ドラムDrを巻き戻すことで、スクリーン11を拡げることができる(図1から図3参照)。
(ブラインドの作用)
次に、第1実施形態によるブラインド10の作用及び効果を説明する。図1から図9を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、スクリーン11の背面側には、襞Ptを跨ぐようにスクリーン11の全長に亘って複数の切り欠き部11dを形成している。そして、これらの切り欠き部11dにフレーム21の一部(支持片213)を挿通させることで、スクリーン11の端縁と開口部Apとの間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーン11の端縁の破損を防止できる。
又、図1から図9を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、スクリーン11が風や急激な開閉操作などによって煽られても、手前側に外れたスクリーン11を奥側に戻すだけで、フレーム21の一部(支持片213)を切り欠き部11dに挿通する状態に戻すことができる。
図1から図9を参照して、第1実施形態によるブラインド10は、スクリーン11をハニカムスクリーンで構成した場合には、上下の管状部材11tの接着部分には、切り欠き部11dを形成していないので、スクリーン11の耐久性を向上できる。
又、図1から図9を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、支持片213の先端部と切り欠き部11dは、互いに係合し、スクリーン11が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制する規制手段を有しているので、スクリーン11の伸張長さが決定し、襞Pt間のピッチ(管状部材間のピッチ、プリーツピッチ)を上下方向で均一化できる。
更に、図6A又は図7を参照すると、第1実施形態によるブラインド10は、第2挿通部11jと膨大部21eによって規制手段を構成することで、スクリーン11が前後方向に移動することを規制し、スクリーン11が風や急激な開閉操作などによって煽られても支持片213から外れ難くなる、という効果がある。
[第2実施形態]
(ブラインドの構成)
次に、本発明の第2実施形態によるブラインドの構成を説明する。図10又は図11を参照すると、本発明の第2実施形態によるブラインド20は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(ハニカムスクリーン)12と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム22・22と、を備えている。
図10を参照すると、スクリーン12は、六角形の外周を形成した複数の管状部材12tを一方向に連設している。伸縮自在なスクリーン12を創り出すために、複数の管状部材12tは、一方の天面と他の管状部材12tの底面を互いに結合している。一方の管状部材12tの天面と他の管状部材12tの底面は、例えば、接着により接合されている。スクリーン12は、室内Ri側及び室外Ro側に向けて屈曲した複数の襞Ptを連続して形成している。
図10又は図11を参照すると、フレーム22は、ベース部221、繋ぎ片222、及び、支持片223を有している。ベース部221は、ねじ部材Scなどを用いて(図11参照)、開口部Apの縁部に固定できる。繋ぎ片222は、ベース部221の端部から起立している。支持片223は、繋ぎ片222の先端部からベース部221と反対方向に連続して突出している。
図10又は図11を参照すると、スクリーン12は、その背面側に複数の切り欠き部12dを有している。これらの切り欠き部12dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン12の全長に亘り形成している。一方、フレーム22は、その支持片223が複数の切り欠き部12dと挿通自在に係合している(図7参照)。
図10又は図11を参照すると、第2実施形態によるブラインド20は、スクリーン12の背面側には、襞Ptを跨ぐようにスクリーン12の全長に亘って複数の切り欠き部12dを形成している。そして、これらの切り欠き部12dにフレーム22の一部(支持片223)を挿通させることで、スクリーン12の端縁と開口部Apとの間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーン12の端縁の破損を防止できる。
図10又は図11を参照すると、切り欠き部12dは、第1実施形態による切り欠き部11dと異なり、第1挿通部11iより幅広の第2挿通部11jを形成していない。又、支持片223は、第1実施形態による支持片213と異なり、支持片223の先端部に膨大部を形成していない。第2実施形態によるブラインド20は、スクリーン12の背面側の切り欠き部12dにフレーム22の支持片223を挿通し易いという特徴がある。
(ブラインドの作用)
次に、第2実施形態によるブラインド20の作用及び効果を説明する。第2実施形態によるブラインド20は、第1実施形態によるブラインド10と同様な効果を奏するが、第2実施形態によるブラインド20は、スクリーン12の背面側の切り欠き部12dにフレーム22の支持片223を挿通し易いという特別な効果がある。
[第3実施形態]
(ブラインドの構成)
次に、本発明の第3実施形態によるブラインドの全体構成を説明する。図12を参照すると、本発明の第3実施形態によるブラインド30は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(ハニカムスクリーン)13と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム21・21と、を備えている。
図12を参照すると、スクリーン13は、六角形の外周を形成した複数の管状部材13tを一方向に連設している。伸縮自在なスクリーン13を創り出すために、複数の管状部材13tは、一方の天面と他の管状部材13tの底面を互いに結合している。一方の管状部材13tの天面と他の管状部材13tの底面は、例えば、接着により接合されている。
図12を参照すると、スクリーン13は、その背面側に複数の切り欠き部13dを有している。これらの切り欠き部13dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン13の全長に亘り形成している。一方、フレーム21は、その支持片213が複数の切り欠き部13dと挿通自在に係合している。
図12を参照すると、切り欠き部13dは、第1挿通部13iと規制手段となる第2挿通部13jを有している。第1挿通部13iは、襞Ptの頂点からスクリーン13の中心に向かって所定幅で切り欠いている。第2挿通部13jは、第1挿通部13iよりもスクリーン13の中心寄りに形成すると共に、第1挿通部13iより幅広に形成している。
図7と図12を対比すると、第1実施形態による第2挿通部11jは、長円形で形成しているのに対し、第3実施形態による第2挿通部13jは、略円形に形成しているという違いがある。これにより、第2挿通部13jの径を膨大部21eよりも比較的大きく形成できるようになり、スクリーン13の開閉時における支持片213(膨大部21e)と第2挿通部13jとの干渉を軽減できるという特徴がある。
[第4実施形態]
(ブラインドの構成)
次に、本発明の第4実施形態によるブラインドの構成を説明する。図13を参照すると、本発明の第4実施形態によるブラインド40は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(ハニカムスクリーン)14と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム24・24と、を備えている。
図13を参照すると、スクリーン14は、六角形の外周を形成した複数の管状部材14tを一方向に連設している。伸縮自在なスクリーン14を創り出すために、複数の管状部材14tは、一方の天面と他の管状部材14tの底面を互いに結合している。一方の管状部材14tの天面と他の管状部材14tの底面は、例えば、接着により接合されている。
図13を参照すると、フレーム24は、ベース部241、繋ぎ片242、及び、支持片243を有している。ベース部241は、ねじ部材Scなどを用いて(図7参照)、開口部Apの縁部に固定できる。繋ぎ片242は、ベース部241の端部から起立している。支持片243は、繋ぎ片242の先端部からベース部241と反対方向に連続して突出している。
図13を参照すると、スクリーン14は、その背面側に複数の切り欠き部14dを有している。これらの切り欠き部14dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン14の全長に亘り形成している。一方、フレーム24は、その支持片243が複数の切り欠き部14dと挿通自在に係合している。
図13を参照すると、切り欠き部14dは、第1挿通部14iと規制手段となる第2挿通部14jを有している。第1挿通部14iは、襞Ptの頂点からスクリーン14の中心に向かって所定幅で切り欠いている。第2挿通部14jは、第1挿通部14iよりもスクリーン14の中心寄りに形成すると共に、第1挿通部14iより幅広に形成している。
一方、図13を参照すると、支持片243は、規制手段となる膨大部24eを先端部に形成している。第2挿通部14jと膨大部24eが互いに係合することで、スクリーン14が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制できる。
図12と図13を対比すると、第3実施形態による第2挿通部13jは、略円形で形成しているのに対し、第4実施形態による第2挿通部14jは、矩形に形成しているという違いがある。又、第3実施形態による膨大部21eは、円柱状に形成しているに対し、第4実施形態による膨大部24eは、T字状に形成しているという違いがある。これにより、スクリーン14とフレーム24と係合を容易に解除できないという特徴がある。
[第5実施形態]
(ブラインドの構成)
次に、本発明の第5実施形態によるブラインドの構成を説明する。図14を参照すると、本発明の第5実施形態によるブラインド50は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(ハニカムスクリーン)11と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム25・25と、を備えている。
図2又は図5及び図6A又は図14を参照すると、スクリーン11は、六角形の外周を形成した複数の管状部材11tを一方向に連設している。伸縮自在なスクリーン11を創り出すために、複数の管状部材11tは、一方の天面と他の管状部材11tの底面を互いに結合している。一方の管状部材11tの天面と他の管状部材11tの底面は、例えば、接着により接合されている。
図14を参照すると、フレーム25は、ベース部251と支持片253を有している。ベース部251と支持片253は、位置調整手段252により連結されている。ベース部211は、ねじ部材Scなどを用いて、その一片を開口部Apの縁部に固定できる。ベース部211は、その一片の端部から起立した繋ぎ片25wを備えている。繋ぎ片25wには、後述する支持片253の他片25bを導入自在な開口部を有している。
図14を参照すると、支持片253は、一片25aと他片25bを略直角に屈曲したアングル部材で構成している。支持片253は、規制手段となる円柱状の膨大部25eを一片25aの先端部に形成している。
図14を参照すると、スクリーン11は、その背面側に複数の切り欠き部11dを有している。これらの切り欠き部11dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン11の全長に亘り形成している。一方、フレーム25は、その支持片253の一片25aが複数の切り欠き部11dと挿通自在に係合している。
図14を参照すると、切り欠き部11dは、第1挿通部11iと規制手段となる第2挿通部11jを有している。第1挿通部11iは、襞Ptの頂点からスクリーン11の中心に向かって所定幅で切り欠いている。第2挿通部11jは、第1挿通部11iよりもスクリーン11の中心寄りに形成すると共に、第1挿通部11iより幅広に形成している。
図14を参照して、第2挿通部11jと膨大部25eが互いに係合することで、スクリーン11が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制できる(図2参照)。
図14を参照すると、支持片253の他片25bは、鋸刃状の歯形を一方の面に形成している。一方、繋ぎ片25wは、支持片253の他片25bの歯形を押圧する片持ち状の係止爪を先端部に形成している。
図14(A)に示した状態から、ベース部251に対して、支持片253が離反する方向に移動させると(図14(B)参照)、係止爪が鋸刃状の歯形を押圧することで、ベース部251に対して、支持片253の位置を固定できる。
このように、フレーム25は、スクリーン11の長手方向に沿って、支持片253の位置を調整可能とする位置調整手段252を繋ぎ片25wに有している。
(ブラインドの作用)
次に、第5実施形態によるブラインド50の作用及び効果を説明する。第5実施形態によるブラインド50は、第1実施形態によるブラインド10と同様な効果を奏するが、第5実施形態によるブラインド50は、支持片253の位置をスクリーン11の長手方向に沿って調整可能とすることで、開口部Apとブラインド50の幅の条件(開口部Apの縁部とスクリーン11との間の隙間Gp)に応じて、支持片253を切り欠き部11dの位置に合わせて設置することができる、という特別な効果がある。
[第6実施形態]
(ブラインドの構成)
次に、本発明の第6実施形態によるブラインドの構成を説明する。図15又は図16を参照すると、本発明の第6実施形態によるブラインド60は、伸縮自在な折り畳み可能な襞付きスクリーン(プリーツスクリーン)16と、Z形の断面を形成した一対の縦長のフレーム21・21と、を備えている。
図16を参照すると、矩形の開口部Apには、窓ガラスWpが嵌め込まれている。窓ガラスWpは、室内Ri側と室外Ro側を仕切っている。スクリーン16は、窓ガラスWpと対向するように、室内Ri側に配置している。そして、スクリーン16は、山折りと谷折りの襞Ptを矩形のシートの外面に交互に形成している(図15又は図16参照)。
図15又は図16を参照すると、フレーム21は、ベース部211、繋ぎ片212、及び、支持片213を有している。ベース部211は、ねじ部材Scなどを用いて(図7参照)、開口部Apの縁部に固定できる。繋ぎ片212は、ベース部211の端部から起立している。支持片213は、繋ぎ片212の先端部からベース部211と反対方向に連続して突出している。
図15又は図16を参照すると、スクリーン16は、その一端部を支持部材となるヘッドボックスBhが支持している。又、スクリーン16は、その他端部にボトムレールRbを取り付けている。スクリーン16を拡げると、矩形の開口部Apを閉鎖できる。ヘッドボックスBhに向って、スクリーン11を折り畳むと、開口部Apを開放できる。
図1を類推すると、一対のフレーム21・21は、スクリーン16の端縁と開口部Apの縁部との隙間Gpを閉鎖できる。又、図5を参照すると、一対のフレーム21・21は、ヘッドボックスBhの端面と開口部Apの縁部との隙間を閉鎖している。これにより、スクリーン16を拡げた状態では(図16参照)、ブラインド60は、窓ガラスWpなどの開口部Apから通過する光又は熱エネルギーを効果的に遮断できる。
図15を参照すると、スクリーン16は、その背面側に複数の切り欠き部16dを有している。これらの切り欠き部16dは、複数の襞Ptを跨いた状態で、スクリーン16の全長に亘り形成している。一方、フレーム21は、その支持片213が複数の切り欠き部16dと挿通自在に係合できる(図16参照)。
図15を参照すると、第6実施形態によるブラインド60は、スクリーン11の背面側には、襞Ptを跨ぐようにスクリーン16の全長に亘って複数の切り欠き部16dを形成している。そして、これらの切り欠き部16dにフレーム21の一部(支持片213)を挿通させることで、スクリーン16の端縁と開口部Apとの間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーン16の端縁の破損を防止できる。
又、図15又は図16を参照すると、第6実施形態によるブラインド60は、スクリーン16が風に煽られても、手前側に外れたスクリーン16を奥側に戻すだけで、フレーム21の一部(支持片213)を切り欠き部16dに挿通する状態に戻すことができる。
図15を参照すると、切り欠き部16dは、第1挿通部16iと規制手段となる第2挿通部16jを有している。第1挿通部16iは、襞Ptの頂点からスクリーン16の中心に向かって所定幅で切り欠いている。第2挿通部16jは、第1挿通部16iよりもスクリーン16の中心寄りに形成すると共に、第1挿通部16iより幅広に形成している。
一方、図15を参照すると、支持片213は、規制手段となる膨大部21eを先端部に形成している。図15又は図16を参照して、第2挿通部16jと膨大部21eが互いに係合することで、スクリーン16が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制できる。
(ブラインドの作用)
次に、第6実施形態によるブラインド60の作用及び効果を説明する。図16を参照すると、第6実施形態によるブラインド60は、スクリーン16の背面側には、襞Ptを跨ぐようにスクリーン16の全長に亘って複数の切り欠き部16dを形成している。そして、これらの切り欠き部16dにフレーム21の一部(支持片213)を挿通させることで、スクリーン16の端縁と開口部Apとの間からの光漏れや熱の流出入を防止し、かつ、スクリーン16の端縁の破損を防止できる。第6実施形態によるブラインド60は、支持片213の先端部と切り欠き部16dは、互いに係合し、スクリーン16が所定量以上、室内Ri側又は室外Ro側に向けて移動することを規制する規制手段を有しているので、スクリーン16の伸張長さが決定し、襞Pt間のピッチ(プリーツピッチ)を上下方向で均一化できる。
第6実施形態によるブラインド60は、第1実施形態によるブラインド10と同様の効果を奏するが、第1実施形態によるブラインド10が内部に空洞を有するハニカムスクリーンで構成しているのに対し、第6実施形態によるブラインド60は、蛇腹状の襞を形成したプリーツスクリーンで構成している、という違いがある。
本発明によるブラインドは、鉛直方向に折り畳み可能な横型ブラインドを開示したが、本発明によるブラインドは、水平方向に折り畳み可能な縦型ブラインドにも適用できる。又、本発明によるブラインドは、窓ガラスの室内側だけでなく、室内空間の仕切りに形成される開口部に設置することもできる。又、本発明によるブラインドに備わるフレームは、Z形の断面を形成したチャンネル部材を開示したが、繋ぎ片と支持片を一体にした湾曲部材で構成することもできる。
10 ブラインド
11 スクリーン
11d 切り欠き部
21 フレーム
213 支持片(フレームの一部)
Ap 開口部
Bh ヘッドボックス(支持部材)
Pt 襞
Ri 室内
Ro 室外

Claims (6)

  1. 開口部に固定した支持部材、及び、前記支持部材が一端部を支持すると共に、開口部の前後方向に向けて屈曲した複数の襞を連続して形成することで、折り畳み可能なスクリーンを備えるブラインドであって、
    前記開口部の縁部に固定したフレームを更に備え、
    前記スクリーンは、その背面側に形成し、複数の前記襞を跨いた状態で、スクリーンの全長に亘り形成した切り欠き部を有し、
    前記フレームは、その一部が前記切り欠き部と挿通自在に係合している、ブラインド。
  2. 前記フレームは、
    前記開口部の縁部に固定したベース部と、
    手前側に向って突出した支持片と、
    前記ベース部と前記支持片を繋ぐ繋ぎ片と、を有し、
    前記支持片は、前記切り欠き部と挿通自在に係合している、請求項1記載のブラインド。
  3. 前記支持片の先端部と前記切り欠き部は、互いに係合し、前記スクリーンが所定量以上前方又は後方に向けて移動することを規制する規制手段を有している、請求項2記載のブラインド。
  4. 前記切り欠き部は、
    前記襞の頂点から前記スクリーンの中心に向かって所定幅で切り欠いた第1挿通部と、
    前記第1挿通部よりも前記スクリーンの中心寄りに形成すると共に、前記第1挿通部より幅広の第2挿通部と、を有し、
    前記支持片は、膨大部を先端部に有し、
    前記第2挿通部と前記膨大部は、互いに係合する前記規制手段を構成している、請求項3記載のブラインド。
  5. 前記フレームは、前記スクリーンの長手方向に沿って、前記支持片の位置を調整可能とする位置調整手段を前記繋ぎ片に有している、請求項2から4のいずれかに記載のブラインド。
  6. 前記スクリーンは、六角形の外周を形成した複数の管状部材を一方向に連設してなり、
    前記スクリーンは、後方に向う第1面と前方に向う第2面を有し、
    前記切り欠き部は、前記第1面に形成している、請求項1から5のいずれかに記載のブラインド。
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