JP2020101585A - サブアセンブリの製造方法及び画像形成装置の製造方法 - Google Patents
サブアセンブリの製造方法及び画像形成装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020101585A JP2020101585A JP2018237731A JP2018237731A JP2020101585A JP 2020101585 A JP2020101585 A JP 2020101585A JP 2018237731 A JP2018237731 A JP 2018237731A JP 2018237731 A JP2018237731 A JP 2018237731A JP 2020101585 A JP2020101585 A JP 2020101585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subassembly
- component
- frame
- manufacturing
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
Description
このような機能ユニットおよびサブアセンブリの中で、サービス交換などを目的として製品完成後に分解可能であるものは、ビスやリテーナ等の分解可能なファスナーにより部品間が固定される。一方、サブアセンブリの中で、分解の必要のないものに関しては溶接や溶着によって半永久的に固定されるものがある。後者のように組立後に分解を必要としない場合の固定方法に関して、特許文献1に記載の技術は、以下のとおりである。すなわち、金具を介して液晶表示素子をプリント基板に取付する際、プリント基板に形成する長孔を末広がり形状に広げたくさび状に形成し、該長孔に対応する金具のL字脚の先端部を先細り形状とした傾斜面を内面に形成する。このように、L字脚折曲時に前記傾斜面と長孔の穴角部との点接触により遊びなく堅固に取付を行なうことで、金具の挿入、折曲作業が容易で且つ堅固に取付可能にする技術が紹介されている。
また、ビスを使わずに筐体の板金をプレス加工して封止部を形成する場合、子部品を封止する形状は必然的に相手部品に近接した位置にある場合が多く、ダイとパンチを配置するスペースの制約もある。そこで、本発明の目的は、関連性のある部品が異なるサブアセンブリに分かれて構成されても、相手部品との精度が低下することなく、また、ビスを使
わずに簡略な構成で部品を封止することのできるサブアセンブリの製造方法を提供することである。
画像形成装置に取り付けられるサブアセンブリであって、
枠体と、
前記枠体に対して所定の範囲で移動可能に枠体に保持される部品であって画像形成装置の装置本体に設けられた本体側部品に対して所定の相対位置に配置される部品と、
を有し、
前記枠体に対する前記部品の移動範囲が前記所定の範囲となるように前記部品を前記枠体に対して封止する封止部が前記枠体に設けられているサブアセンブリの製造方法であって、
前記枠体に、前記部品を組み付ける第1の工程と、
前記第1の工程の後に、前記封止部を、前記第1の工程を阻害しない第1の状態から、前記部品を前記枠体に対して封止する第2の状態へと変化させる第2の工程と、
を有することを特徴とする。
説明の順序としてまず画像形成装置の全体構成について説明する。次に定着装置全体構成および定着加圧部の構成、定着加圧部の構成、定着加圧部の組立方法および封止部の加工方法、定着加圧サブアセンブリの定着装置への組立方法および定着ニップ離間動作の順に説明する。
本発明の実施例1における画像形成装置1について図1から図3を用いて説明する。図2に示される本実施例に係るモノクロレーザービームプリンタである画像形成装置1は、
まず、不図示の帯電手段によりドラム形状の電子写真感光体である感光ドラム31を所定の表面電位に帯電する。次に、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラーを備えた光学手段2により外部デバイス(不図示)から得られる画像情報に基づいてレーザ光を感光ドラム31に照射する。これにより感光ドラム31に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この潜像は、プロセスカートリッジ3の内部に構成される不図示の現像手段によって現像される。
続いて本実施例に係る定着装置について図3を用いて説明する。
図3は本実施例に係る定着装置30の全体を表す斜視図である。31は筐体の一部を成す駆動側側板、32は非駆動側側板、33は前記側板を装置の長手方向において連結する第一のステイ、34は長手方向の第二のステイである。そして、これら31から34をビス締結(不図示)または溶接等の手段で枠状に結合し定着装置のメイン筐体を構成する。
開口部33aに係合する。
上記記載した様に本実施例における定着加圧部は、一旦サブアセンブリとして組み立てられた後にメイン筐体に取り付けられる。以下に定着加圧部としてのサブアセンブリの構成、封止部の構成を、非駆動側加圧サブアセンブリ40を例として説明する。
、後の工程で非駆動側サブアセンブリ40をメイン筐体にビス留めするための穴41−2fおよび41−2gがある。また、面41−2dには第2加圧板43−2の一端が挿入される略長方形穴41−2hを有し、図4(a)において第2加圧板43−2の一端が挿入された状態を示している。
図5(a)〜(d)は非駆動側加圧サブアセンブリ40の組立工程を工程順に示した図である。
図5(b)の状態は第2加圧バネ42−2が圧縮された状態であるため、工具50〜53を用いて各部品の保持をおこなう。即ち、工具50〜53によって第2サブフレーム41−2と第2加圧板43−2を図中上下方向に挟みこむ。そして、第2加圧バネ42−2が圧縮された状態を保ちつつ、第2加圧板43−2を略水平の姿勢、かつ、封止形状41−2j’との間に所定の範囲の隙間を有する位置に保持する。
図1に封止形状41−2jを加工するプレスの斜視図を示す。尚、見易さの為に工具50、51、および53は図示しない状態である。図1(a)はパンチ54が飛び込む前の状態、即ち、図5(b)と同じ状態である。図1(b)はパンチ54が矢印Eの方向に飛び込み、41−2j’をプレスしている状態である。図1に示されるように工具52は41−2j´をプレスする際の抑えダイを兼ねている。前述のように封止形状41−2j’と第2加圧板43−2との間には隙間があるので、プレス加工の際に第2加圧板43−2はパンチ54の動作を阻害しない。
図1(c)は加工後にパンチ54が矢印Fの方向に退避した状態を示している。上記のように図1(a)〜(c)の処理により封止形状41−2jが形成される。尚、上記プレス加工によって封止形状41−2j上である41−2m部に加工跡が着くことがあるが、封止形状41−2jの機能にはなんら影響は及ぼさない。このように、枠体であるサブフレーム41−2の一部を変形し、封止形状を第1の状態である41−2j’から41−2jへと状態を変化させる工程が、本実施例における第2の工程に相当する。
次に定着加圧サブアセンブリをメイン筐体に組み付ける工程について図6(a)〜(c
)を用い、また、加熱手段35の離間動作について(c)、(d)を用いて説明する。
図6(a)〜(d)は非駆動側から定着装置を見た図である。
上記の説明におけるサブアセンブリ40を矢印Gの方向に移動する動作は、組立作業員が手作業で実施しても構わないし、アクチュエータ等を備えた自動組立装置等を利用して組立を行っても良い。
よび定着に必要なばね荷重を保証することができる。
次に実施例2について説明する。本実施例における画像形成装置の全体構成は実施例1と同様であるため説明を省略する。以下の説明の順序として、実施例2における画像形成装置の駆動装置の構成、駆動装置の組立方法および封止部の加工方法、封止部とギアの離接構成の順に説明する。
図7は、入力駆動を所定の減速比に減速して、画像形成装置に設けられた被駆動部に出力する減速ギアを内在する駆動装置を示した斜視図である。図7における60は減速駆動装置であり、枠体としてのサブフレーム61内に入力ギア62、出力ギア63、出力軸64といった駆動部材を内在する。入力ギア62はサブフレーム61に加締めたカシメ軸65に所定の隙間を持って嵌合している。
次に図8を用いて駆動装置の組立方法および封止部の加工方法について説明する。図8(a)は、減速駆動装置60の組立前の状態の分解斜視図である。図8(a)中の破線に沿って入力ギア62、出力ギア63、出力軸64をサブフレーム61に取り付ける。この際、サブフレーム61の封止部としての封止形状61dは入力ギア62の組立動線に干渉しない形状61d’に予め曲げ加工されている。
こなうことができることが示された。以上のことから、ここまでの、入力ギア62の抜け止めとなるようにサブフレーム61の一部である封止形状を61d’から61dに変形させる工程が、本実施例における第2の工程に相当する。
次に減速駆動装置60を本体フレーム66に組み付けた後、封止部61dと入力ギア62が離接することを説明する。図9は減速駆動装置60を本体フレーム66に組み付けた後の断面図であり、図8(d)の上面側断面図と同じ方向から見た図である。図9に示されるように、組立後の状態で入力ギア62の端部62aが本体フレーム66に突き当たった状態において、封止形状61dと入力ギア62は離間している。従って、封止形状61dの端面のバリがギアと摺動することを防ぐ事が可能であり、入力ギア62は、封止部である封止形状61dとの間に形成された所定の隙間において移動(回転運動)が可能となる。また、封止形状が61d’から61dに状態が変化することで、入力ギア62の抜け止めとして機能し、出力ギア63は入力ギアに抜け止めされる。そのため、これらの駆動装置の部品である駆動部材を、駆動力を伝達する画像形成装置の本体側の被駆動部に対して所定の相対位置となるようにサブフレームに保持することが可能となる。
Claims (6)
- 画像形成装置に取り付けられるサブアセンブリであって、
枠体と、
前記枠体に対して所定の範囲で移動可能に枠体に保持される部品であって画像形成装置の装置本体に設けられた本体側部品に対して所定の相対位置に配置される部品と、
を有し、
前記枠体に対する前記部品の移動範囲が前記所定の範囲となるように前記部品を前記枠体に対して封止する封止部が前記枠体に設けられているサブアセンブリの製造方法であって、
前記枠体に、前記部品を組み付ける第1の工程と、
前記第1の工程の後に、前記封止部を、前記第1の工程を阻害しない第1の状態から、前記部品を前記枠体に対して封止する第2の状態へと変化させる第2の工程と、
を有することを特徴とするサブアセンブリの製造方法。 - 前記第2の工程において、前記枠体における前記封止部の位置が、前記第1の工程を阻害しない第1の位置から、前記部品を前記枠体に対して封止する第2の位置へ変化するように、前記枠体を変形させることを特徴とする請求項1に記載のサブアセンブリの製造方法。
- 前記第2の工程における前記枠体の変形は、前記枠体の一部を塑性加工することによって行われることを特徴とする請求項1または2に記載のサブアセンブリの製造方法。
- 前記サブアセンブリは、画像形成装置に設けられた定着装置の加圧手段と加熱手段との間にニップ部を形成すべく、前記加圧手段と前記加熱手段との間に加圧力を付与する加圧装置であり、
前記部品は、前記本体側部品としての、前記定着装置において前記加圧手段と前記加熱手段との間に加圧力を伝達する伝達部材に当接する加圧部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサブアセンブリの製造方法。 - 前記サブアセンブリは、画像形成装置に設けられた被駆動部に駆動力を伝達する駆動装置であり、
前記部品は、前記本体側部品としての前記被駆動部に駆動力を伝達する駆動装置が有する駆動部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサブアセンブリの製造方法。 - 画像形成装置の製造方法であって、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法でサブアセンブリを製造する工程と、
製造された前記サブアセンブリの枠体に保持された部品が、前記画像形成装置の装置本体に設けられた本体側部品に対して所定の相対位置に配置されるように、前記サブアセンブリを前記装置本体に組み付ける工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018237731A JP7224893B2 (ja) | 2018-12-19 | 2018-12-19 | 加圧装置の製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018237731A JP7224893B2 (ja) | 2018-12-19 | 2018-12-19 | 加圧装置の製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020101585A true JP2020101585A (ja) | 2020-07-02 |
JP7224893B2 JP7224893B2 (ja) | 2023-02-20 |
Family
ID=71141234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018237731A Active JP7224893B2 (ja) | 2018-12-19 | 2018-12-19 | 加圧装置の製造方法及び画像形成装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7224893B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163516A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | ブラザー工業株式会社 | 現像カートリッジの組立方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10311409A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-11-24 | Yamatake:Kk | 電動アクチュエータの筐体構造 |
JP2008225193A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010066552A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 圧着解除カム装置、および圧着解除カム装置を用いた画像形成装置 |
JP2014051183A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Nsk Ltd | ステアリング装置及びその製造方法 |
JP2015200824A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
-
2018
- 2018-12-19 JP JP2018237731A patent/JP7224893B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10311409A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-11-24 | Yamatake:Kk | 電動アクチュエータの筐体構造 |
JP2008225193A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010066552A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 圧着解除カム装置、および圧着解除カム装置を用いた画像形成装置 |
JP2014051183A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Nsk Ltd | ステアリング装置及びその製造方法 |
JP2015200824A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163516A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | ブラザー工業株式会社 | 現像カートリッジの組立方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7224893B2 (ja) | 2023-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5110569B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
US7395014B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4452670B2 (ja) | 用紙搬送装置、画像形成装置、画像読取装置、自動原稿送り装置 | |
US7509075B2 (en) | Gear unit and image forming device | |
CN111221234B (zh) | 成像装置和处理盒 | |
US8712302B2 (en) | Pressure-applying member, fixing device, and image forming apparatus | |
EP2075635A2 (en) | Belt tension mechanism of an image forming device | |
US9098053B2 (en) | Image forming apparatus capable of positioning drawer relative to main frame | |
US20080226338A1 (en) | Developing cartridge, image forming apparatus, and method of mounting/separating developing cartridge on/from image forming apparatus | |
JP2020101585A (ja) | サブアセンブリの製造方法及び画像形成装置の製造方法 | |
JP2015163959A (ja) | 画像形成装置用フレーム、及びその製造方法 | |
JP5402557B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6065824B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP2042941B1 (en) | Developing apparatus | |
JP2014016432A (ja) | 駆動装置及び画像形成装置 | |
JP4675708B2 (ja) | 画像形成装置の支持構造体の製造方法 | |
JP2011197113A (ja) | 駆動伝達装置、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018104131A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
US9785097B1 (en) | Tension applying device, method and image forming apparatus | |
US10107362B2 (en) | Drive transmission mechanism and image forming apparatus | |
JP2020137163A (ja) | 駆動装置、及び、画像形成装置 | |
US11550253B2 (en) | Image forming apparatus including first drive transmission part and second drive transmission part configured to transmit driving force from motor | |
US8032053B2 (en) | Drawer latch flexure mechanism | |
JP2018146701A (ja) | 画像形成装置 | |
US20240134302A1 (en) | Pressing device and image forming apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230208 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7224893 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |