JP2020101457A - ケーブル測定装置およびケーブル測定システム - Google Patents

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喜和 福永
Yoshikazu Fukunaga
喜和 福永
久仁雄 中西
Kunio Nakanishi
久仁雄 中西
広海 手島
Hiromi Tejima
広海 手島
是匡 新免
Koremasa Simmen
是匡 新免
孝太 西久保
Kota Nishikubo
孝太 西久保
朋師 西尾
Tomonori Nishio
朋師 西尾
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Abstract

【課題】通信ケーブルの測定作業を簡略化・迅速化し、作業労力の軽減を図ること。【解決手段】心線切替部111による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えを制御する制御部112を備えたケーブル測定装置(親機装置)110と、心線切替部121による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えを制御する制御部122を備えたケーブル測定装置(子機装置)120と、親機装置110と子機装置120とが接続されるネットワーク130と、を有し、ネットワーク130を介して、親機装置110による心線101aの接続の切り替えの制御に連動して、子機装置120による心線101bの接続の切り替えの制御をおこない、接続の切り替えが完了した通信ケーブル100の心線101の測定をおこなう。【選択図】図1

Description

この発明は、通信ケーブルなどのケーブルの測定をおこなうケーブル測定装置およびケーブル測定システムに関する。
通常、通信ケーブルなどのケーブルの新設工事や修理工事においては、施工後のケーブルの健全性を確認するため、心線対照、ループ抵抗測定、絶縁抵抗測定などの各種測定作業をおこなっている。
従来、このような測定作業は、測定の対象となるケーブルの両端に、それぞれ作業員を配置して、双方で連絡しながら測定をおこなう。したがって、測定のために対向で複数人の人員を必要とする。それらの作業員が電話などでコミュニケーションをとりながら、測定作業をおこなう。
また、このような各種測定作業にあっては、複数種類の測定器を使い分けて使用する必要がある。たとえば、ループ抵抗測定にはテスターを使用し、また、心線対照・絶縁抵抗測定には絶縁抵抗測定器(通称「メガー」)を使用するのが一般的である。
関連する技術として、たとえば、2つの心線接続端子に心線を接続しておき、1つのサグリ線接続端子にサグリ線を接続しておき、ロータリスイッチを切替えることで、順次、導通試験、導体抵抗試験、絶縁抵抗試験ができる回路の試験装置に関する技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、関連する技術として、たとえば、被試験ケーブルの心線を2個のロータリスイッチの固定接点に電気接続し、ロータリスイッチの可動接点に電源部の両端子を接続すると、ロータリスイッチの切換え操作によって、すべての心線が相互に自由に組み合わされて電源部と電気接続される。これによって、対間短絡も相間短絡もロータリスイッチの操作だけで試験できるケーブルの試験装置に関する技術がある(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2003−337154号公報 特開平8−5695号公報
しかしながら、たとえば絶縁抵抗測定では、測定端子をケーブルの心線の数すべてに付け替えて測定しなければならず、その都度、ケーブルの両端の作業員は、確認の上、切替作業をおこない、その後、測定し、また、切替作業をおこなうという作業を繰り返しおこなわなければならなかった。
これらの繰り返しの作業には、多くの時間を要したりして、作業員の労力の負担が大きくなっていた。特に、ケーブルは、長いものになると20km以上にも及び、遠隔地間でのコミュニケーションにより、通信事情などから、作業員はさらに多くの労力を要していた。
また、測定場所は屋内とは限らず、屋外、たとえば電柱の上であったり、マンホールの中だったりする場合もあり、複数の測定器の運搬や設置作業にも多くの時間と労力を要していた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ケーブルの測定作業を簡略化・迅速化し、ケーブルの測定作業にかかる作業員の作業労力の軽減を図ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるケーブル測定装置は、ケーブルの一端の心線の接続を切り替える第1の切替部と、前記第1の切替部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えを制御する第1の制御部と、前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えを制御する第2のケーブル測定装置へ、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に対応する、前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え指示に関する信号を送信する第1の通信部と、接続の切り替えが完了した前記ケーブルの心線の測定をおこなう測定実行部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、上記の発明において、前記第1の通信部が、前記第2のケーブル測定装置から送信された、前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え完了に関する信号を受信することを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、上記の発明において、前記測定実行部が、前記ケーブルの心線のループ抵抗を測定することを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、上記の発明において、前記測定実行部が、前記ケーブルの心線の絶縁抵抗を測定することを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、上記の発明において、前記測定実行部が、前記ケーブルの心線対照をおこなうことを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定システムは、ケーブルの一端の心線の接続を切り替える第1の切替部と、前記第1の切替部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えを制御する第1の制御部と、を備えた第1のケーブル測定装置と、前記ケーブルの他端の心線の接続を切り替える第2の切替部と、前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えを制御する第2の制御部と、を備えた第2のケーブル測定装置と、前記第1のケーブル測定装置と前記第2のケーブル測定装置とが接続されるネットワークと、を有し、前記ネットワークを介して、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に連動して、前記第2の制御部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えの制御をおこない、接続の切り替えが完了した前記ケーブルの心線の測定をおこなうことを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定システムは、上記の発明において、前記第1のケーブル測定装置が、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に対応する前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え指示に関する信号を、前記ネットワークを介して、前記第2のケーブル測定装置へ送信する第1の通信部を備え、前記第2のケーブル測定装置が、前記第1の通信部によって送信された信号を受信する第2の通信部を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるケーブル測定システムは、上記の発明において、前記第2の通信部が、前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え完了に関する信号を、前記ネットワークを介して、前記第1のケーブル測定装置へ送信し、前記第1の通信部が、前記第2の通信部によって送信された信号を受信することを特徴とする。
この発明にかかるケーブル測定装置およびケーブル測定システムによれば、ケーブルの測定作業を簡略化・迅速化し、ケーブルの測定作業にかかる作業員の作業労力を軽減することができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態のケーブル測定システムの概要の一例を示す説明図である。 心線切替部の構成の一例を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(親機装置)の機能的構成の一例を示すブロック図である。 この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(子機装置)の機能的構成の一例を示すブロック図である。 この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(親機装置および子機装置)の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ケーブル測定作業の手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるケーブル測定装置およびケーブル測定システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(ケーブル測定システムの概要)
まず、ケーブル測定システムの概要について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定システムの概要の一例を示す説明図である。図1において、ケーブルの一例である通信ケーブル100は、たとえばメタルケーブルであって、複数本の心線からなる心線(群)を備えている(その心線(群)の通信ケーブル100一端を「心線101a」、通信ケーブル100の他端を「心線101b」と呼ぶ)。
そして、通信ケーブル100の一端には、ケーブル測定装置(親機装置)110が、一方で、通信ケーブル100の他端には、ケーブル測定装置(子機装置)120が、それぞれ取り付けられている。親機装置110と子機装置120は、インターネットや電話回線などのネットワーク130を介して、有線または無線通信が可能となるように接続されている。
ケーブル測定装置(親機装置)110は、心線切替部111と、制御部112と、コネクタ113(コネクタ113a、113b)と、通信部114と、を備えている。ここで、心線切替部111は、通信ケーブル100の一端の心線101aの接続を切り替える。制御部112は、心線切替部111による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えを制御する。コネクタ113は、心線切替部111と制御部112を着脱可能に接続する。通信部114は、ネットワーク130を経由して、子機装置120との通信をおこなう。
同様に、ケーブル測定装置(子機装置)120は、心線切替部121と、制御部122と、コネクタ123(コネクタ123a、123b)と、通信部124と、を備えている。ここで、心線切替部121は、通信ケーブル100の他端の心線101bの接続を切り替える。制御部122は、心線切替部121による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えを制御する。コネクタ123は、心線切替部121と制御部122を着脱可能に接続する。通信部124は、ネットワーク130を経由して、親機装置110との通信をおこなう。
そして、親機装置110と子機装置120は、ネットワーク130を介して、親機装置110の制御部112による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えの制御に連動して、子機装置120の制御部122による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えの制御をおこない、接続の切り替えが完了した通信ケーブル100の心線の測定をおこなう。
具体的には、たとえば、親機装置110の通信部114は、制御部112による通信ケーブル100の一端の心線101aの切り替えの制御に対応する、子機装置120の心線切替部121による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替え指示に関する信号を、ネットワーク130を介して、子機装置120へ送信する。そして、子機装置120の通信部124は、親機装置110の通信部114によって送信された信号を受信する。
また、子機装置120の通信部124は、心線切替部121による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替え完了に関する信号を、ネットワーク130を介して、親機装置110へ送信する。そして、親機装置110の通信部114は、子機装置120の通信部124によって送信された信号を受信する。
このようにして、ケーブル測定装置(親機装置110および子機装置120)とネットワーク130によるケーブル測定システムを構築して、たとえば、通信ケーブル100の心線のループ抵抗測定、心線の絶縁抵抗の測定、ケーブルの心線対照などの各種のケーブル測定作業を、コンピュータプログラムなどを用いて、迅速かつ簡易におこなうことができる。
(心線切替部の構成)
つぎに、心線切替部111、121の構成について説明する。図2は、心線切替部の構成の一例を示す説明図である。親機装置110における心線切替部111と子機装置120における心線切替部121の構成は同一であってもよく、また、それぞれ異なる構成であってもよい。図2では、心線切替部111と心線切替部121は同一の構成であるとして説明している。
図2においては、通信ケーブル100の心線101は、心線切替部111(121)の10カ所の接続端子1L1、1L2、2L1、2L2、・・・、5L1、5L2にそれぞれ接続される10本から構成されている。心線101の数は、ケーブルの種類によって異なり、その数も様々である。通信ケーブルの心線101は、2本ずつが対をなしている。その対ごとに、1L1と1L2、2L1と2L2、・・・、5L1と5L2というように接続端子に接続する。
図2に示すように、心線切替部111(121)は、2つのコネクタ113a(123a)と、コネクタ113b(123b)に対応して、それぞれスイッチ(スイッチA、スイッチB)を備えている。スイッチA、Bは、たとえば、メカ的に切り替えるスイッチである。コネクタ113a(123a)に対応するスイッチAは、制御部112(122)からの切替信号に基づいて切り替わることで、各心線101に接続された固定接点200〜209のいずれかに電気接続する。
コネクタ113b(123b)に対応するスイッチBは、制御部112(122)からの切替信号に基づいて切り替わることで、各心線101に接続された固定接点210〜219、あるいは、アースに接続された固定接点220のいずれかに電気接続する。
たとえば、スイッチAが、固定接点200に接続するように切り替えた場合に、接続端子1L1に接続された心線とつながり、コネクタ113a(123a)を介して、制御部112(122)と接続される。また、スイッチBが、固定接点211に接続するように切り替えた場合に、接続端子1L2に接続された心線とつながり、コネクタ113b(123b)を介して、制御部112(122)と接続される。
ループ抵抗測定は、心線切替部111、121を以下のように切り替える。すなわち、子機装置120の心線切替部121において、スイッチAが、固定接点200に接続し、スイッチBが、固定接点211に接続する。そして、子機装置120の制御部122の切替制御部501(後述する図5を参照)の内部において、接続端子1L1に接続された心線と接続端子1L2に接続された心線を短絡する。
そうすることによって、接続端子1L1に接続された心線と接続端子1L2に接続された心線がループを形成する。そこで、親機装置110の心線切替部111において、スイッチAが、固定接点200に接続し、スイッチBが、固定接点211に接続し、制御部112の測定制御部401(後述する図4を参照)の内部において、測定処理をおこなうことによって、接続端子1L1・1L2に接続された、対となっている心線のループ抵抗を測定することができる。
また、同様に、心線切替部111、121の各スイッチAが固定接点202、スイッチBが固定接点213に接続することによって、接続端子2L1・2L2に接続された心線のループ抵抗を測定することができる。このように、順次、心線切替部111のスイッチA・スイッチB、心線切替部121のスイッチA・スイッチBを同期して切り替えることによって、すべての心線のループ抵抗を自動で測定することができる。
また、心線対照は、接続する心線が正しいものであるか否かを確認する作業である。心線対照は、心線切替部111、121を以下のように切り替える。すなわち、子機装置120の心線切替部121のスイッチAを固定接点200〜209のいずれかに接続し、切替制御部501は、所定の負荷(信号)を接続した心線に供給する。
親機装置110の心線切替部111のスイッチAは、固定接点200、201、202、・・・209に順番に接続を切り替えて、当該所定の負荷を検出した心線を見つける。見つかった時点で、当該心線を対照の心線として判定し、以降の接続の切り替えはおこなわなくてもよい。また、誤判定を防ぐために、該当する心線が見つかっても、すべての心線に接続してから、該当する心線を判定するようにしてもよい。その後、子機装置120の心線切替部121のスイッチAを別の固定接点に切り替えて、同じ作業を繰り返しおこなう。これにより、すべての心線の心線対照を自動でおこなうことができる。
また、線間の絶縁抵抗測定は、心線切替部111、121を以下のように切り替える。すなわち、心線切替部111、121のスイッチAを固定接点200に接続し、スイッチBを固定接点211、212、213、・・・、219に順番に接続を切り替えて、その都度、絶縁抵抗値を測定する(全9回)。つぎに、スイッチAの接続を固定接点201に切り替えて、スイッチBを固定接点210、212、213、・・・、219に順番に接続を切り替えて、その都度、絶縁抵抗値を測定する。この処理を、固定接点202、203、204、・・・、209まで、繰り返しおこなう。
また、対地間の絶縁抵抗測定は、心線切替部111、121を以下のように切り替える。すなわち、心線切替部111、121のスイッチBを、アースに接続されている固定接点220に接続し、スイッチAを固定接点200、201、202、・・・、209に順番に接続を切り替えて、その都度、絶縁抵抗値を測定する。
このように、心線切替部111、121の心線切替部111による心線101a、101bの接続の切り替えを連動して制御することで、各種測定作業を自動でおこなうことができる。
(ケーブル測定装置のハードウエア構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置の構成について説明する。図3は、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、ケーブル測定装置(親機装置)110を実現するコンピュータ(パーソナルコンピュータやタブレット端末など情報処理装置)は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、インタフェース(I/F)303と、入力装置304と、ディスプレイ305と、測定装置306と、通信インタフェース(通信I/F)307と、を備えている。コンピュータが備える各部301〜307は、バス300によってそれぞれ接続されている。
ケーブル測定装置(子機装置)120を実現するコンピュータも、ケーブル測定装置(親機装置)110を実現するコンピュータと同様に、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、インタフェース(I/F)303と、測定装置306と、通信インタフェース(通信I/F)307と、を備えており、さらに、入力装置304と、ディスプレイ305を備えていてもよい。コンピュータが備える各部301〜307は、バス300によってそれぞれ接続されている。
CPU301は、コンピュータの全体の制御をつかさどる。メモリ302は、ブートプログラムなどのプログラムや各種データなどを記憶している。また、メモリ302は、CPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302は、たとえば、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などによって実現することができる。
I/F303は、心線切替部111あるいは心線切替部121との通信(制御信号のやりとり)をつかさどる。すなわち、心線切替部111あるいは心線切替部121へ切替指示に関するデータ(信号)を送信し、また、心線切替部111あるいは心線切替部121から、切替の状況に関するデータ(信号)を受信する。
入力装置304は、ケーブル測定装置の各種操作指示をおこなうほか、各種データの入力をおこなう。入力装置304は、各種スイッチやボタンを備えた操作パネルのほか、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルであってもよい。また、ディスプレイ305は、切替の状態に関する情報や測定値に関する情報などを表示する液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。
測定装置306は、所定の信号や負荷を、切り替えられた心線に提供し、また、切り替えられた心線の状況を測定する。測定の種類や通信ケーブルの種類によって、提供される信号や負荷はあらかじめ定められている。また、測定の種類や通信ケーブルの種類によって、測定手順や想定方法も異なる。より具体的には、測定装置306は、測定用の電気回路、負荷供給用の電源回路やバッテリーなどを備える。
通信I/F307は、電話回線やインターネットなどのネットワーク130に接続され、コンピュータの内部と外部装置との有線あるいは無線の情報通信をつかさどる。より具体的には、LANケーブル、無線LAN、Wi−Fi、移動通信規格(3G、4G、5G)、PHS回線などによる通信であってもよい。さらに、図示を省略するが、プリンタなどのデータの出力装置を備えていてもよい。
(ケーブル測定装置の機能的構成)
図4は、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(親機装置)の機能的構成の一例を示すブロック図であり、図5は、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(子機装置)の機能的構成の一例を示すブロック図である。図4において、ケーブル測定装置(親機装置)110は、測定制御部401と、操作部402と、データ管理部403と、表示部404と、を備える構成となっている。
図4において、測定制御部401は、心線切替部111による心線101aの接続の切り替えを制御するとともに、接続の切り替えが完了した通信ケーブル100の心線101bの測定をおこなう。測定制御部401の機能は、たとえば、CPU301、メモリ302、測定装置306などによって実現することができる。
操作部402は、測定作業の作業員からの測定開始の要求を受け付ける。また、測定作業の種類に関する情報の入力を受け付ける。操作部402の機能は、たとえば、入力装置304などによって実現することができる。
データ管理部403は、通信ケーブル100の測定作業に関する情報、たとえば、測定や接続の切替に必要なデータやプログラムなどを記憶する。具体的には、作業の種類ごとに、心線の接続の切り替え手順、測定手順に関する情報を記憶し、測定制御部401からのデータの参照があった場合に、必要なデータを、測定制御部401へ渡す。また、データ管理部403は、測定制御部401によって測定された測定結果に関するデータを記憶する。データ管理部403の機能は、たとえば、メモリ302などによって実現することができる。
表示部404は、測定作業の種類、作業手順、現在の作業の進捗、測定結果、測定結果の集計(一覧表など)、アラート情報などの各種情報を表示する。表示部404の機能は、たとえば、ディスプレイ305などによって実現することができる。
操作部402が、作業員からの測定開始の要求を受け付けると、測定制御部401は、まず、通信部114に対して、子機装置120へ測定開始の通知指示を出す。これにより、子機装置120との同期をとる。
その後、測定制御部401は、測定に必要な情報をデータ管理部403から抽出し、作業の手順に従って、心線切替部111への心線101aの切り替え指示を送信するとともに、通信部114に対して、子機装置120への対応する切り替え指示に関する情報(信号)を渡す。そして、測定制御部401は、通信部114からの、子機情報120における切り替え完了の通知を受け取ると、その状態で測定処理を実行し、その測定結果を、データ管理部403へ渡す。
測定制御部401は、引き続き、作業手順に従って、同様に、心線切替部111への切り替え指示の送信と、通信部114に対して、切り替え指示に関する情報(信号)を渡す処理をおこない、その後、切り替え完了の通知を受け取って、測定処理を実行する。この一連の処理を、要求があった種類の測定が終わるまで繰り返しおこなう。その間の処理の状況や測定結果については、表示部404に表示する。
一方、図5において、ケーブル測定装置(子機装置)120は、切替制御部501を備える構成となっている。ここでは、親機装置110をメイン装置として、測定作業をおこなうことを想定しているため、子機装置120は、操作部402と、データ管理部403と、表示部404を備えてはいない。しかしながら、図5においては、図示は省略するが、子機装置120も、親機装置110と同様に、図4に示した、操作部402と、データ管理部403と、表示部404と、を備えていてもよい。また、親機装置110を2台用意して、それぞれ、通信ケーブル100の一端と他端に配置するようにしてもよい。その場合は、子機装置120は不要となる。
図5において、切替制御部501は、心線切替部121による心線101bの接続の切り替えを制御する。さらには、親機装置110の測定制御部401とともに、接続の切り替えが完了した通信ケーブル100の心線101の測定処理をおこなう。具体的には、上述のように、接続した心線101に対して、所定の負荷を提供したりする。切替制御部501の機能は、たとえば、CPU301、メモリ302、測定装置306などによって実現することができる。
子機装置120の通信部124が、親機装置110からの測定開始の通知を受信することで、親機装置110との同期をとる。その後、通信部124が、切り替え指示に関する情報(信号)を受信すると、切替制御部501は、受信した情報(信号)に基づいて、心線切替部121への心線101bの切り替え指示(制御信号)を送信する。つぎに、切替制御部501は、通信部124に対して、切り替えが完了した旨の通知をするように指示する。そして、切替制御部501は、測定処理を実行する。この一連の処理を、通信部124が、親機装置110から測定終了の通知を受信するまで、繰り返しおこなう。
(ケーブル測定装置およびケーブル測定システムの処理の手順)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の越流量調整方法の処理の手順について説明する。図6は、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置(親機装置および子機装置)の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図6において、左側のフローチャート(a)が、親機装置110の処理の手順を示しており、右側のフローチャート(b)が、子機装置120の処理の手順を示している。そして、フローチャート(a)とフローチャート(b)中央の矢印は、それぞれ、親機装置110から子機装置120へ、あるいは子機装置120から親機装置110へのデータの流れを示している。
フローチャート(a)において、親機装置110は、操作部402からの測定開始の要求があったか否かを判断する(ステップS611)。ここで、測定開始の要求を待って(ステップS611:No)は、測定開始の要求があった場合(ステップS611:Yes)は、子機装置120へ、通信部114から、ネットワーク130を介して、測定開始を通知する(ステップS612)。その際、子機装置120へは、開始する測定の種類(心線対照、ループ抵抗測定、絶縁抵抗測定のいずれであるか)に関する情報もあわせて通知するようにしてもよい。
つぎに、心線切替部111へ、最初の測定のための切り替え指示をおこなう(ステップS613)。そして、子機装置120へ、最初の測定のための切り替えに対応する切り替え指示を送信する(ステップS614)。その後、子機装置120から、切り替え完了の通知があったか否かを判断する(ステップS615)。ここで、切り替え完了の通知を待って(ステップS615:No)、切り替え完了の通知があった場合(ステップS615:Yes)は、測定処理をおこなう(ステップS616)。具体的には、測定値を計測し、計測した測定値を記録する。
測定処理が終了した後、つぎに、すべての切り替えが終わったか否かを判断する(ステップS617)。ここで、すべての切り替えが終わっていない場合(ステップS617:No)は、心線切替部111へ、つぎの測定のための切り替え指示をおこなう(ステップS618)。その後、ステップS614へ移行し、つぎの測定のための切り替えに対応する切り替え指示を送信する(ステップS614)。以後、ステップS614〜S618を繰り返し実行する。
そして、ステップS617において、すべての切り替えが終わった場合(ステップS617:Yes)は、子機装置120へ、測定終了を通知して(ステップS619)、一連の処理を終了する。同じ通信ケーブル100において、別の種類の測定をおこなう場合は、再度、ステップS611から始めるようにするとよい。
つぎに、フローチャート(b)において、子機装置120は、親機装置110から、(親機装置110がステップS612においておこなった)測定開始の通知があったか否かを判断する(ステップS621)。ここで、測定開始の通知があるのを待って(ステップS621:No)、測定開始の通知があった場合(ステップS621:Yes)は、つぎに、親機装置110から、(親機装置110がステップS614において送信した)切り替え指示を受信したか否かを判断する(ステップS622)。
ステップS622において、切り替え指示を受信した場合(ステップS622:Yes)は、心線切替部121へ、受信した切り替え指示に基づく、測定のための切り替え指示をおこなう(ステップS623)。さらに、切り替えられた心線に対して、測定の種類に応じて、所定の信号を供給したり、あるいは、所定の負荷を供給する。
そして、親機装置110へ、切り替え完了(さらには、信号・負荷の供給開始)を通知する(ステップS624)。親機装置110は、ステップS615において、この切り替え完了の通知があったか否かを判断している。
子機装置120は、その後、ステップS625へ移行する。一方、ステップS622において、切り替え指示を受信していない場合(ステップS622:No)は、何もせずに、ステップS625へ移行する。
ステップS625において、子機装置120は、親機装置110から、(親機装置110がステップS619においておこなった)測定終了の通知があったか否かを判断する(ステップS625)。ここで、測定終了の通知がない場合(ステップS625:No)は、ステップS622へ戻り、親機装置110から、つぎの切り替え指示の受信を待つ。このようにして、ステップS622〜S625を繰り返し実行する。そして、ステップS625において、親機装置110から、(親機装置110がステップS619においておこなった)測定終了の通知があった場合(ステップS625:Yes)は、一連の処理を終了する。
このように処理することで、切り替え操作を人手を介すことなく自動でおこなうことができ、迅速な測定処理を実行することができる。
(ケーブル測定作業の手順)
つぎに、作業員が実行するケーブル測定作業の手順について説明する。図7は、ケーブル測定作業の手順の一例を示すフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、施工後の通信ケーブル100の一端に親機装置110を配置し、親機装置110の心線切替部111を通信ケーブル100の各心線101aに接続する(ステップS701)。そして、親機装置110の心線切替部111と測定制御部401をコネクタ113で接続する(ステップS702)。
また、当該通信ケーブル100の他端に子機装置120を配置し、子機装置120の心線切替部121を通信ケーブル100の各心線101bに接続する(ステップS703)。そして、子機装置120の心線切替部121と切替制御部501をコネクタ123で接続する(ステップS704)。この親機装置110の通信ケーブル100への接続と子機装置120の通信ケーブル100への接続は、どちらを先におこなってもよく、また、別々の作業員がこれらの接続を同時進行でおこなうようにしてもよい。
つぎに、親機装置110と子機装置120との各通信部114、124による通信を確立する(ステップS705)。具体的には、たとえば、親機装置110の通信部114と、子機装置120の通信部124を、それぞれ、ネットワーク130に接続し、互いに通信ができるようにする。
その後、各種測定を開始する(ステップS706)。これは、上述の図6のフローチャート(a)およびフローチャート(b)において説明したとおりである。そして、測定処理が終了した後、測定結果の検証をおこない(ステップS707)、検証した測定結果に異常があるか否かを判断する(ステップS708)。この検証および判断は、作業員の確認によりおこなうようにしてもよく、測定結果が所定の基準のしきい値の範囲を超えている場合に、ケーブル測定装置110の制御部112が、自動で通報するようにしてもよい。
ここで、異常があると判断された場合(ステップS708:Yes)は、異常箇所を特定するとともに、その異常を解消すべく対応処理をおこない(ステップS709)、その後、ステップS706へ戻る。これらのステップS706〜S709の一連の処理を繰り返しおこなう。
そして、ステップS708において、異常がないと判断された場合(ステップS708:No)は、測定作業は終了したので、まずは、親機装置110と子機装置120との各通信部114、124による通信を切断する(ステップS710)。その後、親機装置110を通信ケーブル100の一端から取り外して撤収する(ステップS711)。同様に、子機装置120を通信ケーブル100の他端から取り外して撤収する(ステップS712)。この親機装置110の撤収と子機装置120の撤収は、接続と同様に、どちらを先におこなってもよく、また、別々の作業員がこれらの撤収を同時進行でおこなうようにしてもよい。これにより、すべての作業を終了する。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態のケーブル測定装置は、通信ケーブル100(ケーブル)の一端の心線101aの接続を切り替える心線切替部111(第1の切替部)と、心線切替部111による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えを制御する測定制御部401(第1の制御部)と、通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えを制御する子機装置120(第2のケーブル測定装置)へ、測定制御部401による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えの制御に対応する、通信ケーブル100の他端の心線101bの切り替え指示に関する信号を送信する通信部114(第1の通信部)と、接続の切り替えが完了したケーブルの心線の測定をおこなう測定制御部401(測定実行部)と、を備える。
これにより、人手によらず、自動で、他端の心線101bの切り替え処理をすることができ、より迅速で正確な測定作業をおこなうことができる。また、測定作業にかかる作業員の労力を軽減することができる。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、通信部114(第1の通信部)が、子機装置120(第2のケーブル測定装置)から送信された、通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替え完了に関する信号を受信するので、親機装置110において、心線101bの接続の切り替え状況を正確に把握した上で、測定作業をおこなうことができ、測定作業における誤操作ならびに誤動作を確実に防止することができる。
また、この発明にかかるケーブル測定装置は、測定制御部401(測定実行部)が、通信ケーブル100の心線101のループ抵抗の測定、心線の絶縁抵抗の測定、ケーブルの心線対照の少なくともいずれかをおこなうので、ケーブルの試験に必要な各種測定作業に対応することができ、ケーブルの測定作業を簡略化することができる。測定ごとに複数種類の測定装置を用意して、それぞれを取り替えて設定しなくて済むので、屋外での作業などにおいては、特に作業者の労力を軽減することができる。
また、この発明にかかるケーブル測定システムは、通信ケーブル100の一端の心線101aの接続を切り替える心線切替部111(第1の切替部)と、心線切替部111による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えを制御する測定制御部401(第1の制御部)と、を備えた親機装置110(第1のケーブル測定装置)と、通信ケーブル100の他端の心線101bの接続を切り替える心線切替部121(第2の切替部)と、心線切替部121(第2の切替部)による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えを制御する切替制御部501(第2の制御部)と、を備えた子機装置120(第2のケーブル測定装置)と、親機装置110と子機装置120とが接続されるネットワーク130と、を有し、ネットワーク130を介して、測定制御部401による通信ケーブルの一端の心線101aの接続の切り替えの制御に連動して、切替制御部501による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替えの制御をおこない、接続の切り替えが完了した通信ケーブル100の心線101の測定をおこなう。
この発明にかかるケーブル測定システムは、具体的には、たとえば、親機装置110(第1のケーブル測定装置)が、測定制御部401(第1の制御部)による通信ケーブル100の一端の心線101aの接続の切り替えの制御に対応する、心線切替部121(第2の切替部)による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替え指示に関する信号を、ネットワーク130を介して、子機装置120(第2のケーブル測定装置)へ送信する通信部114(第1の通信部)を備え、子機装置120が、通信部114によって送信された信号を受信する通信部124(第2の通信部)を備える。
また、この発明にかかるケーブル測定システムは、具体的には、たとえば、子機装置120(第2の通信部)が、心線切替部121(第2の切替部)による通信ケーブル100の他端の心線101bの接続の切り替え完了に関する信号を、ネットワーク130を介して、親機装置110(第1のケーブル測定装置)へ送信し、通信部114(第1の通信部)が、通信部124(第2の通信部)によって送信された信号を受信する。
これにより、通信ケーブル100の両端に配置された作業員どうしが、電話などによって頻繁にコミュニケーションなどをとらなくても、円滑かつ迅速な測定作業をおこなうことができる。したがって、通信ケーブル100の両端に配置された作業員どうしのコミュニケーションは必要最小限で済む。あるいは、自動化により、子機装置120側には、作業員を配置しなくてもよい。
また、ネットワーク130を備えているので、親機装置110および子機装置120を設置しておけば、ケーブル設置場所(現場)から離れた場所からネットワーク130を介して、遠隔操作により、親機装置110を操作して測定作業をおこなうこともできる。
以上のように、この発明にかかるケーブル測定装置およびケーブル測定システムは、通信ケーブルなどのケーブルの測定をおこなうケーブル測定装置およびケーブル測定システムに有用であり、特に、ケーブルの測定作業を簡略化・迅速化し、作業労力の軽減を図るケーブル測定装置およびケーブル測定システムに適している。
100 通信ケーブル
101(101a、101b) 心線
110 ケーブル測定装置(親機装置)
111 心線切替部
112 制御部
113(113a、113b) コネクタ
114 通信部
120 ケーブル測定装置(子機装置)
121 心線切替部
122 制御部
123(123a、123b) コネクタ
124 通信部
130 ネットワーク
200〜220 固定接点
401 測定制御部
402 操作部
403 データ管理部
404 表示部
501 切替制御部
1L1〜5L2 接続端子

Claims (8)

  1. ケーブルの一端の心線の接続を切り替える第1の切替部と、
    前記第1の切替部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えを制御する第1の制御部と、
    前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えを制御する第2のケーブル測定装置へ、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に対応する、前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え指示に関する信号を送信する第1の通信部と、
    接続の切り替えが完了した前記ケーブルの心線の測定をおこなう測定実行部と、
    を備えたことを特徴とするケーブル測定装置。
  2. 前記第1の通信部は、前記第2のケーブル測定装置から送信された、前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え完了に関する信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のケーブル測定装置。
  3. 前記測定実行部は、前記ケーブルの心線のループ抵抗を測定することを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル測定装置。
  4. 前記測定実行部は、前記ケーブルの心線の絶縁抵抗を測定することを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル測定装置。
  5. 前記測定実行部は、前記ケーブルの心線対照をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル測定装置。
  6. ケーブルの一端の心線の接続を切り替える第1の切替部と、前記第1の切替部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えを制御する第1の制御部と、を備えた第1のケーブル測定装置と、
    前記ケーブルの他端の心線の接続を切り替える第2の切替部と、前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えを制御する第2の制御部と、を備えた第2のケーブル測定装置と、
    前記第1のケーブル測定装置と前記第2のケーブル測定装置とが接続されるネットワークと、
    を有し、
    前記ネットワークを介して、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に連動して、前記第2の制御部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替えの制御をおこない、
    接続の切り替えが完了した前記ケーブルの心線の測定をおこなうことを特徴とするケーブル測定システム。
  7. 前記第1のケーブル測定装置は、前記第1の制御部による前記ケーブルの一端の心線の接続の切り替えの制御に対応する前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え指示に関する信号を、前記ネットワークを介して、前記第2のケーブル測定装置へ送信する第1の通信部を備え、
    前記第2のケーブル測定装置は、前記第1の通信部によって送信された信号を受信する第2の通信部を備えたことを特徴とする請求項6に記載のケーブル測定システム。
  8. 前記第2の通信部は、前記第2の切替部による前記ケーブルの他端の心線の接続の切り替え完了に関する信号を、前記ネットワークを介して、前記第1のケーブル測定装置へ送信し、
    前記第1の通信部は、前記第2の通信部によって送信された信号を受信することを特徴とする請求項6または7に記載のケーブル測定システム。
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CN114295931A (zh) * 2021-11-19 2022-04-08 广东电力通信科技有限公司 一种新型电力物联网配电网数据实时测量装置

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