JP4244869B2 - ホストコンピュータ、アクセスポイント、無線通信端末、及びネットワーク通信システム - Google Patents

ホストコンピュータ、アクセスポイント、無線通信端末、及びネットワーク通信システム Download PDF

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Description

本発明は、同時に複数の無線通信が行われる無線LAN環境において、電波干渉の影響による通信速度の低下を抑制するホストコンピュータ、アクセスポイント、無線通信端末、及びネットワーク通信システムに関する。
従来、クライアント端末(以下、CLと称する。)からアクセスポイント(以下、APと称する。)を介してネットワークに接続するインフラストラクチャモードで無線LANを使用できるように構築する場合、ネットワーク管理者などの設定者が、計測器での電波強度の測定結果や各APの設置間隔などに基づいて、通信に使用するチャンネルや受信感度について各APに対して適切と判断した値を直接設定していた。しかしながら、設定者が無線LANの設定を行う場合、例えば、複数のAP及び複数のCLによって同時に複数の無線通信が行われる環境においては、各APから出力された電波が届く範囲内で複数のAPで使用するチャンネルが重複すると、そのチャンネルにおいて帯域が分割されて通信速度が低下してしまうという問題があった。そこで、このような問題の発生を防止するために、建造物の現状を実質的に変更することなく、無線LANの通信セル分割を簡易に実現することができ、無線LANの通信速度の低下を防止することができる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−261439公報
従来の無線LANにおいては、設定者が無線LANの設定を行う場合には、以下に挙げるような点を考慮しなければならず、調整が煩雑であった。すなわち、複数のAP及び複数のCLによって同時に複数の無線通信が行われる環境においては、複数のAPで使用するチャンネルが各APから出力された電波の届く範囲内で重複すると、帯域が分割されて通信速度が低下してしまう。また、APの受信感度を下げるとCLとの通信可能な距離が短くなってしまい、APの受信感度を上げると同一チャンネルを使用している他のAP及び通信対象外のCLから出力される電波の影響を受けて通信速度が低下してしまう。そのため、APやCLに対して受信感度やチャンネルの設定最適化を容易に行うことができなかった。
また、従来の無線LANは、管理者の異なる他の無線LANや、電子レンジのように無線LANと同じ電波帯域を使用する機器などの使用状況に応じて、チャンネルや受信感度を変更することが困難であった。
そこで、本発明は、同時に複数の無線通信が行われる無線LAN環境において、電波干渉の影響による速度低下を抑制できるホストコンピュータ、アクセスポイント、無線通信端末、及びネットワーク通信システムを提供することを目的とする。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
(1)アクセスポイントを介して無線通信端末と通信するホストコンピュータであって、アクセスポイント及び他のホストコンピュータとLANケーブルを介して通信する有線通信手段と、アクセスポイントとの通信中に単位時間当たりのデータ送受信量を監視する送受信量監視手段と、外部から伝搬する電波の干渉の程度、並びにアクセスポイント及び無線通信端末が出力する電波の干渉の程度を測定する電波干渉測定テストの実行を、他のホストコンピュータ、アクセスポイント及び無線通信端末に対して通知したとき、または他のホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行を通知されたときに、他のホストコンピュータと連携して電波干渉測定テストを開始し、電波干渉測定テストが終了すると、アクセスポイント及び無線通信端末から測定情報を収集して、前記有線通信手段を介して、この測定情報及び他のホストコンピュータが収集した測定情報を、他のホストコンピュータと授受して、これらの測定情報に基づいてアクセスポイント及び無線通信端末の受信感度の最適値並びに送信出力の最適値を求めて、これらの最適値をアクセスポイント及び無線通信端末に設定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記アクセスポイントとの通信中に前記送受信量監視手段が監視している前記単位時間当たりのデータ送受信量が低下した時、または初期設定時に、前記電波干渉測定テストを実行することを特徴とする。
無線LANの通信状態は、アクセスポイントと無線通信端末との距離、障害物の位置・材質などに大きく影響される。しかし、本発明を適用することで、アクセスポイント及び無線通信端末の設置場所にかかわらず、周囲の環境に応じて最適な受信感度・送信出力の設定ができる。また、既存のネットワークに対して、アクセスポイント及び無線通信端末を追加したり削除したりした場合でも、本発明を実行することにより、最適な受信感度・送信出力及びチャンネル設定ができる。
この構成においては、ホストコンピュータは、アクセスポイントとの通信中にデータの送受信量の割合が低下した時や初期設定時に電波干渉測定テストを実行する。したがって、本発明によれば、電波状態が悪くなった場合でも、アクセスポイント及び無線通信端末の受信感度・送信出力を最適な値に設定できる。
)無線通信端末と(1)に記載のホストコンピュータの通信を仲介するアクセスポイントであって、電波の受信感度及び電波の送信出力を切り換え可能で、無線通信端末と電波によりデータ送信及び受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した電波の強度を測定する電波干渉測定手段と、前記ホストコンピュータとLANケーブルを介して通信する有線通信手段と、前記ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行が通知されると、外部から伝搬する電波の干渉程度、並びに他のアクセスポイント及び無線通信端末から伝搬する電波の干渉程度を測定する電波干渉測定テストを実行し、このテストが終了すると測定情報を前記ホストコンピュータへ出力し、無線通信手段の受信感度及び送信出力の設定値が前記ホストコンピュータから送られてくると、この設定値を無線通信手段に設定する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、アクセスポイントは、ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行を通知されると、電波干渉測定テストを実行して、このテストが終了すると測定情報を出力し、ホストコンピュータから送信された受信感度及び送信出力の設定値を無線通信手段に設定する。したがって、アクセスポイントの受信感度・送信出力を最適な値を、自動的に設定することができ、周囲の無線LAN設置機器が増加した場合でも、容易に設定を変更することができる。
)アクセスポイントを介して(1)に記載のホストコンピュータと通信する無線通信端末であって、電波の受信感度及び電波の送信出力を切り換え可能で、アクセスポイントと電波によりデータ送信及び受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段が受信した電波の強度を測定する電波干渉測定手段と、前記ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行が通知されると、外部から伝搬する電波の干渉程度、並びにアクセスポイント及び無線通信端末から伝搬する電波の干渉程度を測定する電波干渉測定テストの実行し、このテストが終了すると測定情報を前記ホストコンピュータへ出力し、無線通信手段の受信感度及び送信出力の設定値が前記ホストコンピュータから送られてくると、この設定値を無線通信手段に設定する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成においては、無線通信端末は、ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行を通知されると、電波干渉測定テストを実行して、このテストが終了すると測定情報を出力し、ホストコンピュータから送信された受信感度及び送信出力の設定値を無線通信手段に設定する。したがって、無線通信端末の受信感度・送信出力を最適な値を、自動的に設定することができる。
)(1)に記載のホストコンピュータ、()に記載のアクセスポイント、及び()に記載の無線通信端末をそれぞれ複数備え、前記電波干渉測定テストとして、各アクセスポイント及び各無線通信端末が、前記無線通信手段から電波の送信を停止した状態で、チャンネルと受信感度を切り換えながら外部から伝搬する電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、各アクセスポイント及び各無線通信端末が一台ずつ順番に、前記無線通信手段により一定出力で無線通信を行い、他のアクセスポイント及び無線通信端末が前記無線通信手段の受信感度を切り換えながら、電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、各アクセスポイント及び各無線通信端末が一台ずつ順番に、前記無線通信手段の出力を切り換えて無線通信を行い、他のアクセスポイント及び無線通信端末が前記無線通信手段の受信感度を一定にして、電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、を前記各ホストコンピュータが連携して各アクセスポイント及び各無線通信端末に実行させ、前記ホストコンピュータは、前記各アクセスポイント及び各無線通信端末から収集した測定情報に基づいて、前記各アクセスポイント及び各無線通信端末の無線通信手段におけるチャンネル、受信感度、及び送信出力の設定を、外部からの電波干渉及び他のアクセスポイント及び無線通信端末からの電波干渉が一定以上にならないように、チャンネルと、受信感度及び送信出力の上限値を各無線通信手段に設定することを特徴とする。
この構成においては、ネットワーク通信システムでは、電波干渉測定テストとして、上記のような3つのテストを実行するので、ネットワーク通信システム以外の機器などから出力された電波の影響と、ネットワーク通信システム内のアクセスポイントや無線通信端末から出力される電波の影響と、を確認することができる。したがって、ネットワーク通信システムの設置状態や、周囲の他の無線LANの設置状態に応じて、電波干渉の影響を抑制して、各アクセスポイントや無線通信端末にとって最適な通信環境を設定することが可能となる。
本発明を適用することで、アクセスポイント及び無線通信端末の設置場所にかかわらず、周囲の環境に応じて最適な受信感度・送信出力の設定ができる。また、既存のネットワークに対して、アクセスポイント及び無線通信端末を追加したり削除したりした場合でも、本発明を実行することにより、最適な受信感度・送信出力及びチャンネル設定ができる。
図1は、本発明の実施形態に係るネットワーク通信システムの概略を示す構成図である。図1には、あるビルに設けられたn個の部屋にネットワーク通信システム1を構築した例を示している。n個の部屋R1〜Rnには、それぞれアクセスポイント(以下、APと称する。)と、ネットワークホスト(以下、NHと称する。)と、無線クライアント(以下、CLと称する。)が設けられている。AP1〜APn及びMH1〜MHnはそれぞれLANケーブル2に接続され、各機器がこのLANケーブル2を介して通信を行うように有線LANが構築されている。また、各部屋の無線CLは、ユーザが部屋内や部屋間を持ち運び可能であり、CL1〜CLnとAP1〜APnとが、それぞれ電波により無線通信することで情報のやりとりを行うように無線LANが構築されている。図1には、CL1はAP1と、CL2はAP2と、CL31及びCL32はAP3と、・・・、CLnはAPnと、それぞれ無線通信を行っている状態を示している。したがって、ネットワーク通信システム1は、有線LANと無線LANから成る通信システムである。
各CLは、同じ部屋や他の部屋に設置されたAPを介して、LANケーブル2に接続された同室のNHにアクセス可能である。また、各NHは、独自のプロトコルによりLANケーブル2を介して情報のやりとりを行っている。
次に、CL、AP、及びNHの構成について説明する。図2は、ネットワーク通信システムの構成を示すブロック図である。ここで、ネットワーク通信システム1において、CL1〜CLnはそれぞれ同じ構成であり、AP1〜APnはそれぞれ同じ構成であり、NH1〜NHnはそれぞれ同じ構成である。そのため、CL1、AP1、及びNH1を例に挙げて構成を説明する。
CL1は、操作部11、表示部12、記憶部13、無線通信部14、及び制御部15を備えている。操作部11は、ユーザが行った入力操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部15へ出力する。表示部12は、図外のLEDやLCDを備え、制御部15から出力された信号に応じて文字や画像などをLCDに表示したり、LEDを点灯・点滅させたりする。記憶部13は、制御部15が実行する制御プログラムや、受信感度・送信出力を調整するための調整プログラム、受信感度や送信出力の設定値などを記憶する。無線通信部14は、電波の受信感度及び電波の送信出力を変更可能であり、制御部15から送られてきた情報を電波により送信し、APから出力された電波を受信して電波に搬送情報を制御部15へ送信する。また、無線通信部14は、電界強度測定部16を備えており、受信した電波の電界強度を制御部15へ出力する。制御部15は、CL1の各部の制御や演算・判定などを行う。すなわち、制御部15は、操作部11から出力された信号の検出、表示部12に表示させるデータの出力、記憶部13からのデータの読み出しや記憶部13へのデータの書き込み、無線通信部14と情報のやりとり、演算や判定などを行う。
AP1は、表示部21、無線通信部22、記憶部23、有線通信部24、及び制御部25を備えている。表示部21は、LEDまたはLCDを備えており、無線LAN側の通信状態や有線LAN側の通信状態などを表示する。無線通信部22は、CLから出力された電波の受信、及びCLに対して電波の送信を行う。また、無線通信部22は、電界強度測定部26を備えており、受信した電波の電界強度を制御部25へ出力する。記憶部23は、制御部25が実行する制御プログラムや、受信感度・送信出力を調整するための調整プログラム、受信感度や送信出力の設定値などを記憶する。有線通信部24は、制御部25から送られてきた情報を電気信号としてLANケーブル2を介して他の機器へ送信したり、LANケーブル2を介して他の機器から送られてきた電気信号を受信して、情報を制御部15へ送信する。制御部25は、AP1の各部の制御や演算・判定などを行う。すなわち、制御部25は、表示部21に表示させるデータの出力、無線通信部22及び有線通信部24との情報の送受信、記憶部23からのデータの読み出しや記憶部13へのデータの書き込み、演算や判定などを行う。
NH1は、操作部31、有線通信部32、記憶部33、表示部34、及び制御部35を備えている。操作部31は、ネットワーク管理者などの設定者が行った入力操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部35へ出力する。有線通信部32は、制御部35から送られてきた情報を電気信号としてLANケーブル2を介して他の機器へ送信したり、LANケーブル2を介して他の機器から送られてきた電気信号を受信して情報を制御部35へ送信する。記憶部33は、制御部35が実行する制御プログラムや、受信感度・送信出力を調整するための調整プログラム、受信感度や送信出力の設定値などを記憶する。表示部34は、図外のLCDを備えており、制御部35から出力された信号に応じて文字や画像などをLCDに表示する。制御部35は、CL1の各部の制御や演算や判定などを行う。すなわち、制御部35は、操作部31から出力された信号の検出、表示部34に表示させるデータの出力、記憶部33からのデータの読み出しや記憶部33へのデータの書き込み、有線通信部32と情報のやりとり、演算や判定などを行う。また、制御部35は、APを介してCLと通信中にデータの送受信量を監視する送受信量監視部36を備えている。
次に、ネットワーク通信システム1におけるAP・CLの無線通信パラメータ設定方法について説明する。
ネットワーク通信システム1は、分散処理型のシステム構成であり、前記のように独自のプロトコルにより各NH間で通信を行っており、初期設定時や通信状態が悪くなった時に、各NH間で連携して、外部からの電波干渉の程度及び各無線通信機器から出力される電波による干渉の程度を測定する電波干渉測定テストを行う。
例えば、初期設定時には、各NHは同室に設置されたAP及びNHが無線通信可能な状態になったことを確認すると、LANケーブル2を介して他のNHに対して他のAP・CLの状態を確認し、すべての無線通信機器が無線通信可能な状態になると、各NHが連携して電波干渉測定テストを実施する。
また、各NHは、同室のAPを介してCLと通信中にはデータの送受信量を制御部35の送受信量監視部36で監視している。電波状態が悪くなった場合には、アクセスポイントから送られてくるデータの受信量の割合が低下したり、アクセスポイントへ送るデータの送信量の割合が低下したりするので、制御部35は、単位時間当たりのデータ送受信量の割合が、予め設定しておいた閾値以下となった場合には電波状態が悪くなったと判断する。そして、LANケーブル2に接続された他の全NHに対して、電波干渉測定テストを実行する旨を伝達するコマンドを出力する。各NHは、このコマンドを受信すると、各無線通信機器において情報の通信量が最小となる状態を連携して検出し、情報の通信量が最小となると各無線通信機器に電波の出力を停止して電波干渉測定テストを実行させるコマンドを出力して、電波干渉測定テストを開始する。
各NHは、この干渉測定テストが終了すると、AP・CLから測定情報(テストデータ)を収集して、各NH間で測定情報のやりとりを行い、これらの測定情報に基づいて測定情報を収集したAP・CLに対して、周囲の無線通信機器や外部からの電波干渉の影響、周囲の無線通信機器に対する電波干渉の影響が最も少ない、最適な受信感度・送信出力の設定を、各NHが連携して行う。そして、各NHは、この設定が完了すると、各無線通信機器のデータ通信を開始(再開)させる。
ここで、各NHは、設置された部屋に設けられているAPと、このAPを介して通信を行うCLと、に対して電波干渉測定テストを実行させるコマンドを出力し、これらのAP及びCLから電波干渉測定テストの測定情報を収集し、測定情報に基づいてこれらの測定情報を収集したAP及びCLに対して受信感度及び送信出力を設定する。
また、各AP及びCLには電波干渉測定テストの実行プログラムを予め記憶させておき、AP及びCLがNHから電波干渉測定テストの実行コマンドを受け取ると、電波干渉測定テストを開始するように設定すると良い。また、APについてはテスト実行プログラムを予め記憶させておかなくても、NHが同室のAPに対して、チャンネルと感度を切り換えながら受信した電波の電界強度を出力させるように制御信号を出力して測定情報を得ることも可能である。
ネットワーク通信システム1で使用するチャンネルは、他のチャンネルと電波の帯域が重複しないチャンネルを選択・設定する。例えば、802.11bの場合、14チャンネルのうち最大4チャンネルが選択可能である。
ネットワーク通信システム1では、具体的には以下のような電波干渉測定テストを行う。図3は、ネットワーク通信システムにおける電波干渉測定動作を説明するための図である。ここで、以下の説明では、AP及びCLをまとめて無線通信機器と称する。
1.外部電波干渉測定テスト
各NHは、各無線通信機器に対してコマンドを出力して、電波の出力を停止させる。そして、図3(A)に示すように、この状態で各無線通信機器のチャンネルと受信感度を切り換えながら、他の無線通信機器や電子レンジなどネットワーク通信システム1の外部から伝搬してきた電波を受信させて、その電界強度を測定する。例えば、切り換え可能なチャンネルが4つ設定され、受信感度を5段階に切り換え可能なAPやCLの場合、チャンネル毎に受信感度を5段階に切り換えて電界強度を測定することになる。したがって、この例では、各無線通信機器はそれぞれ合計20回の測定を実行する。
2.受信感度を変化させる内部電波干渉測定テスト
各NHは、各NH間で通信を行って順番を調整した後に、各無線通信機器に対してコマンドを出力して、図3(B)に示すように、1台ずつ順番にCL及びAPに一定の出力パワーで、あるチャンネルの電波を出力させて無線通信を行わせる。このとき、電波を出力している無線通信機器以外の無線通信機器には、受信感度を切り換えさせて、伝搬してきた電波の電界強度を測定させる。例えば、30室の各部屋にAP・CLがそれぞれ1台ずつ設置されたネットワーク通信システム1において、AP・CL共に切り換え可能なチャンネルが4つ設定され、受信感度を5段階に切り換え可能な場合、各無線通信機器のあるチャンネルについて受信感度を5段階に切り換えて電界強度を測定することになる。
3.送信出力を変化させる内部電波干渉測定テスト
各NHは、各NH間で通信を行って順番を調整した後に、各無線通信機器に対してコマンドを出力して、図3(B)に示すように、1台ずつ順番にCL及びAPの出力パワーを切り換えて、あるチャンネルの電波を出力させて無線通信を行わせる。このとき、電波を出力している無線通信機器以外の無線通信機器には、一定の受信感度で伝搬してきた電波の電界強度を測定させる。例えば、30室の各部屋にAP・CLがそれぞれ1台ずつ設置されたネットワーク通信システム1において、AP・CL共に切り換え可能なチャンネルが4つ設定され、受信感度を5段階・送信出力を5段階に切り換え可能な場合、各無線通信機器のあるチャンネルについて送信出力を5段階に切り換えて電界強度を測定することになる。したがって、この例では、合計295回(=5回×(2台×29室+1台))の測定を実行する。
4.受信感度・送信出力の設定
各NHは、上記の3つの測定テストが終了すると、AP・CLから測定情報(測定データ)を収集する。そして、各NHは、ネットワーク通信システム1を構成する他のNHとLANケーブル2を介して収集した測定情報をやりとりして、各無線通信機器のチャンネル・受信感度・送信出力の設定に際し、これらの測定情報に基づいて、外部からの電波干渉及び他の無線通信機器からの電波干渉と、他の無線通信機器への電波干渉と、が一定以上にならないように、チャンネルと、受信感度及び送信出力の上限値を各無線通信機器に割り当てる。
例えば、チャンネルを4つ切り換え可能な場合、隣接する部屋でチャンネルが重複しないように、1ch,2ch,3ch,4ch,1ch,2ch,3ch,4ch,1ch,2ch・・・という順に、各部屋の無線通信機器が使用するチャンネルを設定する。また、電波の受信感度は、外部から伝搬する電波及び同じチャンネルを使用する他の部屋の無線通信機器が出力する電波の影響を受けない値に設定する。さらに、電波の送信出力は、同じチャンネルを使用する他の部屋の無線通信機器に対して影響を及ばさない値に設定する。
上記のように、電波干渉測定テストは測定回数が多いが、1回当たりの測定時間は例えば70μ秒程度と僅かであるので、テストを開始してから受信感度・送信出力を設定して通信を再開するまでの時間は数秒程度にすることが可能である。したがって、ネットワーク通信システム1では、通常のデータ送受信にほとんど影響を及ぼすことなく、各無線通信機器が最適な状態で通信できるように、受信感度や送信出力を再設定することができる。
次に、ネットワーク通信システム1の動作についてフローチャートを用いて説明する。図4は、ネットワーク通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。
ネットワーク通信システム1では、業務開始時などAP・CLに対して受信感度及び送信出力の最適値を設定しておらず、初期設定を行う必要がある場合には(s1)、各NHは、同室に設置されたAP及びNHが無線通信可能な状態になったことを確認して、LANケーブル2を介して他のNHに対して他のAP・CLの状態を確認し、すべての無線通信機器が無線通信可能な状態になると(s2)、各NHが連携して電波干渉測定テストを実施する。
すなわち、ネットワーク通信システム1では、前記のように、外部電波干渉測定テスト(s3)、受信感度を変化させる内部電波干渉測定テスト(s4)、送信出力を変化させる内部電波干渉測定テスト(s5)を行う。そして、各NHは、各無線通信機器から測定情報を収集し(s6)、各NHが連携して測定情報のやりとりを行って、各無線通信機器の最適な受信感度・送信出力を決定する(s7)。続いて、各NHは、各無線通信機器の無線通信部に対して、決定した受信感度・送信出力を設定する(s8)。
ネットワーク通信システム1では、ステップs8の処理が完了すると、各無線通信機器の無線通信を開始(再開)させて(s9)、ステップs1の処理を実行する。
ステップs1において、初期設定を行う必要がない場合には、各NHは、データの送受信量の監視を行い(s10)、データの送受信量が予め設定された閾値以下になった場合には(s11)、各NHと情報のやりとりを行い、各NHが連携して電波干渉測定テストを実行する。すなわち、ステップs3以降の処理を行う。
以上のように、本発明によれば、AP及びCLを必要な箇所に設置しても、初期設定時に電波干渉測定テストを実行することで、環境に最適な受信感度・送信出力の設定ができる。また、既存のネットワークに対して、AP及びCLを追加または削除した場合でも、電波干渉測定テストを実行することにより、最適な受信感度・送信出力及びチャンネル設定ができる。さらに、外部の電子機器や他の無線LANから伝搬した電波の影響がある場合でも、電波干渉測定テストを実行することで、最適な受信感度・送信出力及びチャンネル設定ができる。
ネットワーク通信システム1では、電波干渉測定テストのすべてのテストを実行せずに一部のテストだけ実行する場合もある。また、すべての無線通信機器が電波干渉測定テストを実行せずに、一部の無線通信機器だけがこのテストを実行する場合もある。
図5は、ネットワーク通信システムに対する外部からの電波干渉の状態を示す図である。図5には、1例として、ネットワーク通信システム1が設置されたある室内で電子レンジを稼働させたために、この部屋のAP・CLが電波干渉により影響を受けた場合を示している。このような場合には、この部屋に設置されたNHはLANケーブル2を介して他のNHと情報のやりとりを行い、他のNHでも電波干渉による悪影響が発生しているか否かを確認する。そして、ネットワーク通信システム1では、その確認結果に応じて電波干渉測定テストを行う無線通信機器の数量やテスト項目を設定する。例えば、図5に示した例では、NH2〜NH4の制御部35が送受信量監視部36でデータ送受信量の低下を検出しており、他のNHの制御部35はデータ送受信量の低下を検出していない。したがって、電子レンジD1からの電波の影響を受けているのは、部屋R3の無線通信機器と、隣接する部屋R2,R4の無線通信機器なので、NH2〜NH4は連携してこの部屋R2〜R4において電波干渉測定テストの各テストを実行する。そして、この部屋R2〜R4に設置された各無線通信機器が電波干渉の影響を受けないチャンネルに変更したり、他の部屋に大きな影響を及ぼさない程度に電波の送信出力を上昇させたりする。このようにすることで、さらに、電波干渉測定テスト及び受信感度・送信出力の設定変更に必要な時間を短縮することが可能となる。したがって、ネットワーク通信システム1における通常のデータ送受信にほとんど影響を及ぼすことなく、各無線通信機器が最適な状態で通信できるように、受信感度や送信出力を再設定することができる。
なお、以上の説明では、ネットワーク通信システム1において、各NHがCLとの通信中におけるデータの送受信量を監視して、電波干渉測定テストを開始する構成について説明したが、CLとNHとの通信はAPを介して行うので、NHの代わりにAPがCLとの通信中におけるデータの送受信量を監視して、電波干渉測定テストを開始するように構成することも可能である。
本発明の実施形態に係るネットワーク通信システムの概略を示す構成図である。 ネットワーク通信システムの構成を示すブロック図である。 ネットワーク通信システムにおける電波干渉測定動作を説明するための図である。 ネットワーク通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 ネットワーク通信システムに対する他の機器からの電波干渉の状態を示す図である。
符号の説明
1−ネットワーク通信システム 2−LANケーブル
11,31−操作部 12,21,34−表示部
13,23,33−記憶部 14,22−無線通信部
15,25,35−制御部 16,26−電界強度測定部
24,32−有線通信部

Claims (4)

  1. アクセスポイントを介して無線通信端末と通信するホストコンピュータであって、
    アクセスポイント及び他のホストコンピュータとLANケーブルを介して通信する有線通信手段と、
    アクセスポイントとの通信中に単位時間当たりのデータ送受信量を監視する送受信量監視手段と、
    外部から伝搬する電波の干渉の程度、並びにアクセスポイント及び無線通信端末が出力する電波の干渉の程度を測定する電波干渉測定テストの実行を、他のホストコンピュータ、アクセスポイント及び無線通信端末に対して通知したとき、または他のホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行を通知されたときに、他のホストコンピュータと連携して電波干渉測定テストを開始し、
    電波干渉測定テストが終了すると、アクセスポイント及び無線通信端末から測定情報を収集して、
    前記有線通信手段を介して、この測定情報及び他のホストコンピュータが収集した測定情報を、他のホストコンピュータと授受して、
    これらの測定情報に基づいてアクセスポイント及び無線通信端末の受信感度の最適値並びに送信出力の最適値を求めて、これらの最適値をアクセスポイント及び無線通信端末に設定する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記アクセスポイントとの通信中に前記送受信量監視手段が監視している前記単位時間当たりのデータ送受信量が低下した時、または初期設定時に、前記電波干渉測定テストを実行することを特徴とするホストコンピュータ。
  2. 無線通信端末と請求項1に記載のホストコンピュータの通信を仲介するアクセスポイントであって、
    電波の受信感度及び電波の送信出力を切り換え可能で、無線通信端末と電波によりデータ送信及び受信を行う無線通信手段と、
    前記無線通信手段が受信した電波の強度を測定する電波干渉測定手段と、
    前記ホストコンピュータとLANケーブルを介して通信する有線通信手段と、
    前記ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行が通知されると、
    外部から伝搬する電波の干渉程度、並びに他のアクセスポイント及び無線通信端末から伝搬する電波の干渉程度を測定する電波干渉測定テストを実行し、
    このテストが終了すると測定情報を前記ホストコンピュータへ出力し、
    無線通信手段の受信感度及び送信出力の設定値が前記ホストコンピュータから送られてくると、この設定値を無線通信手段に設定する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするアクセスポイント。
  3. アクセスポイントを介して請求項1に記載のホストコンピュータと通信する無線通信端末であって、
    電波の受信感度及び電波の送信出力を切り換え可能で、アクセスポイントと電波によりデータ送信及び受信を行う無線通信手段と、
    前記無線通信手段が受信した電波の強度を測定する電波干渉測定手段と、
    前記ホストコンピュータから電波干渉測定テストの実行が通知されると、
    外部から伝搬する電波の干渉程度、並びにアクセスポイント及び無線通信端末から伝搬する電波の干渉程度を測定する電波干渉測定テストの実行し、
    このテストが終了すると測定情報を前記ホストコンピュータへ出力し、
    無線通信手段の受信感度及び送信出力の設定値が前記ホストコンピュータから送られてくると、この設定値を無線通信手段に設定する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線通信端末。
  4. 請求項1に記載のホストコンピュータ、請求項に記載のアクセスポイント、及び請求項に記載の無線通信端末をそれぞれ複数備え、
    前記電波干渉測定テストとして、
    各アクセスポイント及び各無線通信端末が、前記無線通信手段から電波の送信を停止した状態で、チャンネルと受信感度を切り換えながら外部から伝搬する電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、
    各アクセスポイント及び各無線通信端末が一台ずつ順番に、前記無線通信手段により一定出力で無線通信を行い、他のアクセスポイント及び無線通信端末が前記無線通信手段の受信感度を切り換えながら、電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、
    各アクセスポイント及び各無線通信端末が一台ずつ順番に、前記無線通信手段の出力を切り換えて無線通信を行い、他のアクセスポイント及び無線通信端末が前記無線通信手段の受信感度を一定にして、電波の干渉の程度を前記電波干渉測定手段で測定するテスト、
    を前記各ホストコンピュータが連携して各アクセスポイント及び各無線通信端末に実行させ、
    前記ホストコンピュータは、前記各アクセスポイント及び各無線通信端末から収集した測定情報に基づいて、
    前記各アクセスポイント及び各無線通信端末の各無線通信手段におけるチャンネル、受信感度、及び送信出力の設定を、外部からの電波干渉及び他のアクセスポイント及び無線通信端末からの電波干渉が一定以上にならないように、チャンネルと、受信感度及び送信出力の上限値を各無線通信手段に設定することを特徴とするネットワーク通信システム。
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