JP2020101363A - 熱交換器および熱源機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃焼排気から暖房水などに用いられる熱媒への究極的な熱回収を図り、効率的な熱交換を実現する。【解決手段】 燃焼排気(EG)と熱媒を熱交換させる第一熱交換部(6−1)を収納する第1の筐体部(第2筐体部28−2)と、第1の筐体部から流入する燃焼排気と熱媒を熱交換する第二熱交換部(6−2)および燃焼排気と給水を熱交換する第三熱交換部(6−3)を収納する第2の筐体部(第三筐体部28−3)と、第1の筐体部と第2の筐体部との間に設けられた傾斜板(50)と、この傾斜板に形成されて燃焼排気を第2の筐体部の内部に導く通気窓部(56)と、傾斜板から通気窓部に張り出して設けられた遮蔽板(58)を備えることにより、燃焼排気からの熱媒などへの熱交換効率を高めている。【選択図】 図4

Description

本発明はたとえば、一缶三水型熱源機などに用いられる熱交換技術に関する。
給湯、浴槽水追焚、温水暖房などの複数の機能を持ついわゆる暖房機能付き給湯器には、熱源に一缶三水型熱源機が用いられる。一缶三水型熱源機では熱源にひとつのバーナーが用いられ、バーナーの燃焼排気で複数系統からなる給湯加熱、追焚加熱および暖房水加熱を行う。
バーナーの燃焼排気を給水、浴槽水または暖房水に熱交換する場合、燃焼排気の顕熱を回収する一次熱交換と、一次熱交換後の燃焼排気の潜熱を熱交換する二次熱交換を併用し、熱交換の高効率化を図ることが知られている。
この種の熱源機に関し、追焚回路や暖房回路のような循環回路と給湯回路の双方を加熱する二次熱交換器を含む熱交換器や該熱交換器を用いた給湯器が知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2)。
特開2004−28446号公報 特開2004−28447号公報
ところで、一次および二次の熱交換器を備える熱源機では、低温度の給水を二次熱交換で予備加熱を行った後、一次熱交換を行えば、燃焼排気が持つ熱を一次および二次の熱交換で究極的な高効率の熱交換を行って加熱できる。この熱交換の高効率化は、給水が低温度であるほど、有効である。
しかし、暖房水などの熱媒では、放熱量が小さく、給水のように低温化していない場合がある。つまり、熱交換器に帰還する熱媒の温度が高い場合では、給水のような二次熱交換を行っても、燃焼排気から潜熱までは回収できないため、給水のような高効率の熱交換を実現することができない。また、熱媒の予備加熱を二次熱交換で実現しようとすれば、既述のように二次熱交換が予定している潜熱回収を行えないばかりか、熱媒の循環による循環抵抗を増大させるという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、燃焼排気から暖房水などに用いられる熱媒への究極的な熱回収を図り、効率的な熱交換を実現することにある。
本発明の他の目的は上記課題に鑑み、燃焼排気から暖房水などに用いられる熱媒への究極的な熱回収に一次熱交換の多重化によって実現し、熱交換の高効率化を実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明の熱交換器の一側面によれば、燃焼排気と熱媒を熱交換させる第一熱交換部(6−1)を収納する第1の筐体部と、前記第1の筐体部に隣接し、前記第1の筐体部から流入する前記燃焼排気と前記熱媒を熱交換する第二熱交換部(6−2)と、前記燃焼排気と給水を熱交換する第三熱交換部(6−3)とを収納する第二筐体部と、前記第1の筐体部の天井部と前記第2の筐体部の底部との間に設けられ、前記第2の筐体部の前記底部を傾斜させる傾斜板と、前記傾斜板に形成され、前記第1の筐体部からの前記燃焼排気を前記第2の筐体部の内部に導く通気窓部と、前記傾斜板から前記通気窓部に張り出して設けられ、前記傾斜板よりも傾斜を大きくした遮蔽板とを備える。
上記熱交換器において、前記遮蔽板は、前記通気窓部側に張り出した前記第二熱交換部(6−2)または前記第三熱交換部(6−3)の底部を覆ってよい。
上記熱交換器において、前記第2の筐体部は、前記第1の筐体部の側面側に突出したドレン受けを有し、前記第二熱交換部(6−2)と前記第三熱交換部(6−3)のいずれかまたは双方から発生したドレンを、前記遮蔽板および前記傾斜板に沿って流して前記ドレン受けに導入してよい。
上記熱交換器において、前記第二熱交換部(6−2)と前記第三熱交換部(6−3)は、前記第2の筐体部内において、前記燃焼排気の流れ方向と平行に隣接または前記燃焼排気に対して垂直方向に隣接して配置されてよい。
上記目的を達成するため、本発明の熱源機の一側面によれば、熱媒回路に循環する熱媒、または追焚回路に循環する浴槽水と燃焼排気とを熱交換させる第一熱交換部(6−1)を収納する第1の筐体部と、前記第1の筐体部に隣接し、前記第1の筐体部から流入する前記燃焼排気と前記熱媒回路に循環する前記熱媒を熱交換する第二熱交換部(6−2)と、給湯回路に備えられて、この給湯回路に流れる給水と前記燃焼排気を熱交換する第三熱交換部(6−3)とを収納する第2の筐体部と、前記第1の筐体部の天井部と前記第2の筐体部の底部との間に設けられ、前記第2の筐体部の前記底部を傾斜させる傾斜板と、前記傾斜板に形成され、前記第1の筐体部からの前記燃焼排気を前記第2の筐体部の内部に導く通気窓部と、前記傾斜板から前記通気窓部に張り出して設けられ、前記傾斜板よりも傾斜を大きくした遮蔽板とを備える。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 第一熱交換部では燃焼排気と熱媒を熱交換でき、第二熱交換部では第一熱交換部を通過させた燃焼排気と第一熱交換部の通過前の熱媒とを熱交換できるので、第一熱交換部および第二熱交換部で燃焼排気の顕熱を熱媒に回収でき、熱変換効率を高めることができる。
(2) 熱媒がたとえば、暖房水のように、高温状態で第二熱交換部から第一熱交換部に循環する場合にあっても、第二熱交換部では燃焼排気の顕熱を熱媒に熱交換でき、第二熱交換部を通過した熱媒に第一熱交換部で燃焼排気の顕熱を回収できるので、燃焼排気の顕熱の熱変換効率を高め、熱効率を向上させることができる。
(3) 第一熱交換部および第二熱交換部で顕熱が回収された燃焼排気をたとえば、低温の給水に熱交換でき、給水に対する熱交換効率を高めることができる。給水加熱側の部分沸騰を防止でき、燃焼停止の頻発を防止でき、加熱制御が容易になる。
(4) 燃焼排気から暖房水などに用いられる熱媒への究極的な熱回収に一次熱交換の多重化によって実現でき、熱交換の高効率化を図ることができる。
一実施の形態に係る熱交換器の一例を示す図である。 一実施の形態に係る熱交換器の変形例を示す図である。 実施例1に係る熱源機の一部を示す斜視図である。 Aは排気筒部を省略した図3のIVA −IVA 線断面図であり、BはAのIVB −IVB 線断面図である。 熱源機から取り出した熱交換器を示す斜視図である。 熱交換器の背面側から示す斜視図である。 実施例2に係る給湯器の一例を示す図である。 制御系統を示す図である。 駆動制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。 駆動制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。 他の実施の形態に係る熱交換器を示す図である。
図1は、一実施の形態に係る熱交換器を示している。図1に示す構成は一例であり、係る構成に本発明が限定されるものではない。
この熱交換器2の下側には筐体4が備えられ、この筐体4の上側に第一熱交換部6−1、第二熱交換部6−2および第三熱交換部6−3が備えられている。筐体4はたとえば、燃料ガスGを燃焼させるバーナー8が備えられた燃焼室であり、燃料ガスGの燃焼で生じた燃焼排気EGが第一熱交換部6−1に流れ、この第一熱交換部6−1を通過した後、第二熱交換部6−2および第三熱交換部6−3に流れ、その後、排気部10から外気に排出される。
第一熱交換部6−1には第1の熱交換パイプとしてたとえば、熱媒熱交換パイプ12−1、第2の熱交換パイプとしてたとえば、浴槽水熱交換パイプ14が備えられる。熱媒熱交換パイプ12−1では燃焼排気EGと熱媒Mの一次熱交換、浴槽水熱交換パイプ14では燃焼排気EGと浴槽水BWとの一次熱交換が行われる。ここで、一次熱交換は、燃焼排気EGの顕熱と熱媒Mや浴槽水BWの被加熱流体との熱交換である。被加熱流体には給水を含んでもよい。
第二熱交換部6−2には第3の熱交換パイプとしてたとえば、熱媒熱交換パイプ12−2が備えられる。この熱媒熱交換パイプ12−2は熱媒熱交換パイプ12−1と共通の熱媒循環路を構成しており、図示していないが、熱媒熱交換パイプ12−1に接続されている。この熱媒熱交換パイプ12−2には暖房負荷または熱源機内の熱媒循環路を循環した熱媒Mを流し、熱媒熱交換パイプ12−1の熱交換前の熱媒Mの予備加熱が行われる。
第三熱交換部6−3には熱媒Mの循環系統と異なる給水系統のたとえば、給水熱交換パイプ16が備えられる。この給水熱交換パイプ16は、第4の熱交換パイプの一例である。この給水熱交換パイプ16では給湯時、給水Wの予備加熱が行われる。
この熱交換器2の熱交換は以下の通りである。
第一熱交換部6−1を通過した燃焼排気EGは、筐体4から第一熱交換部6−1の下流側にある第二熱交換部6−2および第三熱交換部6−3に流れる。
熱媒Mは、第二熱交換部6−2の熱媒熱交換パイプ12−2を経て熱媒熱交換パイプ12−1に流れる。これに対し、燃焼排気EGは、第一熱交換部6−1を経て第二熱交換部6−2に流れる。つまり、バーナー8から生じた燃焼排気EGについて、バーナー8に近い側を上流側、バーナー8から遠い側を下流側とすれば、第一熱交換部6−1では上流側の燃焼排気EGで熱交換が行われ、第二熱交換部6−2では下流側の燃焼排気EGで熱交換が行われることになる。
このような第一熱交換部6−1および第二熱交換部6−2では、一次熱交換の多重化により、燃焼排気EGの顕熱と熱媒Mとの熱交換を行う。第一熱交換部6−1を通過した燃焼排気EGが持つ熱は一次熱交換に適した高温排気である。しかも、熱媒Mはたとえば、暖房水などでは低温化していない場合も想定される。そこで、第二熱交換部6−2では熱媒Mと燃焼排気EGの顕熱との熱交換を行い、これにより加熱された熱媒Mが第一熱交換部6−1に流れる。これにより、熱媒Mと燃焼排気EGとの究極的な一次熱交換が行われ、熱媒Mが高温化される。この場合、暖房負荷や熱源機内から帰還する熱媒Mが低温化していない場合にもこれらの一次熱交換によって加熱することができる。一次熱交換を多重化して究極的な顕熱の熱回収を実現できる。
既述の一次熱交換は二次熱交換を排除する意味ではない。熱媒Mが低温化されている場合には、第二熱交換部6−2で燃焼排気EGの顕熱だけでなく、潜熱との熱交換を行えることは言うまでもない。
そして、第三熱交換部6−3では給湯時、給水熱交換パイプ16に給水Wを循環させ、下流側の燃焼排気EGと給水Wの二次熱交換が行われる。
<一実施の形態の効果>
(1) 一次熱交換の多重化によって究極的な熱交換つまり、燃焼排気EGから顕熱を回収し、熱媒Mなどの被加熱媒体の加熱を実現でき、熱変換効率が高められる。
(2) 給水などの低温被加熱流体に比較し、暖房水などの熱媒Mの他、低温化していない被加熱媒体の顕熱による加熱を実現できる。
(3) 低温化した熱媒Mでは燃焼排気EGから潜熱までも熱媒Mに吸収し、熱変換効率が高められる。
(4) 給湯時、給水熱交換パイプ16に給水Wを循環させ、下流側の燃焼排気EGと給水Wの二次熱交換が行われ、給水Wの主たる熱交換前の予備加熱を行うことができる。この場合、給水Wには燃焼排気EGの潜熱を回収させるので、給湯を停止している際にも、給水熱交換パイプ16の残留水の部分沸騰を回避できる。
図1に示す実施の形態では、第二熱交換部6−2の上側に第三熱交換部6−3を延長してその一部を設置しているが、これに限定されない。たとえば、図2に示すように、第二熱交換部6−2の下側に第三熱交換部6−3を延長させて設置してもよい。
図3は、実施例1に係る熱源機の一例を示している。この熱源機において、図1または図2と同一部分には同一符号を付してある。
この熱源機20には、図中前側に熱交換器22が配置され、この熱交換器22の後部側にプレート熱交換器24が配置されている。このプレート熱交換器24は、第四熱交換部の一例である。熱交換器22は、既述の熱交換器2の一例である。プレート熱交換器24は、熱交換器22で加熱された熱媒Mと給水Wとの熱交換を行う。この例では、給水Wは、熱交換器22に含まれる第三熱交換部6−3で予備加熱が施される。
この熱源機20には破線で示すように、熱源機筐体として角筒状のカバー部26−1が備えられ、この本体カバー部26−1の上部に上側カバー部26−2が備えられる。熱交換器22には、第一筐体部28−1、第二筐体部28−2および第三筐体部28−3が備えられる。第一筐体部28−1は既述の筐体4の一例である。
この第一筐体部28−1の下側にはファン30が設置され、このファン30はファンモータ32によって回転し、燃焼用空気を第一筐体部28−1内に通流させる。この第一筐体部28−1の上側には第二筐体部28−2が設置され、この第二筐体部28−2には既述の第一熱交換部6−1が設置される。この第二筐体部28−2の上側には第三筐体部28−3が設置されている。この第三筐体部28−3には第二熱交換部6−2および第三熱交換部6−3が設置される。第三筐体部28−3の前面側に排気筒部34が備えられ、熱交換後の燃焼排気EGが外気に放出される。
図4のAは、図3のIVA −IVA 線断面から熱源機20の排気筒部34を省略して示している。この熱源機20では、筐体4の底部に設置されたバーナー8に対し、燃料ガスGの混合気噴出部36が備えられる。この混合気噴出部36の混合気噴出ノズル38−1、38−2より、混合気がバーナー8の混合気導入部40−1、40−2に導入される。バーナー8の上側にはイグナイタ42およびフレームロッド44が備えられ、イグナイタ42は、バーナー8から噴き出される混合気に着火する。
バーナー8の上側には空間部46を介在して第一熱交換部6−1の複数の熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14が併設されるとともに、複数の吸熱フィン48が設置されている。熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14は、燃焼排気EGの流れ方向と交差方向に設置されているのに対し、各吸熱フィン48は燃焼排気EGの流れ方向と平行方向に設置されている。熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14は、燃焼排気EGから吸熱する吸熱管であり、吸熱フィン48は燃焼排気EGから吸熱し、熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14に伝導させる吸熱部材および熱伝導部材を構成する。図4のBは図4のAのIVB −IVB 線断面を示している。
この例では、複数の熱媒熱交換パイプ12−1の二段のパイプ列を図中X軸方向に配列させ、熱媒熱交換パイプ12−1のパイプ列間にX軸方向に向かって浴槽水熱交換パイプ14のパイプ列が配置されている。つまり、Y軸方向における、熱媒熱交換パイプ12−1の間に浴槽水熱交換パイプ14が挟持されており、熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14のパイプ壁面を密着させ、両者間の熱伝導を可能にしている。そして、これら熱媒熱交換パイプ12−1および浴槽水熱交換パイプ14は吸熱フィン48と一体化されており、X軸方向およびY軸方向の熱伝導が可能となっている。
第二筐体部28−2の天井部と第三筐体部28−3の底部との間には傾斜板50が設置されており、第三筐体部28−3の底面板52を傾斜させている。この例では、底面板52が図中左側に傾斜板50の持つ傾斜角度θに応じて傾斜している。この傾斜角度θの設定は、熱交換で生じたドレンDを底面板52に沿って流し、ドレン受け54に導入できる程度の角度であればよい。
傾斜板50および底面板52には通気窓部56が備えられる。この通気窓部56を通して、燃焼排気EGが第二筐体部28−2から第三筐体部28−3に導かれる。この通気窓部56には、燃焼排気EGを通過させ、ドレンDの第二筐体部28−2側への落下を回避するため、遮蔽板58が備えられている。このような遮蔽板58を備えれば、第三筐体部28−3側でドレンDが生じたとしても、このドレンDの第二筐体部28−2側への落下を防止できる。
第三筐体部28−3には第二熱交換部6−2の熱媒熱交換パイプ12−2、第三熱交換部6−3の給水熱交換パイプ16が設置されている。この第三筐体部28−3には、第二筐体部28−2の側面側に突出したドレン受け54が備えられる。このドレン受け54は第三筐体部28−3を形成する金属材料によって第三筐体部28−3と一体にたとえば、プレス加工によって形成すればよい。傾斜板50に沿って流動したドレンDは、ドレン受け54に集められて溜められる。
図5は、熱交換器22を排気部側から示している。第一熱交換部6−1の熱媒熱交換パイプ12−1には熱媒管路66を介して第二熱交換部6−2の熱媒熱交換パイプ12−2が接続されている。熱媒熱交換パイプ12−1の出側ポート64−2には加熱後の高温の熱媒Mが取り出される。
浴槽水熱交換パイプ14の入側ポート68−1(図6)に流入させた浴槽水BWが加熱された後、出側ポート68−2から浴槽に戻される。
給水熱交換パイプ16の入側ポート70−1に流入させた給水Wが加熱された後、出側ポート70−2からプレート熱交換器24に循環される。
第三筐体部28−3の前面側には排気口部72が備えられ、この排気口部72には既述の排気筒部34(図3)が取り付けられる。
図6は、熱交換器22の背面側から示している。熱媒熱交換パイプ12−2の入側ポート74−1には暖房負荷などを循環したたとえば、放熱後の低温の熱媒Mが流入し、この熱媒熱交換パイプ12−2の出側ポート74−2には熱媒管路66が接続されており、この熱媒管路66から加熱した熱媒Mが分配弁62の入側ポート64−1に流れる(図5)。
<実施例1の効果>
この実施例1によれば、次のような効果が得られる。
(1) この実施例1によれば、既述した一実施の形態と同様の効果が得られる。
(2) 熱媒熱交換パイプ12−1のパイプ列との間に浴槽水熱交換パイプ14が挟み込まれて密着しているので、両者間の熱伝導が良好となり、熱の回収率が高められる。
(3) 熱媒熱交換パイプ12−1のパイプ列との間に浴槽水熱交換パイプ14が挟み込まれて密着しているので、第一熱交換部6−1のコンパクト化を図ることができる。
図7は、実施例2に係る熱源機の一例として給湯・追焚き・暖房装置80を示している。この給湯・追焚き・暖房装置80において、図3と同一部分には同一符号を付してある。この給湯・追焚き・暖房装置80では、本発明の熱交換器を用いて、給湯機能、暖房機能および追焚機能を実現している。
この給湯・追焚き・暖房装置80は装置筐体82を備え、この装置筐体82が家屋の壁部材などに取り付けられる。
この給湯・追焚き・暖房装置80には熱交換器22、プレート熱交換器24、熱媒タンク84、熱媒Mの循環路88−1、88−2、浴槽水BWの循環路88−3、給水路88−4および給湯路88−5などが備えられる。熱交換器22では、浴槽水BWの加熱および給水Wの予備加熱を行い、プレート熱交換器24は予備加熱後の給水Wの給湯加熱を行う。
熱媒タンク84は、循環路88−1、88−2を循環する熱媒Mが溜められる。循環路88−1は、循環ポンプ90−1を備えて高温の熱媒Mを高温暖房負荷92−1に循環させる。この循環路88−1には分岐部94−1が設けられ、この分岐部94−1から循環路88−13を通して低温の熱媒Mを低温暖房負荷92−2に循環させる。この循環路88−1には熱交換器22の第一熱交換部6−1の熱媒熱交換パイプ12−1、第二熱交換部6−2の熱媒熱交換パイプ12−2、熱媒タンク84とともに、高温暖房負荷92−1または低温暖房負荷92−2が含まれる。
循環路88−2は装置筐体82内に配置されて循環路88−1の一部から高温暖房負荷92−1および低温暖房負荷92−2側の循環路をバイパスして熱媒Mを循環させる。したがって、この循環路88−2には熱交換器22の第一熱交換部6−1の熱媒熱交換パイプ12−1、第二熱交換部6−2の熱媒熱交換パイプ12−2および熱媒タンク84が含まれる。
この実施例では、熱媒熱交換パイプ12−1に循環路88−11を形成し、この循環路88−11に熱媒熱交換パイプ12−2が接続されている。循環路88−11には温度センサ98−1、分配弁96−1および混合弁96−2が備えられている。分配弁96−1から循環路88−12を介して高温の熱媒Mがプレート熱交換器24に循環し、熱媒タンク84に帰還する。温度センサ98−1では、熱媒熱交換パイプ12−1の出口側の熱媒Mの温度が検出される。また、混合弁96−2から循環路88−13を介して低温の熱媒Mが低温暖房負荷92−2に循環し、熱媒タンク84に帰還する。分配弁96−1と混合弁96−2の間の循環路88−11に分岐部94−2が形成されている。この分岐部94−2から高温の熱媒Mが循環路88−14により高温暖房負荷92−1に循環する。
浴槽水循環路88−3には往き管88−31および戻り管88−32が備えられ、循環ポンプ90−2の駆動により、浴槽89の浴槽水BWを第一熱交換部6−1の浴槽水熱交換パイプ14に循環させる。
給水路88−4には第三熱交換部6−3の給水熱交換パイプ16が接続され、予備加熱された給水Wが管路88−41を通してプレート熱交換器24に通流し、このプレート熱交換器24で熱媒Mと熱交換の後、給湯路88−5から出湯する。給水路88−4と給湯路88−5の間にはバイパス路88−6が混合弁96−3を介して分岐されている。この混合弁96−3の開度により給水Wが温水HWに混合される。給水Wの温度は温度センサ98−2により検出され、プレート熱交換器24の出側温度は温度センサ98−3により検出され、出湯温度は温度センサ98−4により検出される。給水Wの給水量は給水量センサ98−5で検出される。給湯を開始する際、給水量、給水温度、熱交換直後の温水温度を参照し、給湯を開始した後は、出湯温度を参照し、混合弁96−3が制御され、熱交換直後の温水HWに給水Wの混合比率が調整される。これにより、設定温度に制御された温水HWを出湯することができる。
給湯路88−5には分岐部94−3を設けて給湯路88−5と循環路88−3の戻り管88−32との間に注湯管88−8が連結され、この注湯管88−8から温水HWが注湯電磁弁96−5を介して循環路88−3の戻り管88−32に注湯される。つまり、浴槽注湯時、注湯電磁弁96−5が開かれ、熱媒Mで加熱された温水HWが浴槽89に注湯される。この温水HWの注湯量は注湯量センサ98−6で検出される。
バーナー8には燃料ガスGが燃料供給管43から供給される。このバーナー8に対する燃料ガスGの供給や供給量が燃料制御弁96−4により制御される。
第二熱交換部6−2や第三熱交換部6−3で生じたドレンDはドレン受け54で受け、ドレンパイプ88−7を通してドレンタンク97に導かれて溜められ、その貯留量に応じて排出管88−9から放出される。
電装基板100が備えられ、この電装基板100には商用交流電源を電源部102で受け、電源出力が供給される。この電装基板100には給湯・追焚き・暖房制御部104(図8)が備えられ、リモコン装置106−1、106−2、106−3が接続されている。
<制御系統>
図8は、給湯・追焚き・暖房制御部104の一例を示している。図8に示す構成では、実施の形態としての機能を説明するために必要な機能部を記載しており、斯かる機能部に限定されるものではない。
給湯・追焚き・暖房制御部104やリモコン装置106−1、106−2、106−3は、コンピュータで構成され、情報処理によって後述の制御態様を実現している。プロセッサ108ではメモリ部110にあるプログラムを実行し、給湯・追焚き・暖房の制御に必要な情報処理や、データの記憶などを実行する。
メモリ部110にはROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記録媒体を備え、制御に必要な情報処理を実行するためのプログラムが格納される。ROMの他、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )などの不揮発性記録媒体を用いてもよい。RAMは情報処理のワークエリアを構成している。
システム通信部112はプロセッサ108によって制御され、有線または無線によってリモコン装置106−1、106−2、106−3と連係し、これらとの情報の授受を実行する。
入出力部(I/O)114は、プロセッサ108の情報処理に供する入力情報や、処理結果である制御出力を取り出す。このI/O114には循環ポンプ90−1、90−2、分配弁96−1、混合弁96−2、96−3、温度センサ98−1、98−2、98−3、98−4、給水量センサ98−5、燃料制御弁96−4、注湯電磁弁96−5などが接続されている。
<給湯・追焚き・暖房装置80の駆動制御>
給湯・追焚き・暖房装置80には、給湯運転、追焚き運転、暖房運転などが含まれ、これらの運転にはポンプ回転数制御、バーナー燃焼制御、給湯制御、浴槽注湯制御などが含まれる。
図9および図10は、給湯・追焚き・暖房装置80の駆動制御の処理手順の一例を示している。図9および図10において、共通符号a、bはフローチャート間の連結子を示している。
この処理手順では、いずれかの機能がON状態か否かを判定する。いずれの機能もON状態でなければ(S101のNO)、待機状態を維持する。
いずれかの機能がON状態であれば(S101のYES)、追焚き単独運転であるかを判定する(S102)。追焚き単独運転であれば(S102のYES)、循環ポンプ90−1の回転数制御として、追焚きに必要な所定回転数で循環ポンプ90−1を駆動し(S103)、S107に移行する。
いずれかの機能がON状態であっても(S101のYES)、追焚き単独運転でなければ(S102のNO)、給湯単独運転または、給湯および追焚き運転かを判定する(S104)。給湯単独運転または、給湯および追焚き運転であれば(S104のYES)、必要号数に見合った所定温度たとえば、80〔℃〕の熱媒Mの流量を確保する回転数に循環ポンプ90−1を駆動し(S105)、S107に移行する。
給湯単独運転または、給湯および追焚き運転でなければ(S104のNO)、使用する機能の組合せに応じた回転数に循環ポンプ90−1を駆動し(S106)、S107に移行する。
S107では、温度センサ98−1による熱媒Mの検出温度が所定温度たとえば、80〔℃〕にバーナー8の燃焼制御を行う。
浴槽注湯または給湯では、S107の後、浴槽注湯または給湯ありかを判定する(S108)。浴槽注湯または給湯ありの場合には(S108のYES)、浴槽注湯単独かを判定する(S109)。浴槽注湯単独であれば(S109のYES)、温度センサ98−4の検出温度がたとえば、浴槽設定温度−追焚き熱交換での加熱量になるように混合弁96−3の制御を行い(S110)、S114に移行する。
S109において、浴槽注湯の単独でなければ(S109のNO)、給湯単独かを判定する(S111)。給湯単独であれば(S111のYES)、出湯温度が給湯設定温度になるように、つまり、温度センサ98−4の検出温度が給湯設定温度になるように混合弁96−3の制御を行う(S112)。
S111において、給湯単独でなければ(S111のNO)、浴槽注湯および給湯に対応した制御を行う(S113)。
追焚運転(図10)では、追焚運転ありかを判定し(S114)、追焚運転であれば(S114のYES)、追焚側循環ポンプ90−2を駆動する(S115)。追焚運転でなければ(S114のNO)、追焚側循環ポンプ90−2の駆動(S115)をスキップする。
高温暖房運転では、高温暖房運転ありかを判定し(S116)、高温暖房運転であれば(S116のYES)、高温暖房運転を行う(S117)。高温暖房運転でなければ(S116のNO)、高温暖房運転(S117)をスキップする。
低温暖房運転では、低温暖房運転ありかを判定し(S118)、低温暖房運転であれば(S118のYES)、低温暖房運転を行う(S119)。低温暖房運転でなければ(S118のNO)、低温暖房運転(S119)をスキップし、この処理を終了する。
<実施例2の効果>
この実施例2によれば、次のような効果が得られる。
循環ポンプ90−1の回転数制御では、ポンプ回転数に応じて熱媒Mの流量が変化する。このポンプ制御は、基本的にFF(フィードフォワード)制御であり、給湯量、高温暖房または低温暖房、さらには暖房端末の接続数に応じた回転数に制御できる。追焚単独運転では、熱媒Mの沸騰防止のために所定回転数で熱媒Mを循環させる。この場合、熱媒Mはプレート熱交換器24を経由し、循環路88−2を通して装置内循環とする。追焚単独運転でなければ、他の機能にあわせたポンプ回転数に依存させる。追焚側の循環ポンプ90−2の回転数はバーナー8の燃焼量により制御してもよい。
給湯(注湯も含む)単独運転や給湯と同時に行う追焚運転では、温度センサ98−2の給水Wの検出温度、給水量センサ98−5の検出値、および給湯または注湯の設定温度により加熱に必要な燃焼号数(燃焼量)を算出し、この号数に応じて設定温度たとえば、80〔℃〕の熱媒Mの流量より循環ポンプ90−1の回転数を求め、循環ポンプ90−1の制御をする。これにより、必要以上に熱媒Mを加熱しなくてよいので、燃焼の一時停止などの不都合を防止できる。
燃焼制御では、循環ポンプ90−1が駆動している間、熱媒Mが所定温度たとえば、80〔℃〕になるようにバーナー8の燃焼量を制御する。この場合、ポンプ駆動を制御条件とすればよく、熱媒回路内に流量センサを必要としない。
熱交換器22を流れる熱媒Mの流量にかかわらず、温度センサ98−1の検出温度が所定温度たとえば、80〔℃〕になるようにガス量を調整すればよい。この場合、熱媒タンク84の出側温度が熱媒Mの所定温度に近ければ、バーナー燃焼を停止してもよい。
浴槽注湯または給湯では、給湯の有無を給水量センサ98−5により検出することができる。浴槽注湯が単独であるか否かは、給水量センサ98−5と、注湯量センサ98−6との検出値を比較して判断すればよい。この検出値に差があれば給湯と注湯の同時使用であることが判る。
注湯単独では、温度センサ98−4で温度を検出された温水HWが注湯管88−8から循環路88−3に流れ、往き管88−31および戻り管88−32により浴槽89に注湯される。この場合、往き管88−31を経由する際、浴槽水熱交換パイプ14で加熱されるので、この加熱分を考慮し、温度センサ98−4の検出温度を参照し、浴槽89の設定湯温より低い所定温度になるように混合弁96−3を制御する。
給湯単独では、温度センサ98−4の検出温度を監視し、出湯温度が給湯設定温度になるように混合弁96−3を制御する。
注湯および給湯を同時に生じる場合には、同時使用に対応した制御を行い、少なくとも温度センサ98−4の検出温度を監視し、温水HWに必要な温度が得られるように混合弁96−3を制御すればよい。
追焚運転では、追焚側の循環ポンプ90−2を駆動するとともに循環ポンプ90−1を駆動し熱媒熱交換パイプ12−1の熱媒Mが高温にならないように制御することができる。
高温暖房運転では、分配弁96−1を制御し、高温暖房負荷92−1に高温の熱媒Mを循環させることができる。
低温暖房運転では、混合弁96−2を制御して低温暖房負荷92−2に循環する熱媒Mの温度を適正値に制御することができる。
〔他の実施の形態〕
A)上記実施の形態または実施例1、2では、第二熱交換部6−2側に第三熱交換部6−3の給水熱交換パイプ16を張り出させて配置した例を示したが、図11に示すように、第一熱交換部6−1を通過した燃焼排気EGから顕熱を回収する熱媒熱交換パイプ12−2のみを第二熱交換部6−2に設置し、第三熱交換部6−3に給水熱交換パイプ16のみを設置してもよい。斯かる構成によっても熱交換効率を高めることができる。
B)上記実施の形態では、熱源機として給湯器を例示して説明したが、本発明は給湯器に限定されるものではない。給排気を伴うガス燃焼の他、液体燃料の燃焼制御についても本発明は同様に適用できる。
C)上記実施の形態において、第二熱交換部6−2および第三熱交換部6−3を単一の熱交換ユニットとして独立した構成とし、この熱交換ユニットを第一筐体部28−1と着脱可能に構成してもよい。
D)第二熱交換部側に燃焼排気EGを第三熱交換部6−3に先行的に流す通気部を備えてもよい。
以上説明したように、本発明の技術の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、たとえば、熱媒を暖房および給湯の熱源に利用し、一次熱交換で浴槽水を加熱する一缶三水型熱源機などに利用でき、燃焼排気の熱を熱媒などの熱交換に利用し、熱交換効率を高めることができる。
2 熱交換器
4 筐体
6−1 第一熱交換部
6−2 第二熱交換部
6−3 第三熱交換部
8 バーナー
10 排気部
12−1 熱媒熱交換パイプ
12−2 熱媒熱交換パイプ
14 浴槽水熱交換パイプ
16 給水熱交換パイプ
20 熱源機
22 熱交換器
24 プレート熱交換器(第四熱交換部)
26 本体ケース部
26−1 本体カバー部
26−2 上側カバー部
28−1 第一筐体部
28−2 第二筐体部
28−3 第三筐体部
30 ファン
32 ファンモータ
34 排気筒部
36 混合気噴出部
38−1、38−2 混合気噴出ノズル
40−1、40−2 混合気導入部
42 イグナイタ
43 燃料供給管
44 フレームロッド
46 空間部
48 吸熱フィン
50 傾斜板
52 底面板
54 ドレン受け
56 通気窓部
58 遮蔽板
62 分配弁
64−1 入側ポート
64−2 出側ポート
66 熱媒管路
68−1 入側ポート
68−2 出側ポート
70−1 入側ポート
70−2 出側ポート
72 排気口部
74−1 入側ポート
74−2 出側ポート
80 給湯・追焚き・暖房装置
82 装置筐体
84 熱媒タンク
88−1、88−2、88−3、88−11、88−12、88−13、88−14 循環路
88−4 給水路
88−5 給湯路
88−6 バイパス路
88−7 ドレンパイプ
88−8 注湯管
88−9 排出管
88−31 往き管
88−32 戻り管
88−41 管路
89 浴槽
90−1、90−2 循環ポンプ
92−1 高温暖房負荷
92−2 低温暖房負荷
94−1 分岐部
94−2 分岐部
94−3 分岐部
96−1 分配弁
96−2 混合弁
96−3 混合弁
96−4 燃料制御弁
96−5 注湯電磁弁
97 ドレンタンク
98−1 温度センサ
98−2、98−3、98−4 温度センサ
98−5 給水量センサ
98−6 注湯量センサ
100 電装基板
102 電源部
104 給湯・追焚き・暖房制御部
106−1、106−2、106−3 リモコン装置
108 プロセッサ
110 メモリ部
112 システム通信部
114 入出力部

Claims (5)

  1. 燃焼排気と熱媒を熱交換させる第一熱交換部を収納する第1の筐体部と、
    前記第1の筐体部に隣接し、前記第1の筐体部から流入する前記燃焼排気と前記熱媒を熱交換する第二熱交換部と、前記燃焼排気と給水を熱交換する第三熱交換部とを収納する第2の筐体部と、
    前記第1の筐体部の天井部と前記第2の筐体部の底部との間に設けられ、前記第2の筐体部の前記底部を傾斜させる傾斜板と、
    前記傾斜板に形成され、前記第1の筐体部からの前記燃焼排気を前記第2の筐体部の内部に導く通気窓部と、
    前記傾斜板から前記通気窓部に張り出して設けられ、前記傾斜板よりも傾斜を大きくした遮蔽板と、
    を備えることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記遮蔽板は、前記通気窓部側に張り出した前記第二熱交換部または前記第三熱交換部の底部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第2の筐体部は、前記第1の筐体部の側面側に突出したドレン受けを有し、前記第二熱交換部と前記第三熱交換部のいずれかまたは双方から発生したドレンを、前記遮蔽板および前記傾斜板に沿って流して前記ドレン受けに導入することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第二熱交換部と前記第三熱交換部は、前記第2の筐体部内において、前記燃焼排気の流れ方向と平行に隣接または前記燃焼排気に対して垂直方向に隣接して配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 熱媒回路に循環する熱媒、または追焚回路に循環する浴槽水と燃焼排気とを熱交換させる第一熱交換部を収納する第1の筐体部と、
    前記第1の筐体部に隣接し、前記第1の筐体部から流入する前記燃焼排気と前記熱媒回路に循環する前記熱媒を熱交換する第二熱交換部と、給湯回路に備えられて、この給湯回路に流れる給水と前記燃焼排気を熱交換する第三熱交換部とを収納する第2の筐体部と、
    前記第1の筐体部の天井部と前記第2の筐体部の底部との間に設けられ、前記第2の筐体部の前記底部を傾斜させる傾斜板と、
    前記傾斜板に形成され、前記第1の筐体部からの前記燃焼排気を前記第2の筐体部の内部に導く通気窓部と、
    前記傾斜板から前記通気窓部に張り出して設けられ、前記傾斜板よりも傾斜を大きくした遮蔽板と、
    を備えることを特徴とする熱源機。

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