JP2020100342A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
Description
少なくとも一つの前記陸部は、前記陸部を区画する前記周溝の一方に開口する一端部と、他端部と、タイヤ周方向の一方側に向けて凸状となる湾曲状の屈曲部とを含む細溝を備え、
前記細溝の屈曲部の頂点は、前記少なくとも一つの陸部をタイヤ幅方向に3等分した領域のうち、前記一端部を含む領域にあり、
前記頂点から前記一端部までの第1溝部における溝幅は、前記頂点から前記他端部までの第2溝部における溝幅よりも小さい。
前記第2溝部は、前記頂点から近い順に第1短溝部と第2短溝部とを備え、
前記第1短溝部と前記第2短溝部とは、いずれも、それぞれの短溝部内において、前記他端部に近づくにつれて溝幅が大きくなり、
前記第2短溝部における最小溝幅は前記第1短溝部における最大溝幅よりも小さく、
前記第2短溝部における最大溝幅は前記第1短溝部における最大溝幅よりも大きくしてもよい。
以下、本発明に係る空気入りタイヤにおける一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
第2実施形態は、以下に説明する構成の他は、第1実施形態と同様の構成であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。第1実施形態で説明した部位と同一の部位には、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。また、説明した複数の変形例については、特に制約なく組み合わせて採用することが可能である。第3実施形態においても、これと同様である。
第3実施形態を、図6を参照して説明する。第2溝部72’’はのこぎり状に構成されている。すなわち、第2溝部72’’は、第1溝部71から近い順に第1短溝部75と第2短溝部76とを備え、第1短溝部75と第2短溝部76とは、いずれも、それぞれの短溝部内において、他端部7cに近づくにつれて溝幅が大きくしている。他端部7cは陸部5内で閉塞し、他端部7c付近の剛性が高い。そのため、他端部7cに近づくにつれて溝幅を大きくしても、陸部5の剛性の均一性を確保できる。また、第2短溝部76における最大溝幅を第1短溝部75における最大溝幅よりも大きくしても、陸部5の剛性の均一性を確保できる。
実施例2として、図1に示されたトレッド面において、一対のセンター陸部に設けられた全ての細溝が第1実施形態で示した形態を有するタイヤを評価した。細溝は第1溝部と第2溝部とから構成され、第1溝部の溝幅は0.6mm、第2溝部の溝幅は1.5mmである。第1溝部の溝深さは3mm、第2溝部の溝深さは7mmである。
実施例3として、図1に示されたトレッド面において、一対のセンター陸部に設けられた全ての細溝が第2実施形態で示した形態を有するタイヤを評価した。細溝は第1溝部と第2溝部とから構成され、第2溝部は、第1溝部に近い順に、第1短溝部と第2短溝部とから構成される。第1短溝部の溝幅は1.2mm、第2短溝部の溝幅は2.0mm、及び第1溝部の溝幅は0.6mmである。第1短溝部の溝深さは5mm、第2短溝部の溝深さは7mm、及び第1溝部の溝深さは3mmである。
比較例として、図1に示されたトレッド面を有するタイヤを評価した。一対のセンター陸部に設けられた細溝は、各実施例と同様に、タイヤ周方向の一方側に向けて凸状となる湾曲状の屈曲部を有する。ただし、細溝の溝幅は0.8mmで一定であり、溝深さは7mmで一定である。
195/65R15のタイヤを車両に装着して雪上路面で直進走行やレーンチェンジ走行を実施し、ドライバーの官能試験により評価した。比較例の結果を「4」として7段階で評価し、数値が大きいほど操縦安定性能に優れていることを示す。
直径が2500mmのドラム試験機を使用し、内圧200kPa、荷重4.2kNにおける195/65R15のタイヤに発生するコーナリングフォースを測定し、スリップ角1度におけるコーナリングパワーを求めた。比較例の結果を100として指数評価し、数値が大きいほどコーナリングパワーが大きく、乾燥路面での操縦安定性能に優れることを示す。
195/65R15のタイヤを車両に装着し、乾燥路面において、速度100km/hから制動力をかけて、ABSを作動させた際の制動距離の逆数を評価した。比較例の結果を100として指数で評価し、数値が大きいほど乾燥路面での制動性能に優れていることを示す。
2…トレッド面
3…センター周溝
4…ショルダー周溝
5…センター陸部
6…ショルダー陸部
7、8…細溝
7a…屈曲部
7b…一端部
7c…他端部
7d、7e…延長部
7t…頂点
71…第1溝部
72、72’、72’’…第2溝部
73、75…第1短溝部
74、76…第2短溝部
Claims (5)
- タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝と、前記複数の周溝によって区画される複数の陸部とを有するトレッド面を備える空気入りタイヤであって、
少なくとも一つの前記陸部は、前記陸部を区画する前記周溝の一方に開口する一端部と、他端部と、タイヤ周方向の一方側に向けて凸状となる湾曲状の屈曲部とを含む細溝を備え、
前記屈曲部の頂点は、前記少なくとも一つの陸部をタイヤ幅方向に3等分した領域のうち、前記一端部を含む領域にあり、
前記頂点から前記一端部までの第1溝部における溝幅は、前記頂点から前記他端部までの第2溝部における溝幅よりも小さい、ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記第1溝部における溝深さは、前記第2溝部における溝深さよりも小さい、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記他端部は、前記少なくとも一つの陸部内で閉塞し、
前記第2溝部は、前記頂点から前記他端部に向かって段階的に溝幅及び溝深さの少なくともいずれかを大きくしている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記他端部は、前記少なくとも一つの前記陸部内で閉塞し、
前記第2溝部は、前記頂点から近い順に第1短溝部と第2短溝部とを備え、
前記第1短溝部と前記第2短溝部とは、いずれも前記他端部に近づくにつれて溝幅が大きくなり、
前記第2短溝部における最小溝幅は前記第1短溝部における最大溝幅よりも小さく、
前記第2短溝部における最大溝幅は前記第1短溝部における最大溝幅よりも大きい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第1短溝部と前記第2短溝部とは、いずれも溝幅が大きくなるにつれて溝深さが小さくなる、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
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JP2018241035A JP7203594B2 (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 空気入りタイヤ |
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Citations (3)
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JP2016124370A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2016525043A (ja) * | 2013-07-16 | 2016-08-22 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両用タイヤ |
JP2017105262A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
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2018
- 2018-12-25 JP JP2018241035A patent/JP7203594B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2017105262A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
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