JP2020100242A - 踏切障害物検知装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかも、そのコンピュータには、高い信頼性を確保する必要がある場合、ハードウェア故障を顕在化しうるフェールセーフコンピュータが採用される(例えば特許文献3,4参照)。
また、旧来より使用されてきたビーム式のものと比べると、送受信部が集約可能なので設置個数を削減することができる、分解能が良いので自動車等の大きなものはもとより個々の通行人や車椅子など小さなものまでも検知することができるといった利点がある。
このような画像内の処理(すなわち上述した一纏まりの平面掃引で得られた測定データに係る処理)は、降雪や降雨といった低密度な外乱に係る測定データによる不所望な誤検出を回避しつつ、自動車や通行人といった本来の検出対象を高密度な測定データに基づいて検出するので、検出精度の向上に役立っている。
そのため、例えば棒状荷物を荷台から後方へはみ出させた車両が踏切道を渡りきって直ぐに停車したときに棒状荷物の後端部が踏切内に残っていた場合、棒状荷物の後端部が掃引対象の横平面領域より上にあれば、その棒状荷物を障害物として検知することができない。
そのため、棒状荷物の踏切内残存部分の検出に関して、計測分解能が直径20cm程度の踏切障害物検知装置は、検知の可能性はあるが確度が低いので、不満が残る。
具体的には、単純計算であるが、三次元の踏切障害物検知装置では空中伝搬波の掃引間隔等を縦2倍の細分化と横2倍の細分化とで計4倍に引き上げる必要がある。
そのため、現状でもコストの高い三次元の踏切障害物検知装置を改良して棒状荷物の検知機能を十分なレベルまで高めるのは難しい。
そこで、平面掃引レーダ方式を踏襲しつつも棒状荷物などの検知性能が高い踏切障害物検知装置を実現することが技術的な課題となる。
空中伝搬波を横に平面掃引して反射位置の第1測定データを取得する第1平面掃引計測部と、前記第1測定データに基づいて障害物の存否判定を行う第1判定部とを備えた踏切障害物検知装置において、空中伝搬波を縦に平面掃引して反射位置の第2測定データを取得する第2平面掃引計測部と、前記第2測定データに基づいて障害物の存否判定を行う第2判定部とを設けたことを特徴とする。
そして、車両や通行人など横向き掃引平面を縦に貫くものが前者の公知相当部分によって検出されるのに加えて、棒状荷物などが横向き平面から外れたところに位置していても、それが縦向き掃引平面を横に貫いていれば後者の新規相当部分によって検出される。
したがって、この発明によれば、平面掃引レーダ方式を踏襲しつつも棒状荷物などの検知性能が高い踏切障害物検知装置を実現することができる。
したがって、この発明によれば、平面掃引レーダ方式を踏襲しつつも棒状荷物の検知性能が高くて実用に適う踏切障害物検知装置を実現することができる。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、筐体や,フレーム,ボルト等の締結具,電動モータ等の駆動源,ギヤ等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心にブロック図等にて示した。
図1(a)は、踏切障害物検知装置1020の概要構成を示すブロック図である。
さらに、図1(e)は、設置先の踏切道30に係る概要正面図である。
また、中間判別プログラム24(第1判定部)による判定処理と、中間判別プログラム28(第2判定部)による判定処理は、支持部材2226の近くに設置されたコンピュータ20の時分割処理によって実行されるようになっている。
なお、それらの判定処理の具体的な内容は公知のもので足りるので(例えば特許文献3〜5参照)、その詳細な説明は割愛する。
このように、縦平面掃引空中伝搬波送受信部16,26の設置位置の高さは、横平面掃引空中伝搬波送受信部12,22より高くなっているが、2m程度にとどまっており、踏切道30を俯瞰する必要から地上4〜5mの高さに空中伝搬波送受信部を設置する三次元の踏切障害物検知装置と比較すると踏切障害物検知装置1020は設置が容易である。
そして、障害物検知領域14a,24a,18a,28aの何れかについて障害物の存在が検出されると、判別統合プログラム29の統合処理によって、踏切警報の出力を促す信号が踏切制御装置等に送られる。
上記の実施例では、横向き障害物検知領域14aの障害物検知を担う第1平面掃引計測部11〜13及び中間判別プログラム14に係る物体検知用パラメータと、縦向き障害物検知領域18aの障害物検知を担う第2平面掃引計測部15〜17及び中間判別プログラム18に係る物体検知用パラメータと、横向き障害物検知領域24aの障害物検知を担う第1平面掃引計測部21〜23及び中間判別プログラム24に係る物体検知用パラメータと、縦向き障害物検知領域28aの障害物検知を担う第2平面掃引計測部25〜27及び中間判別プログラム28に係る物体検知用パラメータとの相互関係について説明しなかったが、それらのパラメータ値は個々に独自の値を設定しうるようになっている。
また、本発明の踏切障害物検知装置は、遮断桿の存在を前提としてはいないので、踏切遮断機が設置されていない踏切道についても適用することが可能であり有用である。
10…フェールセーフコンピュータ(電子回路,論理部)、
11〜13…第1平面掃引計測部、1216…支持部材、
11…回転制御部、12…横平面掃引空中伝搬波送受信部、
12a…空中伝搬波、12b…照査用反射体、13…信号処理部、
14…中間判別プログラム(第1判定部)、14a…障害物検知領域(横平面領域)、
15〜17…第2平面掃引計測部、
15…回転制御部、16…縦平面掃引空中伝搬波送受信部、
16a…空中伝搬波、16b…照査用反射体、17…信号処理部、
18…中間判別プログラム(第2判定部)、18a…障害物検知領域(縦平面領域)、
20…フェールセーフコンピュータ(電子回路,論理部)、
21〜23…第1平面掃引計測部、2226…支持部材、
21…回転制御部、22…横平面掃引空中伝搬波送受信部、
22a…空中伝搬波、22b…照査用反射体、23…信号処理部、
24…中間判別プログラム(第1判定部)、24a…障害物検知領域(横平面領域)、
25〜27…第2平面掃引計測部、
25…回転制御部、26…縦平面掃引空中伝搬波送受信部、
26a…空中伝搬波、26b…照査用反射体、27…信号処理部、
28…中間判別プログラム(第2判定部)、28a…障害物検知領域(縦平面領域)、
29…判別統合プログラム、
30…踏切道、31,32…遮断桿、33,34…支持部材、
40…車両、41…棒状荷物、42…滞留部
Claims (5)
- 空中伝搬波を横に平面掃引して反射位置の第1測定データを取得する第1平面掃引計測部と、前記第1測定データに基づいて障害物の存否判定を行う第1判定部とを備えた踏切障害物検知装置において、空中伝搬波を縦に平面掃引して反射位置の第2測定データを取得する第2平面掃引計測部と、前記第2測定データに基づいて障害物の存否判定を行う第2判定部とを設けたことを特徴とする踏切障害物検知装置。
- 前記第1平面掃引計測部が踏切道の近傍に設置されて前記踏切道の上方を横に平面掃引するようになっており、前記第2平面掃引計測部が前記踏切道の端部の近傍に設置されて前記踏切道の端部を縦に平面掃引するようになっていることを特徴とする請求項1記載の踏切障害物検知装置。
- 前記第2平面掃引計測部の掃引間隔が前記第1平面掃引計測部の掃引間隔より細かくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された踏切障害物検知装置。
- 前記第1平面掃引計測部を支持している支持部材によって前記第2平面掃引計測部が支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
- 前記第1判定部の処理を実行する電子回路が時分割処理にて前記第2判定部の処理も実行するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
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