JP2020100238A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造の付加で、エアクリーナのメンテナンスを行い易くする。【解決手段】エンジン20の上方位置に配置したエアクリーナ4が筒状の外装ケース40を備え、外装ケース40の筒軸心方向での一端側に、インレットパイプ41と、エアクリーナ4からエンジン20の吸気マニホールド20aに給気するアウトレットパイプ42と、が接続され、外装ケース40の筒軸心P1方向の他端側に、外装ケース40内部のフィルタエレメントを出し入れ可能な開口、及びその開口を閉塞する蓋部43が備えられ、アウトレットパイプ42に、エアクリーナ4が水平方向及び上下方向に位置変更することを許容する姿勢変更許容部44が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンルーム内におけるエンジンの上方位置にエアクリーナを配置した作業車に関する。
上記のような作業車においては、エンジンルーム内でエンジンの上方位置にエアクリーナが取付固定され、このエアクリーナに、外気を吸引導入する吸気用のインレットパイプ、及びエアクリーナからエンジンへ空気を送り込む送気用のアウトレットパイプが接続されている。
そして、インレットパイプのうち、エアクリーナに接続されている側とは反対側の上流側端部は、ラジエータの上部に支持されている。アウトレットパイプのうち、エアクリーナに接続されている側とは反対側の下流側端部は、エンジンの吸気マニホールドに接続され、エンジンに固定支持されている(特許文献1参照)。
特開2016−032969号公報(段落「0041」、図4,図5,図6参照)
上記の特許文献1に記載の構成を採用することで、エアクリーナをエンジンの上方位置で安定良く支持し得るものである。エアクリーナには、比較的硬質のインレットパイプ、及びアウトレットパイプが接続され、しかも、そのインレットパイプ、及びアウトレットパイプのエアクリーナに接続された側とは反対側の端部は、夫々ラジエータやエンジンの吸気マニホールドに固定支持されている。
このため、フィルタエレメントを交換するなどのメンテナンス作業を行う際には、エンジンボンネットの側部に存在する側方カバー部を取り外すとか、アウトレットパイプを、吸気マニホールド又はエアクリーナとの接続箇所で接続解除して、エアクリーナ自体の位置変更を行う等、の作業が必要となり、メンテナンス作業が、比較的煩雑になりやすい点で改善の余地がある。
本発明は、簡単な構造の付加で、エアクリーナのメンテナンスを行い易くしようとするものである。
本発明の特徴は、エンジンルーム内におけるエンジンの上方位置にエアクリーナを配置した作業車であって、前記エアクリーナが筒状の外装ケースを備え、前記外装ケースの筒軸心方向での一端側に、前記エアクリーナに外気を取り込むインレットパイプと、前記エアクリーナから前記エンジンの吸気マニホールドに給気するアウトレットパイプと、が接続され、前記外装ケースの筒軸心方向の他端側に、前記外装ケース内部のフィルタエレメントを出し入れ可能な開口、及びその開口を閉塞する蓋部が備えられ、前記アウトレットパイプに、前記エアクリーナが水平方向及び上下方向に位置変更することを許容する姿勢変更許容部が形成されていることである。
本特徴構成によれば、アウトレットパイプを単なる通気用の管として用いるだけではなく、アウトレットパイプ自体を姿勢変更許容部が形成された構造としている。これにより、アウトレットパイプの姿勢変更許容部からエアクリーナまでのパイプ長さを利用して、アウトレットパイプとエアクリーナとの接続状態を維持したままで、エンジンに対するエアクリーナの位置を変更することが可能となる。
したがって、エンジンボンネットの側方カバー部を取り外す作業や、エンジンとエアクリーナとの間におけるアウトレットパイプの脱着作業等を要さず、簡単な操作でエアクリーナをエンジンから離してメンテナンス作業を行い易い位置に移行させ、作業性を高めることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、前記姿勢変更許容部は、前記アウトレットパイプの屈曲箇所に形成されている。
この手段によると、姿勢変更許容部をアウトレットパイプの屈曲箇所形成手段にも兼用することができ、この点でも構造の簡素化を図ることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、前記アウトレットパイプの下流側端部は、前記エンジンの横一側部に備えた前記吸気マニホールドに接続され、前記アウトレットパイプの上流側端部は、前記エンジンの上方を迂回して、前記吸気マニホールドが位置する前記エンジンの横一側部とは反対側で、前記エアクリーナに接続されている。
この手段によると、エンジンの吸気マニホールドの位置と、エアクリーナの配設位置が、エンジンの横一側部と、その反対側とに振り分けられている。そのため、必然的に、アウトレットパイプの長さも、エンジンの上方を迂回するほどに長くなる。
したがって、アウトレットパイプに設ける姿勢変更許容部としては、その姿勢変更許容部においてアウトレットパイプを極端に屈曲させるほど、大きな屈曲を許容する構造を要さず、少し屈曲させることが可能な程度の構造のものであっても、エアクリーナをエンジンから十分遠ざけた位置に移動させることができる。つまり、姿勢変更許容部として、少しの屈曲を許容するだけの、構造的に簡素なものを採用し易い。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、前記姿勢変更許容部は、前記インレットパイプにも備えられている。
この手段によると、インレットパイプがエアクリーナとの接続箇所とは反対側で固定されていても、そのインレットパイプの固定を解除せずにエアクリーナの位置、あるいは姿勢を変更することが可能となり、より一層便利に用いることができる。
トラクタの左側面図である。 原動部の構成を示す斜視図である。 原動部の構成を示す横断平面図である。 原動部の構成を示す左側面図である。 原動部の構成を示す右側面図である。
以下、本発明にかかる作業車の実施形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用した作業車の作業走行時における前進側の進行方向(図1における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図3における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図3における矢印L参照)が「左」である。
〔全体構成〕
図1に示すように、本実施形態で作業車の一例として示すトラクタは、車体フレーム1の前半部に原動部2を備え、車体フレーム1の後半部に搭乗運転部3を備えている。原動部2の左右に駆動可能な操舵輪としての前輪1Fを配備し、搭乗運転部3の左右に操向不能な駆動輪としての後輪1Rを配備して、四輪駆動型に構成されている。
図1及び図2に示すように、車体フレーム1は、水冷式のディーゼルエンジン20(以下、エンジンと略称する)に連結した前フレーム10と、エンジン20の後部に連結したクラッチハウジング(図示せず)と、クラッチハウジングの後部に連結したトランスミッションケース(図示せず)と、トランスミッションケースの後部に連結した後車軸ケース11と、を備えて、これらを一体化したモノコック構造に構成されている。
前輪1Fは前車軸ケース12に支持され、前車軸ケース12は、車体フレーム1の下部に、前後方向に沿う揺動軸心(図示せず)周りでローリング作動可能に支持されている。
搭乗運転部3には、運転部ステップ30の前側に、操向操作用のステアリングホイール31等の操縦操作具が配設され、運転部ステップ30の後側に、運転者が搭座する運転座席32が設置されている。運転座席32の左右両側に、後輪1Rの前側上部を覆う後輪フェンダ33が設けられ、この後輪フェンダ33の下端縁33aは、運転座席32とステアリングホイール31との間に位置する運転部ステップ30の上面とほぼ同等の高さ位置、もしくは、運転部ステップ30の上面30aよりも少し低い高さ位置にある。この後輪フェンダ33は、運転座席32とステアリングホイール31との間に位置する運転部ステップ30と別体に形成されたものに限らず、一体に形成されたものであってもよい。
運転座席32の後方位置には、前後方向視で門形のロプス34が、後車軸ケース11の上面部に下端部を支持された状態で立設されている。
車体フレーム1の左横側部に、エンジン20に対する燃料供給用のメイン燃料タンク13が配設されている。このメイン燃料タンク13は、図1及び図2に示されるように、運転部ステップ30の下側位置と、運転部ステップ30の前縁よりも前方側で原動部2におけるエンジンボンネット21の左横外側位置と、運転部ステップ30の後縁よりも後方側位置と、にわたって、前後方向に長く形成されている。
メイン燃料タンク13のうち、運転部ステップ30の前縁よりも前方側でエンジンボンネット21の左横外側位置に存在する部分は、左横外側への突出端が、直進走行時における前輪1Fの横外側端よりも外方へ突出しない範囲に設定されている。
また、メイン燃料タンク13のうち、運転部ステップ30の後縁よりも後方側位置に存在する部分は、トランスミッションケースの左横側面と、左側の後輪1Rとの間で、後輪フェンダ33の下端縁33aよりも下方に位置している。
〔原動部〕
図1〜3に示すように、原動部2は、エンジン20などの配置空間を形成するエンジンボンネット21を備えている。
エンジンボンネット21の内部には、エンジン20を冷却するためのラジエータ22を境にして、機体後方側に存在するエンジンルーム2Aと、ラジエータ22よりも機体前方側に位置するエンジン関連機器の内装用空間2Bと、が形成されている。
ラジエータ22よりも機体後方側の領域に存在するエンジンルーム2Aには、エンジン20、エンジン20に供給する空気を濾過するエアクリーナ4、排気処理装置の一例であるDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)5、等が配置されている。
ラジエータ22は、機体前後方向での前側に吸気面22aを備え、機体前後方向での後側に吸引ファン22bを備えて、機体前方側から後方側へ冷却風を通すように構成されている。
ラジエータ22よりも機体前方側の領域に存在するエンジン関連機器の内装用空間2Bには、バッテリ23、オイルクーラ24、リザーブ燃料タンク25、等のエンジン関連機器が配置されている。
図1に示すように、エンジンボンネット21は、開閉揺動可能な上方カバー部21Aと、着脱可能な左右の側方カバー部21Bとを備えている。
上方カバー部21Aは、エンジンボンネット21を支える支持フレーム14の上部に左右向きに備えた左右の支軸26を支点にして、エンジン20及びラジエータ22などを上方から覆う閉じ状態と、エンジン20及びラジエータ22などを開放する開き状態と、に上下方向で開閉揺動可能に構成されている。
そして、その上方カバー部21Aの前端に、外気導入部としてのフロントグリル21Cが備えられている。
側方カバー部21Bは、上方カバー部21A、及びフロントグリル21Cの横側方に位置して、車体フレーム1側に固定、及び固定解除可能に取り付けられている。
エンジンルーム2Aに配置されるエアクリーナ4、及びDPF5は、エアクリーナ4がDPF5よりも前方に位置した状態で、前後に並べて配備されている。
図2乃至図5に示すように、エアクリーナ4は、エンジンルーム2Aの左右方向及び前後方向で、ほぼ中央部に位置するように、エンジン20の上部に立設したエアクリーナ用の支持部材27を介して、エンジンルーム2Aにおけるエンジン上方空間に配設されている。
図2乃至図5に示すように、DPF5は、筒軸心を左右方向に沿わせた円筒状のケース本体50を備えている。このケース本体50の左右方向での一端側に、エンジン20の排気マニホールド20bから、エンジン20の上側を横切る図示しない連結管を介して、DPF5に排ガスを供給する中継排気管51が接続されている。ケース本体50の左右方向での他端側に、DPF5から前フレーム6の左外方箇所に向けて延出された外部排出用の排気管52が接続されている。このDPF5が、支持部材を兼ねる排気管取付部53を介して、エンジンルーム2Aにおけるエンジン20の上方空間に配設されている。
〔エアクリーナ〕
図2乃至図5に示すように、エアクリーナ4は、内部にフィルタエレメント(図示せず)を内装する筒状の外装ケース40を備えている。
外装ケース40は、平面視で、左前方から右後方に向かってやや傾斜した筒軸心P1を備え、側面視ではほぼ水平姿勢の筒状に形成されている。この外装ケース40の筒軸心方向での一端側(この実施形態では右端側)に、エアクリーナ4に外気を取り込むインレットパイプ41と、エアクリーナ4からエンジン20の吸気マニホールド20aに給気するアウトレットパイプ42と、が接続されている。
そして、外装ケース40のうち、インレットパイプ41やアウトレットパイプ42が接続された側とは反対側の端部に、内部のフィルタエレメント(図示せず)を出し入れ可能な開口(図示せず)、及びその開口を閉塞する蓋部43が備えられている。
エアクリーナ4のインレットパイプ41は、エンジンボンネット21とラジエータ22との間を通って、その上流側端部の吸気口41aがラジエータ22よりも機体前方側に位置する。つまり、ラジエータ22よりも機体前方側のエンジン関連機器の内装用空間2Bに臨む状態で吸気口41aが開口している。
これにより、フロントグリル21Cを経て内装用空間2Bに導入された外気を、冷却風の流動方向でラジエータ22よりも上手側から取り入れるように構成されている。
エアクリーナ4のアウトレットパイプ42の下流側端部は、図3及び図4に示すように、エンジン20の横一側部に備えた吸気マニホールド20aに接続されている。アウトレットパイプ42の上流側端部は、図3及び図5に示すように、エンジン20の上方を迂回して、吸気マニホールド20aが位置するエンジン20の横一側部とは反対側で、エアクリーナ4に接続されている。
アウトレットパイプ42は、エアクリーナ4の外装ケース40に最も近い箇所に位置する第一パイプ部分42aと、その第一パイプ部分42aに対して、蛇腹状筒部材で構成される姿勢変更許容部44を介して接続される前後方向に沿った第二パイプ部分42bと、第二パイプ部分42bに対して、蛇腹状筒部材で構成される姿勢変更許容部44を介して接続される左右方向に沿った第三パイプ部分42cと、第三パイプ部分42cに対して直交する前後方向に沿う状態で連続する第四パイプ部分42dと、を備えている。第四パイプ部分42dの下流側端部が、エンジン20の吸気マニホールド20aに接続されている。
上記のように、蛇腹状筒部材で構成される姿勢変更許容部44を、第一パイプ部分42aと第二パイプ部分42bの間、及び第二パイプ部分42bと第三パイプ部分42cの間に介装したことにより、エアクリーナ4の外装ケース40の位置及び姿勢を、図5に示すように大きく変化させることができる。
つまり、第三パイプ部分42cに対する第二パイプ部分42bの相対姿勢を、姿勢変更許容部44による姿勢変更が可能な範囲で変更することができる。例えば、第三パイプ部分42cの筒軸心線P2に対して、第二パイプ部分42bの筒軸心線P3の位置を、平面視で筒軸心線P2と筒軸心線P3との交差角が変化する方向に変化させることが可能である。あるいは、筒軸心線P2の周りで第二パイプ部分42bが揺動する方向に姿勢を変更するなどの、第三パイプ部分42cに対する第二パイプ部分42bの相対姿勢を変更することが可能である。
同様に、第二パイプ部分42bと第一パイプ部分42aとの間においても同様に、位置及び姿勢を変更することが可能である。
つまり、第二パイプ部分42bに対する第一パイプ部分42aの相対姿勢を、姿勢変更許容部44による姿勢変更が可能な範囲で変更することができる。例えば、第二パイプ部分42bの筒軸心線P3に対して、第一パイプ部分42aの筒軸心線P4の位置を、平面視で筒軸心線P3と筒軸心線P4との交差角が変化する方向に変化させることが可能である。あるいは、筒軸心線P3の周りで第一パイプ部分42aが揺動する方向に姿勢を変更するなどの、第二パイプ部分42bに対する第一パイプ部分42aの相対姿勢を変更することが可能である。
この実施形態では、外装ケース40に接続されたインレットパイプ41の全体を硬質材で構成している。したがって、外装ケース40の位置及び姿勢変更がおこなわれると、図5に仮想線で示すように、外装ケース40の位置及び姿勢変更に伴って、インレットパイプ41も一体的に位置変更及び姿勢変更が行われるように構成してある。
図5に仮想線で示すように、外装ケース40の位置及び姿勢変更がおこなわれると、外装ケース40の端部に存在する蓋部43が、側方カバー部21Bの上縁よりも高い位置に露出する状態となる。この状態で蓋部43を外して、内部のフィルタエレメントの交換作業等を容易に行い易い。
外装ケース40の位置は、平面視で、左側端部が右側端部よりも前方に位置する傾斜姿勢にして、外装ケース40の筒軸心P1が左前方から右後方に向かう傾斜姿勢となっている。これは、第三パイプ部分42cと外装ケース40の右端部との間隔をできるだけ広くして、第二パイプ部分42bとして比較的筒長さの長いものを用いることができるようにするためである。このように、機体前後方向に沿う第二パイプ部分42bの長さをできるだけ長くすると、第三パイプ部分42cに対する第二パイプ部分42bの相対角度変化が少なくても、第一パイプ部分42aや外装ケース40の位置を大きく変化させやすい。
したがって、姿勢変更許容部44における姿勢変化量をあまり大きくせずに、外装ケース40の位置変更を無理なく行い易い。
〔別実施形態〕
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態について説明する。以下の別実施形態は、矛盾が生じない限り、上記実施形態に複数組み合わせて適用してもよい。
(1)上記実施形態では、姿勢変更許容部44が、蛇腹状筒部材で構成された構造のものを例示したが、必ずしも、この構造に限られるものではない。
例えば、上流側のパイプ部分と下流側のパイプ部分とを、エルボ継ぎ手などで接続して、そのエルボ継ぎ手と上流側のパイプ部分との間、又は下流側のパイプ部分との間、もしくは、その両方のパイプ部分との間で、相対回動可能に構成するなど、適宜の構造を採用することができる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
(2)上記実施形態では、姿勢変更許容部44がアウトレットパイプ42にのみ形成された構造のものを例示したが、必ずしも、この構造に限られるものではない。
例えば姿勢変更許容部44が、インレットパイプ41にも設けられたものであってもよい。この場合、インレットパイプ41の吸気口41aが位置固定された状態で設けられていても、エアクリーナ4の外装ケース40の位置を変化させられる点で有利である。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
(3)上記実施形態では、姿勢変更許容部44がアウトレットパイプ42の屈曲箇所に設けられた構造のものを例示したが、必ずしも、この構造に限られるものではない。
例えば、姿勢変更許容部44がアウトレットパイプ42の直線状の部分に設けられたり、アウトレットパイプ42の全体にわたって設けられたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明は、エンジンルーム内におけるエンジンの上方位置にエアクリーナを配置した作業車、例えば、乗用草刈機、乗用田植機、乗用直播機、コンバイン、ホイルローダ、バックホー、運搬車などの各種の作業車に適用することができる。
4 エアクリーナ
20 エンジン
20a 吸気マニホールド
40 外装ケース
41 インレットパイプ
42 アウトレットパイプ
43 蓋部
44 姿勢変更許容部

Claims (4)

  1. エンジンルーム内におけるエンジンの上方位置にエアクリーナを配置した作業車であって、
    前記エアクリーナが筒状の外装ケースを備え、
    前記外装ケースの筒軸心方向での一端側に、前記エアクリーナに外気を取り込むインレットパイプと、前記エアクリーナから前記エンジンの吸気マニホールドに給気するアウトレットパイプと、が接続され、
    前記外装ケースの筒軸心方向の他端側に、前記外装ケース内部のフィルタエレメントを出し入れ可能な開口、及びその開口を閉塞する蓋部が備えられ、
    前記アウトレットパイプに、前記エアクリーナが水平方向及び上下方向に位置変更することを許容する姿勢変更許容部が形成されている作業車。
  2. 前記姿勢変更許容部は、前記アウトレットパイプの屈曲箇所に形成されている請求項1記載の作業車。
  3. 前記アウトレットパイプの下流側端部は、前記エンジンの横一側部に備えた前記吸気マニホールドに接続され、前記アウトレットパイプの上流側端部は、前記エンジンの上方を迂回して、前記吸気マニホールドが位置する前記エンジンの横一側部とは反対側で、前記エアクリーナに接続されている請求項1又は2記載の作業車。
  4. 前記姿勢変更許容部は、前記インレットパイプにも備えられている請求項1〜3のいずれか一つに記載の作業車。
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