JP2020099599A - シート - Google Patents

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隆志 松井
Takashi Matsui
隆志 松井
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【課題】互いに連動するシートバックの傾動及びシートクッションの移動を円滑とし、座り心地を高めることが可能なシートを提供する。【解決手段】シート100は、ベースフレーム104と、ベースフレーム104によってシート前後方向に移動可能に支持されているシートクッション101と、ベースフレーム104によってシート前後方向に傾動可能に支持されているシートバック102と、シートクッション101の後部とシートバック102の下部とを回動可能に連結している連結部103と、を備え、シートクッション101の後部が昇降可能に、シートクッション101はベースフレーム104によって支持されており、シートバック102が最も後傾した状態において、シートバック102の傾動軸Aは、連結部103の回動軸Bよりも上方且つ前方に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、シートに関する。
シート前後方向に傾動可能なシートバックを備えるシートとして、シートバック下部とシートクッション後部とが連結され、シートクッションが、シートバックの傾動に連動してシート前後方向に移動されるシートが知られている。この種のシートにおいて、シートバック下部は、傾動軸を中心とする円弧状の軌道に沿ってシート前後方向及びシート上下方向に変位し、このシートバック下部のシート上下方向の変位を吸収するために、シートバック下部とシートクッション後部とは、例えば長孔と、長孔内を移動可能なピンとによって連結されている。
一方、特許文献1に記載された劇場ホール用椅子では、図6に示すように、背凭れ3の下部と座席2を支える支持部材36の後部とが、連結ピン34によって回動可能に連結されている。そして、支持部材36の前部が、リンク32を介して座受6によって支持されており、背凭れ3の下部のシート上下方向の変位に対応して、支持部材36の後部が昇降可能となっている。
特開平11−75979号公報
シートバック下部とシートクッション後部とが、長孔と、長孔内を移動可能なピンとによって連結される場合に、長孔とピンとのクリアランスに起因してガタつきが生じ、互いに連動するシートバックの傾動及びシートクッションの移動に支障をきたす虞がある。一方、特許文献1に記載された劇場ホール用椅子では、背凭れ3の下部と支持部材36の後部とが連結ピン34によって回動可能に連結されており、ガタつきが抑制され、互いに連動する背凭れ3の傾動及び座席2の移動の円滑化が図られる。
しかし、特許文献1に記載された劇場ホール用椅子では、背凭れ3が略鉛直に起立している状態で、連結ピン34は、背凭れ3の傾動軸となるピン33の鉛直下方に配置されている。この場合、背凭れ3の後傾に伴い、連結ピン34がピン33よりも前方に移動すると同時に上方に移動し、座席2の後部が上昇する。後傾した背凭れ3に着座者が凭れかかった際に、着座者の臀部が前方にずれ易くなるところ、座席2の後部が上昇することによって、着座者の臀部の前方へのずれが助長され、座り心地が低下する虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、互いに連動するシートバックの傾動及びシートクッションの移動を円滑とし、座り心地を高めることが可能なシートを提供することを目的とする。
本発明の一態様のシートは、ベースフレームと、前記ベースフレームによってシート前後方向に移動可能に支持されているシートクッションと、前記ベースフレームによってシート前後方向に傾動可能に支持されているシートバックと、前記シートクッションの後部と前記シートバックの下部とを回動可能に連結している連結部と、を備え、前記シートクッションの後部が昇降可能に、前記シートクッションは前記ベースフレームによって支持されており、前記シートバックが最も後傾した状態において、前記シートバックの傾動軸は、前記連結部の回動軸よりも上方且つ前方に配置されている。
本発明によれば、互いに連動するシートバックの傾動及びシートクッションの移動を円滑とし、座り心地を高めることが可能なシートを提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、シートの一例を示す斜視図である。 図1のシートの模式図である。 図1のシートの動作を示す模式図である。 (A)及び(B)は、図1のシートの潤滑部材の一例の模式図である。 図1のシートの変形例の斜視図である。 従来例のシートの側面図である。
図1は、本発明の実施形態を説明するための、シートの一例を示す。
図1に示すシート100は、航空機に設置されるシートであり、シート100に着座した乗員(以下、着座者という)の臀部及び大腿部を支持するシートクッション101と、着座者の腰部及び背部を支持するシートバック102と、シートクッション101の後端部とシートバック102の下端部とを連結する連結部103と、シートクッション101及びシートバック102を支持するベースフレーム104とを備える。
シートクッション101はクッションフレーム110を有する。クッションフレーム110は、シート幅方向に間隔をあけて配置され且つシート前後方向に延びる一対のクッションサイドフレーム111と、一対のクッションサイドフレーム111の前端部同士を連結しているクッションフロントフレーム112と、一対のクッションサイドフレーム111の後端部同士を連結しているクッションリヤフレーム113と、クッションフロントフレーム112とクッションリヤフレーム113との間に架け渡されている複数のバネ114とを含む。クッションフレーム110には、ウレタンフォーム等の発泡材からなるパッドが被せられ、パッド及びクッションフレーム110は、皮革、織物及び編物等の表皮材からなるトリムカバーによって覆われる。
シートバック102はバックフレーム120を有する。バックフレーム120は、シート幅方向に間隔をあけて配置され且つシート上下方向に延びる一対のバックサイドフレーム121と、一対のバックサイドフレーム121の上端部同士を連結しているバックアッパーフレーム(不図示)と、一対のバックサイドフレーム121の下端部同士を連結しているバックボトムフレーム122と、バックアッパーフレームとバックボトムフレーム122との間に架け渡されているパネル123とを含む。バックフレーム120には、ウレタンフォーム等の発泡材からなるパッドが被せられ、パッド及びバックフレーム120は、皮革、織物及び編物等の表皮材からなるトリムカバーによって覆われる。
連結部103は、シートクッション101に設けられている一対のクッションブラケット130と、シートバック102に設けられている一対のバックブラケット131とを有する。一対のクッションブラケット130は、一対のクッションサイドフレーム111の後端部に固定されており、一対のバックブラケット131は、一対のバックサイドフレーム121の下端部に固定されている。そして、一対のクッションブラケット130と、一対のバックブラケット131とは、一対のピン132によって回動可能に連結されている。
ベースフレーム104は、シートクッション101をシート幅方向に挟んで配置され且つシート前後方向に延びる一対のベースサイドフレーム140と、一対のベースサイドフレーム140の前端部を連結しているベースフロントフレーム141と、一対のベースサイドフレーム140の後端部を連結しているベースリヤフレーム142とを有する。そして、一対のベースサイドフレーム140は、ベースリヤフレーム142から上方に延びる支持腕143をそれぞれ有する。支持腕143は、バックブラケット131に重なって配置されている。
一対の支持腕143と、一対のバックブラケット131とは、一対のピン144によって回動可能に連結されている。シートバック102は、一対のピン144を通る傾動軸Aを中心としてシート前後方向に傾動可能に、ベースフレーム104によって支持されている。傾動軸Aは、シートクッション101の後端部とシートバック102の下端部とを連結する連結部103の一対のピン132を通る回動軸Bよりも上方に配置されている。
ベースフロントフレーム141は、シートクッション101の前部の下側をシート幅方向に横断しており、一対のクッションサイドフレーム111の前部と交差している。一対のクッションサイドフレーム111の前部は、潤滑部材105を介してベースフロントフレーム141に載置されている。潤滑部材105は、例えばPOM等の樹脂材料からなり、ベースフロントフレーム141に着脱可能に取り付けられている。
一方、ベースリヤフレーム142は、シートクッション101よりもシート後方に配置されており、シートクッション101の後部とは非干渉である。したがって、シートクッション101の後部は昇降可能であり、連結部103を介してシートバック102に吊られている。
図2及び図3は、シート100の動作を示し、図2は、シートバック102が略鉛直に起立している状態を示し、図3は、シートバック102が最も後傾した状態を示している。
図2に示すように、シートバック102が略鉛直に起立している状態で、シートクッション101は略水平に配置されている。また、シートバック102の傾動軸Aは、連結部103の回動軸Bよりも上方且つ前方に配置されている。
そして、図3に示すように、シートバック102の後傾に伴い、連結部103の回動軸Bが前方に押し出される。回動軸Bが前方に押し出されることにより、クッションサイドフレーム111の前部が潤滑部材105上を滑走し、シートクッション101が前方に移動する。逆に、シートバック102の前傾に伴い、回動軸Bは後方に引き込まれ、シートクッション101は後方に移動する。
回動軸Bは、傾動軸Aを中心とする円弧状の軌道に沿って移動し、シート前後方向及びシート上下方向に変位する。ここで、図3に示すシートバック102が最も後傾した状態で、傾動軸Aは、回動軸Bよりも上方且つ前方に配置されている。すなわち、図2に示す状態(シートバック102が略鉛直に起立している状態)から図3に示す状態(シートバック102が最も後傾した状態)に至るシートバック102の傾動において、傾動軸Aは回動軸Bよりも上方且つ前方に配置されており、回動軸Bは常に下方に変位する。したがって、シートクッション101の後部が下降する。これにより、着座者の臀部の前方へのずれが抑制され、座り心地が向上する。
図4に示すように、シートクッション101の後部の昇降に起因するシートクッション101の傾きにかかわらず、クッションサイドフレーム111と潤滑部材105との接触が一定に保たれるよう、シート幅方向に垂直な断面において、潤滑部材105は円弧状の外周面を有する。
好ましくは、潤滑部材105が取り付けられるベースフロントフレーム141が断面円形状に形成され、潤滑部材105は、ベースフロントフレーム141の外周面に沿う断面円弧状に形成される。これにより、図4に示すように、潤滑部材105の内径面に設けられた一つの凸部150とベースフロントフレーム141に設けられた凹部(孔)151との嵌合による簡易な取り付けによっても、潤滑部材105を回り止めできる。また、摩耗した潤滑部材105を交換する際に、潤滑部材105を容易に着脱できる。
なお、図5に示すように、シートバック102を制動するダンパー106を備えてもよい。ダンパー106は、ベースサイドフレーム140とバックブラケット131との間に架け渡されており、シートバック102の後傾に応じて圧縮され、圧縮に対して反力を生じさせることによってシートバック102を制動する。ダンパー106は、例えばガススプリングである。好ましくは、ダンパー106は、適宜な連結部材107を介してバックブラケット131に連結され、ダンパー106とバックブラケット131との連結点Cは、回動軸Bよりも下方に配置される。これにより、ダンパー106の圧縮ストロークを拡大し、制動力を高めることができる。
以上、航空機に設置されるシート1を例にして本発明を説明したが、本発明は、自動車等の車両や船舶といった航空機以外の乗物に設置されるシートにも適用可能であり、また、劇場やホールといった観覧施設に設置されるシートにも適用可能である。
以上、説明したとおり、本明細書に開示された乗物用シートは、ベースフレームと、前記ベースフレームによってシート前後方向に移動可能に支持されているシートクッションと、前記ベースフレームによってシート前後方向に傾動可能に支持されているシートバックと、前記シートクッションの後部と前記シートバックの下部とを回動可能に連結している連結部と、を備え、前記シートクッションの後部が昇降可能に、前記シートクッションは前記ベースフレームによって支持されており、前記シートバックが最も後傾した状態において、前記シートバックの傾動軸は、前記連結部の回動軸よりも上方且つ前方に配置されている。
また、本明細書に開示された乗物用シートは、前記ベースフレームが、前記シートクッションの前部の下側をシート幅方向に横断するフロントフレームを有し、前記シートクッションの前部は、前記フロントフレームに載置されており、前記シートクッションの後部は、前記連結部を介して前記シートバックに吊られている。
また、本明細書に開示された乗物用シートは、前記フロントフレームに取り付けられ、前記フロントフレームと前記シートクッションとの間に介在する潤滑部材を備え、前記フロントフレームは、断面円形状に形成されており、前記潤滑部材は、前記フロントフレームの外周面に沿う断面円弧状に形成されている。
100 シート
101 シートクッション
102 シートバック
103 連結部
104 ベースフレーム
105 潤滑部材
110 クッションフレーム
111 クッションサイドフレーム
112 クッションフロントフレーム
113 クッションリヤフレーム
114 バネ
120 バックフレーム
121 バックサイドフレーム
122 バックボトムフレーム
123 パネル
130 クッションブラケット
131 バックブラケット
132 ピン
140 ベースサイドフレーム
141 ベースフロントフレーム
142 ベースリヤフレーム
143 支持腕
144 ピン
150 凸部
151 凹部
A 傾動軸
B 回動軸

Claims (3)

  1. ベースフレームと、
    前記ベースフレームによってシート前後方向に移動可能に支持されているシートクッションと、
    前記ベースフレームによってシート前後方向に傾動可能に支持されているシートバックと、
    前記シートクッションの後部と前記シートバックの下部とを回動可能に連結している連結部と、
    を備え、
    前記シートクッションの後部が昇降可能に、前記シートクッションは前記ベースフレームによって支持されており、
    前記シートバックが最も後傾した状態において、前記シートバックの傾動軸は、前記連結部の回動軸よりも上方且つ前方に配置されているシート。
  2. 請求項1記載のシートであって、
    前記ベースフレームは、前記シートクッションの前部の下側をシート幅方向に横断するフロントフレームを有し、
    前記シートクッションの前部は、前記フロントフレームに載置されており、
    前記シートクッションの後部は、前記連結部を介して前記シートバックに吊られているシート。
  3. 請求項2記載のシートであって、
    前記フロントフレームに取り付けられ、前記フロントフレームと前記シートクッションとの間に介在する潤滑部材を備え、
    前記フロントフレームは、断面円形状に形成されており、
    前記潤滑部材は、前記フロントフレームの外周面に沿う断面円弧状に形成されているシート。
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