JP2020096412A - バッテリパックの充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造しやすい充電器を提供する。【解決手段】 充電器は、ハウジングと、ハウジングに取り付けられたバッテリパックと電気的に接続される少なくとも一つのバッテリ接続端子と、ハウジングの内部に位置するとともに、少なくとも一つのバッテリ接続端子を支持しているターミナルベースと、ハウジングの内外に亘って延びているとともに、充電器を外部の電源に接続する電源コードとを備える。ハウジングは、第1部分と第2部分とを有し、第1部分と第2部分との間に、電源コードが通過するコード取り出し口を画定する。第1部分の内面には、電源コードの一部を所定の経路に沿って保持するコード保持部が設けられている。ターミナルベースは、ハウジングの第1部分に組み付けられているとともに、コード保持部に保持された電源コードの第1位置に当接する第1コード抑え部を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、電動工具といった電気機器に用いられるバッテリパックの充電器に関する。
特許文献1に、バッテリパックの充電器が開示されている。この充電器は、コード取り出し口を有するハウジングと、コード取り出し口からハウジングの外部へ延びる電源コードと備える。ハウジングは、下側部分と上側部分とを有しており、下側部分と上側部分との間にコード取り出し口を画定している。
特開2015−162926号公報
上記した充電器を製造するときは、先ず、ハウジングの下側部分に、回路基板や電源コードが収められる。次いで、ハウジングの下側部分に、ハウジングの上側部分が組み付けられる。ハウジングの下側部分に上側部分を組み付けるときは、ハウジングの下側部分から外部へ延びる電源コードを、コード取り出し口の位置に維持する必要がある。この点に関して、ハウジングの下側部分には、コード取り出し口に隣接して、電源コードの一部を保持するコード保持部が設けられている。これにより、ハウジングの下側部分に上側部分を組み付けるときは、電源コードがコード取り出し口に対して一応位置決めされている。しかしながら、ハウジングの下側部分に上側部分が組み付けられるまで、コード保持部は電源コードを着脱可能に保持しているので、電源コードがコード保持部から外れてしまうこともある。従って、ハウジングの下側部分に上側部分を組み付けるときは、電源コードの位置を気にする必要があり、これは作業効率を低下させる要因となっている。本明細書は、このような問題を少なくとも部分的に解決し得る技術を提供する。
本技術は、バッテリパックを充電する充電器を提供する。この充電器は、バッテリパックが着脱可能に取り付けられるハウジングと、ハウジングに取り付けられたバッテリパックと電気的に接続される少なくとも一つのバッテリ接続端子と、ハウジングの内部に位置するとともに、少なくとも一つのバッテリ接続端子を支持しているターミナルベースと、ハウジングの内外に亘って延びているとともに、充電器を外部の電源に接続する電源コードとを備える。ハウジングは、第1部分と、第1部分に組み付けられた第2部分とを有し、第1部分と第2部分との間に、電源コードが通過するコード取り出し口を画定している。第1部分の内面には、電源コードの一部を所定の経路に沿って保持するコード保持部が設けられている。ターミナルベースは、ハウジングの第1部分に組み付けられているとともに、コード保持部に保持された電源コードの第1位置に当接する第1コード抑え部を有する。特に限定されないが、第1部分は、前記ハウジングの下側部分と上側部分の一方であってよく、第2部分は、ハウジングの下側部分と上側部分の他方であってよい。
上記した充電器では、ターミナルベースに、第1コード抑え部が設けられている。第1コード抑え部は、コード保持部に保持された電源コードに当接して、電源コードがコード保持部から外れることを禁止又は抑制する。ここで、ターミナルベースは、ハウジングの内部に位置する部材であり、ハウジングの第1部分(例えば下側部分)に第2部分(例えば上側部分)が組み付けられる段階で、その第1部分に既に組み付けられている。従って、ハウジングの第1部分に第2部分が組み付けられるときに、電源コードがコード保持部から外れることが禁止又は抑制される。これにより、充電器の製造を効率よく行うことができる。
実施例の充電器10の外観を示す斜視図。 充電器10の外観を示す平面図。 充電器10のハウジング12の内部を示す斜視図。 充電器10のハウジング12の内部を示す平面図。 充電器10の電気的な構成を示すブロック図。 ハウジング12の下側部分30のコード保持部32を拡大して示す図。 ターミナルベース20の第1コード抑え部20aを拡大して示す図。 ターミナルベース20を単体で示す図。 コード保持部32に対する第1コード抑え部20a及び第2コード抑え部40aの位置関係を示す断面図。 ハウジング12の上側部分40の第2コード抑え部40aを示す図。 ターミナルベース20の第1基板抑え部20b及び第2基板抑え部20cを示す図。
本技術の一実施形態において、第1コード抑え部はさらに、コード保持部に保持された電源コードの第2位置に当接してもよい。即ち、第1コード抑え部は、コード保持部に保持された電源コードに対し、複数の位置で当接してもよい。このような構成によると、第1コード抑え部は、電源コードがコード保持部から外れることを、効果的に禁止又は抑制することができる。
上記した実施形態において、第1位置における電源コードの長手方向と、第2位置における電源コードの長手方向は、互いに異なってもよい。このような構成によると、第1コード抑え部は、電源コードがコード保持部から外れることを、さらに効果的に禁止又は抑制することができる。
本技術の一実施形態において、電源コードは、コード保持部において少なくとも一箇所の屈曲部を有してもよい。言い換えると、コード保持部が電源コードを保持する前記所定の経路は、少なくとも一箇所の屈曲部を有してもよい。このような構成によると、電源コードがコード保持部に強く保持されて、コード保持部から電源コードがより外れ難くなる。
上記した実施形態において、第1コード抑え部が当接する電源コードの第1位置は、電源コードの屈曲部に位置してもよい。このような構成によると、第1コード抑え部は、電源コードがコード保持部から外れることを、効果的に禁止又は抑制することができる。
本技術の一実施形態において、ハウジングの第2部分は、コード保持部に保持された電源コードの第3位置に当接する第2コード抑え部を有してもよい。このような構成によると、ハウジングの第1部分に第2部分が組み付けられた後は、第1コード抑え部と第2コード抑え部との両者によって、電源コードがコード保持部から外れることを抑制することができる。従って、第1コード抑え部の構造を、比較的に簡素にすることができる。
上記した実施形態において、第2コード抑え部が当接する電源コードの第3位置は、電源コードの長手方向において、第1コード抑え部が当接する電源コードの第1位置と、ハウジングのコード取り出し口との間に位置してもよい。但し、他の実施形態として、第1コード抑え部が当接する電源コードの第1位置が、電源コードの長手方向において、第2コード抑え部が当接する電源コードの第3位置と、ハウジングのコード取り出し口との間に位置してもよい。
上記した実施形態において、第2コード抑え部はさらに、コード保持部に保持された電源コードの第4位置に当接してもよい。即ち、第2コード抑え部は、コード保持部に保持された電源コードに対し、複数の位置で当接してもよい。このような構成によると、第2コード抑え部は、電源コードがコード保持部から外れることを、効果的に禁止又は抑制することができる。
上記した実施形態において、第1コード抑え部が当接する電源コードの第1位置は、電源コードの長手方向において、第2コード抑え部が当接する電源コードの第3位置と第4位置との間に位置してもよい。通常、ハウジングの第2部分は、ターミナルベースよりも大きい。従って、このような位置関係が満たされるように、ハウジングの第2部分の第2コード抑え部を、ターミナルベースの第1コード抑え部よりも、大きなサイズで設計しやすい。
本技術の一実施形態において、充電器は、ハウジングの内部に位置するとともに、電源コードに接続された回路基板をさらに備えてもよい。この場合、ターミナルベースは、ハウジングの第1部分に組み付けられた回路基板に当接する基板抑え部をさらに有してもよい。このような構成によると、ハウジングの内部において、回路基板の位置が安定する。
本技術の一実施形態において、コード保持部は、ハウジングの第1部分の内面から突出する複数の突出部を有し、複数の突出部の間に電源コードを保持してもよい。この場合、各々の突出部の形状は特に限定されず、例えばピン形状、壁形状又はブロック形状であってよい。
本技術の一実施形態において、コード保持部の少なくとも一部は、ハウジングの第1部分の内面とターミナルベースとの間に位置していてもよい。この場合、第1コード抑え部は、ターミナルベースから、ハウジングの第1部分のその内面に向けて突出していてもよい。但し、他の実施形態として、第1コード抑え部は、ターミナルベースとコード保持部との位置関係に応じて、様々な形状で設計されてもよい。
本技術の一実施形態において、少なくとも一つのバッテリ接続端子は、バッテリパックへ充電電力を出力する電力接続端子を含んでもよい。加えて、又は代えて、少なくとも一つのバッテリ接続端子は、バッテリパックとの間で信号を送信又は受信する信号接続端子を含んでもよい。
本技術の一実施形態において、バッテリパックは、電気機器に着脱可能であり、電気機器から取り外された状態で、充電器のハウジングに取り付けられてもよい。即ち、充電器は、電気機器から取り外された状態のバッテリパックを充電するように構成されてもよい。但し、他の実施形態として、充電器は、電気機器に取り付けられた状態のバッテリパックを充電するように構成されていてもよい。
図面を参照して、実施例の充電器10について説明する。本実施例の充電器10は、バッテリパック100(図5参照)を充電する装置である。バッテリパック100は、再充電可能な蓄電装置であり、例えば電動工具や電動作業機といった電気機器(図示省略)の電源として利用される。バッテリパック100には、例えばリチウムイオンセルといった、複数の二次バッテリセル(図示省略)省略が内蔵されている。
図1−図5に示すように、充電器10は、ハウジング12を備える。ハウジング12には、二つのバッテリインターフェース14が設けられている。各々のバッテリインターフェース14は、バッテリパック100を着脱可能に受け入れる。充電器10は、バッテリインターフェース14にバッテリパック100が取り付けられると、バッテリパック100の充電を開始する。なお、バッテリインターフェース14の数は二つに限定されない。充電器10は、単一の、又は三つ以上のバッテリインターフェース14を備えてもよい。
バッテリパック100は、電気機器に着脱可能であり、電気機器から取り外された状態で、充電器10のハウジング12(即ち、バッテリインターフェース14)に取り付けられる。即ち、充電器10は、電気機器から取り外された状態のバッテリパック100を充電する。但し、他の実施形態として、充電器10は、電気機器に取り付けられた状態のバッテリパック100を充電するように構成されていてもよい。この場合、バッテリインターフェース14は、バッテリパック100が取り付けられた電気機器が着脱可能に構成されてもよい。
バッテリインターフェース14には、複数のバッテリ接続端子16と、そのバッテリ接続端子16を覆う端子カバー18が設けられている。端子カバー18は、バッテリ接続端子16を覆う閉鎖位置と、バッテリ接続端子16を露出させる開放位置との間で移動可能となっている。この点に関して、図2では、左側のバッテリインターフェース14において閉鎖位置にある端子カバー18が図示されており、右側のバッテリインターフェース14において開放位置にある端子カバー18が図示されている。実際は、端子カバー18は閉鎖位置に付勢されており、バッテリパック100がバッテリインターフェース14に取り付けられたときだけ、端子カバー18は開放位置へ移動する。
複数のバッテリ接続端子16は、バッテリインターフェース14に取り付けられたバッテリパック100と電気的に接続される。特に限定されないが、複数のバッテリ接続端子16には、一対の電力接続端子16aと、複数の信号接続端子16bが含まれる。一対の電力接続端子16aは、バッテリパック100へ充電電力を出力する。複数の信号接続端子16bは、バッテリパック100との間で信号を送信又は受信する。本実施例では、バッテリ接続端子16に接触式の端子が採用されている。しかしながら、複数のバッテリ接続端子16の一部又は全部は、バッテリパック100と無線方式で接続される無線式接続端子(あるいは無線式接続ポート)であってもよい。また、充電器10は、少なくとも一つのバッテリ接続端子16を備えればよく、バッテリ接続端子16の数については特に限定されない。
充電器10は、ターミナルベース20を備える。ターミナルベース20は、ハウジング12の内部に位置するとともに、複数のバッテリ接続端子16を支持している。即ち、複数のバッテリ接続端子16は、ハウジング12に直接固定されておらず、ハウジング12内に位置するターミナルベース20によって支持されている。ターミナルベース20は、複数のバッテリ接続端子16を、僅かに揺動可能に支持している。これにより、ハウジング12に対してバッテリパック100が取り付けられたときに、バッテリパック100に対する複数のバッテリ接続端子16の位置が、受動的に調整される。ターミナルベース20は樹脂材料で構成されており、絶縁性を有する。なお、ターミナルベース20を構成する材料は樹脂材料に限定されず、他の絶縁性を有する材料であってよい。
充電器10は、電源コード22と、フィルタ基板26と、第1充電基板28aと、第2充電基板28bとを備える。電源コード22は、ハウジング12の内外に亘って延びており、充電器10を外部の電源(例えば、コンセント)に接続する。フィルタ基板26と第1充電基板28aと第2充電基板28bは、ハウジング12の内部に位置している。電源コード22の先端は、ハウジング12の外部に位置しており、プラグ24が設けられている。電源コード22の基端は、ハウジング12の内部において、フィルタ基板26に接続されている。フィルタ基板26は、充電器10から電源コード22を通じて電磁的なノイズが出力されることを抑制するフィルタ回路を有する。
フィルタ基板26は、第1充電基板28aと第2充電基板28bとの各々に接続されており、電源コード22から供給された電力を、第1充電基板28aと第2充電基板28bとに分配する。第1充電基板28aは、一方のバッテリインターフェース14に位置する複数のバッテリ接続端子16と接続されている。第1充電基板28aは、充電制御回路を有しており、一方のバッテリインターフェース14に取り付けられたバッテリパック100の充電を制御する。同様に、第2充電基板28bは、他方のバッテリインターフェース14に位置する複数のバッテリ接続端子16と接続されている。第2充電基板28bについても、同じ構成の充電制御回路を有しており、他方のバッテリインターフェース14に取り付けられたバッテリパック100の充電を制御する。
ハウジング12は、下側部分30と上側部分40とを有する。下側部分30と上側部分40との各々は、特に限定されないが、樹脂材料で構成されている。下側部分30と上側部分40とは互いに組み付けられ、それらの間に、前述した充電器10の構成要素(例えばターミナルベース20や回路基板26、28a、28b等)を収容する空間を画定している。ハウジング12の上側部分40には、前述したバッテリインターフェース14が設けられている。ハウジング12は、下側部分30と上側部分40との間に、電源コード22が通過するコード取り出し口42を画定している。
図6に示すように、ハウジング12の下側部分30は、コード保持部32を有する。コード保持部32は、下側部分30の内底面に設けられており、電源コード22の一部を当該内底面に沿って保持する。特に限定されないが、本実施例におけるコード保持部32は、複数の突出部32aを有しており、複数の屈曲箇所を有する所定の経路に沿って、電源コード22の一部を保持するように構成されている。従って、電源コード22は、コード保持部32において複数の屈曲部22aを有する。各々の突出部32aは、壁形状を有している。但し、複数の突出部32aの一部又は全部は、ピン形状やブロック形状といった、他の形状を有してもよい。コード保持部32は、上方が開放されており、電源コード22をその横方向から受け入れるように構成されている。ここで、電源コード22の横方向とは、電源コード22の長手方向に直交する方向を意味する。
図7−図9に示すように、ターミナルベース20は、第1コード抑え部20aを有する。第1コード抑え部20aは、コード保持部32に保持された電源コード22に当接して、電源コード22がコード保持部32から外れることを抑制する。コード保持部32の一部は、ハウジング12の下側部分30の内底面と、ターミナルベース20との間に位置している。従って、第1コード抑え部20aは、ターミナルベース20から、ハウジング12の下側部分30の内底面に向けて突出している。但し、他の実施形態として、第1コード抑え部20aは、ターミナルベース20とコード保持部32との位置関係に応じて、様々な形状で設計されてもよい。また、第1コード抑え部20aは、コード保持部32に保持された電源コード22に対して、常に当接している必要はない。第1コード抑え部20aは、電源コード22がコード保持部32から外れようとしたときに、電源コード22に当接すれば足りる。
第1コード抑え部20aは、コード保持部32に保持された電源コード22の複数の位置A、B、Cで当接する(図9参照)。以下、第1コード抑え部20aが当接する一つの位置Aを、電源コード22の第1位置Aと称し、第1コード抑え部20aが当接する他の一つの位置Bを、電源コード22の第2位置Bと称する。電源コード22の第1位置Aは、電源コード22の屈曲部22aに位置している。電源コード22の第2位置Bは、電源コード22の直線部22bに位置している。そして、第1コード抑え部20aが当接する他の一つの位置Cは、電源コード22の屈曲部22aと直線部22bとの境界に位置している。これらの構成により、電源コード22は、コード保持部32から外れることが抑制される。なお、他の実施形態として、第1コード抑え部20aは、コード保持部32に保持された電源コード22に対し、少なくとも一つの位置で当接すればよい。
図9に示すように、電源コード22の第1位置Aにおける長手方向と、電源コード22の第2位置Bにおける長手方向は、互いに異なる。即ち、図9において、第1位置Aにおける長手方向は上下方向を向いており、第2位置Bにおける長手方向は左右方向を向いている。このように、第1コード抑え部20aが、電源コード22の長手方向が異なる複数の位置に当接することで、電源コード22がコード保持部32から外れることが、さらに効果的に禁止又は抑制される。
一例ではあるが、第1コード抑え部20aは、その一部において、ターミナルベース20からコード保持部32に向けて延びる筒形状を有する。この筒形状の部分は、その断面が概して矩形状であり、四つの平坦な側壁を有している。一つの側壁は、電源コード22の第2位置Bに当接しており、他の一つの側壁は、電源コード22の他の一つの位置Cに当接している。第1コード抑え部20aが筒形状を有していると、第1コード抑え部20aの強度が高まるとともに、第1コード抑え部20aは電源コード22の複数の位置B、Cに当接することができる。
図9、図10に示すように、ハウジング12の上側部分40は、第2コード抑え部40aを有する。第2コード抑え部40aは、コード保持部32に保持された電源コード22に当接して、電源コード22がコード保持部32から外れることを抑制する。第2コード抑え部40aは、上側部分40の内上面に設けられており、下側部分30の内底面に向けて延びている。但し、他の実施形態として、第2コード抑え部40aは、コード保持部32の位置関係に応じて、様々な形状で設計されてもよい。また、第1コード抑え部20aと同様に、第2コード抑え部40aは、コード保持部32に保持された電源コード22に対して、常に当接している必要はない。第2コード抑え部40aは、電源コード22がコード保持部32から外れようとしたときに、電源コード22に当接すれば足りる。
第2コード抑え部40aは、コード保持部32に保持された電源コード22の複数の位置D、Eで当接する(図9参照)。以下、第2コード抑え部40aが当接する一つの位置Dを、電源コード22の第3位置Dと称し、第2コード抑え部40aが当接する他の一つの位置Eを、電源コード22の第4位置Eと称する。電源コード22の第3位置Dは、電源コード22の長手方向において、電源コード22の第1位置A(あるいは第2位置B)と、ハウジング12のコード取り出し口42との間に位置している。また、電源コード22の第1位置A及び第2位置Bは、電源コード22の長手方向において、電源コード22の第3位置Dと第4位置Eとの間に位置している。即ち、第2コード抑え部40aは、第1コード抑え部20aの両側において、コード保持部32に保持された電源コード22に当接する。
図8、図10に示すように、ターミナルベース20は、第1基板抑え部20bと第2基板抑え部20cをさらに有する。第1基板抑え部20bは、ハウジング12の下側部分30に組み付けられたフィルタ基板26に当接する。第2基板抑え部20cは、ハウジング12の下側部分30に組み付けられた第1充電基板28aに当接する。このような構成によると、ハウジング12の内部において、フィルタ基板26や第1充電基板28aといった回路基板の位置が安定する。なお、第1基板抑え部20b及び第2基板抑え部20cの具体的な構造は特に限定されない。第1基板抑え部20bは、ターミナルベース20とフィルタ基板26との位置関係に応じて、適宜設計することができる。第2基板抑え部20cについても同様に、ターミナルベース20と第1充電基板28aとの位置関係に応じて、適宜設計することができる。
本実施例の充電器10を製造するときは、先ず、ハウジング12の下側部分30に、回路基板26、28a、28b、電源コード22及びターミナルベース20が組み付けられる。次いで、ハウジング12の下側部分30に、ハウジング12の上側部分40が組み付けられる。ハウジング12の下側部分30に上側部分40を組み付けるときは、ハウジング12の下側部分30から外部へ延びる電源コード22を、コード取り出し口42の位置に維持する必要がある。この点に関して、ハウジング12の下側部分30には、コード取り出し口42に隣接して、電源コード22の一部を保持するコード保持部32が設けられている。加えて、ターミナルベース20には、コード保持部32に保持された電源コード22に当接する第1コード抑え部20aが設けられている。これにより、ハウジング12の下側部分30に上側部分40が組み付けられるときに、電源コード22がコード保持部32から外れることなく、コード取り出し口42の位置に維持される。従って、充電器10の製造を効率よく行うことができる。
以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
10:充電器
12:ハウジング
14:バッテリインターフェース
16:バッテリ接続端子
18:端子カバー
20:ターミナルベース
22:電源コード
22a:屈曲部
24:プラグ
26:フィルタ基板
28a:第1充電基板
28b:第2充電基板
30:ハウジングの下側部分
32:コード保持部
32a:コード保持部の突出部
40:ハウジングの上側部分
42:コード取り出し口

Claims (16)

  1. バッテリパックを充電する充電器であって、
    前記バッテリパックが着脱可能に取り付けられるハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられたバッテリパックと電気的に接続される少なくとも一つのバッテリ接続端子と、
    前記ハウジングの内部に位置するとともに、前記少なくとも一つのバッテリ接続端子を支持しているターミナルベースと、
    前記ハウジングの内外に亘って延びているとともに、前記充電器を外部の電源に接続する電源コードと、を備え、
    前記ハウジングは、第1部分と、前記第1部分に組み付けられた第2部分とを有し、前記第1部分と前記第2部分との間に、前記電源コードが通過するコード取り出し口を画定しており、
    前記第1部分の内面には、前記電源コードの一部を所定の経路に沿って保持するコード保持部が設けられており、
    前記ターミナルベースは、前記ハウジングの前記第1部分に組み付けられているとともに、前記コード保持部に保持された前記電源コードの第1位置に当接する第1コード抑え部を有する、
    充電器。
  2. 前記第1部分は、前記ハウジングの下側部分と上側部分の一方であり、
    前記第2部分は、前記ハウジングの下側部分と上側部分の他方である、請求項1に記載の充電器。
  3. 前記第1コード抑え部はさらに、前記コード保持部に保持された前記電源コードの第2位置に当接する、請求項1又は2に記載の充電器。
  4. 前記第1位置における前記電源コードの長手方向と、前記第2位置における前記電源コードの長手方向は、互いに異なる、請求項3に記載の充電器。
  5. 前記電源コードは、前記コード保持部において少なくとも一箇所の屈曲部を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の充電器。
  6. 前記電源コードの前記第1位置は、前記電源コードの屈曲部に位置する、請求項5に記載の充電器。
  7. 前記ハウジングの前記上側部分は、前記コード保持部に保持された前記電源コードの第3位置に当接する第2コード抑え部を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の充電器。
  8. 前記電源コードの前記第3位置は、前記電源コードの長手方向において、前記電源コードの前記第1位置と前記ハウジングの前記コード取り出し口との間に位置する、請求項7に記載の充電器。
  9. 前記第2コード抑え部はさらに、前記コード保持部に保持された前記電源コードの第4位置に当接する、請求項7又は8に記載の充電器。
  10. 前記電源コードの前記第1位置は、前記電源コードの長手方向において、前記電源コードの前記第3位置と前記第4位置との間に位置する、請求項9に記載の充電器。
  11. 前記ハウジングの内部に位置するとともに、前記電源コードに接続された回路基板をさらに備え、
    前記ターミナルベースは、前記ハウジングの前記第1部分に組み付けられた回路基板に当接する基板抑え部をさらに有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の充電器。
  12. 前記コード保持部は、前記ハウジングの前記第1部分の前記内面から突出する複数の突出部を有し、前記複数の突出部の間に前記電源コードを保持する、請求項1から10のいずれか一項に記載の充電器。
  13. 前記コード保持部の少なくとも一部は、前記ハウジングの前記第1部分の前記内面と前記ターミナルベースとの間に位置しており、
    前記第1コード抑え部は、前記ターミナルベースから前記ハウジングの内面に向けて突出している、請求項1から12のいずれか一項に記載の充電器。
  14. 前記少なくとも一つのバッテリ接続端子は、前記バッテリパックへ充電電力を出力する一対の電力接続端子を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の充電器。
  15. 前記少なくとも一つのバッテリ接続端子は、前記バッテリパックとの間で信号を送信又は受信する信号接続端子を含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の充電器。
  16. 前記バッテリパックは、電気機器に着脱可能であるとともに、前記電気機器から取り外された状態で、前記ハウジングに取り付けられる、請求項1から15のいずれか一項に記載の充電器。
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