JP2020095829A - 端子モジュールおよび端子台 - Google Patents

端子モジュールおよび端子台 Download PDF

Info

Publication number
JP2020095829A
JP2020095829A JP2018231875A JP2018231875A JP2020095829A JP 2020095829 A JP2020095829 A JP 2020095829A JP 2018231875 A JP2018231875 A JP 2018231875A JP 2018231875 A JP2018231875 A JP 2018231875A JP 2020095829 A JP2020095829 A JP 2020095829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
plate
facing
housing
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018231875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7006575B2 (ja
Inventor
翔 小川
Sho Ogawa
翔 小川
正己 西田
Masami Nishida
正己 西田
和明 森田
Kazuaki Morita
和明 森田
伊彦 小川
Korehiko Ogawa
伊彦 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018231875A priority Critical patent/JP7006575B2/ja
Publication of JP2020095829A publication Critical patent/JP2020095829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7006575B2 publication Critical patent/JP7006575B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】設計の自由度の高い端子モジュールおよび端子台を提供すること。【解決手段】プッシュイン式の端子台のハウジングの内部に設けられる端子モジュールが、板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部および板状の対向部を有する端子電極部材と、端子電極部材の対向部に固定された一端の固定部と、接触部と対向部との間に配置されて固定部に対して弾性変形可能な他端の弾性部とを有する板ばねと、端子電極部材の対向部に固定されて板ばねの弾性部の固定部に対する接近方向への移動を規制する移動規制板とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、端子モジュール、および、この端子モジュールを備えた端子台に関する。
特許文献1には、電線を挿入するための電線挿入口と、電線を抜き差しする際に治具を挿入するための治具挿入口とが形成された筺体を備えるねじなし端子台(プッシュイン端子台、あるいは、プラグイン端子台ともいう。)の端子台が開示されている。
前記端子台では、筺体の内部に、電線挿入口から挿入された電線と電気的に接続する端子座と、電線挿入口から挿入された電線を端子座に向かって押圧する接圧バネとが設けられ、電線挿入口から挿入された電線は、端子座と接圧バネとの間に挟持され、抜け止めされる。そして、治具挿入口から治具を挿入すると、治具の先端が接圧バネと接触して、電線の抜け止めが解除される。
特開2017−162579号公報
前記端子台では、筺体の内部の接圧バネを収容する収容部における電線挿入口および治具挿入口に対向する底面に、治具挿入口から挿入された治具による接圧バネの過度な弾性変形を防止するためのストッパが設けられているため、端子座および接圧バネの形状および配置などが制限され、その結果、設計の自由度が制限される場合がある。
本開示は、設計の自由度の高い端子モジュール、および、この端子モジュールを備えた端子台を提供することを課題とする。
本開示の一例の端子モジュールは、
電線の導体部を挿抜可能な第1貫通孔と、前記第1貫通孔に隣接しかつ治具を挿抜可能な第2貫通孔とが設けられた端子接続面を有する箱状のハウジングを備えるプッシュイン式の端子台の前記ハウジングの内部に設けられる端子モジュールであって、
板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部および板状の対向部を有し、前記接触部と前記対向部との間に挿入された前記導体部が前記接触部の板面に接触する端子電極部材と、
前記端子電極部材の前記対向部に固定された一端の固定部と、前記接触部と前記対向部との間に配置されて前記固定部に対して弾性変形可能な他端の弾性部とを有し、前記弾性部が、前記ハウジングの内部に挿入された前記電線の導体部を前記接触部と共に挟持して、前記電線の導体部と前記端子電極部材とを接続状態にし、前記ハウジングの内部に挿入された治具によって前記固定部に接近する接近方向に弾性変形して、前記電線の導体部と前記端子電極部材とを非接続状態にする板ばねと、
前記対向部に固定されて、前記弾性部の前記接近方向への移動を規制する移動規制板と
を備える。
また、本開示の一例の端子台は、
前記ハウジングと、
前記ハウジングの内部に設けられた請求項1から5のいずれか1つの端子モジュールと
を備える。
前記端子モジュールによれば、板状の接触部および板状の対向部を有する端子電極部材と、対向部に固定された一端の固定部と、固定部に対して弾性変形可能な他端の弾性部とを有する板ばねと、対向部に固定されて弾性部の固定部に対する接近方向への移動を規制する移動規制板とを備えている。このような構成により、板ばねの弾性部の過度な弾性変形を防止するための構成を端子台のハウジングに設ける必要がないので、端子モジュールの設計の自由度を高めることができる。その結果、設計の自由度の高い端子台を実現できる。
前記端子台によれば、前記端子モジュールにより、設計の自由度の高い端子台を実現できる。
本開示の一実施形態の端子台を備えた押ボタンスイッチを示す斜視図。 図1のII-II線に沿った断面図。 図1の端子台の第2貫通孔を示す図2の断面図の拡大図。 図1の端子台の端子モジュールを示す図2の断面図の拡大図。 図1の端子台の端子モジュールを示す斜視図。 図5とは異なる方向から見た図1の端子台の端子モジュールを示す斜視図。 図5の端子モジュールから移動規制板を取り除いた状態を示す斜視図。 図5の端子モジュールの移動規制板を示す斜視図。 図1のIX-IX線に沿った断面図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一実施形態の端子台10は、電線の導体部をハウジングの貫通孔からその内部に挿入するだけで工具を使用せずに電線の導体部とハウジングの内部に収容された端子電極部とを接続可能なプッシュイン式の端子台で、例えば、図1に示すように、押ボタンスイッチ1の一部を構成する。押ボタンスイッチ1は、端子台10と、この端子台10に接続された操作部20とを備えている。
端子台10は、一例として、略直方体の箱状のハウジング11を有している。このハウジング11は、図2に示すように、操作部20が接続された第1面111と、第1面111に直交する方向に沿って第1面111と並んで配置されている第2面112(端子接続面の一例)とを有し、その内部に、接点機構部30と、この接点機構部30に電気的に接続された端子モジュール40とが設けられている。接点機構部30は、後述する操作部20の可動部22の第1方向Z沿いの移動により、オンオフするように構成されている。
なお、以下の記載において、第2面112に交差(例えば、直交)する方向を第1方向Zとし、第1方向Zに直交する方向でかつ第1面111の長手方向に平行な方向を第2方向Yとし、第1方向Zに直交する方向でかつ第1面111の短手方向に平行な方向を第3方向Xとする。
図2に示すように、ハウジング11の第2面112には、ハウジング11の内部にそれぞれ接続された第1貫通孔12および第2貫通孔13が設けられている。第1貫通孔12は、第1方向Zから電線の導体部90が挿抜可能に構成されている。また、第2貫通孔13は、第3方向Xにおいて第1貫通孔12に隣接し、一例として、第1方向Zからマイナスドライバなどの長尺の治具100が挿抜可能に構成されている。
第1貫通孔12から電線の導体部90を挿入することで、ハウジング11の内部に設けられた端子モジュール40に電線の導体部90を接続することができる。また、治具100を第2貫通孔13からハウジング11の内部に挿入することで、端子モジュール40と電線の導体部90との接続を解除することができる。
図3に示すように、第2貫通孔13は、第1貫通孔12および第2貫通孔13の配列方向(すなわち、第3方向X)において、第1貫通孔12から遠い方の内周面に設けられた複数の保持面131、132、133(この実施形態では、3つの傾斜面)を有している。各保持面131、132、133は、第1方向Zにおいて第2面112に近い保持面と第1方向Zとが成す角度よりも、第1方向Zにおいて端子接続面112から遠い保持面と第1方向Zとが成す角度の方が大きくなるように構成されている。
詳しくは、各保持面131、132、133をそれぞれ第1保持面131、第2保持面132、第3保持面133とし、第2方向Yから見たときの各保持面131、132、133を通る直線をそれぞれ第1直線L1、第2直線L2、第3直線L3とする。この場合、第1保持面131を通る第1直線L1は、第1方向Zに略平行であり、第2保持面132を通る第2直線L2と第1直線L1(≒第1方向Z)とが成す角度θ1よりも、第3保持面133を通る第3直線L3と第1直線L1(≒第1方向Z)とが成す角度θ2の方が大きくなっている。すなわち、第1直線L1と第1方向Zとが成す角度をθ0とした場合、各角度の関係は、θ0<θ1<θ2となる。このように構成された第1〜第3保持面131、132、133により、第2貫通孔13からハウジング11の内部に挿入された治具100の先端101(図4参照)が、第1方向Zにおいて、後述する端子電極部材41の底部414と第2面112との中間に位置している状態(すなわち、治具100をハウジング11の内部にまだ挿入できる状態)であっても、治具100を第2貫通孔13に挿入したまま保持することができる。
操作部20は、図2に示すように、一例として、略T字状の軸部21と、軸部21の内部に第1方向Zに移動可能に配置された可動部22とで構成されている。軸部21のその延在方向(すなわち、第1方向Z)の一端部は略直方体状で、ハウジング11の外部に位置している。また、可動部22は、その一部が軸部の延在方向の一端部からハウジング11の外部に露出している。一例として、操作部20の内部には、接点機構部30のオンオフに連動して点灯/消灯する図示しないLEDが配置され、このLEDにより、可動部22の軸部21から露出している部分が照光する。
続いて、図4〜図8を参照して、端子モジュール40をより詳細に説明する。この実施形態では、端子台10は、図4に示すように、第2面112の中心線CLに対して対称に配置された少なくとも一対の端子モジュール40を備えている。
図4に示すように、各端子モジュール40は、電線の導体部90が接触する端子電極部材41と、端子電極部材41に固定された板ばね42および移動規制板43とを備えている。
端子電極部材41は、図4に示すように、第3方向Xにおいて板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部411および板状の対向部412と、接触部411および対向部412に接続された板状の接続部413とを有している。
接触部411は、図5に示すように、第1方向Zに沿って延びる略矩形の板状で、その延在方向の第2面112側の端部に第3方向Xでかつ対向部412に接近する方向に突出する突出部418が設けられている。また、接触部411のその延在方向の第1面111側の端部には、約180度湾曲した湾曲部415が設けられている。
対向部412は、図6に示すように、略矩形の板状で、第1方向Zに交差しかつ第2面112から離れるに従って接触部411に接近する方向に延びている。すなわち、対向部412は、接触部411に対して傾斜している。対向部412のその延在方向の中間には、第2方向Yに延びる溝部416が設けられている。この溝部416には、後述する接続端子44が配置されている。
接続部413は、図6に示すように、略台形の板状で、接触部411および対向部412の各々の板面における短手方向(すなわち、第2方向Y)の一端部に接続されている。また、図7に示すように、接続部413には、対向部412に対して対向部412の板厚方向に間隔を空けて配置された挟持部417が設けられている。この挟持部417は、第1方向Zの第2面112の近くでかつ第3方向Xの対向部412の近くに配置され、対向部412と共に、後述する板ばね42の固定部421、移動規制板43および接続端子44を挟持して固定する。
また、接触部411および対向部412の第1方向Zでかつ第2面112から遠い方の端部の間には、底部414が設けられている。この底部414は、第1方向Zにおいて、端子電極部材41の接触部411の湾曲部415よりも第2面112の近くに配置されている。
図4に示すように、各端子モジュール40において、接触部411、対向部412、接続部413および底部414で囲まれた領域45には、第1貫通孔12および第2貫通孔13からハウジング11の内部に挿入された電線の導体部90および治具100が配置される。この領域45に配置された電線の導体部90は、接触部411の板面に接触可能な状態で配置される。
なお、前記端子台10では、一対の端子モジュール40の各々を端子電極部材41の対向部412同士が第3方向Xにおいて隣接するように配置して、電線の導体部90が接触する端子電極部材41の接触部411間の距離を最大限大きくしている。これにより、各端子モジュール40間の配置間隔を小さくしつつ、絶縁距離を確保している。
板ばね42は、図4に示すように、端子電極部材41の対向部412に固定された一端の固定部421と、固定部421に対して弾性変形可能な他端の弾性部422と、固定部421および弾性部422に接続された湾曲部423とを有している。
弾性部422は、その先端が端子電極部材41の接触部411の突出部418に接触して、ハウジング11の内部に挿入された電線の導体部90を端子電極部材41の接触部411と共に挟持可能に配置されている。弾性部422と接触部411とで電線の導体部90を挟持することで、電線の導体部90と端子電極部材41とが接続状態になる。また、ハウジング11の内部に挿入された治具100によって、弾性部422を固定部421に対する接近方向に弾性変形させることで、弾性部422および接触部411による電線の導体部90の挟持が解除され、電線の導体部90と端子電極部材41とを非接続状態にする。
移動規制板43は、図4に示すように、端子電極部材41の対向部412に固定されて、弾性部422の固定部421に対する接近方向(すなわち、矢印A方向)への移動を規制する。詳しくは、移動規制板43は、板ばねの弾性部422に対向するように配置され、弾性部422に沿った形状を有する移動規制面431を有している。この移動規制面431に板ばね42の弾性部422が接触することで、弾性部422の固定部421に対する接近方向への移動が規制される。
また、図8に示すように、移動規制板43の移動規制面431には、端子電極部材41の挟持部417を収容可能な切欠部432が設けられている。この切欠部432は、端子電極部材41の挟持部417を収容したときに挟持部417が移動規制面431から突出して、板ばね42の弾性部422に接触しないように構成されている。
接続端子44は、図9に示すように、その延在方向の一端部が接点機構部30の端子31に接続可能であると共に、その延在方向の他端部が、端子電極部材41の対向部412に固定されている。接続端子44のその延在方向の他端部は、板ばね42の固定部421および移動規制板43と共に、対向部412および挟持部417により挟持されている。
前記端子モジュール40では、板状の接触部411および板状の対向部412を有する端子電極部材41と、対向部412に固定された一端の固定部421と、固定部421に対して弾性変形可能な他端の弾性部422とを有する板ばね42と、対向部412に固定されて弾性部422の固定部421に対する接近方向への移動を規制する移動規制板43とを備えている。このような構成により、板ばね42の弾性部422の過度な弾性変形を防止するための構成を端子台10のハウジング11に設ける必要がないので、端子モジュール40の設計の自由度を高めることができる。その結果、設計の自由度の高い端子台10を実現できる。
また、端子電極部材41が、接触部411と対向部412とに接続された板状の接続部413を有し、この接続部413が、対向部412に対して対向部412の板厚方向に間隔を空けて配置されて、対向部412と共に板ばね42の固定部421および移動規制板43を挟持して固定する挟持部417を有している。このような構成により、簡単かつ確実に、板ばね42および移動規制板43を端子電極部材41に固定することができる。
また、延在方向の一端部がハウジング11の内部に設けられた接点機構部30に接続可能な接続端子44をさらに備え、接続端子44のその延在方向の他端部が、板ばね42の固定部421および移動規制板43と共に対向部412および挟持部417により挟持されて対向部412に固定されている。このような構成により、端子モジュール40の設計の自由度をさらに高めることができる。
また、接触部411が、導体部90の挿抜方向に延びており、対向部412が、第2面112から離れるに従って接触部411に接近するように導体部90の挿抜方向に交差する方向に延びている。このような構成により、端子モジュール40の設計の自由度をさらに高めることができる。
また、移動規制板43が、板ばね42の弾性部422に対向するように配置され、弾性部422に沿った形状を有する移動規制面431を有している。この移動規制面431により、治具100による板ばね42の弾性部422の損傷を低減できる。
また、前記端子台10によれば、端子モジュール40により、設計の自由度の高い端子台10を実現できる。
また、第2面112の中心線CLに対して対称でかつ対向部412同士が隣接するように配置された少なくとも一対の端子モジュール40を備える。このような構成により、一対の端子モジュール40間の絶縁距離を確保しつつ、端子台10の小型化を図ることができる。
また、ハウジング11の第2貫通孔13が、第1貫通孔12および第2貫通孔13の配列方向において、第1貫通孔12から遠い方の内周面に設けられ、挿入された治具100を保持する複数の保持面131、132、133を有し、複数の保持面131、132、133の各々が、第1方向Zにおいて第2面112に近い第1の保持面と第1方向Zとが成す第1の角度よりも、第1方向Zにおいて第2面112から遠い第2の保持面と第1方向Zとが成す第2の角度の方が大きくなるように構成されている。このような構成により、第2貫通孔13に挿入された治具100が各保持面131、132、133により保持されるので、電線の導体部90を第1貫通孔12に挿入したり、第1貫通孔12から抜き出したりする動作を治具100から手を放したままで行うことができる。例えば、第1保持面131を第1の保持面とし、第2保持面132を第2の保持面とした場合、第1の角度は、第1直線L1と第1方向Zとが成す角度をθ0であり、第2の角度は、第2直線L2と第1直線L1とが成す角度θ1である。
なお、端子電極部材41は、板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部411および板状の対向部412を有し、接触部411と対向部412との間に挿入された電線の導体部90が接触部411の板面に接触するように構成されていればよく、前記実施形態に限定されない。
例えば、接続部413を省略して、板ばね42および移動規制板43を直接対向部412に固定してもよい。
また、対向部412は、接触部411に対して傾斜するように配置されている場合に限らず、接触部411に対して略平行になるように配置することもできる。
また、接続端子44を省略して、接触部411の湾曲部415を介して端子モジュール40が接点機構部30に電気的に接続されるように構成してもよい。
移動規制板43は、対向部412に固定されて、板ばね42の弾性部422の固定部421に対する接近方向への移動を規制することができればよく、例えば、移動規制面431は省略することができる。
端子台10は、一対の端子モジュール40を備える場合に限らない。端子台10は、例えば、1つの端子モジュール40のみを備えることもできるし、複数対の端子モジュール40を備えることもできる。
第2貫通孔13の複数の保持面131、132、133は、省略しても構わない。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様の端子モジュール40は、
電線の導体部90を挿抜可能な第1貫通孔12と、前記第1貫通孔12に隣接しかつ治具100を挿抜可能な第2貫通孔13とが設けられた端子接続面112を有する箱状のハウジング11を備えるプッシュイン式の端子台10の前記ハウジング11の内部に設けられる端子モジュール40であって、
板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部411および板状の対向部412を有し、前記接触部411と前記対向部412との間に挿入された前記導体部90が前記接触部411の板面に接触する端子電極部材41と、
前記端子電極部材41の前記対向部412に固定された一端の固定部421と、前記接触部411と前記対向部412との間に配置されて前記固定部421に対して弾性変形可能な他端の弾性部422とを有し、前記弾性部422が、前記ハウジング11の内部に挿入された前記電線の導体部90を前記接触部411と共に挟持して、前記電線の導体部90と前記端子電極部材41とを接続状態にし、前記ハウジング11の内部に挿入された治具100によって前記固定部421に接近する接近方向に弾性変形して、前記電線の導体部90と前記端子電極部材41とを非接続状態にする板ばね42と、
前記対向部412に固定されて、前記弾性部422の前記接近方向への移動を規制する移動規制板43と
を備える。
第1態様の端子モジュール40によれば、板ばね42の弾性部422の過度な弾性変形を防止するための構成を端子台10のハウジング11に設ける必要がないので、端子モジュール40の設計の自由度を高めることができる。その結果、設計の自由度の高い端子台10を実現できる。
本開示の第2態様の端子モジュール40は、
前記端子電極部材41が、
前記接触部411と前記対向部412とに接続された板状の接続部413を有し、
前記接続部413が、
前記対向部412に対して前記対向部412の板厚方向に間隔を空けて配置されて、前記対向部412と共に前記板ばね42の前記固定部421および前記移動規制板43を挟持して固定する挟持部417を有している。
第2態様の端子モジュール40によれば、簡単かつ確実に、板ばね42および移動規制板43を端子電極部材41に固定することができる。
本開示の第3態様の端子モジュール40は、
延在方向の一端部が前記ハウジング11の内部に設けられた接点機構部30に接続可能な接続端子44をさらに備え、
前記接続端子44のその延在方向の他端部が、前記板ばね42の前記固定部421および前記移動規制板43と共に前記対向部412および前記挟持部417により挟持されて前記対向部412に固定されている。
第3態様の端子モジュール40によれば、端子モジュール40の設計の自由度をさらに高めることができる。
本開示の第4態様の端子モジュール40は、
前記接触部411が、前記導体部90の挿抜方向に延びており、
前記対向部412が、前記端子接続面112から離れるに従って前記接触部411に接近するように前記導体部90の挿抜方向に交差する方向に延びている。
第4態様の端子モジュール40によれば、端子モジュール40の設計の自由度をさらに高めることができる。
本開示の第5態様の端子モジュール40は、
前記移動規制板43が、
前記板ばね42の前記弾性部422に対向するように配置され、前記弾性部422に沿った形状を有する移動規制面431を有している。
第5態様の端子モジュール40によれば、移動規制面431により、治具100による板ばね42の弾性部422の損傷を低減できる。
本開示の第6態様の端子台10は、
前記ハウジング11と、
前記ハウジング11の内部に設けられたいずれか1つの前記端子モジュールと
を備える。
第6態様の端子台10によれば、端子モジュール40により、設計の自由度の高い端子台10を実現できる。
本開示の第7態様の端子台10は、
前記端子接続面112の中心線CLに対して対称でかつ前記対向部412同士が隣接するように配置された少なくとも一対の前記端子モジュール40を備える。
第7態様の端子台10によれば、一対の端子モジュール40間の絶縁距離を確保しつつ、端子台10の小型化を図ることができる。
本開示の第8態様の端子台10は、
前記ハウジング11の前記第2貫通孔13が、
前記第1貫通孔12および前記第2貫通孔13の配列方向において、前記第1貫通孔12から遠い方の内周面に設けられ、挿入された前記治具100を保持する複数の保持面131、132、133を有し、
前記複数の保持面131、132、133の各々が、
前記端子接続面112に交差する第1方向Zにおいて前記端子接続面112に近い第1の保持面と前記第1方向Zとが成す第1の角度よりも、前記第1方向Zにおいて前記端子接続面112から遠い第2の保持面と前記第1方向Zとが成す第2の角度の方が大きくなるように構成されている。
第8態様の端子台10によれば、第2貫通孔13に挿入された治具100が各保持面131、132、133により保持されるので、電線の導体部90を第1貫通孔12に挿入したり、第1貫通孔12から抜き出したりする動作を治具100から手を放したままで行うことができる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示の端子モジュールは、例えば、プッシュイン式の端子台に適用できる。
本開示の端子台は、例えば、押ボタンスイッチに適用できる。
1 押ボタンスイッチ
10 端子台
11 ハウジング
111 第1面
112 第2面(端子接続面の一例)
12 第1貫通孔
13 第2貫通孔
131、132、133 保持面
20 操作部
21 軸部
22 可動部
30 接点機構部
40 端子モジュール
41 端子電極部材
411 接触部
412 対向部
413 接続部
414 底部
415 湾曲部
416 溝部
417 挟持部
418 突出部
42 板ばね
421 固定部
422 弾性部
423 湾曲部
43 移動規制板
431 移動規制面
432 切欠部
44 接続端子
45 領域
90 導体部
100 治具
101 先端
X 第3方向
Y 第2方向
Z 第1方向
L1〜L3 直線
CL 中心線
θ0〜θ2 角度

Claims (8)

  1. 電線の導体部を挿抜可能な第1貫通孔と、前記第1貫通孔に隣接しかつ治具を挿抜可能な第2貫通孔とが設けられた端子接続面を有する箱状のハウジングを備えるプッシュイン式の端子台の前記ハウジングの内部に設けられる端子モジュールであって、
    板面同士が相互に対向するように配置された板状の接触部および板状の対向部を有し、前記接触部と前記対向部との間に挿入された前記導体部が前記接触部の板面に接触する端子電極部材と、
    前記端子電極部材の前記対向部に固定された一端の固定部と、前記接触部と前記対向部との間に配置されて前記固定部に対して弾性変形可能な他端の弾性部とを有し、前記弾性部が、前記ハウジングの内部に挿入された前記電線の導体部を前記接触部と共に挟持して、前記電線の導体部と前記端子電極部材とを接続状態にし、前記ハウジングの内部に挿入された治具によって前記固定部に接近する接近方向に弾性変形して、前記電線の導体部と前記端子電極部材とを非接続状態にする板ばねと、
    前記対向部に固定されて、前記弾性部の前記接近方向への移動を規制する移動規制板と
    を備える、端子モジュール。
  2. 前記端子電極部材が、
    前記接触部と前記対向部とに接続された板状の接続部を有し、
    前記接続部が、
    前記対向部に対して前記対向部の板厚方向に間隔を空けて配置されて、前記対向部と共に前記板ばねの前記固定部および前記移動規制板を挟持して固定する挟持部を有している、請求項1の端子モジュール。
  3. 延在方向の一端部が前記ハウジングの内部に設けられた接点機構部に接続可能な接続端子をさらに備え、
    前記接続端子のその延在方向の他端部が、前記板ばねの前記固定部および前記移動規制板と共に前記対向部および前記挟持部により挟持されて前記対向部に固定されている、請求項2の端子モジュール。
  4. 前記接触部が、前記導体部の挿抜方向に延びており、
    前記対向部が、前記端子接続面から離れるに従って前記接触部に接近するように前記導体部の挿抜方向に交差する方向に延びている、請求項1から3のいずれか1つの端子モジュール。
  5. 前記移動規制板が、
    前記板ばねの前記弾性部に対向するように配置され、前記弾性部に沿った形状を有する移動規制面を有している、請求項1から4のいずれか1つの端子モジュール。
  6. 前記ハウジングと、
    前記ハウジングの内部に設けられた請求項1から5のいずれか1つの端子モジュールと
    を備える、プッシュイン式の端子台。
  7. 前記端子接続面の中心線に対して対称でかつ前記対向部同士が隣接するように配置された少なくとも一対の前記端子モジュールを備える、請求項6の端子台。
  8. 前記ハウジングの前記第2貫通孔が、
    前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の配列方向において、前記第1貫通孔から遠い方の内周面に設けられ、挿入された前記治具を保持する複数の保持面を有し、
    前記複数の保持面の各々が、
    前記端子接続面に交差する第1方向において前記端子接続面に近い第1の保持面と前記第1方向とが成す第1の角度よりも、前記第1方向において前記端子接続面から遠い第2の保持面と前記第1方向とが成す第2の角度の方が大きくなるように構成されている、請求項6または7の端子台。
JP2018231875A 2018-12-11 2018-12-11 端子モジュールおよび端子台 Active JP7006575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018231875A JP7006575B2 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 端子モジュールおよび端子台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018231875A JP7006575B2 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 端子モジュールおよび端子台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020095829A true JP2020095829A (ja) 2020-06-18
JP7006575B2 JP7006575B2 (ja) 2022-01-24

Family

ID=71085625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018231875A Active JP7006575B2 (ja) 2018-12-11 2018-12-11 端子モジュールおよび端子台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7006575B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567279U (ja) * 1979-06-29 1981-01-22
JPS62100682U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPH06251269A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 感知器ベース
JP2012514840A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 弾力挟持具に用いる挟持バネ
JP2018056077A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 オムロン株式会社 端子台
JP2018107079A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 オムロン株式会社 端子台

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567279U (ja) * 1979-06-29 1981-01-22
JPS62100682U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPH06251269A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 感知器ベース
JP2012514840A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 弾力挟持具に用いる挟持バネ
JP2018056077A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 オムロン株式会社 端子台
JP2018107079A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 オムロン株式会社 端子台

Also Published As

Publication number Publication date
JP7006575B2 (ja) 2022-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5716857B2 (ja) バッテリ接続具
JP6848909B2 (ja) 端子台
CN110277659B (zh) 连接件以及插座
CN110277677B (zh) 插座
WO2014123023A1 (ja) 接続コネクタ及びセルモジュールのセル電極間接続構造
TWI602352B (zh) Terminal connection mechanism and switch
WO2014123021A1 (ja) 電源装置
US10608362B2 (en) Relay terminal and relay connector
CN111066204B (zh) 端子座
JP7006575B2 (ja) 端子モジュールおよび端子台
JP7001047B2 (ja) 端子台
JP6962309B2 (ja) 端子台および端子台セット
JP4122340B2 (ja) 端子台
JP6428814B2 (ja) トリガースイッチ
JP6147841B1 (ja) コンタクトモジュールの製造方法、及び、コネクタ
WO2018109880A1 (ja) コンタクト及び駆動装置
JP2021190211A (ja) 端子変換アダプタ
JP2023111444A (ja) ソケット
JP4778388B2 (ja) コネクタ
JP2012199029A (ja) 電線ホルダ
JP2017050103A (ja) 基板の接続構造および電子部品ユニット
JP2009123637A (ja) コネクタ及びこれを用いた接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7006575

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150