JP2020095328A - 設備監視装置およびグラフ表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の監視ポイントで検出された時系列データのグラフを、個々のオペレータが容易に選択して画面表示する。【解決手段】記憶部14で、1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータ14Aとして複数記憶しておき、グラフ検索部15Cで、グラフデータ14Aのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索し、グラフ表示部15Dで、候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、各設備機器から取得した複数の時系列データのうちから所望の時系列データを選択してグラフ表示するためのグラフ表示技術に関する。
ビル建物やプラントなどの規模の大きい施設には、施設に設置されている多くの設備機器の動作を監視する装置として設備監視装置が用いられている。この種の設備監視装置は、通信回線を介して接続された各設備機器から、各設備機器の監視ポイントで検出・取得された時系列データを取得して蓄積し、オペレータ操作に応じて、指定された設備機器の監視ポイントに関する時系列データのグラフを画面表示装置で画面表示する。
例えば、設備監視装置の1つであるエネルギー管理装置は、施設の各所で検出した温度や湿度などの環境データを示す時系列データに加えて、各設備における電力やガスのエネルギー使用量などのエネルギーデータを示す時系列データを取得して蓄積し、これら時系列データに基づいて、エネルギー使用量や将来の需要予測を示すグラフを画面表示するものとなっている。
従来、このように設備監視装置として、蓄積された時系列データのうちから、オペレータが所望の設備の監視ポイントに関するグラフを画面表示する技術として、オペレータがグラフに任意のグラフ名を付与して登録し、当該オペレータあるいは他のオペレータから、グラフ名を指定することにより、所望のグラフを容易に画面表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2017−146756号公報
しかしながら、このような従来技術では、グラフのグラフ名が個々のオペレータにより任意に付与されるため、そのグラフの内容が他のオペレータから把握できず、登録されているグラフのうちから、所望するグラフを容易に見つけることができないという問題点があった。このため、同一監視ポイントのグラフが個々のオペレータにより重複して登録されることになり、結果としてデータ蓄積容量を無駄に消費するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、所望の監視ポイントで検出された時系列データのグラフを、個々のオペレータが容易に選択して画面表示できるグラフ表示技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる設備監視装置は、複数の設備から取得した、それぞれの設備に予め付与されている管理ポイントに関する時系列データのうちから、指定された時系列データを選択して画面にグラフ表示する設備監視装置であって、1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータとして複数記憶する記憶部と、前記グラフデータのうち、指定されたキーワードを前記管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点を前記データ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索するグラフ検索部と、前記候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するグラフ表示部とを備えている。
また、本発明にかかる上記設備監視装置の一構成例は、前記グラフ検索部が、前記グラフデータのうち、前記キーワードを前記管理ポイント名に含むものの、前記対象時点を前記データ期間に含まない第2のグラフデータを検索して前記候補グラフデータに加えるようにしたものである。
また、本発明にかかる上記設備監視装置の一構成例は、前記グラフ検索部が、時間軸を有する時間軸エリアのうち、前記候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記設備監視装置の一構成例は、前記グラフ表示部が、前記検索結果画面で操作選択された候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記設備監視装置の一構成例は、前記グラフ検索部が、前記検索結果画面の時間軸エリアのうち、前記対象時点に相当する時間位置に、前記対象時点を示すポインタシンボルを配置するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記設備監視装置の一構成例は、前記グラフ検索部が、前記検索結果画面に前記候補シンボルを配置する際、当該候補グラフデータに含まれる時系列データのグラフを示すサムネイル画像を含むシンボルを配置するようにしたものである。
また、本発明にかかるグラフ表示方法は、複数の設備から取得した、それぞれの設備に予め付与されている管理ポイントに関する時系列データのうちから、指定された時系列データを選択して画面にグラフ表示する設備監視装置で用いられるグラフ表示方法であって、記憶部が、1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータとして複数記憶する記憶ステップと、グラフ検索部が、前記グラフデータのうち、指定されたキーワードを前記管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点を前記データ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索するグラフ検索ステップと、グラフ表示部が、前記候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するグラフ表示ステップとを備えている。
また、本発明にかかる上記グラフ表示方法の一構成例は、前記グラフ検索ステップが、前記グラフデータのうち、前記キーワードを前記管理ポイント名に含むものの、前記対象時点を前記データ期間に含まない第2のグラフデータを検索して前記候補グラフデータに加えるステップを含むものである。
また、本発明にかかる上記グラフ表示方法の一構成例は、前記グラフ検索ステップが、時間軸を有する時間軸エリアのうち、前記候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示するステップを含むものである。
本発明によれば、オペレータの所望するグラフデータが既に記憶部のグラフデータに登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照することができ、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止することが可能となる。
図1は、設備監視装置の構成を示すブロック図である。 図2は、グラフデータの構成例を示す説明図である。 図3は、時系列データの構成例を示す説明図である。 図4は、検索指示画面の構成例を示す説明図である。 図5は、検索結果画面の構成例を示す説明図である。 図6は、検索結果画面の構成例(サムネイル)を示す説明図である。 図7は、グラフ表示処理を示すフローチャートである。 図8は、グラフ表示例(トレンドグラフ)を示す説明図である。 図9は、グラフ表示例(分布図)を示す説明図である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
[設備監視装置]
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる設備監視装置10について説明する。図1は、設備監視装置の構成を示すブロック図である。
この設備監視装置10は、全体としてサーバ装置やPCなどの情報処理装置からなり、複数の設備から取得した、それぞれの設備に予め付与されている管理ポイントに関する時系列データのうちから、指定された時系列データを選択して画面にグラフ表示する装置である。
コントローラ20は、全体として産業用のコントローラなどの制御装置からなり、通信回線L2を介して配下に接続されたセンサ21やアクチュエータ22などのフィールド機器を制御し、これらフィールド機器で検出されたプロセス量を通信回線L1を介して上位装置30や設備監視装置10へ配信する装置である。
上位装置30は、全体としてサーバ装置などの情報処理装置からなり、通信回線L1を介してコントローラ20の動作を管理するとともに、コントローラ20から取得したプロセス量を通信回線L1を介して設備監視装置10へ配信する装置である。
一般に、設備監視装置10でグラフ表示する時系列データは、多くの場合、属性として時系列データに関する管理ポイント名とデータ期間とを有している。本発明は、このような時系列データが有している属性に着目し、時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータとして複数記憶しておき、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含むグラフデータを候補グラフデータとして検索し、候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するようにしたものである。
本発明でいう管理ポイントとは、設備監視装置10が各種のフィールド機器からデータを取得する際に、当該データを特定するための識別情報(アドレス)である。管理ポイント名とは、その識別情報を示す文字列である。キーワードは、所望のグラフデータを検索する際に用いられて、各グラフデータの属性に含まれる管理ポイント名の一部または全部に相当する文字列である。
図1に示すように、設備監視装置10は、主な構成として、通信I/F部11、操作入力部12、画面表示部13、記憶部14、および演算処理部15を有している。
通信I/F部11は、通信回線L1を介して接続されたコントローラ20や上位装置30などの外部装置との間でデータ通信を行う回路部である。
操作入力部12は、キーボード、マウス、タッチパネルなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して演算処理部15へ出力する回路部である。
画面表示部13は、LCDなどの画面表示装置からなり、演算処理部15から出力された、メニュー画面、設定画面、監視画面、検索指示画面、検索結果画面、およびグラフ表示画面などの各種画面を画面表示する回路部である。
記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、演算処理部15のCPUで実行するプログラム14Pや、演算処理部15でのグラフ表示処理で用いる各種の処理データを記憶する回路部である。
プログラム14Pは、設備監視装置10に接続された外部装置や記憶媒体から予め読み出されて記憶部14に格納される。
記憶部14で記憶する主な処理データとして、グラフデータ14Aがある。図2は、グラフデータの構成例を示す説明図である。図2に示すグラフデータの構成例では、グラフを識別するグラフIDごとに、当該グラフに含まれる時系列データを取得した管理ポイントを示す管理ポイント名と、これら管理ポイントに対応する時系列データと、当該時系列データのデータ期間とが組として登録されている。図3は、時系列データの構成例を示す説明図である。図3に示す時系列データの構成では、データを取得した日時ごとに、当該グラフに含まれる各管理ポイントのデータ値が登録されている。
演算処理部15は、CPUとその周辺回路とを有し、CPUと記憶部14のプログラム14Pとを協働させることにより、監視処理およびグラフ表示処理を実行するための各種の処理部を実現する回路部である。
演算処理部15で実現される主な処理部として、データ取得部15A、グラフ登録部15B、グラフ検索部15C、およびグラフ表示部15Dがある。
データ取得部15Aは、通信I/F部11から通信回線L1を介してコントローラ20や上位装置30から、予め設定されている管理ポイントのデータを取得する処理部である。
グラフ登録部15Bは、操作入力部12で検出されたグラフ登録要求を示すオペレータ操作に応じて、管理ポイントおよびデータ期間に関する時系列データのグラフを表示するためのグラフデータ14Aを記憶部14に登録し、データ取得部15Aで取得したデータを、当該データの属性である管理ポイントおよびデータ期間に基づいて、予め設定されているグラフデータ14Aの時系列データとして順次保存する処理部である。
グラフ検索部15Cは、グラフデータ14Aのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索し、グラフデータのうち、キーワードを管理ポイント名に含むものの、対象時点をデータ期間に含まない第2のグラフデータを検索して候補グラフデータに加える処理部である。
図4は、検索指示画面の構成例を示す説明図である。グラフ検索部15Cは、操作入力部12で検出されたグラフ表示要求を示すオペレータ操作に応じて、グラフの検索条件を入力するための検索指示画面を画面表示部13で画面表示する。図4の検索指示画面には、検索条件としてキーワードと対象時点とを指定するための入力欄、グラフの検索を指示する検索ボタン、および検索を中止するためのキャンセルボタンが配置されている。
図4では、キーワード「AHU023」と対象時点「2019/2/1」とが検索条件として入力されている。キーワードは、グラフ表示させたい管理ポイント名を指定するためのデータであり、管理ポイント名の全部を指定してもよく、その一部を指定してもよい。対象時点は、グラフ表示させたい過去または未来の日時を示すデータであり、任意の日時を指定してもよく、いつからいつまでという期間を指定してもよい。なお、キーワードは、オペレータが入力するフリーキーワードに限定されるものではなく、予め管理ポイント名の全部または一部から作成しておいたキーワードでもよい。この場合、作成しておいたキーワードのリストからオペレータが検索指示画面で選択操作すればよい。
また、グラフ検索部15Cは、時間軸を有する時間軸エリアのうち、候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示し、検索結果画面に候補シンボルを配置する際、当該候補グラフデータに含まれる時系列データのグラフを示すサムネイル画像を含むシンボルを配置し、検索結果画面の時間軸エリアのうち、対象時点に相当する位置に、対象時点を示すポインタシンボルを配置する処理部である。
図5は、検索結果画面の構成例を示す説明図である。検索結果画面には、時間軸を有する時間軸エリアが設けられており、図5の例では、時間軸エリアの横軸として、2018/4/1から2019/4/1までの期間が割り当てられている。時間軸エリアには、検索指示画面で指定された検索条件により検索した得られた候補グラフデータと対応する矩形形状の候補シンボルが、そのデータ期間に相当する時間位置に配置されている。
例えば、図4のキーワード「AHU023」と対象時点「2019/2/1」とからなる検索条件で検索して、図2に示したグラフデータA〜Dが候補グラフデータとして検索された場合、図5に示すように、時間軸エリアのうち、それぞれの候補グラフデータのデータ期間に相当する時間位置に、それぞれの候補シンボルが配置される。また、時間軸エリアのうち、対象時点「2019/2/1」に相当する位置に、対象時点を示すポインタシンボル(破線シンボル)が配置される。
具体的には、グラフデータCは、図2に示すように、管理ポイント名にキーワード「AHU023」を含み、データ期間が「2018/6/1〜2019/3/31」であって対象時点「2019/2/1」を含むため、図4の検索条件に合致する第1のグラフデータに相当し候補グラフデータとして検索される。これにより、図5の時間軸エリアの時間軸の「2018/6/1〜2019/3/31」に相当する時間位置に、「グラフC」という候補シンボルが配置されることになる。
また、グラフデータDは、図2に示すように、管理ポイント名にキーワード「AHU023」を含み、データ期間が「全期間」であって対象時点「2019/2/1」を含むため、同じく第1のグラフデータに相当し候補グラフデータとして検索される。これにより、図5の時間軸エリアの時間軸の全期間、すなわち「2018/4/1〜2019/4/1」に相当する時間位置に、「グラフD」という候補シンボルが配置されることになる。
これにより、グラフデータのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含む第1のグラフデータが候補グラフデータとして検索されて、これらの候補シンボルが時間軸エリアに配置されることになる。したがって、オペレータは、時間軸エリアを目視するだけで、所望のグラフデータが他のオペレータにより既に登録されているか否かを極めて容易に確認できる。このため、所望のグラフデータが既に登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照すればよく、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止できる。
一方、グラフデータAは、データ期間が「2018/4/1〜2018/7/31」であるため、対象時点「2019/2/1」が含まれないものの、管理ポイント名にキーワード「AHU023」を含むため第2のグラフデータに相当し候補グラフデータに加えられることになる。これにより、図5の時間軸エリアの時間軸の「2018/4/1〜2019/7/31」に相当する時間位置に、「グラフA」という候補シンボルが配置されることになる。
同じく、グラフデータBは、データ期間が「2018/11/1〜2018/12/31」であるため、対象時点「2019/2/1」が含まれないものの、管理ポイント名にキーワード「AHU023」を含むため第2のグラフデータに相当し候補グラフデータに加えられることになる。これにより、図5の時間軸エリアの時間軸の「2018/11/1〜2018/12/31」に相当する時間位置に、「グラフB」という候補シンボルが配置されることになる。
これにより、グラフデータのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むものの、対象時点をデータ期間に含まない第2のグラフデータが候補グラフデータに加えられ、これらの候補シンボルが時間軸エリアに配置されることになる。したがって、オペレータは、時間軸エリアを目視するだけで、所望のグラフデータと類似するグラフデータが他のオペレータにより既に登録されているか否かを極めて容易に確認できる。このため、類似するグラフデータが既に登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照すれば、データ期間の変更操作だけで所望のグラフを得られる場合もあり、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止できる。
また、検索結果画面に候補シンボルを配置する際、当該候補グラフデータに含まれる時系列データのグラフを示すサムネイル画像を含むシンボルを配置してもよい。図6は、検索結果画面の構成例(サムネイル)を示す説明図である。これにより、オペレータは、各候補グラフデータをグラフ表示した際のイメージを容易に確認することができ、所望のグラフを適切に選択できる。なお、対象時点が期間を示す場合、図6に示すような、期間に応じた時間位置に帯状のポインタシンボルが配置される。
なお、検索結果については、前述した検索結果画面でオペレータに画面表示する方法に限定されるものではない。例えば、検索して得られた候補グラフデータのリストを画面表示するようにしてもよい。このリストに、各候補グラフデータの管理ポイント名とデータ期間とを記載すれば、オペレータは、このリストから所望するグラフを容易に選択できる。
グラフ表示部15Dは、候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面表示部13の画面にグラフ表示し、具体的には、検索結果画面で操作選択された候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データを画面表示部13の画面にグラフ表示する処理部である。これにより、例えばマウスで検索結果画面のうちから所望する候補シンボルをクリックするだけで、当該候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データが、画面表示部13の画面にグラフ表示されることになる。
[本実施の形態の動作]
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかる設備監視装置10の動作について説明する。図7は、グラフ表示処理を示すフローチャートである。
設備監視装置10の演算処理部15は、操作入力部12で検出されたグラフ表示を要求するオペレータ操作に応じて、図7のグラフ表示処理を実行する。なお、グラフ表示処理の実行時、記憶部14には、いくつかのグラフを示すグラフデータ14Aが登録されているものとする。
まず、グラフ検索部15Cは、図4に示した検索指示画面を画面表示部13で画面表示し(ステップS100)、オペレータに対してキーワードと対象時点とからなる検索条件の入力を促す。
この後、グラフ検索部15Cは、操作入力部12からの出力に基づいて、検索指示画面の検索ボタン操作による検索実行操作があったか確認し(ステップS101)、検索実行操作が行われるまで待機する(ステップS101:NO)。なお、キャンセルボタン操作があった場合には、一連のグラフ表示処理を終了すればよい。
検索実行操作が検出された場合(ステップS101:YES)、グラフ検索部15Cは、検索指示画面から検索条件として、キーワードと対象時点とを取得し(ステップS102)、これら検索条件に基づいて、記憶部14のグラフデータ14Aを検索し(ステップS103)、得られた検索結果に基づいて図5に示した検索結果画面を画面表示部13で画面表示する(ステップS104)。
この後、グラフ検索部15Cは、操作入力部12からの出力に基づいて、検索結果画面での任意の候補シンボルに対する選択操作によるグラフ選択操作があったか確認し(ステップS105)、グラフ選択操作が行われるまで待機する(ステップS105:NO)。なお、キャンセルボタン操作があった場合には、一連のグラフ表示処理を終了すればよい。
グラフ選択操作が検出された場合(ステップS105:YES)、グラフ表示部15Dは、操作入力部12からの出力に基づいて、検索結果画面で操作選択された候補シンボルを特定し、その候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データを画面表示部13の画面にグラフ表示(ステップS106)、一連のグラフ表示処理を終了する。
図8は、グラフ表示例(トレンドグラフ)を示す説明図である。図8には、図5の検索結果画面でグラフCの候補シンボルが選択された場合を示すグラフ表示例(トレンドグラフ)が示されている。ここでは、横軸が時間軸を示し、縦軸が監視対象となるデータ値を示しており、管理ポイント「AHU021」と「AHU023」から取得したデータ値の推移が、トレンドグラフによりそれぞれグラフ表示されている。
図9は、グラフ表示例(分布図)を示す説明図である。図9には、図5の検索結果画面でグラフCの候補シンボルが選択された場合を示すグラフ表示例(分布図)が示されている。ここでは、横軸が管理ポイント「AHU021」から取得したデータ値を示し、縦軸が管理ポイント「AHU023」から取得したデータ値を示しており、これらデータ値の関係が分布図によりグラフ表示されている。
なお、時系列データをグラフ表示する際のグラフ種別については、任意に選択できるものとし、例えば、図8や図9のグラフ表示画面に、グラフ種別を切り替える操作シンボルを設けてもよく、グラフデータで予めグラフ種別を設定しておいてもよい。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、記憶部14で、1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータ14Aとして複数記憶しておき、グラフ検索部15Cで、グラフデータ14Aのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索し、グラフ表示部15Dで、候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するようにしたものである。
これにより、オペレータの所望するグラフデータが既に記憶部14のグラフデータ14Aに登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照することができ、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止することが可能となる。
また、一般には、多数の管理ポイントを識別するため、管理ポイント名は冗長化する傾向にあり、検索条件として正確に入力するには別途ポイントリストを確認する必要があり、作業が煩雑となる。本実施の形態では、管理ポイント名の一部を示すキーワードを検索条件としているため、管理ポイント名のすべてを正確に指定する必要がなくなるため、作業負担を大幅に削減できる。また、通常、関連性の高い設備の管理ポイントには類似した管理ポイント名が付与される傾向にあるため、キーワードにより関連性の高い管理ポイントのグラフデータをまとめて検索でき、オペレータによる設備監視作業の効率化を実現することができる。
また、本実施の形態において、グラフ検索部15Cが、グラフデータ14Aのうち、キーワードを管理ポイント名に含むものの、対象時点をデータ期間に含まない第2のグラフデータを検索して候補グラフデータに加えるようにしてもよい。
したがって、オペレータは、所望のグラフデータと類似するグラフデータが他のオペレータにより既に登録されているか否かを極めて容易に確認できる。このため、類似するグラフデータが既に登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照すれば、データ期間の変更操作だけで所望のグラフを得られる場合もあり、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止することが可能となる。
また、本実施の形態において、グラフデータ検索時、グラフ検索部15Cが、時間軸を有する時間軸エリアのうち、候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示するようにしてもよい。
これにより、グラフデータ14Aのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点をデータ期間に含む第1のグラフデータが候補グラフデータとして検索されて、これらの候補シンボルが時間軸エリアに配置されることになる。また、グラフデータのうち、指定されたキーワードを管理ポイント名に含むものの、対象時点をデータ期間に含まない第2のグラフデータが候補グラフデータに加えられ、これらの候補シンボルが時間軸エリアに配置されることになる。
したがって、オペレータは、時間軸エリアを目視するだけで、所望のグラフデータや類似するグラフデータが他のオペレータにより既に登録されているか否かを極めて容易に確認できる。このため、所望のグラフデータが既に登録されている場合には、新規登録することなく当該グラフデータを参照すれば、データ期間の変更操作だけで所望のグラフを得られる場合もあり、結果としてグラフデータの重複登録を回避でき、データ蓄積容量の無駄な消費を抑止することが可能となる。
また、本実施の形態において、グラフ表示部15Dが、検索結果画面で操作選択された候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するようにしてもよい。
これにより、候補シンボルを選択操作するという極めて簡素な操作で所望のグラフを表示でき、オペレータの操作負担を大幅に削減できる。
また、本実施の形態において、グラフ検索部15Cが、検索結果画面の時間軸エリアのうち、対象時点に相当する時間位置に、対象時点を示すポインタシンボルを配置するようにしてもよい。
これにより、各候補グラフデータと対象時点との時間的な位置関係を極めて容易に確認することができ、オペレータは所望のグラフデータをより正確に選択することができる。
また、本実施の形態において、グラフ検索部15Cが、検索結果画面に候補シンボルを配置する際、当該候補グラフデータに含まれる時系列データのグラフを示すサムネイル画像を含むシンボルを配置するようにしてもよい。
これにより、各候補グラフデータのグラフを極めて容易に確認することができ、オペレータは所望のグラフデータをより正確に選択することができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10…設備監視装置、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…画面表示部、14…記憶部、14A…グラフデータ、14P…プログラム、15…演算処理部、15A…データ取得部、15B…グラフ登録部、15C…グラフ検索部、15D…グラフ表示部、20…コントローラ、21…センサ、22…アクチュエータ、30…上位装置、L1,L2…通信回線。

Claims (9)

  1. 複数の設備から取得した、それぞれの設備に予め付与されている管理ポイントに関する時系列データのうちから、指定された時系列データを選択して画面にグラフ表示する設備監視装置であって、
    1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータとして複数記憶する記憶部と、
    前記グラフデータのうち、指定されたキーワードを前記管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点を前記データ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索するグラフ検索部と、
    前記候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するグラフ表示部と
    を備えることを特徴とする設備監視装置。
  2. 請求項1に記載の設備監視装置において、
    前記グラフ検索部は、前記グラフデータのうち、前記キーワードを前記管理ポイント名に含むものの、前記対象時点を前記データ期間に含まない第2のグラフデータを検索して前記候補グラフデータに加えることを特徴とする設備監視装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の設備監視装置において、
    前記グラフ検索部は、時間軸を有する時間軸エリアのうち、前記候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示することを特徴とする設備監視装置。
  4. 請求項3に記載の設備監視装置において、
    前記グラフ表示部は、前記検索結果画面で操作選択された候補シンボルと対応する対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示することを特徴とする設備監視装置。
  5. 請求項3または請求項4のいずれかに記載の設備監視装置において、
    前記グラフ検索部は、前記検索結果画面の時間軸エリアのうち、前記対象時点に相当する時間位置に、前記対象時点を示すポインタシンボルを配置することを特徴とする設備監視装置。
  6. 請求項3〜請求項5のいずれかに記載の設備監視装置において、
    前記グラフ検索部は、前記検索結果画面に前記候補シンボルを配置する際、当該候補グラフデータに含まれる時系列データのグラフを示すサムネイル画像を含むシンボルを配置することを特徴とする設備監視装置。
  7. 複数の設備から取得した、それぞれの設備に予め付与されている管理ポイントに関する時系列データのうちから、指定された時系列データを選択して画面にグラフ表示する設備監視装置で用いられるグラフ表示方法であって、
    記憶部が、1つまたは複数の時系列データと、当該時系列データの管理ポイント名およびデータ期間との組を、グラフデータとして複数記憶する記憶ステップと、
    グラフ検索部が、前記グラフデータのうち、指定されたキーワードを前記管理ポイント名に含むとともに、指定された対象時点を前記データ期間に含む第1のグラフデータを候補グラフデータとして検索するグラフ検索ステップと、
    グラフ表示部が、前記候補グラフデータから選択された対象グラフデータに含まれる時系列データを画面にグラフ表示するグラフ表示ステップと
    を備えることを特徴とするグラフ表示方法。
  8. 請求項7に記載のグラフ表示方法において、
    前記グラフ検索ステップは、前記グラフデータのうち、前記キーワードを前記管理ポイント名に含むものの、前記対象時点を前記データ期間に含まない第2のグラフデータを検索して前記候補グラフデータに加えるステップを含むことを特徴とするグラフ表示方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載のグラフ表示方法において、
    前記グラフ検索ステップは、時間軸を有する時間軸エリアのうち、前記候補グラフデータに含まれるデータ期間に相当する時間位置に、当該候補グラフデータに対応する候補シンボルを配置した検索結果画面を表示するステップを含むことを特徴とするグラフ表示方法。
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