JP2020094558A - 密閉型圧縮機及び冷凍装置 - Google Patents

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河野 博之
Hiroyuki Kono
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【課題】摺動損失の増加を抑制しつつ、作業性の向上が図られる密閉型圧縮機を提供する。【解決手段】密閉型圧縮機100は圧縮要素103、電動要素102及び密閉容器101を備え、圧縮要素は、主軸部109a、及び、主軸部に偏心して設けられた偏心軸部113を有するクランクシャフト109と、筒形状のシリンダボア117を有するブロック110と、偏心軸部にコンロッド112を介して連結され、シリンダボア内に往復自在に設けられたピストン111と、を有し、ブロックには、第1軸受孔118aを有し、第1軸受孔に挿通された主軸部の第1部分114を軸支する第1フレーム118と、第2軸受孔121aを有し、主軸部において第1部分を挟んで偏心軸部側と反対側に設けられていると共に前記第2軸受孔に挿通された第2部分115を軸支し、且つ、第1フレームとの間に電動要素を挟むように配置された第2フレーム121とが一体的に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、密閉型圧縮機及び冷凍装置に関する。
従来の密閉型圧縮機として、特許文献1の圧縮機が知られている。この圧縮機では、クランクシャフトの上端を軸支するメインフレーム、及び、クランクシャフトの下端を軸支するベアリングフレームを備えている。
CN203962324号公報
上記特許文献1の圧縮機では、メインフレームの軸受孔とベアリングフレームの軸受孔との同軸度の精度が高くなるように、メインフレーム及びベアリングフレームを組み立てることは困難であり、作業性に劣っている。しかしながら、これらの同軸度が悪いと、クランクシャフトとメインフレーム及びベアリングフレームとの摺動損失の増加を招いてしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、摺動損失の増加を抑制しつつ、作業性の向上を図ることができる密閉型圧縮機及び冷凍装置を提供することを目的としている。
本発明のある態様に係る密閉型圧縮機は、冷媒ガスを圧縮する圧縮要素と、ステータ及びロータを有し、且つ、前記圧縮要素を駆動する電動要素と、前記圧縮要素及び前記電動要素を収容する密閉容器と、を備え、前記圧縮要素は、主軸部、及び、前記主軸部に偏心して設けられた偏心軸部を有するクランクシャフトと、筒形状のシリンダボアを有するブロックと、前記偏心軸部にコンロッドを介して連結され、且つ、前記シリンダボア内に往復自在に設けられたピストンと、を有し、前記ブロックには、第1軸受孔を有し、且つ、前記第1軸受孔に挿通された前記主軸部の第1部分を軸支する第1フレームと、第2軸受孔を有し、前記主軸部において前記第1部分を挟んで前記偏心軸部側と反対側に設けられていると共に前記第2軸受孔に挿通された第2部分を軸支し、且つ、前記第1フレームとの間に前記電動要素を挟むように配置された第2フレームと、が一体的に形成されている。
本発明の別の態様に係る冷凍装置は、密閉型圧縮機、放熱器、減圧装置及び吸熱器を配管によって環状に連結した冷凍サイクルを備えている。
本発明は、上記構成を有し、摺動損失の増加を抑制しつつ、作業性の向上を図ることができる密閉型圧縮機及び冷凍装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態1に係る密閉型圧縮機を示す断面図である。 図1のブロック及び電動要素を下方から視た図である。 図1のブロック、電動要素及び心出し冶具を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷凍装置を概略的に示す断面図である。
第1発明に係る密閉型圧縮機は、冷媒ガスを圧縮する圧縮要素と、ステータ及びロータを有し、且つ、前記圧縮要素を駆動する電動要素と、前記圧縮要素及び前記電動要素を収容する密閉容器と、を備え、前記圧縮要素は、主軸部、及び、前記主軸部に偏心して設けられた偏心軸部を有するクランクシャフトと、筒形状のシリンダボアを有するブロックと、前記偏心軸部にコンロッドを介して連結され、且つ、前記シリンダボア内に往復自在に設けられたピストンと、を有し、前記ブロックには、第1軸受孔を有し、且つ、前記第1軸受孔に挿通された前記主軸部の第1部分を軸支する第1フレームと、第2軸受孔を有し、前記主軸部において前記第1部分を挟んで前記偏心軸部側と反対側に設けられていると共に前記第2軸受孔に挿通された第2部分を軸支し、且つ、前記第1フレームとの間に前記電動要素を挟むように配置された第2フレームと、が一体的に形成されている。
この構成によれば、第1フレームの第1軸受孔及び第2フレームの第2軸受孔が同軸に配置されるようにブロックを形成することができる。これにより、ブロックには第1フレーム及び第2フレームが一体的に形成されているため、これらの組み立て作業が必要なく、作業性に優れている。また、第1軸受孔及び第2軸受孔に挿通された主軸部と第1フレーム及び第2フレームとの摺動損失の増加を抑制することができる。
第2発明に係る密閉型圧縮機は、第1の発明において、前記ブロックは、前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する連結部、及び、前記第1フレームと前記第2フレームとの間において前記主軸部を挟んで前記連結部側と反対側に開口する開口部をさらに有し、前記連結部は、前記開口部よりも前記シリンダボア側に配置されていてもよい。
本発明によれば、開口部から第1フレームと第2フレームとの間に電動要素を組み込むことができ、作業性に優れている。また、シリンダボアを連結部が支持することによりブロックの変形を防止することができる。
第3発明に係る密閉型圧縮機は、第1又は2の発明において、前記第1部分の直径は、前記第2部分の直径よりも大きくてもよい。
本発明によれば、第2部分の直径は、第1部分が挿通する第1フレームの第1軸受孔の直径よりも小さくなる。これにより、第2部分を第1軸受孔に通過させてから第2軸受孔に挿入する際、第2部分が第1フレームに接触しにくく、第1フレーム及び第2部分の損傷を防止することができる。
第4発明に係る密閉型圧縮機は、第1〜3のいずれかの発明において、前記ロータは、前記主軸部において前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分に固定された円筒形の固定部を有し、前記固定部の内径は、前記第2部分の直径よりも大きくてもよい。
本発明によれば、第2部分の直径は、固定部の内径よりも小さい。これにより、第2部分を固定部内に通過させてから第2フレームに挿入する際、第2部分が固定部内に接触しにくく、第2部分の損傷を防止することができる。
第5発明に係る密閉型圧縮機は、第1〜4のいずれかの発明において、前記ロータは、前記主軸部における前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分に固定された円筒形の固定部を有し、前記固定部の内径は、前記第1部分の直径よりも小さくてもよい。
本発明によれば、第2部分を固定部内に挿入してから、第3部分を固定部内に圧入する。この際、第3部分よりも第2部分側と反対側の第1部分は、固定部内に挿入されずに、固定部に当接する。このため、第3部分と固定部との位置決めを容易に行うことができる。
第6発明に係る密閉型圧縮機では、第4又は5の発明において、前記第2部分は、前記第3部分の前記固定部への圧入時に、前記第3部分側と反対側の端が前記第2軸受孔に達する長さを有していてもよい。
本発明によれば、第3部分を固定部内に圧入する際、第2部分が第2軸受孔に既に挿入されている。このため、圧入時の大きな力が第2部分に作用しても、第2部分が第2フレームに接触し、第2フレーム及び第2部分が損傷することを防止することができる。
第7発明に係る密閉型圧縮機では、第1〜6のいずれかの発明において、前記ピストンの往復方向において、前記第1フレーム及び前記第2フレームのうちの一方のフレームの長さは、前記一方のフレームよりも上方にある他方のフレームの長さよりも長くてもよい。
本発明によれば、例えば、第1フレーム及び第2フレームのうちの下方にあるフレームを、密閉容器に対して支持する。この場合、下方のフレームにおいて支持範囲を広く採ることができ、ブロックを安定して支持することができる。
第8発明に係る密閉型圧縮機では、第1〜7のいずれかの発明において、前記ピストンの往復方向及び前記クランクシャフトの軸方向に直交する方向において、前記第2フレームにおいて前記電動要素に重なる範囲の長さは、前記ステータと前記ロータとの間の環状スペースの直径よりも小さくてもよい。
本発明によれば、例えば、環状スペースに心出し冶具を挿入し、電動要素のステータとロータとを同軸に配置する。そして、心出し冶具の間にブロックの第2フレームを挿入することにより、電動要素とブロックとを容易に組み立てることができ、作業性に優れている。
第9発明に係る冷凍装置は、第1〜8発明のいずれかの密閉型圧縮機、放熱器、減圧装置及び吸熱器を配管によって環状に連結した冷凍サイクルを備えている。本発明によれば、上記のような密閉型圧縮機によって、冷凍装置のエネルギー効率及び生産性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、クランクシャフトの主軸部側よりも偏心軸部側を上側、その反対側を下側として説明するが、密閉型圧縮機の配置はこれに限定されない。
(実施の形態1)
<密閉型圧縮機の構成>
実施の形態1に係る密閉型圧縮機100は、図1に示すように、冷媒ガス106を圧送する機器であって、例えば、冷凍サイクルに用いられる。冷凍サイクルを用いた装置としては、例えば、家庭用機器及び業務用機器が例示される。この家庭用機器としては、例えば、電気冷蔵庫などの冷凍装置、及び、エアーコンディショナー等が挙げられ、業務用機器としては、例えば、業務用ショーケース及び自動販売機等の冷凍装置が挙げられる。
密閉型圧縮機100は、圧縮機本体104及び密閉容器101を有し、圧縮機本体104は、電動要素102及び圧縮要素103を有している。密閉容器101は、例えば、鉄板の絞り成型によって形成されている。密閉容器101は、圧縮機本体104を内部空間に収容し、内部空間を密閉している。圧縮機本体104は、サスペンションスプリング105等の弾性部材によって密閉容器101に弾性的に支持されている。
また、密閉容器101には、冷媒ガス106が封入されると共に、潤滑油107が貯留されている。冷媒ガス106には、例えば、地球温暖化係数の低い炭化水素系のR600a等の熱媒体が用いられる。潤滑油107は、例えば、圧縮要素103の潤滑に用いられ、密閉容器101の下部に貯められている。
さらに、密閉容器101には、吸入パイプ(図示せず)及び吐出パイプ(図示せず)が接続されている。吸入パイプ及び吐出パイプは、一端が密閉容器101の内部空間に連通し、他端が冷凍サイクルの配管(図示せず)に接続されている。これにより、冷媒ガス106は、吸入パイプを介して密閉容器101に流入し、密閉容器101内の圧縮要素103により圧縮されて吐出パイプを介して吐出される。
電動要素102は、ステータ127及びロータ126を有し、これらにより圧縮要素103を駆動する。ロータ126は、例えば、ヨーク及び磁石126dを有し、ヨークは、天面部126a、側面部126b及び固定部126cを有している。
固定部126cは、円筒形状であって、貫通孔126eを有している。天面部126aは、円環形状であって、固定部126cから径方向の外側へ拡がっている。なお、固定部126cは、天面部126aよりも下方へ延びているが、天面部126aよりも上方に突出していてもよい。
側面部126bは、円筒形状であって、固定部126cの周囲を囲むように固定部126cと同軸に設けられ、天面部126aの外周縁から下方に延びている。この天面部126aの下方であって、側面部126bの内側に、ステータ127が配置されている。このため、ステータ127の周囲は、ロータ126により取り囲まれている。
磁石126dは、側面部126bとステータ127との間において、側面部126bの内周面に取り付けられている。これにより、ロータ126がステータ127の周囲を回転する。このため、電動要素102はアウターロータ型モータである。
ステータ127は、円筒形であって、ロータ126の内側においてロータ126と同軸に配置されており、鉄心及び巻線を有している。巻線は鉄心に巻き回されて、その端が電源に接続されたインバータ回路に接続されている。このインバータ回路により電動要素102の駆動周波数が制御されて、電動要素102は複数の周波数で駆動される。
圧縮要素103は、クランクシャフト109、ピストン111、コンロッド112及びブロック110を備えている。なお、ピストン111が往復する方向を往復方向と称し、クランクシャフト109の中心軸の方向を軸方向と称し、往復方向及び軸方向に直交する方向を直交方向と称する。また、クランクシャフト109の軸方向が上下方向に延びている場合について説明するが、密閉型圧縮機100の配置方向はこれに限定されない。
クランクシャフト109は、剛性の高い鋳物等によって形成され、主軸部109a、偏心軸部113及び鍔部109bを有している。主軸部109a及び偏心軸部113は、中心軸が軸方向に延びる円柱形であって、偏心軸部113は主軸部109aに対して偏心して設けられている。鍔部109bは、軸方向において偏心軸部113と主軸部109aとの間に設けられ、軸方向に直交する方向に拡がっている。
主軸部109aは、第1部分114、第2部分115及び第3部分128を有している。第1部分114、第3部分128及び第2部分115は、それぞれ円柱形であって、同軸にこの順で配置されている。軸方向において、第1部分114の上端が鍔部109bを介して偏心軸部113に接続され、第1部分114の下端が第3部分128の上端に接続され、第3部分128の下端が第2部分115の上端に接続されている。
第3部分128の直径は、第1部分114の直径よりも小さく、第2部分115の直径よりも大きい。このため、主軸部109aは、偏心軸部113側(上端側)から反対側(下端側)に向かって、直径が段階的に小さくなっている。第2部分115の下部は、潤滑油107に浸漬している。
また、主軸部109aの第3部分128がロータ126の固定部126cの貫通孔126eに圧入され固定されるように、第3部分128の直径は、貫通孔126eの周囲を取り囲む固定部126cの内周面の直径(固定部126cの内径)よりも僅かに大きい。このため、第1部分114の直径は固定部126cの内径よりも大きく、第2部分115の直径は固定部126cの内径よりも小さい。
ブロック110は、シリンダボア117、第1フレーム118、第2フレーム121、連結部141及び開口部142を有し、これらは一体的に形成されている。このため、部品点数を抑え、製品コストを抑制することができる。また、これらの組み立てが必要なく、作業性に優れている。
シリンダボア117は、往復方向に中心軸が延びる円筒形であって、第1フレーム118よりも上方に内部空間を有している。シリンダボア117内には、シリンダボア117の一方開口側からピストン111が往復自在に嵌入されている。シリンダボア117の他方開口117aはバルブプレートにより覆われ、バルブプレートがシリンダヘッド125によりシリンダボア117に固定されている。これにより、シリンダボア117、ピストン111及びバルブプレートにより周囲が囲まれた圧縮室116が形成される。
ピストン111は、コンロッド112の小孔部に挿入されたピストンピン(図示せず)によりコンロッド112の一端に接続されている。また、コンロッド112の他端の大孔部123には偏心軸部113が嵌められている。これにより、ピストン111はコンロッド112を介して偏心軸部113に連結されている。このピストンピンの中心軸は偏心軸部113の中心軸に平行に配置されている。
このため、偏心軸部113の回転によってシリンダボア117内にてピストン111が往復運動する。この際、吸入バルブが開き、圧縮室116を覆うバルブプレートの吸入孔が開いて、ここから圧縮室116に冷媒ガス106が吸引される。
一方、吸入バルブによって吸入孔が閉じて、圧縮室116で圧縮された冷媒ガス106は、バルブプレートの吐出孔を介して圧縮室116からシリンダヘッド125の吐出空間に吐出される。そして、吐出空間に連通する吐出パイプにより、冷媒ガス106は密閉型圧縮機100から吐出される。
図1〜図3に示すように、第1フレーム118は、例えば、軸方向に直交する断面が略三角形状の平板形状であって、往復方向における長さS1は、直交方向における長さW1よりも短い。
第1フレーム118は、スラスト面119及び第1軸受孔118aを有している。第1フレーム118の上面(スラスト面119)は、軸方向に直交する方向に拡がっている。スラスト面119上には、ボールベアリング120が配置されている。ボールベアリング120は、スラスト面119とクランクシャフト109の鍔部109bとの間において、クランクシャフト109の荷重を支持している。
第1軸受孔118aは、軸方向に延びて、第1フレーム118を貫通している。この第1軸受孔118aに、主軸部109aの第1部分114が回転自在に挿入されている。第1軸受孔118aの周囲を取り囲む第1フレーム118の内周面(第1被摺動面)は、第1部分114を軸支する。このため、第1部分114の外周面のうち、第1被摺動面に対向する部分(第1摺動面)は、第1被摺動面上を摺動する。
第2フレーム121は、例えば、軸方向に直交する断面が略T字状の平板形状であって、本体部分121c及び取付部分121dを有している。取付部分121dは直交方向に延び、本体部分121cは、取付部分121dから往復方向に延びている。
取付部分121dは、軸方向において連結部141と重なって、連結部141に接続されている。本体部分121cは、連結部141から突出し、軸方向において電動要素102に重なっている。
往復方向における第2フレーム121の長さS2は、直交方向における第2フレーム121の本体部分121cの長さW2、及び、第1フレーム118の長さS1よりも長い。また、第2フレーム121の長さW2は、第1フレーム118の長さW1よりも短い。
また、第2フレーム121は、第2軸受孔121aを有している。第2軸受孔121aは、軸方向に延びて、第2フレーム121の本体部分121cを貫通している。第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aは同軸になるように、ブロック110に加工されている。このため、第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aは同軸になるように、第1フレーム118及び第2フレーム121を組み立てる必要がなく、作業性に優れている。また、第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aの同軸度を高く維持することができる。
第2軸受孔121aに、主軸部109aの第2部分115が回転自在に挿入されている。第2軸受孔121aの周囲を取り囲む第2フレーム121の内周面(第2被摺動面)は、第2部分115を軸支する。このため、第2部分115の外周面のうち、第2被摺動面に対向する部分(第2摺動面)は、第2被摺動面上を摺動する。
連結部141は、例えば、1本、ブロック110に設けられ、軸方向に延びて、その上端が第1フレーム118に接続され、下端が第2フレーム121に接続されている。この第1フレーム118及び第2フレーム121は、往復方向に連結部141から延びている。このため、連結部141、第1フレーム118及び第2フレーム121は、第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aの各中心軸、並びに、連結部141を通る断面が、略C字状になるように配置されている。そして、第1フレーム118と第2フレーム121との間では、往復方向において連結部141と対向する位置に開口部142が配置される。
第1フレーム118の下面と第2フレーム121の上面との間にステータ127及びロータ126が配置されている。ここで、第1フレーム118、第2フレーム121及びロータ126は、第1軸受孔118a、第2軸受孔121a及び貫通孔126eが同軸になるように、配置されている。
そして、主軸部109aの第1部分114が第1軸受孔118aに挿入され、第2部分115が第2軸受孔121aに挿入され、第3部分128が貫通孔126eに挿入されるように、クランクシャフト109が配置されている。この第2部分115の下端は、第2フレーム121の下面よりも下方に突出しており、潤滑油107に浸漬している。
また、ステータ127の鉄心の下面は、第2フレーム121の上面に当接している。この鉄心の第1挿入孔127a及び第2フレーム121の第2挿入孔121bに挿入されているボルト等の固定部材129によって、鉄心と第2フレーム121とは固定されている。
連結部141において開口部142側の面(曲面141a)は、第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aの中心軸を中心に円弧状に湾曲している。この曲面141aは、ロータ126の側面部126bに対向し、この側面部126bに沿っている。このため、ブロック110を大型化することなく、ロータ126と連結部141との間には一定の間隔を空けることができる。
また、連結部141の曲面141aの中心角は、例えば、180度以下である。また、連結部141は、第1軸受孔118aの中心軸を通り、且つ、往復方向に延びる平面F(図2)に対して対称な形状を有している。これにより、開口部142は、往復方向において主軸部109aを挟んで連結部141側と反対側に開口している。さらに、連結部141の曲面141aの中心角は、好ましくは90度以下である。これにより、開口部142は、往復方向において主軸部109aを挟んで連結部141側と反対側だけでなく、主軸部109aよりも直交方向においても開口している。
また、往復方向において、連結部141は開口部142よりもシリンダボア117側に配置されている。そして、連結部141は、シリンダボア117の他方開口117a側が軸方向に重なるように、シリンダボア117の下に配置されている。これにより、連結部141は、シリンダボア117を支えることができ、ブロック110の剛性の向上を図ることができる。よって、シリンダボア117が傾斜しブロック110が変形することを防止し、シリンダボア117とピストン111との間における摺動抵抗の上昇を抑制することができる。
<密閉型圧縮機の動作>
密閉型圧縮機100において、インバータ回路を介して電源から電動要素102のステータ127に通電されると、ステータ127に磁界が発生し、ロータ126が回転する。この電流の周波数をインバータ回路により制御されることにより、周波数に応じてロータ126の回転速度が変化する。
この回転によりクランクシャフト109が回転し、偏心軸部113の回転に伴いピストン111がシリンダボア117内を往復運動する。これにより、冷媒ガス106が、圧縮室116に吸入されて、圧縮室116内で圧縮され、圧縮室116から吐出される。
<密閉型圧縮機の組み立て>
図3に示すように、心出し治具131を用いて、ロータ126及びステータ127を組み立てる。心出し治具131は、例えば、シクネスゲージであって、基部131a、把手131b、及び、複数(例えば、10枚)のリーフ132を有している。基部131aは円盤形状であって、基部131aの直径はステータ127の外径と等しい。基部131aの下面には円柱形の把手131bが取り付けられており、把手131bは基部131aから下方へ延びている。
リーフ132は、例えば、金属製の薄い平板であって、互いに平行な一対の面を有している。10枚のリーフ132における、一対の面の間の厚みは、同じに形成されている。また、10枚のリーフ132をロータ126の内周面とステータ127の外周面との間の環状スペース130にリーフ132を挿入したい状態で、環状スペース130が均一になるように、リーフ132の厚みは設定されている。
リーフ132は、基部131aから上方に延びている。10枚のリーフ132は、第1組の5枚のリーフ132aと、第2組の5枚のリーフ132bとに分けられている。第1組のリーフ132aは基部131aの周方向に互いに所定の間隔を空けて配置され、第2組のリーフ132bは基部131aの周方向に互いに所定の間隔を空けて配置されている。
基部131aの周方向において、第1組のリーフ132aと、第2組のリーフ132bとの間には、第1間隔部133a及び第2間隔部133bが配置されている。この第1間隔部133a及び第2間隔部133bは、互いに隣接する第1組のリーフ132a間の間隔、及び、互いに隣接する第2組のリーフ132b間の間隔よりも広い。
このような心出し治具131のリーフ132を、ステータ127とロータ126との環状スペース130に挿入する。これにより、ステータ127とロータ126とが同軸に配列される。ここで、軸方向において、リーフ132の長さはステータ127及びロータ126(電動要素102)の各長さよりも長く、電動要素102と基部131aとの間には空間が設けられている。
続いて、ブロック110の開口部142から電動要素102を第1フレーム118と第2フレーム121との間に挿入する。これにより、第2フレーム121の上面が電動要素102の下面に対向し、第2フレーム121の下面が心出し治具131の基部131aの上面に対向するように、第1間隔部133aから電動要素102と基部131aとの間に第2フレーム121が挿入される。
ここで、第2フレーム121を往復方向に挿入する場合、図2に示すように、第2フレーム121において電動要素102に重なる範囲の長さW2は、環状スペース130の直径Reよりも小さい。具体的には、環状スペース130の直径Reは、ロータ126の内径である。
このため、環状スペース130は、直交方向において第2フレーム121よりも外側に配置され、外方に現れている。よって、環状スペース130にリーフ132が挿入されている状態で、第2フレーム121は、第1組のリーフ132aと第2組のリーフ132bとの間を通り、これらの間の第2間隔部133bから往復方向に突出する。
また、図1及び図2に示すように、電動要素102の基部131a側と反対側(上側)に、第1フレーム118が配置される。これにより、軸方向において第1フレーム118と第2フレーム121との間に電動要素102が挟まれる。
続いて、ステータ127の第1挿入孔127a及び第2フレーム121の第2挿入孔121bに固定部材129を挿入し、ステータ127と第2フレーム121とを仮止めする。
そして、第1フレーム118の第1軸受孔118a、固定部126cの貫通孔126e及び第2フレーム121の第2軸受孔121aにこの順で、主軸部109aを第2部分115側から挿入する。この第2部分115の直径は、第1軸受孔118a及び貫通孔126eの各直径よりも小さい。このため、第2部分115が第1フレーム118及び固定部126cに当たることなく、第2部分115を第2軸受孔121aに差し入れることができる。これにより、第1フレーム118及び第2部分115の損傷を防止することができる。
そして、貫通孔126eに第3部分128を圧入する。これにより、第1軸受孔118a及び第2軸受孔121aに対して貫通孔126e及び主軸部109aが同軸に配置される。
ここで、第2部分115の長さL1は、固定部126cの第1フレーム118側の端(上端)から第2フレーム121の固定部126c側の端(上端)までの長さL2よりも長い。このため、第3部分128を固定部126cの貫通孔126eに圧入し始める時に、第2部分115は、第3部分128側と反対側の端(下端)が第2フレーム121の第2軸受孔121aに達する長さを有している。これにより、第3部分128が貫通孔126e上にあるとき、第2部分115の下端が第2軸受孔121aに既に差し込まれている。よって、第3部分128を貫通孔126eに圧入している際に、第2部分115に大きな力が作用しても、第2部分115は第2フレーム121にこじることなく第2軸受孔121aに挿入される。よって、第2フレーム121及び第2部分115の損傷を防止することができる。
また、第1部分114の直径は第3部分128の直径よりも大きく、第3部分128から第1部分114へ拡径する段差面がこれらの間に設けられている。また、第3部分128が挿入される貫通孔126eの直径よりも、第1部分114の直径が大きい。これにより、第3部分128を貫通孔126eに圧入した後、段差面が固定部126cの上端に当接する。これにより、固定部126cと第3部分128との位置決めを容易に行うことができる。
また、第2軸受孔121aの直径は、第1軸受孔118aの直径よりも小さい。この第2軸受孔121aの周囲を取り囲む第2被摺動面と、第2軸受孔121aに挿入される第2部分115の第2摺動面との間の荷重(軸受荷重)は、第1軸受孔118aの周囲を取り囲む第1被摺動面と、第1軸受孔118aに挿入される第1部分114の第1摺動面との間の荷重(軸受荷重)よりも小さい。これにより、第2被摺動面に対する第2摺動面の摺動損失を低減することができる。
続いて、第1挿入孔127a及び第2挿入孔121bに挿入された固定部材129を締結することによって、ステータ127と第2フレーム121とを固定する。これにより、電動要素102がブロック110に取り付けられたため、環状スペース130からリーフ132を抜き取り、電動要素102から心出し治具131を取り外す。
それから、ブロック110をサスペンションスプリング105を介して密閉容器101に取り付ける。このサスペンションスプリング105は、一端が密閉容器101の底部に固定され、他端が支持部材143によりブロック110の第2フレーム121の下面に固定されている。支持部材143は、本体部分121cにおいて取付部分121d側と反対側の端(先端)側、及び、取付部分121dの両端側にそれぞれ配置されている。これにより、支持部材143は、互いに離れるように配置されている。
また、第2フレーム121の長さS2は第1フレーム118の長さS1よりも長い。このため、第2フレーム121において、取付部分121dに設けられた支持部材143から離れた位置に、本体部分121cの支持部材143を設けることができる。よって、支持部材143により囲まれた面積を広く採ることができ、密閉容器101に対してブロック110を安定的に支持することができる。
<変形例1>
図1では、ロータ126の天面部126aをステータ127よりも上方に配置した。ただし、ロータ126の天面部126aをステータ127よりも下方に配置してもよい。この場合、ステータ127の鉄心の上面を、第1フレーム118の下面に当接し、鉄心の第1挿入孔127a及び第1フレーム118の挿入孔に固定部材129を挿入して締結することにより、鉄心と第1フレーム118とを固定してもよい。
この場合、電動要素102上における第1フレーム118の長さW1´を環状スペース130の直径Reよりも小さくしてもよい。これにより、環状スペース130に挿入した心出し治具131のリーフ132の間に、第1フレーム118を挿入することができる。よって、ロータ126とステータ127とを同軸にしつつ、これをブロック110に取り付けることができる。
<変形例2>
図1では、電動要素102に、ロータ126の内側にステータ127が配置されたアウターロータ型モータを用いた。これに対し、電動要素102に、ステータ127の内側にロータ126が配置されたインナーロータ型モータを用いてもよい。
この場合も、ブロック110は、シリンダボア117、第1フレーム118及び第2フレーム121を有し、これらが一体的に形成されている。これにより、摺動損失の増加を抑制しつつ、作業性の向上を図ることができる。
なお、環状スペース130の直径Reは、環状のステータ127の内径である。この場合、第2フレーム121において電動要素102に重なる範囲の長さW2は、環状スペース130の直径Reよりも小さい。これにより、上記と同様に、ロータ126とステータ127とを同軸にしつつ、これをブロック110に取り付けることができる。
<変形例3>
図1では、偏心軸部113が主軸部109aよりも上方になるように、圧縮機本体104が密閉容器101に収容されていた。これに対し、偏心軸部113が主軸部109aよりも下方になるように、圧縮機本体104が密閉容器101に収容されていてもよい。
この場合、ブロック110では、第1フレーム118が第2フレーム121よりも下方に配置される。このため、第1フレーム118の下面に支持部材を介してサスペンションスプリング105に固定される。
また、第1フレーム118の長さS1は第2フレーム121の長さS2よりも長い。このため、第1フレーム118の下面において支持部材により囲まれた面積を広く採ることができ、密閉容器101に対してブロック110を安定的に支持することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る冷凍装置200は、図4に示すように、筐体200a及び冷凍サイクル200bを備えている。以下、冷凍装置200として冷蔵庫について説明するが、冷凍装置200は冷蔵庫に限定されない。
筐体200aは、本体201及び扉206を備えている。本体201は、例えば、直方体形状であって、開口部142及び5つの壁を有している。扉206は、本体201の開口部142を開閉するように、本体201に取り付けられている。本体201の壁、及び、扉206は、断熱材により形成されており、本体201及び扉206により囲まれた内部空間は外部から断熱されている。
例えば、筐体200aの内部空間には区画壁204が配置されており、内部空間は区画壁204により貯蔵空間202と機械室203とに区画されている。貯蔵空間202には、物品が貯蔵され、送風機(図示せず)が配置されている。
冷凍サイクル200bは、冷媒が循環する回路(冷媒回路)であって、密閉型圧縮機100、放熱器207、減圧装置208及び吸熱器209を備えており、これらは配管210によって環状に連結されている。例えば、密閉型圧縮機100、放熱器207及び減圧装置208は機械室203に配置され、吸熱器209は貯蔵空間202に配置されている。
冷凍サイクル200bにおいて、密閉型圧縮機100で圧縮された冷媒ガス106は、放熱器207において熱を放出し、常温及び高圧の液状冷媒になる。そして、この液状冷媒は、減圧装置208において低圧になり、吸熱器209で熱を吸収して、低温及び低圧の冷媒ガス106に気化して、密閉型圧縮機100に戻る。
この吸熱器209により冷却された空気は、図4の矢印に示すように、送風機によって貯蔵空間202を循環する。これにより、貯蔵空間202は冷却される。
上記の通り、冷凍装置200では、密閉型圧縮機100のブロック110において第1フレーム118及び第2フレーム121が一体的に形成されている。これにより、密閉型圧縮機100の摺動損失の増加が抑制されるため、冷凍装置200の消費電力の上昇が抑えられ、冷凍装置200のエネルギー効率の向上が図られると共に、密閉型圧縮機100における摩耗が低減されて、冷凍装置200の長寿命化が図られる。また、密閉型圧縮機100において組立作業性の向上が図られていることにより、冷凍装置200の生産性を上げることができる。
なお、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明は実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなくその構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の密閉型圧縮機及び冷凍装置は、摺動損失の増加を抑制しつつ、作業性の向上を図ることができる密閉型圧縮機及び冷凍装置等として有用である。
100 :密閉型圧縮機
101 :密閉容器
102 :電動要素
103 :圧縮要素
106 :冷媒ガス
109 :クランクシャフト
109a :主軸部
111 :ピストン
112 :コンロッド
113 :偏心軸部
114 :第1部分
115 :第2部分
117 :シリンダボア
118 :第1フレーム
118a :第1軸受孔
121 :第2フレーム
121a :第2軸受孔
126 :ロータ
126c :固定部
127 :ステータ
128 :第3部分
130 :環状スペース
110 :ブロック
141 :連結部
142 :開口部
200 :冷凍装置
200b :冷凍サイクル
207 :放熱器
208 :減圧装置
209 :吸熱器
210 :配管

Claims (9)

  1. 冷媒ガスを圧縮する圧縮要素と、
    ステータ及びロータを有し、且つ、前記圧縮要素を駆動する電動要素と、
    前記圧縮要素及び前記電動要素を収容する密閉容器と、を備え、
    前記圧縮要素は、
    主軸部、及び、前記主軸部に偏心して設けられた偏心軸部を有するクランクシャフトと、
    筒形状のシリンダボアを有するブロックと、
    前記偏心軸部にコンロッドを介して連結され、且つ、前記シリンダボア内に往復自在に設けられたピストンと、を有し、
    前記ブロックには、
    第1軸受孔を有し、且つ、前記第1軸受孔に挿通された前記主軸部の第1部分を軸支する第1フレームと、
    第2軸受孔を有し、前記主軸部において前記第1部分を挟んで前記偏心軸部側と反対側に設けられていると共に前記第2軸受孔に挿通された第2部分を軸支し、且つ、前記第1フレームとの間に前記電動要素を挟むように配置された第2フレームと、が一体的に形成されている、密閉型圧縮機。
  2. 前記ブロックは、前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する連結部、及び、前記第1フレームと前記第2フレームとの間において前記主軸部を挟んで前記連結部側と反対側に開口する開口部をさらに有し、
    前記連結部は、前記開口部よりも前記シリンダボア側に配置されている、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記第1部分の直径は、前記第2部分の直径よりも大きい、請求項1又は2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記ロータは、前記主軸部において前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分に固定された円筒形の固定部を有し、
    前記固定部の内径は、前記第2部分の直径よりも大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記ロータは、前記主軸部における前記第1部分と前記第2部分との間の第3部分に固定された円筒形の固定部を有し、
    前記固定部の内径は、前記第1部分の直径よりも小さい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記第2部分は、前記第3部分の前記固定部への圧入時に、前記第3部分側と反対側の端が前記第2軸受孔に達する長さを有している、請求項4又は5に記載の密閉型圧縮機。
  7. 前記ピストンの往復方向において、前記第1フレーム及び前記第2フレームのうちの一方のフレームの長さは、前記一方のフレームよりも上方にある他方のフレームの長さよりも長い、請求項1〜6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  8. 前記ピストンの往復方向及び前記クランクシャフトの軸方向に直交する方向において、前記第2フレームにおいて前記電動要素に重なる範囲の長さは、前記ステータと前記ロータとの間の環状スペースの直径よりも小さい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機、放熱器、減圧装置及び吸熱器を配管によって環状に連結した冷凍サイクルを備えている、冷凍装置。
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