JP2020094292A - スクリーンバスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンバスケットのサイズを抑制しつつ、製紙原料をより効率的に選別することができる技術を提供する【解決手段】本発明に係るスクリーンバスケット10は、製紙原料から異物を分離する多孔プレート20を有する。多孔プレート20は、異物の流れ方向Fに波打つ波形に形成されている。波形は、多孔プレート20を異物の流れ方向Fに辿ったときに異物の流れ方向Fに対してスクリーンバスケット10の内部に向かう方向に傾斜する第1傾斜部20aとスクリーンバスケット10の外部に向かう方向に傾斜する第2傾斜部20bとを有する。第1傾斜部20aは、第2傾斜部20bよりも、異物の流れ方向Fに対して緩やかに傾斜している。【選択図】図2

Description

本発明は、スクリーンバスケットに関し、特に、製紙原料から異物を分離する多孔プレートを有するスクリーンバスケットに関する。
従来から、製紙原料を良質繊維であるアクセプトと、プラスチックや砂などの異物であるリジェクトに選別するスクリーン装置が知られている。このようなスクリーン装置は、スクリーンバスケット及び攪拌部材を有する。攪拌部材は、スクリーンバスケット内で回転することにより、製紙原料に渦流を発生させる。スクリーンバスケットは多孔プレートを有する。多孔プレートは、アクセプトは通過できるが、リジェクトは通過できないように微細な孔が多数設けられている。こうして、渦流となった製紙原料をスクリーンバスケットによりアクセプトとリジェクトとを選別している(特許文献1参照)。多孔プレートは、引用文献1の図3に示されるように、スクリーンバスケットの円筒状の外周全体に配置される。このとき、この多孔プレートは、微細な孔は多数設けられているが、凹凸のないものが用いられている。
特開第2017−101353号公報
現在、製紙原料をより効率的に選別できるスクリーンバスケットの開発がさらに求められている。しかしながら、多孔プレートの面積を大きくするためにスクリーンバスケットの径や高さを大きくするためには、スクリーン装置自体のサイズも大きくせざるを得えなかった。
そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、スクリーンバスケットのサイズを抑制しつつ、製紙原料をより効率的に選別することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るスクリーンバスケットは、製紙原料から異物を分離する多孔プレートを有し、多孔プレートは、製紙原料の流れ方向に波打つ波形に形成されている。この態様によれば、多孔プレートの大きさを維持しながらその面積を大きくすることができる。このため、スクリーンバスケットのサイズを抑制しつつ、製紙原料をより効率的に選別することができる。
波形は、多孔プレートを製紙原料の流れ方向に辿ったときに製紙原料の流れ方向に対してスクリーンバスケットの内部に向かう方向に傾斜する第1傾斜部とスクリーンバスケットの外部に向かう方向に傾斜する第2傾斜部とを有していてもよい。第1傾斜部は、第2傾斜部よりも、製紙原料の流れ方向に対して緩やかに傾斜していてもよい。発明者による鋭意成る研究開発の結果、このように第1傾斜部、第2傾斜部を設けることにより、製紙原料が第1傾斜部から第2傾斜部に沿って流れるときに、乱流を第2傾斜部周辺に形成させることが判明した。この乱流により、固形物が多孔プレートの微細孔に入り込んで閉塞することを抑制することができる。したがってこの態様によれば、長時間の使用においても、微細孔による選別効果を維持することができる。
第2傾斜部は、製紙原料の流れ方向に対して垂直に傾斜していてもよい。この態様によれば、乱流をより効果的に形成させることができる。
同一形状の複数の多孔プレートを有し、複数の多孔プレートは、製紙原料の流れ方向に対して垂直に積層されていてもよい。この態様によれば、積層する多孔プレートの数を増減させることにより、スクリーンバスケットの高さを変化させることができるため、同一形状の多孔プレートを用いて、スクリーンバスケットの容量を簡易に変化させることができる。このため、様々なサイズのスクリーンバスケットにおいて多孔プレートを共通化することができ、スクリーンバスケットのコストを抑制することができる。
積層された複数の多孔プレートの間で複数の多孔プレートを固定する補強プレートさらに備えていてもよい。補強プレートは、複数の多孔プレートを固定すべき面に製紙原料の流れ方向に沿った溝を有していてもよい。複数の多孔プレートは、その端部が溝に挿入されてろう付けされることにより補強プレートに固定されていてもよい。多数の微細孔が設けられることから、多孔プレートは比較的薄く、多孔プレートを溶接で補強プレートに固定することは困難である。この態様によれば、比較的薄く且つ波形に形成された多孔プレートを補強プレートに適切に固定することができる。
同一形状の複数の多孔プレートを有し、複数の多孔プレートは、複数の多孔プレートが製紙原料の流れ方向に沿った一つの円を形作るように、円弧状に曲げられながら円に沿って配置されていてもよい。この態様によれば、一つの円を形作る多孔プレートの数を増減させることにより、スクリーンバスケットの径を変化させることができるため、同一形状の多孔プレートを用いて、スクリーンバスケットの容量を簡易に変化させることができる。このため、様々なサイズのスクリーンバスケットにおいて多孔プレートを共通化することができ、スクリーンバスケットのコストを抑制することができる。
複数の多孔プレートの間で複数の多孔プレートを固定する、製紙原料の流れ方向と垂直に延在する複数の補強ロッドさらに備えていてもよい。複数の補強ロッドは、複数の多孔プレートを固定すべき面に製紙原料の流れ方向と垂直に延びる溝をそれぞれ有していてもよい。複数の多孔プレートは、その端部が溝に挿入されてろう付けされることにより補強ロッドに固定されていてもよい。この態様によれば、比較的薄い多孔プレートを補強ロッドに適切に固定することができる。
(a)は、第1の実施形態に係るスクリーンバスケットの正面図であり、(b)は、第1の実施形態に係るスクリーンバスケットの上面図である。 (a)は、図1(a)のA−A断面図であり、(b)は、(a)の領域Bの拡大図である。 (a)は、多孔プレートの正面図であり、(b)は多孔プレートの上面図であり、(c)は(b)の領域Cの拡大図である。 (a)は、図2(a)から多孔プレートを取り除いた図であり、(b)は、(a)の領域Dの拡大図である。 (a)は、第2の実施形態に係るスクリーンバスケットの正面図であり、(b)は、(a)のE−E断面図である。
(第1の実施形態)
図1(a)は、第1の実施形態に係るスクリーンバスケット10正面図であり、図1(b)は、第1の実施形態に係るスクリーンバスケット10の上面図である。スクリーンバスケット10は、有底の円筒状に形成されている。スクリーンバスケット10の内部に、攪拌部材(図示せず)が収容され、攪拌部材が回転することにより、スクリーンバスケット10内部の製紙原料に渦流が発生する。第1の実施形態では、製紙原料の流れ方向F(以下、単に「流れ方向F」という)は、図1(b)に示すように、上方から見て右回りである。ただし、流れ方向Fは上方から見て左回りであってもよい。
スクリーンバスケット10は、一つのトッププレート12、一つのボトムプレート14、複数の補強プレート16、複数の補強ロッド18、及び複数の多孔プレート20を有する。トッププレート12は、ステンレスなどの金属によって円環状に形成されている。ボトムプレート14は、ステンレスなどの金属によって円盤状に形成されている。
スクリーンバスケット10の周面には、複数の多孔プレート20が配置されている。複数の多孔プレート20は、それぞれ同一形状に形成されている。多孔プレート20には、アクセプトは通過できるが、リジェクトは通過できないように微細な孔が多数設けられている。スクリーンバスケット10の周面には、複数の多孔プレート20からなる層が、流れ方向Fに対して垂直に積層されている。第1の実施形態では、8つの多孔プレート20の層が、流れ方向Fに対して垂直に積層されている。ただし、多孔プレート20の積層数が8に限られないことはもちろんである。
積層する多孔プレート20の数を増減させることにより、スクリーンバスケット10の高さを変化させることができるため、同一形状の多孔プレート20を用いて、スクリーンバスケット10の容量を簡易に変化させることができる。このため、様々なサイズのスクリーンバスケット10において多孔プレート20を共通化することができ、スクリーンバスケット10のコストを抑制することができる。
補強プレート16は、積層された複数の多孔プレート20の間で複数の多孔プレート20を固定する。補強プレート16は、ステンレスなどの金属によって円環状に形成されている。まず、外周に沿ってボトムプレート14の上面14aに複数の多孔プレート20の下端部が固定される。次に、その複数の多孔プレート20の上端部に補強プレート16の下面16bが固定される。次に、その補強プレート16の上面16aに別の複数の多孔プレート20の下端部が固定される。これを繰り返すことにより、多孔プレート20を流れ方向Fと垂直な方向に積層することができる。
トッププレート12とボトムプレート14との間に、複数の補強ロッド18が、流れ方向Fと垂直に延在するように配置されている。補強ロッド18は、ステンレスなどの金属によって直線状に形成されている。複数の補強ロッド18の各々は、各層において、流れ方向Fにおける複数の多孔プレート20の間で複数の多孔プレート20を固定する。
図2(a)は、図1(a)のA−A断面図である。多孔プレート20の各層では、同一形状の複数の多孔プレート20が、流れ方向Fに沿った一つの円を形作るように、円弧状に曲げられながら円に沿って配置されている。第1の実施形態では、各層において、6つの多孔プレート20が、一つの円を形作るように配置されている。ただし、円を形作る多孔プレート20の数が6に限られないことはもちろんである。
一つの円を形作る多孔プレート20の数を増減させることにより、スクリーンバスケット10の径を変化させることができるため、同一形状の多孔プレート20を用いて、スクリーンバスケット10の容量を簡易に変化させることができる。このため、様々なサイズのスクリーンバスケット10において多孔プレート20を共通化することができ、スクリーンバスケット10のコストを抑制することができる。
流れ方向Fにおける6つの多孔プレート20の間に、補強ロッド18が配置されている。6つの多孔プレート20の各々は、端部が補強ロッド18の側面18aに固定されている。
図2(b)は、図2(a)の領域Bの拡大図である。現在、スクリーンバスケットのサイズを抑制しつつ、製紙原料をより効率的に選別することが求められている。このため、第1の実施形態に係る多孔プレート20は、流れ方向Fに波打つ波形に形成されている。これにより、多孔プレート20の大きさを維持しながらその面積を大きくすることができる。このため、スクリーンバスケット10のサイズを抑制しつつ、製紙原料をより効率的に選別することができる。
また、多孔プレートが平板状の場合、波形に形成されている場合に比べ、多孔プレートの剛性が低い。このため、補強プレートや補強ロッドをより多く配置するか、より厚く形成する必要がある。しかしながら、補強プレートや補強ロッドには微細孔は設けられていない。このため、多孔プレートが平板状の場合、スクリーンバスケットの周面の面積における補強プレートや補強ロッドの面積の割合が高くなり、スクリーンバスケットの周面の面積に対する微細孔が設けられた領域の面積の割合が低くなる。第1の実施形態によれば、多孔プレート20が波形に形成されていることにより、多孔プレート20の剛性を高めることができる。このため、補強プレート16や補強ロッド18の数や厚さを減らすことができ、スクリーンバスケット10の周面の面積に対する微細孔が設けられた領域の面積の割合を高めることができる。このため、スクリーンバスケット10の周面に対する微細孔の開口の割合を高めることができる。
多孔プレート20の波形は、第1傾斜部20a及び第2傾斜部20bを有する。第1傾斜部20aは、多孔プレート20を流れ方向Fに辿ったときに流れ方向Fに対してスクリーンバスケット10の内部に向かう方向に傾斜する。第2傾斜部20bは、多孔プレート20を流れ方向Fに辿ったときに流れ方向Fに対してスクリーンバスケット10の外部に向かう方向に傾斜する。
第1の実施形態では、第1傾斜部20aは、第2傾斜部20bよりも、流れ方向Fに対して緩やかに傾斜している。発明者による鋭意成る研究開発の結果、このように第1傾斜部、第2傾斜部を設けることにより、製紙原料が第1傾斜部から第2傾斜部に沿って流れるときに、乱流Gを第2傾斜部周辺に形成できることが判明した。この乱流Gにより、固形物が多孔プレートの微細孔に入り込んで閉塞することを抑制することができ、長時間の使用においても、微細孔による選別効果を維持することができる。なお、第2傾斜部20bは、流れ方向Fに対して概ね垂直に傾斜している。これにより、乱流Gをより効果的に形成させることができる。
図3(a)は、多孔プレートの正面図である。第1の実施形態では、多孔プレート20は、流れ方向Fに長い長方形に形成されている。多孔プレート20は、波形部20c及び側端部20dを有する。波形部20cには、流れ方向Fに波打つ波形が形成されている。側端部20dは、流れ方向Fにおける多孔プレート20の端部である。側端部20dは平板状に形成されており、波形に形成されていない。
多孔プレート20は、平板状のパンチングメタルを型によって波形にプレス成形することによって形成される。プレス成形によって簡易に波形を形成すべく、波形は上端部20eと下端部20fの間に一貫して形成されている。したがって、多孔プレート20の上端部20e及び下端部20fは、側端部20dのように平板状に形成されていない。多孔プレート20は、直径が0.07の微細孔が0.3mmピッチで多数設けられている。
図3(b)は多孔プレートの上面図である。多孔プレート20は、スクリーンバスケット10に取り付けられていない状態では、上方から見て円弧状に形成されておらず、直線状に形成されている。
図3(c)は(b)の領域Cの拡大図である。第1の実施形態では、多孔プレート20の厚さtは、0.4mm、波形間隔Lは、5mm、波形高さHは、2mmとなっている。第1傾斜部20aと第2傾斜部20bとの間には、スクリーンバスケット10の径外側に第1曲部R1、径内側に第2曲部R2がそれぞれ設けられている。第1曲部R1、第2曲部R2の内径はそれぞれ0.5mmとなっている。なお、多孔プレート20がこれらの寸法に限られないことはもちろんである。
図4(a)は、図2(a)から多孔プレート20を取り除いた図である。補強プレート16は、複数の多孔プレート20を固定すべき面である上面16a及び下面16bに、流れ方向Fに沿った同一形状の溝16cを有している。多孔プレート20は、下端部が補強プレート16の上面16aの溝16cに挿入されてろう付けされることにより補強プレート16に固定されている。また、多孔プレート20は、上端部が補強プレート16の下面16bの溝16cに挿入されてろう付けされることにより補強プレート16に固定されている。
さらに、ボトムプレート14の上面14aにも、同一形状の溝(図示せず)が形成されている。多孔プレート20は、下端部がボトムプレート14の上面14aの溝に挿入されてろう付けされることによりボトムプレート14に固定されている。また、トッププレート12の下面12aにも、同一形状の溝(図示せず)が形成されている。多孔プレート20は、下端部がトッププレート12の下面12aの溝に挿入されてろう付けされることによりトッププレート12に固定されている。
多孔プレート20には多数の微細孔が設けられることから、多孔プレート20は比較的薄い。このため、多孔プレート20を溶接で補強プレート16や補強ロッド18に固定することは困難である。溝及びろう付けを用いることにより、比較的薄く且つ波形に形成された多孔プレート20を、トッププレート12、ボトムプレート14、及び補強プレート16、に適切に固定することができる。
第1の実施形態では、ろう付けに、治具メタル70℃(株式会社マシンソル)が用いられている。ただし、他のろう付け材でもよいことはもちろんである。
図4(b)は、図4(a)の領域Dの拡大図である。複数の補強ロッド18は、複数の多孔プレート20を固定すべき面に流れ方向Fと垂直に延びる溝18cをそれぞれ有する。複数の多孔プレート20の各々は、側端部20dが溝18cに挿入されてろう付けされることにより補強ロッド18に固定されている。溝及びろう付けを用いることにより、比較的薄い多孔プレート20を補強ロッド18に適切に固定することができる。
(第2の実施形態)
図5(a)は、第2の実施形態に係るスクリーンバスケット50の正面図であり、図5(b)は、図5(a)のE−E断面図である。第1の実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
スクリーンバスケット50は、トッププレート52、ボトムプレート54、補強プレート56、補強ロッド15、及び多孔プレート20を有する。トッププレート52、ボトムプレート54、補強プレート56は、外径がより大きいことを除き第1の実施形態のトッププレート12、ボトムプレート14、及び補強プレート16と同様である。補強ロッド58は、長さがより長いことを除き、第1の実施形態の補強ロッド18と同様である。
第2の実施形態では、11の多孔プレート20の層が、流れ方向Fに対して垂直に積層されている。第2の実施形態でも、第1の実施形態と同じ多孔プレート20を使用することができる。このように、積層する多孔プレート20の数を増減させ、且つ各層において一つの円を形作る多孔プレート20の数を増減させることにより、スクリーンバスケット10の容量を簡易に変化させることができる。
10 スクリーンバスケット,12 トッププレート,12a 下面,14 ボトムプレート,14a 上面,16 補強プレート,16a 上面,16b 下面,16c 溝,18 補強ロッド,18a 側面,18b 溝,20 多孔プレート,20a 第1傾斜部,20b 第2傾斜部,20c 波形部,20d 側端部,20e 上端部,20f 下端部

Claims (7)

  1. 製紙原料から異物を分離する多孔プレートを有し、
    前記多孔プレートは、製紙原料の流れ方向に波打つ波形に形成されていることを特徴とする、スクリーンバスケット。
  2. 前記波形は、前記多孔プレートを前記製紙原料の流れ方向に辿ったときに前記製紙原料の流れ方向に対して前記スクリーンバスケットの内部に向かう方向に傾斜する第1傾斜部と前記スクリーンバスケットの外部に向かう方向に傾斜する第2傾斜部とを有し、
    前記第1傾斜部は、前記第2傾斜部よりも、前記製紙原料の流れ方向に対して緩やかに傾斜していることを特徴とする、請求項1記載のスクリーンバスケット。
  3. 前記第2傾斜部は、前記製紙原料の流れ方向に対して垂直に傾斜していることを特徴とする、請求項2記載のスクリーンバスケット。
  4. 同一形状の複数の前記多孔プレートを有し、
    前記複数の多孔プレートは、前記製紙原料の流れ方向に対して垂直に積層されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載のスクリーンバスケット。
  5. 積層された前記複数の多孔プレートの間で前記複数の多孔プレートを固定する補強プレートさらに備え、
    前記補強プレートは、前記複数の多孔プレートを固定すべき面に前記製紙原料の流れ方向に沿った溝を有し、
    前記複数の多孔プレートは、その端部が前記溝に挿入されてろう付けされることにより前記補強プレートに固定されていることを特徴とする請求項4に記載のスクリーンバスケット。
  6. 同一形状の複数の前記多孔プレートを有し、
    前記複数の多孔プレートは、前記複数の多孔プレートが前記製紙原料の流れ方向に沿った一つの円を形作るように、円弧状に曲げられながら前記円に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載のスクリーンバスケット。
  7. 前記複数の多孔プレートの間で前記複数の多孔プレートを固定する、前記製紙原料の流れ方向と垂直に延在する複数の補強ロッドさらに備え、
    前記複数の補強ロッドは、前記複数の多孔プレートを固定すべき面に前記製紙原料の流れ方向と垂直に延びる溝をそれぞれ有し、
    前記複数の多孔プレートは、その端部が前記溝に挿入されてろう付けされることにより前記補強ロッドに固定されていることを特徴とする請求項6に記載のスクリーンバスケット。
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