JP2020093458A - 工作用作業ボード - Google Patents

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悠生 黒田
Haruki Kuroda
悠生 黒田
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Abstract

【課題】軽量で取扱い性に優れ、不使用時には省スペースで保管が可能であり、かつ、切断屑の回収も容易な工作用作業ボードを提供する。【解決手段】一方向に延びる中空部が複数、並列して形成された中空樹脂板と、該中空樹脂板の一面に形成された発泡樹脂層とを有し、前記発泡樹脂層の表面から前記中空樹脂板の他面に向かって、所定の深さで前記中空部に対して直交方向に延びる切込部が1つないし複数形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、切断作業時に床面や机面を保護するために用いる工作用作業ボードに関する。
近年、小規模な修繕や家具等を自作する、所謂、DIYを行う人が増えている。こうしたDIYにおいて、木板などを切断することは基本的な作業の1つである。木板などを室内で切断する際には、床面や作業机の机面を保護したり、切断屑の飛散を防止するために、保護部材を敷いておくことが多い。保護部材としては、例えば段ボールや新聞紙などを流用するか、あるいは専用の工作用作業用ボードを用いることが一般的である(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015−20248号公報
しかしながら、保護部材として段ボールや新聞紙など流用した場合、被切断物を切断する切断刃が容易に貫通してしまい、床面や作業机の机面を傷つけてしまう懸念がある。また、切断作業時に床面や作業机の机面から滑ってしまったり、集合住宅では切断音が階下に伝わりやすいという課題もある。
一方、特許文献1に示すようなカッティングマットは、カッターナイフなどを用いた切断作業を想定したものであり、例えば、鋸などを用いた木板の切断は想定していないので、切断屑を回収することが容易ではない。また、こうしたカッティングマットは、多くの場合、中実のゴムシートや樹脂シートから構成され、重量が重く、不使用時の保管にも広いスペースが必要になるなどの課題があった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、軽量で取扱い性に優れ、不使用時には省スペースで保管が可能であり、かつ、切断屑の回収も容易な工作用作業ボードを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の工作用作業ボードは、一方向に延びる中空部が複数、並列して形成された中空樹脂板と、該中空樹脂板の一面に形成された発泡樹脂層と、を有し、前記発泡樹脂層の表面から前記中空樹脂板の他面に向かって、所定の深さで前記中空部に対して直交方向に延びる切込部が1つないし複数形成されていることを特徴とする。
また、本発明では、前記切込部を境界にして、前記中空樹脂板の他面側を谷折りにして折り畳めるようにされていてもよい。
また、本発明では、前記中空樹脂板の他面には、目盛りが形成されていてもよい。
また、本発明では、前記中空樹脂板の他面には、切断作業時の切断方向が、前記中空部の延長方向に対して直角に延びる方向であることを示す指標が形成されていてもよい。
また、本発明では、前記中空樹脂板は、ポリプロピレンまたはポリカーボネートから構成されていても良い。
本発明によれば、軽量で取扱い性に優れ、不使用時には省スペースで保管が可能であり、かつ、切断屑の回収も容易な工作用作業ボードを提供することが可能になる。
本発明の一実施形態の工作用作業ボードを示す斜視図である。 工作用作業ボードを折り畳んだ状態を示す平面図である。 工作用作業ボードを利用した切断作業時の様子を示す模式図である。 工作用作業ボードでの切断作業後の切断屑の回収の様子を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態の工作用作業ボードについて説明する。なお、以下に示す実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(端部取付部材、壁面構造)
図1は、本発明の一実施形態の工作用作業ボードを示す斜視図である。
工作用作業ボード10は、中空樹脂板11と、この中空樹脂板の一面11aに形成された発泡樹脂層12と、を有している。
中空樹脂板11は、厚み方向に沿った内部に、一方向に延びる中空部13,13…が複数、並列して形成されている。個々の中空部13は、例えば断面が矩形を成し、中空樹脂板11の対向する2辺に平行になるように形成されている。
中空樹脂板11は、例えばポリプロピレンやポリカーボネートなどから構成され、押出成型によって成形されている。
また、中空樹脂板11の厚みは、例えば、2.0mm〜10.0mm程度である。
発泡樹脂層12は、例えば、発泡ポリエチレンシートや発泡ポリスチレンシートなどから構成される。中空樹脂板11の一面11aと発泡樹脂層12とは、熱接着により接合されている。なお、中空樹脂板11と発泡樹脂層12とは、熱接着以外にも、例えば、接着剤や両面接着シートなどによって接合されていても良い。
こうした工作用作業ボード10は、全体を2分割する位置において、発泡樹脂層12の表面12aから中空樹脂板11の他面11bに向かって、所定の深さで切込部14が形成されている。この切込部14は、中空部13に対して直交方向に延びるように形成する。切込部14の深さは、発泡樹脂層12の表面12aから中空樹脂板11の他面11bの手前側、例えば、中空樹脂板11の他面11b側が0.5mm〜1mm程度残るように形成される。なお、切込部14は、中空樹脂板11の厚みの半分程度〜2mm程度の深さまで切込を形成した後、この切込から中空樹脂板11の他面11b側どうしを対面させるように折り曲げることによって、切込がより深くなり、上述したように中空樹脂板11の他面11b側が例えば0.5mm〜1mm程度残るように形成することができる。
図2は、工作用作業ボードの切込部を手前側にして折り畳んだ状態を示す平面図である。図2に示すように、工作用作業ボード10は、上述したような切込部14によって、中空樹脂板11の他面11b側を谷折りにして2つに折り畳むことができる。なお、こうした切込部14は、本実施形態では全体を2分割する位置に1か所形成しているが、これ以外にも、工作用作業ボード10の全体を3分割する位置に2カ所形成したり、全体を4分割する位置に3カ所形成するなど、工作用作業ボード10を任意の位置で折り畳むことが可能になるように形成することができる。
例えば、切込部14を工作用作業ボード10の全体を3分割する位置に2カ所形成して、中空樹脂板11の中央部分に重ねるように、中空樹脂板11の両側を谷折りにすれば、使用時に比べてサイズを3分の1にすることができる。なお、この場合、2つの切込部14のうち、一方の切込部14が工作用作業ボード10の厚み分を巻き込んで屈折できるように、幅のある凹状に形成することが好ましい。
中空樹脂板11の他面11bは、工作用作業ボード10を用いて部材の切断作業等を行う際の作業面である。この中空樹脂板11の他面11bには、作業時の切断位置等を把握するための目安となる目盛り15が形成されている。
また、中空樹脂板11の他面11bには、作業時の角度や直径などを把握するための同心円16が形成されている。
こうした目盛り15や同心円16は、中空樹脂板11の他面11bにプリントすることで形成すればよい。
また、中空樹脂板11の他面11bには、部材等の切断作業時の切断方向を示す矢印(指標)17が形成されても良い。工作用作業ボード10を用いて部材の切断作業を行う際には、中空部13の延長方向Lに対して直角に延びる方向にすることが好ましい。これにより、切断作業時に誤って鋸歯などが中空部13まで達しても、中空樹脂板11の他面11b側の壁面が中空部13の延長方向Lに沿って割れることがない。
以上の様な構成の本実施形態の工作用作業ボード10を用いれば、DIYでの切断作業などにおいて、床面や作業台の机面の損傷を防止することができる。例えば、図3に示すように、木材Wを鋸Cで切断する際に、他面(作業面)11bが上側になるように工作用作業ボード10を敷設することで、鋸Cが木材Wを切り抜いても、鋸刃によって床面が損傷することを防止できる。
また、工作用作業ボード10が床面や作業台の机面に接する側に発泡樹脂層12を形成することによって、鋸による切断作業など工作用作業ボード10を往復動させるような応力が加わっても、工作用作業ボード10が床面や作業台の机面から滑り動いてしまうことを防止し、高い作業性を得ることができる。
また、発泡樹脂層12は、工作用作業ボード10の使用時に、工具などによって工作用作業ボード10に加わる衝撃を緩和する、優れたクッション性を発揮することができる。
さらに、発泡樹脂層12は、例えば切断作業などにおいて生じる切断音など作業音が、工作用作業ボード10から床面を介して外部に響くことを抑制し、優れた防音性を発揮することができる。
また、切断時に生じる切断屑を工作用作業ボード10によって受け止めることで、床面に切断屑が飛散することを防止できる。この時生じた切断屑は、工作用作業ボード10を切込部14に沿って2つ折りにする際に、中空樹脂板11の他面11b側の屈折部分に集めることができ(図4を参照)、容易に切断屑の処理を行うことができる。
そして、こうした工作用作業ボード10は、中空部13を有する中空樹脂板11に発泡樹脂層12を設けた簡易な構成であるため、軽量で取扱い性に優れ、かつ低コストに製造することができる。
また、切込部14によって他面11b側どうしを対面させるように折り畳むことができるので、省スペースで保管しておくことができる。
また、本発明の工作用作業ボード10を正方形に形成すれば、複数枚の工作用作業ボード10を配置して広い作業面を得る際に、縦横の長さを考慮せずに並べることができ、複数枚の工作用作業ボード10の配置作業を容易にすることができる。
また、工作用作業ボード10は、柔軟なゴムシート製などの作業マットと比較して、厚みが厚く剛性がある中空樹脂板11を有することで、複数枚の工作用作業ボード10を配置する際に、隣接する工作用作業ボード10の端部どうしが互いに重なってしまうといったことがなく、複数枚の工作用作業ボード10の配置作業を容易にすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…工作用作業ボード
11…中空樹脂板
12…発泡樹脂層
13…中空部

Claims (4)

  1. 一方向に延びる中空部が複数、並列して形成された中空樹脂板と、該中空樹脂板の一面に形成された発泡樹脂層と、を有し、
    前記発泡樹脂層の表面から前記中空樹脂板の他面に向かって、所定の深さで前記中空部に対して直交方向に延びる切込部が1つないし複数形成されていることを特徴とする工作用作業ボード。
  2. 前記切込部を境界にして、前記中空樹脂板の他面側を谷折りにして折り畳めることを特徴とする請求項1記載の工作用作業ボード。
  3. 前記中空樹脂板の他面には、目盛りが形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の工作用作業ボード。
  4. 前記中空樹脂板は、ポリプロピレンまたはポリカーボネートからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の工作用作業ボード。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062918A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Kawakami Sangyo Co Ltd 軽量剛性板およびその製造方法
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