JP2020091684A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがスキル提供者のスキルを容易に判断可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】サーバ装置10は、作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及びスキル提供者が提供するスキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信するコンテンツ送信部132と、作業実施前の画像である作業前情報と、作業の実施後の画像である作業後情報とを取得する画像取得部133と、を備え、コンテンツ送信部132は、スキル提供者、スキル提供者が提供するスキル、作業前情報、及び作業後情報を含むスキル案内コンテンツをユーザ端末に送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、作業者を評価する情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、インターネットを介して電子商取引を行う電子商取引システムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1に記載の電子商取引システムは、スキルを提供するスキル提供者、及び提供可能なスキルを、インターネットを介してユーザに案内及び販売するシステムである。
株式会社ココナラ「ココナラ−みんなの得意を売り買い、スキルのフリーマーケット」、[online]、[平成30年8月24日検索]、インターネット<URL:https://coconala.com/>
ところで、電子商取引システムを介して取引可能なスキルとして、スキル提供者が、特定の作業対象に対して作業を実施するスキルがある。例えば、自動車に対してカーナビゲーション装置等のパーツを取り付けるスキルを有するスキル提供者が、パーツの取り付けスキルを販売する場合がある。この場合、購入ユーザは、インターネット上に公開された案内コンテンツに公開された内容から、スキル提供者のスキルの高さや信頼性をユーザ自身が判断し、作業を依頼したいスキル提供者を選択する。
ここで、従来の物品を取り扱う電子商取引システムでは、物品に対する他のユーザの評価や、販売者に対する他のユーザの評価を、販売する物品とともに案内すればよい。これにより、ユーザは、商品の価値や販売者の信頼性を判断することができる。
しかしながら、スキルは物品とは異なるため、従来の物品を取り扱う電子商取引システムと同様の評価方法では、正しくスキル提供者のスキルの高さを判断することができない。例えば、ユーザがスキル提供者に、自動車のパーツの取り付け作業を依頼する際、他のユーザからの評価コメントや評価点のみでは、パーツの取り付けた後の出来栄えなどを適正に判断できない。
上述した特許文献1の電子商取引システムでは、特定の作業対象に対して作業を実施するスキルの提供と、情報やノウハウをユーザに提供するもの(オンライン上におけるスキル相談)とが混在しているが、スキル提供者の評価は、他のユーザからの評価点のみであり、ユーザは特定の作業対象に対する作業のスキルの高さを適正に判断することができない。
本発明は、インターネットを介してスキル提供者がスキルを販売する電子商取引システムにおいて、ユーザがスキル提供者のスキルを容易に判断可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信するコンテンツ送信部と、前記作業の実施前の前記作業対象の画像である作業前情報と、前記作業の実施後の前記作業対象の画像である作業後情報とを取得する画像取得部と、を備え、前記コンテンツ送信部は、前記スキル提供者、前記スキル提供者が提供する前記スキル、前記作業前情報、及び前記作業後情報を含む前記スキル案内コンテンツを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする。なお、本発明における「画像」とは、静止画と動画とを含むものである。
本発明では、画像取得部が作業対象に対する作業前後の画像である作業前情報及び作業後情報を取得する。そして、コンテンツ送信部は、スキル提供者と、提供スキルとを案内するスキル案内コンテンツにおいて、スキル提供者及びスキルとともに、作業前情報及び作業後情報をユーザ端末に送信する。
このため、ユーザは、スキル提供者が過去に実施した作業対象に対する作業前後の画像を確認しながら、作業を依頼するスキル提供者を選択することができる。つまり、ユーザは、他のユーザから評価コメントや評価点のみでは判断しにくい、スキル提供者のスキルの高さ(熟練度)を、作業前後の画像に基づいて容易に判断することができる。
本発明に係る一実施形態に係るスキル販売システムのシステム構成を示す図。 本実施形態のサーバ装置の概略構成を示すブロック図。 本実施形態において、スキルDBの一例を示す図。 本実施形態において、提供者DBに記録される提供者情報に含まれる各種情報の一例を示す図。 本実施形態におけるサーバ装置の情報処理方法を含む、スキル販売システムのスキル販売方法を示すフローチャート。 本実施形態のスキル一覧コンテンツの一例を示す図。 本実施形態のスキル案内コンテンツの一例を示す図。 本実施形態のスキル案内コンテンツの一例を示す図。 本実施形態のユーザ側メッセージコンテンツの一例を示す図。 本実施形態の提供者側メッセージコンテンツの一例を示す図。 本実施形態の保険適用に係る処理のフローチャート。
以下、本発明に係る一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るスキル販売システム1のシステム構成を示す図である。
本実施形態のスキル販売システム1は、作業対象に対する作業スキルを有するスキル提供者及びスキル提供者が提供するスキルをユーザに紹介して、スキルの売買を支援するシステムである。本実施形態では、スキル販売システム1において、作業対象が車両(自動車)であり、自動車に対して実施する各作業のスキル(例えば、カーナビゲーション装置等のパーツを装着するスキル、タイヤ交換等の消耗品を交換するスキル、傷や凹みを修理する板金修理のスキル等)を有するスキル提供者を紹介する例を示す。
このスキル販売システム1は、図1に示すように、情報処理装置であるサーバ装置10と、サーバ装置10にインターネットを介して通信可能に接続される複数のユーザ端末20と、サーバ装置10にインターネットを介して通信可能に接続される複数の提供者端末30と、を備えて構築されている。ここで、本実施形態において、ユーザ端末20は、スキル提供者にスキルの提供を依頼するユーザが操作するコンピュータであり、提供者端末30は、ユーザにスキルを提供する(つまり、自動車に対する作業を実施する)スキル提供者が管理及び操作するコンピュータである。
以下、このようなスキル販売システム1の各構成について詳細に説明する。
[サーバ装置10の構成]
図2は、本実施形態のサーバ装置10の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバ装置10は、コンピュータにより構成され、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、等を含んで構成されている。
通信部11は、ネットワークに接続されており、ネットワークを介してユーザ端末20や、ネットワーク上のその他の装置と通信する。
記憶部12は、例えばメモリ、ハードディスク等により構成された情報記録装置であり、各種情報や各種プログラムが記憶されている。
この記憶部12は、スキルデータベース(スキルDB12A)と、提供者データベース(提供者DB12B)と、ユーザデータベース(ユーザDB12C)と、を含んで構成されている。
なお、ここでは、サーバ装置10の記憶部12に、スキルDB12A、提供者DB12B、及びユーザDB12Cが設けられる例を示すが、サーバ装置10とネットワークを介して通信可能に接続された他のデータサーバに、これらのスキルDB12A、提供者DB12B、及びユーザDB12Cが設けられる構成としてもよい。
さらに、記憶部12には、サーバ装置10を情報処理装置として機能させるための情報処理プログラムが記憶されている。
(スキルDB12Aに記憶されるスキル情報)
図3は、スキルDB12Aの一例を示す図である。スキルDB12Aは、図3に示すように、自動車に対する各スキルに関するスキル種別と、各スキル種別に対応した評価対象ポイントと、が関連付けられて記録されている。
スキル種別は、スキル提供者が提供するスキルの種別であり、例えば、自動車に対する作業を分類した際の各作業の種別(例えば電装部品装着、タイヤ交換、板金修理等)が記録される。なお、スキル種別としては、各作業の種別を識別するスキル種別IDが記録されていてもよい。
また、図3に示す例では、「電装部品装着」等の1つのスキル種類のみが記録される例を示すが、これに限定されない。例えば、「電装部品装着」等の大分類スキル種別、「カーナビゲーション装置装着」等の中分類スキル種別、「Aメーカー、『〇〇ナビ』装着」等の小分類スキル種別等、スキル種別を階層的に分類した各情報が記録されていてもよい。
評価対象ポイントは、各作業に対するスキル提供者のスキルを評価する際に重視する工程を示すタイミングである。具体的には、全てのスキル種別に関し、一連の作業の実施前(作業前)、及び一連の作業の実施後(作業後)が、必須の評価対象ポイントとして記録されている。また、スキル種別毎に、それぞれの作業に応じた所定の工程に対して、評価対象ポイントが設定されている。
例えば、図3に示す例では、「電装部品装着」とのスキル種別に対して、「作業前」及び「作業後」に加え、「現使用品取り外し後」及び「配線後」の各工程が作業の実施中(作業中)における評価対象ポイントとして記録されている。つまり、電装部品を自動車に装着する場合、表面上は綺麗に電装部品が装着されているが、電装部品の裏側に配置された配線が結束バンドで纏められていない場合等、表面に出ない部分で乱雑となっている場合がある。このような場合、電装部品を装着する作業者のスキルとして、決して高いとは言えない。よって、電装部品を装着する前と、電装部品を装着した後とを比較するのみでは、正しくスキル提供者に対する評価を行うことができない。
これに対して、電装部品を装着する前と、電装部品を装着した後とに加え、電装部品の配線作業を実施する前と、配線作業を実施した後とを評価対象ポイントとする場合、表面上の綺麗さに加え、普段隠れて見えない配線部分が適切にまとめられているか否かを評価することができる。
(提供者DB12Bに記憶される提供者情報)
図4は、提供者DB12Bに記録される提供者情報の一例を示す図である。提供者DB12Bには、図4に示すように、複数の提供者情報が記録されている。
提供者情報は、提供者ID、作業場情報、プロフィール情報、支払先情報、提供スキル種別、スキル費用、対応車種、作業画像履歴、作業時間情報、及びユーザ評価情報等が記録されている。
提供者IDは、スキル提供者を識別する識別情報である。
作業場情報は、スキル提供者がスキル提供を実施する場所に関する情報である。例えば、スキル提供者が、スキル提供者の自宅で作業を行う場合は、スキル提供者の自宅の住所が記録される。また、例えば、作業場を借りて作業を行う場合や、スキルを依頼したユーザの自宅で作業を実施する場合では、作業を実施可能な地域のみが記録されていてもよい。また、スキル提供者が、ユーザが指定した場所(例えばユーザの自宅等)で作業を実施する場合では、スキル提供者が出張することが可能な地域が記録されていてもよい。
プロフィール情報は、スキル提供者のプロフィールやアピール内容が記録されている。プロフィールとしては、例えば、スキル提供者の名前やハンドルネーム、メールアドレスなどの連絡先等が挙げられる。アピール内容としては、例えば、提供スキルを業としているか否か(プロフェッショナルであるかアマチュアであるか)、提供スキルに関する資格を有しているか、提供スキルの提供年数等、スキル提供に係る信頼性を示す情報が記録される。また、プロフィール情報として、例えば整備士免許の画像等が記録されていてもよい。
支払先情報は、スキル提供の費用の支払先を示す情報であり、例えば、金融機関名や口座番号等が記録される。
提供スキル種別情報は、スキル提供者が提供するスキル種別に関する情報である。スキル種別は、上述のスキルDB12Aに記録されるスキル種別と同様に、大分類スキル種別、中分類スキル種別、小分類スキル種別等が記録されていてもよい。また、スキル種別を示すスキル種別IDが記録されていてもよい。
また、1つの提供者情報に、複数のスキル種別が記録されていてもよい。つまり、1人のスキル提供者が様々なスキルを有する場合等では、提供者情報にこれらのスキルに対応するスキル種別が記録される。
スキル費用は、各提供スキル種別情報に対してそれぞれ設けられる情報であり、スキル提供者が希望するスキルの販売価格が記録されている。
対応車種は、スキル提供者がスキルを実施した自動車の車種が記録される。
作業画像履歴は、スキル提供者がスキルを実施した際の作業前の画像(作業前情報)、作業後の画像(作業後情報)、作業中の画像(作業中情報)が記録されている。これらの画像は、上述したスキル情報に記録された評価対象ポイントの各タイミングで撮像される画像であり、例えば、スキル提供者が作業中に撮像を行い、サーバ装置10に送信することで登録される。なお、作業前情報、作業後情報、作業中情報として、それぞれ複数の静止画が記録されていてもよく、動画が記録されていてもよい。例えば、評価対象ポイントである「配線後」に対する作業中情報として、複数の角度から撮像された複数の静止画や、一連の作業の流れを撮影した動画が登録されていてもよい。
また、これらの作業画像履歴に記録される画像には、画像が撮像された時間を示すタイムスタンプが付されている。タイムスタンプは、画像内にテキスト画像として表示されていてもよく、画像データのメタデータとして、画像データに付加されるものであってもよい。
このような作業画像履歴の各画像は、例えば、スキル提供者が、ユーザからスキル提供を依頼されて、実際にスキルを提供する毎に取得されて蓄積される。
作業時間情報は、スキル提供者が作業に費やした時間を記録する。例えば、スキル提供者が実施した各作業に対する作業時間が、作業前情報のタイムスタンプ、及び作業後情報のタイムスタンプから算出されて記録される。また、同一のスキル種別に関して、複数回のスキル提供が実施されている場合では、その作業時間の平均値が記録されていてもよい。例えば、複数回の「電装品装着」の作業、及び、複数回の「タイヤ交換」の作業を実施したスキル提供者に対して、「電装品装着」のスキル提供に係る平均作業時間、「タイヤ交換」のスキル提供に係る平均作業時間が記録されていてもよい。
ユーザ評価情報は、スキルを提供した相手ユーザからの評価を記録する。ユーザ評価情報としては、機能性評価、外観評価、効率評価、接客評価等が含まれる。
機能性評価は、作業対象の機能に関する評価であり、作業対象のスキルの実施個所が適正に機能しているか否かを示す評価である。例えば、オーディオ機器を装着する作業を実施した場合、オーディオ機器が正しく音声を出力しているか否か、ラジオが受信可能であるか否か等の評価が含まれる。機能性評価としては、例えば、全機能が問題なく動く場合に「5」、一部の機能が制限されるものの、基本的な機能に関して問題なく動く場合に「4」、基本的な機能の一部が正常に動作しない場合に「3」、全ての機能が動作しない場合に「2」、全ての機能が動作せず、関連する他の部品に影響がある場合に「1」等の評価点が記録される。
外観評価は、スキル提供終了後の、作業の外眼に対するユーザが感じた評価である。つまり、本実施形態では、作業後の外観の画像である作業後情報に加えて、ユーザによる外観評価がさらに記録される。この外観評価は、例えば、もっとも良好な場合を「5」とした5段階で記録される。
効率評価は、作業における効率性に関する評価であり、例えば、非常に早い、早い、普通、遅い、非常に遅い、の5段階の評価点が記録される。
接客評価は、スキル提供者のユーザに対する接し方に関する評価であり、例えば、もっとも良好な場合を「5」とした5段階で記録される。また、接客評価として、評価コメントがさらに記録されていてもよい。
本実施形態では、機能性評価、外観評価、効率評価、及び接客評価を、5段階の評価点としているが、テキストベースの評価コメントがさらに記録されていてもよい。
これらのユーザ評価情報は、スキル提供者がスキル提供を実施する毎に、ユーザ端末20から送信される情報であり、作業を実施する毎に蓄積される。また、ユーザ評価情報として、スキル種別毎の平均点が記録されていてもよく、全てのスキル種別における平均点が記録されていてもよい。
(ユーザDBに記録されるユーザ情報)
ユーザDB12Cには、スキル販売システム1を利用するユーザに関するユーザ情報が記録される。ユーザ情報は、ユーザID、ユーザプロフィール情報、所有車両情報、依頼評価情報、及び依頼履歴等を含む。
ユーザIDは、個々のユーザを識別するための情報である。
ユーザプロフィール情報は、ユーザの連絡先、ユーザの居所等の活動圏等を記録する。
所有車両情報は、ユーザが所有する自動車に関する情報である。この所有車両情報としては、例えば、ユーザが所有する自動者のメーカー名、車種、年式等の車両情報が含まれる。
依頼評価情報は、ユーザがスキル提供者のスキル提供(自動車に対する作業)を依頼した際の、スキル提供者によるユーザの評価である。依頼評価情報としては、例えば、ユーザのスキル提供者に対する接し方等に関する評価が記録されている。
依頼履歴は、ユーザが依頼したスキル提供の履歴であり、依頼した作業の内容や、作業対象部位、依頼したスキル提供者を示す情報(例えば、提供者ID)、作業依頼日時等を含む。また、同一箇所への作業回数等の集計情報が記録されていてもよい。
(制御部13の機能構成)
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成される。制御部13は、記憶部12等に記憶されているプログラムをRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
そして、制御部13は、記憶部12に記憶された情報処理プログラムを読み取り実行することで、図2に示すように、登録部131、コンテンツ送信部132、画像取得部133、ユーザ評価受信部134、スキル評価部135、決済処理部136、及び保険適用判定部137等として機能する。
登録部131は、提供者端末30から送信されたスキル提供者のスキルを登録する旨の登録要求を受け付け、提供者情報を更新する。
コンテンツ送信部132は、スキル提供者、スキル提供者が提供するスキル、スキル提供者に対する評価を含むスキル案内コンテンツ等のコンテンツ情報をユーザ端末20に送信する。
画像取得部133は、スキル提供者がスキル提供を実施した際に、作業画像(作業前情報、作業後情報、及び作業中情報)を受信する。本実施形態では、これらの作業画像は、提供者端末30から送信されるものとする。
ユーザ評価受信部134は、ユーザ端末20からユーザ評価情報を受信する。
スキル評価部135は、画像取得部133により取得された作業画像に基づいて、スキル提供者のスキルを評価する。本実施形態では、スキル評価部135は、スキル提供者のスキルとして、作業の効率性を示す作業時間を算出する。
決済処理部136は、ユーザ端末20に対して、スキル提供に係る費用の支払いを案内する支払案内コンテンツを送信してオンライン決済処理を促す。この決済処理は、例えば銀行振込による支払であってもよく、クレジットカードを用いた支払であってもよい。本実施形態では、サーバ装置10は、銀行やクレジットカード会社等が管理する金融機関サーバと提携し、インターネットを介してこれらの金融機関サーバと通信可能に接続されている。このため、決済処理部136は、ユーザからスキル提供に係る費用を支払った旨のユーザ決済情報を、金融機関サーバから取得することができる。
また、決済処理部136は、スキル提供者が指定する支払先に、ユーザが支払ったスキル購入費用からシステム利用料を差し引いた金額を振り込む決済処理を実施する。
本実施形態のスキル販売システム1では、ユーザが、仲介者に対してスキル提供に係るスキル購入費用を支払った後、仲介者がスキル提供者に、スキル購入費用から所定のシステム利用費を差し引いた額を支払う。このシステム利用料は、スキル購入費用に対して所定割合の金額であってもよく、固定金額であってもよい。システム利用料は、スキル販売システム1を提供する仲介者の利益であるとともに、スキル提供者が、スキル提供の作業時に、自動車や自動車に装着するパーツに損傷を与えてしまった場合の保険金として利用される。
なお、本実施形態では、スキル提供に係る費用の一部をシステム利用料とし、システム利用料を保険金としても利用する例を示すが、これに限定されない。スキル提供者が、保険会社が提供する保険に加入してもよい。
また、スキル提供者が受け取るスキル提供に係る費用の一部をシステム利用料としたが、スキル提供者が要望するスキル費用に所定のシステム利用料を加算した金額を、スキル提供を依頼するユーザに請求してもよい。
保険適用判定部137は、提供者端末30から保険を利用する旨の保険要請情報を受信した際に、保険適用が可能な範囲であるか否かを判定する。
[ユーザ端末20及び提供者端末30の構成]
ユーザ端末20は、上述のように、ユーザが保有するコンピュータであり、例えばスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等により構成される。つまり、ユーザ端末20は、各種情報を表示させる表示ディスプレイ、各種情報を入力操作するための入力操作部、インターネットを介してサーバ装置10等を通信する通信部、各種情報を記憶する記憶部、及びユーザ端末20を制御する制御部等を含んで構成される。
提供者端末30は、上述のように、スキル提供者が保有及び管理するコンピュータであり、例えばスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等により構成される。つまり、提供者端末30は、各種情報を表示させる表示ディスプレイ、各種情報を入力操作するための入力操作部、インターネットを介してサーバ装置10等を通信する通信部、各種情報を記憶する記憶部、及び提供者端末30を制御する制御部等を含んで構成される。
[情報処理方法]
次に、上述したようなスキル販売システム1における情報処理方法について説明する。
図5は、サーバ装置10の情報処理方法を含む、スキル販売システム1におけるスキル販売方法を示すフローチャートである。
本実施形態のスキル販売システム1では、まず、スキル提供者は、提供者端末30から提供者情報の登録に必要な各種情報をサーバ装置10に送信する。各種情報としては、提供者の名前やメールアドレス等の連絡先、スキル提供(作業)を行う作業場、提供可能なスキル種別、スキル費用等が含まれる。登録部131は、これらの情報を受信すると、提供者情報を作成または更新する。
この後、サーバ装置10は、ユーザ端末20からスキル案内コンテンツの送信を要求するスキル案内要求を受信する(ステップS1)と、コンテンツ送信部132は、提供者情報に基づいて、スキル一覧コンテンツを生成してユーザ端末20に送信する(ステップS2)。
図6は、ステップS2で送信されるスキル一覧コンテンツ600の一例を示す図である。
スキル一覧コンテンツ600は、図6に示すように、一覧表示部601、カテゴリ選択欄602、及び検索欄603等を備える。
一覧表示部601には、スキル提供者、スキル提供者が提供するスキル(スキル種別)、及びスキル費用を含むスキル紹介情報601Aが複数配置されて、一覧表示されている。コンテンツ送信部132は、提供者DB12Bから、例えば更新日時が最新の提供者情報を所定数抽出し、これらの提供者情報に基づいて、更新日時が新しい順にスキル紹介情報601Aを表示させる。なお、本例では、最初に一覧表示部601に表示させるスキル紹介情報601Aの並び順(デフォルトの並び順)の例として更新日時が新しい順としたが、これに限定されない。例えば、ユーザ評価が高い順や、ユーザからの依頼数が多い順であってもよく、ユーザに対するお勧め順であってもよい。さらに、ユーザの居所等の活動圏を中心とした所定距離範囲内でスキル提供者を絞り込んで一覧表示部601にスキル紹介情報601Aを表示させてもよい。また、デフォルトの並び順が、予めユーザによって設定されていてもよい。
これらのスキル紹介情報601Aは、ユーザにより選択可能な情報であり、ユーザ端末20で表示された際に、ユーザは、入力操作部の操作によって複数のスキル紹介情報601Aのいずれかを選択することが可能となる。そして、ユーザ端末20においてスキル紹介情報601Aが選択されると、選択されたスキル紹介情報601Aの詳細を要求する旨が、ユーザ端末20からサーバ装置10に送信される。これにより、コンテンツ送信部132は、選択されたスキル紹介情報601Aに対応するスキル案内コンテンツ610(図7参照)を送信する。なお、スキル案内コンテンツ610についての説明は後述する。
また、一覧表示部601に表示させるスキル紹介情報601Aは、ユーザが指定した項目についてソート可能であってもよい。例えば、ユーザ操作によってスキル費用が選択された場合、コンテンツ送信部132は、スキル費用が安い順(または高い順)にスキル紹介情報601Aを並び替えて一覧表示部601に表示させる。
カテゴリ選択欄602には、複数のスキルカテゴリ情報602Aが表示される。これらのスキルカテゴリ情報602Aは、スキル情報のスキル種別に基づいて設定される情報である。これらのスキルカテゴリ情報602Aは、ユーザにより選択可能な情報であり、ユーザ操作によっていずれかのスキルカテゴリ情報602Aが選択されると、コンテンツ送信部132は、選択されたスキルカテゴリ情報602Aに対するスキル紹介情報601Aのみを一覧表示部601に表示させる。
また、検索欄603は、ユーザによりキーワードを入力可能なキーワード入力欄603Aを有する。ユーザ操作によりキーワード入力欄603Aにキーワードが入力された後、検索ボタン603Bが選択されることで、コンテンツ送信部132は、提供スキル種別、対応車種、プロフィール情報、及び作業場情報のいずれかに入力されたキーワードが含まれる提供者情報を抽出して、抽出した提供者情報に基づいたスキル紹介情報601Aを一覧表示部601に表示させる。
そして、コンテンツ送信部132は、ユーザ端末20からスキル紹介情報601Aを選択する旨の詳細紹介要求を受信すると(ステップS3)、選択されたスキル紹介情報601Aに対応するスキル提供者の情報を案内するスキル案内コンテンツ610をユーザ端末20に送信する(ステップS4)。
図7は、スキル案内コンテンツ610の一例を示す図である。また、図8は、ユーザ端末20において、図7のスキル案内コンテンツ610を下方向にスクロールさせた際に、表示されるスキル案内コンテンツ610の一部を示す図である。
スキル案内コンテンツ610は、図7及び図8に示すように、提供者表示部611、スキル種別表示部612、費用表示部613、紹介表示部614、作業場表示部615、実績表示部616、ユーザ評価表示部617、及びコンタクトボタン618等を含む。
図7において、提供者表示部611は、スキル提供者の氏名やハンドルネーム等を表示させる部分である。
スキル種別表示部612は、スキル提供者が提供するスキルのスキル種別を表示させる部分である。スキル種別に加え、作業の概要が表示されていてもよい。
費用表示部613は、スキル提供に係るスキル費用(スキルの販売価格)が表示される部分である。
紹介表示部614は、提供者情報のプロフィール情報に記憶される情報が表示される部分であり、スキル提供者のプロフィールや、アピール内容が表示される。
また、スキル提供者に、同じ作業対象部位に対する作業が複数回依頼されている場合、または、同じ種類の作業が複数回依頼されている場合に、その依頼回数を表示させてもよい。これらの回数は、ユーザ情報の依頼履歴に基づいて容易に判定することができる。
作業場表示部615は、提供者情報の作業場情報に基づいた情報が表示される部分であり、作業場(ガレージ等)の位置や、作業が可能な地域等が表示される。
図8において、実績表示部616は、提供者情報の作業画像履歴に記録される各作業画像(作業前情報、作業後情報、及び作業中情報)と、対応車種とを表示させる部分である。各作業画像はサムネイル画像として表示してもよく、この場合、ユーザ操作によって拡大画像が表示されるようにしてもよい。
また、コンテンツ送信部132は、各作業に対する画像の近傍(例えば図8の例では上部)に、スキル提供者のスキルの評価結果の1つである作業時間を表示させる。なお、ここでは、スキルの評価結果として作業時間を表示させているが、その他の評価結果を表示させてもよい。例えば、個々の作業に対するユーザ評価情報を表示させてもよい。
また、本例では、過去の各々の作業に対する作業時間を表示させる例であるが、同一スキル種別に対する平均作業時間をさらに表示させてもよい。例えば、図8の例において、スキル提供者が実施した過去の同一スキル種別(図8の例ではカーナビ装着作業)の平均作業時間をさらに表示させてもよい。
ユーザ評価表示部617は、ユーザ評価情報を表示させる表示部分である。本実施形態では、提供者情報のユーザ評価情報は、スキル提供者が実施した過去の個々の作業のそれぞれに対するユーザ評価情報を記録する。コンテンツ送信部132は、機能性評価、外観評価、効率評価、及び接客評価のそれぞれについて、同一のスキル種別の所定数の作業実績に基づいた評価点をユーザ評価表示部617に表示させる。
例えば、図8における「機能性」の評価点は、スキル提供者が過去に実施した直近の所定数のカーナビ装着作業に対する機能性評価に基づいた点数であり、「外観」は、スキル提供者が過去に実施した直近の所定数のカーナビ装着作業に対する外観評価に基づいた点数であり、「作業効率性」は、スキル提供者が過去に実施した直近の所定数のカーナビ装着作業に対する効率評価に基づいた点数であり、「接客」は、スキル提供者が過去に実施した直近の所定数のカーナビ装着作業に対する接客評価に基づいた点数である。
ここで、ユーザ評価表示部617に表示させる評価点としては、直近の所定数(例えば5件)の作業実績の推移等が例示できる。例えば、直近の所定数の評価点の推移をアニメーション等によって表現してもよい。この場合、評価点を示す星印を、1秒間隔で推移させることで、評価点の推移を表示し、最終的な評価点(前回の評価点)を5秒間表示させる。また、最終的な評価点の表示色を別の色に変更して強調してもよい。
または、直近の所定数の作業実績に対する評価点が増加傾向であるか、減少傾向であるか、横ばい傾向であるかを示す画像を表示してもよい。例えば、図8の示す星印の代わりに、増加傾向を示す画像(例えば上矢印の画像)、減少傾向を示す画像(例えば下矢印の画像)、横ばい傾向を示す画像(例えば右矢印の画像)を表示させてもよい。なお、この増加、減少、横ばいの傾向判定は、例えば、前々回の作業実績の評価点に対する、前回の作業実績の評価点の増減判定であってもよく、直近の所定数の作業実績における評価点の平均値に対し、前回の作業実績の評価点の増減判定であってもよい。あるいは、直近の1年間の作業実績の評価点の平均値に対する、直近の5件の作業実績の評価点の平均値の増減判定であってもよい。
図7に戻り、コンタクトボタン618は、ユーザがスキル提供者に対する問い合わせを送信する際に選択するアイコンである。ユーザ端末20に表示されたスキル案内コンテンツ610において、ユーザがコンタクトボタン618を選択すると、ユーザ端末20からサーバ装置10にコンタクト要求が送信される。
コンテンツ送信部132は、ユーザ端末20からコンタクト要求を受信すると(ステップS5)、ユーザとスキル提供者との2者間でのメッセージ交換を可能とする、メッセージコンテンツをユーザ端末20及び提供者端末30に送信する(ステップS6)。また、図5に示すフローチャートには表示していないが、ユーザ端末20において、ブラウザの「戻る」等のアイコンが選択された場合は、ステップS2に戻る。
図9は、ユーザ端末20に送信されるユーザ側メッセージコンテンツ620の一例を示す図である。
ユーザ側メッセージコンテンツ620は、メッセージ入力欄621、ファイル選択欄622、メッセージ表示部623、スキル費用表示部624、及びスキル購入アイコン625を含む。
メッセージ入力欄621は、ユーザ端末20の操作によって、テキストデータを入力することが可能な入力欄である。
ファイル選択欄622は、ユーザ端末の操作によって、画像データ等のファイルを選択可能な入力欄である。
メッセージ表示部623は、テキストメッセージや画像を表示させる表示部分である。
スキル費用表示部624は、スキルの購入費用を示す。なお、スキル費用表示部624に表示される初期の金額は、提供者情報に記録されるスキル費用であるが、スキル提供者によって更新することも可能となる。
スキル購入アイコン625は、ユーザ端末20に送信されるユーザ側メッセージコンテンツ620に表示されるアイコンである。ユーザ端末20において、スキル購入アイコン625が選択されることで、スキルを購入する旨の購入要求がサーバ装置10に送信される。
また、図10は、提供者側メッセージコンテンツ630の一例を示す図である。
コンテンツ送信部132は、ステップS6において、ユーザ端末20に対してユーザ側メッセージコンテンツ620を送信するとともに、提供者端末30に対して、提供者側メッセージコンテンツ630を送信する。
提供者側メッセージコンテンツ630は、図10に示すように、メッセージ入力欄621、ファイル選択欄622、メッセージ表示部623、及び金額入力部631を含む。
メッセージ入力欄621、ファイル選択欄622、及びメッセージ表示部623は、ユーザ側メッセージコンテンツ620と同様である。
金額入力部631は、ユーザとスキル提供者との間のやり取りにおいて、値段交渉等が実施され、スキル費用が変更となった場合に、変更後のスキル費用を入力する入力欄である。金額入力部631には、デフォルトとして、提供者情報に記録されたスキル費用が表示されており、スキル提供者が提供者端末30を操作して金額を修正することが可能となる。提供者端末30において、金額入力部631を変更する旨の金額変更情報がサーバ装置10に送信されると、コンテンツ送信部132は、ユーザ側メッセージコンテンツ620のスキル費用表示部624に表示される金額、及び提供者側メッセージコンテンツ630の金額入力部631に表示される金額を、金額変更情報に基づいて変更する。
コンテンツ送信部132は、ユーザ端末20や提供者端末30からテキストデータや画像データ等を受信すると、これらのテキストデータや画像データをメッセージ表示部623に挿入したユーザ側メッセージコンテンツ620、及び提供者側メッセージコンテンツ630を生成し、それぞれ、ユーザ端末20及び提供者端末30に送信する。これにより、ユーザとスキル提供者とが、自由にテキストデータや画像データを交換することが可能となり、例えば、スキル提供の日時や、スキル提供の場所等の詳細な内容、スキル購入金額の金額交渉等を話し合って取り決めることができる。
そして、ユーザ端末20でスキル購入アイコン625が選択されると、ユーザ端末20からサーバ装置10に購入要求が送信される。
サーバ装置10の決済処理部136は、購入要求が受信すると(ステップS7)、ユーザ端末20に対して、スキル費用表示部624で表示されていた金額の支払いを案内する支払案内コンテンツを送信する(ステップS8)。
支払案内コンテンツは、図示は省略するが、オンライン決済による金銭の支払いを案内する一般的なコンテンツを利用できる。例えば、支払案内コンテンツは、スキル購入の金額を表示させるとともに、当該金額の支払いを許容するか否かを問う表示を行う。そして、ユーザの承認が得られると、銀行等の金融機関が管理する金融機関サーバが適用する支払用ページに遷移し、決済処理が実施される。
決済処理が正常に実施されると、ユーザが決済処理を実施した金融機関サーバからサーバ装置10に、ユーザがスキル費用を支払った旨のユーザ決済情報が送信される。決済処理部136がユーザ決済情報を受信すると(ステップS9)、サーバ装置10は、ユーザ端末20及び提供者端末30に対して、スキル提供が可能である旨の作業許可情報を送信する(ステップS10)。
また、サーバ装置10は、提供者端末30に、作業画像(つまり、作業前情報、作業後情報、及び作業中情報)の送信を要求する、作業画像要求を送信する(ステップS11)。つまり、作業画像要求は、スキルDB12Aから、スキル提供者が提供するスキル種別に対応する評価対象ポイントを含む。これにより、スキル提供者は、どのタイミングで画像を撮像すべきであるかを容易に確認できる。
この後、ユーザは、自動車をメッセージ交換コンテンツで取り決めた作業場所(ガレージ等)に持ち込み、スキル提供者は、取り決められた作業を実施する。
スキル提供の実施では、スキル提供者は、ステップS11で送信された作業画像要求に基づいて、作業対象の自動車の、作業部分に対する画像を撮像する。そして、スキル提供者は、スキル提供者による作業中、または作業後に、スキル提供者が提供者端末30からサーバ装置10に、タイムスタンプが付された作業前画像、作業後画像、作業中画像を送信する。
サーバ装置10の画像取得部133は、提供者端末30から作業画像(作業前情報、作業後情報、及び、作業中情報)を受信すると(ステップS12)、これらの作業画像を、提供者情報の作業画像履歴として蓄積し、提供者情報を更新する(ステップS13)。
また、スキル評価部135は、受信した作業前情報、及び作業後情報に付されたタイムスタンプに基づいて、スキル提供に係る作業時間を算出して提供者情報に記録する(ステップS14)。
さらに、ユーザ評価受信部134は、ユーザ端末20に対して、スキル提供者の評価を求めるアンケートコンテンツを送信し(ステップS15)、ユーザ端末20からユーザ評価情報を受信する(ステップS16)。このアンケートコンテンツは、機能性評価、外観評価、効率評価、及び接客評価を含む複数の評価項目に対する評価を求めるコンテンツである。
ユーザが、ユーザ端末20を操作して、アンケートコンテンツの案内にしたがって、複数の評価項目に対する評価を入力する。これにより、ユーザ端末20からユーザ評価情報が送信され、ユーザ評価受信部134は、ユーザ評価情報を受信すると、提供者情報に記録する。
この後、決済処理部136は、ステップS9でユーザが支払ったスキル費用から、所定のシステム利用料を減算した金額を、スキル提供者が指定した振込先に対して振り込む決済処理を実施する(ステップS17)。
(スキル提供時の事故による保険適用)
ところで、本実施形態のスキル販売システム1では、スキル提供者は、保険に加入することが義務付けられる。この保険加入は、例えば、個々のスキル提供者が、サーバ装置10により指定された保険会社と契約してもよく、スキル販売システム1を提供するサーバ装置10を管理する仲介者が、システム利用料を保険料として、保険を提供してもよい。
スキル提供者は、作業対象である自動車に対する作業が失敗した場合に、保険による損害の補償を申請することができる。例えば、自動車に対してパーツを装着する際に、パーツを破損した場合や、パーツの取り付け部の周辺を破損した場合に、スキル提供者は、保険適用を申請できる。
図11は、保険適用に係るフローチャートである。
具体的には、図11に示すように、スキル提供者が、提供者端末30からサーバ装置10に保険金を要請する保険要請情報と、損傷個所を示す画像(損傷画像情報)を送信し、サーバ装置10が保険要請情報を受信すると(ステップS21)、保険適用判定部137は、保険適用の条件を満たすか否かを判定する(ステップS22)。
このステップS22では、保険適用判定部137は、以下の条件が満たされているか否かを判定する。
・損傷画像情報に示される損傷個所に関し、作業前の画像(作業前情報)が送信されている。
・ユーザ側メッセージコンテンツ620によりスキル購入アイコンが選択されている。
ステップS22において、Yesと判定されると、保険適用判定部137は、損傷画像情報と、作業前情報との画像比較から、作業時に生じた損傷であるか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23において、Yesと判定された場合、サーバ装置10は、保険適用が可能である旨を知らせる保険容認情報を提供者端末30に送信する(ステップS24)。保険容認情報には、損傷対応が可能な業者の案内が含まれていてもよい。例えば、スキル提供者が自動車に傷等の損傷を与えてしまった場合、板金修理が可能な整備工場を案内したり、損傷対象のパーツを取り扱う店舗を紹介したりしてもよい。また、パーツの装着を依頼されたスキル提供者が、パーツの装着作業に失敗した場合は、パーツの販売及び装着のサービスを提供する取扱店を案内してもよい。これにより、スキル提供者は、保険金を適用して損傷個所の修復を行うことが可能となる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態のスキル販売システム1において、サーバ装置10は、コンテンツ送信部132と、画像取得部133とを備える。そして、画像取得部133は、提供者端末30から、スキル提供者が作業を実施する前の作業対象の画像である作業前情報と、作業を実施した後の作業対象の画像である作業後情報とを取得し、コンテンツ送信部132は、スキル提供者と、そのスキル提供者が提供するスキルと、スキル提供者が実施した作業の作業前情報及び作業後情報と、を含むスキル案内コンテンツ610をユーザ端末20に送信する。
このため、ユーザ端末20において、スキル案内コンテンツを見たユーザは、スキル提供者のスキルの高さを、作業前情報と作業後情報との比較により容易に確認することができる。
また、サーバ装置10は、作業前情報及び作業後情報に基づいて、スキル提供者のスキルを評価するスキル評価部135を備えている。
このため、ユーザは、作業前情報と作業後情報とに基づいた作業に係るスキル提供者のスキルを確認できる。
特に、本実施形態では、画像取得部133は、タイムスタンプが付された作業前情報及び作業後情報を取得し、スキル評価部135は、これらの作業前情報及び作業後情報から、スキル提供者が作業に費やした作業時間を、スキル評価として算出する。
ユーザは、このような作業時間を確認することで、スキル提供者がスキルにどの程度慣れているかを容易に判断できる。これ加えて、スキル提供者に作業を依頼する際に、どの程度の作業時間が必要であるかを確認でき、スキル提供者に作業を依頼する際の予定を組みやすくなる。
また、本実施形態では、画像取得部は、作業前情報及び作業後情報に加えて、スキル提供者が作業を実施している途中の画像である作業中情報を取得し、コンテンツ送信部132は、作業中情報を含むスキル案内コンテンツ610に送信する。
これにより、ユーザは、スキル提供者の作業工程を把握することができるとともに、作業前情報及び作業後情報のみでは判断できない部分に対するスキル提供者のスキルの高さも確認できる。例えば、カーナビゲーション装置等の電装部品の装着では、電装部品を装着した後では、その裏側の配線部分を容易に確認することができないが、作業中情報を確認することで、配線部分の確認も可能となる。
この際、サーバ装置10は、提供者端末30に、作業毎にあらかじめ設定された評価対象ポイントを送信し、画像取得部133は、提供者端末30から作業毎にあらかじめ設定されたタイミングでの作業中情報を取得する。
この場合、スキル提供者は、指示されたタイミングで作業中情報の画像を撮像すればよい。また、サーバ装置10は、作業毎にスキルの高さを判断可能な適切な作業中情報を取得できる。
本実施形態では、サーバ装置10は、さらに、ユーザ端末20から作業に対するユーザの評価であるユーザ評価情報を受信するユーザ評価受信部134を備える。このユーザ評価情報には、機能性評価を含まれる。そして、コンテンツ送信部132は、ユーザ評価表示部617にユーザ評価情報を表示したスキル案内コンテンツ610をユーザ端末20に送信する。
例えば、自動車に対して所定機能を有するパーツを取り付けるような場合、外観は綺麗であるが、実際に稼働しない場合もある。このような場合、画像のみでは、パーツの機能を確認することが困難である。これに対して、本実施形態では、機能性評価がスキル案内コンテンツ610に表示されることで、外観のみならず、パーツが機能するか否かを判断することができ、ユーザがスキル提供者を適切に選択することが可能となる。
本実施形態では、ユーザ評価情報として、作業対象の作業後の外観に対する外観評価が含まれる。
つまり、本実施形態では、スキル案内コンテンツ610に、スキル提供者が実施した過去の作業に関する作業画像(作業前情報、作業後情報、作業中情報)が表示されるが、さらに、ユーザ評価情報として、外観評価も表示される。これにより、ユーザは、画像と外観評価を用いてより適切にスキル提供者のスキルの高さを判断することができる。例えば、作業画像では綺麗であるが、外観評価が悪い場合、作業画像に表示されていない細かい部分で乱雑な部分があると予測することができる。
ここで、本実施形態では、ユーザ評価表示部617には、例えば直近の所定数の作業実績の推移が表示される。このため、ユーザは、スキル提供者のスキルが成長中であるか、成熟したスキルであるか、あるいは、スキルが衰え始めているか等を判断できる。また、ユーザは、スキル提供者がむらなく、毎回一定の高さの技術を提供しているか否かを判断することも可能となる。
そして、本実施形態において、ユーザ評価表示部617に表示される評価には、外観評価が含まれる。このため、ユーザは、作業画像と、外観評価とを比較することで、たまたま綺麗な仕上がりになったのか、毎回綺麗な外観に仕上げるスキル提供者であるか等を判断でき、スキル提供者のスキルをさらに適切に判断できる。
また、本実施形態では、ユーザ評価情報は、作業に対する作業効率に関する効率評価を含む。
つまり、本実施形態では、作業前情報及び作業後情報のタイムスタンプに基づいた作業時間が、スキル案内コンテンツ610に表示されるが、さらに、ユーザ評価情報として効率評価を表示させる。個々のユーザが当該時間をどのように捉えるかは様々であり、例えば、実際の作業時間は早いものの、作業がもたついていたり、頻繁に取扱説明書を確認したりする場合、作業効率が悪く作業が遅いと感じるユーザもいる。本実施形態では、作業時間に加え、効率評価をさらに表示させることで、ユーザが、スキル提供者が作業を実施する際の効率性を予測でき、スキルの高さをより適切に判断することができる。
本実施形態では、ユーザ評価情報は、スキル提供者のユーザに対する接し方に関する接客評価を含む。
本実施形態のように、作業対象である自動車に対する作業をスキル提供者に依頼する場合、スキル提供者とユーザとが実際に会う場合が多い。この場合、ユーザがスキル提供者に作業を依頼する際、スキル提供者の接客態度は、ユーザにとって重要視するポイントとなる。また、スキル提供者とユーザとが実際に会うことから、スキル提供者とユーザとが比較的近所に住んでいる等、両者の活動圏が同じであるか、極めて近い場合が多い。ここで、例えば、スキル提供者の自宅で作業を行う場合や、ユーザの自宅で作業を行う場合もあり、これらの場合、互いの居所等の個人情報が知られることになる。したがって、本実施形態のスキル販売システム1では、従来の商品等を取り扱う電子商取引システムに比べて、相手の人間性がより重要なポイントとなる。これに対して、本実施形態では、スキル提供者の接客評価がスキル案内コンテンツ610に表示されるので、ユーザは、スキル対象者が、実際に出会っても問題ない人物であるか否かを判断することが可能となる。
本実施形態では、ユーザによりスキル費用に係る金額が仲介者に支払われて、スキル提供者によるスキル提供(作業)が実施され、サーバ装置10がユーザ端末20からユーザ評価情報を受信した後に、スキル提供者に対してスキル費用からシステム利用料を減算した金額が支払われる。
この場合、スキル提供者は、ユーザからの評価がなければ利益を得ることができないので、スキル提供者は、スキルを提供したユーザに対して、ユーザ評価情報の送信を促すように働きかける。これにより、サーバ装置10は、スキル提供者に対するユーザ評価情報を適切に収集することができる。つまり、ユーザにとって、スキル提供者の評価を行う作業は手間となるので、ユーザによってはユーザ評価情報を送信しない場合もある。これに対して、本実施形態では、上記のようにスキツ提供者が積極的にユーザに働きかけることになり、多くのユーザ評価情報を集めることができる。これにより、各スキル提供者に対するユーザ評価情報が充実し、各スキル提供者に対してより適正な評価を行うことができる。
また、サーバ装置10は、ユーザ評価情報を送信することで、ユーザ評価情報を送信したユーザに対して特典を付与してもよい。特典としては、例えば、次回サービス利用時における割引ポイントであってもよく、キャッシュバックであってもよい。このような特典を付与することで、ユーザは、より積極的にユーザ評価情報を送信することになり、各スキル提供者に対する、より多くのユーザ評価情報を収集することができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
[変形例1]
上記実施形態において、スキル評価部135は、スキルの評価結果の1つとして、作業前情報と作業後情報とに基づいた作業時間を用いたが、これに限定されない。
例えば、スキル評価部135は、スキル種別に応じた基準画像を用い、基準画像と作業後情報とを比較することで、スキル提供者のスキルを評価してもよい。具体例を挙げると、自動車のボディの凹みを修理する板金修理等において、スキル評価部135は、修理した箇所の平面度や、修理した箇所の塗装むらを、画像解析により分析する。そして、スキル評価部135は、基準画像の画像解析により分析される平面度や塗装むらと、作業後情報の画像解析により分析される平面度や塗装むらとを比較し、例えば、これらの平面度や塗装むらの類似度を、スキルの評価結果として出力してもよい。
また、図8に示す例のように、電装部品を装着する場合では、スキル評価部135は、スキル提供者によって差が生じやすい配線後等の作業中の画像等を、基準画像と比較してスキルを評価してもよい。
[変形例2]
上記実施形態では、スキル提供者のスキルを評価するサーバ装置10を例示したが、サーバ装置10は、さらに、スキルを購入するユーザを評価するように構成してもよい。
この場合、例えば、スキル提供者が作業を実施した後に、提供者端末30からサーバ装置10に、ユーザを評価する評価情報を送信し、サーバ装置10は、各ユーザに対するスキル提供者側からの評価をユーザ情報に蓄積する。そして、ユーザ端末20において表示されたスキル案内コンテンツ610で、コンタクトボタン618が選択されると、サーバ装置10は、提供者端末30に対して、提供者側メッセージコンテンツ630のアドレス情報に加え、コンタクトボタン618を選択したユーザの評価情報を送信する。これにより、スキル提供者は、提供者端末に表示されたユーザの評価情報を参照し、当該ユーザからのスキル提供の依頼を受けるか否かを判断することができる。
上述したように、自動車などの物品を作業対象として、作業対象に所定の作業を実施するスキルを提供する場合では、ユーザとスキル提供者とが実際に会う可能性が高い。これに対して、上記のように、ユーザを評価する評価情報を提供者端末30に送信することで、横柄な態度のユーザであるか否かをスキル提供者が判断し、スキルを販売するか否かを決めることができる。
[変形例3]
上記実施形態では、スキル提供者が、作業画像(作業前画像、作業後画像、作業中画像)を撮像して提供者端末30からサーバ装置10に送信する例を示したが、これに限られない。
例えば、ユーザが、ユーザ端末20を操作して、作業画像を撮像し、サーバ装置10に送信してもよい。また、ユーザ端末20と提供者端末30の双方で、作業画像を撮像してもよい。
[変形例4]
上記実施形態では、サーバ装置10のコンテンツ送信部132は、作業前情報、作業後情報、作業中情報、及びユーザ評価情報を含む作業画像を表示させるスキル案内コンテンツ610をユーザ端末20に送信したが、これに限らない。例えば、コンテンツ送信部132は、作業前情報及び作業後情報のみをスキル案内コンテンツ610に含ませて送信してもよい。
あるいは、コンテンツ送信部132は、作業画像を送信せず、ユーザ評価情報のみを送信してもよい。この場合、ユーザ評価情報として少なくとも機能性評価を含ませることで、ユーザは、過去の作業に対し、少なくとも作業対象部位が正常に動くように、作業を実施してくれるか否かを判断することができる。
[変形例5]
上記実施形態では、作業対象を自動車とし、自動車へのパーツ装着、消耗品交換、損傷部位の修理等のスキルを有するスキル提供者を案内する情報処理装置であるサーバ装置10を例示したが、これに限定されない。販売対象とするスキルは、所定の作業対象に対して作業を行うスキルであればよく、好ましくは、ユーザが有する物品に対して、スキル提供者が所定の作業を実施するスキルである。情報処理装置は、作業対象を建築物、家具、楽器、自転車等とし、これらの作業対象に対する改修やカスタマイズ等のスキルを有するスキル提供者と、そのスキルとを案内するスキル案内コンテンツをユーザ端末に送信してもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
1…スキル販売システム(電子商取引システム)、10…サーバ装置(情報処理装置)、11…通信部、12…記憶部、12A…スキルDB、12B…提供者DB、12C…ユーザDB、13…制御部、20…ユーザ端末、30…提供者端末、131…登録部、132…コンテンツ送信部、133…画像取得部、134…ユーザ評価受信部、135…スキル評価部、136…決済処理部、137…保険適用判定部、610…スキル案内コンテンツ、611…提供者表示部、612…スキル種別表示部、613…費用表示部、614…紹介表示部、615…作業場表示部、616…実績表示部、617…ユーザ評価表示部、618…コンタクトボタン。

Claims (16)

  1. 作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信するコンテンツ送信部と、
    前記作業の実施前の前記作業対象の画像である作業前情報と、前記作業の実施後の前記作業対象の画像である作業後情報とを取得する画像取得部と、を備え、
    前記コンテンツ送信部は、前記スキル提供者、前記スキル提供者が提供する前記スキル、前記作業前情報、及び前記作業後情報を含む前記スキル案内コンテンツを前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記作業前情報及び前記作業後情報に基づいて、前記スキル提供者の前記スキルを評価するスキル評価部を備え、
    前記コンテンツ送信部は、前記スキルの評価結果を含む前記スキル案内コンテンツを送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記画像取得部は、画像が撮像された時間を示すタイムスタンプが付された前記作業前情報及び前記作業後情報を取得し、
    前記スキル評価部は、前記作業前情報の前記タイムスタンプから、前記作業後情報の前記タイムスタンプに基づいて、前記作業にかかった作業時間を前記評価結果として算出する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記画像取得部は、前記作業対象に対する前記作業の実施中の画像である作業中情報をさらに取得し、
    前記コンテンツ送信部は、前記作業中情報を含む前記スキル案内コンテンツを送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記画像取得部は、前記作業毎にあらかじめ設定されたタイミングで撮像された前記作業中情報を取得する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ端末から前記作業に対するユーザの評価であるユーザ評価情報を受信するユーザ評価受信部をさらに備え、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業対象の作業後の機能性に対する機能性評価を含み、
    前記コンテンツ送信部は、前記ユーザ評価情報を含む前記スキル案内コンテンツを前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業対象の作業後の外観に対する外観評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業に対する作業効率に関する効率評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記スキル提供者の前記ユーザに対する接し方に関する接客評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信するコンテンツ送信部と、
    前記ユーザ端末から前記作業に対するユーザの評価であるユーザ評価情報を受信する評価受信部と、を備え、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業対象の作業後の機能性に対する機能性評価を含み、
    前記コンテンツ送信部は、前記スキル提供者、前記スキル提供者が提供する前記スキル、及び前記ユーザ評価情報を含む前記スキル案内コンテンツを、前記ユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業対象の作業後の外観に対する外観評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記作業に対する作業効率に関する効率評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザ評価情報は、前記スキル提供者の前記ユーザに対する接し方に関する接客評価を含む
    ことを特徴とする情報処理装置。
  14. コンピュータにより、作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信する情報処理方法であって、
    前記コンピュータは、コンテンツ送信部と、画像取得部と、を備え、
    前記コンピュータは、
    前記画像取得部により、前記作業の実施前の前記作業対象の画像である作業前情報と、前記作業の実施後の前記作業対象の画像である作業後情報とを取得するステップと、
    前記コンテンツ送信部により、前記スキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキル、前記作業前情報、及び前記作業後情報を含む前記スキル案内コンテンツを、前記ユーザ端末に送信するステップと、を実施する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  15. コンピュータにより、作業対象に対して所定の作業を実施するスキルを有するスキル提供者、及び前記スキル提供者が提供する前記スキルを案内するスキル案内コンテンツを、ユーザが管理するユーザ端末に送信する情報処理方法であって、
    前記コンピュータは、コンテンツ送信部と、評価受信部と、を備え、
    前記評価受信部により、前記ユーザ端末から前記作業に対するユーザの評価であるユーザ評価情報を受信するステップと、
    前記コンテンツ送信部により、前記スキル提供者、前記スキル提供者が提供する前記スキル、及び前記ユーザ評価情報を含む前記スキル案内コンテンツを、前記ユーザ端末に送信するステップと、を実施する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  16. コンピュータにより読み取られて実行される情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを、請求項1から請求項13のいずれか1項の情報処理装置として機能させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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