JP2020089544A - 財布 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納部中の収納物が落下するのを確実に防止できる財布を提供すること。【解決手段】本体部10と、蓋体部11と、を備える。蓋体部11は、本体部10に対して開閉できる。蓋体部11には、硬貨収納部が設けられている。硬貨収納部には、開口部20が設けられている。開口部20には、閉じ部15、16、17が設けられている。閉じ部15、16、17は、蓋体部11を閉じた時に、開口部20を閉じる。この結果、硬貨収納部中の硬貨が落下するのを確実に防止できる。【選択図】図2

Description

本発明は、財布に関する。
財布として以下の特許文献1がある。特許文献1の財布は、金銭収納部および係止可能な開閉蓋を有し、開閉蓋の内面適所に、硬貨脱落防止のためのストッパーを設けたものである。特許文献1の財布は、開閉蓋の内面適所のストッパーにより、金銭収納部内の硬貨が落下するのを防止できる。
実用新案登録第3076945号公報
かかる財布においては、金銭収納部内の硬貨が落下するのを確実に防止できることが好ましい。
この発明が解決しようとする課題は、収納部中の収納部が落下するのを確実に防止できる、財布を提供することにある。
この発明の財布は、複数個の収納部を有し、かつ、複数個の収納部には開口部がそれぞれ設けられている財布であって、この財布が、一部分の本体部と、残りの一部分の蓋体部と、を備え、蓋体部が、本体部に対して開閉でき、少なくとも1個の開口部の縁には、蓋体部を閉じた時に、少なくとも1個の開口部を閉じる閉じ部が、設けられている、ことを特徴とする。
この発明の財布において、少なくとも1個の収納部が、蓋体部に設けられている硬貨収納部であり、閉じ部が、硬貨収納部の開口部の縁に設けられている、ことが好ましい。
この発明の財布において、本体部には、蓋体部を開いた時に、複数個の収納部中の収納物が財布から脱落するのを防止する脱落防止部が、設けられている、ことが好ましい。
この発明の財布において、少なくとも1個の収納部が、蓋体部に設けられている硬貨収納部であり、硬貨収納部の開口部の縁が、開閉する2つの縁からなり、閉じ部が、硬貨収納部の開口部の2つの縁にそれぞれ設けられていて、硬貨収納部の開口部の一方の縁に設けられている閉じ部には、蓋体部を開いた時に、展開して、硬貨収納部中の硬貨が財布から脱落するのを防止する硬貨脱落防止部が、設けられている、ことが好ましい。
この発明の財布は、硬貨収納部、紙幣収納部およびカード収納部の複数個の収納部を有し、かつ、複数個の収納部には開口部がそれぞれ設けられている財布であって、この財布が、紙幣収納部およびカード収納部が設けられている一部分の本体部と、硬貨収納部が設けられていて、本体部に対して開閉できる残りの一部分の蓋体部と、を備え、硬貨収納部の開口部の縁には、蓋体部を閉じた時に、硬貨収納部の開口部を閉じる閉じ部が、設けられていて、本体部には、蓋体部を開いた時に、複数個の収納部中の収納物が財布から脱落するのを防止する脱落防止部が、設けられている、ことを特徴とする。
この発明の財布によれば、収納部中の収納部が落下するのを確実に防止できる。
図1は、この発明にかかる財布の実施形態1を示す斜視図(蓋体部が本体部に対して閉じた状態を示す斜視図)である。 図2は、蓋体部が本体部に対して開いている途中の状態を示す斜視図である。 図3は、蓋体部が本体部に対して開いた状態を示す斜視図である。 図4は、蓋体部が本体部に対して開いた状態であって、硬貨収納部の開口部および閉じ部を開いた状態を示す斜視図である。 図5は、蓋体部が本体部に対して開いた状態であって、紙幣収納部中に紙幣が収納されている状態を示す斜視図である。 図6は、蓋体部が本体部に対して開いた状態であって、カード収納部中にカードが収納されている状態を示す斜視図である。 図7は、蓋体部が本体部に対して閉じた状態の内部を示す概略断面図(図1におけるVII−VII線概略断面図)である。 図8は、蓋体部が本体部に対して開いた状態の内部を示す概略断面図(図3におけるVIII−VIII線概略断面図)である。 図9は、構成部品の一部を示す平面図(上から見た図)である。 図10は、同じく、構成部品の一部を示す平面図(上から見た図)である。 図11は、同じく、構成部品の一部を示す平面図(上から見た図)である。 図12は、この発明にかかる財布の実施形態2を示す斜視図(蓋体部が本体部に対して開いた状態を示す斜視図)である。 図13は、蓋体部が本体部に対して開いた状態であって、硬貨収納部の開口部および閉じ部を開き、かつ、脱落防止部を展開した状態を示す斜視図である。
以下、この発明にかかる財布の実施形態(実施例)の2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は、概略図である。また、図7および図8の概略断面図は、実際の製品の財布の厚さ(肉厚、板厚)に対して、厚く図示されている。さらに、この明細書において、「上」「下」は、図面上の「上」「下」である。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図11は、この発明にかかる財布の実施形態1を示す。以下、この実施形態1にかかる財布の構成について説明する。
(財布1の説明)
図1〜図8中において、符号「1」は、この実施形態1にかかる財布である。財布1は、この例では、正方形の板形状をなす。なお、財布1の形状は、特に限定しない。また、財布1の材質も、特に限定しない。材質としては、財布に適した材質、たとえば、革(天然革、人工革)、合成樹脂、紙などである。
財布1は、一部分の本体部10と、残りの一部分の蓋体部11と、を備える。なお、財布1は、本体部10および蓋体部11以外の部分を備えていても良い。蓋体部11は、本体部10に対して開閉できる。
本体部10は、この例では、正方形の板形状をなす。一方、蓋体部11は、この例では、直角二等辺三角形の板形状をなす。本体部10の4つの各辺の長さと、蓋体部11の2つの各等辺の長さとは、等しい。蓋体部11の底辺は、本体部10の対角線に、連結線12を介して、開閉可能に連続して設けられている。
蓋体部11を閉じた時に、本体部10と蓋体部11との相互に対向する面(以下、「内側面」と称する)には、止具13、14がそれぞれ設けられている。止具13、14は、この例では、鳩目、ホックなどである。なお、止具13、14は、面ファスナーであっても良い。
(硬貨収納部2、紙幣収納部3およびカード収納部4の説明)
財布1は、図3〜図8に示すように、硬貨収納部2、紙幣収納部3およびカード収納部4を有する。すなわち、財布1は、複数個の収納部2、3、4を有する。この複数個の収納部2、3、4には、開口部20、30、40がそれぞれ設けられている。
硬貨収納部2は、蓋体部11中に設けられている。開口部20は、蓋体部11の内側面であって、直角二等辺三角形の蓋体部11の底辺に対応する箇所に、設けられている。硬貨収納部2中には、硬貨21が開口部20を経て収納されている。硬貨収納部2中の硬貨21は、開口部20を経て取り出される。
紙幣収納部3は、本体部10中に設けられている。開口部30は、本体部10の内側面であって、正方形の本体部10の対角線に対応する箇所に、設けられている。紙幣収納部3中には、紙幣31の一部分が開口部30を経て収納されている。紙幣収納部3中の紙幣31は、開口部30を経て取り出される。
カード収納部4は、本体部10中に、紙幣収納部3と隣り合わせに設けられている。開口部40は、スリットである。開口部40は、本体部10の内側面であって、正方形の本体部10の2つの辺から中央部側の箇所に、それぞれ設けられている。
カード収納部4中には、カード41の大部分が開口部40を経て収納されている。カード収納部4中のカード41は、開口部40を経て取り出される。なお、スリットの2本の開口部40が設けられている本体部10の内側面は、蓋体部11を開いた時に、外側に露出し、蓋体部11を閉じた時に、蓋体部11により覆い隠される。
(閉じ部15、16、17の説明)
硬貨収納部2の開口部20の縁は、開閉する2つの縁からなる。硬貨収納部2の開口部20の2つの縁には、閉じ部15、16、17がそれぞれ設けられている。閉じ部15、16、17は、図7に示すように、蓋体部11を閉じた時に、硬貨収納部2の開口部20を閉じる。
閉じ部15、16、17は、この例では、フラップ形状をなす。なお、閉じ部15、16、17は、フラップ形状以外の形状であっても良い。
閉じ部15は、硬貨収納部2の開口部20の一方の縁に設けられている。また、閉じ部16、17は、硬貨収納部2の開口部20の他方の縁に設けられている。
なお、閉じ部17は、他方の縁に設けられている閉じ部16の補助部である。したがって、閉じ部17は、設けなくても良い。また、硬貨収納部2の開口部20の2つの縁のうちのいずれか一方に縁に、閉じ部を設けたものであっても良い。
(脱落防止部18の説明)
本体部10の内側面には、脱落防止部18が、正方形の本体部10の2つの辺に沿って設けられている。脱落防止部18は、図5、図6に示すように、蓋体部11を開いた時に、紙幣収納部3から紙幣31およびカード収納部4からカード41が財布1から脱落するのを防止する。
すなわち、脱落防止部18は、本体部10の内側面側に折り畳まれて、紙幣31およびカード41の一部を、本体部10と共に挟み込む。これにより、脱落防止部18は、紙幣31およびカード41の脱落を防止する。
脱落防止部18は、この例では、フラップ形状をなす。なお、脱落防止部18は、フラップ形状以外の形状であっても良い。また、脱落防止部18は、硬貨収納部2から硬貨21が財布1から脱落するのを防止することもできる。
(財布1の構成部品の説明)
財布1は、下記の構成部品から構成されている。
すなわち、図9〜図11に示すように、財布1は、2枚の第1カバー部材としての上カバー部材50、51と、1枚の第1仕切部材としての上仕切部材6と、2枚の閉じ部形成部材160、170と、1枚の第2仕切部材としての中仕切部材7と、1枚の第3仕切部材としての下仕切部材8と、1枚の第2カバー部材としての下カバー部材9と、から構成されている。
上記の各構成部品は、薄い部材から構成されている。
(上カバー部材50、51の説明)
図9に示すように、2枚の上カバー部材50、51は、それぞれ、平面視(上から見た状態)直角二等辺三角形をなす。一方の上カバー部材50は、本体部10を構成する。他方の上カバー部材51は、蓋体部11を構成する。
上カバー部材50、51の3辺の縁には、それぞれ、接着部500、510が設けられている。なお、接着部500、510は、上カバー部材50、51の適宜箇所もしくは全面に設けても良い。
(上仕切部材6の説明)
図9に示すように、上仕切部材6は、平面視(上から見た状態)正方形をなす。上仕切部材6の1本の対角線には、折曲線60が設けられている。
上仕切部材6の折曲線60に対して一方の部分は、一方の上カバー部材50と共に本体部10を構成する。上仕切部材6の一方の部分の直角二等辺三角形と、一方の上カバー部材50の直角二等辺三角形とは、等しい。
上仕切部材6の折曲線60に対して他方の部分は、他方の上カバー部材51と共に蓋体部11を構成する。上仕切部材6の他方の部分の直角二等辺三角形と、多方の上カバー部材51の直角二等辺三角形とは、等しい。
上仕切部材6の他方の部分の直角の角部の内面には、他方の止具14が設けられている。上仕切部材6の4辺の縁および折曲線60の両側部には、接着部61が設けられている。なお、接着部61は、上仕切部材6の適宜箇所もしくは全面に設けても良い。
(閉じ部形成部材160、170の説明)
図10に示すように、2枚の閉じ部形成部材160、170は、それぞれ、平面視(上から見た状態)縦長(もしくは横長)の六角形をなす。閉じ部形成部材160、170の六角形と、上仕切部材6の折曲線60の両側部の接着部61の六角形とは、等しい。
閉じ部形成部材160、170には、それぞれ、長い中央線の折曲線161、171が設けられている。閉じ部形成部材160、170の折曲線161、171に対して一方の部分は、それぞれ、閉じ部16、17を形成する閉じ部形成部162、172である。閉じ部形成部材160、170の折曲線161、171に対して他方の部分は、それぞれ、接着部163、173である。
(中仕切部材7の説明)
図10に示すように、中仕切部材7は、平面視(上から見た状態)五角形をなす。すなわち、中仕切部材7は、平面視(上から見た状態)直角二等辺三角形をなす中仕切部70と、平面視(上から見た状態)縦長(もしくは横長)の台形をなす閉じ部形成部71とが、折曲線72を介して一体に設けられている部材である。
中仕切部70は、他方の上カバー部材51および上仕切部材6の他方の部分と共に蓋体部11を構成する。中仕切部70の直角二等辺三角形と、他方の上カバー部材51の直角二等辺三角形および上仕切部材6の他方の部分の直角二等辺三角形とは、等しい。
閉じ部形成部71は、閉じ部15を形成する。閉じ部形成部71の台形と、閉じ部形成部材160、170の閉じ部形成部162、172の台形とは、等しい。
中仕切部70の2辺の縁および閉じ部形成部71の両側部には、接着部73が設けられている。なお、接着部73は、中仕切部70の適宜箇所もしくは全面に設けても良い。
(下仕切部材8の説明)
図11に示すように、下仕切部材8は、下仕切部80と、接着部81と、脱落防止部形成部82と、からなる。下仕切部80は、平面視(上から見た状態)正方形をなす。下仕切部80の正方形と、上仕切部材6の正方形とは、等しい。
下仕切部80の隣り合う2つの辺には、2つの接着部81が、それぞれ、折曲可能に連続して設けられている。下仕切部80の残りの隣り合う2つの辺には、2つの脱落防止部形成部82が、それぞれ、折曲可能に連続して設けられている。脱落防止部形成部82は、脱落防止部18を形成する。
下仕切部80の4つの角のうち、2つの脱落防止部形成部82により挟み込まれている1つの角から若干中央部側の上面には、一方の止具13が、設けられている。下仕切部80の4つの辺のうち、2つの脱落防止部形成部82が設けられている2つの辺から中央部側には、スリットの開口部40が、それぞれ、辺に対して平行に設けられている。
(下カバー部材9の説明)
図11に示すように、下カバー部材9は、下カバー部90と、接着部91と、脱落防止部形成部92と、からなる。下カバー部90は、平面視(上から見た状態)正方形をなす。下カバー部90の正方形と、下仕切部80の正方形および上仕切部材6の正方形とは、等しい。
下カバー部90の隣り合う2つの辺には、2つの接着部91が、それぞれ、折曲可能に連続して設けられている。下カバー部90の残りの隣り合う2つの辺には、2つの脱落防止部形成部92が、それぞれ、折曲可能に連続して設けられている。
(財布1の構成部品の組み付けの説明)
以下、図9〜図11を参照して、上記の構成部品の組み付けについて説明する。
まず、上カバー部材50、51の接着部500、510の下面と、上仕切部材6の接着部61の上面とを、接着剤100により、接着する。これにより、上カバー部材50、51と上仕切部材6とが、一体となる。
つぎに、上仕切部材6の折曲線60の両側の接着部61の下面と、2枚の閉じ部形成部材160、170の接着部163、173の上面とを、それぞれ、接着剤100により、接着する。これにより、上仕切部材6と2枚の閉じ部形成部材160、170とが、一体となる。
つづいて、上仕切部材6の他方の部分の接着部61の下面と、中仕切部材7の中仕切部70の接着部73の上面とを、接着剤100により、接着する。これにより、上仕切部材6と中仕切部材7とが、一体となる。
すなわち、他方の上カバー部材51、上仕切部材6の他方の部分および中仕切部材7により、蓋体部11と硬貨収納部2とが構成される。
なお、一方の閉じ部形成部材160の閉じ部形成部162の両端部の下面と、中仕切部材7の閉じ部形成部71の接着部73の上面とは、接着剤100により、接着されている。
それから、中仕切部材7の閉じ部形成部71(図7中の閉じ部15を参照)を、折曲線72において折り曲げて、中仕切部材7の中仕切部70の下側に重ねる。
また、一方の閉じ部形成部材160の閉じ部形成部162(図7中の閉じ部16を参照)を、折曲線161において折り曲げて、中仕切部材7の閉じ部形成部71(図7中の閉じ部15を参照)の下側に重ねる。
さらに、他方の閉じ部形成部材170の閉じ部形成部172(図7中の閉じ部17を参照)を、一方の閉じ部形成部材160の閉じ部形成部162(図7中の閉じ部16を参照)の下側に重ねる。
前記の重ね合わせにより、一方の閉じ部形成部材160の閉じ部形成部162(図7中の閉じ部16を参照)と、中仕切部材7の閉じ部形成部71(図7中の閉じ部15を参照)との間には、硬貨収納部2の開口部20が形成される。
すなわち、硬貨収納部2の開口部20の両側の縁に、閉じ部15、16が設けられる。
一方、下仕切部材8の接着部81の下面、脱落防止部形成部82の下面と、下カバー部材9の接着部91の上面、脱落防止部形成部92の上面とを、それぞれ、接着剤100により、相互に接着する。
接着した接着部81、91および脱落防止部形成部82、92を、それぞれ、下仕切部材8の下仕切部80の上面に折り返す。
折り返した接着部81、91と、下仕切部材8の下仕切部80の上面とを、それぞれ、接着剤100により、相互に接着する。
これにより、開口部40を有するカード収納部4が構成される。また、脱落防止部形成部82、92は、蓋体部11を開けて、展開することにより、脱落防止部18を形成する。
そして、上仕切部材6の一方の部分の接着部61の下面と、下仕切部材8および下カバー部材9の折り返した接着部81、91とを、それぞれ、接着剤100により、相互に接着する。
なお、概略断面図の図7において、上仕切部材6の接着部61の接着剤100と、下仕切部材8および下カバー部材9の折り返した接着部81、91の接着剤100とは、二点鎖線にて離れた状態で図示されている。
しかしながら、実際の製品においては、両者は、接着している、状態である。
これにより、本体部10と紙幣収納部3とが構成される。しかも、他方の閉じ部形成部材170の閉じ部形成部172(図7中の閉じ部17を参照)と、下仕切部材8の下仕切部80との間には、紙幣収納部3の開口部30が形成される。
以上のようにして、上記の構成部品を組み付けることにより、財布1が構成される。
なお、概略断面図の図7において、本体部10と蓋体部11とは、離れた状態で図示されている。
しかしながら、実際の製品においては、両者は、接している、状態である。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1にかかる財布1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
図3〜図6、図8に示すように、財布1の本体部10と蓋体部11との止具13、14を外して、蓋体部11を連結線12において本体部10に対して開く。
この開いた状態において、図3、図4に示すように、硬貨21を硬貨収納部2中に開口部20を経て収納し、または、硬貨21を硬貨収納部2中から開口部20を経て取り出す。
また、図5に示すように、紙幣31を紙幣収納部3中に開口部30を経て収納し、または、紙幣31を紙幣収納部3中から開口部30を経て取り出す。
さらに、図6に示すように、カード41をカード収納部4中に開口部40を経て収納し、または、カード41をカード収納部4中に開口部40を経て取り出す。
図1、図7に示すように、蓋体部11を連結線12において本体部10に対して閉じ、本体部10と蓋体部11との止具13、14を止める。これにより、各収納部(硬貨収納部2、紙幣収納部3およびカード収納部4)中に、収納物(硬貨21、紙幣31およびカード41)が、収納される。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1にかかる財布1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1にかかる財布1は、蓋体部11の硬貨収納部2の開口部20の縁に閉じ部15、16、17を設けた。この結果、この実施形態1にかかる財布1によれば、図7に示すように、蓋体部11を本体部10に閉じると、閉じ部15、16、17が折り返されて、開口部20が閉じられる。
これにより、この実施形態1にかかる財布1は、蓋体部11を閉じた時、硬貨収納部2の開口部20が閉じるので、硬貨収納部2中から硬貨21が開口部20を経て落下するのを確実に防止できる。
この実施形態1にかかる財布1は、本体部10に脱落防止部18を設けた。この結果、この実施形態1にかかる財布1によれば、図5、図6に示すように、本体部10と脱落防止部18とが紙幣31の一部およびカード41の一部を挟み込む。
これにより、この実施形態1にかかる財布1は、蓋体部11を開いた時に、紙幣31が紙幣収納部3から抜けて、また、カード41がカード収納部4から抜けて、紙幣31およびカード41が財布1から脱落するのを防止できる。
(実施形態2の説明)
図12、図13は、この発明にかかる財布の実施形態2を示す。以下、この実施形態2にかかる財布1Aについて説明する。図中、図1〜図11と同符号は、同一のものを示す。
この実施形態2にかかる財布1Aは、硬貨収納部2の開口部20の一方の縁に設けられている閉じ部16Aに硬貨脱落防止部18Aを設けた。閉じ部16Aは、本体部10の半分の部分(蓋体部11が閉じた時に、蓋体部11が対向する部分)と同等の面積を有する。硬貨脱落防止部18Aは、閉じ部16Aから外側に延長して設けられている。
硬貨脱落防止部18Aは、蓋体部11を閉じた時に、閉じ部16Aに折り畳まれる(図12を参照)。また、硬貨脱落防止部18Aは、図13に示すように、蓋体部11を開いた時に、閉じ部16Aから展開する。これにより、硬貨脱落防止部18Aは、硬貨収納部2中の硬貨21が財布1Aから脱落するのを防止する。
この実施形態2にかかる財布1Aは、以上のごとき構成からなるので、前記の実施形態1にかかる財布1とほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態1、2以外の例の説明)
なお、前記の実施形態1、2においては、構成部品を接着剤100により接着して財布1、1Aを構成するものである。しかしながら、この発明においては、構成部品を、接着剤100の接着以外に、たとえば、溶着や圧着により、また、縫製により、財布1、1Aを構成しても良い。
また、前記の実施形態1、2においては、蓋体部11の硬貨収納部2の開口部20の縁に閉じ部15、16、17を設けたものである。しかしながら、この発明においては、閉じ部を、蓋体部11の硬貨収納部2の開口部20の縁以外に設けても良い。
たとえば、本体部10の紙幣収納部3の開口部30の縁に閉じ部を設けても良い。
なお、この発明は、前記の実施形態1、2により限定されるものではない。
1、1A 財布
10 本体部
11 蓋体部
12 連結線
13、14 止具
15、16、17、16A 閉じ部
160、170 閉じ部形成部材
161、171 折曲線
162、172 閉じ部形成部
163、173 接着部
18 脱落防止部
18A 硬貨脱落防止部
100 接着剤
2 硬貨収納部
20 開口部
21 硬貨
3 紙幣収納部
30 開口部
31 紙幣
4 カード収納部
40 開口部
41 カード
50、51 上カバー部材
500、510 接着部
6 上仕切部材
60 折曲線
61 接着部
7 中仕切部材
70 中仕切部
71 閉じ部形成部
72 折曲線
73 接着部
8 下仕切部材
80 下仕切部
81 接着部
82 脱落防止部形成部
9 下カバー部材
90 下カバー部
91 接着部
92 脱落防止部形成部

Claims (5)

  1. 複数個の収納部を有し、かつ、複数個の前記収納部には開口部がそれぞれ設けられている財布であって、
    前記財布は、
    一部分の本体部と、
    残りの一部分の蓋体部と、
    を備え、
    前記蓋体部は、前記本体部に対して開閉でき、
    少なくとも1個の前記開口部の縁には、前記蓋体部を閉じた時に、少なくとも1個の前記開口部を閉じる閉じ部が、設けられている、
    ことを特徴とする財布。
  2. 少なくとも1個の前記収納部は、前記蓋体部に設けられている硬貨収納部であり、
    前記閉じ部は、前記硬貨収納部の前記開口部の縁に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の財布。
  3. 前記本体部には、前記蓋体部を開いた時に、複数個の前記収納部中の収納物が前記財布から脱落するのを防止する脱落防止部が、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の財布。
  4. 少なくとも1個の前記収納部は、前記蓋体部に設けられている硬貨収納部であり、
    前記硬貨収納部の前記開口部の縁は、開閉する2つの縁からなり、
    前記閉じ部は、前記硬貨収納部の前記開口部の2つの縁にそれぞれ設けられていて、
    前記硬貨収納部の前記開口部の一方の縁に設けられている前記閉じ部には、前記蓋体部を開いた時に、展開して、前記硬貨収納部中の硬貨が前記財布から脱落するのを防止する硬貨脱落防止部が、設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の財布。
  5. 硬貨収納部、紙幣収納部およびカード収納部の複数個の収納部を有し、かつ、複数個の前記収納部には開口部がそれぞれ設けられている財布であって、
    前記財布は、
    前記紙幣収納部および前記カード収納部が設けられている一部分の本体部と、
    前記硬貨収納部が設けられていて、前記本体部に対して開閉できる残りの一部分の蓋体部と、
    を備え、
    前記硬貨収納部の前記開口部の縁には、前記蓋体部を閉じた時に、前記硬貨収納部の前記開口部を閉じる閉じ部が、設けられていて、
    前記本体部には、前記蓋体部を開いた時に、複数個の前記収納部中の収納物が前記財布から脱落するのを防止する脱落防止部が、設けられている、
    ことを特徴とする財布。
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