JP2020087058A - タブレット入力補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブレットへの入力を容易とすることができるタブレット入力補助具を提供する。【解決手段】タッチパネル2を上方に向けた状態でタブレット1が設置される設置部23と、設置部23の前方側かつ上方に設けられる手置き部31Aと、を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、タブレットが装着されるタブレット入力補助具に関する。
会計時にクレジットカードを使用するにあたって、クレジットカードの利用者が本人であることを店舗側が確認するためにサインを求められることがある。このような場面でサインする際に、タッチパネルにタッチペンや指を用いてサインする書込入力器が知られている。
例えば、特許文献1に示される書込入力器は、タッチペンと、デジタイザ(タッチパネル)と、を有しており、カウンターやテーブルの天板上に載置された状態で、デジタイザ上でタッチペンを操作してサインすることによって、デジタイザ上に液晶等によりサインを表示可能であるとともに、そのサインの情報を保存することで店舗側がサインを受理可能となっている。
ところで、最近では、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と記載)を用いたPCPOS(point of sales)の代わりに、取回しが良く、直感的な操作が可能なタブレットを用いたタブレットPOSが広がりつつある。このようなタブレットPOSは、上述したようなサインを求める場面において、特許文献1に示される端末装置のように、タッチパネル上でタッチペンや指を動かしてサインを受理することが可能となっている。
特開平5−94465号公報(第3,4頁、第1図)
このようなタブレットPOSは、サインするにあたって、他方の手でタブレットPOSを把持した状態では、一方の手を宙に浮かせた状態でサインする必要がありサインしにくかった。また、タブレットPOSをカウンターやテーブルの天板上に載置した状態では、天板上に手の側部(所謂手刀部)をガイドさせることができるので安定してサインできるものの、タブレットPOSのタッチパネルは天板よりも上方に位置するためサインしにくいだけでなく、タッチパネルにタッチペンや指以外の部分(例えば、手刀部)が接触してしまい、タブレットPOSが反応しないことや予期しない処理が成されてしまう虞があった。これらのことから、タブレットPOSはサインしにくいという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、タブレットへの入力を容易とすることができるタブレット入力補助具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のタブレット入力補助具は、
タッチパネルを上方に向けた状態でタブレットが設置される設置部と、
前記設置部の前方側かつ上方に設けられる手置き部と、を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、タブレット入力補助具の設置部に設置されたタブレットのタッチパネルよりも上方に位置に位置する手置き部に手を載せてサインすることができる。これにより、手置き部に手の手刀部がガイドされるとともに、タッチパネルにタッチペンや指以外の部分が接触することが防止され、タブレットへ容易に入力をすることができるようになる。
前記手置き部は、前記設置部の一部を覆う庇部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、タブレット入力補助具の設置部に設置されたタブレットの前方側は庇部により覆われた状態となることから、タブレットのタッチパネルに近い位置の手置き部に手を載せてサインすることができる。
前記設置部の底部及び前記手置き部は、互いに略平行に配置され、前方から後方に向かうほどに高さが増していることを特徴としている。
この特徴によれば、タブレットは後方側が高くなるように傾斜して配置されるため、利用者からタブレットのタッチパネルが視やすく、且つタブレットの傾斜と略平行に手置き部が配置されるためサインが容易となる。
前記設置部の後端部から下方に延出する鉤部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、鉤部をカウンターや箱等の縁に吊り下げ係止させる、または鉤部をカウンター上に載せて箱に立てかける等してタブレット入力補助具を保管することができる。
前記設置部は、後端部が開放されていることを特徴としている。
この特徴によれば、タブレットを後端部から前方に向けて移動させて設置部に設置することができるため、タブレットの設置部への着脱が容易である。
前記設置部は、右端部または左端部の一方が開放されており、他方が壁部により閉塞されていることを特徴としている。
この特徴によれば、タブレットを右端部または左端部の一方から移動させて設置部に設置することができるため、タブレットの設置部への着脱が容易であるとともに、右端部または左端部の他方の壁部によってタブレットの設置部への設置時の位置決めを行うことができる。
本発明の実施例1におけるタブレットが装着されたタブレット入力補助具を示す斜視図である。 タブレット入力補助具を示す上面図である。 (a)はタブレット入力補助具を側面から見た一部破断図、(b)は同じく側断面図、(c)は(b)におけるスナップ近傍の構造を示す要部拡大図である。 (a)は設置部にタブレットを後方側から設置する形態を示す概略図、(b)は設置部にタブレットを右方側から設置する形態を示す概略図、(c)は大きいサイズのタブレットを設置部に設置する形態を示す概略図である。 ブレット入力補助具に装着されたタブレットを用いてサインを行う形態を示す側断面図である。 (a),(b)は、ブレット入力補助具の保管方法を示す斜視図である。
実施例1に係るタブレット入力補助具につき、図1から図6を参照して説明する。
図1に示されるように、本発明の実施例に係るタブレット入力補助具10は、タブレット1が装着されるものである。ここでいうタブレット1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で使用されるタブレットPOSであり、会計処理ばかりでなく、タブレット1の静電容量方式のタッチパネル2にタッチペン3でサインされることで、クレジットカードでの支払いに対するサインの受理を行うことができる。タブレット入力補助具10は、クレジットカード利用者に対してサインを求める際に使用されるものである。
図1〜図3を参照して、タブレット入力補助具10は、タブレット1が載置される本体20と、本体20に固定されたカバー30と、から主に構成されている。
先ず、本体20について説明する。図2,図3を参照して、本体20は、ABS樹脂で形成された本体側基礎部材21と、本体側基礎部材21の上面部に取付けられた平板状のアルミ板25と、ABS樹脂で形成され本体側基礎部材21に取付けられたスナップ26と、シート状に形成されスナップ26の上面に貼着された銅テープ27と、から構成されている。
本体側基礎部材21は、底板部21Aと、底板部21Aの両側面に配置される側板部21Bと、が一体成形されている。底板部21Aは、略前後方向に延びる前端部21gと、側面視前端部21gの後端部から後方に向かうほど高くなるように直線状に延びる平板状の傾斜板部21eと、を備えており、前端部21gに上下方向に貫通する貫通孔21aが形成され、傾斜板部21eに上下方向に貫通する貫通孔21bが形成されている。尚、図2においては、説明の便宜上、貫通孔21a,21bを2点鎖線で示している。
前端部21gにおける貫通孔21aの前端縁には、上方に立ち上がる立上部21cが形成されている。また、傾斜板部21eにおける貫通孔21bの前端縁には、上方に立ち上がる立上部21dが形成されている。尚、図示しないが、前方側の立上部21cは、貫通孔21aの左右幅と同一幅で形成されており、後方側の立上部21dは、底板部21Aの左右幅と同一幅で形成されている。さらに尚、後方側の立上部21dは、前方側の立上部21dよりも上下方向に長くなっている。
また、傾斜板部21eの後端縁には鉤部21fが設けられている。詳しくは、鉤部21fは、傾斜板部21eの後端縁から下方に延びる延設部21kと、延設部21kの下端部から前方側に延びる爪部21mと、から構成されている。尚、立上部21cの下面、及び鉤部21f(爪部21m)の下面にはゴム製の滑り止め用シート28が貼着されている。
側板部21Bは、前端部分が前端部21g及び立上部21c,21dが側方から見えないように形成されるとともに、後端部分が傾斜板部21eと鉤部21fとが側方から見えないように形成されている。尚、側板部21Bの後端部分は、その下面が傾斜板部21eと平行となるように形成されているので、側方から傾斜板部21eと鉤部21fとで囲まれた空間に指先等を挿入可能となっている。また、傾斜板部21eの左端縁には、上端縁が立上部21dの上端部から傾斜板部21eの後端部まで直線状に延びる壁部21Cが立設されている。
傾斜板部21eの上面には、断面視上向きコ字形状かつ上面視矩形状の凹部21hが形成されており、前述したアルミ板25は、凹部21h内に設置されている。凹部21hの深さは、アルミ板25の厚みよりも浅く形成されているので、凹部21h内に設置された状態においてアルミ板25の上面側が凹部21hよりも上方に張り出すようになっている(特に図3(b)拡大部参照)。
すなわち、本体20には、立上部21c、傾斜板部21e、アルミ板25、壁部21Cにより画成された設置部23が形成されている。傾斜板部21e及びアルミ板25は、設置部23の底部を構成しており、設置部23は、後方側及び右方側に開放されており、左方側は壁部21Cにより閉塞されている。尚、立上部21cの背面側(設置部23側)及び壁部21Cの右側面(設置部23側)には、弾性を有するとともに高摩擦部材である例えばゴム等の緩衝部材29a,29bがそれぞれ固着されている。
スナップ26は、その後端部26aが傾斜板部21eにおける貫通孔21b側の上端縁に形成された段部21jに載置されており、段部21jとアルミ板25とにより上下方向に狭持されている。また、スナップ26は、後端部26aから貫通孔21bを通って立上部21dの下方まで延びる中間部26bと、中間部26bの前端から立上部21c,21dを繋ぐように下向きU字状に延びる前端部26cと、を備えている。また、前端部26cは、立上部21cの上端縁に係止される爪部26dを有している。これら後端部26a、中間部26b、前端部26cの上面には、シート状の銅テープ27が貼着されている。
次に、カバー30について説明する。図1〜図3を参照して、カバー30は、ABS樹脂で形成されたカバー側基礎部材31と、カバー側基礎部材31に固定された円柱状のアルミ棒35と、から主に構成されている。
カバー側基礎部材31は、本体20における前端部21gの前端から立上部21dまで前後方向に延び、且つ左右の側板部21Bの前端部分に渡って左右方向に延びる上面視略矩形の板状を成し、前端部21g、立上部21d、左右の側板部21Bにより囲われた空間(本体側基礎部材21の前端部21gの上部空間)を上方から被覆するように設置されている。カバー側基礎部材31は、その上面が本体20における傾斜板部21eと略平行に配置され、前方から後方に向かうほどに高さが増すように構成されている。
カバー側基礎部材31には、その前端側において厚み方向に凹むように設けられる断面視U字状の溝部32と、溝部32よりも後端側において左右方向に長く厚み方向に貫通した上面視横長矩形状のスリット33とが形成されており、スリット33よりも後端側において設置部23側に突出する庇部34が備えられている。尚、カバー側基礎部材31における溝部32よりも後端側の部分は、利用者がサインするときに手を載せる手置き部31Aとして機能している。
次に、タブレット入力補助具10の組立てについて説明する。先ず、スナップ26の後端部26aを、貫通孔21bの下方から通して本体側基礎部材21の段部21jに配置するとともに、スナップ26の前端部26cを立上部21c,21dとの間(貫通孔21a)に圧入し、爪部26dを立上部21cの上端縁に係止させる。これにより、スナップ26を本体側基礎部材21に取付けることができる。尚、スナップ26を本体側基礎部材21から取外す際には、爪部26dを後方側へと押し下げることによって容易に取外すことができる。
次いで、アルミ板25を本体側基礎部材21の凹部21hに嵌合させ両面テープで固定する。本体側基礎部材21の凹部21hに固定されたアルミ板25は、スナップ26に貼着されている銅テープ27に後端部26aの上方において面当接している。スナップ26の後端部26aの厚みと銅テープ27の厚みとの和は、段部21jの深さよりも僅かに大きくなっており、スナップ26の後端部26aが凹部21h側に張り出すため、スナップ26の後端部26aに貼着されている銅テープ27に確実にアルミ板25が確実に接触するようになっている。
次いで、スナップ26の前端部26cの上部にアルミ棒35を載置するとともに、カバー側基礎部材31を本体側基礎部材21の前端部分を上方から閉塞するように固定する。これにより、アルミ棒35の上端部分がスリット33を貫通しカバー30よりも上方に露出するとともに、カバー側基礎部材31とスナップ26の前端部26cとによりアルミ棒35が上下に狭持されて固定される。尚、スナップ26の前端部26cは、下向きU字状に湾曲して形成されているので、スナップ26の前端部26cとカバー側基礎部材31とによりアルミ棒35を上下に狭持したときに、弾性変形され、その弾性復元力によりアルミ棒35を強固にカバー側基礎部材31に押し付けることができる。これにより、アルミ棒35は、スナップ26の前端部26cとカバー側基礎部材31とにより狭持された状態において、スナップ26に貼着されている銅テープ27に確実に接触する。
次いで、タブレット入力補助具10の設置部23にタブレット1を設置する形態を図4に基づいて説明する。
図4(a)に示されるように、タブレット入力補助具10の設置部23は、後方側が開放されているので、設置部23に対して後方側からタブレット1をスライドさせることができる。設置部23に対して後方側からスライドされるタブレット1の前端部は、立上部21c、アルミ板25、庇部34により囲まれた空間(図3参照)内に挿入されて装着するとともに、立上部21cの背面に固着された緩衝部材29aに接触して前後方向の位置決めがされる(図5参照)。このように、タブレット1の前端部が立上部21cに対して緩衝部材29aを介して接触するので、タブレット1や立上部21cが接触により破損することが防止される。
また、タブレット1の左端部をタブレット入力補助具10の壁部21Cに沿って配置することにより、タブレット1の左右方向の位置決めがされる。尚、このときも、タブレット1と壁部21Cとの間に、壁部21Cの右側面に固着された緩衝部材29bが介在するため、タブレット1や壁部21Cの破損を防止できる。また、タブレット1がタブレット入力補助具10の設置部23に設置された状態にあっては、タブレット1と該タブレット1に接触する緩衝部材29a,29bとの摩擦力により、タブレット1が後方側または右方側にずれることが抑制される。
また、図4(b)に示されるように、タブレット入力補助具10の設置部23は、右方側にも開放されているので、設置部23に対して右方側からタブレット1をスライドさせることができる。設置部23に対して右方側からスライドされるタブレット1の左端部は、緩衝部材29bに接触して左右方向の位置決めがされる。また、タブレット1前端部を立上部21cに沿って配置することにより、タブレット1前端部が立上部21c、アルミ板25、庇部34により囲まれた空間(図3参照)内に挿入されるとともに、タブレット1の前後方向の位置決めがされる(図5参照)。
尚、設置部23に対して右後方側から斜め方向にタブレット1をスライドさせて設置するようにしてもよい。また、タブレット1をタブレット入力補助具10から取外す際には、後方側、右方側、もしくは、斜め右後方側にタブレット1をスライドさせて取外せばよい。
このように、設置部23に対して後方側、右方側、もしくは、斜め右後方側からタブレット1を容易に着脱できるとともに、立上部21cや壁部21Cを利用してタブレット1の装着時の位置決めを行うことができる。
また、図4(c)に示されるように、タブレット入力補助具10の設置部23は、後方側及び右方側に開放されているので、例えば、タブレット1よりもサイズの大きいタブレット1’の後方側及び右方側を設置部23の外側に飛び出させて設置することができる。このように、タブレット入力補助具10は、複数種類のサイズのタブレットを設置できるので汎用性が高い。
次いで、タブレット入力補助具10に装着されたタブレット1を用いてサインを行う形態を図5に基づいて説明する。
タブレット入力補助具10に装着されたタブレット1を用いてサインを行う際には、前述した手置き部31Aに利用者の手が載置される。具体的には、タブレット入力補助具10の設置部23に設置されたタブレット1のタッチパネル2よりも上方に位置する手置き部31Aに手を載せてサインすることができる。これにより、手置き部31Aに手の手刀部がガイドされるとともに、タッチパネル2にタッチペン3以外の部分が接触することが防止され、タブレット1へ容易に入力をすることができるようになる。
また、アルミ棒35は、面状を成すカバー30よりも上方へ突出しているため、タッチパネル2への入力時には、利用者の手刀部とカバー30との接触面積が小さくなるとともに、該アルミ棒35は円柱状を成しているため、平板状のアルミ棒に接触する場合に比べて、利用者の手刀部とアルミ棒35との接触面積も小さくなり、利用者の手を左右に動かしたときに手置き部31Aとの間に生じる摩擦力を小さくすることができる。また、アルミ棒35は、設置部23に設置されたタブレット1のタッチパネル2の上下端縁と略平行に左右方向に延びているので、アルミ棒35に沿って利用者の手をスライドさせれば、タッチパネル2の入力を左右方向に正確に行うことができる。尚、アルミ棒35は、利用者の手刀部のスライドを円滑に行うために、鏡面仕上げ等の加工が施されていることが好ましい。
尚、本実施例では、タッチパネル2にタッチペン3でサインを行う形態を例に挙げ説明しているが、タブレット1がタブレット入力補助具10に装着された状態においてタッチパネル2を指で操作することもできる。この場合であっても、指以外の部分(例えば、手刀部等)がタッチパネル2に接触することが防止される。
また、手置き部31Aは、設置部23の一部を覆う庇部34を有しているので、タブレット1のタッチパネル2に近い位置まで手を載せてサインすることができ、タブレット1への入力がしやすい。尚、庇部34の設置部23側への突出量は、20mm〜50mm程度が好ましい。本実施例では、庇部34が設置部23側に20mm程度突出されており、庇部34が設置部23に設置されたタブレット1の下端部を覆うようになっているので、タッチパネル2の中央部近傍に対してサインしやすい。さらに尚、庇部34の突出量を20mm以下(例えば、10mm程度)としてタッチパネル2の下端部近傍に対してサインしやすいように設計してもよい。また、例えば、使用者の手の大きさ、タッチパネル2のサイズ、入力欄の位置に合わせて、庇部34の突出量を前後に調整可能な構成としてもよい。
また、庇部34の厚みは、10mm以下であることが好ましい。本実施例では、庇部34の厚みが略5mmに形成されている。これによれば、庇部34の強度を確保しつつ、庇部34の上面からタッチパネル2の上面までの距離を短くできるので、タッチパネル2に対して違和感なく入力することができる。
また、手置き部31Aは、設置部23の底部を構成する傾斜板部21e及びアルミ板25と略平行に配置され、前方から後方に向かうほどに高さが増している。このように、タブレット1はタブレット入力補助具10に対し後端側が高くなるように傾斜して配置されるため、タブレット入力補助具10を机の天板F上に配置したときに、タブレット1のタッチパネル2が前方側の利用者から視やすくなるとともに、タッチパネル2に対して手置き部31Aが略平行に配置されることからサインが容易となる。
また、設置部23の後端部から下方に延出する鉤部21fを有している。これによれば、傾斜板部21eの板厚を後方側に向かうにつれて厚くしなくても、後端側が高くなるように傾斜させることができる。また、タブレット入力補助具10を机の天板F上に配置したときに、傾斜板部21eと天板Fとの間に隙間が生じるため、傾斜板部21eと天板Fとの隙間に指先を入れてタブレット入力補助具10を簡便に持ち上げることができる。
また、図6(a)に示されるように、例えば、タブレット1を収納可能な収納部4Aを有するタブレット収納箱4に鉤部21fを用いて係止させることができる。具体的には、タブレット収納箱4は、左右の側板41と、底板42と、天板43と、図示しない背板と、側板41、底板42、天板43、及び背板で囲われた空間を上下に区画する区画板44と、を備えており、区画板44の上下に収納部4Aが形成されている。側板41の上端縁41aは、天板43よりも上方に張り出している。側板41の上端縁41aに鉤部21fの爪部21m(図5参照)を上方から係止させることでタブレット入力補助具10を吊り下げて省スペースで保管することができるようになっている。
また、図6(b)に示されるように、タブレット収納箱4が横置きの場合(爪部21mを係止させる場所がない場合)には、机の天板F上に鉤部21fにおける延設部21k(図5参照)を底面としてタブレット入力補助具10を立設させるとともに、前端部21g側(図5参照)をタブレット収納箱4に立てかけて省スペースで保管することができる。
尚、本実施例では、タブレット収納箱4に対して吊り下げたり、立てかけることで保管する形態を例示したが、机やその他什器等に吊り下げたり立てかけて保管するようにしてもよい。
図5に戻って、手置き部31Aに利用者の手が載置されたときには、手の手刀部がアルミ棒35に接触する。このアルミ棒35は、スナップ26の上面に貼着された銅テープ27を介してアルミ板25に接触されており、アルミ板25の上面には、タブレット1が載置されている。これによれば、利用者の手刀部がアルミ棒35に接触したときに、タブレット1周辺に存在する静電気等の微弱電流がアルミ板25、銅テープ27、アルミ棒35、利用者の順に流入されるとともに、タッチペン3がタッチパネル2に触れることで生じた微小電流がタブレット1、アルミ板25、銅テープ27、アルミ棒35、利用者の順に流入されるので、タッチパネル2表面の電流が安定し、タッチペン3を動かした際に発生する電位差が正確に認識されるようになり、安定して入力を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、タブレット1を装着したタブレット入力補助具10を机の天板Fに載置してサインを行う形態を例示したが、タブレット1を装着したタブレット入力補助具10を持ち上げた状態でサインを行うようにしてもよい。この場合であっても、手置き部31Aと傾斜板部21e及びアルミ板25とが略平行に配置されているので、サインがしやすい。
また、前記実施例では、設置部23の底部を構成する傾斜板部21eが後方に向かうほどに高くなるように傾斜する形態を例示したが、設置部23の底部は略水平に配置されていてもよいし、後方に向かうほど低くなるように傾斜していてもよい。これらの場合であっても、手置き部31Aと設置部23の底部とが略平行に配置されることが好ましい。
また、前記実施例では、設置部23の後方側及び右方側が開放されている形態を例示したが、設置部23の左方側も開放されていてもよい。また、設置部23の後方側、右方側、左方側のうち少なくとも1つが開放されていればよい。
また、前記実施例では、緩衝部材29a,29bが弾性を有する高摩擦部材により構成される形態を例示したが、緩衝部材は少なくとも弾性を有していればよく、例えば、フッ素樹脂などの低摩擦部材を用い、低摩擦部材上を滑らせることで設置部23へのタブレット1の着脱を簡便に行うようにしてもよい。
また、前記実施例のタブレット入力補助具10は、会計処理やサインの受理を行うタブレットPOSであるタブレット1が装着される形態を例示したが、タブレット入力補助具に装着されるタブレットは、会計処理やサインの受理等の機能を有さないタブレットPOS以外のタブレットであってもよい。
1,1’ タブレット
2 タッチパネル
3 タッチペン
4 タブレット収納箱
10 タブレット入力補助具
21C 壁部
21e 傾斜板部(設置部の底部)
21f 鉤部
23 設置部
25 アルミ板(設置部の底部)
27 銅テープ
31A 手置き部
34 庇部

Claims (6)

  1. タッチパネルを上方に向けた状態でタブレットが設置される設置部と、
    前記設置部の前方側かつ上方に設けられる手置き部と、を備えていることを特徴とするタブレット入力補助具。
  2. 前記手置き部は、前記設置部の一部を覆う庇部を有していることを特徴とする請求項1に記載のタブレット入力補助具。
  3. 前記設置部の底部及び前記手置き部は、互いに略平行に配置され、前方から後方に向かうほどに高さが増していることを特徴とする請求項1または2に記載のタブレット入力補助具。
  4. 前記設置部の後端部から下方に延出する鉤部を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のタブレット入力補助具。
  5. 前記設置部は、後端部が開放されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のタブレット入力補助具。
  6. 前記設置部は、右端部または左端部の一方が開放されており、他方が壁部により閉塞されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のタブレット入力補助具。
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