JP2020086865A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の構成によれば、複数台の移動体が隊列を編成して走行する場合において、隊列を崩すことなく、移動体と障害物との衝突を回避することができる。
上記の構成によれば、複数台の移動体が隊列を編成して走行する場合において、障害物が移動体に衝突する可能性の程度に応じて、障害物との衝突を回避するように移動体の走行を制御できるとともに、隊列を崩さないで走行を続けることができる。
上記の構成によれば、移動体と障害物の衝突可能性を正確に予測して、衝突の危険性を回避することができる。
前記1又は複数の障害物を回避するための回避動作が不可能である場合には、緊急停止を示す制御情報を生成してもよい。
上記の構成によれば、移動体が移動を継続したままでは障害物の衝突が避けられないと判定された場合に、移動体を緊急停止することにより、危険を回避することができる。
上記の構成によれば、隊列を編成して移動する複数の移動体のうち、第1の対象移動体が第2の対象移動体の障害物に対する衝突危険性を検出して、検出された障害物情報を第2の対象移動体に通知することにより、第2の対象移動体が障害物との衝突を避けることができるため、障害物の計測範囲を維持しながらセンサ取り付け数やセンサの計測レンジを減らすことができる。
上記の構成によれば、後方移動体が、前方移動体と障害物との衝突可能性を正確に検知して、前方移動体に通知することができるので、障害物の計測範囲を維持しながらセンサ取り付け数やセンサの計測レンジを減らすことができる。
上記の構成によれば、本発明の一態様に係る情報処理装置と同様の効果が得られる。
上記の構成によれば、本発明の一態様に係る情報処理装置と同様の効果が得られる。
第1実施形態の情報処理装置(運転制御装置)1は、移動体の隊列に含まれる1又は複数の対象移動体の運転を制御する情報処理装置である。一例として、情報処理装置1は、移動体としての3台の車両10、20、および30が隊列を編成して移動中に、2台目の車両20が、隊列を維持しつつ、自車両に近づく障害物との衝突を回避するように制御する。この実施形態では、先頭車両10のみを人間のドライバが運転し、2台目以降の車両20および30は、先頭の車両10を追随するように自動運転により制御されている。ただし、これは本実施形態を限定するものではなく、先頭の車両10も自動運転により制御する構成としてもよい。また、本実施形態では、移動体は車両に限定されるものではなく、移動体は、荷物運搬ロボット等であってもよいし、ドローンなどの飛行体等であってもよい。また、隊列中に含まれる移動体の数は本実施形態を限定するものではない。また、キャラクター等が搭乗し、テーマパーク内で隊列を組み、パレードを行う車両等も本実施形態でいう車両に含まれる。
まず、図1を参照しながら第1実施形態における運転制御装置1の構成例を説明する。図1に示すように、運転制御装置1は、センサ11、障害物検知部2、衝突判定部3、制御切替部4、回避動作指示生成部5、隊列追従動作指示生成部7、車間距離制御部6、操舵角度制御部8を備えている。
センサ11は、一例として画像センサを備えており、車両20周囲の領域内に存在する1または複数の障害物を示すセンサデータを生成し、生成したセンサデータを障害物検知部2に供給する。
障害物検知部2では、1又は複数の障害物を示す障害物情報を取得する。具体的には、センサ11で検出された1又は複数の障害物を示すセンサデータを受信する。そして、受信したセンサデータから、1又は複数の障害物について、障害物の位置および移動ベクトル等の情報を含む障害物情報を算出する。
衝突判定部3では、障害物検知部2から通知される前記障害物情報を参照して、車両20がこのままの走行を続けた場合に、車両20が障害物に衝突する可能性があるか否か、及び、車両20が障害物との衝突を回避する可能性があるか否かを判定する。そして、判定結果を制御切替部4に供給する。
制御切替部4では、衝突判定部3から供給される衝突可能性および衝突回避可能性の判定結果に基づいて、車両の走行を制御する。
回避動作指示生成部5および隊列追従動作指示生成部7は、前記障害物情報を参照して、前記隊列を維持するように前記1又は複数の対象移動体の運転を制御するための制御情報を生成する。
車間距離制御部6および操舵角度制御部8は、回避動作指示生成部5および隊列追従動作指示生成部7が生成した制御情報(車間距離目標値および相対角度目標値)を受信し、この制御情報を出力する。具体的には、回避動作指示生成部5または隊列追従動作指示生成部7で生成された車間距離目標値および相対角度目標値を、車両20のECU(Electronic Control Unit)9に対して出力する。
ここで、図2を参照しながら車両20のセンサ11(画像センサ)における車間距離および相対角度についてより詳しく説明する。車両20のセンサ11においては、自車両20の車体の中心を座標(0、0)とする。そして、車両20の車幅方向をX軸、車両の長軸方向、すなわち車体の進行方向をY軸とする。障害物の位置は、車両20の車体の中心を座標(0、0)として、これとの相対的な位置である座標(Xn,Yn)によって表す。また、前方車両10と車両20との車間距離は、前方車両10の最後部とその後方車両20の最前部とのY軸方向における距離Lで定義する。前方車両10と車両20との相対角度θ1は、車両20の車体の中心と車両10最後部の中心点を結ぶ直線が、Y軸となす角度とする。
次に、図2および図3を参照しながら、本発明の運転制御装置1の第1実施形態における隊列の走行軌跡について説明する。上述したように、本実施形態では、図2に示す通り、3台の移動体(車両10,20、および30)が隊列を編成して走行している。一例として3台の車両のうち、先頭の車両10のみドライバが運転しており、2台目の車両20および3台目の車両30は、運転制御装置1により、先頭車両10を追随するように自動運転で制御されている。そして、2台目の車両20は、上述した通り、センサ11および障害物検知部2を備える運転制御装置1が搭載されている。
図3(a)、(b)、および(c)には、車両20の障害物検知部2が危険エリアA1内に存在する障害物Oを検出した場合の、障害物回避動作を行う場合の隊列の変化を時系列で示したものである。
衝突判定部3が「衝突可能性あり」と判定した場合には、回避動作指示生成部5は、車両20が障害物との衝突を回避するための制御情報(具体的には、車間距離目標値および相対角度目標値)を生成する。図3(b)の場合には、車両20の右側から近づいてくる障害物Oを避けるため、車両20の制御切替部4は、車両20を前方車両10に対し20度(相対角度目標値θ1=−20度)で左方向に転回させて、障害物Oとの衝突を回避するように、車両20の走行を制御する。
なお、上述したように、車両20の回避動作指示生成部5が生成した制御情報は、隊列に含まれる他の車両10および30にも供給される。車両10および30の制御切替部では、この車両20から取得した制御情報に応じて、3台の車両からなる隊列を維持するように、車両10および30の走行を切り替えている。具体的には、車両20との車間距離Lおよび相対角度が閾値内に収まるように走行を切り替えている。
続いて、図4を参照して、本実施形態で用いられる回避動作バッファに格納される情報の一例を説明する。衝突判定部3は、検知された1又は複数の障害物のうち「衝突可能性あり」と判定した障害物についてのセンサデータおよび衝突回避可能性についての判定結果を回避動作バッファに一時的に格納する。制御切替部4は、この回避動作バッファに格納された情報を読み取り、これに基づいて、車両の動作を制御する。
次に、図5および図6を参照しながら、車両20が隊列走行中に、障害物との衝突を回避または緊急停止する場合の処理について説明する。図5および図6は、本実施形態における車両20の運転制御装置1が、車両20と障害物の衝突を回避するまたは緊急停止する処理を示したフローチャートである。
ステップS9では、車両20の運転制御装置1が始動する。
運転制御装置1のセンサ11が検知エリアA2内にN個の障害物を検知すると、ステップS10において、障害物検知部2が、センサ11から供給されたセンサデータに基づいて、N個の障害物のそれぞれについて障害物の位置と速度ベクトルを算出する。算出された障害物の位置と障害物の速度ベクトルを含む障害物情報は、衝突判定部3に供給される。
続いて、ステップS11以降において、衝突判定部3は、N個の障害物のそれぞれについて衝突可能性および衝突回避可能性を判定する。まず、ステップS11において障害物の番号iを0(i=0)と設定する。
ステップS12では、衝突判定部3が、回避動作バッファをクリアして、障害物の数としてNを設定する。以降は、障害物番号iを1ずつ増加させて、順次i番目の障害物について処理を行う。
続いて、ステップS13では、各障害物についてi<Nであるか否かを判定する。i<Nの場合は(ステップS13でYes)、ステップS14からステップS18までの処理を繰り返す。i<Nでない場合は(ステップS13でNo、つまり、N個の障害物すべてについてステップS13からステップS18までの処理が終了した場合)、ステップS19に進む。
ステップS14では、衝突判定部3は、障害物(i=1)が危険エリアA1に存在するか否かを判定する。障害物が危険エリアA1内に存在すると検知された場合(ステップS14でYes)には、ステップS17に進む。障害物が危険エリアA1内に存在しないと判定された場合(ステップS14でNo)には、ステップS15に進む。
ステップS15では、衝突判定部3は、障害物が車両20の走行ベクトル上にあるか否かを判定する。障害物が、車両20の走行ベクトル上にあると判定された場合(ステップS15でYes)には、ステップS21に進む。障害物が、車両20の走行ベクトル上にない場合(ステップS15でNo)には、ステップS16に進む。
ステップS16では、衝突判定部3は、障害物が車両20との衝突を回避できるか否かを判定する。障害物が、車両20との衝突を回避できると判定された場合(ステップS16でYes)には、ステップS18に進む。1番目の障害物が車両20との衝突を回避できない場合(ステップS16でNo)には、ステップS21に進む。
ステップS17では、衝突判定部3は、障害物が車両20に衝突する可能性があるか否かを判定する。1台目の障害物が車両20に衝突する可能性があると判定された場合には(ステップS17でYes)、ステップS18に進む。障害物が車両20に衝突する可能性がない場合には(ステップS17でNo)、障害物の番号iを一つ増加させて、ステップS13に戻る。以降は、次の障害物についてステップS13からステップS18までの処理を繰り返す。
ステップS18では、回避動作バッファにi番目の障害物についての回避動作条件を記憶する。以降は、障害物の番号iを一つ増加させて、ステップS13に戻り、i+1番目の障害物についてステップS13からステップS18までの処理を繰り返す。
ステップS19では、衝突判定部3は、回避動作バッファに書き込みがあるか否かを判定する。書き込みがある場合(ステップS19でYes)には、ステップS20に進む。書き込みがない場合には(ステップS19でNo)、つまり回避すべき障害物がない場合は、ステップS22に進む。
ステップS20では、衝突判定部3は、回避動作が可能かどうかを判定する。回避動作が可能であると判定された場合(ステップS20でYes)には、ステップS23に進む。回避動作が可能でないと判定された場合(ステップS20でNo)には、ステップS21に進む。
ステップS21では、衝突判定部3は、緊急停止フラグを有効にする。この情報は、制御切替部4に供給される。
ステップS19でNoの場合、回避すべき障害物がないと判定されたので、ステップS22において、回避動作フラグおよび緊急停止フラグを無効にする。
ステップS20でYesの場合、回避動作が可能であると判定されたので、ステップS23では、回避動作フラグを有効にし、緊急停止フラグを無効にする。その後は、ステップS24に進む。
ステップS24では、回避動作条件(回避動作ベクトル)を設定する。この制御情報は、制御切替部4に供給される。
ステップS25では、衝突判定部3が、緊急停止フラグ情報、回避動作フラグ情報、および回避動作条件を、制御切替部4に供給する。
ステップS26では、制御切替部4が、緊急停止フラグが有効か否かを判定する。緊急停止フラグが有効と判定した場合には(ステップS26でYes)、ステップS30に進む。緊急停止フラグが有効と判定しない場合には(ステップS26でNo)、ステップS27に進む。
ステップS27では、制御切替部4が、回避動作フラグが有効か否かを判定する。回避動作フラグが有効と判定した場合には(ステップS27でYes)、ステップS31に進む。回避動作フラグが有効と判定しない場合には(ステップS27でNo)、ステップS28に進む。
ステップS28では、制御切替部4が、隊列追従動作指示生成部7に隊列を維持するための制御情報(車間距離目標値、相対角度目標値)の生成を指示する。その後、ステップS29に進む。
ステップS29では、車間距離制御部6および操舵角度制御部8を隊列追従状態へ設定する。その後、ステップS33に進んで、処理を終了する。
ステップS30では、車間距離制御部6および操舵角度制御部8を緊急停止状態へ設定する。その後、ステップS33に進んで、処理を終了する。
ステップS31では、回避動作指示生成部5に制御情報(車間距離目標値、相対角度目標値)の生成を指示する。その後、ステップS32に進む。
ステップS32では、車間距離制御部6および操舵角度制御部8を回避動作状態へ設定する。その後、ステップS33に進んで、処理を終了する。
すでに説明したように、本実施形態では、移動体は飛行体であってもよい。移動体が飛行体の場合には、運転制御装置1は移動体をX、Y方向(水平方向)のみではなく、Z方向(垂直方向)にも制御する。
本発明の第2実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図7は、第2実施形態に係る運転制御装置1の機能構成例を模式的に例示するブロック図である。まず、図7を参照しながら第2実施形態における2台目の車両120の運転制御装置101および3台目の車両130の運転制御装置201の構成例を説明する。
図7(a)を参照しながら第2実施形態における3台目の車両130の運転制御装置201の構成例を説明する。図7(a)に示すように、3台目車両130の運転制御装置201は、センサ211、対前方車両障害物検知部202、および障害物情報送信部212を備える。センサ211は、2台目車両120の周囲に存在する障害物を検知する。対前方車両障害物検知部202では、センサ211から供給される障害物のセンサデータに基づいて、2台目車両120の周囲に存在する障害物の位置および速度ベクトルを算出する。障害物情報送信部212は、対前方車両障害物検知部202で算出された障害物情報を2台目車両120に送信する。
次に、図7(b)を参照しながら第2実施形態における2台目車両120の運転制御装置101の構成例を説明する。図7(b)に示すように、2台目車両120の運転制御装置101は、障害物情報受信部112を備える。障害物情報受信部112では、3台目車両130の障害物情報送信部212から車両120に対する障害物情報を受信する。障害物情報受信部112で受信された車両120に対する障害物情報は、車両120の衝突判定部103に供給される。そして、車両120の衝突判定部103は、車両130から送信された障害物情報に基づいて、車両120の障害物に対する衝突可能性および衝突回避可能性を判定する。この判定結果に基づいて、車両120の制御情報生成部では、車両120の運転に関する制御情報を生成する。
図8には、本実施携帯の隊列走行する3台の車両110、120、および130と、車両130のセンサで検知される領域の位置関係を示す。図8中、実線で囲まれた領域は、車両130のセンサ211による検知エリアB2を示す。また、点線で囲まれた領域は、車両120に対する危険エリアB1を示す。危険エリアB1内に障害物があれば、「2台目の車両120に衝突可能性あり」と判定される。3台目車両130の障害物情報送信部212は、この障害物情報を2台目の車両120に送信する。2台目の車両120の障害物情報受信部112は、3台目の車両130からの障害物情報を受信する。そして、2台目の車両120の衝突判定部103では、車両130からの障害物情報に基づいて、自車両120と障害物との衝突可能性および衝突回避可能性を判定する。車両120の衝突判定部103が、「衝突可能性あり」かつ「衝突回避可能性あり」と判定した場合は、車両120の制御切替部104が、車両120に回避動作を行わせる。車両120の衝突判定部103が、「衝突可能性あり」かつ「衝突回避可能性なし」と判定した場合は、車両120の制御切替部104が、車両120を緊急停止させる。
次に、図9を参照しながら、第2実施形態における隊列に軌跡について説明する。図9は、第1実施形態の図3に相当する図である。つまり、図9には、3台の移動体(車両110、120、および130)が隊列を編成して走行している様子を模式的に示した図である。この実施形態でも、3台の車両のうち、1台目のみが人間のドライバが運転しており、2台目の車両120および3台目の車両130が1台目の車両110を追随するように自動運転で制御されている。また、図9では、最も後方を走行する車両130に備えられたセンサにより、2台目の車両120の周囲の存在する障害物を検知し、検知結果を車両120に送信する場合を示している。車両130には、センサ211が備えられている。このセンサ211は、図8中の実線で囲まれた検知エリアB2内に存在する障害物を検知することができる。そして、破線で囲まれた危険エリアB1内に存在する障害物を車両120に衝突する危険性があるものと判定する。
次に、図10を参照しながら、車両120の運転制御装置101の動作について説明する。図10は、本実施形態における車両120の運転制御装置101が、3台目の車両130から受信した障害物情報に基づいて、自車両120と障害物の衝突可能性および回避可能性を判定するための処理を示したフローチャートである。
図11を参照しながら、前方車両120における障害物情報受信部112の情報に基づく判定ステップでの処理について説明する。
ステップS511では、車両120の運転制御装置101が始動する。
ステップS512では、障害物の番号jを0(j=0)と設定する。
続いて、ステップS513では、衝突判定部103が、車両130から通知された障害物の数Mを設定する。
続いて、ステップS514では、衝突判定部103が、各障害物についてj<Mであるか否かを判定する。j<Mである場合は(ステップS514でYes)、ステップS515に進む。以降、各障害物についてステップS515からステップS520までの処理を繰り返す。j<Mでない場合は(ステップS514でNo、つまり、M個の障害物すべてについてステップS515からステップS520までの処理が終了した場合)は、ステップS530に進んで、処理を終了する。
ステップS515では、障害物(j=0)が危険エリアB1に存在するか否かを判定する。障害物が危険エリアB1内に存在しないと判定された場合(ステップS515でNo)には、ステップS519に進む。障害物が危険エリアB1内に存在すると判定された場合(ステップS515でYes)には、ステップS516に進む。
ステップS516では、衝突判定部103が、障害物が車両120の走行ベクトル上にあるか否かを判定する。障害物が、車両120の走行ベクトル上にあると判定された場合(ステップS516でYes)には、ステップS518に進む。障害物が、車両20の走行ベクトル上にない場合(ステップS516でNo)には、ステップS517に進む。
ステップS517では、衝突判定部103が、障害物が車両120との衝突を回避できるか否かを判定する。障害物が、車両120との衝突を回避できると判定された場合(ステップS517でYes)には、ステップS520に進む。障害物が車両120との衝突を回避できない場合(ステップS517でNo)には、ステップS518に進む。
ステップS518では、衝突判定部103が、緊急停止フラグを有効にする。その後は、ステップS530に進んで処理を終了する。
ステップS519では、衝突判定部103が、障害物が車両120との衝突を回避できるか否かを判定する。障害物が、車両120との衝突を回避できると判定された場合(ステップS519でYes)には、ステップS520に進む。障害物が車両120との衝突を回避できない場合(ステップS519でNo)には、ステップS518に進む。
ステップS520では、衝突判定部103が、回避動作バッファに回避動作条件(回避動作ベクトル)を格納する。その後は、以降は、障害物の番号jを一つ増加させて、ステップS514に戻り、これ以降の各障害物についてステップS515からステップS520までの処理を繰り返す。
上記運転制御装置(情報処理装置)を制御するためのプログラムおよび制御方法も、隊列走行を行う移動体の移動を制御する際に、情報処理装置と同様の効果を奏する。
情報処理装置1の制御ブロック(特に衝突判定部3および制御切替部4)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
2 障害物検知部
3、103 衝突判定部
4 制御切替部
5 回避動作指示生成部
6 車間距離制御部
7 隊列追従動作指示生成部
8 操舵角度制御部
9 ECU
10、20、30、110、120、130 車両
11、211 センサ
112 障害物情報受信部
202 対前方車両障害物検知部
212 障害物情報送信部
A1、B1 危険エリア
A2、B2 検知エリア
i 障害物の番号
θ1 相対角度
Claims (8)
- 移動体の隊列に含まれる1又は複数の対象移動体の運転を制御する情報処理装置であって、
1又は複数の障害物を示す障害物情報を取得する障害物情報取得部と、
前記障害物情報を参照して、前記隊列を維持するように前記1又は複数の対象移動体の運転を制御するための制御情報を生成する制御情報生成部と、
を備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 前記制御情報生成部は、
前記障害物情報を参照し、前記1又は複数の障害物の各々が、前記対象移動体の周囲に仮想的に設定された何れの領域に属するのかに応じて、前記制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御情報生成部は、
前記1又は複数の障害物の少なくとも何れかの移動を示すベクトルと、
前記1又は複数の対象移動体の少なくとも何れかの移動を示すベクトルと、
を参照して、前記制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記制御情報生成部は、
前記1又は複数の障害物を回避するための回避動作が可能であるか否かを判定し、
前記1又は複数の障害物を回避するための回避動作が可能である場合には、当該回避動作を示す制御情報を生成し、
前記1又は複数の障害物を回避するための回避動作が不可能である場合には、緊急停止を示す制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記移動体の隊列に含まれる対象移動体は複数であり、
前記障害物情報取得部は、
前記複数の対象移動体のうち、第1の対象移動体から前記障害物情報を取得し、
前記複数の対象移動体のうち、前記第1の対象移動体とは異なる第2の対象移動体の運転に関する制御情報を生成することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の対象移動体は、前記隊列の中で、前記第2の対象移動体よりも後方に位置していることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 移動体の隊列に含まれる1又は複数の対象移動体の運転を制御する情報処理方法であって、
1又は複数の障害物を示す障害物情報を取得する障害物情報取得ステップと、
前記障害物情報を参照して、前記隊列を維持するように前記1又は複数の対象移動体の運転を制御するための制御情報を生成する制御情報生成ステップと、
前記制御情報を出力する出力ステップと
を含んでいることを特徴とする情報処理方法。 - 請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラムであって、前記制御情報生成部としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラム。
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