JP2020085669A - カップ検出装置 - Google Patents

カップ検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020085669A
JP2020085669A JP2018220911A JP2018220911A JP2020085669A JP 2020085669 A JP2020085669 A JP 2020085669A JP 2018220911 A JP2018220911 A JP 2018220911A JP 2018220911 A JP2018220911 A JP 2018220911A JP 2020085669 A JP2020085669 A JP 2020085669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
unit
light
light projecting
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018220911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6673447B1 (ja
Inventor
長島 隆一
Ryuichi Nagashima
隆一 長島
祐介 中村
Yusuke Nakamura
祐介 中村
太一 毛利
Taichi Mori
太一 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2018220911A priority Critical patent/JP6673447B1/ja
Priority to PCT/JP2019/045882 priority patent/WO2020110971A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6673447B1 publication Critical patent/JP6673447B1/ja
Publication of JP2020085669A publication Critical patent/JP2020085669A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】カップが透明であるか否かを精度良く検出すること。【解決手段】供給ステージ2に配置されたカップCを検出するカップ検出装置であって、カップCの表面に光照射を行う第1の投光部30と、カップCの表面において第1の投光部30からの光の反射領域を撮像する撮像部31と、撮像部31の取得した画像データにおける白飛びしている領域が予め設定した下限閾値以下の場合にカップCが透明であると判定する判定部42とを備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、飲料ディスペンサに適用されるカップ検出装置に関するものである。
飲料ディスペンサには、供給ステージに配置されたカップに対して飲料を供給するようにしたものがある。通常、この種の飲料ディスペンサでは、供給ステージにカップが配置されているか否かを検出するカップ検出装置が設けられており、カップを検出した場合にのみ飲料の供給を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−274767号公報
ところで、昨今の飲料ディスペンサでは、供給する飲料の種類に応じて使用するカップの材質を変更するものがある。例えば、ホット飲料を供給する場合には、紙製のカップを用いるようにし、コールド飲料を供給する場合には、透明樹脂製のカップを用いるようにした飲料ディスペンサがある。こうした飲料ディスペンサでは、供給ステージに配置されたカップの材質と、供給指示された飲料の種類とが適切な組み合せでない場合、エラー表示する等して、飲料の供給を実施しないように構成することが好ましい。つまり、カップ検出装置としては、供給ステージにカップが配置されているか否かを検出するばかりでなく、カップの材質を検出する機能を有していれば、誤って透明樹脂製のカップにホット飲料が供給される事態を未然に防止することができるようになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、カップが透明であるか否かを精度良く検出することのできるカップ検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るカップ検出装置は、供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、カップの表面に光照射を行う投光部と、前記カップの表面において前記投光部からの光の反射領域を撮像する撮像部と、前記撮像部の取得した画像データにおける白飛びしている領域が予め設定した下限閾値以下の場合にカップが透明であると判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上述したカップ検出装置において、前記判定部は、前記撮像部の取得した画像データにおいて白飛びしている画素数をカウントすることによって白飛びしている領域を測定することを特徴とする。
また本発明は、上述したカップ検出装置において、前記判定部は、前記撮像部の取得した画像データの平均輝度に基づいて白飛びしている領域を測定することを特徴とする。
また本発明は、上述したカップ検出装置において、前記判定部は、白飛びしている領域を測定する以前に、前記撮像部の取得した画像データに対してコントラストを上げる処理を施した後、輝度を下げる処理を施すことを特徴とする。
また本発明に係るカップ検出装置は、供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、カップに光照射を行う投光部と、前記カップの表面において前記投光部からの光の透過領域を撮像する撮像部と、前記撮像部の取得した画像データにおいて前記投光部からの透過光を検出した場合にカップが透明であると判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
また本発明に係るカップ検出装置は、供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、カップの表面に光照射を行う第1の投光部と、第1の投光部とは異なる方向からカップに対して第1の投光部とは異なる色温度の光照射を行う第2の投光部と、カップの表面において第1の投光部からの光の反射領域を撮像するとともに、第2の投光部からの光の透過領域を撮像する撮像部と、前記撮像部の取得した画像データにおける白飛びしている領域が予め設定した下限閾値を下回り、かつ前記第2の投光部からの透過光を検出した場合にカップが透明であると判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、カップが透明である場合には投光部からの光が透過するため、撮像部の取得した画像データにおいて白飛びしている領域が透明でないカップよりも小さくなる。従って、白飛びしている領域の大小に応じてカップが透明であるか否かを精度良く判定することが可能となる。
また、本発明によれば、カップが透明でない場合、あるいは透光性に乏しいものである場合にはカップの表面において投光部からの光の透過領域に透過光が検出されることがない。従って、透過光の有無を検出することでカップが透明であるか否かを精度良く判定することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態であるカップ検出装置を適用した飲料ディスペンサを概念的に示す正面図である。 図2は、図1に示した飲料ディスペンサの断面図である。 図3は、図1に示した飲料ディスペンサの制御系を示すブロック図である。 図4は、図3に示した制御部で実施されるカップの判定手順を示すもので、(a)は撮像部が取得した画像データである紙製カップの概念図、(b)は(a)の画像データに対してコントラストを上げる処理を施した後の概念図、(c)は(b)の画像データに対してさらに輝度を下げる処理を施した後の概念図及びその一部拡大図である。 図5は、図3に示した制御部で実施されるカップの判定手順を示すもので、(a)は撮像部が取得した画像データである透明樹脂製カップの概念図、(b)は(a)の画像データに対してコントラストを上げる処理を施した後の概念図、(c)は(b)の画像データに対してさらに輝度を下げる処理を施した後の概念図及びその一部拡大図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るカップ検出装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態であるカップ検出装置を概念的に示したものである。ここで例示するカップ検出装置は、飲料ディスペンサ1の供給ステージ2にコールド飲料専用の透明樹脂製カップCuが載置されたか、ホット飲料専用の紙製カップChが載置されたかを検出するものである。透明樹脂製カップCuは、無色で透明であり、飲料が供給される以前の状態で予め内部に氷が入ったものである。この透明樹脂製カップCuは、内部の氷が融解しないように冷凍庫の内部で冷凍保管されている。紙製カップChは、白色で不透明であり、透明樹脂製カップCuとほぼ同じ形状、ほぼ大きさに形成されている。この紙製カップChは、内部が空の状態で常温保管されている。
供給ステージ2は、上述の透明樹脂製カップCu及び紙製カップCh(以下、総称する場合には単にカップCという)が載置された場合に、カップCの内部に飲料を供給するためのものである。本実施の形態では、飲料ディスペンサ1の前面に凹部を設けることによって供給ステージ2が構成してある。すなわち、供給ステージ2は、カップCが載置される水平の載置面21aを有した載置板21と、載置板21の後面を覆う後壁22と、載置板21の両側面を覆う左右の側壁23L,23Rと、載置板21の載置面21aを覆う天壁24とを有して構成してある。図からも明らかなように、供給ステージ2の後壁22は、飲料ディスペンサ1の前面と平行となるように設けられている。供給ステージ2の両側壁23L,23Rは、後壁22の両側縁部から前方に向けて相互間隔が漸次増大するように設けられている。
この供給ステージ2には、図1において左方に位置する一方の側壁23Lに第1の投光部30及び撮像部31が設けてある一方、図1において右方に位置するもう一方の側壁23Rに第2の投光部32が設けてある。第1の投光部30及び第2の投光部32は、それぞれ供給ステージ2の載置面21aに載置されたカップCの表面に対して光照射を行うものである。本実施の形態の飲料ディスペンサ1は、設置場所に色温度5000Kの光を照射する室内照明が設けられていることを前提とし、第1の投光部30として、色温度5000Kの光を照射するLED(Light Emitting Diode)を適用し、第2の投光部32として、色温度6500Kの光を照射するLEDを適用している。図2からも明らかなように、これら第1の投光部30及び第2の投光部32は、カップCの上部周面に対して斜め上方から光を照射することができるように、それぞれ側壁23L,23Rの上方部に設けてある。撮像部31は、カップCの表面において第1の投光部30から照射された光の反射領域であって、第2投光部から照射された光の透過領域に合致する部分を撮像するもので、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサによって構成してある。
また、飲料ディスペンサ1には、前面に飲料選択ボタン3及び表示部4が設けてある。飲料選択ボタン3は、供給する飲料がホット飲料であるかコールド飲料であるかを選択するものである。飲料選択ボタン3からの選択信号は、後述の制御部40に与えられることになる。表示部4は、制御部40からの制御信号に応じた表示を行うもので、例えば液晶ディスプレイによって構成してある。
図3は、上述の飲料ディスペンサ1に適用されるカップ検出装置の制御系を示すものである。図3に示す制御部40は、飲料選択ボタン3からの選択信号及び撮像部31の取得した画像データに基づいて表示部4及び飲料供給部5の制御を行うものである。飲料供給部5は、図には明示していないが、制御部40からの駆動信号に応じて動作し、供給ステージ2に載置されたカップCに対してホット飲料及びコールド飲料を選択的に供給するものである。本実施の形態の制御部40は、画像処理部41及び判定部42を有するように構成してある。
画像処理部41は、撮像部31の取得した画像データが与えられると、この画像データに対して画像処理を施すことにより、白飛びしている領域(RGB値が255,255,255の領域)と、白飛びしていない領域との差を明瞭化するものである。本実施の形態の画像処理部41では、図4及び図5に示すように、撮像部31の取得した画像データに対してコントラストを上げる処理を施した後、輝度を下げる処理を施すようにしている。画像データに対してコントラストを上げる処理を行った場合には、画面の明るい部分がより明るく、暗い部分がより暗くなる。さらに、この画像データに対して輝度を下げる処理を行うと、白飛びしている領域に変更が加えられることなく輝度の低い部分が黒く潰れることになり、白飛びしている領域との差がより明瞭となる。
判定部42は、画像処理部41の処理した画像データに基づいて供給ステージ2の載置面21aに載置されたカップCが無色透明の透明樹脂製カップCuであるか、あるいは白色の紙製カップChであるかの判定を行うものである。より具体的に説明すると、判定部42は、画像処理部41の処理した画像データが与えられると、所定の矩形領域を切り出し、切り出した矩形画像データSにおいて白飛びしている領域の測定を行う。判定部42が切り出す矩形領域には、カップCの表面において第1の投光部30の中心光が照射される部分を含むように設定してある。その後、判定部42は、矩形画像データSにおける白飛びしている領域の割合と予め設定した閾値との比較を行うとともに、矩形画像データSに色温度6500Kに対応した色相及び彩度を有した部分が存在するか否かの検出を行い、この検出結果と先の比較結果とに基づいてカップCの種類を判定する。
本実施の形態では、予め2つの閾値が判定部42に設定してある。第1の閾値は、カップCが紙製カップChであるか否かの判定基準となるもので、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域が80%と設定してある。第2の閾値(下限閾値)は、カップCが透明樹脂製カップCuであるか否かの判定基準となるもので、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域が40%と設定してある。矩形画像データSにおいて白飛びしている領域の測定は、矩形画像データSを構成する画素のうち、RGB値が255,255,255となっている画素数をカウントすることによって算出しても良いし、矩形画像データSの平均輝度から白飛びしている領域の割合を導出するようにしても良い。RGB値が255,255,255となっている画素数をカウントする方法によれば、飲料ディスペンサ1が設置される環境等、外部環境の影響を受けることがない。従って、例えば、イタズラによってレーザーポインタからのレーザ光がカップCに照射されているような状況下においても、白飛びしている領域をより正確に測定することが可能となる。
上述の制御部40としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現しても良いし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現したり、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現することも可能である。
以下、制御部40の処理内容について説明し、併せて本願発明の特徴部分について詳述する。この飲料ディスペンサ1では、飲料選択ボタン3がオンされると、制御部40からの駆動信号により第1の投光部30及び第2の投光部32から供給ステージ2に対して光の照射が開始されるとともに、撮像部31によって供給ステージ2の撮像が行われる。さらに制御部40は、撮像部31の取得した画像データに基づき、判定部42を通じてカップCの種類(ここではカップC無しを含む)を判定する処理を実施する。
具体的に説明すると、判定部42は、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域が第1の閾値以上で、しかも6500Kに対応した色相及び彩度部分を検出しない場合、供給ステージ2に紙製カップChが載置されていると判定する。すなわち、紙製カップChの場合には、図4に示すように、第1の投光部30から照射された光がカップCの表面において反射する割合が高いため、図4(c)に示すように、矩形画像データSの大部分が白飛びしている状態となる。さらに、紙製カップChでは、第2の投光部32から照射された色温度6500Kの光が透過することがなく、撮像部31の取得したカップCの画像データに6500Kに対応した色相及び彩度を有した部分が現れることがない。従って、上述の検出結果の場合、判定部42は、供給ステージ2にカップCが載置され、かつ載置されたカップCが透明樹脂製カップCuではないと判定する。これにより、制御部40は、例えば飲料選択ボタン3によって選択された飲料がホット飲料であれば、そのまま飲料の供給を開始し、一方、飲料選択ボタン3によってコールド飲料が選択されている場合には、表示部4を介して供給する飲料とカップCとが合致していない旨のエラー表示を行うことができる。
一方、判定部42は、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域が第2の閾値以下で、しかも6500Kに対応した色相及び彩度部分を検出した場合、供給ステージ2にカップCが載置され、かつ載置されたカップCが透明樹脂製カップCuであると判定する。すなわち、透明樹脂製カップCuの場合には、図5に示すように、第1の投光部30から照射された光がカップCを透過し、表面において反射する割合が紙製カップChに対して低い。このため、図5(c)に示すように、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域についても、紙製カップChより小さくなる。さらに、透明樹脂製カップCuでは、第2の投光部32から照射された色温度6500Kの光が透過するため、撮像部31の取得したカップCの画像データや内部の氷の画像データに6500Kに対応した色相及び彩度を有した部分が現れることになる。従って、上述の検出結果の場合には、供給ステージ2に載置されたカップCが判定部42によって透明樹脂製カップCuではあると判定される。これにより、制御部40は、例えば飲料選択ボタン3によって選択された飲料がコールド飲料であれば、そのまま飲料の供給を開始し、一方、飲料選択ボタン3によってホット飲料が選択されている場合には、表示部4を介して供給する飲料とカップCとが合致していない旨のエラー表示を行うことができる。
因に、矩形画像データSに白飛びしている領域がない場合、判定部42は、カップCが載置されていないと判定する。従って、制御部40は、例えば表示部4を通じてカップCがない旨のエラー表示を行うことができる。また、矩形画像データSにおいて白飛びしている領域が第1の閾値未満、かつ第2の閾値を上回っている場合、つまり白飛びしている領域が40%を超え、かつ80%未満の場合には、カップCを載置する位置の修正が必要である旨のエラー表示を行うようにしても良い。
以上説明したように、上述の飲料ディスペンサ1では、カップCの表面に光を照射した場合の白飛びする領域が紙製カップChと透明樹脂製カップCuとで異なる性質を利用し、さらにはカップCに光を照射した場合の透光性が紙製カップChと透明樹脂製カップCuとで異なる性質を利用して両者の違いを判定するようにしているため、供給ステージ2の載置面21aに載置されたカップCが透明であるか否かを精度良く判定することが可能となる。これにより、例えば透明樹脂製カップCuにホット飲料を供給してしまう事態を招来するおそれがなくなる等の利点がある。
なお、上述した実施の形態では、撮像部31の取得した画像データに含まれる白飛びしている領域の大小に基づく判定と、第2の投光部32からの透過光の有無に基づく判定とによってカップCが透明であるか否かを判定するようにしているため、より精度の高い判定を行うことができる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、撮像部31の取得した画像データに含まれる白飛びしている領域の大小だけからカップCの種類を判定しても良いし、第2の投光部32からの透過光の有無だけからカップCが透明であるか否かを判定するようにしても良い。白飛びしている領域の大小だけからカップCの種類を判定する場合には、第1の投光部30と第2の投光部32とで色温度を一致させても構わない。また、第1の投光部30と第2の投光部32とで色温度が異なるように設定する場合に上述した実施の形態では、第2の投光部32の色温度を第1の投光部30よりも高く設定しているが、逆の態様で色温度が異なるように設定しても良い。さらに、白飛びしている領域の大小に基づいてカップCの種類を判定する場合に予めコントラスト及び輝度を変更する画像処理を行っているため、判定精度の点で有利となるが、必ずしも画像処理を行う必要はない。
また、上述した実施の形態では、下限閾値である第2の閾値の他に第1の閾値を設定し、白飛びしている領域がこの第1の閾値以上の場合に紙製カップであると判定するようにしているが、必ずしも第1の閾値は設ける必要はなく、第2の閾値を超えた場合に透明カップでないと判定しても良い。
さらに、上述した実施の形態では、検出対象となるカップCを供給ステージ2の載置面21aに載置させるようにしているが、本発明はこれに限定されず、ハンドに挟持された状態のカップCを検出対象とすることも可能である。なお、第1の投光部30、第2の投光部32及び撮像部31が設けられる側壁23L,23Rについては、供給ステージ2に載置されたカップCの両側において互いに平行となるように配設してあっても良い。さらに、透明樹脂製カップCuとの判定対象となる不透明のカップとして白色の紙製カップChを例示しているが、必ずしも白色である必要はなく、また不透明であれば必ずしも紙製である必要もない。また、制御部40によるカップの判定結果に基づいて表示部4及び飲料供給部5の制御を行うようにしているが、必ずしもこれに限定されない。
1 飲料ディスペンサ
2 供給ステージ
3 飲料選択ボタン
4 表示部
5 飲料供給部
21 載置板
21a 載置面
22 後壁
23L,23R 側壁
24 天壁
30 第1の投光部
31 撮像部
32 第2の投光部
40 制御部
41 画像処理部
42 判定部
Cu 透明樹脂製カップ
Ch 紙製カップ
S 矩形画像データ

Claims (6)

  1. 供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、
    カップの表面に光照射を行う投光部と、
    前記カップの表面において前記投光部からの光の反射領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の取得した画像データにおける白飛びしている領域が予め設定した下限閾値以下の場合にカップが透明であると判定する判定部と
    を備えたことを特徴とするカップ検出装置。
  2. 前記判定部は、前記撮像部の取得した画像データにおいて白飛びしている画素数をカウントすることによって白飛びしている領域を測定することを特徴とする請求項1に記載のカップ検出装置。
  3. 前記判定部は、前記撮像部の取得した画像データの平均輝度に基づいて白飛びしている領域を測定することを特徴とする請求項1に記載のカップ検出装置。
  4. 前記判定部は、白飛びしている領域を測定する以前に、前記撮像部の取得した画像データに対してコントラストを上げる処理を施した後、輝度を下げる処理を施すことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のカップ検出装置。
  5. 供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、
    カップに光照射を行う投光部と、
    前記カップの表面において前記投光部からの光の透過領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の取得した画像データにおいて前記投光部からの透過光を検出した場合にカップが透明であると判定する判定部と
    を備えたことを特徴とするカップ検出装置。
  6. 供給ステージに配置されたカップを検出するカップ検出装置であって、
    カップの表面に光照射を行う第1の投光部と、
    第1の投光部とは異なる方向からカップに対して第1の投光部とは異なる色温度の光照射を行う第2の投光部と、
    カップの表面において第1の投光部からの光の反射領域を撮像するとともに、第2の投光部からの光の透過領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の取得した画像データにおける白飛びしている領域が予め設定した下限閾値を下回り、かつ前記第2の投光部からの透過光を検出した場合にカップが透明であると判定する判定部と
    を備えたことを特徴とするカップ検出装置。
JP2018220911A 2018-11-27 2018-11-27 カップ検出装置 Active JP6673447B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220911A JP6673447B1 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 カップ検出装置
PCT/JP2019/045882 WO2020110971A1 (ja) 2018-11-27 2019-11-22 カップ検出装置及び飲料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018220911A JP6673447B1 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 カップ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6673447B1 JP6673447B1 (ja) 2020-03-25
JP2020085669A true JP2020085669A (ja) 2020-06-04

Family

ID=70000880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018220911A Active JP6673447B1 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 カップ検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6673447B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045121A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 富士電機株式会社 飲料供給装置及びセンサ異常検出方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5443164A (en) * 1993-08-10 1995-08-22 Simco/Ramic Corporation Plastic container sorting system and method
JPH09117727A (ja) * 1995-10-24 1997-05-06 Shinko Electric Co Ltd 透明びんの認識装置
US20140160472A1 (en) * 2011-08-19 2014-06-12 Marc Lévesque Apparatus and method for inspecting matter and use thereof for sorting recyclable matter
JP2017159941A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料ディスペンサ
WO2019106858A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料提供システム
JP2019185385A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 株式会社アクセル 認識処理装置、認識処理方法、及び認識処理プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5443164A (en) * 1993-08-10 1995-08-22 Simco/Ramic Corporation Plastic container sorting system and method
JPH09117727A (ja) * 1995-10-24 1997-05-06 Shinko Electric Co Ltd 透明びんの認識装置
US20140160472A1 (en) * 2011-08-19 2014-06-12 Marc Lévesque Apparatus and method for inspecting matter and use thereof for sorting recyclable matter
JP2017159941A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料ディスペンサ
WO2019106858A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 飲料提供システム
JP2019185385A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 株式会社アクセル 認識処理装置、認識処理方法、及び認識処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045121A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 富士電機株式会社 飲料供給装置及びセンサ異常検出方法
JP7205124B2 (ja) 2018-09-14 2023-01-17 富士電機株式会社 飲料供給装置及びセンサ異常検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6673447B1 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8658975B2 (en) Image sensor for measuring illumination, proximity and color temperature
JP5432911B2 (ja) 視覚システムにおける周囲光レベルの検出
US20220108096A1 (en) Fake finger determination apparatus and fake finger determination method
TWI451221B (zh) 可攜式電子裝置
US20190019049A1 (en) Character/graphics recognition device, character/graphics recognition method, and character/graphics recognition program
KR20100090319A (ko) 피사체의 근접여부 판단이 가능한 이미지센서
US20050187018A1 (en) Information input device
US20160080625A1 (en) Substance detection device
JP2008171422A (ja) 基体上のコードを検知する光学センサ
US20090146044A1 (en) Optical displacement detection apparatus and optical displacement detection method
JP6673447B1 (ja) カップ検出装置
US9645098B2 (en) Detection system for detecting a soldered joint
US20200003428A1 (en) Heating cooking device
JP7320743B2 (ja) 飲料提供システム
JP6011173B2 (ja) 瞳孔検出装置および瞳孔検出方法
JP2020179939A (ja) 飲料供給装置
US10652508B2 (en) Projector and method for projecting an image pixel by pixel
CN106576136A (zh) 摄像装置、摄像装置的工作方法
WO2020110971A1 (ja) カップ検出装置及び飲料供給装置
WO2018225666A1 (ja) 加熱調理器および加熱調理器の制御方法
KR100633798B1 (ko) 반도체 안착상태 및 외관형상 검사장치
JP5924577B2 (ja) 位置検出装置
JP2008249783A (ja) 画像表示装置及び方法、及びスクリーン
CN110192100A (zh) 测量装置、信息处理装置、信息处理方法和程序
US11922666B2 (en) Object presence detection using raw images

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6673447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250