JP2020179939A - 飲料供給装置 - Google Patents

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JP2020179939A
JP2020179939A JP2020076355A JP2020076355A JP2020179939A JP 2020179939 A JP2020179939 A JP 2020179939A JP 2020076355 A JP2020076355 A JP 2020076355A JP 2020076355 A JP2020076355 A JP 2020076355A JP 2020179939 A JP2020179939 A JP 2020179939A
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長島 隆一
Ryuichi Nagashima
隆一 長島
雅登 池邊
Masato Ikebe
雅登 池邊
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Abstract

【課題】カップの種類を良好に判定すること。【解決手段】飲料供給部22に配置されたカップCに対して、飲料生成部11で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、カップCの表面の情報を取得する情報取得部と、情報取得部で取得されたカップCの色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行う補正処理部41と、補正処理部41により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素のばらつきの大きさ、あるいはデータにおける指定された範囲の画素の輝度の平均値の大きさによりカップCの種類を判定する判定部42とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシン等の飲料供給装置に関するものである。
従来、例えばコンビニエンスストア等の店舗には、コーヒーマシン等の飲料供給装置が設置されている。飲料供給装置は、利用者により飲料が選択された場合に、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理等を行って飲料を生成し、飲料供給部に配置されたカップに対して飲料を供給するものである。
そのような飲料供給装置においては、飲料供給部にカップが配置されているか否かを検出し、カップを検出した場合にのみ飲料の供給を行うようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−274767号公報
ところで、昨今の飲料供給装置では、供給する飲料の種類に応じて使用するカップの種類を変更するものがある。例えば、コールドのレギュラーコーヒーを供給する場合には、内部に氷が入れられた透明樹脂製のカップ(以下、アイスコーヒー用カップともいう)を用いるようにし、コールドのカフェラテ等の乳飲料を含有するコーヒーを供給する場合には、内部に氷が入れられた透明樹脂製のものであって、その周面に所定の文字が記載されたカップ(以下、アイスカフェラテ用カップともいう)を用いるようにした飲料供給装置である。
こうした飲料供給装置では、飲料供給部に配置されたカップの種類と、供給指示された飲料の種類とが適切な組み合わせでない場合、飲料の供給を実施しないように構成することが望ましい。つまり、飲料供給部に配置されたカップの種類を判定する機能を有していれば、誤ってレギュラーコーヒー用カップに対して、カフェラテが供給される事態を未然に防止することができるようになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、カップの種類を良好に判定することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、前記カップの表面の情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部で取得された前記カップの色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行う補正処理部と、前記補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素のばらつきの大きさ、あるいは前記データにおける指定された範囲の画素の輝度の平均値の大きさにより前記カップの種類を判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
尚、「白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素のばらつきの大きさ」とは、簡潔に述べると、指定された範囲の画素の明暗(白〜黒)のばらつきの大きさである。この「ばらつき」とは確率統計の用語であり、標準偏差σとも呼ばれる。また「明暗」とは、明度(HSV:Hue Saturation ValueのV)、輝度(HLS:Hue Saturation LightnessのL)である。この明度及び輝度は、グレースケールに変換した後は同じ値となる。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記情報取得部は、前記カップの表面における被撮像領域を撮像する撮像部であり、前記補正処理部は、前記撮像部で撮像された前記被撮像領域の色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行い、前記判定部は、前記補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素の輝度の標準偏差の値により、前記カップの種類を判定することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記カップの表面に光照射を行う第1投光部と、前記第1投光部とは異なる方向から前記カップに対して光照射を行う第2投光部とを備え、前記被撮像領域が、前記第1投光部からの光の反射領域であって、前記第2投光部からの光の透過領域であり、前記第2投光部は、前記第1投光部よりも輝度が大きいことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記補正処理部は、前記カップの色に関する情報の各画素について、赤色成分、緑色成分及び青色成分の各値のうち最大値をグレースケール値として、グレースケールに変換させることを特徴とする。
また、本発明に係る飲料供給装置は、飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、前記カップの表面における被撮像領域を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された前記被撮像領域の色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行う補正処理部と、前記補正処理部により白色化処理が行われたデータに、予め記憶されたテンプレートと同じパターンが存在するか否かを判断することにより前記カップの種類を判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記カップの表面に光照射を行う第1投光部と、前記第1投光部とは異なる方向から前記カップに対して光照射を行う第2投光部とを備え、前記被撮像領域が、前記第1投光部からの光の反射領域であって、前記第2投光部からの光の透過領域であり、前記第2投光部は、前記第1投光部よりも輝度が大きいことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記カップは、透明樹脂製のもので、内部に氷が入っていることを特徴とする。
本発明によれば、情報取得部がカップの表面の情報を取得し、補正処理部が、情報取得部で取得されたカップの色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行い、判定部が、補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素のばらつきの大きさ、あるいはデータにおける指定された範囲の画素の輝度の平均値の大きさによりカップの種類を判定するので、カップを透過する色情報については白色化させてカップの種類を判定することができ、カップの種類を良好に判定することができるという効果を奏する。しかも、ばらつきの大きさを利用しているので、カップの種類の判定に要する時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
また本発明によれば、撮像部がカップの表面における被撮像領域を撮像し、補正処理部が、撮像部で撮像された被撮像領域の色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行い、判定部が、補正処理部により白色化処理が行われたデータに、予め記憶されたテンプレートと同じパターンが存在するか否かを判断することによりカップの種類を判定するので、カップを透過する色情報については白色化させてカップの種類を判定することができ、カップの種類を良好に判定することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1である飲料供給装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 図3の(a)は、コールドのレギュラーコーヒー用のカップを示す外観図であり、図3の(b)は、コールドのカフェラテ用のカップを示す外観図である。 図4は、図1に示した飲料供給部を概念的に示す正面図である。 図5は、図1に示した飲料供給部の断面図である。 図6は、第1投光部、第2投光部及び撮像部の配置関係を示す説明図である。 図7の(a)は、撮像部で撮像した画像データを示す説明図であり、図7の(b)は、補正処理部で白色化処理を行ったデータを示す説明図である。 図8は、図2に示した制御部が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図9は、図8に示したカップ種類判定処理の処理内容を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態2である飲料供給装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 図11は、図10に示した制御部が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。 図12は、図11に示したカップ種類判定処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態1である飲料供給装置を示すもので、図1は、外観構成を示す斜視図であり、図2は、特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
ここで例示する飲料供給装置は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置されるコーヒーマシンであり、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行って、例えばカップCにコーヒー等の飲料を供給するものである。このような飲料供給装置は、装置本体1を備えている。
ここでカップCとしては、コールドのレギュラーコーヒー用のもの(以下、アイスコーヒー用カップともいう)と、コールドのカフェラテ用のもの(以下、アイスカフェラテ用カップともいう)とがある。尚、ここで例示したアイスコーヒー用カップとアイスカフェラテ用カップとは、一例であり、本発明はこれらに限定されるものではない。
アイスコーヒー用カップCは、図3の(a)に示すように、無色で透明な透明樹脂製のものであり、飲料が供給される以前の状態で予め内部に氷が入ったものである。このアイスコーヒー用カップCは、内部の氷が融解しないように冷凍庫の内部で冷凍保管されている。
アイスカフェラテ用カップCは、図3の(b)に示すように、無色で透明な透明樹脂製のものであり、飲料が供給される以前の状態で予め内部に氷が入ったものである。このアイスカフェラテ用カップCの周面の下部には、例えば「CAFFE LATTE」等の黒色文字が記載された識別領域Sが設けられている。またアイスカフェラテ用カップCは、アイスコーヒー用カップCと同様に、内部の氷が融解しないように冷凍庫の内部で冷凍保管されている。
装置本体1は、本体キャビネット10及び前面扉20を備えている。本体キャビネット10は、前面が開口した略直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット10の内部には、飲料(例えばコーヒー)を生成する飲料生成部11が設けてある。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面の開口を閉塞するのに十分な大きさを有する扉体である。この前面扉20は、本体キャビネット10の前方側一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてあり、本体キャビネット10の前面の開口を開閉することが可能である。
かかる前面扉20は、前面が接客面を構成しており、表示部21、飲料供給部22及び開閉扉23が設けてある。表示部21は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部21aを有している。
飲料供給部22は、表示部21の下方側に凹部を設けることにより構成してある。この飲料供給部22は、図4及び図5にも示すように、ノズル221、ステージ222、後壁223及び側壁224L,224Rを有している。ノズル221は、飲料生成部11で生成された飲料を下方に向けて吐出するものである。ステージ222は、ノズル221の下方域に設けてある。このステージ222は、カップCを載置させるものであり、円弧状のストッパ222aが設けてある。またステージ222には、ノズル221から吐出されてカップCに供給されなかった飲料を通過させる複数の通過孔222bが形成してあり、その下方には飲料を貯留するためのトレイ(図示せず)が設けてある。
後壁223は、ステージ222の後面を覆うものである。側壁224L,224Rは、ステージ222の両側面を覆うものである。これら側壁224L,224Rは、後壁223の両側縁部から前方に向けて相互間隔が漸次増大するように設けられている。
開閉扉23は、例えば透明な樹脂等の透光性材料により構成されるものであり、飲料供給部22の入口225を覆うのに十分な大きさを有している。この開閉扉23は、左側端部が前面扉20に軸支されており、前後方向に沿って揺動可能なものである。つまり、開閉扉23は、飲料供給部22に近接離反する態様で前後方向に沿って揺動可能であり、飲料供給部22に近接する態様で後方に揺動する場合に飲料供給部22の入口225を閉成させることが可能であり、飲料供給部22から離隔する態様で前方に揺動する場合に入口225を開成させることが可能である。
図2に示すように、飲料供給装置は、カップ検出部31、第1投光部32、第2投光部33、撮像部34、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36及び制御部40を備えている。
カップ検出部31は、例えば光センサ等により構成されるもので、飲料供給部22におけるカップCの配置の有無、すなわちステージ222にカップCが載置されたか否かを検出するものである。かかるカップ検出部31は、カップCの有無の検出結果を制御部40に与えるものである。
第1投光部32は、図4及び図5に示したように、飲料供給部22における左方の側壁224Lに設けてある。この第1投光部32は、ステージ222に載置されたカップCの表面に対して光照射を行うものであり、LED(Light Emitting Diode)を適用している。
第2投光部33は、図4及び図5に示したように、飲料供給部22における右方の側壁224Rに設けてある。この第2投光部33は、ステージ222に載置されたカップCの表面に対して光照射を行うものであり、LEDを適用している。
これら第1投光部32及び第2投光部33は、カップCの上部周面に対して斜め上方から光を照射することができるように、それぞれ側壁224L,224Rの上方部に設けてある。第1投光部32は、識別領域Sの上方に光照射を行うものであり、第2投光部33は、第1投光部32よりも輝度が大きくなるように調整してある。
撮像部34は、図4及び図5に示したように、飲料供給部22における左方の側壁224Lに設けてある。この撮像部34は、図6に示すように、カップCの表面において第1投光部32から照射された光の反射領域であって、第2投光部33から照射された光の透過領域に合致する被撮像領域SR、すなわち自身に対向する識別領域Sの一部を含む被撮像領域SRを撮像するもので、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサによって構成してある。
扉開閉検知部35は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けてあり、例えば光センサ等で構成してある。この扉開閉検知部35は、開閉扉23による入口225の開閉を検知するものであり、より詳細には、入口225が閉成、すなわち開閉扉23が閉となるか否かを検知するものである。かかる扉開閉検知部35は、開閉扉23が閉となるか否かの検知結果を制御部40に与えるものである。
扉開閉ロック機構36は、飲料供給部22の入口225の近傍に設けてある。この扉開閉ロック機構36は、入口225を閉成する開閉扉23が閉となる状態を保持させて該開閉扉23が前方に向けて揺動することを規制するロック状態と、該開閉扉23が前方に向けて揺動することを許容する解除状態との間で択一的に切替可能なものである。かかる扉開閉ロック機構36の切り替えは、制御部40から与えられる指令に応じて行われる。
制御部40は、上述した飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、第1投光部32、第2投光部33、撮像部34、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部45に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。
この制御部40は、補正処理部41及び判定部42を有している。尚、制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
補正処理部41は、撮像部34の取得した画像データが与えられると、該画像データに含まれる色に関する情報を所定条件(例えば輝度)にしたがってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対してコントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行うものである。
より詳細に説明すると、補正処理部41は、画像データに含まれる色に関する情報の各画素について、下記式(1)のように、赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケールに変換する、グレースケール化を行う。
式(1) グレースケール値=(R+G+B)/3
そして、補正処理部41は、グレースケール化を行った各画素に対して、下記式(2)にて演算を行うことにより、コントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行うものである。
式(2) 白色化処理後の輝度値=8×(白色化処理前の輝度値)−100
(但し、8:コントラスト調整の係数、−100:白色化処理の係数である。)
このように補正処理部41は、変換したグレースケールの各画素に対して、コントラストを上げる処理を施した後、輝度を下げる処理を施すようにしている。グレースケールのデータに対してコントラストを上げる処理を行った場合には、明るい部分がより明るく、暗い部分がより暗くなる。そして、グレースケールのデータに対して輝度を下げる処理を行うと、図7の(a)から図7の(b)に示すように、黒い部分には変更が加えられることなく、黒い部分と白い部分との差がより明瞭となる。尚、図7に示したカップCは、アイスカフェラテ用カップであり、アイスコーヒー用カップである場合には、識別領域Sに黒色文字が示されない。
判定部42は、補正処理部41が白色化処理したデータに基づいてステージ222に載置されたカップCが、アイスコーヒー用カップであるか、あるいはアイスカフェラテ用カップであるかの判定を行うものである。より詳細には、判定部42は、白色化処理したデータにおける指定された範囲の黒色部分となる画素の輝度の標準偏差を算出し、その算出値が記憶部45に記憶された基準値以上であるか否かを判定するものである。ここで基準値は、記憶部45に記憶されており、カップCがアイスコーヒー用カップであるか、あるいはアイスカフェラテ用カップであるかを判断するための閾値である。
図8は、図2に示した制御部40が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料供給制御処理の処理内容を説明しながら飲料供給装置の動作について説明する。
この飲料供給制御処理において制御部40は、カップ検出部31によりカップCが飲料供給部22に有ると検出されたか否かを判断する(ステップS101)。すなわちカップ検出部31は、カップCがステージ222に載置されたか否かを検出する。
カップCが有ると検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部40は、扉開閉検知部35の検知結果をもとに、開閉扉23が閉であるか否かを判断する(ステップS102)。開閉扉23が閉でない場合(ステップS102:No)には、ステップS102の判断処理を繰り返す。
一方、制御部40は、開閉扉23が閉である場合(ステップS102:Yes)には、第1投光部32及び第2投光部33に投光指令を与えてカップCの表面に対して光照射を行う(ステップS103)。光照射を行った制御部40は、カップ種類判定処理を実施する(ステップS104)。
図9は、図8に示したカップ種類判定処理の処理内容を示すフローチャートである。
このカップ種類判定処理において制御部40は、撮像部34を通じてカップCの被撮像領域SRにおける画像データの取得待ちとなる(ステップS104A)。そして、撮像部34の取得した画像データが与えられた場合(ステップS104A:Yes)、制御部40は、補正処理部41を通じて、画像データに含まれる色に関する情報の各画素について上記式(1)のように赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケールに変換することで、グレースケール化を行う(ステップS104B)。
グレースケールに変換した制御部40は、補正処理部41を通じて、グレースケール化を行った各画素に対して、上記式(2)にて演算を行うことにより、コントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行う(ステップS104C)。
算出値が基準値以上である場合(ステップS104E:Yes)、制御部40は、判定部42を通じて、カップCがアイスカフェラテ用カップであると判定し(ステップS104F)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
一方、算出値が基準値未満である場合(ステップS104E:No)、制御部40は、判定部42を通じて、カップCがアイスコーヒー用カップであると判定し(ステップS104G)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
そのようにしてカップ種類判定処理を実施した制御部40は、表示部21に対して、判定した種類のカップCに対応した飲料、すなわち供給すべき飲料(アイスコーヒー飲料又はアイスカフェラテ飲料)の表示と、入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS105)。
そして、制御部40は、入力部21aがタッチされたか否かを判断する(ステップS106)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS106:No)、制御部40は、ステップS106の判断処理を繰り返す。一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS106:Yes)、制御部40は、扉開閉ロック機構36を用いて開閉扉23を閉状態にロックし(ステップS107)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理を行わせる(ステップS108)。
その後、制御部40は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判断する(ステップS109)。飲料供給が終了していない場合(ステップS109:No)には、制御部40は、ステップS108に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS109:Yes)には、制御部40は、第1投光部32及び第2投光部33に投光停止指令を与えて光照射を停止させるとともに、扉開閉ロック機構36による開閉扉23の閉状態のロックを解除し(ステップS110,ステップS111)、その後に手順をリターンして今回の飲料供給制御処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態1である飲料供給装置によれば、撮像部34がカップCの表面における被撮像領域SRを撮像し、制御部40が、撮像部34で撮像された画像データに含まれる色に関する情報の各画素について、赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケール化を行い、グレースケール化を行った各画素に対してコントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行っているので、透明物であるカップCの画像を白色化させつつ、カップCを透過するステージ222の通過孔222bや、カップCを透過する黒色文字(つまり、被撮像領域SR以外の識別領域Sに記載された黒色文字)については白色化させることができ、被撮像領域SRの黒色部分をより明確にすることができる。そして、制御部40が、白色化処理されたデータの識別範囲の黒色部分となる画素の輝度の標準偏差を算出してその算出値が基準値以上であるか否かを判定することで、カップCがアイスカフェラテ用カップかアイスコーヒー用カップかを判定しているので、カップCの種類を良好に判定することができ、しかもカップ種類の判定の高速化を図ることができる。
上記飲料供給装置によれば、被撮像領域SRが、第1投光部32からの光の反射領域であって、第2投光部33からの光の透過領域であり、第2投光部33が、第1投光部32よりも輝度が大きいので、被撮像領域SRの黒色文字の背景をより白く(明るく)することが可能になり、結果的に、マジックミラーの効果を利用して被撮像領域SRにおける黒色文字がより顕著に示された画像を取得することができ、カップCの種類を良好に判定することができる。
かかるマジックミラーの効果により、コントラスト調整及び輝度調整だけでは透明なカップCを透過した背景を白色化できない画像も白色化できる。より詳細に説明すると、撮像部34を通じて撮像された画像データにおいて、被撮像領域SRの文字(柄を含む)の黒色の濃さに対してカップCを透過した背景の黒色の濃さが大きい場合でも、マジックミラーの効果で背景を白色化させることにより、コントラスト調整及び輝度調整により、被撮像領域SRの文字を明確化させることができる。
<実施の形態2>
図10は、本発明の実施の形態2である飲料供給装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。尚、以下において、上述した実施の形態1の飲料供給装置と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
図10に示すように、飲料供給装置は、カップ検出部31、第1投光部32、第2投光部33、撮像部34、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36及び制御部40′を備えている。
制御部40′は、上述した飲料生成部11、表示部21、カップ検出部31、第1投光部32、第2投光部33、撮像部34、扉開閉検知部35、扉開閉ロック機構36に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部45′に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。
この制御部40′は、補正処理部41′及び判定部42′を有している。尚、制御部40′は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
補正処理部41′は、撮像部34の取得した画像データが与えられると、該画像データに含まれる色に関する情報を所定条件(例えば輝度)にしたがってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対してコントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行うものである。
より詳細に説明すると、補正処理部41′は、画像データに含まれる色に関する情報の各画素について、上記式(1)のように、赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケールに変換する、グレースケール化を行う。そして、補正処理部41′は、グレースケール化を行った各画素に対して、上記式(2)にて演算を行うことにより、コントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行うものである。
判定部42′は、補正処理部41′が白色化処理したデータに基づいてステージ222に載置されたカップCが、アイスコーヒー用カップであるか、あるいはアイスカフェラテ用カップであるかの判定を行うものである。より詳細には、判定部42′は、白色化処理したデータに、記憶部45′に予め記憶されたテンプレートと同じパターンが存在するか否かを判断することにより、カップCがアイスコーヒー用カップであるか、あるいはアイスカフェラテ用カップであるかを判定するものである。
図11は、図10に示した制御部40′が実施する飲料供給制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる飲料供給制御処理の処理内容を説明しながら飲料供給装置の動作について説明する。
この飲料供給制御処理において制御部40′は、カップ検出部31によりカップCが飲料供給部22に有ると検出されたか否かを判断する(ステップS201)。すなわちカップ検出部31は、カップCがステージ222に載置されたか否かを検出する。
カップCが有ると検出された場合(ステップS201:Yes)、制御部40′は、扉開閉検知部35の検知結果をもとに、開閉扉23が閉であるか否かを判断する(ステップS202)。開閉扉23が閉でない場合(ステップS202:No)には、ステップS202の判断処理を繰り返す。
一方、制御部40′は、開閉扉23が閉である場合(ステップS202:Yes)には、第1投光部32及び第2投光部33に投光指令を与えてカップCの表面に対して光照射を行う(ステップS203)。光照射を行った制御部40′は、カップ種類判定処理を実施する(ステップS204)。
図12は、図11に示したカップ種類判定処理の処理内容を示すフローチャートである。
このカップ種類判定処理において制御部40′は、撮像部34を通じてカップCの被撮像領域SRにおける画像データの取得待ちとなる(ステップS204A)。そして、撮像部34の取得した画像データが与えられた場合(ステップS204A:Yes)、制御部40′は、補正処理部41′を通じて、画像データに含まれる色に関する情報の各画素について上記式(1)のように赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケールに変換することで、グレースケール化を行う(ステップS204B)。
グレースケールに変換した制御部40′は、補正処理部41′を通じて、グレースケール化を行った各画素に対して、上記式(2)にて演算を行うことにより、コントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行う(ステップS204C)。
そして制御部40′は、白色化処理されたデータを2値化して記憶部45′からテンプレートを読み出し(ステップS204D,ステップS204E)、判定部42′を通じて、2値化されたデータに対して識別範囲を設定してその開始座標を予め決められた部分にセットする(ステップS204F)。
開始座標をセットした制御部40′は、判定部42′を通じて、テンプレートと同じパターンが存在するか否かを判定する(ステップS204G)。テンプレートと同じパターンが存在しないと判定した場合(ステップS204G:No)、制御部40′は、2値化されたデータの全域について識別範囲を設定して探索が終了したか否かを判断する(ステップS204H)。
探索が終了していないと判断した場合(ステップS204H:No)、制御部40′は、識別範囲の座標を移動し(ステップS204I)、ステップS204G以降の処理を繰り返す。
ところで、上述したステップS204Gにおいてテンプレートと同じパターンが存在したと判定した場合(ステップS204G:Yes)、制御部40′は、判定部42′を通じて、カップCがアイスカフェラテ用カップであると判定し(ステップS204J)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
一方、上述したステップS204Hにおいて探索が終了したと判断した場合(ステップS204H:Yes)、制御部40′は、判定部42′を通じて、カップCがアイスコーヒー用カップであると判定し(ステップS204K)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
そのようにしてカップ種類判定処理を実施した制御部40′は、表示部21に対して、判定した種類のカップCに対応した飲料、すなわち供給すべき飲料(アイスコーヒー飲料又はアイスカフェラテ飲料)の表示と、入力部21aのタッチを案内する案内表示を行う(ステップS205)。
そして、制御部40′は、入力部21aがタッチされたか否かを判断する(ステップS206)。入力部21aがタッチされない場合(ステップS206:No)、制御部40′は、ステップS206の判断処理を繰り返す。一方、入力部21aがタッチされた場合(ステップS206:Yes)、制御部40′は、扉開閉ロック機構36を用いて開閉扉23を閉状態にロックし(ステップS207)、飲料生成部11に対して、供給する飲料の生成及び供給の処理を行わせる(ステップS208)。
その後、制御部40′は、飲料生成部11による飲料供給が終了したか否かを判断する(ステップS209)。飲料供給が終了していない場合(ステップS209:No)には、制御部40′は、ステップS208に戻って飲料の生成及び供給の処理を続行する。
一方、飲料供給が終了した場合(ステップS209:Yes)には、制御部40′は、第1投光部32及び第2投光部33に投光停止指令を与えて光照射を停止させるとともに、扉開閉ロック機構36による開閉扉23の閉状態のロックを解除し(ステップS210,ステップS211)、その後に手順をリターンして今回の飲料供給制御処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態2である飲料供給装置によれば、撮像部34がカップCの表面における被撮像領域SRを撮像し、制御部40′が、撮像部34で撮像された画像データに含まれる色に関する情報の各画素について、赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケール化を行い、グレースケール化を行った各画素に対してコントラスト調整及び輝度調整を行って白色化処理を行っているので、透明物であるカップCの画像を白色化させつつ、カップCを透過するステージ222の通過孔222bや、カップCを透過する黒色文字(つまり、被撮像領域SR以外の識別領域Sに記載された黒色文字)については白色化させることができ、被撮像領域SRの黒色部分をより明確にすることができる。そして、制御部40′が、白色化処理されたデータに、予め記憶されたテンプレートと同じパターンが存在するか否かを判断することにより、カップCがアイスカフェラテ用カップかアイスコーヒー用カップかを判定しているので、カップCの種類を良好に判定することができる。
上記飲料供給装置によれば、被撮像領域SRが、第1投光部32からの光の反射領域であって、第2投光部33からの光の透過領域であり、第2投光部33が、第1投光部32よりも輝度が大きいので、被撮像領域SRの黒色文字の背景をより白く(明るく)することが可能になり、結果的に、マジックミラーの効果を利用して被撮像領域SRにおける黒色文字がより顕著に示された画像を取得することができ、カップCの種類を良好に判定することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1及び実施の形態2について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態1では、制御部40が、白色化処理されたデータの識別範囲の黒色部分となる画素の輝度の標準偏差を算出していたが、本発明においては、判定部が、補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の黒色部分となる画素の輝度の平均値の大きさによりカップの種類を判定するようにしてもよい。
上述した実施の形態1及び実施の形態2では、第2投光部33が第1投光部32よりも輝度が大きいものとして説明したが、本発明においては、例えば店舗の照明等の装置外部からの光が十分に与えられる場合には、第2投光部の輝度が第1投光部の輝度よりも大きいものである必要はない。つまり、第2投光部の輝度が第1投光部の輝度よりも小さくても構わない。
上述した実施の形態1及び実施の形態2では、カップCの表面の情報を取得する情報取得部として、カップCの被撮像領域SRを撮像する撮像部34を例示したが、本発明においては、カップの表面の色情報を含む情報を取得することができれば、例えば色センサ等を情報取得部として用いてもよい。
上述した実施の形態1及び実施の形態2では、識別領域Sに黒色文字が付されたアイスカフェラテ用カップを例示したが、本発明においては、識別領域に黒色模様や黒色記号等が付されたカップを判定対象としてもよい。
上述した実施の形態1では、制御部40が、撮像部34で撮像された画像データに含まれる色に関する情報の各画素について、赤色成分(R)、緑色成分(G)及び青色成分(B)の平均値をグレースケール値としてグレースケールに変換していたが、本発明においては、補正処理部は情報取得部で取得されたカップの色に関する情報の各画素について、次のようにしてグレースケールに変換させてもよい。
すなわち、補正処理部は、カップの色に関する情報の各画素について、赤色成分、緑色成分及び青色成分の各値のうち最大値をグレースケール値としてグレースケールに変換させるようにしてもよい。つまり、夕日等により赤色成分が最大値となる画素については、赤色成分の値をグレースケール値としてグレースケールに変換させ、青天日陰のような青色成分が最大値となる画素については、青色成分の値をグレースケール値としてグレースケールに変換させてもよい。
これによれば、例えば太陽光等によりカップの内部の氷等が着色された情報が取得された場合でも、各画素について赤色成分、緑色成分及び青色成分のうち最大値となる色成分でグレースケールに変換させることで氷等を白色にさせることができ、結果的に、カップの種類を良好に判定することができる。
上述した実施の形態1及び実施の形態2では、カップCの識別領域Sに黒色文字が付与されているものであったが、本発明においては、カップの識別領域に例えば赤色の文字や柄が付されている場合にも適用できる。この場合、赤色以外の例えば緑色(RGBのG)の成分のみでグレースケール化し、コントラスト調整及び輝度調整することで背景を白色化することができる。
赤色は、緑色と青色の光を吸収することが知られていることから、赤色以外の色でグレースケール化することで、赤色の文字や柄が濃いグレー(黒)にすることができる。
また、飲料供給部に夕日等の日差しが進入した場合について説明する。夕日は赤のスペクトルが強いため、撮像部で撮像した画像データの赤色成分を除去し、緑色と青色とで輝度調整を行って実施すればよい。
更に、本発明においては、撮像部で撮像した画像データにおいて、被撮像領域の文字や柄と、背景とを反転させて、文字や柄を白色化処理してもよい。例えば、カップの識別領域に付与された文字や柄が赤色である場合、赤色成分のみでグレースケール化し、コントラスト調整及び輝度調整することで、文字や柄を白色化、背景を黒色化することができる。
また更に本発明においては、撮像部を通じて撮像された画像データにおいて、被撮像領域の文字(柄を含む)の黒色の濃さに対してカップを透過した背景の黒色の濃さが同じ場合、第2投光部を消灯してマジックミラーの効果を低減させることにより、カップの種類を判定するようにしてもよい。
1…装置本体、10…本体キャビネット、11…飲料生成部、20…前面扉、21…表示部、22…飲料供給部、221…ノズル、222…ステージ、223…後壁、224L,224R…側壁、225…入口、23…開閉扉、31…カップ検出部、32…第1投光部、33…第2投光部、34…撮像部、35…扉開閉検知部、36…扉開閉ロック機構、40…制御部、41…補正処理部、42…判定部、45…記憶部、C…カップ、S…識別領域、SR…被撮像領域。

Claims (7)

  1. 飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、
    前記カップの表面の情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得された前記カップの色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行う補正処理部と、
    前記補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素のばらつきの大きさ、あるいは前記データにおける指定された範囲の画素の輝度の平均値の大きさにより前記カップの種類を判定する判定部と
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記情報取得部は、前記カップの表面における被撮像領域を撮像する撮像部であり、
    前記補正処理部は、前記撮像部で撮像された前記被撮像領域の色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行い、
    前記判定部は、前記補正処理部により白色化処理が行われたデータにおける指定された範囲の画素の輝度の標準偏差の値により、前記カップの種類を判定することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記カップの表面に光照射を行う第1投光部と、
    前記第1投光部とは異なる方向から前記カップに対して光照射を行う第2投光部と
    を備え、
    前記被撮像領域が、前記第1投光部からの光の反射領域であって、前記第2投光部からの光の透過領域であり、
    前記第2投光部は、前記第1投光部よりも輝度が大きいことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記補正処理部は、前記カップの色に関する情報の各画素について、赤色成分、緑色成分及び青色成分の各値のうち最大値をグレースケール値として、グレースケールに変換させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の飲料供給装置。
  5. 飲料供給部に配置されたカップに対して、飲料生成部で生成した飲料を供給する飲料供給装置であって、
    前記カップの表面における被撮像領域を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された前記被撮像領域の色に関する情報を所定条件に従ってグレースケールに変換し、変換したグレースケールの各画素に対して輝度調整及びコントラスト調整を行うことにより白色化処理を行う補正処理部と、
    前記補正処理部により白色化処理が行われたデータに、予め記憶されたテンプレートと同じパターンが存在するか否かを判断することにより前記カップの種類を判定する判定部と
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  6. 前記カップの表面に光照射を行う第1投光部と、
    前記第1投光部とは異なる方向から前記カップに対して光照射を行う第2投光部と
    を備え、
    前記被撮像領域が、前記第1投光部からの光の反射領域であって、前記第2投光部からの光の透過領域であり、
    前記第2投光部は、前記第1投光部よりも輝度が大きいことを特徴とする請求項5に記載の飲料供給装置。
  7. 前記カップは、透明樹脂製のもので、内部に氷が入っていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の飲料供給装置。
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