JP2020085475A - 情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラム - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両が走行する道路に応じて、運転者にとって有益な情報を表示することができる情報表示装置を提供する。【解決手段】走行履歴記憶部5は、車両が道路を走行した走行履歴を記憶する。道路情報・周辺施設情報取得部13は、車両が走行する道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得する。表示制御部14は、道路情報及び周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部6に表示する表示状態を、走行履歴記憶部5に記憶されている走行履歴に基づいて、車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、周辺施設情報の表示量よりも道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とするよう制御する。表示制御部14は、車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、道路情報の表示量よりも周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両が走行している道路に関する道路情報を表示部に表示する情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムに関する。
車両が走行している道路を含む地図等を表示部に表示する情報表示装置(いわゆるナビゲーション装置)が普及している。情報表示装置は、車両が走行している道路に関する道路情報を地図に重畳させて表示することがある。
特開2008−64483号公報 特開2011−58899号公報
運転者が頻繁に走行する道路においては、運転者は走行する道路を熟知しており、表示部に道路情報を表示することはさほど意味がなく、道路情報の表示が煩わしい場合もある。そこで、道路情報よりも、運転者が知らない可能性の高い情報を表示する方がよい。逆に、運転者が走行したことがない道路においては、表示部に道路情報を表示するのがよい。
本発明は、車両が走行する道路に応じて、運転者にとって有益な情報を表示することができる情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、車両が道路を走行した走行履歴を記憶する走行履歴記憶部と、前記車両が走行する道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得する道路情報・周辺施設情報取得部と、前記道路情報・周辺施設情報取得部が取得した前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記走行履歴記憶部に記憶されている走行履歴に基づいて、前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とし、前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御する表示制御部とを備える情報表示装置を提供する。
本発明は、車両が道路を走行した走行履歴を生成して走行履歴記憶部に記憶し、道路情報・周辺施設情報取得部が、走行している道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得し、前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、表示制御部が、前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とするよう制御し、前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記表示制御部が、前記道路情報または前記周辺施設情報を表示部に表示する表示状態を、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御する情報表示方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、車両が道路を走行した走行履歴を生成して走行履歴記憶部に記憶させるステップと、走行している道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得するステップと、前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とするよう制御するステップと、前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記道路情報または前記周辺施設情報を表示部に表示する表示状態を、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御するステップとを実行させる情報表示プログラムを提供する。
本発明の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムによれば、車両が走行する道路に応じて、運転者にとって有益な情報を表示することができる。
第1実施形態の情報表示装置を示すブロック図である。 第1実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムにおいて、道路を走行した頻度が所定回数未満であるときの第1の表示状態の一例を示す図である。 第1実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムにおいて、道路を走行した頻度が所定回数以上であるときの第2の表示状態の例を示す一図である。 第1実施形態の情報表示装置の動作、第1実施形態の情報表示方法、第1実施形態の情報表示プログラムで実行される処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の情報表示装置を示すブロック図である。 第2実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムにおいて、走行経路設定部が設定した走行経路の道路を走行した頻度が所定回数未満であるときの第1の表示状態の一例を示す図である。 第2実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムにおいて、走行経路設定部が設定した走行経路の道路を走行した頻度が所定回数以上であるときの第3の表示状態の一例を示す図である。 第2実施形態の情報表示装置の動作、第2実施形態の情報表示方法、第2実施形態の情報表示プログラムで実行される処理を示す部分的なフローチャートである。 第2実施形態の情報表示装置の動作、第2実施形態の情報表示方法、第2実施形態の情報表示プログラムで実行される処理を示す残りの部分的なフローチャートである。
以下、各実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1、図2A、図2B、及び図3を用いて、第1実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムを説明する。情報表示装置は車両に設置されている。図1において、第1実施形態の情報表示装置は、中央処理装置1、記憶部2、GNSS受信部3、地図データ記憶部4、走行履歴記憶部5、表示部6を備える。中央処理装置1は、現在位置取得部11、走行履歴生成部12、道路情報・周辺施設情報取得部13、表示制御部14を有する。
中央処理装置1は、マイクロコンピュータが備えるプロセッサである。記憶部2には情報表示制御プログラムが記憶されている。記憶部2は非一時的な記憶媒体である。中央処理装置1が情報表示制御プログラムを実行することによって、現在位置取得部11〜表示制御部14の機能的な構成が実現される。現在位置取得部11〜表示制御部14は回路等のハードウェアで構成されてもよく、ソフトウェアとハードウェアとが混在して構成されてもよく、両者の使い分けは任意である。
GNSS受信部3は、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System: GNSS)用の衛星からの電波を受信するアンテナと、アンテナが出力するGNSS信号を受信する受信回路とを含む。GNSSは、一例としてGPS(Global Positioning System)である。現在位置取得部11は、GNSS信号に基づいて車両の現在位置を取得する。詳細には、現在位置取得部11は、3つ以上の衛星からの電波に基づく複数のGNSS信号に基づいて緯度および経度を含む現在位置を算出する。
現在位置取得部11は、ジャイロセンサ及び加速度センサを用いて車両の現在位置を取得してもよいし、受信したGNSS信号に基づいて算出した現在位置をジャイロセンサ及び加速度センサを用いて補正してもよい。現在位置取得部11が車両の現在位置を取得する方法は限定されない。
走行履歴生成部12は、車両が現在走行している道路の走行履歴を作成する。一例として、走行履歴生成部12は、ノード及びリンクによって構成される道路情報のリンク単位で走行数をカウントして走行履歴を作成する。走行履歴生成部12は、作成した走行履歴を走行履歴記憶部5に記憶させる。走行履歴記憶部5に道路の走行履歴が既に記憶されている場合には、新たな走行履歴へと更新される。
走行履歴記憶部5は不揮発性メモリである。走行履歴記憶部5はRAMであってもよい。走行履歴記憶部5は外部のサーバであってもよい。
道路情報・周辺施設情報取得部13は、地図データ記憶部4に記憶されている地図データ及び現在位置取得部11が取得した現在位置に基づき、車両が現在走行している道路の道路情報及び周辺施設情報を取得する。地図データは、道路情報だけでなく、店舗、公共施設等の施設情報を含む。道路情報・周辺施設情報取得部13は、車両が現在走行している道路周辺の周辺施設情報を取得する。周辺施設とは少なくとも道路に沿った建物、または建物内の施設であり、隣の道路に沿った施設を加えてもよい。
地図データ記憶部4は半導体メモリ等の任意の記憶部である。地図データ記憶部4は、外部のサーバであってもよい。
表示制御部14は、現在位置及び地図データに基づき、現在位置に対応した地図を表示部6に表示するよう制御する。表示制御部14は、道路情報・周辺施設情報取得部13が取得した道路情報と周辺施設情報との一方、または双方を表示部6に表示するよう制御する。表示制御部14は、走行履歴記憶部5に記憶されている走行履歴に基づき、表示部6に表示する道路情報または周辺施設情報の表示状態を変更する。
図2A及び図2Bは、車両が所定の道路を走行している際、表示制御部14が道路の走行履歴に基づき、表示部6に表示する道路情報または周辺施設情報の表示状態を変更する情報表示方法の一例を示している。図2A及び図2Bに示すように、車両は現在位置を示すマークM1の位置に位置していて、道路R1を図の上方に向かって走行しており、信号機TL1の交差点に近付いているとする。道路に沿った左右には建物BL1〜BL4が建っているとする。
道路R1が、運転者が頻繁に走行する道路である場合には、運転者は走行する道路を熟知しているから、図2Aに示すように、一例として車線情報IR1のような道路情報を表示部6に表示することはさほど意味がない。道路R1が、運転者が走行したことがない道路、または走行する頻度が非常に低い道路である場合には、表示部6に道路情報を表示するのがよい。
運転者は、頻繁に走行する道路の周辺施設について意外にも詳しくないことがある。そこで、道路R1が、運転者が頻繁に走行する道路である場合には、道路情報を表示するよりも、運転者が知らない可能性の高い周辺施設情報を表示する方が運転者にとって有益であると考えられる。図2Bは、建物BL3内の洋菓子店の情報IF3と、建物BL4内の輸入雑貨店の情報IF4とを周辺施設情報として表示した例を示している。
表示制御部14は、走行履歴記憶部5に記憶されている走行履歴に基づき、車両が現在走行している道路の走行回数が所定回数未満であれば、図2Aに示すように、表示部6に道路情報を表示するよう制御することが好ましい。運転者が不慣れな道路を走行する場合には、右左折地点または走行車線等の道路情報が多い方が走行の安全性に寄与する。また、走行履歴が所定回数未満の道路であれば、運転者は周辺施設について詳しくないと考えられ、そのような場合に周辺施設に関する情報を適切に抑制する方が、情報過多となるよりも運転者にとっては好ましい。表示制御部14は、周辺施設情報を表示しないように制御してもよいし、周辺施設情報よりも道路情報を多く表示するよう制御してもよい。
表示制御部14は、走行履歴記憶部5に記憶されている走行履歴に基づき、車両が現在走行している道路の走行回数が所定回数以上であれば、図2Bに示すように、表示部6に周辺施設情報を表示するよう制御することが好ましい。表示制御部14は、道路情報を表示しないように制御してもよいし、道路情報よりも周辺施設情報を多く表示するよう制御してもよい。なお、道路の走行回数が所定回数以上であっても、表示制御部14は、一時停止または踏切のような安全にかかわる道路情報については表示するよう制御することが好ましい。
周辺施設情報とは、店舗(施設)名の他、店舗の種別、電話番号、営業時間、ウェブサイトのURLであってもよい。図1では図示していないが、情報表示装置は、周辺施設情報を近距離無線通信によって携帯情報端末に送信する機能を有してもよい。
図3に示すフローチャートを用いて、第1実施形態の情報表示装置の動作、第1実施形態の情報表示方法、第1実施形態の情報表示プログラムで実行される処理を改めて説明する。図3において、現在位置取得部11は、ステップS1にて、車両の現在位置を取得する。表示制御部14は、ステップS2にて、現在位置に対応した地図を表示部6に表示するよう制御する。
道路情報・周辺施設情報取得部13は、ステップS3にて、道路情報及び周辺施設情報を取得する。なお、道路情報・周辺施設情報取得部13は、周辺施設情報が存在せず道路情報のみを取得する場合もあるし、道路情報が存在せず周辺施設情報のみを取得する場合もあるし、道路情報及び周辺施設情報が存在せず、いずれも取得しないこともある。
表示制御部14は、ステップS4にて、走行履歴を取得し、ステップS5にて、走行回数(頻度)が所定回数以上であるか否かを判定する。所定回数は適宜な数に設定されればよく、運転者が任意に設定可能とすることが好ましい。走行回数が所定回数以上でなければ(NO)、運転者にとっては道路情報が表示される方が、周辺施設情報が表示されるよりも有益であるため、表示制御部14は、ステップS6にて、周辺施設情報の表示量よりも道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態に設定する。
走行回数が所定回数以上であれば(YES)、運転者にとっては周辺施設情報が表示される方が、熟知した道路情報が表示されるよりも有益であることが多いため、表示制御部14は、ステップS7にて、道路情報の表示量よりも周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態に設定する。
表示制御部14は、ステップS8にて、表示部6に道路情報または周辺施設情報を表示する。中央処理装置1は、ステップS9にて、車両のパワーオフ(エンジンオフ)によって電源が切断されたか否かを判定する。電源が切断されなければ(NO)、中央処理装置1は、ステップS1〜S9の処理を繰り返す。電源が切断されれば(YES)、中央処理装置1は処理を終了させる。
以上のように、第1実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムによれば、車両が走行する道路に応じて、運転者にとって有益な情報を表示することができる。
<第2実施形態>
図4、図5A、図5B、図6A、及び図6Bを用いて、第2実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムを説明する。図4において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。第2実施形態の情報表示装置は、中央処理装置1、記憶部2、GNSS受信部3、地図データ記憶部4、走行履歴記憶部5、表示部6、操作部7を備える。操作部7は、表示部6に装着されたタッチパネルであってもよい。
マイクロコンピュータが備えるプロセッサである中央処理装置1は、現在位置取得部11、走行履歴生成部12、道路情報・周辺施設情報取得部13、表示制御部14、走行経路設定部15、代替経路探索部16を有する。中央処理装置1が情報表示制御プログラムを実行することによって、走行経路設定部15及び代替経路探索部16の機能的な構成が実現される。走行経路設定部15及び代替経路探索部16は回路等のハードウェアで構成されてもよく、ソフトウェアとハードウェアとが混在して構成されてもよく、両者の使い分けは任意である。
走行経路設定部15は、操作部7によって目的地が設定されたとき、現在地から目的地までの走行経路を探索して設定する。代替経路探索部16は、走行経路設定部15が設定した走行経路と、目的地までの到着時間がほぼ同等である等の所定の条件を満たす代替経路を探索する。代替経路とは、現在地から目的地までの走行経路のうちの部分的な走行経路の代替経路であってもよい。
走行経路設定部15が設定した走行経路が高速道路である場合、代替経路探索部16は一般道路を代替経路として探索してもよい。走行経路設定部15が設定した走行経路が渋滞しているとき、代替経路探索部16は渋滞を避けた道路を代替経路として探索してもよい。走行経路設定部15が設定した走行経路が幹線道路を優先しているとき、代替経路探索部16は幹線道路以外の距離がより短くなる道路を代替経路として探索してもよい。代替経路探索部16は信号機の数がより少なくなる道路を代替経路として探索してもよい。
代替経路探索部16は、走行している道路の走行回数が所定回数以上であるときに代替経路を探索してもよいし、走行回数にかかわらず代替経路を探索してもよい。なお、運転者が目的地を設定して走行経路設定部15が走行経路を設定した場合であっても、目的地へと出発した当初は走行している道路の走行回数が所定回数以上であることがある。
図5A及び図5Bは、操作部7によって目的地が設定されて、走行経路設定部15が走行経路RT1を設定した場合の、表示部6の表示状態の一例を示している。図5Aは、走行経路RT1のうち、信号機TL11、TL12、TL13、TL23、及びTL33の交差点を経由する経路は道路の走行回数が所定回数未満である場合を示している。この場合、表示制御部14は、走行経路RT1に関する道路情報の一例として、「700m先右折です。」なる経路案内情報IRT1を表示するよう制御する。
図4では図示していないが、経路案内情報IRT1等の各経路案内情報が音声によって出力されてもよい。
図5Bは、信号機TL11、TL12、TL13、TL23、及びTL33の交差点を経由する経路は道路の走行回数が所定回数以上である場合を示している。また、図5Bは、代替経路探索部16による探索によって、信号機TL11、TL21、TL31、TL32、及びTL33の交差点を経由する破線で示す経路が存在している場合を示している。破線で示す代替経路は、道路の走行回数が所定回数未満であるとする。
図5Bに実線で示した経路を運転者が頻繁に走行し、破線で示した代替経路を運転者がほとんど走行しない場合、運転者は、代替経路の道路の周辺施設をほとんど知らないと考えられる。そこで、表示制御部14は、走行履歴が所定回数以上である道路に関する経路案内情報IRT1の表示を省略し、表示部6に代替経路を表示するのに併せて、代替経路の道路の周辺施設情報を表示するよう制御する。図5Bは、建物BL14内の動物病院の情報IF14と、建物BL15内のパン店の情報IF15と、建物BL18内のクリニックの情報IF18とを周辺施設情報として表示した例を示している。
図6A及び図6Bに示すフローチャートを用いて、第2実施形態の情報表示装置の動作、第2実施形態の情報表示方法、第2実施形態の情報表示プログラムで実行される処理を改めて説明する。図6Aにおいて、現在位置取得部11は、ステップS11にて、車両の現在位置を取得する。表示制御部14は、ステップS12にて、現在位置に対応した地図を表示部6に表示するよう制御する。
道路情報・周辺施設情報取得部13は、ステップS13にて、道路情報及び周辺施設情報を取得する。同様に、道路情報・周辺施設情報取得部13は、道路情報のみを取得する場合もあるし、周辺施設情報のみを取得する場合もあるし、いずれも取得しないこともある。
走行経路設定部15は、ステップS14にて、操作部7によって目的地が設定されたか否かを判定する。目的地が設定されれば(YES)、走行経路設定部15は、ステップS15にて、現在位置から目的地までの走行経路を探索して設定する。ここでは図示していないが、表示制御部14は、走行経路を表示部6に表示するよう制御する。表示制御部14は、ステップS16にて、現在走行している道路の走行履歴を取得し、ステップS17にて、走行回数が所定回数以上であるか否かを判定する。
走行回数が所定回数以上でなければ(NO)、表示制御部14は、ステップS18にて、表示部6に経路案内情報を含む道路情報を表示して、処理をステップS25に移行させる。ステップS18の処理は、図3のステップS6と同様に、道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態に設定する処理である。
走行回数が所定回数以上であれば(YES)、表示制御部14は、ステップS21にて、代替経路が存在するか否かを判定する。代替経路が存在しなければ(NO)、表示制御部14は処理をステップS18に移行させる。
ステップS21にて代替経路が存在すれば(YES)、表示制御部14は、ステップS22にて、代替経路及び代替経路周辺の周辺施設情報を表示する。中央処理装置1は、ステップS23にて、代替経路が選択されたか否かを判定する。代替経路が選択されなければ(NO)、表示制御部14は処理をステップS25に移行させる。代替経路が選択されれば(YES)、表示制御部14は、元の走行経路を消去して代替経路を表示して、処理をステップS25に移行させる。
表示制御部14は、ステップS25にて、現在位置に対応して地図及び走行経路の表示を更新して、処理をステップS26に移行させる。ステップS25における走行経路とは代替経路を新たに走行経路として選択した場合を含む。
中央処理装置1は、ステップS26にて、車両のパワーオフによって電源が切断されたか否かを判定する。電源が切断されなければ(NO)、中央処理装置1は、ステップS16〜S26の処理を繰り返す。電源が切断されれば(YES)、中央処理装置1は処理を終了させる。
一方、ステップS14にて、目的地が設定されなければ(NO)、中央処理装置1は、図6Bに示すステップS31〜S36の処理を実行する。ステップS31〜S36の処理は、図3のステップS4〜S9と同じ処理である。よって、表示制御部14は、道路の走行回数に応じて、図2Aに示すような第1の表示状態と、図2Bに示すような第2の表示状態とを選択する。
目的地を設定して目的地までの経路を設定していなければ、第2実施形態の情報表示装置は第1実施形態の情報表示装置と同様に動作する。目的地を設定して目的地までの経路を設定していなければ、第2実施形態の情報表示方法は第1実施形態の情報表示方法と同様の処理を実行し、第2実施形態の情報表示プログラムは第1実施形態の情報表示プログラムと同様の処理を中央処理装置1に実行させる。
中央処理装置1は、ステップS36にて、車両のパワーオフによって電源が切断されたか否かを判定する。電源が切断されなければ(NO)、中央処理装置1は、処理を図6AのステップS11に戻し、電源が切断されれば(YES)、中央処理装置1は処理を終了させる。
図6A及び図6Bに示すフローチャートにおいては、簡略化のため、車両が走行経路から外れた道路を走行した場合の目的地までの走行経路の再探索及び再設定の処理については省略している。また、運転者が走行経路を消去した場合の処理についても省略している。
以上のように、第2実施形態の情報表示装置、情報表示方法、及び情報表示プログラムによれば、目的地を設定した経路案内が実行されている場合に、車両が走行する道路及び代替経路に応じて、運転者にとって有益な情報を表示することができる。
本発明は以上説明した第1または第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。道路の走行履歴に加えて、またはその代わりに、道路の周辺施設に立ち寄った履歴を生成して記憶しておき、周辺施設に立ち寄った頻度に応じて、表示状態を異ならせるようにしてもよい。
走行履歴生成部12は、リンク単位で走行数をカウントすることに限定されない。走行履歴生成部12は、複数のリンク単位で走行数をカウントしてもよいし、各ノードにおいて直進したか、右折したか、左折したかの進行方向の種別によって走行履歴を作成してもよい。道路の走行履歴の作成の仕方は限定されない。
1 中央処理装置
2 記憶部
3 GNSS受信部
4 地図データ記憶部
5 走行履歴記憶部
6 表示部
11 現在位置取得部
12 走行履歴生成部
13 道路情報・周辺施設情報取得部
14 表示制御部
15 走行経路設定部
16 代替経路探索部

Claims (5)

  1. 車両が道路を走行した走行履歴を記憶する走行履歴記憶部と、
    前記車両が走行する道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得する道路情報・周辺施設情報取得部と、
    前記道路情報・周辺施設情報取得部が取得した前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記走行履歴記憶部に記憶されている走行履歴に基づいて、前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とし、前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御する表示制御部と、
    を備える情報表示装置。
  2. 前記車両の現在位置から設定された目的地までの走行経路を探索して設定する走行経路設定部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記車両が前記走行経路を走行している際に、前記走行経路の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば前記第1の表示状態とするよう制御する
    請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記走行経路設定部が設定した前記走行経路の少なくとも部分的な代替経路を探索する代替経路探索部をさらに備え、
    前記道路情報・周辺施設情報取得部は、前記代替経路の道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得し、
    前記表示制御部は、前記車両が前記走行経路を走行している際に、前記走行経路の道路を走行した頻度が所定回数以上であり、前記代替経路探索部による探索によって前記代替経路が存在しているとき、前記表示部に、前記代替経路と、前記代替経路の周辺施設情報とを表示するよう制御する
    請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 車両が道路を走行した走行履歴を生成して走行履歴記憶部に記憶し、
    道路情報・周辺施設情報取得部が、走行している道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得し、
    前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、表示制御部が、前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とするよう制御し、
    前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記表示制御部が、前記道路情報または前記周辺施設情報を表示部に表示する表示状態を、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御する
    情報表示方法。
  5. コンピュータに、
    車両が道路を走行した走行履歴を生成して走行履歴記憶部に記憶させるステップと、
    走行している道路に関する道路情報、及び道路周辺に存在する周辺施設に関する周辺施設情報を取得するステップと、
    前記車両が所定の道路を走行した頻度が所定回数未満であれば、前記道路情報及び前記周辺施設情報のうち、少なくともいずれかを表示部に表示する表示状態を、前記周辺施設情報の表示量よりも前記道路情報の表示量を増大させた第1の表示状態とするよう制御するステップと、
    前記車両が前記所定の道路を走行した頻度が所定回数以上であれば、前記道路情報または前記周辺施設情報を表示部に表示する表示状態を、前記道路情報の表示量よりも前記周辺施設情報の表示量を増大させた第2の表示状態とするよう制御するステップと、
    を実行させる情報表示プログラム。
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