JP2020085119A - 密封装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係るガスケット4は、二部材のうちの一方の部材1の被シール面1aに凹状に設けられた溝部3に装着され、二部材間をシールする環状のガスケットである。
ガスケット4は、溝部3内に配置されるとともに、二部材によって圧縮されて二部材間をシールする本体部40と、本体部40の内周側に設けられるとともに、溝部3の第1内壁面3aに弾接された状態で装着される脱落防止用突起41と、本体部40及び脱落防止用突起41間に設けられて本体部40及び脱落防止用突起41を接続する接続部42と、を備えている。接続部42は、本体部40及び脱落防止用突起41よりも高さ方向Hの寸法が小さく形成されている。脱落防止用突起41は、その溝部3内に挿入される一端部41aが、接続部42よりも突出するように形成されている。以下、詳述する。
まず、図1〜図3を参照しながら、第1実施形態について説明する。図1〜図3には、第1実施形態に係るガスケット4を示している。
ここでは、ガスケット4が、内燃機関におけるインテークマニホールドとシリンダヘッドとの間をシールするガスケットとして用いられた例について詳しく説明する。よって、二部材のうちの一方の部材がインテークマニホールド1であり、他方の部材がシリンダヘッド2である。図1(b)に示すようにインテークマニホールド1とシリンダヘッド2とは、それぞれの被シール面1a,2aが対向するよう配置される。インテークマニホールド1は合成樹脂等の成型体からなり、燃料混合気(シール対象媒体)の流通路としてのシール対象空所(不図示)を有し、被シール面1aには、ガスケット4を嵌め入れて装着するための凹状の溝部3が環状に設けられている。溝部3は、第1内壁面3aと、第1内壁面3aに対向する第2内壁面3bと、第1内壁面3a及び第2内壁面3bを接続する底面3cと、開口部3dとを有する。溝部3は、被シール面1aに対して垂直な方向が溝深さ方向Fとなるよう、断面形状が方形状に形成されている。図中、3aaは第1内壁面3aの開口縁部、3baは第2内壁面3bの開口縁部を示しており、図例では溝部3の上方が開口した例を示している。シリンダヘッド2は、アルミニウム等の金属製鋳造体からなり、インテークマニホールド1からの混合気の流入路としてシール対象空所(不図示)を有し、被シール面2aは平坦面とされる。
ガスケット4は、FKM,NBR,H−NBR,EPDM,CR,ACM,AEM,VMQ及びFVMQ等のゴム材による加硫成型体からなり、その全体形状は、嵌め入れられる環状の溝部3に対応した環状に形成されている。ガスケット4は、図3に示すように環状の本体部40と、本体部40の内周側に適宜間隔を空けて設けられた脱落防止用突起41と、本体部40及び脱落防止用突起41を接続する接続部42とを有している。
また接続部42は、図3に示すように脱落防止用突起41の周方向に沿った全域に接続されている。これによれば、接続部42によって脱落防止用突起41をしっかりと保持することができ、溝部3内にガスケット4を組付け易くなる。
次に、図4を参照しながら、第2実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と共通する部分は同一の符号を付しその説明は省略する。
第2実施形態のガスケット4Aは、接続部42と脱落防止用突起41とが第1実施形態のものと比べて略半分に切り欠かれている点で相違する。具体的には、ガスケット4の本体部40の内周側に断面形状が半楕円形状の脱落防止用突起41が形成されている。さらに本体部40と脱落防止用突起41との間には、この半楕円形状の脱落防止用突起41と本体部40とを接続する接続部42が形成されている。第2実施形態のガスケット4Aでは、シリンダヘッド2の被シール面2aに弾接する他端部41bを有していない点で相違する。そして、図4(a)に示すように、本体部40の他端部40bは、脱落防止用突起41及び接続部42よりも高さ方向において、高さ寸法H1分、突出するように形成されている。そのため、図4(b)に示すように、当該ガスケット4が溝部3に嵌め入れられて、インテークマニホールド1及びシリンダヘッド2がボルト等の締結手段によって締結されると、本体部40の他端部40bは、溝幅方向Wにおいて、脱落防止用突起41側に膨大するように弾性変形する。このとき、脱落防止用突起41は、溝部3内に挿入される一端部41aの反対側に他端部41bが設けられていないので、本体部40の溝幅方向Wへの膨大を阻害するような影響を与えにくく、スムーズに本体部40が圧縮され弾性変形され易い。
続いて、図5を参照しながら、第3実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と共通する部分は同一の符号を付しその説明は省略する。
第3実施形態のガスケット4Bは、脱落防止用突起41の一端部41aの突出量が第1実施形態より小さく形成されている点で相違する。具体的には、ガスケット4Bの脱落防止用突起41の一端部41aは、本体部40の一端部40aより、高さ寸法H4分小さく形成されている。その他の構成は、第1実施形態のガスケット4と同じである。
1a 被シール面
2 シリンダヘッド(他方の部材)
2a 被シール面
3 溝部
3a 第1内壁面
3b 第2内壁面
4,4A,4B ガスケット
40 本体部
40a 一端部
40b 他端部
41 脱落防止用突起
41a 一端部
41b 他端部
42 接続部
Claims (6)
- 二部材のうちの一方の部材の被シール面に凹状に設けられた溝部に装着され、前記二部材間をシールする環状のガスケットであって、
前記溝部内に配置されるとともに、前記二部材によって圧縮されて前記二部材間をシールする本体部と、前記本体部の一側面側に設けられるとともに、前記溝部の第1内壁面に弾接された状態で装着される脱落防止用突起と、前記本体部及び前記脱落防止用突起間に設けられて前記本体部及び前記脱落防止用突起を接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記本体部及び前記脱落防止用突起よりも高さ方向の寸法が小さく形成され、
前記脱落防止用突起は、その前記溝部内に挿入される一端部が、前記接続部よりも突出するように形成されていることを特徴とするガスケット。 - 請求項1に記載のガスケットにおいて、
前記脱落防止用突起は、前記溝部内に収容される端部とは反対側の他端部が、前記接続部よりも突出するように形成されていることを特徴とするガスケット。 - 請求項1又は請求項2に記載のガスケットにおいて、
前記接続部は、高さ方向において、前記本体部の中央と同じ位置に設けられることを特徴とするガスケット。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のガスケットにおいて、
前記本体部は、前記脱落防止用突起が設けられている側とは反対側の側面が、前記第1内壁面に対向する第2内壁面に弾接した状態で装着されることを特徴とするガスケット。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のガスケットにおいて、
前記脱落防止用突起は、前記一端部から前記本体部側とは反対側の側面にかけて傾斜状に形成されていることを特徴とするガスケット。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のガスケットにおいて、
前記接続部は、その幅寸法が、前記脱落防止用突起の幅寸法よりも小さいことを特徴
とするガスケット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7411221B2 (ja) | 2020-04-21 | 2024-01-11 | 内山工業株式会社 | シール部材 |
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JPH10184924A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-14 | Komatsu Kasei Kk | ガスケットと同ガスケットによる容器の密閉構造 |
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2018
- 2018-11-26 JP JP2018219943A patent/JP7222525B2/ja active Active
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