JP2020084864A - オイルパン - Google Patents
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Abstract
【課題】車両等に搭載されるエンジンにおいて、振動を抑制することが可能なオイルパンを提供することを課題とする。【解決手段】エンジンと車両とを締結するマウント14がオイルパン20にも取り付けられる内燃機関100において、シリンダブロック10およびオイルパン20のマウント取り付け箇所において、オイルパンの2つの取付部14aと、前記2つの取付部の間に延伸する、オイルパン20を横断するリブ30、を具備するオイルパン。【選択図】図1
Description
本発明はオイルパンに関する。
車両等に搭載されるエンジンの潤滑および冷却にオイルが用いられる。オイルはエンジンの下部に設けられたオイルパンに貯留される。オイルパンにエンジンの振動が伝わることがある。オイルパンの振動を低減するため、車両の前後方向にわたってオイルパンにリブを設ける(特許文献1など)。
エンジンと車両とを締結するマウントがオイルパンにも取り付けられることで、オイルパンに力が働き、エンジンが振動する恐れがある。そこで振動を抑制することが可能なオイルパンを提供することを目的とする。
上記目的は、それぞれがマウントに取り付けられる2つの取付部と、前記2つの取付部の間に延伸するリブと、を具備するオイルパンによって達成できる。
振動を抑制することが可能なオイルパンを提供できる。
以下、図面を参照して本実施形態のオイルパン20について説明する。図1(a)は内燃機関100を例示する模式図であり、車両の前方側(Fr側)から見ている。図1(a)に示す内燃機関100は例えばガソリンエンジンなどであり、車両に搭載される。
内燃機関100は、シリンダブロック10、シリンダヘッド12およびオイルパン20を有する。シリンダブロック10の上にシリンダヘッド12が取り付けられ、シリンダブロック10の下にオイルパン20が取り付けられる。点線で示すように、オイルパン20には、オイルパン20を横断するリブ30が設けられている。シリンダブロック10、シリンダヘッド12、オイルパン20およびリブ30は例えばアルミニウムなどの金属で形成されている。
内燃機関100の車両への取り付けはマウント14により行われる。すなわち、マウント14の一端が内燃機関100に取り付けられ、他端が車両に取り付けられることで、内燃機関100が車両に取り付けられる。マウント14は例えばゴムなどで形成されている。
図1(b)はシリンダブロック10およびオイルパン20を拡大した模式図であり、内燃機関100を側面側から見ている。オイルパン20は浅い方から深い方にかけて3つの領域22、24および26に分けられる。シリンダブロック10から落下するオイルは領域22から26にかけてオイルパン20の底面に沿って流れる。オイルはオイルポンプでくみ上げられシリンダブロック10およびシリンダヘッド12に供給され、オイルパン20に循環する。
オイルパン20の側面に締結点14aが設けられ、シリンダブロック10の側面に締結点14bが設けられている。締結点14a(取付部)、および締結点14bは内壁にねじ山を有する穴であり、これらにボルトが挿入されることで、マウント14は内燃機関100に固定される。3つの締結点14bはシリンダブロック10への締結点である。締結点14aはオイルパン20への締結点である。図1(b)では内燃機関100の2つの側面のうち一方を示しており、他方の側面にも図1(b)と同様に締結点14aおよび14bがあり、マウント14が取り付けられる。
内燃機関100において燃料が燃焼すると下向きの荷重が発生する。これにより図1(a)に矢印で示すようにマウント14を支点としたモーメントが発生し、オイルパン20には外側に開くような力が働く。こうした荷重による内燃機関100の振動を抑制するため、オイルパン20にリブ30を設ける。
図2はオイルパン20を例示する平面図である。図2に示すように、オイルパン20の領域26にリブ30が設けられている。リブ30は例えば2つの締結点14aの間に延伸し、これらを結ぶ。リブ30は例えば金属で形成され、オイルパン20と同時に鋳造される。
本実施形態によれば、オイルパン20の2つの締結点14a間にリブ30が設けられることにより、オイルパン20の剛性が向上する。図1(a)に一点鎖線で示すように2つのマウント14およびリブ30でトラス構造が形成されるため、特に下向きの荷重に対して剛性が高くなる。したがって内燃機関100の振動が抑制される。
マウント14から生じるモーメントによる振動を抑制するため、リブ30は2つの締結点14aを結ぶ。リブ30の太さは適宜変更してもよい。オイルパン20におけるオイルの流れを妨げないように、リブ30はオイルパン20のうち最も深い領域26に設けることが好ましい。また、リブ30をオイルパン20の底面から離間させてもよい。例えば、リブ30を領域22または24に設け、かつ底面から離間させてもよい。
リブ30はオイルパン20と一体として鋳造してもよいし、オイルパン20とは別体として製造してオイルパン20に取り付けてもよい。高い剛性および軽量化のためリブ30をオイルパン20とは異なる材料で形成してもよく、例えば鉄、カーボンなどを用いてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
14 マウント
14a 締結点(取付部)
14b 締結点
20 オイルパン
22、24、26 領域
30 リブ
100 内燃機関
12 シリンダヘッド
14 マウント
14a 締結点(取付部)
14b 締結点
20 オイルパン
22、24、26 領域
30 リブ
100 内燃機関
Claims (1)
- それぞれがマウントに取り付けられる2つの取付部と、
前記2つの取付部の間に延伸するリブと、を具備するオイルパン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018218499A JP2020084864A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | オイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018218499A JP2020084864A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | オイルパン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020084864A true JP2020084864A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70907092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018218499A Pending JP2020084864A (ja) | 2018-11-21 | 2018-11-21 | オイルパン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020084864A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5864512U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | マツダ株式会社 | エンジンの支持構造 |
JPH0431396U (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-13 | ||
US5218938A (en) * | 1992-11-02 | 1993-06-15 | General Motors Corporation | Structural oil pan for internal combustion engine |
JP2007186202A (ja) * | 2007-02-23 | 2007-07-26 | Honda Motor Co Ltd | 動力装置の支持構造 |
-
2018
- 2018-11-21 JP JP2018218499A patent/JP2020084864A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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