JP2020084682A - 出力調整器具 - Google Patents
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Description
ばねユニットから引き出された紐を巻き付けるドラムを有するドラム部と、
前記ドラム部を回転可能に支持する本体部と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する保持機構と、
前記本体部を係止する係止部と、を有することを特徴とする。
前記突出軸の長手方向の少なくとも一部は多角形横断面部分を有し、
前記本体部は前記突出軸を挿入できる開孔を有し、前記開孔の長手方向の少なくとも一部は前記突出軸の多角形横断面部分と嵌合する多角形開口部分を有し、
前記保持機構は、
前記ドラム部を前記開孔に向かって押し込むことによって前記突出軸の多角形横断面部分と、前記開孔の多角形開口部分がずれて前記ドラム部が回転可能になり、前記押し込む力を取り除くと前記突出軸の多角形横断面部分と前記開孔の多角形開口部分が嵌合して前記ドラム部が回転不能になるように構成されていてもよい。
前記つば部は、その外周部に少なくとも一つの係合凹部を有し、
前記保持機構は、
前記係合凹部と弾発的に係合する係合突起を有し、
前記係合凹部と前記係合突起が係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていてもよい。
前記ドラムは一端部はつば部を有し、
前記つば部は、内側面に第一ラチェット歯部を有し、
前記本体部は前記第一ラチェット歯部と係合する第二ラチェット歯部を有し、
前記保持機構は、
前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が離開することで回転可能になり、前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が接近して係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていてもよい。
前記ガイド部または前記係合部は、前記ドラム部を挟んで前記係止部の反対側の前記本体部の他端部に設けられていてもよい。
渦巻ばねと、前記渦巻ばねの中心軸を回転不能に支持するハウジングと、を有し、
前記渦巻ばねを収容し前記中心軸回りを回転可能なドラムの外側、又は前記渦巻ばねの外側端部が、上記のいずれかの出力調整器具に巻き付けられる前記紐に接続されていることを特徴とする。
ばねユニットに収容された渦巻ばねの引張り力が所望の範囲内になるように、該ばねユニットから引き出された紐を、ドラムに巻き付ける工程と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する工程と、
前記ドラムと前記ばねユニットの一方を、ばねの引張り力を作用させる移動側の対象物に取り付け、前記ドラムと前記ばねユニットの他方を、ばねの引張り力を作用させる固定側の対象物に取り付ける工程とを有することを特徴とする。
2、50:ばねユニット
3、53:ハウジング
4、52:中心軸
5、58、60:ブラケット
6、59:窪み
7、55:紐
8、61:引出孔
9、9a、9b:ドラム部
10、10a、10b:本体部
11:係合端壁
12、54、12a、12b:ドラム
13、14、13a、13b、14a、14b:つば部
15:ガイド部
15、16、19、42、43:スリット
16:係合部
17、56、17b:係止部
18、18b:係止孔
20:切り割り
21:凹部
22:膨出頭部
23:突出軸
24:多角形横断面部分
25:開孔
26:多角形開口部分
27、27b:係合孔
28、34:貫通孔
29:係合凹部
30:周壁部
31:係合片
32:係合突起
33:第一ラチェット歯部
35:第二ラチェット歯部
40:ドラム(香箱)
51:渦巻ばね
41:引込み孔
44、45:段部
57:係止ループ
62:アジャスタ
63:歯
64:ストッパー
65:係合歯
66:ビス
36a、36b:支持軸
Claims (15)
- ばねユニットから引き出された紐を巻き付けるドラムを有するドラム部と、
前記ドラム部を回転可能に支持する本体部と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する保持機構と、
前記本体部を係止する係止部と、を有することを特徴とする出力調整器具。 - 請求項1に記載の出力調整器具であって、
前記ドラム部は、前記ドラムの中心軸と軸を共通する突出軸を有し、
前記突出軸の長手方向の少なくとも一部は多角形横断面部分を有し、
前記本体部は前記突出軸を挿入できる開孔を有し、前記開孔の長手方向の少なくとも一部は前記突出軸の多角形横断面部分と嵌合する多角形開口部分を有し、
前記保持機構は、
前記ドラム部を前記開孔に向かって押し込むことによって前記突出軸の多角形横断面部分と、前記開孔の多角形開口部分がずれて前記ドラム部が回転可能になり、前記押し込む力を取り除くと前記突出軸の多角形横断面部分と前記開孔の多角形開口部分が嵌合して前記ドラム部が回転不能になるように構成されていることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項1に記載の出力調整器具であって、
前記ドラムは少なくとも一つの端部につば部を有し、
前記つば部は、その外周部に少なくとも一つの係合凹部を有し、
前記保持機構は、
前記係合凹部と弾発的に係合する係合突起を有し、
前記係合凹部と前記係合突起が係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項3に記載の出力調整器具であって、
前記係合突起は、前記本体部から延設された係合片の端部に設けられていることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項1に記載の出力調整器具であって、
前記ドラム部は前記本体部に対して接近および離開が可能なように支持されており、
前記ドラムは一端部はつば部を有し、
前記つば部は、内側面に第一ラチェット歯部を有し、
前記本体部は前記第一ラチェット歯部と係合する第二ラチェット歯部を有し、
前記保持機構は、
前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が離開することで回転可能になり、前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が接近して係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項5に記載の出力調整器具であって、
前記ドラム部を前記本体部に接近するように付勢する付勢手段を有していることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項1に記載の出力調整器具であって、
前記本体部は、前記紐と係合するスリットを有する係合部を有していることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項1に記載の出力調整器具であって、
前記本体部は、前記ドラムに巻き付けられる前記紐の通過する軌道をガイドするガイド部を有していることを特徴とする出力調整器具。 - 請求項8に記載の出力調整器具であって、
前記係止部は前記本体部の一端部に設けられ、
前記ガイド部は、前記ドラム部を挟んで前記係止部の反対側の前記本体部の他端部に設けられていることを特徴とする出力調整器具。 - 渦巻ばねと、前記渦巻ばねの中心軸を回転不能に支持するハウジングと、を有し、
前記渦巻ばねを収容し前記中心軸回りを回転可能なドラムの外側、又は前記渦巻ばねの外側端部が、請求項1〜9のいずれか一項に記載の出力調整器具に巻き付けられる前記紐に接続されていることを特徴とするばねユニット。 - 請求項10に記載のばねユニットであって、
前記ばねの引張り力が所定範囲内で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。 - 請求項10に記載のばねユニットであって、
前記ばねの引張り力は単調増加であって、前記ばねの引張り力が所定の出力範囲内になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。 - 請求項10に記載のばねユニットであって、
前記ばねの引張り力が段階的に増加するものであって、前記ばねの引張り力が所定段階の一定の出力になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。 - 請求項10に記載のばねユニットであって、
前記ばねの引張り力がほぼ一定であって、前記ばねが所定のストローク範囲内でほぼ一定の引張り力で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。 - ばねユニットに収容された渦巻ばねの引張り力が所望の範囲内になるように、該ばねユニットから引き出された紐を、ドラムに巻き付ける工程と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する工程と、
前記ドラムと前記ばねユニットの一方を、ばねの引張り力を作用させる移動側の対象物に取り付け、前記ドラムと前記ばねユニットの他方を、ばねの引張り力を作用させる固定側の対象物に取り付ける工程とを有する出力調整方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018223979A JP7213671B2 (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 出力調整器具、システム、及び出力調整方法 |
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JP2018223979A Active JP7213671B2 (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 出力調整器具、システム、及び出力調整方法 |
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2018
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CN114396120B (zh) * | 2021-12-22 | 2023-09-26 | 中国建筑西南设计研究院有限公司 | 一种可主动调节预张力的拉索柱体系 |
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