JP2020084682A - 出力調整器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が簡単で、部品点数も少ないばねユニットと出力調整器具を提供する。【解決手段】本発明の出力調整器具は、ばねユニットから引き出された紐7を巻き付けるドラム12を有するドラム部9と、前記ドラム部を回転可能に支持する本体部10と、前記ドラムを回転しない状態に保持する保持機構と、前記本体部を係止する係止部17と、を有するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、出力調整器具及びそれを使用したばねユニットに関する。
ばねの弾発力を利用するためにばねをハウジングに組み込んだばねユニットが広く使われている。このばねユニットのばねの力を利用するものが種々存在している。例えば、ばねユニットをドアに取り付け、ばねが元に戻ろうとする力を利用して自動的に閉まる自閉式ドアが知られている。
これらのばねユニットは、適用しようとする対象物によって必要とする巻戻し力がまちまちである。例えば、前出の自閉式ドアにおいても、それぞれのドアの重さや閉まる力によって、必要とするばねユニットの巻戻し力がまちまちになる。
そのため、ばねユニットは、取り付け対象に応じて巻戻し力を調整する機構を必要とする。なお、巻戻し力は、ばねの引出し力でもあるので、この明細書ではまとめていう場合は、ばねの「出力」または「引張り力」または「ばね荷重」ということにする。特に力の方向を区別する場合は、「引出し力」または「巻戻し力」または「引込み力」ということにする。また、ばねの強さを指す場合は、「ばね定数」または「ばね強さ」ということにする。
従来の一般的なばねユニットと一般的な出力調整機構を図13と図14に示す。
図13は一般的なばねユニット50の内部構造を示している。ばねユニット50は、渦巻ばね51を有している。渦巻ばね51の内側端部は中心軸52に固定されている。中心軸52は後に説明するように出力調整機構の歯車と同期して回転するように保持されている。ハウジング53は、図13では内部が見えるように側壁を省略して示しているが、通常の状態では側壁を有し、渦巻ばね51を内包している。
渦巻ばね51の外側にはドラム54が配設されている。ドラム54は、渦巻ばね51の中心軸52と同心的に、ハウジング53によって回転可能に支持されている。渦巻ばね51の外側端部は、ドラム54に接続されている。ドラム54の外側には、紐55が巻き付けられている。ドラム54に巻き付けられた紐55の内側端部は、ドラム54の外周面の一部に固定されている。紐55の外側端部は、係止部56になっており、先端が係止ループ57になっている。係止部56は、渦巻ばね51の引張り力を作用させようとする対象物に係止できる部分になっている。係止ループ57は対象物の突出部等に掛けるためのループになっている。
ハウジング53は、壁等にねじ止めするためのブラケット58を有している。符号59は、ねじ止めするためにドライバーを差し込むための窪みを示している。ハウジング53はさらにブラケット58と異なる面でねじ止めするためのブラケット60を有している。また、ハウジング53は紐55を引き出すための引出孔61を有している。引出孔61は紐55を引き出す時や巻き取る時の紐55のガイドになっている。
このような構造により、ばねユニット50は、紐55を引き出すと、ドラム54が回転し、これに対して中心軸52は後に説明するように出力調整機構の歯車と回転が同期され、使用時には回転不能になっているため、渦巻ばね51が巻き締められ、紐55を巻き戻そうとする力が生じる。この力を利用して自閉式ドア等に閉じる動作を生じさせるのである。
図14は、一般的なばねユニット50の出力調整機構を示している。この出力調整機構は、ガンギ車のようなアジャスタ62とストッパー64を有している。アジャスタ62は前出の渦巻ばね51の中心軸52と回転が同期するように中心軸52に固定されている。アジャスタ62の歯63は、ラチェット式に傾斜している。
アジャスタ62の歯63と係合するためのストッパー64が設けられている。ストッパー64の端部には歯63と係合する係合歯65が設けられている。ストッパー64は、ビス66を緩めると、ビス66を中心に揺動することができるようになっている。
この構造により、以下のように出力調整をすることができる。紐55の引出し力を大きくしたい場合は、ビス66を緩めて、図14において中心軸52を見る方向で中心軸52を反時計回りに回転させる。このとき、ストッパー64は揺動することにより、アジャスタ62が回転可能になっている。アジャスタ62を中心軸52に関して反時計回りに回転させると、ばねユニット50の内部の渦巻ばね51は巻き締められることになる。これによって渦巻ばね51の出力が増大する。所望の出力になったところで、ストッパー64の係合歯65をアジャスタ62の歯63と係合させる。これにより、渦巻ばね51は巻きが固定され、紐55を引き出すときの力が一定になる。しかる後に、ストッパー64が外れることを防止するためにビス66を締め付けて固定する。
ばねユニット50の出力を小さくするときは、上記と逆の操作をすることで、実現することができる。
特開平7−269620号公報
しかし、従来のばねユニットでは、出力調整機構としてばねユニット本体に取り付けるアジャスタとストッパーが必要であった。
アジャスタとストッパーは、ガンギ車のような形状を有しており、形状が複雑であった。アジャスタとストッパーはそれぞれ、非対称の複雑な形状を有しており、かつ、組み合わせるため、製造工程が煩雑であった。また、固定用のビスも合わせて部品点数も増加する問題があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく、製造が容易な出力調整器具とばねユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る出力調整器具は、
ばねユニットから引き出された紐を巻き付けるドラムを有するドラム部と、
前記ドラム部を回転可能に支持する本体部と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する保持機構と、
前記本体部を係止する係止部と、を有することを特徴とする。
前記ドラム部は、前記ドラムの中心軸と軸を共通する突出軸を有し、
前記突出軸の長手方向の少なくとも一部は多角形横断面部分を有し、
前記本体部は前記突出軸を挿入できる開孔を有し、前記開孔の長手方向の少なくとも一部は前記突出軸の多角形横断面部分と嵌合する多角形開口部分を有し、
前記保持機構は、
前記ドラム部を前記開孔に向かって押し込むことによって前記突出軸の多角形横断面部分と、前記開孔の多角形開口部分がずれて前記ドラム部が回転可能になり、前記押し込む力を取り除くと前記突出軸の多角形横断面部分と前記開孔の多角形開口部分が嵌合して前記ドラム部が回転不能になるように構成されていてもよい。
前記ドラムは少なくとも一つの端部につば部を有し、
前記つば部は、その外周部に少なくとも一つの係合凹部を有し、
前記保持機構は、
前記係合凹部と弾発的に係合する係合突起を有し、
前記係合凹部と前記係合突起が係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていてもよい。
前記係合突起は、前記本体部から延設された係合片の端部に設けられていてもよい。
前記ドラム部は前記本体部に対して接近および離開が可能なように支持されており、
前記ドラムは一端部はつば部を有し、
前記つば部は、内側面に第一ラチェット歯部を有し、
前記本体部は前記第一ラチェット歯部と係合する第二ラチェット歯部を有し、
前記保持機構は、
前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が離開することで回転可能になり、前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が接近して係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていてもよい。
前記ドラム部を前記本体部に接近するように付勢する付勢手段を有していてもよい。
前記本体部は、前記紐と係合するスリットを有する係合部を有していてもよい。
前記本体部は、前記ドラムに巻き付けられる前記紐の通過する軌道をガイドするガイド部を有していてもよい。
前記係止部は前記本体部の一端部に設けられ、
前記ガイド部または前記係合部は、前記ドラム部を挟んで前記係止部の反対側の前記本体部の他端部に設けられていてもよい。
また、本発明の他の態様に係るばねユニットは、
渦巻ばねと、前記渦巻ばねの中心軸を回転不能に支持するハウジングと、を有し、
前記渦巻ばねを収容し前記中心軸回りを回転可能なドラムの外側、又は前記渦巻ばねの外側端部が、上記のいずれかの出力調整器具に巻き付けられる前記紐に接続されていることを特徴とする。
前記ばねの引張り力が所定範囲内で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されてもよい。
前記ばねの引張り力は単調増加であって、前記ばねの引張り力が所定の出力範囲内になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されてもよい。
前記ばねの引張り力が段階的に増加するものであって、前記ばねの引張り力が所定段階の一定の出力になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されてもよい。
前記ばねの引張り力がほぼ一定であって、前記ばねが所定のストローク範囲内でほぼ一定の引張り力で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されてもよい。
また、本発明のさらに他の態様に係る出力調整方法は、
ばねユニットに収容された渦巻ばねの引張り力が所望の範囲内になるように、該ばねユニットから引き出された紐を、ドラムに巻き付ける工程と、
前記ドラムを回転しない状態に保持する工程と、
前記ドラムと前記ばねユニットの一方を、ばねの引張り力を作用させる移動側の対象物に取り付け、前記ドラムと前記ばねユニットの他方を、ばねの引張り力を作用させる固定側の対象物に取り付ける工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、製造が簡単で、部品点数も少ないばねユニットと出力調整器具を提供することができる。
本発明の第一実施形態によるばねユニットと出力調整器具の使用状態を示した斜視図である。 本発明の第一実施形態によるばねユニットと出力調整器具の使用状態を異なる角度から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態による出力調整器具の斜視図である。 本発明の第一実施形態による出力調整器具を分解して示した斜視図である。 本発明の第一実施形態による出力調整器具を底面方向から見た斜視図である。 本発明の第二実施形態による出力調整器具の斜視図である。 本発明の第二実施形態による出力調整器具の構成部分を分解して示した斜視図である。 本発明の第三実施形態による出力調整器具の斜視図である。 本発明の第三実施形態による出力調整器具の構成部分を分解して示した斜視図である。 出力が単調増加で勾配がついているばねのストロークと出力の関係を示したグラフである。 複数のストローク範囲内でそれぞれ一定の出力になるばねのストロークと出力の関係を示したグラフである。 全ストロークで一定の出力になるばねのストロークと出力の関係を示したグラフである。 従来の一般的なばねユニットを示した斜視図である。 従来の一般的なばねユニットの出力調整機構を示した斜視図である。
以下に本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態による出力調整器具1とばねユニット2の使用状態を示している。図2は、この第一実施形態による出力調整器具1とばねユニット2の使用状態を異なる角度から見た斜視図である。図2では理解容易のためハウジング3の一部を省略して示しているが、通常の使用状態では、ハウジング3は渦巻ばねを内包している。以下、図1と図2を併せて参照して説明する。
ばねユニット2は、箱形のハウジング3を有している。図2に示すように、ハウジング3の内部には、渦巻ばねを収容するドラム(香箱)40が内蔵されている。渦巻ばねの内側端部は中心軸4に固定されている。ドラム40は、渦巻ばねの中心軸4と同心的に、ハウジング3によって回転可能に支持されている。渦巻ばねの外側端部は、ドラム40に接続されている。中心軸4は、端部が横断面多角形(六角形)の形状を有し、ハウジング3の多角形開口部に嵌合している。これにより、中心軸4はハウジング3によって回転不能に支持されている。
ハウジング3は、ばねの引張り力を作用させる対象物にねじ止めするためのブラケット5を有している。符号6は、ねじ止めするためにドライバーを差し込むための窪みを示している。符号7は渦巻ばねを収容しているドラム40の外側の一部に接続している紐を示している。紐7は、ドラム40の外側に巻き付けられる。符号8は、紐7を引き出すための引出孔を示している。引出孔8は紐7を引き出す時や巻き取る時のガイド孔になっている。なお、紐7は、太さや呼び方によらず、柔軟で細長形状で引張り力を伝達できるものであればよく、ワイヤーやチェーンや索や縄やロープを含む。また、本実施形態では、紐7をドラム40の外側の一部に接続しているが、渦巻ばねの端部に紐が直接取り付けてある態様や、渦巻ばねを引き出してドラム部9に直接巻き付けることも本発明の範疇内である。
出力調整器具1は、紐7を巻き付けるドラム部9と、本体部10と、係合端壁11とを有している。
ドラム部9は、円筒形のドラム12を有している。ドラム12の両端部にはつば部13とつば部14が設けられている。
本体部10は、ドラム部9を含めて出力調整器具1の各構成部品を支持するためのものである。本体部10は、本実施形態では概略矩形の板状部材からなり、一部中空にすることができる。
係合端壁11は、紐7を係合したり、ガイドしたりするための壁状部分であって、本体部10の一端部に立設されている。係合端壁11には、複数のスリット15,16が刻設されている。このうち、スリット15は、ドラム12に巻き付けられる紐7の通過する軌道をガイドするガイド部(必要に応じてスリット15に代えてガイド部15ということもある)になっている。スリット16は、後に説明するように、紐7の膨出頭部と係合する係合部(必要に応じてスリット16に代えて係合部16ということもある)になっている。この係合部16を使用する時は、ドラム部9を使用しなくても良い。
ドラム部9に関して係合端壁11の反対側の本体部10の端部は係止部17になっている。係止部17は、ばねユニット2のばねの引張り力を作用させる対象物に出力調整器具1を係止する部分である。係止部17は、複数(9つ)の係止孔18を有している。係止孔18は、ばねの引張り力を作用させる対象物、例えば壁や鴨居やドアに設けられた突起やフック等に掛けられるようになっている。また、係止孔18を通してビスや釘によって出力調整器具1を固定しても良い。
出力調整器具1とばねユニット2は、一方はばねの引張り力を作用させる移動側対象物に取り付け、他方はばねの引張り力を作用させる固定側対象物に取り付ける。これにより、移動側対象物が移動した時に、固定側対象物を支点に、出力調整器具1とばねユニット2を介して移動側対象物にばねの引張り力を作用させることができる。
上述したように出力調整器具1とばねユニット2を移動側及び固定側の対象物に取り付けるため、係止部17は本体部10の一端部に設けられ、ガイド部15または係合部16は、ドラム部9を挟んで係止部17の反対側の本体部10の他端部に設けられているのが好ましい。
図3と図4は、出力調整器具1を拡大して示した斜視図である。このうち、図3はドラム部9と本体部10を組み立てた状態を示しており、図4はドラム部9と本体部10を分解した状態を示している。図3と図4を併せて参照し、ドラム部9の詳細の構造について以下に説明する。なお、図4のドラム部9は、図3のドラム部9に対して時計回りに90度回転した状態を示している。
ドラム部9のドラム12とつば部13には、紐7の端部固定用のスリット19が設けられている。スリット19は、つば部13とドラム12に渡って設けられている。つば部13に設けられたスリット19の先端は拡大しており、図4に示した紐7の端部の膨出頭部22を通すことができるようになっている。ドラム12に設けられたスリット19は、狭くなっており、紐7の膨出頭部22と係合することができるようになっている。使用時には、図4の状態から、紐7の先端部と膨出頭部22をスリット19に挿入し、ドラム12の任意の位置で紐7の先端部を固定することができる。
図4に示すように、ドラム部9は、ドラム12の中心軸と軸を共通する突出軸23を有している。突出軸23は、つば部14の下方に突出している。突出軸23とつば部14とドラム12に渡って、切り割り20が設けられている。切り割り20は、ドラム12の中心軸を含むように、所定の幅の切込みになっている。これにより、切り割り20の両側部分が弾発的に互いに近づくことができるようになっている。特に、突出軸23の先端部(下端部)では、切り割り20の両側部分が大きく互いに近づくことができるようになっている。
ドラム部9の上端面には、ドライバー等を差し込んで回す凹部21が設けられている。後に説明するように、凹部21はばねユニット2の出力を調整する際に使用される。凹部21はドライバー等を差し込んで回せれば足り、その形状は限定されない。
突出軸23の長さ方向の一部には、多角形横断面部分24が設けられている。多角形横断面部分24の設置場所は限定されないが、本実施形態では、突出軸23の下端部に設けられている。また、本実施形態では、突出軸23は概略円柱状の形状を有し、多角形横断面部分24は膨出して設けられているが、適宜変更することができる。また、本実施形態では、多角形横断面部分24は、横断面六角形の形状を有しているが、横断面形状は六角形に限られない。
本体部10には、突出軸23を挿入することができる開孔25が設けられている。
ここで、図5を参照して開孔25を説明する。図5は、本体部10を図4より下方から見た出力調整器具1の斜視図を示している。
図5に示すように、開孔25は、その長手方向の少なくとも一部に、突出軸23の多角形横断面部分24と嵌合する多角形開口部分26を有している。本実施形態では、多角形開口部分26は、開孔25の下端部に設けられているが、設置場所は限定されない。また、多角形開口部分26は、多角形横断面部分24と嵌合すれば足り、その形状は限定されない。多角形横断面部分24と多角形開口部分26とが嵌合する構造により、通常の使用時(下記の出力調整を行う時以外の時)には、ドラム部9を回転しない状態に保持する保持機構を構成している。
出力調整器具1の出力調整機構は、突出軸23と多角形横断面部分24と、開孔25と多角形開口部分26を有している。出力調整機構は以下のようにしてばねユニット2の出力を調整することができる。
まず組み立て状態では、突出軸23は開孔25の内部に挿入された状態になっている。紐7の端部はスリット19に挿入され、該端部がドラム12に固定されているものとする。また、突出軸23の多角形横断面部分24は拡開して、開孔25の多角形開口部分26と嵌合している。
出力を調整しようとするときは、ドライバー等を凹部21に挿入して、力強く回すことによって、突出軸23の切り割り20の距離が縮み、多角形横断面部分24と、開孔25の多角形開口部分26がずれてドラム部9が回転可能になる。そこで、ドラム部9を所定の角度だけ回転させて、所望のばね出力になるように調整することができる。出力を調整した後はドラム部9を回すのを止めると、突出軸23の先端部が弾発的に戻り、多角形横断面部分24と開孔25の多角形開口部分26が嵌合して回転不能になる。
なお、上記の通り、ドライバー等による強い力ではドラム部9を回転させることができるが、通常の使用時の紐7による引っ張り力では、ドラム部9が回転しない程度に、突出軸23は所定の硬さを備えている。
上述したように出力を調整すると、紐7がドラム部9に巻き付けられた状態でドラム部9が回転不能に固定され、ばねユニット2の渦巻ばねの引張り力が所望の範囲内に維持される。そこで、ドラム部9とばねユニット2の一方を、ばねの引張り力を作用させる移動側の対象物に取り付け、ドラム部9とばねユニット2の他方を、ばねの引張り力を作用させる固定側の対象物に取り付けるようにする。これにより、移動側の対象物が移動すると、紐7が引き出され、固定側の対象物を支点に移動側の対象物にばねの引張り力が作用する。
次に、図6と図7を用いて、本発明の第二の実施形態の出力調整器具1aについて説明する。なお、同一部分については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図6は出力調整器具1aを組み立て状態を示している。図7は、出力調整器具1aを組み立て状態を異なる角度から見た斜視図(図7(c))と、出力調整器具1aの各構成部分を分解して異なる角度から見た斜視図(図7(a),(b),(d))を示している。以下の説明では、図6と図7を併せて参照する。
本実施形態の出力調整器具1aは、ドラム部9aと、ドラム部9aを支持する本体部10aと、後に説明する出力調整機構を有している。
ドラム部9aは、概略円筒形のドラム12aと、ドラム12aの両端部に設けられたつば部13aとつば部14aを有している。つば部13aの一部には、図示しない紐と係合させる係合孔27が設けられている。また、ドラム部9aは、その中心軸と同心的に設けられた貫通孔28を有している。貫通孔28は、第一の実施形態の凹部21と同一の作用を奏するものであって、出力を調整する時にドラム部9aを回転させるものである。貫通孔28の多角形横断面形状は、貫通孔28の一部に設けられていれば良い。貫通孔28の多角形横断面形状は六角形に限られない。つば部13aとつば部14aの周縁部には係合凹部29が設けられている。
本体部10aは、図7(a)に明らかに示すように、ドラム部9aを回転可能に支持する支持軸36aを有している。支持軸36aの先端部には切り割りが設けられているため、支持軸36aの先端部の切り割りの両側部分が弾発的に互いに近づくことができる。このため、支持軸36aをドラム部9aの貫通孔28に挿入すると、支持軸36aの先端部に設けられた段部が貫通孔28の内部の段部と係合する。
本体部10aは、ドラム部9aの外周面の一部を囲む周壁部30を有している。周壁部30は、ドラム部9aのボビンの外周面の一部を囲み、紐等を内部に収納する役割を果たしている。
本体部10aは、図7(a)に特に明らかに示すように、本体部10aから延設された係合片31を有している。係合片31はドラム部9aの両側に設けられている。係合片31の先端部には、係合凹部29と弾発的に係合する係合突起32を有している。
係合片31と係合凹部29とが係合する構造により、通常の使用時(下記の出力調整を行う時以外の時)には、ドラム部9aを回転しない状態に保持する保持機構を構成している。
本実施形態の出力調整機構は以下の通りである。
本実施形態の出力調整機構は、回転可能なドラム部9aと、ドラム部9aのつば部13a,14aに設けられた係合凹部29と、係合凹部29と係合する係合突起32とを有している。
出力を調整しようとするときは、六角レンチ等を貫通孔28の六角形の横断面部分に挿入し、ドラム部9aを回転させる。ドラム部9aの回転により、図示しないばねユニットの紐がドラム12aに巻き付けられる。このとき、係合突起32が係合凹部29と弾発的に係脱し、ドラム部9aを一定の角度で回転させては停止させることができる。紐をドラム12aに一定の長さ巻き付けることにより、図示しないばねユニットから紐を引き出す力が所望の大きさに調整される。六角レンチ等を貫通孔28から抜き去っても、係合凹部29と係合突起32の係合によって紐に一定の引張り力を生じた状態を維持することができる。出力を調整した後の出力調整器具1aの使用法は第一の実施形態と同じである。
なお、係合突起32は、係合凹部29と弾発的に係脱することができれば足り、例えば本体部10aに設けたスナップピンのようなものでもよく、この場合は本体部10aから延設された係合片31を省略することができる。
第二の実施形態による出力調整器具1aによれば、ばねユニットのばねの引張り力を段階的に調整することができる。
図8と図9は、本発明の第三の実施形態による出力調整器具1bを示している。
図8は、出力調整器具1bを組み立てた状態を示している。図9(a)と図9(b)は、出力調整器具1bを組み立て状態を異なる角度から見た斜視図を示している。図9(c)と図9(d)はそれぞれ出力調整器具1bの本体部10bとドラム部9bの斜視図を示している。以下の説明では図8と図9を併せて参照する。
第三の実施形態による出力調整器具1bは、ドラム部9bと、ドラム部9bを回転可能に支持する本体部10bと、後に説明する出力調整機構を有している。
ドラム部9bは、図9(d)に明らかに示すように、概略円筒形のドラム12b、つば部13bとつば部14bを有している。つば部13bは、内側面に第一ラチェット歯部33を有している。
ドラム部9bは、その中心軸に沿って貫通孔34を有している。貫通孔34は、ドラム部9bを回転可能に支持するための孔になっている。また、ドラム部9bは、つば部13bの一部に図示しない紐と係合させる係合孔27bを有している。
本体部10bは、コンパクトな形状を有している。すなわち、本体部10bは、ドラム部9bと平面視で同一形状の円形部分と、コンパクトな舌片状の係止部17bを有している。係止部17bは、出力調整器具1bを壁やドア等に係止させる係止孔18bを有している。
本体部10bには、引込み孔41が設けられている。この引込み孔41は、図9(a),(b)に明らかに示すように、組み立て状態では、紐を引き込むためのガイド部になっている。
図9(c)に明らかに示すように、本体部10bは、ドラム部9bを回転可能に支持する支持軸36bを有している。支持軸36bの先端部には切り割りが設けられている。これにより、支持軸36bの先端部の切り割りの両側部分は弾発的に互いに近づくことができるようになっている。支持軸36bの先端部にはテーパー部と段部44が設けられている。段部44は、図9(a)に示すように貫通孔34に設けられた段部45と係合することができるようになっている。
図9(b)に示すように、支持軸36bが立設されている本体部10bの底壁には、支持軸36bの周辺の一部にスリット42が設けられている。さらに、スリット42の外側の本体部10bの底壁には、同心円的にスリット43が設けられている。スリット42とスリット43はドラム部9bの付勢手段を構成している。すなわち、通常の使用状態では、支持軸36bの段部44と本体部10bの段部45が係合している。ドラム部9bが本体部10bから引き離されると、スリット42とスリット43の存在により、支持軸36bがドラム部9bを元の位置に引き戻す。これにより、ドラム部9bを本体部10bに近づけるように付勢することができる。
本体部10bの円形部分の上面には、ドラム部9bの第一ラチェット歯部33と咬合する第二ラチェット歯部35が設けられている。第一ラチェット歯部33と第二ラチェット歯部35は、歯がラチェット式になっているため、相対的に一方向にしか回転しないようになっている。
このラチェット構造により、通常の使用時(下記の出力調整を行う時以外の時)には、ドラム部9bを回転しない状態に保持する保持機構を構成している。
上方から支持軸36を見る方向で、ドラム部9bを反時計回りに回転させると、ドラム部9bと本体部10bがラチェット歯の高さだけ離開して回転し、一つのラチェット歯を乗り越えると、付勢手段(スリット42とスリット43)によってドラム部9bと本体部10bが接近し、第一ラチェット歯部33と第二ラチェット歯部35が係合し、反対方向への回転を止めることができる。
係合孔27bに図示しない紐の端部を係合させ、ドラム部9bを回転させることにより、紐がドラム部9bのドラム12bに巻き付けられ、図示しないばねユニットから紐を引き出す力が所望の大きさに調整される。ドラム部9bの反対方向への回転を阻止するため、紐に一定の引張り力が生じた状態を維持することができる。出力を調整した後の出力調整器具1bの使用法は第一の実施形態や第二の実施形態と同じである。なお、ドラム部9bに対する付勢手段は、スリット42とスリット43に限られず、別個に設けたばねによって構成してもよい。
次に、本発明によるばねユニットと出力調整器具の作用について以下に説明する。
上述したことから明らかなように、本発明によれば、ばねの引張り力が所定範囲内で使用されるように、ばねの外側端部が出力調整器具によって予め引き出されて保持されるようにすることができる。
図10は、出力が単調増加で勾配がついているばねのストロークと出力の関係を示している。このようなばねを有するばねユニットに対して、出力調整器具によって、ばねの外側端部を引き出して保持することにより、ばねの出力範囲を選択することができる。図10に示すような単調増加のばねに対して、使用領域と出力が対応し、複数の出力範囲のうちから、適当な出力範囲を選択して使用することができる。
図11は、例えば定荷重ばねのように、複数のストローク範囲内でそれぞれ一定の出力になるばねのストロークと出力の関係を示している。このようなばねを有するばねユニットに対して、出力調整器具によって、ばねの外側端部を引き出して保持することにより、所望の一定の出力で該ばねを使用することができる。
図12は、例えば定荷重ばねのように、全ストロークでほぼ一定の出力になるばねのストロークと出力の関係を示している。このようなばねを有するばねユニットに対して、出力調整器具によって、ばねの外側端部を引き出して保持することにより、所望のストローク範囲内で該ばねを使用することができる。この例では、使用するストローク範囲を切り替えることにより、それぞれのストローク範囲におけるばねの寿命(伸縮の回数)まで使用することができ、長寿命のばねとして使用することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した実施形態の例に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1、1a、1b:出力調整器具
2、50:ばねユニット
3、53:ハウジング
4、52:中心軸
5、58、60:ブラケット
6、59:窪み
7、55:紐
8、61:引出孔
9、9a、9b:ドラム部
10、10a、10b:本体部
11:係合端壁
12、54、12a、12b:ドラム
13、14、13a、13b、14a、14b:つば部
15:ガイド部
15、16、19、42、43:スリット
16:係合部
17、56、17b:係止部
18、18b:係止孔
20:切り割り
21:凹部
22:膨出頭部
23:突出軸
24:多角形横断面部分
25:開孔
26:多角形開口部分
27、27b:係合孔
28、34:貫通孔
29:係合凹部
30:周壁部
31:係合片
32:係合突起
33:第一ラチェット歯部
35:第二ラチェット歯部
40:ドラム(香箱)
51:渦巻ばね
41:引込み孔
44、45:段部
57:係止ループ
62:アジャスタ
63:歯
64:ストッパー
65:係合歯
66:ビス
36a、36b:支持軸

Claims (15)

  1. ばねユニットから引き出された紐を巻き付けるドラムを有するドラム部と、
    前記ドラム部を回転可能に支持する本体部と、
    前記ドラムを回転しない状態に保持する保持機構と、
    前記本体部を係止する係止部と、を有することを特徴とする出力調整器具。
  2. 請求項1に記載の出力調整器具であって、
    前記ドラム部は、前記ドラムの中心軸と軸を共通する突出軸を有し、
    前記突出軸の長手方向の少なくとも一部は多角形横断面部分を有し、
    前記本体部は前記突出軸を挿入できる開孔を有し、前記開孔の長手方向の少なくとも一部は前記突出軸の多角形横断面部分と嵌合する多角形開口部分を有し、
    前記保持機構は、
    前記ドラム部を前記開孔に向かって押し込むことによって前記突出軸の多角形横断面部分と、前記開孔の多角形開口部分がずれて前記ドラム部が回転可能になり、前記押し込む力を取り除くと前記突出軸の多角形横断面部分と前記開孔の多角形開口部分が嵌合して前記ドラム部が回転不能になるように構成されていることを特徴とする出力調整器具。
  3. 請求項1に記載の出力調整器具であって、
    前記ドラムは少なくとも一つの端部につば部を有し、
    前記つば部は、その外周部に少なくとも一つの係合凹部を有し、
    前記保持機構は、
    前記係合凹部と弾発的に係合する係合突起を有し、
    前記係合凹部と前記係合突起が係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていることを特徴とする出力調整器具。
  4. 請求項3に記載の出力調整器具であって、
    前記係合突起は、前記本体部から延設された係合片の端部に設けられていることを特徴とする出力調整器具。
  5. 請求項1に記載の出力調整器具であって、
    前記ドラム部は前記本体部に対して接近および離開が可能なように支持されており、
    前記ドラムは一端部はつば部を有し、
    前記つば部は、内側面に第一ラチェット歯部を有し、
    前記本体部は前記第一ラチェット歯部と係合する第二ラチェット歯部を有し、
    前記保持機構は、
    前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が離開することで回転可能になり、前記第一ラチェット歯部と前記第二ラチェット歯部が接近して係合することにより、前記ドラム部を回転不能に保持するように構成されていることを特徴とする出力調整器具。
  6. 請求項5に記載の出力調整器具であって、
    前記ドラム部を前記本体部に接近するように付勢する付勢手段を有していることを特徴とする出力調整器具。
  7. 請求項1に記載の出力調整器具であって、
    前記本体部は、前記紐と係合するスリットを有する係合部を有していることを特徴とする出力調整器具。
  8. 請求項1に記載の出力調整器具であって、
    前記本体部は、前記ドラムに巻き付けられる前記紐の通過する軌道をガイドするガイド部を有していることを特徴とする出力調整器具。
  9. 請求項8に記載の出力調整器具であって、
    前記係止部は前記本体部の一端部に設けられ、
    前記ガイド部は、前記ドラム部を挟んで前記係止部の反対側の前記本体部の他端部に設けられていることを特徴とする出力調整器具。
  10. 渦巻ばねと、前記渦巻ばねの中心軸を回転不能に支持するハウジングと、を有し、
    前記渦巻ばねを収容し前記中心軸回りを回転可能なドラムの外側、又は前記渦巻ばねの外側端部が、請求項1〜9のいずれか一項に記載の出力調整器具に巻き付けられる前記紐に接続されていることを特徴とするばねユニット。
  11. 請求項10に記載のばねユニットであって、
    前記ばねの引張り力が所定範囲内で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。
  12. 請求項10に記載のばねユニットであって、
    前記ばねの引張り力は単調増加であって、前記ばねの引張り力が所定の出力範囲内になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。
  13. 請求項10に記載のばねユニットであって、
    前記ばねの引張り力が段階的に増加するものであって、前記ばねの引張り力が所定段階の一定の出力になるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。
  14. 請求項10に記載のばねユニットであって、
    前記ばねの引張り力がほぼ一定であって、前記ばねが所定のストローク範囲内でほぼ一定の引張り力で使用されるように、前記紐が前記出力調整器具によって引き出されて保持されることを特徴とするばねユニット。
  15. ばねユニットに収容された渦巻ばねの引張り力が所望の範囲内になるように、該ばねユニットから引き出された紐を、ドラムに巻き付ける工程と、
    前記ドラムを回転しない状態に保持する工程と、
    前記ドラムと前記ばねユニットの一方を、ばねの引張り力を作用させる移動側の対象物に取り付け、前記ドラムと前記ばねユニットの他方を、ばねの引張り力を作用させる固定側の対象物に取り付ける工程とを有する出力調整方法。
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