JP2020082269A - ノズル、及びドライアイス噴射装置 - Google Patents

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【課題】噴射口が長穴状に形成されたノズルにおいて、ドライアイス粒子が対象物に対して一定値以上の圧力で噴き付けられる範囲を従来よりも幅広く形成することのできるノズルを提供すること。【解決手段】ドライアイス粒子を含む噴射体を対象物に向けて噴射するドライアイス噴射用のノズルであって、噴射体が導入される噴射体導入路23と、噴射体導入路23より下流側に形成された断面長穴状のスロート部26と、スロート部26より下流側に形成された、噴射体を噴射する長穴状の噴射口30と、を備え、スロート部26の長手方向と、噴射口30の長手方向とが、軸線X方向から視て交差している。【選択図】図3

Description

本発明は、ドライアイス粒子を対象物に向けて噴射することで対象物の表面の洗浄等を行うドライアイス噴射装置に関する。
従来より、液化二酸化炭素を断熱膨張させて生成したドライアイス粒子をキャリアガスの流れに導入して噴射するドライアイス噴射装置が知られている。
ドライアイス噴射装置では、液化炭酸ガス容器から供給される液化二酸化炭素をドライアイス生成管内で断熱膨張させてドライアイス粒子を生成し、生成したドライアイス粒子をドライアイス噴射用ノズルに供給されるキャリアガスの流れに導入して噴射する。
ドライアイス噴射装置では、噴射対象に合わせて噴射口の大きさや形状が設計される。例えば、特許文献1には、噴射口(同文献では「吐出口」と記載されている。)の形状を長穴状(同文献では「スリット口」と記載されている。)とした噴射ガンが開示されている。
ノズルの噴射口を長穴状にした場合、ドライアイス粒子が対象物に対して噴き付けられる範囲(以下単に「噴き付け範囲」ともいう。)を幅広く形成することができる。このため、噴き付け範囲の幅広方向と交差する方向へ、ノズルまたは対象物を移動させながら、ドライアイス粒子を対象物に噴き付けることで効率的に洗浄等の処理を行うことができる。
実開平05−49258号公報
特に、噴き付け範囲を幅広くするとともに、当該噴き付け範囲におけるドライアイス粒子の噴き付け圧力をある程度均等にすることができれば、噴き付け範囲の幅広方向のサイズが大きくなった分だけ、効率的に処理することができる。
しかし、特許文献1のノズルによれば、噴き付け範囲はある程度幅広く形成されるものの、ドライアイス粒子を広角に噴射することができないため、噴き付け範囲の幅広方向のサイズは、さほど大きくない。また、特許文献1のノズルの構造では、噴き付け範囲においてドライアイス粒子の噴き付け圧力が、一定値以上となる部分が、噴き付け範囲の中央部に集中することから、実際に洗浄等の処理に有効な噴き付け範囲は、さほど大きくない。
本発明は、噴射口が長穴状に形成されたノズルにおいて、ドライアイス粒子が対象物に対して一定値以上の圧力で噴き付けられる範囲を従来よりも幅広く形成することができるノズルを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係るノズルは、ドライアイス粒子を含む噴射体を対象物に向けて噴射するドライアイス噴射用のノズルであって、前記噴射体が導入される噴射体導入路と、前記噴射体導入路より下流側に形成された断面長穴状のスロート部と、前記スロート部より下流側に形成された、前記噴射体を噴射する長穴状の噴射口と、を備え、前記スロート部の長手方向と、前記噴射口の長手方向とが、軸線方向から視て交差している。
前記構成を備えるノズルにおいて、前記噴射体導入路と、前記スロート部との間に、前記噴射体導入路の断面形状から前記スロート部の断面形状へと断面形状が徐々に変化する第1の遷移部が形成され、前記スロート部と前記噴射口との間に、前記スロート部の断面形状から前記噴射口の形状へと断面形状が徐々に変化する第2の遷移部が形成され、前記スロート部の断面を軸線方向に投影して前記噴射体導入路の断面と重ね合わせた場合に、前記スロート部の断面が前記噴射体導入路の断面の内側に収まる、ことが望ましい。
本発明の一態様に係るドライアイス噴射装置は、上記何れかのノズルを備える。
本発明によれば、ドライアイス粒子が対象物に対して一定値以上の圧力で噴き付けられる範囲を従来よりも幅広く形成することができる。
本実施形態に係るドライアイス噴射装置の要部を示す断面図である。 本実施形態に係るノズルを横から視た図である。 本実施形態に係るノズルを軸線方向から視た図である。 図2に示すノズルの縦断面図である。 図2のV−V断面図である。 図2のVI−VI断面図である。 図2のVII−VII断面図である。 図2のVIII−VIII断面図である。 試験において比較対象としたノズルを軸線方向から視た図である。 図9のX−X断面図である。 図9のXI−XI断面図である。 試験の様子を示す斜視図である。
<ドライアイス噴射装置の全体構成について>
以下、本実施形態に係るドライアイス噴射装置について図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はノズルに特徴を有するものであるが、本実施形態に係るノズルの説明に先立って、ドライアイス噴射装置の全体構成について説明する。
図1に示すように、ドライアイス噴射装置1は、噴射装置本体2、液化二酸化炭素供給部3、キャリアガス供給部4等を備えている。
噴射装置本体2は、図1に示すように、合流部材8、ドライアイス生成管10、ノズル20等を備えている。ノズル20の詳細については後に詳述する。
合流部材8は、内部に合流空間11を有する。合流空間11では、キャリアガス供給路7を通じて供給されるキャリアガスと、後述するドライアイス生成管10から流出するドライアイス粒子とが合流する。本実施形態ではキャリアガスとしてドライエアが使用される。なお、キャリアガスには、露点温度の低いガスを使用することができ、上記ドライエアの他、窒素ガス、炭酸ガスなどを使用してもよい。
また、合流部材8内には、図1に示すように、2重管からなるドライアイス生成管10が設けられている。ドライアイス生成管10は、基端部がオリフィス板13を介して液化二酸化炭素供給路6に接続されている。
オリフィス板13は、1又は複数の噴出孔16が形成された薄板で構成されている。例えば、オリフィス板13には、内径0.1mm〜0.2mmの噴出孔16が2〜5カ所形成されている。また、オリフィス板13は、例えば板厚1mmの円板が使用される。なお、オリフィス板13は、液化二酸化炭素供給路6の下流端とドライアイス生成管10との境界に設けられている。
オリフィス板13に形成された噴出孔16は、液化二酸化炭素供給路6から供給される液化二酸化炭素を噴出する。本実施形態では、液化に二酸化炭素供給路6からオリフィス板13に供給される液化二酸化炭素は、低温の液化二酸化炭素である。
ドライアイス生成管10は、内管101と、内管101の外側に隙間を介して設けられた外管102とを備えている。内管101の先端部101aは、外管102の先端部102aより所定の長さ先端側に位置している。本実施形態では、外管102の基端部は内管101の外周面に固定されている。
ドライアイス生成管10の内管101は、その内部が膨張空間10aとして機能する。また、オリフィス板13の噴出孔16から膨張空間10aに噴出された液化二酸化炭素が断熱膨張して固いドライアイス粒子を形成するように、ドライアイス生成管10内の上流部の断面積は、オリフィス板13に形成された噴出孔16の断面積に対してある程度大きく設定されている。
キャリアガス供給路7は、合流部材8の内部に形成された内部キャリアガス供給路7aと、合流部材8の外部に形成された外部キャリアガス供給路7bとで構成されている。
内部キャリアガス供給路7aは、ドライアイス生成管10に向かってキャリアガスを供給するように形成されている。本実施形態では、内部キャリアガス供給路7aは直線流路を形成し、直管状のドライアイス生成管10に向かってキャリアガスを所定鋭角で供給する。換言すると、ドライアイス生成管10の中心線に対する、内部キャリアガス供給路7aの中心線の角度が所定鋭角(図2の例では30度)となっている。なお、上記中心線同士のなす角度は所定鋭角であることが望ましいが、略90度又は所定鈍角であってもよい。
合流空間11では、キャリアガス供給路7から供給されるキャリアガスと、ドライアイス生成管10の内管101内で生成されたドライアイス粒子とが合流する。この合流空間11から、噴射装置本体2のノズル20の先端の噴射口30に至るまで合流部材8内およびノズル20内に噴射路18が形成されており、合流空間11でキャリアガスに合流したドライアイス粒子はキャリアガスの流れに乗って加速され噴射口30から対象物に向かって噴射される。
外部キャリアガス供給路7bは、空気圧源(図示を省略)から合流部材8に至るまで形成され、キャリアガスを噴射装置本体2の合流部材8内に供給するように形成されている。
以上の構成を備えるドライアイス噴射装置1において、運転開始のための所定操作がなされると、液化二酸化炭素供給路6を介して液化二酸化炭素がオリフィス板13の噴出孔16に送液され、液化二酸化炭素は、噴出孔16からドライアイス生成管10の内管101内の膨張空間10aに噴出される。そして、液化二酸化炭素は、膨張空間10a内で断熱膨張してドライアイス粒子となる。また同時に、キャリアガス供給路7を介してキャリアガスがドライアイス生成管10の外管102に向かって供給され、噴射路18を通って噴射口30から噴射される。ドライアイス生成管10の内管101から流出するドライアイス粒子は、合流空間11で噴射口30に向かって流れるキャリアガスに混入し、そのキャリアガスの流れに乗って、噴射口30から対象物に向かって噴射される。以下、ドライアイス粒子を含むキャリアガスを「噴射体」ともいう。
<ノズルについて>
続いて、ノズル20について説明する。図2に示すように、ノズル20は、外観が円柱状に形成された胴部21と、胴部21の先端側に形成された噴射口形成部22とを有する。ノズル20は、ナット等の着脱部材により噴射装置本体2に対して着脱可能に取り付けられている。本実施形態では、ナット等の着脱部材28を用いて取り付けられている。ノズル20を噴射装置本体2に対して取り付けるための構造は、種々選択可能である。例えば、ノズル20は、噴射装置本体2の先端に直接形成されていてもよい。また、ノズル20は、ナット等の着脱部材20を用いず、噴射装置本体2に着脱可能なものであってもよい。
ノズル20の内部には、図4〜図8に示すように、噴射体の流路として、上流側から順に、噴射体導入路23、第1の遷移部24、スロート部26、第2の遷移部27、噴射口30が形成されている。
噴射体導入路23には、噴射体が導入される。本実施形態では、噴射体導入路23は、真直に延びた断面円形の流路を形成している。但し、噴射体導入路23は、真直に延びた断面円形の流路に限定される訳ではない。例えば、噴射体導入路23は湾曲した流路であってもよいし、断面非円形の流路であってもよい。
第1の遷移部24は、噴射体導入路23と後述するスロート部26とを繋ぐ流路を形成している。この第1の遷移部24の断面形状は、できるだけ圧力損失が生じないように、噴射体導入路23の断面形状からスロート部26の断面形状へと徐々に変化している。
スロート部26は、断面長穴状に形成されている。本実施形態では、図7に示すように、スロート部26の断面は楕円状に形成されている。スロート部26の断面形状は、その他の長穴状、例えば長方形、後述する噴射口30の形状と同じ形状等であってもよい。また、スロート部26の断面を軸線X方向に投影して噴射体導入路23の断面と重ね合わせると、図7に示すように、スロート部26の断面が噴射体導入路23の断面の内側に収まるように、スロート部26および噴射体導入路23が形成されている。従って、スロート部26の長手方向の寸法Lは、噴射体導入路23の直径Dより小さくなっている。
第2の遷移部27は、スロート部26と噴射口30とを繋ぐ流路を形成している。この第2の遷移部27の断面形状は、できるだけ圧力損失が生じないように、スロート部26の断面形状から噴射口30の断面形状へと徐々に変化している。
噴射口30は、図3に示すように軸線X方向から視て、長穴状に形成されている。本実施形態では、噴射口30の形状は、互いに平行な2本の線分と、これら2本の線分の両端にそれぞれ接続された半円とで構成されている。但し、噴射口30の形状は前記形状に限定されず、その他の長穴状、例えば長方形、楕円等であってもよい。
噴射口30の長手方向(以下「横方向」ともいう。)は、軸線X方向から視て、スロート部26の長手方向に対して、交差する方向(以下「縦方向」ともいう。)を向いている。本実施形態では、前記「交差する方向」は、「直交する方向」とされている。なお、噴射口30とスロート部26とが交差する位置はそれぞれの長手方向中心部である。
本実施形態では、噴射口30は、略四角錐台状の噴射口形成部22に形成されている。別の言い方をすれば、噴射口30の周囲の外表面が略四角錐台状に形成されている。
上記ノズル20において、噴射体導入路23に噴射体が導入されると、その噴射体は、第1の遷移部24内を加速しながら噴射口30側に向かって移動し、断面長穴状のスロート部26を通過する。次に、断面が縦方向に長い形状から徐々に横方向に長い形状に遷移する第2の遷移部27において噴射体に横方向に拡散する運動エネルギーが付与される。そして、当該噴射体は、噴射口30から対象物に向かって広角に噴射される。
上記構成を備えた本実施形態に係るノズル20によれば、スロート部26の長手方向と、噴射口30の長手方向とが、軸線X方向から視て交差しているため、スロート部26の断面積を小さくすることなく、スロート部26の横方向寸法を小さくすることができる。その結果、図5に示すように、第2の遷移部27における両横方向への拡幅角θを容易に大きくすることができる。また、スロート部26の断面積を小さくしなくて済むため、スロート部26を高速で通過する噴射体の流量が十分に確保され、ドライアイス粒子の対象物に対する噴き付け圧力が拡幅角θ(噴射範囲の長手方向)の範囲の全体に亘って均等になり易い。
また、本実施形態に係るノズル20によれば、スロート部26の断面を軸線X方向に投影して噴射体導入路23の断面と重ね合わせると、図7に示すように、スロート部26の断面が噴射体導入路23の断面の内側に収まるように、スロート部26および噴射体導入路23が形成されているため、図4に示すように、噴射体導入路23から噴射口30に至るまでの縦方向(図4において上下方向)の寸法の変化が緩やかになる。その結果、圧力損失が抑制され、ドライアイス粒子の対象物に対する噴き付け圧力を高めることができる。
<比較試験>
本実施形態に係るノズル20と、他のノズル20Aを比較する試験を実施した。他のノズル20A(以下「比較対象に係るノズル20A」という。)は、噴射口30Aの長手方向とスロート部26Aの長手方向が軸線X方向から視て同じ方向を向いている。以下に試験内容を説明する。
図9〜図11に比較対象に係るノズル20Aを示す。ノズル20Aは、図9に示すように、噴射口30Aの長手方向とスロート部26Aの長手方向とが軸線X方向から視て同じ方向を向いており、かつ、重複している。また、ノズル20Aの噴射口30Aとスロート部26Aは、形状および断面積が略一致しているため、本実施形態に係るノズル20の第2の遷移部27に相当する部分27Aは、断面が変化していない。
ノズル20Aとノズル20は、上記以外の部分は同一である。すなわち、ノズル20Aの噴射体導入路23Aは、ノズル20の噴射体導入路23と同一の直径および長さを有する。また、ノズル20Aのスロート部26Aは、ノズル20のスロート部26と同一の形状および断面積を有する。また、ノズル20Aの噴射口30Aはノズル20の噴射口30と同一の形状および断面積を有する。
試験で使用したノズル20,20Aの各部の寸法等は次の通りである。噴射体導入路23,23Aの直径は何れも10mmであり、噴射体導入路23,23Aの長さは何れも20mmである。第1の遷移部24,24Aの長さは何れも6.47mmである。スロート部26,26Aの長さは何れも1.25mmであり、スロート部26,26Aの断面積は何れも15.89mmである。第2の遷移部27および第2の遷移部27に対応する部分27Aの長さは何れも22.2mmである。噴射口30,30Aの断面積は何れも15.92mmであり、噴射口30,30Aの長手方向(横方向)のサイズは何れも8mmである。なお、上記「長さ」は何れも軸線X方向の長さである。
試験では、加えられた圧力に応じて発色する感圧紙を使用して、対象物に対する噴き付け範囲の長手方向の大きさを確認した。使用した感圧紙は、富士フイルム株式会社製、プレシート「高圧用」(HS)モノシートである。
試験では、図12に示すように、ノズル20,20Aを感圧紙40に対して垂直に対向させ、ノズル20,20Aの先端から感圧紙40までの距離を一定の距離に維持しつつ、ドライアイス粒子を噴射しながら、一定速度でノズル20,20Aを感圧紙40に対して平行な方向に移動させた。もちろん、当該移動の方向は、噴射口30,30Aの長手方向に直交する方向である。その後、感圧紙において所定以上の圧力値を示す色に発色した部分の幅W(図12参照)を測定した。
上記の試験を行った結果、本実施形態に係るノズル20を使用した場合は、幅Wは15mmであった。これに対し、比較対象に係るノズル20Aを使用した場合は、幅Wは11.5mmであった。この試験結果より、ドライアイス粒子が対象物に対して一定値以上の圧力で噴き付けられる範囲は、比較対象に係るノズル20Aを使用するよりも、本実施形態に係るノズル20を使用した方が、格段に幅広くなるということができる。
本発明は、ドライアイス粒子を対象物に向けて噴射することで対象物の表面の洗浄等を行うドライアイス噴射装置のノズルに適用することができる。
1 ドライアイス噴射装置
20 ノズル
23 噴射体導入路
24 第1の遷移部
26 スロート部
27 第2の遷移部
30 噴射口

Claims (3)

  1. ドライアイス粒子を含む噴射体を対象物に向けて噴射するドライアイス噴射用のノズルであって、
    前記噴射体が導入される噴射体導入路と、
    前記噴射体導入路より下流側に形成された断面長穴状のスロート部と、
    前記スロート部より下流側に形成された、前記噴射体を噴射する長穴状の噴射口と、
    を備え、
    前記スロート部の長手方向と、前記噴射口の長手方向とが、軸線方向から視て交差している、
    ことを特徴とするノズル。
  2. 請求項1に記載のノズルにおいて、
    前記噴射体導入路と、前記スロート部との間に、前記噴射体導入路の断面形状から前記スロート部の断面形状へと断面形状が徐々に変化する第1の遷移部が形成され、
    前記スロート部と前記噴射口との間に、前記スロート部の断面形状から前記噴射口の形状へと断面形状が徐々に変化する第2の遷移部が形成されており、
    前記スロート部の断面を軸線方向に投影して前記噴射体導入路の断面と重ね合わせた場合に、前記スロート部の断面が前記噴射体導入路の断面の内側に収まる、
    ことを特徴とするノズル。
  3. 請求項1又は2に記載のノズルを備えることを特徴とするドライアイス噴射装置。
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