JP2020080610A - モータ駆動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】三相短絡の開始直後の過電流や三相短絡処理の停止時における過電圧の発生を回避して装置の構成部品を保護可能としたモータ駆動システムを提供する。【解決手段】インバータ40のスイッチング素子に対する駆動パルスを生成する制御装置70が、平滑コンデンサ30の両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出回路71と、インバータ40から出力される相電流の極性を判別する極性判別回路72と、過電圧検出回路71による過電圧検出時にインバータ40の全スイッチング素子をオフする処理と、極性判別回路72により検出した相電流の極性が負である相の下アームスイッチング素子をオンする処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオンすることにより全相の下アームスイッチング素子をオンにして交流モータ100の固定子巻線を短絡させる処理と、を順次実行する電圧指令演算部73、PWM回路74等を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、インバータにより交流モータを駆動するモータ駆動システムに関し、詳しくは、インバータの直流中間電圧や出力電流が過大になるのを抑制するための技術に関するものである。
図8は、インバータによって永久磁石同期モータ(PMSM)を駆動するシステムの概略的な構成図である。同図において、10は直流電源、20は遮断器、30は平滑コンデンサ、40はIGBTやMOSFET等の半導体スイッチング素子Q,Q,Q,Q,Q,Qのブリッジ回路からなる三相の電圧型インバータ、100はPMSM等の交流モータ(以下では、単にモータとも言う)。
上記の駆動システムにおいて、モータ100の回生運転中に遮断器20が開放されると、回生エネルギーが平滑コンデンサ30に蓄積されてその両端電圧(直流中間電圧)が上昇し、過電圧となる。この時、インバータ40の保護動作によりスイッチング素子を全相遮断して過電圧トリップを行うと、それまでモータ100の固定子巻線に流れていた電流による残留エネルギーがインバータ40内の還流ダイオードを介して平滑コンデンサ30に流入する。このため、平滑コンデンサ30の電圧は過電圧レベルを超えて更に上昇することになり、スイッチング素子の破損等を招くことになる。
このような問題は、車載用インバータのごとく、装置の小型化という要請から小容量の平滑コンデンサ30を使用する場合に特に顕著である。
上記の問題に対する従来の対策としては、インバータ40の直流中間電圧の過電圧状態を検出したら、インバータ40の上アームまたは下アームのスイッチング素子を全相オンにしてモータ100の固定子巻線を短絡し(三相短絡または三相巻線短絡という)、モータ100からインバータ40を介して平滑コンデンサ30にエネルギーが流入するのを阻止することにより、直流中間電圧の上昇を防止している。
図9は、例えばインバータ40の下アームの全相のスイッチング素子Q,Q,Qを同時にオンすることにより、破線で示す方向の電流が平滑コンデンサ30に流入するのを防止して直流中間電圧の上昇を回避する様子を示している。
上述したように、三相短絡はインバータ40の過電圧対策として有効なものである。
しかし、例えば永久磁石同期モータの駆動システムにおいて、インバータの直流中間電圧が過電圧になった時に単純に三相短絡を行うと、三相短絡開始時点の永久磁石の磁極位置により、各相の過渡電流成分が正側または負側に大きく偏り、これに起因して発生する過電流によってスイッチング素子が破壊される恐れがある。
このため、特許文献1に記載された電気自動車用制御装置では、三相短絡処理に先立って図10に示すような事前処理を実行している。
例えば、インバータ40のU相に流れる過渡電流が最大である場合には、事前処理としてスイッチング素子Q,Q,Qを時間Tにわたってオンすることにより、等価的に、図10(a)に示すように幅がTのパルス電圧(平滑コンデンサ30の蓄電電力による電圧)をU相に印加し、このパルス電圧によりU相に流れる過渡電流を打ち消して過電流の発生を防止する。
図10(b)は、上述した事前処理のフローチャートであり、まず、平滑コンデンサ30の電圧を取り込んで前記の時間Tを演算する(ステップS1,S2)。この時間Tは、平滑コンデンサ30の電圧に基づく電流最終値や三相短絡時におけるU相過渡電流の減衰時定数、定常電流の振幅等を用いて演算される。
次に、図10(a)のパルス電圧を印加するための指令を短絡用電圧指令として演算し(S3)、所定のタイミングになったら(S4 YES)、短絡用電圧指令に従い、時間Tにわたりスイッチング素子Q,Q,Qをオンして他のスイッチング素子をオフする操作を「先行オンオフ制御」として実行する(S5)。そして、時間Tが経過したら(S6 YES)、スイッチング素子QをオフしてQをオンすることにより、下アーム全相のスイッチング素子Q,Q,Qをオン状態とする三相短絡処理に移行するものである(S7)。
また、他の従来技術として、上アームまたは下アームのスイッチング素子の開放動作から三相短絡動作に至る期間に、開放と短絡とを交互に繰り返す間欠短絡動作を行うようにした永久磁石同期モータの駆動装置が、特許文献2に記載されている。図11は、この従来技術の動作を示すタイミングチャートである。
この従来技術によれば、完全な三相短絡動作に移行する前に間欠短絡動作期間Tを設け、この期間Tにおける短絡期間のデューティを徐々に長くしていく制御を行うことにより、開放動作から直ちに三相短絡動作へ移行する場合に発生する過電流を抑制している。
一方、交流モータにおける三相短絡制御は、いわゆる短絡ブレーキとしても知られているが、特許文献3には、三相ブラシレスモータを制動する場合に三相短絡制御では制動力が強過ぎる点に着目し、二相短絡制御を行って制動力を抑制することが開示されている。
また、特許文献4には、同じく三相ブラシレスモータに適用する短絡ブレーキとして、インバータの上アームのスイッチング素子を全相オンにした状態で下アームのスイッチング素子を三相、二相、または一相のみオンさせることで、逆起電力を発生させずに回生電力によるコンデンサの不要な充電を回避しつつ所望の制動力を確保する技術が開示されている。
特許第3394436号公報(段落[0038]〜[0043]、図1,図2等) 特許第5398815号公報(段落[0016]、図1,図7等) 特開2013−243824号公報(段落[0065]〜[0104]、図3〜図5等) 特開平7−184391号公報(段落[0012]〜[0018]、図4〜図6等)
特許文献1,2に記載された従来技術では、三相短絡処理に先立って先行オンオフ制御や間欠短絡動作を行うことにより過電圧や過電流を抑制することが可能であるが、三相短絡処理の開始直後に、インバータとモータとの間で過渡的に過電流が流れ、スイッチング素子や配線の破損、モータの減磁等を招く恐れがある。
ここで、図12は、時刻tにおいて三相短絡を開始した場合の直流中間電圧Edc、相電流I,I,I,及び、インバータの下アームの各相スイッチング素子Q,Q,Qの挙動を示した波形図である。なお、上アームのスイッチング素子は全てオフしている。
この図12によれば、スイッチング素子Q,Q,Qを時刻tに同時にオンすることにより直流中間電圧Edcの上昇を抑制できる一方で、時刻tの直後には相電流が過渡的に大きくなっていることが判る。
また、一般に、三相短絡処理を停止する際には、それまでオンさせていた下アームまたは上アームのスイッチング素子をオフすることで全相の上下アームのスイッチング素子をオフ状態とする「全相遮断」を行うが、これによると、以下のような問題を生じる。
図13は、三相短絡を開始してその後に三相短絡を停止した場合の動作を示す波形図である。時刻tで三相短絡を開始してから時刻tでスイッチング素子Q,Q,Qを同時にオフして三相短絡を停止した場合、その時にスイッチング素子に流れていた電流の行き場がなくなり、この電流は還流ダイオードを介して平滑コンデンサ30を充電する電流となる。このため、時刻tの直後に直流中間電圧Edcが過電圧レベルを超えてしまい、平滑コンデンサ30の耐圧超過を招くという問題があった。
上記のように、三相短絡の開始直後に発生する過電流や、三相短絡を停止する全相遮断直後に発生する過電圧を回避するための技術については、特許文献1〜4に何ら開示されていない。
そこで、本発明の解決課題は、三相短絡の開始直後の過電流や三相短絡処理の停止時における過電圧の発生を回避して装置の構成部品を保護するようにしたモータ駆動システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
前記制御装置は、
前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の下アームスイッチング素子をオンさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオンさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させる処理と、を順次実行する制御手段と、
を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
前記制御装置は、
前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の上アームスイッチング素子をオンさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオンさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させる処理と、を順次実行する制御手段と、
を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
前記制御装置は、
前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記インバータの全相の下アームスイッチング素子をオンさせて前記固定子巻線を短絡させる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の下アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行する制御手段と、
を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
前記制御装置は、
前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記インバータの全相の上アームスイッチング素子をオンさせて前記固定子巻線を短絡させる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の上アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行する制御手段と、
を有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載したモータ駆動システムにおいて、
前記制御手段は、
全相の下アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させている前記インバータに対して、
前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の下アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項2に記載したモータ駆動システムにおいて、
前記制御手段は、
全相の上アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させている前記インバータに対して、
前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の上アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載したモータ駆動システムにおいて、
前記制御手段は、前記平滑コンデンサの両端電圧、前記相電流、前記交流モータの回転速度のうち一つ以上の入力情報を用いて速度制御またはトルク制御を行うことにより前記駆動パルスを生成することを特徴とする。
本発明によれば、インバータの直流中間電圧が過電圧になった際に交流モータの固定子巻線を三相短絡する場合に、短絡処理の開始時における過電流や短絡停止時における過電圧の発生を防止することができる。これにより、インバータを構成するスイッチング素子や平滑コンデンサ等の保護動作を一層確実に行うことが可能である。
本発明の実施形態に係るモータ駆動システムの概略的な構成図である。 図1における制御装置の主要部を示すブロック図である。 本発明の実施形態による短絡処理時の動作を示すインバータの回路図である。 本発明の実施形態による短絡処理時の各部の電圧、電流の波形図、及びスイッチング素子の動作説明図である。 本発明の実施形態による短絡処理時の各部の電圧、電流の波形図、及びスイッチング素子の動作説明図である。 本発明の実施形態による三相短絡停止時の動作を示すインバータの回路図である。 本発明の実施形態による短絡開始から停止に至るまでの各部の電圧、電流の波形図、及びスイッチング素子の動作説明図である。 永久磁石同期モータの駆動システムを示す概略的な構成図である。 三相短絡処理の一例を示すインバータの回路図である。 特許文献1に記載された従来技術の動作を示す等価回路図(図10(a))及びフローチャート(図10(b))である。 特許文献2に記載された従来技術の動作を示すタイミングチャートである。 従来技術における三相短絡開始直後の動作を示す波形図である。 従来技術における三相短絡開始から停止後までの動作を示す波形図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ駆動システムの概略的な構成図であり、図8と同一部分については同一の符号を付してある。
図1において、直流電源10は、バッテリーのほか、直流−直流変換を行う昇圧チョッパやDC/DCコンバータ、交流−直流変換を行うPWMコンバータやダイオード整流器等によって構成されている。また、遮断器20は、直流リレーや半導体スイッチング素子、ヒューズ等からなる。
直流電源10と遮断器20との直列回路の両端に接続された平滑コンデンサ30には、図示されていないが、放電用の抵抗と半導体スイッチング素子との直列回路が並列に接続される。
上記平滑コンデンサ30に直流入力端子が接続されたインバータ40の半導体スイッチング素子Q,Q,Q,Q,Q,Qには、図示するIGBTのほか、MOSFET、パワートランジスタ等が使用可能であり、このインバータ40によって駆動されるモータ100には、図示する永久磁石同期モータ(PMSM)のほか、誘導電動機(IM)やリラクタンスモータ等がある。
平滑コンデンサ30にはその両端電圧(直流中間電圧)Edcを検出する電圧検出器50が設けられており、インバータ40の各相の出力側には、相電流I,I,Iを検出する電流検出器60が設けられている。
また、モータ100には、回転子の角速度ω(または角度θ)を検出するセンサ110が設けられている。なお、いわゆるセンサレス制御によってモータ10を駆動する場合には、上記のセンサ110は不要である。
インバータ40を制御する制御装置70には、上位のシステムから速度指令またはトルク指令が与えられると共に、各検出器50,60及びセンサ110からの電圧検出値Edc、相電流検出値I,I,I、速度検出値ω(θ)が入力されている。制御装置70は、これらの検出値に基づいて生成した駆動パルスによりインバータ40のスイッチング素子Q,Q,Q,Q,Q,Qをオン・オフさせ、モータ100を所定の速度または出力トルクのもとで運転するように動作する。
次に、制御装置70の主要部の構成を図2に基づいて説明する。
制御装置70は、CPU等の演算手段からなる電圧指令演算部73を備えている。この電圧指令演算部73は、電圧検出値Edc、相電流検出値I,I,I、速度検出値ω(θ)のうち一以上の情報を用いて、上位から与えられた速度指令にモータ100の回転速度が一致するように速度制御を行い、あるいは、トルク指令にモータ100の出力トルクが一致するようにトルク制御を行い、インバータ40の出力電圧指令Vを演算する。そして、例えば、出力電圧指令Vとキャリアとを比較するPWM回路74の動作により、インバータ40のスイッチング素子Q,Q,Q,Q,Q,Qをオン・オフさせるための駆動パルスを生成する。ここで、速度制御またはトルク制御は、上位からの指令やパラメータに応じて変更可能に構成しても良い。
また、制御装置70には、直流中間電圧Edcが過電圧閾値を超えた時に過電圧検出信号を出力する過電圧検出回路71が設けられている。上記の過電圧閾値は、直流中間電圧Edcが平滑コンデンサ30やスイッチング素子の耐圧を超えないように予め設定された値であり、制御電源電圧を抵抗により分圧して生成されるものである。過電圧検出信号が入力された電圧指令演算部73は、PWM回路74を介して、インバータ40の全てのスイッチング素子に対する駆動パルスを一定期間にわたってオフするようになっている。
更に、制御装置70には、相電流検出値I,I,Iを電流閾値とそれぞれ比較して各相電流の極性を判別する極性判別回路72が設けられている。ここで、相電流の極性は、後述する図3等に示すように、例えばインバータ40からモータ100に向かう方向を正と定義する。この極性判別回路72により生成された極性判別信号は、電圧指令演算部73に入力されている。
次に、この実施形態の動作を説明する。
始めに、図3〜図5に従って、モータ100の固定子巻線を三相短絡するために、インバータ40の下アームまたは上アームのオフ状態にあるスイッチング素子をオンする場合の動作について述べる。
極性判別回路72は、モータ100の固定子巻線の短絡処理をインバータ40の下アームスイッチング素子をオンさせて行う場合と、上アームスイッチング素子をオンさせて行う場合とで、異なる電流閾値を用いて相電流の極性を判別する。
一例として、直流中間電圧Edcの過電圧検出時に全てのスイッチング素子をオフした状態で、下アームスイッチング素子をオンさせて短絡処理を行う場合について説明する。
極性判別回路72は、相電流検出値が、零以上の正値である電流閾値を下回ったら当該相電流の極性を負と判定し、極性判別信号を電圧指令演算部73に出力する。上記の電流閾値は、相電流が零近傍である場合や、過電圧検出タイミングと電流検出タイミングとの間にずれがある時などの誤判定を防止するために、正側に所定のオフセットを持たせた値にすることが望ましい。
極性判別信号により、ある相電流の極性が負であることを認識した電圧指令演算部73は、当該相の下アームのスイッチング素子をオンさせるための出力電圧指令Vを生成し、PWM回路74を介して駆動パルスを生成する。
図3は、上述した短絡処理時の動作を示すインバータ40の回路図である。図3(a),(b)において、×印はオフ状態にあるスイッチング素子を示し、実線及び破線の〇印はオンされるスイッチング素子を示している。
図3(a)ではV相電流Iの極性が負であるため、極性判別回路72はV相電流Iの極性判別信号に基づいて下アームのスイッチング素子Qを最初にオンさせるように動作する。なお、電流の極性が正であるU相,W相については、図3(a)に矢印で示す如くスイッチング素子Q,Qの還流ダイオードに電流が流れているため、スイッチング素子Q,Qをオンしなくても瞬間的な動作は変わらない。
図4は、時刻t1aにスイッチング素子Qだけをオンした場合の直流中間電圧Edc、各相電流の波形図、及びスイッチング素子の動作説明図である。この図4を、下アームの全てのスイッチング素子Q,Q,Qを同時にオンさせる図12と比較すると、直流中間電圧Edcの抑制効果はほぼ同じであるが、時刻t1aの直後に過渡的に流れる電流は図12よりも小さくなっている。
また、電流の極性が負となる相が二相ある場合には、当該二相のスイッチング素子をオンさせることにより、オン直後の電流を抑制することができる。
しかしながら、図4からも明らかなように、時刻t1aから一定時間を経過した定常時には、一相または二相の短絡故障時と同様に電流が徐々に大きくなってしまう。
そこで、V相のスイッチング素子Qをオンしてから所定時間を経過した時点で、下アームの残りの二相のスイッチング素子Q,Qをオンすることにより下アームの全てのスイッチング素子Q,Q,Qをオン状態とし、三相短絡状態に移行させる。ここで、上記の所定時間は、モータ100の回転速度に比例した値とする。図3(b)は、この時の下アームのスイッチング素子Q,Q,Qの状態を示している。
図5は、上述したように時刻t1aでスイッチング素子Qをオンし、所定時間経過後の時刻t1bで残り二相のスイッチング素子Q,Qをオンして三相短絡状態に移行した場合の直流中間電圧Edc、各相電流の波形図、及びスイッチング素子の動作説明図である。
この図5を図4と比較すると、時刻t1a以後は図4と同様に直流中間電圧Edcの上昇が抑制されていると共に、時刻t1b以後の定常時には、図4よりも電流が徐々に減少している。
なお、ある一相の電流が零である時刻(他の二相の電流が何れも最大値である時刻)で残り二相のスイッチング素子をオンすると、三相短絡状態で次の電流最大値が到来するまでの時間を長く確保することができるので、その間の電流の減衰量が大きくなり、過電流を一層低減することができる。
また、直流中間電圧Edcの過電圧を検出したタイミングで二相の電流の極性が負であった場合には、その二相の下アームスイッチング素子をオンすることになるが、その場合の電流の大きさは、三相の下アームスイッチング素子を全てオンした場合と一相のスイッチング素子のみをオンした場合との中間の値となる。
以上の説明は、インバータ40の下アームスイッチング素子をオンさせて三相短絡処理を行う場合についてのものである。
これに対し、インバータ40の上アームスイッチング素子をオンさせて三相短絡処理を行う場合、極性判別回路72は、相電流検出値が、零以下の負値に設定された電流閾値を上回ったら当該相電流の極性を正と判定する。そして、まず当該相の上アームスイッチング素子をオンし、モータの回転速度に比例した所定時間の経過後に残りの二相の上アームスイッチング素子をオンすることにより、三相短絡状態に移行する。上記の電流閾値は、相電流が零近傍であった時や、過電圧検出タイミングと電流検出タイミングとの間にずれがある時の誤判定を防止するために、負側に所定のオフセットを持たせた値にすることが望ましい。
次に、図6,図7に従って、三相短絡処理を停止するために、インバータ40の下アームまたは上アームのオン状態にあるスイッチング素子をオフする場合の動作について説明する。
この場合、極性判別回路72は、三相短絡処理の停止をインバータ40の下アームスイッチング素子をオフさせて行う場合と、上アームスイッチング素子をオフさせて行う場合とで、異なる電流閾値を用いて相電流の極性を判別する。
一例として、全ての上アームスイッチング素子がオフされ、全ての下アームスイッチング素子がオンされていて三相短絡処理を行っている状態で、下アームスイッチング素子をオフさせることにより三相短絡処理を停止する場合について説明する。
極性判別回路72は、相電流検出値が、零以上の正値である電流閾値を上回ったら当該相電流の極性を正と判定し、極性判別信号を電圧指令演算部73に出力する。上記の電流閾値は、相電流が零近傍である場合や、デッドタイムにおいて電流が変化する場合、過電圧検出タイミングと電流検出タイミングとの間にずれがある時などの誤判定を防止するために、正側に所定のオフセットを持たせた値にすることが望ましい。
極性判別信号により、ある相電流の極性が正であることを認識した電圧指令演算部73は、当該相の下アームのスイッチング素子をオフさせるための出力電圧指令Vを生成し、PWM回路74を介して駆動パルスを生成する。
図6は、上述した短絡処理停止時の動作を示すインバータ40の回路図である。図6(a),(b)において、〇印はオン状態にあるスイッチング素子を示し、実線及び破線の×印はオフされるスイッチング素子を示している。
図6(a)ではV相電流I,W相電流Iの極性が正であるため、極性判別回路72はV相電流I,W相電流Iの極性判別信号に基づいて下アームのスイッチング素子Q,Qを最初にオフさせるように動作する。
また、図6(b)は、スイッチング素子Q,Qをオフさせてから所定時間を経過した後に、それまで唯一オン状態にあった下アームのスイッチング素子Qをオフさせる様子を示している。これによって全てのスイッチング素子がオフされ、三相短絡処理が完全に停止されることになる。
図7は、下アームの全てのスイッチング素子Q,Q,Qを時刻tにオンさせて三相短絡させている状態から、時刻tで図6(a)のようにスイッチング素子Q,Qを先にオフし、その後の時刻tで図6(b)のように残りのスイッチング素子Qをオフした場合の直流中間電圧Edc、各相電流の波形図、及び各スイッチング素子の動作説明図である。
図7における相電流を観察すると、時刻tではV相電流I,W相電流Iの極性が正であるためこの時点でスイッチング素子Q,Qがオフされ、極性が負のU相電流Iが零になった時刻tでスイッチング素子Qがオフされていることが判る。
また、図7の時刻tで三相短絡を完全に停止しても直流中間電圧Edcが上昇することはないが、前述した図13では、三相短絡を停止した時刻t以後、直流中間電圧Edcが上昇して過電圧レベルを大きく超えている。従って、この実施形態のように、スイッチング素子を段階的にオフさせる方法の優位性は明らかである。
上記の説明は、インバータ40の下アームスイッチング素子をオフさせて三相短絡処理を停止させる場合のものである。
これに対し、インバータ40の上アームスイッチング素子をオフさせて三相短絡処理を停止させる場合には、極性判別回路72は、相電流検出値が、零以下の負値に設定された電流閾値を下回ったら当該相電流の極性を負と判定する。そして、まず当該相の上アームスイッチング素子をオフし、モータの回転速度に比例した所定時間の経過後に残りの相の上アームスイッチング素子をオフすることにより、三相短絡処理を完全に停止させる。
上記の電流閾値は、相電流が零近傍である場合や、デッドタイムにおいて電流が変化する場合、過電圧検出タイミングと電流検出タイミングとの間にずれがある時などの誤判定を防止するために、負側に所定のオフセットを持たせた値にすることが望ましい。
以上説明したように、この実施形態によれば、インバータ40の直流中間電圧Edcが過電圧になった際にモータ100の固定子巻線を三相短絡する場合に、短絡処理の開始時における過電流や短絡停止時における過電圧の発生を防止することができ、スイッチング素子や平滑コンデンサ等の保護動作を一層確実に行うことができる。
10:直流電源
20:遮断器
30:平滑コンデンサ
40:インバータ
50:電圧検出器
60:電流検出器
70:制御装置
71:過電圧検出回路
72:極性判別回路
73:電圧指令演算部
74:PWM回路
100:交流モータ
110:センサ
,Q,Q,Q,Q,Q:半導体スイッチング素子

Claims (7)

  1. 直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
    前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
    前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の下アームスイッチング素子をオンさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオンさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させる処理と、を順次実行する制御手段と、
    を有することを特徴としたモータ駆動システム。
  2. 直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
    前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
    前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の上アームスイッチング素子をオンさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオンさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させる処理と、を順次実行する制御手段と、
    を有することを特徴としたモータ駆動システム。
  3. 直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
    前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
    前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記インバータの全相の下アームスイッチング素子をオンさせて前記固定子巻線を短絡させる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の下アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行する制御手段と、
    を有することを特徴としたモータ駆動システム。
  4. 直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサの両端に、複数のスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータの直流入力端子が接続され、前記インバータの交流出力端子が交流モータの固定子巻線に接続される共に、前記スイッチング素子をオン・オフするための駆動パルスを生成する制御装置を備えたモータ駆動システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記平滑コンデンサの両端電圧の過電圧を検出する過電圧検出手段と、
    前記インバータから出力される相電流の極性を判別する極性判別手段と、
    前記過電圧検出手段による過電圧検出時に前記インバータの全てのスイッチング素子をオフさせる処理と、前記インバータの全相の上アームスイッチング素子をオンさせて前記固定子巻線を短絡させる処理と、前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の上アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行する制御手段と、
    を有することを特徴としたモータ駆動システム。
  5. 請求項1に記載したモータ駆動システムにおいて、
    前記制御手段は、
    全相の下アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させている前記インバータに対して、
    前記極性判別手段により検出した相電流の極性が正である相の下アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の下アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の下アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行することを特徴としたモータ駆動システム。
  6. 請求項2に記載したモータ駆動システムにおいて、
    前記制御手段は、
    全相の上アームスイッチング素子をオン状態にして前記固定子巻線を短絡させている前記インバータに対して、
    前記極性判別手段により検出した相電流の極性が負である相の上アームスイッチング素子をオフさせる処理と、残りの相の上アームスイッチング素子をオフさせることにより全相の上アームスイッチング素子をオフ状態にして前記固定子巻線の短絡を停止する処理と、を順次実行することを特徴としたモータ駆動システム。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載したモータ駆動システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記平滑コンデンサの両端電圧、前記相電流、前記交流モータの回転速度のうち一つ以上の入力情報を用いて速度制御またはトルク制御を行うことにより前記駆動パルスを生成することを特徴としたモータ駆動システム。
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