JP2020076526A - 熱風乾燥装置 - Google Patents

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裕介 竹本
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Abstract

【課題】装置を小型化でき、かつ乾燥効率を向上させることが可能な熱風乾燥装置を提供する。【解決手段】中空な回転シャフト3に被乾燥物を撹拌、搬送する扇形状の中空なディスク20が複数立設される。回転シャフトはディスクが取り付けられるところに熱風供給口50を有し、ディスクが回転シャフトの下方にきたとき、熱風が熱風供給口50を介してディスクの中空部20cに供給される。ディスク面20aに、熱風供給口からディスク内に供給された熱風をディスク面から外部に吹き出す吹出ノズル40が取り付けられる。吹出ノズルはディスク内に供給された熱風を直接被乾燥物に吹き付け、被乾燥物を乾燥させる。【選択図】図2

Description

本発明は、被乾燥物を撹拌、搬送しながら被乾燥物に熱風を吹きかけて被乾燥物を乾燥する熱風乾燥装置に関する。
従来、水分を含んだ細かい物質、例えば鉄鋼湿ダスト、焼却湿灰、石炭粉、食品・飼料粕、その他汚泥・粉体などを、工場の排熱を利用して撹拌しながら乾燥して粒状化することが行われている。
例えば、複数の撹拌部材が互いに逆螺旋状に並ぶように立設された2つの回転シャフトを不等速回転させることにより、汚泥物を混練しながら一方向に搬送し、その過程で上部から熱風を吹きかけて被乾燥物を乾燥する熱風乾燥装置が知られている(下記特許文献1)。
また、互いに平行に配置された中空の二つの回転シャフトに、該回転シャフトの中空部と連通する扇形状の中空のパドルをそれぞれ複数配列し、回転シャフトを不等速に回転させてパドルにより被乾燥物を撹拌搬送し、その過程で回転転シャフトとパドルの中空部に熱媒体を供給して回転シャフトとパドル面を加熱し、回転シャフトとパドル面に近接あるいは接触する被乾燥物を乾燥させる乾燥装置が知られている(下記特許文献2、3)。
特開2009−276009号公報 特開2014−131784号公報 WO2017/018037号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような乾燥装置では、熱風を上部に設けた給気ダクトから被乾燥物に吹きかけているので、熱風は被乾燥物の表面を通過する平行流に近い流れとなり、熱風が下方にある被乾燥物間に充分行きわたらず、乾燥効率が悪い、という問題があった。
また、特許文献2あるいは特許文献3に記載された乾燥装置では、加熱されたパドル面あるいは回転シャフトに被乾燥物を近接ないし接触させて間接的に乾燥させているので、直接熱風を吹きかけて乾燥する乾燥方法に比較して乾燥効率が悪い、という問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するもので、装置を小型化でき、かつ乾燥効率を向上させることが可能な熱風乾燥装置を提供することを課題とする。
本発明は、
被乾燥物を撹拌、搬送する扇形状の中空なディスクを複数立設した中空な回転シャフトを備え、前記ディスクの中空部に熱風を供給して被乾燥物を乾燥する熱風乾燥装置であって、
前記回転シャフトはディスク中空部に連通してディスク中空部に熱風を供給する開口部を有し、
前記ディスクのディスク面に、前記開口部からディスク内に供給された熱風をディスク面から吹き出す吹出ノズルが取り付けられることを特徴とする。
本発明では、撹拌部材としてのディスクに、回転シャフトの開口部からディスク内に供給された熱風をディスク面から吹き出す吹出ノズルが取り付けられるので、ディスクにより撹拌、搬送される被乾燥物は、搬送される過程で熱風が直接吹き付けられ、効率よく被乾燥物を乾燥させることができる。
筐体の上側を取り払った状態での熱風乾燥装置を示す上面図である。 図1のA−A線に沿った垂直断面図である。 (a)は図1のB−B線に沿った断面図、(b)は図3aの左側回転シャフト付近の拡大断面図、(c)は図3aの右側回転シャフト付近の拡大断面図である。 (a)は吹出ノズルの吹出孔が閉鎖されたときの断面図、(b)は吹出孔が開放したときの断面図、(c)は図4(b)のC−C線に沿った吹出ノズルのキャップの断面図である。 熱風が吹き出す状態を側面からみたときの説明図である。 熱風が吹き出す状態を正面からみたときの説明図である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の熱風乾燥装置を詳細に説明する。本発明では、水分を含んだ細かい物質、例えば鉄鋼湿ダスト、焼却湿灰、石炭粉、食品・飼料粕、その他汚泥・粉体などを被乾燥物として該被乾燥物を熱風を利用して乾燥する例を説明するが、被乾燥物はこれら例示した物質に限定されるものでなく、他の被乾燥物にも適用されるものである。
図1〜図3において、符号1は熱風乾燥装置(以下、乾燥装置という)の筐体であり、基台2上に水平に設けられる。筐体1は、ステンレススチールなどの金属製であり、ここではほぼ直方体形状に形成される。筐体1内には、同径の2本の回転シャフト3、4が互いに平行に架設されている。回転シャフト3、4はステンレススチールなどの金属製で、内部は中空となっている。
図2に示すように、筐体1の左端部上側には、不図示のホッパーから、鉄鋼湿ダスト、焼却湿灰、石炭粉、食品・飼料粕、その他汚泥・粉体などの水分を含んだ被乾燥物を筐体1内に投入するための投入口1aが設けられる。また右端部の下側には、乾燥物を筐体1から不図示のコンベア上へ排出するための排出口1bが設けられる。
回転シャフト3、4の左端部は、それぞれ筐体1から外部に突出して軸受部5、6に回転可能に軸受される。また、回転シャフト3、4の右端部は筐体1の外部に取り付けられた軸受部7、8に回転可能に軸受される。
回転シャフト3、4の左端部はギアボックス12に挿通されており、ギアボックス12内の回転シャフト3、4には、互いに噛合するギア13、14が固定される。
回転シャフト3の軸受部5の外側には、スプロケット15が固定される。また、基台10上にはモーター18が取り付けられており、その出力軸にはスプロケット17が固定され、スプロケット15とスプロケット17間には、チェーン16が張り渡される。
モーター18の一方向への回転駆動力がスプロケット17、チェーン16及びスプロケット15を介して回転シャフト3に伝達されて回転シャフト3が一方向に回転し、さらにその回転駆動力がギア13、14を介して回転シャフト4に伝達されて回転シャフト4が逆方向に回転する。回転シャフト3、4は、ギア13、14を介して、Nを2以上の整数としてN:N−1の回転数比で不等速で回転される。例えば、Nは2〜6に設定され、本実施例では、Nは5に設定されて、回転シャフト3、4は5:4の回転数比で回転される。なお、回転シャフト3、4の回転方向は、図1、図3に示すように、上方から見て互いに内側へ向かって回転する方向となっている。
回転シャフト3、4の外周には、撹拌、搬送部材としての扇形状の中空なディスク(パドルともいう)20が取付台21を用いて軸方向に等間隔に取り付けられる。各ディスク20は、すべて同形状で投入口1a側のディスク面20aと排出口1b側のディスク面20bは平行になっていて、その間に中空部20cが形成されている。各ディスク面の開き角度αは、図3に示したように、例えば150度となっている。また、一つのディスク20が取り付けられた同じ回転シャフト位置に、それぞれ180度角度をずらしてもう一つのディスク20が取り付けられ、この回転シャフト3、4の同じ位置にある一対のディスク20の両端間にはβ=180度−αの角度が生じる。
また、同じ回転シャフトの隣接する各ディスク20は、周方向に互いに90度ずらして配置され、回転シャフト3、4は、一方の回転シャフトの各ディスク20が、他方の回転シャフトの隣接するディスク間のほぼ中央に位置するように、近接して配置される。
回転シャフト3に配置される各ディスク20は、図1に示したように、ディスク面20a、20bが回転シャフト3の中心軸に対してγ(例えば3〜5度)反時計方向に傾斜するように、取り付けられる。また、回転シャフト4に配置される各ディスク20は、ディスク面20a、20bが回転シャフト4の中心軸に対して同じγの角度時計方向に傾斜するように、取り付けられる。従って、図1に示したように、回転シャフト3、4を互いに内回りに逆方向に回転させると、被乾燥物は傾斜した各ディスク20により撹拌されながら同方向に排出口1bに向けて搬送される。
回転シャフト3、4の中空部には、内部シャフト30、31が回転シャフト3、4と同軸になるように挿入されており、内部シャフト30、31の一端(図1で左端)は支持台32に固定され、その他端は支持台33に固定される。
回転シャフト3の筐体1部分の内部には、内部シャフト30の外周と接触するスリーブ34が回転シャフト3と一体的に設けられており(図2、図3(c))、回転シャフト3は、スリーブ34の内面が内部シャフト30の外周と接触しながら内部シャフト30の中心軸30aを中心に回転する。
回転シャフト4の筐体1部分の内部にも、内部シャフト31の外周と接触するスリーブ35(図3(b))が回転シャフト4と一体的に設けられており、回転シャフト4は、スリーブ35の内面が内部シャフト31の外周と接触しながら内部シャフト31の中心軸31aを中心に回転する。
図3(a)、(b)に示したように、回転シャフト3、4は、それぞれディスク20が取り付けられる位置に、ディスク20の中空部20cに連通する開口部3a、4aを有し、ディスク20を回転シャフト3、4に取り付ける取付具21も、回転シャフト3、4の開口部3a、4aと同じ位置に、同形状の開口部21aを有する。
同様に、回転シャフト3、4と一体となったスリーブ34、35も、開口部3a、4aと同じ位置に、同形状の開口部34a、35aを有する。各開口部3a、21a、34a、並びに開口部4a、21a、35aはそれぞれ整合していて、後述するように、ディスク20の中空部20cに熱風を供給する熱風供給口50を形成する。開口部3a、21a、34a、並びに開口部4a、21a、35aの軸方向の長さd(図2)と周方向の長さw(図3(b)、(c))は、w>dで、熱風供給口50はスリット形状になっているが、w=dとして円形状の熱風供給口50とすることもできる。
内部シャフト30、31の一端には、図1に示したように、その一端を熱風発生部(不図示)に接続させる継手37、38が固定されており、熱風が内部シャフト30、31の一端から供給される。内部シャフト30の他端はプラグ36で閉鎖されており(図2)、内部シャフト31の他端もプラグで閉鎖されていて、熱風が内部シャフト30、31の他端から流出しないようになっている。
内部シャフト30は、ディスクが取り付けられる筐体1の部分では、その断面が、図2、図3(c)に示したように、上部30bが閉じ下部30cが開放した半円状になっている。また、同様に、内部シャフト31も、筐体1の部分では、その断面が、図3(b)に示したように、上部31bが閉じ下部31cが開放した半円状になっている。
例えば、図3(a)、(b)に示したように、回転シャフト4が回転して、ディスク20が回転シャフト4より上部に位置したとき、つまりディスク20の左右対称となる中心線20dが垂直になったときは、内部シャフト31の半円部分31bにより熱風供給口50が閉鎖され、熱風はディスク20の中空部20cに供給されなくなる。一方、ディスク20が回転シャフト4より下部に位置してその中心線20dが垂直になるときは、熱風供給口50が内部シャフト31の開放した下部31cに位置するので、熱風は、矢印で示したように、ディスク20の中空部20cに供給されるようになる。
回転シャフト3、4の各ディスク20の投入口1a側のディスク面20aには、回転シャフト3、4の開口部3a、4a(熱風供給口50)からディスク20の中空部20cに供給された熱風をディスク面20aから外部に吹き出す吹出ノズル40が一つ又は複数取り付けられる。吹出ノズル40を複数設ける場合は、ディスク20が扇状であるのに対応して回転シャフト3、4から近いディスク面よりも離れたディスク面に多く取り付けられる。具体的には、吹出ノズル40を径方向に等間隔に取り付けるとともに、周方向に同角度隔てた他のところにも径方向に等間隔に取り付ける。
吹出ノズル40は、図4(a)、(b)に示したように、熱風を吹き出す吹出孔41a、41bを設けたキャップ41と、キャップ41内にねじ込まれる一端が開口部42aとなった中空なニップル42を有する。キャップ41内には、スプリング43により付勢された球体44が収納される。ニップル42の他端42bはねじ部となっていて、ディスク面20aにねじ込むことによって吹出ノズル40をディスク面20aに取り付けることができる。吹出ノズル40をディスク面20aに取り付けた状態では、ニップル42の中空部42cがディスク20の中空部20cと連通する。
球体44は、スプリング43により付勢されると、図4(a)に示したように、ニップル42側に移動しその開口部42aを閉じる大きさとなっている。一方、図4(b)に図示したように、ディスク20の中空部20cに熱風が供給され、その熱風がニップル42の中空部42cに流れると、球体44はスプリング43の付勢力に抗して左側に移動するので、ニップル42の開口部42aが開放し、ニップル42の中空部42cと吹出ノズル40の吹出孔41a、41bは連通し、矢印で示したように、熱風が吹出孔41a、41bを介して外部に吹き出される。
次に、このように構成された乾燥装置の動作について説明する。
モーター18を駆動すると、回転シャフト3、4は、上述したように、N:N−1(本実施例では、5:4)の回転数比で互いに内側に不等速で逆回転する。この状態で、投入口1aから被乾燥物が投入される。投入された被乾燥物は、回転シャフト3、4の回転に伴ってそれぞれの回転シャフトに取り付けられたディスク20により撹拌されながら排出口1bに向けて搬送される。被乾燥物は、搬送される過程でディスクにより解砕されて粒状化される。
本実施例では、被乾燥物を投入する前、あるいは投入直後に、工場の排熱などの熱風が内部シャフト30、31から供給される。熱風は、例えばその温度が90℃〜150℃程度とされる。
例えば、図2、図5に示したように、回転シャフト3が回転して、同位置にある一対のディスクのうち一方のディスク20が回転シャフト3より上部に位置したときは、内部シャフト30の半円部分30bにより熱風供給口50が閉鎖される。吹出ノズル40は、図4(a)に示した状態となり、図5の上方の仮想円で示したように、ニップル42の中空部42cと吹出ノズル40の吹出孔41a、41bの連通は遮断され、熱風のディスク20外部への吹出しが遮断される。
一方、他方のディスク20は、回転シャフト3より下部に位置しているので、この下方のディスク20には、熱風が内部シャフト30の下方の開放部30cより熱風供給口50を介してディスク20の中空部20cに供給される。ディスク20の中空部20cに熱風が供給されると、吹出ノズル40は、図4(b)に示した状態となる。図5の下方の仮想円で示したように、ニップル42の中空部42cと吹出ノズル40の吹出孔41a、41bは連通し、ディスク20の中空部20cに供給された熱風が吹出孔41a、41bを介してディスク20の外部に吹き出される。
このように、ディスク20の中空部20cに熱風が供給されると、図6に示したように、このディスク20に取り付けられているすべての吹出ノズル40から熱風がディスク20の外部に吹き出されるので、このディスク20の吹出ノズル40近辺にある被乾燥物には直接熱風が吹きかけられ、乾燥が進む。また、ディスク20自体も、熱風により内部から加熱されるので、ディスク20に近接ないし接触する被乾燥物は熱風により間接的に加熱される。このように、被乾燥物は熱風による直接加熱あるいは間接加熱により効率よく乾燥されるので、乾燥効率が向上する。なお、図6で点線の矢印は、ディスク20内の熱風の流れを、また実線で示した矢印は、ディスク20外に吹き出された熱風の流れを概略的に示している。
回転シャフト3、4の各ディスク20は、回転シャフト3、4がそれぞれ1回転するごとに、図5、図6に図示したような状態となって、その中空部20cに熱風が供給されるので、各ディスク20により撹拌、搬送される被乾燥物は、搬送される全過程で熱風により直接的あるいは間接的に加熱され、乾燥効率が向上する。
また、被乾燥物は回転シャフト3、4より下側に多く存在し、本実施例では、ディスク20が回転シャフト3、4より上部に位置するときには、熱風がディスク20内に供給されない構造となっているので、熱風を効率よく被乾燥物に吹き付けることができる、という効果が得られる。
なお、吹出ノズル40は、ディスク20内に熱風が供給されたときに吹出孔41a、41bが開口し、熱風が供給されないときは閉鎖するので、逆止弁構造となっている。従って、熱風が逆流したり、あるいは吹出孔41a、41bより被乾燥物がディスク20内に流れ込むのを防止することができる。
本実施例では、吹出ノズル40は、投入口1a側のディスク面20aに取り付けたが、それに代えて逆のディスク面20bに取り付けるようにしてもよい。また、一方のディスク面だけでなく、両方のディスク面20a、20bに取り付けるようにしてもよい。いずれにしても、複数の吹出ノズルを取り付ける場合には、吹出ノズル40を径方向に等間隔に取り付けるとともに、周方向に同角度隔てた他のところに径方向にも等間隔に取り付けるようにする。
また、本実施例では、吹出ノズル40の吹出孔は、2つ設けられているが、一つでもよく、また3つ以上の複数設けるようにしてもよい、いずれの場合も、吹出ノズルの吹出孔の中心軸はディスク面に平行にするか、あるいは吹出孔の中心軸を、吹出孔からの距離が長くなるほど、熱風がディスク面から遠ざかる位置にくるように、ディスク面に対して斜交するようにする。
なお、図1には、回転シャフト3には、軸方向に一対のディスクが2つ、また回転シャフト4には、一対のディスクが3つ配列されているが、それ以上のディスク対を、上述した規則で軸方向に配列するようにしてもよい。また、それぞれ回転シャフトの各ディスクは、そのディスク面が送り方向となるように、傾斜しているが、部分的に戻し方向となるように傾斜させてもよい。また、各回転シャフトの隣接するディスクは、90度の角度ずらして配置されているが、この角度に限定されることはなく、他の任意の角度でもよく、角度ずれをなくして配置するようにしてもよい。また、回転シャフト3、4は不等速に回転させるようにしているが、等速回転させるようにしてもよい。
1 筐体
1a 投入口
1b 排出口
3、4 回転シャフト
5、6、7、8 軸受部
12 ギアボックス
13、14 ギア
15、17 スプロケット
16 チェーン
18 モーター
20 ディスク
21 取付具
30、31 内部シャフト
32、33 支持台
34、35 スリーブ
36 プラグ
37、38 継手
40 吹出ノズル
41 キャップ
41a、41b 吹出孔
42 ニップル
44 球体
50 熱風供給口

Claims (7)

  1. 被乾燥物を撹拌、搬送する扇形状の中空なディスクを複数立設した中空な回転シャフトを備え、前記ディスクの中空部に熱風を供給して被乾燥物を乾燥する熱風乾燥装置であって、
    前記回転シャフトはディスク中空部に連通してディスク中空部に熱風を供給する開口部を有し、
    前記ディスクのディスク面に、前記開口部からディスク内に供給された熱風をディスク面から吹き出す吹出ノズルが取り付けられることを特徴とする熱風乾燥装置。
  2. 前記吹出ノズルはディスク面に複数取り付けられ、回転シャフトから近いディスク面よりも離れたディスク面に多く取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の熱風乾燥装置。
  3. 前記吹出ノズルは、熱風を吹き出す吹出孔を一つ又は複数有することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱風乾燥装置。
  4. 前記吹出ノズルの吹出孔の中心軸はディスク面に平行になっているか、あるいは吹出孔からの距離が長くなるほど、熱風がディスク面から遠ざかる位置にくるように、ディスク面に対して斜交していることを特徴とする請求項3に記載の熱風乾燥装置。
  5. 前記吹出ノズルは、ディスク内に熱風が供給されたときに吹出孔が開口し、熱風が供給されないときは閉鎖するように、逆止弁構造となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の熱風乾燥装置。
  6. 前記回転シャフトが回転して、ディスクが回転シャフトより上部に位置したときは、前記開口部が閉鎖されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の熱風乾燥装置。
  7. 前記回転シャフト内に、中空で不動な内部シャフトが取り付けられており、該内部シャフトは、その断面がディスクが取り付けられたところで下部が開放し上部が閉じた半円状になっていて、回転シャフトが回転して、ディスクが回転シャフトより上部に位置したときは、上部が閉じた内部シャフト部分により前記開口部が閉鎖されることを特徴とする請求項6に記載の熱風乾燥装置。
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