JP2020076364A - 圧縮自着火式内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱膜を備える圧縮自着火式内燃機関の冷間始動時の着火性を向上する技術を提供する。【解決手段】シリンダヘッド12の底面18には、第1断熱膜C1および第2断熱膜C2が形成されている。第1断熱膜C1は、陽極酸化層から構成されている。陽極酸化層は、底面18の母材の陽極酸化処理により得られる。第1断熱膜C1は、陽極酸化層の細孔の開口を封じる封孔層を有してもよい。第2断熱膜C2は、塗工層から構成される。塗工層は、多孔質セラミックスの焼成処理により得られる。第1断熱膜C1は、底面18の外周部に形成されている。第2断熱膜C2は、底面18の中央部に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、圧縮自着火式内燃機関に関する。
特開2017−141716号公報は、燃焼室の壁面を構成するシリンダヘッドの表面に断熱膜を備える圧縮自着火式内燃機関を開示する。このシリンダヘッドは、吸気および排気ポートに相当する複数のポートと、インジェクタが取り付けられる第1孔と、グロープラグが取り付けられる第2孔と、を備えている。断熱膜は、いわゆる溶射膜である。溶射膜は、複数のポート、第1孔および第2孔の全ての開口部を除いた表面の全域に形成されている。
特開2017−141716号公報
溶射膜は、シリンダヘッドの母材よりも熱伝導率および単位体積当たりの熱容量において低い熱物性を有する。そのため、断熱膜が形成された領域(以下、「膜形成領域」ともいう。)の壁面の温度は、燃焼室内の作動ガスの温度に追従する。すなわち、内燃機関の膨張行程においては、燃焼室内で生じた燃焼ガスの温度に追従して膜形成領域の温度が上昇する。内燃機関の吸気行程においては、燃焼室に吸入された吸気の温度に追従して膜形成領域の温度が低下する。
内燃機関の冷間始動時は、燃焼室内の作動ガスの温度が低く、燃料が着火し難い。そのため冷間始動時においては、作動ガスを温めるためにグロープラグが駆動されるのが一般的である。しかし、上述したように、燃焼室に吸入された吸気は膜形成領域の温度を下げるので、グロープラグの駆動により生じた熱エネルギの一部が膜形成領域に奪われてしまい、燃料の着火性が改善しないおそれがある。
本発明の1つの目的は、断熱膜を備える圧縮自着火式内燃機関の冷間始動時の着火性を向上する技術を提供することにある。
第1の観点は、上述した課題を解決するための圧縮自着火式内燃機関であり、次の特徴を有する。
前記内燃機関は、燃焼室の壁面を構成するシリンダヘッドの表面に断熱膜を備える。
前記シリンダヘッドは、複数のポートと、第1孔と、第2孔と、を備える。
前記ポートは、吸気および排気ポートに相当する。
前記第1孔には、インジェクタが取り付けられる。
前記第2孔には、グロープラグが取り付けられる。
前記ポートの開口部は、前記表面の外周部に位置する。
前記第1孔の開口部は、前記表面の中央部に位置する。
前記第2孔の開口部は、前記中央部、且つ、前記ポートの開口部のうちの隣り合う2つの間に位置する。
前記断熱膜は、第1および第2断熱膜を含む。
前記第1断熱膜は、前記シリンダヘッドの母材よりも低い熱伝導率と、前記母材よりも低い単位体積当たりの熱容量と、を有する。
前記第2断熱膜は、前記母材よりも低い熱伝導率と、前記第1断熱膜よりも高い単位体積当たりの熱容量と、を有する。
前記第1断熱膜が、前記外周部に位置する領域であって、前記ポートの開口部のうちの隣り合う2つの間の領域に形成される。
前記第2断熱膜が、前記中央部に位置する領域であって、前記第1孔の開口部と中心を共有し、前記第1孔および第2孔の開口部の中心間距離を半径とする仮想円よりも内側の領域に形成される。
第1の観点によれば、燃焼室の壁面を構成するシリンダヘッドの表面の外周部に位置する領域であって、複数のポートの開口部のうちの隣り合う2つの間の領域に第1断熱膜が形成される。第1断熱膜は、母材よりも低い熱伝導率と、母材よりも低い単位体積当たりの熱容量と、を有する。したがって、第1断熱膜によれば、圧縮自着火式内燃機関の冷却損失の低減に寄与することができる。
また、第1の観点によれば、上記表面の中央部に位置する領域であって、前記第1孔の開口部と中心を共有し、且つ、第1孔および第2孔の開口部の中心間距離を半径とする仮想円よりも内側の領域に第2断熱膜が形成される。第2断熱膜は、母材よりも低い熱伝導率を有する。そのため、第2断熱膜によれば、上記内側の領域に第2断熱膜を形成しない場合に比べて、圧縮自着火式内燃機関の冷却損失の低減に寄与することができる。
また、第2断熱膜は、第1断熱膜よりも高い単位体積当たりの熱容量を有する。そのため、上記内側の領域に第1断熱膜が形成される場合に比べて、膜形成領域を高温に保つことが可能になる。したがって、冷間始動時においてグロープラグの駆動により生じた熱エネルギの一部が第2断熱膜に奪われたとしても、膜形成領域の周囲の作動ガスの温度が低下するのを抑えることができる。したがって、冷間始動時の着火性を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る圧縮自着火式内燃機関の断面模式図である。 図1のピストンの頂面から見たシリンダヘッドの底面の平面模式図である。 陽極酸化層および塗工層の熱物性の一例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る圧縮自着火式内燃機関の断面模式図である。 図4のピストンの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
先ず、図1乃至3を参照しながら本発明の実施の形態1について説明する。
1.内燃機関の構成
図1は、本発明の実施の形態1に係る圧縮自着火式内燃機関(以下、「ディーゼルエンジン」ともいう。)の断面模式図である。図1に示すディーゼルエンジン10は、車両に搭載される4ストローク型のレシプロエンジンである。図1に示すように、ディーゼルエンジン10は、シリンダヘッド12と、シリンダブロック14と、ピストン16と、を備えている。シリンダヘッド12は、シリンダブロック14にガスケット(不図示)を介して取り付けられている。ピストン16は、シリンダブロック14に形成されるシリンダ内に収容されており、このシリンダ内を上下方向に移動する。
シリンダヘッド12の底面18と、シリンダブロック14の内周面20と、ピストン16の頂面22と、で囲まれるスペースは、燃焼室24を形成する。つまり、底面18、内周面20および頂面22は、燃焼室24の壁面を構成する。頂面22の中央部には、キャビティ26が形成されている。キャビティ26も燃焼室24の一部を構成する。
シリンダヘッド12には、インジェクタ28が取り付けられている。インジェクタ28の先端には、複数の噴孔が放射状に形成されている。インジェクタ28が駆動されると、これらの噴孔からキャビティ26に向けて燃料が放射状に噴射される。
シリンダヘッド12には、また、2つの吸気ポート30が形成されている。これらの吸気ポート30には、吸気バルブ32がそれぞれ設けられている。これらの吸気バルブ32が駆動されると、吸気ポート30と燃焼室24が連通する。吸気ポート30同様、シリンダヘッド12には、2つの排気ポート34が形成されている。これらの排気ポート34には、排気バルブ36がそれぞれ設けられている。
図2は、頂面22から見た底面18の平面模式図である。図2に示すように、底面18の外周部には、合計4つの吸気ポート30および排気ポート34の開口部が概ね均等の間隔で位置している。底面18の中央部には、第1孔38が開口している。第1孔38は、図1で説明したインジェクタ28を取り付けるための孔である。
底面18の中央部には、第2孔40が開口している。第2孔40の開口部は、2つの吸気ポート30の開口部の間に位置している。ただし、第2孔40の開口部の位置は、2つの排気ポート34の開口部の間でもよいし、隣り合う吸気ポート30と排気ポート34の開口部の間でもよい。第2孔40は、グロープラグを取り付けるための孔である。グロープラグは、冷間始動時の燃料の着火促進を図ることを主たる目的として取り付けられる。グロープラグは、燃焼室24内の圧力(筒内圧)を検出する機能を有していてもよい。
2.断熱膜
図1および2に示すように、底面18の所定領域には、第1断熱膜C1および第2断熱膜C2が形成されている。
2.1 第1断熱膜C1
第1断熱膜C1は、陽極酸化層から構成されている。陽極酸化層は、底面18の母材(具体的には、アルミニウム合金)の陽極酸化処理により得られる。陽極酸化層は、その表面に開口する複数の細孔を有している。陽極酸化層は、その内部にも空孔を有しており、一部の空孔は表面の細孔と繋がっている。なお、陽極酸化層が有するこのような構造は、公知である。
第1断熱膜C1は、陽極酸化層の細孔の開口を封じる封孔層を有してもよい。封孔層は、ケイ素系ポリマー溶液(ポリシロキサン溶液、ポリシラザン溶液等)の塗工・乾燥処理により得られる。ケイ素系ポリマーの一部は細孔内で硬化するため、封孔層と陽極酸化層は一体化している。そのため、これらの層の境界は、必ずしも明確とはならない。
第1断熱膜C1は、溶射層から構成されてもよい。溶射層は、多孔質セラミックスの溶射処理により得られる。溶射処理では、ジルコニア、アルミナ、チタニアといったセラミックスの粉末、または、サーメット、ムライト、コージライト、ステアタイトなどの複合セラミックスの粉末が、溶融状態で底面18に噴き付けられる。
2.2 第2断熱膜C2
第2断熱膜C2は、塗工層から構成される。塗工層は、多孔質セラミックスの焼成処理により得られる。焼成処理では、上述したセラミックスの粉末を含むスラリーが底面18に塗布され、その後、焼き固められる。
2.3 所定領域
図2に示すように、第1断熱膜C1は、底面18の外周部に形成されている。より具体的に、第1断熱膜C1は、隣り合う2つのポートの開口部の外縁と、底面18の外縁とで囲まれる領域に合計4箇所形成されている。これらの領域の形状は略銀杏形である。
一方、第2断熱膜C2は、底面18の中央部に形成されている。より具体的に、第2断熱膜C2は、第1孔38の開口部を囲む領域に形成されている。この領域は、第2孔40の開口部よりも第1孔38の開口部側に位置する。この領域の形状は略菱形である。図2に破線で描かれる仮想円VCは、第1孔38の開口部と中心を共有し、第1孔38と第2孔40の開口部の中心間距離を半径として描かれる仮想的な円である。第2断熱膜C2は、仮想円VCよりも内側の領域に形成されている。
3.第1断熱膜C1および第2断熱膜C2による効果
第1断熱膜C1を構成する陽極酸化層(または溶射層)は、底面18の母材よりも熱伝導率および単位体積当たりの熱容量において低い熱物性を有する。そのため、第1断熱膜C1によれば、底面18の外周部の温度を、燃焼室24内の作動ガスの温度に追従させることができる。したがって、第1断熱膜C1によれば、ディーゼルエンジン10の冷却損失の低減に寄与することができる。
一方、第2断熱膜C2を構成する塗工層は、底面18の母材よりも低く、且つ、第1断熱膜C1を構成する陽極酸化層よりも高い熱伝導率を有する。つまり、塗工層は、底面18の母材と陽極酸化層の中間の熱伝導率を有する。また、塗工層は、陽極酸化層よりも高い単位体積当たりの熱容量を有する。
図3は、陽極酸化層および塗工層の熱物性の一例を示した図である。図3に示すアルミナ(Al)および窒化ケイ素(Si)は、塗工層の一例に相当する。図3から理解されるように、窒化ケイ素およびアルミナの熱伝導率は、アルミニウム合金のそれよりも低く、且つ、陽極酸化層のそれよりも高い。また、窒化ケイ素およびアルミナの単位体積当たりの熱容量は、陽極酸化層のそれよりも高い。
塗工層の熱伝導率がアルミニウム合金のそれよりも低いということは、アルミニウム合金よりも塗工層の方が、燃焼室内で発生した熱エネルギを底面18に伝え難いということを意味する。したがって、第2断熱膜C2によれば、第2断熱膜C2を形成しない場合に比べて、ディーゼルエンジン10の冷却損失の低減に寄与することができる。
また、塗工層の熱伝導率が陽極酸化層のそれよりも高いということは、陽極酸化層よりも塗工層の方が燃焼室24燃焼室内で発生した熱エネルギを底面18に伝え易いということを意味する。加えて、塗工層の単位体積当たりの熱容量が陽極酸化層のそれよりも高いということは、陽極酸化層よりも塗工層の方が、燃焼室24燃焼室内で発生した熱エネルギを保持し易いことを意味する。したがって、第2断熱膜C2が形成されれば、第1断熱膜C1が形成される場合に比べて、膜形成領域(つまり、底面18の中央部)を高温に保つことが可能になる(保温効果)。
そして、この保温効果によれば、ディーゼルエンジン10の冷間始動時において次の効果が期待できる。すなわち、グロープラグの駆動により生じた熱エネルギの一部が第2断熱膜C2に奪われたとしても、底面18の中央部の周囲の作動ガスの温度が低下するのを抑えることができる(抑制効果)。また、インジェクタ28からの燃料噴霧を加温することも可能になる。よって、燃料噴霧の微粒化を促進することが可能になる。
また、この保温効果によれば、ディーゼルエンジン10の停止中において次の効果も期待できる。すなわち、燃焼室24内にはエンジンオイルに由来する酸性成分と、水蒸気とが存在する。そのため、仮に、ディーゼルエンジン10の停止中に水蒸気が凝縮し、酸性成分が凝縮水に溶解したときには、燃焼室24内の金属部品が腐食されるおそれがある。この点、保温効果によれば、膜形成領域に凝縮水が生じるのを他の領域よりも遅らせることもできる。よって、インジェクタが腐食されるのを抑えることもできる。
実施の形態2.
次に、図4乃至5を参照しながら本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と共通する構成の説明については適宜省略する。
1.内燃機関の構成
図4は、本発明の実施の形態2に係るディーゼルエンジンの断面模式図である。図4に示すディーゼルエンジン50の基本的な構成は、図1に示したディーゼルエンジン10の構成と同じである。
図1に示したディーゼルエンジン10と、ディーゼルエンジン50との相違点は、次のとおりである。すなわち、ディーゼルエンジン10では底面18にのみ第1断熱膜C1および第2断熱膜C2が形成されているのに対し、ディーゼルエンジン50では、これらの断熱膜が底面18に加えて頂面22にも形成されている。また、図1には圧縮上死点よりも進角側のクランク角におけるピストン16が描かれているのに対し、図4には圧縮上死点近傍のクランク角におけるピストン16が描かれている。また、図1とは異なり、図4においてはインジェクタ28から燃料が噴射されている。
図5は、ピストン16の斜視図である。図5に示すように、キャビティ26を除く頂面22の全域には、第1断熱膜C1が形成されている。第1断熱膜C1は、キャビティ26の中央部にも形成されている。一方、キャビティ26の外周部には、第2断熱膜C2が形成されている。この外周部は、圧縮上死点近傍のクランク角においてインジェクタ28から噴射された燃料の噴射範囲(図4参照)を含んでいる。
2.第1断熱膜C1および第2断熱膜C2による効果
既に説明したように、第1断熱膜C1の熱物性によれば、膜形成領域の温度を燃焼室24内の作動ガスの温度に追従させることができる。つまり、第1断熱膜C1によれば、底面18の外周部、頂面22の外周部、およびキャビティ26の中央部の温度を、燃焼室24内の作動ガスの温度に追従させることができる。
また、第2断熱膜C2の熱物性によれば、第1断熱膜C1が形成される場合に比べて、膜形成領域を高温に保つことが可能になる。つまり、第2断熱膜C2によれば、底面18の中央部、およびキャビティ26の外周部の周囲の作動ガスの温度が低下するのを抑えることができる。
以上のことから、ディーゼルエンジン50によれば、実施の形態1で述べた効果を高めることができる。
10、50 圧縮自着火式内燃機関
12 シリンダヘッド
16 ピストン
18 底面
22 頂面
24 燃焼室
26 キャビティ
28 インジェクタ
30 吸気ポート
34 排気ポート
38 第1孔
40 第2孔
C1 第1断熱膜
C2 第2断熱膜
VC 仮想円

Claims (1)

  1. 燃焼室の壁面を構成するシリンダヘッドの表面に断熱膜を備える圧縮自着火式内燃機関であって、
    前記シリンダヘッドは、吸気および排気ポートに相当する複数のポートと、インジェクタが取り付けられる第1孔と、グロープラグが取り付けられる第2孔と、を備え、
    前記ポートの開口部は、前記表面の外周部に位置し、
    前記第1孔の開口部は、前記表面の中央部に位置し、
    前記第2孔の開口部は、前記中央部、且つ、前記ポートの開口部のうちの隣り合う2つの間に位置し、
    前記断熱膜は、第1および第2断熱膜を含み、
    前記第1断熱膜は、前記シリンダヘッドの母材よりも低い熱伝導率と、前記母材よりも低い単位体積当たりの熱容量と、を有し、
    前記第2断熱膜は、前記母材よりも低い熱伝導率と、前記第1断熱膜よりも高い単位体積当たりの熱容量と、を有し、
    前記第1断熱膜が、前記外周部に位置する領域であって、前記ポートの開口部のうちの隣り合う2つの間の領域に形成され、
    前記第2断熱膜が、前記中央部に位置する領域であって、前記第1孔の開口部と中心を共有し、前記第1孔および第2孔の開口部の中心間距離を半径とする仮想円よりも内側の領域に形成される
    ことを特徴とする圧縮自着火式内燃機関。
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